JP2907148B2 - 強磁性トンネル効果膜を用いた磁気抵抗効果素子及びその製造方法 - Google Patents
強磁性トンネル効果膜を用いた磁気抵抗効果素子及びその製造方法Info
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Description
する強磁性トンネル効果膜を使用した磁気抵抗効果素子
及びその製造方法に関し、特に、磁気ヘッドや磁場セン
サなどに適した磁気抵抗効果素子及びその製造方法に関
する。
する磁気抵抗効果を利用した素子が、磁気記録装置に用
いられる磁気ヘッド、あるいは磁場センサなどに、用い
られるようになってきている。
気記録媒体での高記録密度化に伴い、記録媒体からの漏
れ磁場が小さくなっており、磁気抵抗効果素子の磁気抵
抗変化率を高めて磁気ヘッドの磁場感度を高めることが
要請されているともに、磁気記録媒体に対向する磁気抵
抗効果素子をさらに小型化する必要が生じている。ま
た、磁気抵抗効果素子を用いた磁気ヘッドでは、隣接す
る記録ビットからの磁場を遮蔽するための磁気シールド
間に磁気抵抗効果素子を挟んだ構造であるので、記録密
度が高くなって磁気媒体での記録ビット長が短くなると
きには磁気シールドの間隔を狭めることが望まれ、この
ため、磁気抵抗効果素子の総膜厚を薄くする必要があ
る。
ために、高い磁気抵抗変化率を有した磁気抵抗効果素子
の利用が要請されている。
強磁性体層/トンネルバリア層/下部強磁性体層という
多層構造を持つ磁気抵抗効果素子(強磁性トンネル効果
素子)が注目されている。トンネルバリアは、薄い絶縁
膜であって、トンネル効果によりスピンを保存しながら
電子が通過できるもののことである。また、強磁性トン
ネル効果は、トンネルバリア層を挟む1対の強磁性体層
間に電流を流す場合に、両方の強磁性体層の磁化の相対
角度に依存してトンネルバリアを流れるトンネル電流が
変化する現象である。この強磁性トンネル効果を用いた
磁気抵抗効果素子は、室温での磁気抵抗変化が大きいこ
とから、高感度の磁場センサデバイス材料として期待さ
れている(例えば、T. Miyazaki et al.; J. Magn. Mag
n. Mater., 139, L321(1995)など)。ここで上部強磁性
体層及び下部強磁性体層における「上部」及び「下部」
とは、磁気抵抗効果素子を形成するための基板との位置
関係を示す用語であり、一般に、基板に近い側が下部、
遠い側が上部である。
記録媒体に対する読み出し用の磁気ヘッドとして利用す
るためには、前述したように、磁気記録媒体に対向する
磁性層の面積を小さくする必要がある。この観点からす
ると、上部強磁性体層及び下部強磁性体層をそれぞれ電
極としても用いるのは、磁性層の面積が大きくなるので
適当でない(例えば、特開平5−63254号公報参
照)。
小さくする方法としては、図7に示すように、上部強磁
性体層/トンネルバリア層/下部強磁性体層からなる多
層構造を小型化し、上部強磁性体層及び下部強磁性体層
をそれぞれ上部電極及び下部電極を接触させ、電流を両
電極間に流すという方法が提案されている(例えば、特
開平4−103014号公報、米国特許第539006
1号明細書)。上部電極とは上部強磁性体層に対応する
電極のことであり、下部電極とは下部強磁性体層に対応
する電極である。
性トンネル効果素子)は、基板51の一表面上に下部電
極56をパターニングして設け、下部電極56上に下部
強磁性体層52を設け、その後、トンネルバリアを含む
非磁性体層53を全面に形成し、さらに、下部強磁性体
層52に対応するように上部強磁性体層54を非磁性体
層53上にパターニングして設け、上部電極57と上部
強磁性体層54との接触部分を除いて残りを絶縁層55
で覆い、上部電極57を設けることによって形成されて
いる。この強磁性トンネル効果素子では、基板51の表
面に、下から順に、下部電極56、下部強磁性体層5
2、トンネルバリアを含む非磁性体層53、上部強磁性
体層54及び上部電極57が配置されているという構造
を有しており、トンネルバリアを含む非磁性体層53
は、下部強磁性体層52、下部電極56及び基板51を
覆うように形成されている。
のために上述の図7に示すような構造とされた強磁性ト
ンネル効果素子では、下部強磁性体層と基板との間にパ
ターニングされた下部電極が形成されており、下部電極
には断線を防ぐために比較的厚い膜厚が必要であるから
下部電極の表面に凹凸が生じるのが避けられず、その凹
凸が上層部側に転写する。すなわち、この従来の強磁性
トンネル効果素子では、トンネルバリア/(両)強磁性
体層界面に凹凸が生じやすく、トンネルバリアにはピン
ホールが生じやすかった。
このピンホールによって、トンネル電流以外のリーク電
流が上部強磁性体層と下部強磁性体層の間を流れること
になる。リーク電流は強磁性体層での磁化の影響を受け
ないので、ピンホールによるリーク電流が存在すれば、
その分、磁気抵抗効果素子としての磁気抵抗変化率が低
下する。磁気抵抗変化率が大きな素子を得るためには、
トンネルバリアでのピンホールの発生を低減する必要が
あるが、上述のごとく、従来の強磁性トンネル効果素子
では、平坦性の良い下地上にトンネルバリアを形成する
ことが不可能なため、高い磁気抵抗変化率を持つ強磁性
トンネル効果素子を得ることは困難であった。
気ヘッドに応用した場合には、上部強磁性体層/トンネ
ルバリア層/下部強磁性体層からなる多層構造に、さら
に上部電極及び下部電極の膜厚を加わえた厚さが素子全
体の厚さを規定することになり、素子の薄型化及び小型
化を困難にしている。その結果、磁気ヘッドの1対の磁
気シールドの間隔を狭めることができず、最終的には、
磁気ディスク装置の高密度化が妨げられている。
体層界面を平坦化することによってトンネルバリアでの
ピンホールの発生が低減し、大きな磁気抵抗変化率を実
現でき、また従来よりも総膜厚を薄くすることができて
小型化できる、強磁性トンネル効果を用いた磁気抵抗効
果素子を提供することにある。
子は、少なくとも表面が電気絶縁性である基板と、基板
上に形成された下部強磁性体層と、上部強磁性体層と、
下部強磁性体層と上部強磁性体層に挟まれトンネルバリ
アを含む非磁性体層と、下部強磁性体層に接触する下部
電極と、上部強磁性体層に接触しかつ下部電極とは電気
的に絶縁されている上部電極と、からなる強磁性トンネ
ル効果膜を用いた磁気抵抗効果素子において、非磁性体
層と下部強磁性体層との接合領域の直下の領域において
基板に下部強磁性体層が直接接した構造を有し、下部強
磁性体層の表面のうち同一面において非磁性体層と下部
電極とが下部強磁性体層に接し、下部電極と下部強磁性
体層の接触領域及び上部電極と上部強磁性体層の接触領
域を規定する絶縁層が、下部強磁性体層、上部強磁性体
層及び非磁性体層に接するように設けられている。
としては、表面が平滑であるものを使用することが好ま
しい。
上述した本発明の磁気抵抗効果素子を製造するための方
法において、基板上に下部強磁性体層を設け、そのの
ち、下部電極との接触に用いられる露出部を下部強磁性
体層の表面に形成する工程を有する。またこの製造方法
においては、各接触領域を絶縁体によって規定する工程
を含むことが好ましく、さらに、各接触領域を絶縁体に
よって規定する工程ののちに、上部電極と下部電極とを
共通の成膜工程によって同一工程内で形成することが好
ましい。
ルバリア層/下部強磁性体層からなる多層構造が下部電
極を介在させることなく基板上に直接形成されるので、
基板表面に接して成膜された下部強磁性体層の上面に、
トンネルバリアを含む非磁性体層を接触させることがで
きる。下部強磁性体層の厚さを薄くできることにより基
板上に直接形成された下部強磁性体層の表面の平坦性は
良好であるので、トンネルバリア層と強磁性体層の界面
が平坦になる。これによって、トンネルバリアでのピン
ホールの発生が低減され、磁気抵抗変化率を高めた磁気
抵抗効果素子を作製することができる。
バリア層/下部強磁性体層からなる多層構造を上部電極
と下部電極とで挟み込んでいたので、電極のために電極
2層分の厚みを要する構造であったのに対し、本発明に
よれば、下部電極を下部強磁性体層の上面で下部強磁性
体層に接触させることができるため、上部電極1層分の
厚みの構造に収めることができる。したがって、本発明
では、従来の素子での下部電極の厚さの分だけ素子全体
の厚みを薄くすることができ、磁気抵抗効果素子の小型
化が図れる。
用いることにより、高性能磁気ヘッドおよび磁場センサ
を作製することができる。また、磁気抵抗効果素子の厚
みが薄くなっているので、磁気ヘッドの小型化が可能に
なり、磁気ヘッドでの磁気シールド間隔を狭めることが
でき、結果として、磁気ディスク装置の高記録密度化が
図れる。
て、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一
形態の磁気抵抗効果素子(強磁性トンネル効果素子)の
構成を示す断面図である。この磁気抵抗効果素子は、強
磁性トンネル効果を利用したものである。
下部強磁性体層2が形成されている。基板1としては、
例えばシリコンからなり表面に電気絶縁膜としての熱酸
化膜が形成され、かつ平滑な表面を有するものが使用さ
れる。下部強磁性体層2は所望の形状にパターニングさ
れて設けられており、基板1の上表面であって下部強磁
性体層2に接していない部分は、絶縁層5で覆われてい
る。そして、下部強磁性体層2の上面(基板1に接しな
い方の表面)には、トンネルバリアを含む非磁性体層3
及び上部強磁性体層4がこの順で、かつ下部強磁性体層
2の表面の一部を露出するように構成されている。下部
強磁性体層2のこの露出部分において、下部電極6と下
部強磁性体層2の表面が接触し、また、上部強磁性体層
4の上面において上部電極7と上部強磁性体層4の表面
とが接触している。また、下部電極6と上部電極7が電
気的に直接接触しないにようにするために絶縁層8が設
けられている。この絶縁層8は、下部強磁性体層2の上
面の一部(上述の露出表面の一部)に接して下部強磁性
体層2の上面での下部電極6の接触領域と非磁性体層3
や上部強磁性体層4の形成領域とを分離するとともに、
上部強磁性体層4の上表面の一部及び側面の一部と、ト
ンネルバリアを含む非磁性体層3の側面の一部に配置さ
れ、下部電極6と上部電極7を絶縁している。なお、下
部電極6及び上部電極7は、絶縁層5の上表面側に張り
出して形成されている。
た磁気ヘッドの立体構造を示す斜視図である。
トンネル効果素子)の作製方法について説明する。図3
(a)〜(c)は、作製方法の一例について順を追って説明す
る断面図である。
化シリコン層を形成した基板1上に、絶縁層5として、
厚さ210nmの二酸化シリコン膜をRF(高周波)ス
パッタ法により成膜した。そして、図3(a)に示すよう
に、絶縁層5を形成することになる二酸化シリコン膜に
対し、エッチングにより、基板1の表面が露出するよう
に穴20を開けた。
2、非磁性体層3及び上部強磁性体層4をリフトオフ法
により積層した。まず、下部強磁性体層2として鉄をD
C(直流)スパッタ法により、板温度200℃で厚さ1
00nmに成膜した。次に、下部強磁性体層2の上に、
アルミニウム膜を真空蒸着法により厚さ100nmで成
膜し、そののち大気中に曝すことなく酸素圧約27Pa
(200mtorr)の雰囲気中で10分間放置してア
ルミニウム膜表面を1〜2nm酸化させ、トンネルバリ
アを含む非磁性体層3を形成した。アルミニウム膜表面
の酸化膜が、トンネルバリアとなる。
層4として、鉄−コバルト合金(組成比1対1)をDC
スパッタ法により、基板温度は室温で100nmの厚さ
に積層した。そして、非磁性体層3および上部強磁性体
層4の一部をエッチングし、図3(b)に示すように、下
部強磁性体層2の表面の一部を露出させた。そののち、
絶縁層8として酸化シリコンを膜厚200nmでRFス
パッタ法により成膜し、エッチングによりパターニング
した。そして、下部電極6及び上部電極7として、膜厚
150nmの金をRFスパッタ法によって成膜し、引き
続きリフトオフ法によりパターニングし(図3(c))、
磁気抵抗効果素子を完成させた。
効果素子のヒステリシス曲線である。図示されるよう
に、下部強磁性体層2と上部強磁性体層4との間に保磁
力に差があることを示す二段型のループ曲線が得られて
いる。下部強磁性体層2の単層での保磁力が10Oeで
あり、上部強磁性体層4の単層での保磁力が40Oeで
ある。この二段型のループ曲線は、印加磁場Hが10O
e〜40Oeの範囲及び−10Oe〜−40Oeの範囲
では、下部強磁性体層2と上部強磁性体層4の磁化の向
きが反平行であることを示している。この他の印加磁場
の時には、両者の磁化の向きは平行である。強磁性トン
ネル効果素子においては、両磁性体層の磁化の向きが反
平行の時にはトンネル電流が流れにくくて抵抗は高くな
り、平行の時には抵抗は低くなる。
ける磁気抵抗曲線である。印加磁場Hが10Oe〜40
Oeの範囲及び−10Oe〜−40Oeの範囲で下部強
磁性体層2と上部強磁性体層4の磁化の向きが反平行に
なったことに対応して、これらの範囲では抵抗が高くな
り、磁気抵抗変化率ΔR/Rとして最大20%が得られ
ているのが分かる。
報、米国特許第5390061号明細書に示される従来
の磁気抵抗効果素子(強磁性トンネル効果素子)におけ
る磁気抵抗変化率ΔR/Rは最大5%であり、本実施の
形態の磁気抵抗効果素子の磁気抵抗変化率ΔR/Rはそ
れよりも高い。これは、基板上に直接、上部強磁性体層
/トンネルバリア層/下部強磁性体層からなる多層構造
を作製することで、トンネルバリア層と強磁性体層との
界面が平坦化し、トンネルバリアでのピンホールの発生
が低減されたことによる効果と考えられる。
Cスパッタ法で成膜し、非磁性体層をRFスパッタ法で
成膜したが、他の成膜方法、例えば真空蒸着法やCVD
法を用いて成膜を行っても、上述と同様の結果を得るこ
とができる。また、ここでは、絶縁層5→下部強磁性体
層2→トンネルバリアを含む非磁性体層3→上部強磁性
体層4→絶縁層8→下部電極6及び上部電極7という順
序で成膜を行ったが、他の順序、例えば下部強磁性体層
2→トンネルバリアを含む非磁性体層3→上部強磁性体
層4をまずこの順で成膜した後に、絶縁層5,8をまと
めて成膜した場合でも、上述と同様の結果を得ることが
できる。また、パターニングの方法としてはエッチング
とリフトオフを併用したが、上述の説明でエッチングと
記載したところでリフトオフを行い、逆にリフトオフと
記載したところでエッチングを行っても、上述と同様の
結果を得ることができる。
明する。ここでは、上述した実施の形態による磁気抵抗
変化率を高めた磁気抵抗効果素子(強磁性トンネル効果
素子)を使用して、磁気ヘッドを作製した例を説明す
る。図6は、この磁気ヘッドの構成を示す断面図であ
る。
0の両側に1対の磁気シールド9,11を配置し、さら
に、磁気シールド11の外側に、書き込み用磁気ポール
12と書き込み用磁気コイル13を配置してある。この
磁気ヘッドでは、磁気抵抗効果素子10に使用される電
極について、従来は電極2層分の厚みが必要であったの
に対し、ここでは1層分で十分になったために、磁気抵
抗効果素子10をそれだけ薄くすることができ、その結
果、磁気シールド9,10の間隔を狭めることが可能に
なり、より高記録密度での磁気記録に対応できることに
なった。
たが、本発明においては、強磁性体層の材料、トンネル
バリアの材料、非磁性体層の材料、絶縁層の材料など
は、上述の実施の形態に記載されたものに限定されるこ
とはない。また、上述の磁気抵抗効果素子を用いて、磁
場感度の良い磁気センサも作製することもできた。
層を介在させることなく、上部強磁性体層/トンネルバ
リア層/下部強磁性体層からなる多層構造を基板上に直
接形成することにより、トンネルバリアを含む非磁性体
層が、基板表面に接して成膜され表面の平坦性が良好で
ある下部強磁性体層の上面に接触することになるので、
トンネルバリア層と強磁性体層の界面が平坦になり、ト
ンネルバリアでのピンホールの発生が低減され、磁気抵
抗変化率が高められ小型化された磁気抵抗効果素子を作
製することができるようになるという効果がある。ま
た、磁気抵抗変化率の高い磁気抵抗効果素子を含む磁気
ヘッドおよび磁気センサを作製することができる。さら
に、この磁気抵抗効果素子は素子全体の膜厚を薄くする
ことができるため、磁気ヘッドに応用した際に磁気ヘッ
ドの磁気シールドの間隔を狭めることができ、磁気ディ
スク装置の高密度化が図れる。
成を示す斜視断面図である。
ドの立体構成を示す斜視図である。
製方法を説明する断面図である。
ス曲線を示すグラフである。
示すグラフである。
す断面図である。
果素子の構成を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも表面が電気絶縁性である基板
と、前記基板上に形成された下部強磁性体層と、上部強
磁性体層と、前記下部強磁性体層と前記上部強磁性体層
に挟まれトンネルバリアを含む非磁性体層と、前記下部
強磁性体層に接触する下部電極と、前記上部強磁性体層
に接触しかつ前記下部電極とは電気的に絶縁されている
上部電極と、からなる強磁性トンネル効果膜を用いた磁
気抵抗効果素子において、 前記非磁性体層と前記下部強磁性体層との接合領域の直
下の領域において前記基板に前記下部強磁性体層が直接
接した構造を有し、 前記下部強磁性体層の表面のうち同一面において前記非
磁性体層と前記下部電極とが前記下部強磁性体層に接
し、 前記下部電極と前記下部強磁性体層の接触領域及び前記
上部電極と前記上部強磁性体層の接触領域を規定する絶
縁層が、前記下部強磁性体層、前記上部強磁性体層及び
前記非磁性体層に接するように設けられている ことを特
徴とする磁気抵抗効果素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の磁気抵抗効果素子を製
造する製造方法において、前記基板上に前記下部強磁性
体層を設け、そののち、前記下部電極との接触に用いら
れる露出部を前記下部強磁性体層の表面に形成する工程
を有することを特徴とする磁気抵抗効果素子の製造方
法。 - 【請求項3】 前記各接触領域を絶縁体によって規定す
る工程を含む請求項2に記載の磁気抵抗効果素子の製造
方法。 - 【請求項4】 前記各接触領域を絶縁体によって規定す
る工程ののちに、前記上部電極と前記下部電極とを共通
の成膜工程によって同一工程内で形成する、請求項3に
記載の磁気抵抗効果素子の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の磁気抵抗効果素子を用
いた磁気ヘッド。 - 【請求項6】 請求項1に記載の磁気抵抗効果素子を用
いた磁場センサ。
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