JP2907104B2 - 時間ダイバーシティ通信方法及び通信装置 - Google Patents
時間ダイバーシティ通信方法及び通信装置Info
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- JP2907104B2 JP2907104B2 JP8071906A JP7190696A JP2907104B2 JP 2907104 B2 JP2907104 B2 JP 2907104B2 JP 8071906 A JP8071906 A JP 8071906A JP 7190696 A JP7190696 A JP 7190696A JP 2907104 B2 JP2907104 B2 JP 2907104B2
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- signal
- output
- data
- bits
- digital signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0056—Systems characterized by the type of code used
- H04L1/0071—Use of interleaving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時間ダイバーシティ
通信方式、特に、シャドーイングその他の原因によりデ
ータ系列の欠落や誤りが発生するデジタル移動通信にお
いて、伝送特性の改善を図るために用いるダイバーシテ
ィ通信方法およびその装置に関する。
通信方式、特に、シャドーイングその他の原因によりデ
ータ系列の欠落や誤りが発生するデジタル移動通信にお
いて、伝送特性の改善を図るために用いるダイバーシテ
ィ通信方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイバーシティ通信方法は、互いに受信
信号レベルの変動の相関が低い複数の通信路を設定し、
これらの出力を選択あるいは合成することにより、伝送
特性の改善を図る通信方式である。従来の時間ダイバー
シティ通信方式の一例が特公昭63−37540号公報
に記載されている。図9はこの公報に記載されている時
間ダイバーシティ通信方式の概要を示すブロック図であ
る。また、図10は、送受信信号の時間割当てを示した
図である。データ系列90を{ai }(i は整数)、符
号器41の出力データ系列91を{bj }(j は整
数)、受信装置から出力される受信データ系列92を
{ci }と表現する。{ai }はクロック周波数foの
データ系列であり、{bj }のクロック周波数2fo で
ある。{ai }は次のように{bj }へ符号化される。
{bj }の偶数タイムスロット{b2j}には、そのとき
入力されているデータ{ai }がそのまま割当られる。
即ちb2i=ai とする。一方、{bj }の奇数タイムス
ロット{b2i-1}にはnビット遅延データ{ai-n }が
割当てられる。即ちb2i-1=ai-n とする。以上のよう
にa1 はb2 及びb2n+1のnビット間隔を置いた2つの
タイムスロットに割当て挿入され、b2n+1の両隣り
b2n,b2n+2にはそれぞれan ,an+1 が割当てられ、
遅延なしと遅延ありのデータが交互に送信される(以
後、「インターレース信号」と称する)。
信号レベルの変動の相関が低い複数の通信路を設定し、
これらの出力を選択あるいは合成することにより、伝送
特性の改善を図る通信方式である。従来の時間ダイバー
シティ通信方式の一例が特公昭63−37540号公報
に記載されている。図9はこの公報に記載されている時
間ダイバーシティ通信方式の概要を示すブロック図であ
る。また、図10は、送受信信号の時間割当てを示した
図である。データ系列90を{ai }(i は整数)、符
号器41の出力データ系列91を{bj }(j は整
数)、受信装置から出力される受信データ系列92を
{ci }と表現する。{ai }はクロック周波数foの
データ系列であり、{bj }のクロック周波数2fo で
ある。{ai }は次のように{bj }へ符号化される。
{bj }の偶数タイムスロット{b2j}には、そのとき
入力されているデータ{ai }がそのまま割当られる。
即ちb2i=ai とする。一方、{bj }の奇数タイムス
ロット{b2i-1}にはnビット遅延データ{ai-n }が
割当てられる。即ちb2i-1=ai-n とする。以上のよう
にa1 はb2 及びb2n+1のnビット間隔を置いた2つの
タイムスロットに割当て挿入され、b2n+1の両隣り
b2n,b2n+2にはそれぞれan ,an+1 が割当てられ、
遅延なしと遅延ありのデータが交互に送信される(以
後、「インターレース信号」と称する)。
【0003】ここで、前記図9の従来技術を説明する。
入力端子40から入力された送信信号は符号器41で符
号化された後、変調器42でPSK等の変調を受け、電
力増幅器43で所要送信電力まで増幅され、送信アンテ
ナ44から送出される。受信アンテナ45で受信された
電波は受信機46で検波され展開回路48及びクロック
再生回路47に入力される。展開回路48では、インタ
ーレース信号から各タイムスロットに割当てられたN個
のデータを取り出し、合成回路49に出力する。合成回
路49は、各タイムスロットにおける受信レベルに応じ
た合成係数を合成制御回路50から受け取り、2個のデ
ータを合成し合成信号を出力する。合成信号は識別判定
回路51で識別判定され、復調信号を出力端子52に出
力する。
入力端子40から入力された送信信号は符号器41で符
号化された後、変調器42でPSK等の変調を受け、電
力増幅器43で所要送信電力まで増幅され、送信アンテ
ナ44から送出される。受信アンテナ45で受信された
電波は受信機46で検波され展開回路48及びクロック
再生回路47に入力される。展開回路48では、インタ
ーレース信号から各タイムスロットに割当てられたN個
のデータを取り出し、合成回路49に出力する。合成回
路49は、各タイムスロットにおける受信レベルに応じ
た合成係数を合成制御回路50から受け取り、2個のデ
ータを合成し合成信号を出力する。合成信号は識別判定
回路51で識別判定され、復調信号を出力端子52に出
力する。
【0004】図11は符号器41の一構成例である。入
力端子60から入力された送信データ{ai }は、nビ
ットシフトレジスタ61を通したものと、そのままのデ
ータがセレクタ62へ入力される。シフトレジスタ61
はクロック周波数foでシフトされ、セレクタ62は2
foで入力信号を順次切り替え、インターレース信号
{bj }として出力端子64から送出される。なお、送
信データと高速クロックの同期をとるために、2分周回
路63において入力端子65から入力されるクロック周
波数2foを2分周し、送信クロックfoを出力端子6
6に出力している。
力端子60から入力された送信データ{ai }は、nビ
ットシフトレジスタ61を通したものと、そのままのデ
ータがセレクタ62へ入力される。シフトレジスタ61
はクロック周波数foでシフトされ、セレクタ62は2
foで入力信号を順次切り替え、インターレース信号
{bj }として出力端子64から送出される。なお、送
信データと高速クロックの同期をとるために、2分周回
路63において入力端子65から入力されるクロック周
波数2foを2分周し、送信クロックfoを出力端子6
6に出力している。
【0005】図12は、図9の展開回路48、合成回路
49、合成制御回路50の構成例である。受信機46か
ら入力端子79に入力された受信レベルを示す受信レベ
ル信号はデータのnビット分に相当する遅延時間をもつ
遅延回路76により、前記インターレース信号に対応す
る2個の受信レベル信号として合成制御信号発生回路7
5に加えられる。合成制御信号発生回路75は予め定め
られたアルコリズムに従って受信レベルに応じた合成係
数を求め、合成制御信号81として合成回路49に出力
する。一方、受信機検波出力は受信信号入力端子78か
ら入力され、該信号とnビットシフトレジスタ71を介
して遅延した信号が2個の入力端子を持つ組合せ検出回
路72及び合成回路49に加えられる。
49、合成制御回路50の構成例である。受信機46か
ら入力端子79に入力された受信レベルを示す受信レベ
ル信号はデータのnビット分に相当する遅延時間をもつ
遅延回路76により、前記インターレース信号に対応す
る2個の受信レベル信号として合成制御信号発生回路7
5に加えられる。合成制御信号発生回路75は予め定め
られたアルコリズムに従って受信レベルに応じた合成係
数を求め、合成制御信号81として合成回路49に出力
する。一方、受信機検波出力は受信信号入力端子78か
ら入力され、該信号とnビットシフトレジスタ71を介
して遅延した信号が2個の入力端子を持つ組合せ検出回
路72及び合成回路49に加えられる。
【0006】組合せ検出回路72では、偶数、奇数のタ
イムスロットの組合せのうち、正しい組合せを検出し、
このタイミングを示すリセット信号を発生し、再生クロ
ック2foを1/2に分周する2分周回路74に出力す
る。2分周回路74はこのリセットタイミングを用いて
入力端子70から入力された再生クロック2foを2分
周し、合成回路出力信号に同期した受信クロック82を
合成回路49及び出力端子77に出力する。合成回路4
9は受信クロックタイミングにおいて、2個の受信信号
を合成制御信号81に基づき合成して、合成回路出力信
号83を出力端子80に出力する。上記の説明から分か
るように、この図の回路は2個のタイムスロットにおい
てインターレース送信された信号を各々の受信レベルに
応じて合成するので、合成出力信号は合成する前のいず
れの信号よりも低い符号誤り率を持つことが期待でき
る。
イムスロットの組合せのうち、正しい組合せを検出し、
このタイミングを示すリセット信号を発生し、再生クロ
ック2foを1/2に分周する2分周回路74に出力す
る。2分周回路74はこのリセットタイミングを用いて
入力端子70から入力された再生クロック2foを2分
周し、合成回路出力信号に同期した受信クロック82を
合成回路49及び出力端子77に出力する。合成回路4
9は受信クロックタイミングにおいて、2個の受信信号
を合成制御信号81に基づき合成して、合成回路出力信
号83を出力端子80に出力する。上記の説明から分か
るように、この図の回路は2個のタイムスロットにおい
てインターレース送信された信号を各々の受信レベルに
応じて合成するので、合成出力信号は合成する前のいず
れの信号よりも低い符号誤り率を持つことが期待でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した時間ダイバー
シティ通信方式は、受信機からの受信状態を受信レベル
により判断するもので、受信レベルの高い方の復調デー
タを活用し、受信データの合成を行うものであるが、受
信データの正誤は必ずしも受信レベルのみで決定される
ものではなく、最大受信レベルのデータを選択したとし
ても良好な通信を実現し得るとは限らない。また、障害
物で電波が遮断された等の原因により、クロック再生回
路のクロック同期が外れビットずれを生じ再同期するま
での間、復合データのその後の処理の安定性に問題が生
じていた。さらに、受信装置の非同期状態から同期状態
への復帰までの間、復号データの欠落が生じてしまうと
いう問題もあった。
シティ通信方式は、受信機からの受信状態を受信レベル
により判断するもので、受信レベルの高い方の復調デー
タを活用し、受信データの合成を行うものであるが、受
信データの正誤は必ずしも受信レベルのみで決定される
ものではなく、最大受信レベルのデータを選択したとし
ても良好な通信を実現し得るとは限らない。また、障害
物で電波が遮断された等の原因により、クロック再生回
路のクロック同期が外れビットずれを生じ再同期するま
での間、復合データのその後の処理の安定性に問題が生
じていた。さらに、受信装置の非同期状態から同期状態
への復帰までの間、復号データの欠落が生じてしまうと
いう問題もあった。
【0008】本発明は、受信復号データの有効性を常に
判定監視することでインターレース信号から分離した遅
延ありと遅延なしのデータの正しい方のデータを選択し
得る信頼性の高いダイバーシティ通信を可能とする時間
ダイバーシティ通信方法及びその装置を提供することを
目的とするものである。また、本発明はインターレース
信号から分離した前記データの一致率により同期状態を
監視し非同期時に速やかに同期状態に引き込みを行い、
また同期状態においても同期はずれを常に監視する時間
ダイバーシティ通信方法及びその装置を提供することを
目的とするものである。更に、本発明とシャドーイング
等による電波の瞬断、その他の原因によりクロック同期
がはずれビットずれが生じてもこれを吸収でき、また、
データの瞬断やデータの不正があっても復号データに欠
落を発生させることが少なく、更に、正しいデータへの
切替までに不正なデータの発生を防止できる時間ダイバ
ーシティ通信方法及びその装置を提供することを目的と
するものである。
判定監視することでインターレース信号から分離した遅
延ありと遅延なしのデータの正しい方のデータを選択し
得る信頼性の高いダイバーシティ通信を可能とする時間
ダイバーシティ通信方法及びその装置を提供することを
目的とするものである。また、本発明はインターレース
信号から分離した前記データの一致率により同期状態を
監視し非同期時に速やかに同期状態に引き込みを行い、
また同期状態においても同期はずれを常に監視する時間
ダイバーシティ通信方法及びその装置を提供することを
目的とするものである。更に、本発明とシャドーイング
等による電波の瞬断、その他の原因によりクロック同期
がはずれビットずれが生じてもこれを吸収でき、また、
データの瞬断やデータの不正があっても復号データに欠
落を発生させることが少なく、更に、正しいデータへの
切替までに不正なデータの発生を防止できる時間ダイバ
ーシティ通信方法及びその装置を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の時間ダイバーシ
ティ通信方法は、送信側において、入力デジタル信号を
nビット単位で現デジタル信号と過去のデジタル信号と
をインターレース信号に符号化し、さらにユニークワー
ドを付加した後、インターリーブを施して送信し、受信
側においては、復調信号の前記ユニークワードに基づき
デインターリーブした後、前記インターレースデジタル
信号をm(m<n)ビット単位でビット列の有効性を判
定し、その判定結果に基づき有効ビットを選択して受信
デジタル信号を出力することを特徴としている。
ティ通信方法は、送信側において、入力デジタル信号を
nビット単位で現デジタル信号と過去のデジタル信号と
をインターレース信号に符号化し、さらにユニークワー
ドを付加した後、インターリーブを施して送信し、受信
側においては、復調信号の前記ユニークワードに基づき
デインターリーブした後、前記インターレースデジタル
信号をm(m<n)ビット単位でビット列の有効性を判
定し、その判定結果に基づき有効ビットを選択して受信
デジタル信号を出力することを特徴としている。
【0010】また、本発明の時間ダイバーシティ通信装
置は、前記時間ダイバーシティ通信方法を用いる通信装
置であって、入力デジタル信号をnビット単位で現デジ
タル信号と過去のデジタル信号とをインターレース信号
に符号化する手段と、前記インターレース信号に、mビ
ット単位でk個の冗長ビットを付加し、かつ(m+k)
×jビットのブロック単位でユニークワードを付加する
手段と、さらに(m+k)×jビット単位でインターリ
ーブを施こす手段とを備える送信装置と、受信した復調
信号の前記ユニークワードを検出する手段と、(m+
k)×jビット単位でデインターリーブを施す手段と、
前記冗長ビットを利用して前記インターレース信号の有
効性を判定する手段とを備える受信装置とで構成される
ことを特徴とする。
置は、前記時間ダイバーシティ通信方法を用いる通信装
置であって、入力デジタル信号をnビット単位で現デジ
タル信号と過去のデジタル信号とをインターレース信号
に符号化する手段と、前記インターレース信号に、mビ
ット単位でk個の冗長ビットを付加し、かつ(m+k)
×jビットのブロック単位でユニークワードを付加する
手段と、さらに(m+k)×jビット単位でインターリ
ーブを施こす手段とを備える送信装置と、受信した復調
信号の前記ユニークワードを検出する手段と、(m+
k)×jビット単位でデインターリーブを施す手段と、
前記冗長ビットを利用して前記インターレース信号の有
効性を判定する手段とを備える受信装置とで構成される
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の時間ダイバーシティ
通信方式の一実施形態のブロック構成図である。本発明
における送受信信号の時間割当てとして従来例のものと
同様のものを例として説明する。即ち、送信の符号化に
ついて、図10に示したように入力データ系列90を
{ai }(i は整数)、符号器41の出力データ系列9
1を{bj }(j は整数)、受信装置から出力されるデ
ータ系列92を{ci }し、{ai }はクロック周波数
foのデータ系列であり、{bi }のクロック周波数は
2foとする。{bj }の偶数タイムスロット{b2j}
には、そのとき入力されているデータ{ai }がそのま
ま割当てられる。すなわちb2i=ai とする。一方、
{bj }の奇数タイムスロット{b2i-1}にはnビット
遅延データ{ai-n }が割当てられる。即ちb2i-1=a
i-n とする。以上のようにa1 はb2 及びb2n+1のタイ
ムスロットに割当てられ、b2n+1の両隣りb2n,b2n+2
にはそれぞれan ,an+1 が割当てられ、遅延なしと遅
延ありのデータが交互に送信される。このような符号化
のための符号器41の構成は図11に示したものが利用
できる。
参照して説明する。図1は本発明の時間ダイバーシティ
通信方式の一実施形態のブロック構成図である。本発明
における送受信信号の時間割当てとして従来例のものと
同様のものを例として説明する。即ち、送信の符号化に
ついて、図10に示したように入力データ系列90を
{ai }(i は整数)、符号器41の出力データ系列9
1を{bj }(j は整数)、受信装置から出力されるデ
ータ系列92を{ci }し、{ai }はクロック周波数
foのデータ系列であり、{bi }のクロック周波数は
2foとする。{bj }の偶数タイムスロット{b2j}
には、そのとき入力されているデータ{ai }がそのま
ま割当てられる。すなわちb2i=ai とする。一方、
{bj }の奇数タイムスロット{b2i-1}にはnビット
遅延データ{ai-n }が割当てられる。即ちb2i-1=a
i-n とする。以上のようにa1 はb2 及びb2n+1のタイ
ムスロットに割当てられ、b2n+1の両隣りb2n,b2n+2
にはそれぞれan ,an+1 が割当てられ、遅延なしと遅
延ありのデータが交互に送信される。このような符号化
のための符号器41の構成は図11に示したものが利用
できる。
【0012】まず、図1の送信側の構成および動作につ
いて説明する。入力端子10から入力された送信信号は
発振器23の発振信号に基づいて符号器41で符号化さ
れた後、伝送路符号器11に入力される。伝送路符号器
11においては、図5(a)に示すように前記インター
レース信号{bj }をmビット毎に分割し、mビット毎
に冗長ビット{pi }をk個付加していくような符号化
が行われ、インターリーバ26に入力される。(m+
k)個のブロックにおいて、最初のビットは遅延なし
で、遅延なしとありの組が(m+k)個の中に整数個納
まるように符号化される。インターリーバ26において
は、図5(b)に示すように、伝送路符号器で符号化さ
れた(m+k)個の符号語をj個並べ、ビット列が並べ
替えられ、図5(c)に示すように、インターリーブの
ブロック単位にユニークワード(UW)を付加した系列
が出力される。インターリーバ26の出力は変調器12
でPSK等の変調を受け、電力増幅器43で所要送信電
力にまで増幅され、送信アンテナ44から送出される。
いて説明する。入力端子10から入力された送信信号は
発振器23の発振信号に基づいて符号器41で符号化さ
れた後、伝送路符号器11に入力される。伝送路符号器
11においては、図5(a)に示すように前記インター
レース信号{bj }をmビット毎に分割し、mビット毎
に冗長ビット{pi }をk個付加していくような符号化
が行われ、インターリーバ26に入力される。(m+
k)個のブロックにおいて、最初のビットは遅延なし
で、遅延なしとありの組が(m+k)個の中に整数個納
まるように符号化される。インターリーバ26において
は、図5(b)に示すように、伝送路符号器で符号化さ
れた(m+k)個の符号語をj個並べ、ビット列が並べ
替えられ、図5(c)に示すように、インターリーブの
ブロック単位にユニークワード(UW)を付加した系列
が出力される。インターリーバ26の出力は変調器12
でPSK等の変調を受け、電力増幅器43で所要送信電
力にまで増幅され、送信アンテナ44から送出される。
【0013】次に、受信側の構成および動作について説
明する。受信アンテナ45で受信された変調波は低雑音
増幅器13で増幅され復調器14で復調される。復調器
14にて、再生されたクロックk2 foは、復調データ
系列をバッファ16に格納するのに使用される。発振器
22の発振周波数2fo′によりPLL回路113で生
成されたクロックk2 fo′でバッファ16に格納され
たデータを読み出し、デインタリーバ17に出力され
る。デインタリーブを正しく行うために、バッファ16
から読み出されたデータ列の(m+k)×j個毎に付加
されたユニークワードをUW検出器111で検出してい
る。さらにUW検出器111は、ユニークワードを連続
r回(r=≧2)検出することでユニークワード同期確
立と見なし、同期確立後ユニークワードが連続s回(s
≧2)検出できない時にユニークワード非同期と見なす
機能を有している。そこでUW検出器111でユニーク
ワード同期と判定されると周期毎に出力されるUW位置
パルス信号1とUW同期信号は位相制御回路112に出
力される。
明する。受信アンテナ45で受信された変調波は低雑音
増幅器13で増幅され復調器14で復調される。復調器
14にて、再生されたクロックk2 foは、復調データ
系列をバッファ16に格納するのに使用される。発振器
22の発振周波数2fo′によりPLL回路113で生
成されたクロックk2 fo′でバッファ16に格納され
たデータを読み出し、デインタリーバ17に出力され
る。デインタリーブを正しく行うために、バッファ16
から読み出されたデータ列の(m+k)×j個毎に付加
されたユニークワードをUW検出器111で検出してい
る。さらにUW検出器111は、ユニークワードを連続
r回(r=≧2)検出することでユニークワード同期確
立と見なし、同期確立後ユニークワードが連続s回(s
≧2)検出できない時にユニークワード非同期と見なす
機能を有している。そこでUW検出器111でユニーク
ワード同期と判定されると周期毎に出力されるUW位置
パルス信号1とUW同期信号は位相制御回路112に出
力される。
【0014】図2は位相制御回路112の内部構成を示
す図である。UW周期カウンタ124は、リセット信号
1が入力されない限り、ユニークワード周期でカウント
動作を行い、UW位置パルス信号2を出力する。UW同
期信号がユニークワード非同期となると、位相同期判定
回路125は、UW位置パルス信号1とUW位置パルス
信号2にずれが生じたと確認し、次にユニークワード同
期が確立するまで待機し、位相同期信号が“非同期”で
あることを知らせる。しばらくして、ユニークワード同
期が確立すると、位相差測定器126は、図6に示すよ
うに、UW位置パルス信号2を基準として、UW位置パ
ルス信号1がどの位進んでいるか又は遅れているかを測
定し、小さい値を出力する(図6(a)では位相差1の
値を出力する)。位相差測定器126が位相情報を出力
すると同時に、位相同期判定回路125はユニークワー
ド非同期からユニークワード同期となり、かつ位相同期
信号が“非同期”であるときの1回に限りロード信号を
出力する。
す図である。UW周期カウンタ124は、リセット信号
1が入力されない限り、ユニークワード周期でカウント
動作を行い、UW位置パルス信号2を出力する。UW同
期信号がユニークワード非同期となると、位相同期判定
回路125は、UW位置パルス信号1とUW位置パルス
信号2にずれが生じたと確認し、次にユニークワード同
期が確立するまで待機し、位相同期信号が“非同期”で
あることを知らせる。しばらくして、ユニークワード同
期が確立すると、位相差測定器126は、図6に示すよ
うに、UW位置パルス信号2を基準として、UW位置パ
ルス信号1がどの位進んでいるか又は遅れているかを測
定し、小さい値を出力する(図6(a)では位相差1の
値を出力する)。位相差測定器126が位相情報を出力
すると同時に、位相同期判定回路125はユニークワー
ド非同期からユニークワード同期となり、かつ位相同期
信号が“非同期”であるときの1回に限りロード信号を
出力する。
【0015】図3はバッファ16の内部構成を示す図で
ある。復調器14からの受信復調信号を書き込みアドレ
スカウンタ120により再生クロックでメモリ121に
格納する。また、位相制御回路112から出力された位
相情報とロード信号はバッファ16に入力される。読み
出しアドレスカウンタ122の現在のアドレス値と位相
情報が加算器123で加えられ、演算結果がロード信号
により読み出しアドレスカウンタ122に格納される。
この操作により、ユニークワード同期は、いったんユニ
ークワード非同期となり、再びユニークワード同期とな
る。位相同期判定回路125は、UW位置パルス信号1
がUW位置パルス信号2と一致することを確認し(図6
(b)の状態)、位相同期信号が同期であることを知ら
せる。
ある。復調器14からの受信復調信号を書き込みアドレ
スカウンタ120により再生クロックでメモリ121に
格納する。また、位相制御回路112から出力された位
相情報とロード信号はバッファ16に入力される。読み
出しアドレスカウンタ122の現在のアドレス値と位相
情報が加算器123で加えられ、演算結果がロード信号
により読み出しアドレスカウンタ122に格納される。
この操作により、ユニークワード同期は、いったんユニ
ークワード非同期となり、再びユニークワード同期とな
る。位相同期判定回路125は、UW位置パルス信号1
がUW位置パルス信号2と一致することを確認し(図6
(b)の状態)、位相同期信号が同期であることを知ら
せる。
【0016】デインターリーバ17は、UW位置パルス
信号2に基づいて、インターリーブと逆の操作が施され
図5(a)に示す系列を得る。伝送路符号器15は、デ
インターリーバ17の出力データ列について、前記冗長
ビットを用いた誤り訂正を行って復号データを出力する
と共に、誤り訂正処理過程で、図5(d)に示すように
mビット毎にそのデータが正しいデータかどうかを判定
した有効・無効の判定信号(以下、有効ゲート信号とい
う。)を出力する。尚、デインターリーバ17からの出
力データ列の(m+k)個毎の切り分けは、UW位置パ
ルス信号2のタイミングによって行われる。さらに伝送
路復号器15は、k1 fo′クロックで入力されたデー
タに対して、冗長ビットを取り除いたデータ速度2f
o′クロック(2fo′<k1fo′)で出力される。k
1 fo′クロックは発振器22の発振周波数2fo′に
よりPLL回路114で生成されたものである。
信号2に基づいて、インターリーブと逆の操作が施され
図5(a)に示す系列を得る。伝送路符号器15は、デ
インターリーバ17の出力データ列について、前記冗長
ビットを用いた誤り訂正を行って復号データを出力する
と共に、誤り訂正処理過程で、図5(d)に示すように
mビット毎にそのデータが正しいデータかどうかを判定
した有効・無効の判定信号(以下、有効ゲート信号とい
う。)を出力する。尚、デインターリーバ17からの出
力データ列の(m+k)個毎の切り分けは、UW位置パ
ルス信号2のタイミングによって行われる。さらに伝送
路復号器15は、k1 fo′クロックで入力されたデー
タに対して、冗長ビットを取り除いたデータ速度2f
o′クロック(2fo′<k1fo′)で出力される。k
1 fo′クロックは発振器22の発振周波数2fo′に
よりPLL回路114で生成されたものである。
【0017】伝送路復号器15の出力データは、伝送路
復号器15で生成した情報ビットmと冗長ビットkの分
離タイミングを利用して、直並列変換器24により、各
々2fo′クロックのデータ速度に分離される。(m+
k)個ブロック(直並列変換器24への入力データは冗
長ビットが取り除かれm個になっている)の最初のビッ
トは遅延なしとわかっているので、遅延なしのデータ列
はシフトレジスタ20へ出力し、遅延ありのデータ列は
シフトレジスタ31へ出力する。また、伝送路復号器1
5の出力である有効ゲート信号は、直並列変換器25に
より、遅延なしデータ列に対応する有効ゲート信号はシ
フトレジスタ21への入力、遅延ありデータ列に対応す
る有効ゲート信号は一致度判定回路28の入力となるよ
うに分離される。
復号器15で生成した情報ビットmと冗長ビットkの分
離タイミングを利用して、直並列変換器24により、各
々2fo′クロックのデータ速度に分離される。(m+
k)個ブロック(直並列変換器24への入力データは冗
長ビットが取り除かれm個になっている)の最初のビッ
トは遅延なしとわかっているので、遅延なしのデータ列
はシフトレジスタ20へ出力し、遅延ありのデータ列は
シフトレジスタ31へ出力する。また、伝送路復号器1
5の出力である有効ゲート信号は、直並列変換器25に
より、遅延なしデータ列に対応する有効ゲート信号はシ
フトレジスタ21への入力、遅延ありデータ列に対応す
る有効ゲート信号は一致度判定回路28の入力となるよ
うに分離される。
【0018】シフトレジスタ30,31はベータビット
分の遅延をデータに与えるものであり、シフトレジスタ
20の出力と直並列変換された遅延ありデータ列を受信
クロックfo′により入力し、セレクタ33にインター
レース信号中の前記遅延なしと遅延ありのデータである
“a”,“b”を遅延して送出する。セレクタ33は、
シフトレジスタ30,31の出力“a”,“b”の一方
を選択するように切替えを行うもので、出力端子34に
図10の92の信号列{ci }のような復元された復調
出力データを送出する。
分の遅延をデータに与えるものであり、シフトレジスタ
20の出力と直並列変換された遅延ありデータ列を受信
クロックfo′により入力し、セレクタ33にインター
レース信号中の前記遅延なしと遅延ありのデータである
“a”,“b”を遅延して送出する。セレクタ33は、
シフトレジスタ30,31の出力“a”,“b”の一方
を選択するように切替えを行うもので、出力端子34に
図10の92の信号列{ci }のような復元された復調
出力データを送出する。
【0019】以上の構成において、直並列変換器24の
出力である遅延なしと遅延ありの2つのデータは遅延な
し側のデータをシフトレジスタ20によってnビット遅
延させているので、シフトレジスタ20の出力データ
“a”と直並列変換器24の片方の出力データ“b”
(このビットの組を(a,b)と書く)は、全く同一に
なるはずである。シフトレジスタ20の出力データ
“a”と直並列変換器24の片方の出力データ“b”に
は、それぞれシフトレジスタ21の出力“c”と直並列
変換器25の片方の出力の有効ゲート信号“d”が対応
し(このビットの組を(c,d)と書く)、該“c”,
“d”が前記“a”,“b”の有効・無効を表してい
る。これは復号ビット“a”が正しいかどうかの判定が
“c”で示され、復号ビット“b”が正しいかどうかが
“d”で示されているからである。
出力である遅延なしと遅延ありの2つのデータは遅延な
し側のデータをシフトレジスタ20によってnビット遅
延させているので、シフトレジスタ20の出力データ
“a”と直並列変換器24の片方の出力データ“b”
(このビットの組を(a,b)と書く)は、全く同一に
なるはずである。シフトレジスタ20の出力データ
“a”と直並列変換器24の片方の出力データ“b”に
は、それぞれシフトレジスタ21の出力“c”と直並列
変換器25の片方の出力の有効ゲート信号“d”が対応
し(このビットの組を(c,d)と書く)、該“c”,
“d”が前記“a”,“b”の有効・無効を表してい
る。これは復号ビット“a”が正しいかどうかの判定が
“c”で示され、復号ビット“b”が正しいかどうかが
“d”で示されているからである。
【0020】ところで、一致度判定回路28が“同期”
を示している場合、データ“a”とデータ“b”とは同
一データであり、また、データ“b”から見るとデータ
“a”はnビット前の同一データであり、データ“a”
の後続のn−1個のデータはシフトレジスタ20に蓄積
されている。このことから、“同期”を示している場合
では、セレクタ33に、シフトレジスタ31を介して出
力されるデータ“b”の信号を選択出力させておき、シ
ャドーイング等によるデータの瞬断等が生じ、データ
“b”に異常が生じた場合に、異常を有効ゲート信号
“d”により判定し、セレクタを切り換え正常な同一デ
ータ“a”側の信号を出力する。そして、データ“b”
が正常に戻ったことを有効ゲート信号“d”により検出
されたらデータ“b”側の信号に切り換える。このよう
に、一致度判定回路28が“同期”を示している場合で
は、常に有効ゲート信号(c,d)を監視しておき、一
方が無効になったときには、有効ゲート信号側のデータ
“a”または“b”をセレクタ33で選択して出力して
シャドーイングによるデータの欠落を生じないようにす
る。
を示している場合、データ“a”とデータ“b”とは同
一データであり、また、データ“b”から見るとデータ
“a”はnビット前の同一データであり、データ“a”
の後続のn−1個のデータはシフトレジスタ20に蓄積
されている。このことから、“同期”を示している場合
では、セレクタ33に、シフトレジスタ31を介して出
力されるデータ“b”の信号を選択出力させておき、シ
ャドーイング等によるデータの瞬断等が生じ、データ
“b”に異常が生じた場合に、異常を有効ゲート信号
“d”により判定し、セレクタを切り換え正常な同一デ
ータ“a”側の信号を出力する。そして、データ“b”
が正常に戻ったことを有効ゲート信号“d”により検出
されたらデータ“b”側の信号に切り換える。このよう
に、一致度判定回路28が“同期”を示している場合で
は、常に有効ゲート信号(c,d)を監視しておき、一
方が無効になったときには、有効ゲート信号側のデータ
“a”または“b”をセレクタ33で選択して出力して
シャドーイングによるデータの欠落を生じないようにす
る。
【0021】本発明は概ねこのような原理で時間ダイバ
ーシティを実現するものである。このための制御を行う
のが一致度判定回路28であり、その一具体例のブロッ
ク図を図4に示す。一致度判定回路28は、一致度カウ
ンタ61、タイマ62、同期判定回路63、制御回路6
4から構成されている。また、復号データが正常か否か
(有効・無効)、一致度判定回路28が“同期”を示し
ているか否かは、有効ゲート(c,d)の状態、及びデ
ータ(a,b)の一致度により判定できるので、これら
を入力とし、セレクタ33用のセレクト信号を出力とす
る。一致度判定回路28の“同期”判定は、データ
“a”,“b”を入力とするEX−OR回路60(排他
的論理和回路)の出力により両データの一致を見て行
う。制御回路64は定期的に同期判定のスタートパルス
を発生しタイマをスタートさせる。同時に一致度カウン
タ61により、データ“a”,“b”の一致数をカウン
トさせる。タイマ62が一定時間後にカウント終了パル
スを出力すると、一致度カウンタ61はそのときの一致
個数値(カウント値)を同期判定回路63に出力する。
ーシティを実現するものである。このための制御を行う
のが一致度判定回路28であり、その一具体例のブロッ
ク図を図4に示す。一致度判定回路28は、一致度カウ
ンタ61、タイマ62、同期判定回路63、制御回路6
4から構成されている。また、復号データが正常か否か
(有効・無効)、一致度判定回路28が“同期”を示し
ているか否かは、有効ゲート(c,d)の状態、及びデ
ータ(a,b)の一致度により判定できるので、これら
を入力とし、セレクタ33用のセレクト信号を出力とす
る。一致度判定回路28の“同期”判定は、データ
“a”,“b”を入力とするEX−OR回路60(排他
的論理和回路)の出力により両データの一致を見て行
う。制御回路64は定期的に同期判定のスタートパルス
を発生しタイマをスタートさせる。同時に一致度カウン
タ61により、データ“a”,“b”の一致数をカウン
トさせる。タイマ62が一定時間後にカウント終了パル
スを出力すると、一致度カウンタ61はそのときの一致
個数値(カウント値)を同期判定回路63に出力する。
【0022】同期判定回路63は、予め定めた数値を設
定しており、前記一致個数値をその数値と比較し、前記
設定数値以上のとき同期状態と判定し、同期信号を制御
回路に送出する。また、同期判定回路63では“同期”
状態から“非同期”状態を検出する場合と非同期状態か
ら同期状態を検出する場合とで前記設定数値を変更可能
になっており、通常は非同期状態から同期状態を検出す
る方が設定数値を高くして条件を厳しくしている。(以
下、非同期から同期を判定する場合の設定値を「条件
1」、同期から非同期を判定する場合の設定値を「条件
2」とする。)
定しており、前記一致個数値をその数値と比較し、前記
設定数値以上のとき同期状態と判定し、同期信号を制御
回路に送出する。また、同期判定回路63では“同期”
状態から“非同期”状態を検出する場合と非同期状態か
ら同期状態を検出する場合とで前記設定数値を変更可能
になっており、通常は非同期状態から同期状態を検出す
る方が設定数値を高くして条件を厳しくしている。(以
下、非同期から同期を判定する場合の設定値を「条件
1」、同期から非同期を判定する場合の設定値を「条件
2」とする。)
【0023】また、制御回路64は、有効ゲート信号
(c,d)の状態に基づきデータ“a”及び“b”が有
効か無効化を常に監視しており、前記同期判定回路63
の動作、非動作を制御するとともに、セレクタ33の切
替を制御する。制御回路64は、有効ゲート信号“c”
=“無効”を入力した時、有効ゲート信号“d”が有
効、無効に関わらず前記同期判定回路63の前記判定動
作を停止させる。また、(c,d)=(有効,有効)と
なると同期判定回路63の同期判定の動作を行わせ、デ
ータ“a”、“b”の一致度を判定して非同期時には同
期状態に引き込む。
(c,d)の状態に基づきデータ“a”及び“b”が有
効か無効化を常に監視しており、前記同期判定回路63
の動作、非動作を制御するとともに、セレクタ33の切
替を制御する。制御回路64は、有効ゲート信号“c”
=“無効”を入力した時、有効ゲート信号“d”が有
効、無効に関わらず前記同期判定回路63の前記判定動
作を停止させる。また、(c,d)=(有効,有効)と
なると同期判定回路63の同期判定の動作を行わせ、デ
ータ“a”、“b”の一致度を判定して非同期時には同
期状態に引き込む。
【0024】以下、(1)受信装置を始動させた初期状
態や長期のシャドーイングの後の状態のような非同期状
態から同期状態にする場合(「非同期−同期」の場合)
と、(2)受信装置が正常動作中にシャドーイング等に
よる短期的にデータ欠落状態になり、その非同期状態か
ら同期状態にする場合(「同期−非同期−同期」の場
合)に分けて一致度判定回路28の動作を説明する。
態や長期のシャドーイングの後の状態のような非同期状
態から同期状態にする場合(「非同期−同期」の場合)
と、(2)受信装置が正常動作中にシャドーイング等に
よる短期的にデータ欠落状態になり、その非同期状態か
ら同期状態にする場合(「同期−非同期−同期」の場
合)に分けて一致度判定回路28の動作を説明する。
【0025】(1)「非同期−同期」の場合 装置の起動時や長いシャドーイング等の後の状態のよう
な場合、シフトレジスタ20には、正しいデータ列で満
たされていないので、一致度判定回路28はとりあえず
シフトレジスタ31の出力が出力端子34に送出される
ようにセレクタを設定する。また、有効ゲート信号が入
力されるシフトレジスタ21も同様であり、制御回路6
4は(c,d)=(有効,有効)になるまで、同期判定
回路63の判定動作を停止させる。(c,d)=(有
効,有効)になると、、制御回路64は同期判定回路6
3の同期判定動作を開始させ、同期するのを待つ。この
場合は条件1を使ってデータ列(a,b)の一致度をみ
て同期判定を行う。一旦、同期が確立すると非同期にな
ってないかどうかを条件2を使って一致度の監視を続け
る。一致度判定回路28はシフトレジスタ31の出力が
出力端子34に送出されるようにセレクタ33を選択し
ており、同期状態になれば、いち早く正常なデータが出
力される。
な場合、シフトレジスタ20には、正しいデータ列で満
たされていないので、一致度判定回路28はとりあえず
シフトレジスタ31の出力が出力端子34に送出される
ようにセレクタを設定する。また、有効ゲート信号が入
力されるシフトレジスタ21も同様であり、制御回路6
4は(c,d)=(有効,有効)になるまで、同期判定
回路63の判定動作を停止させる。(c,d)=(有
効,有効)になると、、制御回路64は同期判定回路6
3の同期判定動作を開始させ、同期するのを待つ。この
場合は条件1を使ってデータ列(a,b)の一致度をみ
て同期判定を行う。一旦、同期が確立すると非同期にな
ってないかどうかを条件2を使って一致度の監視を続け
る。一致度判定回路28はシフトレジスタ31の出力が
出力端子34に送出されるようにセレクタ33を選択し
ており、同期状態になれば、いち早く正常なデータが出
力される。
【0026】(2)「同期−非同期−同期」 組合せ判定回路28が同期と判定している間は前記のよ
うに、シフトレジスタ31の出力データ“b”が出力端
子34に送出されるようにセレクタ33が動作してお
り、また、この状態では、同期判定回路63は非同期に
なるかどうかを前記条件2より監視している。ここで、
シャドーイング等によりデータの欠落等が生じると、一
定時間後(βビット期間後とする)に非同期と判定さ
れ、非同期を示す信号を制御回路64に送出し、制御回
路64はセレクタ信号を出力し、セレクタ33は出力を
シフトレジスタ30からの正常な信号“a”に切り換え
る。同時に制御回路64は、同期状態になるまで(信号
“a”又はシフトレジスタ20の出力の)データのビッ
ト数(クロック数)を、内蔵するカウンタによりカウン
トする。ここで、シフトレジスタ30,31の役割は、
条件2により非同期と判定されるまでの間(後述のfo
′クロックのβビット相当期間)に、でたらめなデー
タがセレクタ33から出力されるのを防止することであ
る。
うに、シフトレジスタ31の出力データ“b”が出力端
子34に送出されるようにセレクタ33が動作してお
り、また、この状態では、同期判定回路63は非同期に
なるかどうかを前記条件2より監視している。ここで、
シャドーイング等によりデータの欠落等が生じると、一
定時間後(βビット期間後とする)に非同期と判定さ
れ、非同期を示す信号を制御回路64に送出し、制御回
路64はセレクタ信号を出力し、セレクタ33は出力を
シフトレジスタ30からの正常な信号“a”に切り換え
る。同時に制御回路64は、同期状態になるまで(信号
“a”又はシフトレジスタ20の出力の)データのビッ
ト数(クロック数)を、内蔵するカウンタによりカウン
トする。ここで、シフトレジスタ30,31の役割は、
条件2により非同期と判定されるまでの間(後述のfo
′クロックのβビット相当期間)に、でたらめなデー
タがセレクタ33から出力されるのを防止することであ
る。
【0027】制御回路64は(c,d)=(有効,有
効)、即ち、受信データが有効となるまで同期判定回路
63の判定動作を停止させ、(c,d)=(有効,有
効)となると、判定動作を開始させる。制御回路64
は、計測区間毎(タイマ計測期間毎)に同期判定回路6
3からの同期信号を調べ非同期ならば、再び同期判定の
ためにタイマ等にスタートパルスを送出する。この動作
は、同期がとれるまで順次繰り返す。
効)、即ち、受信データが有効となるまで同期判定回路
63の判定動作を停止させ、(c,d)=(有効,有
効)となると、判定動作を開始させる。制御回路64
は、計測区間毎(タイマ計測期間毎)に同期判定回路6
3からの同期信号を調べ非同期ならば、再び同期判定の
ためにタイマ等にスタートパルスを送出する。この動作
は、同期がとれるまで順次繰り返す。
【0028】前記内蔵カウンタがカウントを開始してか
ら、同期判定回路63からの同期信号により、μビット
目(n>μ)に同期の確立が確認されたとすると、この
ときのシフトレジスタ20内のデータの状態は、図7の
ようになる。同図において、シフトレジスタの右側から
βビットは同期検出に要した時間に対応し、中央のβビ
ットは非同期の検出に要した時間に対応している(これ
らの検出時間は同期又は非同期の検出のための前記条件
1,2の設定等により互いに異なる値を持つことが多い
が、説明の都合上等しいものとし、βとする。なお、シ
フトレジスタ30,31の段数はβ程度にすることが望
ましい。)。このような同期状態が検出された後、以前
入力され有効と判定されたシフトレジスタ20の出力側
のデータ(n−μ−β)ビットが出力される間、同期判
定回路63は非同期になっていないかどうかを条件2に
より監視し続ける。
ら、同期判定回路63からの同期信号により、μビット
目(n>μ)に同期の確立が確認されたとすると、この
ときのシフトレジスタ20内のデータの状態は、図7の
ようになる。同図において、シフトレジスタの右側から
βビットは同期検出に要した時間に対応し、中央のβビ
ットは非同期の検出に要した時間に対応している(これ
らの検出時間は同期又は非同期の検出のための前記条件
1,2の設定等により互いに異なる値を持つことが多い
が、説明の都合上等しいものとし、βとする。なお、シ
フトレジスタ30,31の段数はβ程度にすることが望
ましい。)。このような同期状態が検出された後、以前
入力され有効と判定されたシフトレジスタ20の出力側
のデータ(n−μ−β)ビットが出力される間、同期判
定回路63は非同期になっていないかどうかを条件2に
より監視し続ける。
【0029】そして、(n−μ−β)ビットの間、同期
を維持していたら、次の(β+μ)ビットの間、同期判
定回路63の動作を停止させる。この同期判定回路63
の動作の停止は、前記(n−μ−β)のビット系列後、
同期−非同期−同期の間に入力した誤りビット系列(β
+μ)ビットがシフトレジスタ20から出力されるの
で、この間同期判定回路63を停止させ、同期が外れな
いようにするものである。また、前記(β+μ)ビット
後、正しいデータがシフトレジスタ20から出力される
が、このとき(a,b)系列に位相ずれが生じているか
もしれないので、同期判定回路63は強制的に非同期と
の判定を行い、(c,d)=(有効,有効)であること
を確認して同期確立操作を行う。
を維持していたら、次の(β+μ)ビットの間、同期判
定回路63の動作を停止させる。この同期判定回路63
の動作の停止は、前記(n−μ−β)のビット系列後、
同期−非同期−同期の間に入力した誤りビット系列(β
+μ)ビットがシフトレジスタ20から出力されるの
で、この間同期判定回路63を停止させ、同期が外れな
いようにするものである。また、前記(β+μ)ビット
後、正しいデータがシフトレジスタ20から出力される
が、このとき(a,b)系列に位相ずれが生じているか
もしれないので、同期判定回路63は強制的に非同期と
の判定を行い、(c,d)=(有効,有効)であること
を確認して同期確立操作を行う。
【0030】即ち、条件1を使ってデータ列(a,b)
の一致度をみて同期判定を行う、通常正しいデータによ
り再び同期が確立するので、その後は非同期なっていな
いかどうか条件2を使って監視を続ける。また、最初の
同期確立後(fo ′クロックで)βビットの期間はβビ
ットの遅延量のあるシフトレジスタ31に誤りビットが
残っている可能性があるのでβビット経過しても同期を
維持していたら、シフトレジスタ31の出力が出力端子
34から出力されるようにセレクタ33を切り換える。
の一致度をみて同期判定を行う、通常正しいデータによ
り再び同期が確立するので、その後は非同期なっていな
いかどうか条件2を使って監視を続ける。また、最初の
同期確立後(fo ′クロックで)βビットの期間はβビ
ットの遅延量のあるシフトレジスタ31に誤りビットが
残っている可能性があるのでβビット経過しても同期を
維持していたら、シフトレジスタ31の出力が出力端子
34から出力されるようにセレクタ33を切り換える。
【0031】以上の動作において、同期確立後の(n−
μ−β)ビットの監視期間にもし非同期になっていた
ら、これは(n−μ−β)のビット系列が正しいデータ
で満たされていない場合に生じるので、受信装置の初期
動作のような前記(1)の「非同期−同期」の操作を行
う。また、同期から非同期になり、前記内蔵カウンタの
非同期のカウント値がn経過しても再同期できない場合
も同様に前記(1)の操作を行う。
μ−β)ビットの監視期間にもし非同期になっていた
ら、これは(n−μ−β)のビット系列が正しいデータ
で満たされていない場合に生じるので、受信装置の初期
動作のような前記(1)の「非同期−同期」の操作を行
う。また、同期から非同期になり、前記内蔵カウンタの
非同期のカウント値がn経過しても再同期できない場合
も同様に前記(1)の操作を行う。
【0032】また、上述の操作中における同期が維持さ
れている状態で有効ゲート信号が無効になった場合のセ
レクタ33の操作は、(c,d)=(有効,有効)にな
った場合は、(fo ′クロックで)βビット後までの間
に、出力端子34にシフトレジスタ30の出力が送出さ
れるようセレクタ33を切り換える。また、(c,d)
=(無効,有効)になった場合は、同様にβビット後ま
での間に、出力端子34にシフトレジスタ31の出力が
送出されるようセレクタを切り替える。セレクタ33に
おいて、シフトレジスタ30の出力が入力される方を
“A側”、シフトレジスタ31の出力が入力される方を
“B側”とし、制御回路64によるその切替操作のフロ
ーを図8に示す。
れている状態で有効ゲート信号が無効になった場合のセ
レクタ33の操作は、(c,d)=(有効,有効)にな
った場合は、(fo ′クロックで)βビット後までの間
に、出力端子34にシフトレジスタ30の出力が送出さ
れるようセレクタ33を切り換える。また、(c,d)
=(無効,有効)になった場合は、同様にβビット後ま
での間に、出力端子34にシフトレジスタ31の出力が
送出されるようセレクタを切り替える。セレクタ33に
おいて、シフトレジスタ30の出力が入力される方を
“A側”、シフトレジスタ31の出力が入力される方を
“B側”とし、制御回路64によるその切替操作のフロ
ーを図8に示す。
【0033】以上、入力ディジタル信号の遅延ありと遅
延なしの2信号のインターレース信号の実施例により本
発明の時間ダイバーシティ通信方法について説明してき
たが、入力ディジタル信号の3以上のインターレース信
号に対して本発明を適用することができることはいうま
でもない。この場合は受信装置においてインターレース
信号から入力ディジタル信号を分離、抽出するための遅
延手段及び有効ゲート信号の遅延手段を増設すると共
に、対応する構成のセレクタを設け、これを有効ゲート
信号に基づき、組合せ判定回路により切替える。また、
同期操作は組合せ判定回路で順次遅延された複数の入力
ディジタル信号の隣り合う信号同士の同期状態をそれぞ
れ判定し、非同期時は特定の信号組の同期状態を基準に
するような同期の優先順位の設定のもと、前記のような
位相の調整を行って同期させればよい。
延なしの2信号のインターレース信号の実施例により本
発明の時間ダイバーシティ通信方法について説明してき
たが、入力ディジタル信号の3以上のインターレース信
号に対して本発明を適用することができることはいうま
でもない。この場合は受信装置においてインターレース
信号から入力ディジタル信号を分離、抽出するための遅
延手段及び有効ゲート信号の遅延手段を増設すると共
に、対応する構成のセレクタを設け、これを有効ゲート
信号に基づき、組合せ判定回路により切替える。また、
同期操作は組合せ判定回路で順次遅延された複数の入力
ディジタル信号の隣り合う信号同士の同期状態をそれぞ
れ判定し、非同期時は特定の信号組の同期状態を基準に
するような同期の優先順位の設定のもと、前記のような
位相の調整を行って同期させればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の時間ダイ
バーシティ通信方法及びその装置によれば、受信レベル
の状態でなく受信復号データのデータの誤り率の程度ま
たは誤り訂正処理の状況に基づき生成した有効ゲート信
号により復号データの有効・無効を判定、監視して時間
ダイバーシティを行うことから、常に符号誤りの無いデ
ータを選択出力することができ、信頼性の高いダイバー
シティ通信を実現することができる。また、本発明によ
ればデータが有効である場合は速やかに同期状態への引
き込みを行うことが可能であり、また同期状態において
も同期はずれを常に監視する時間ダイバーシティ通信方
法及びその装置を提供することができる。
バーシティ通信方法及びその装置によれば、受信レベル
の状態でなく受信復号データのデータの誤り率の程度ま
たは誤り訂正処理の状況に基づき生成した有効ゲート信
号により復号データの有効・無効を判定、監視して時間
ダイバーシティを行うことから、常に符号誤りの無いデ
ータを選択出力することができ、信頼性の高いダイバー
シティ通信を実現することができる。また、本発明によ
ればデータが有効である場合は速やかに同期状態への引
き込みを行うことが可能であり、また同期状態において
も同期はずれを常に監視する時間ダイバーシティ通信方
法及びその装置を提供することができる。
【0035】更に、本発明によれば、バッファ、インタ
ーレースされた遅延あり、遅延なしの両データ列の時間
ずれを取る第一の遅延手段及び出力側の第三,第四の遅
延手段を具備することにより、シャドーイング等による
電波の瞬断、その他の原因により受信クロック同期がは
ずれビットずれが生じてもこれを吸収でき、また、復号
データの瞬断やデータの不正があっても復号データの欠
落の発生が少なく、更に正しいデータへの切替時に不正
なデータの発生を防止でき、時間ダイバーシティ通信方
法及びその装置を提供することができる。
ーレースされた遅延あり、遅延なしの両データ列の時間
ずれを取る第一の遅延手段及び出力側の第三,第四の遅
延手段を具備することにより、シャドーイング等による
電波の瞬断、その他の原因により受信クロック同期がは
ずれビットずれが生じてもこれを吸収でき、また、復号
データの瞬断やデータの不正があっても復号データの欠
落の発生が少なく、更に正しいデータへの切替時に不正
なデータの発生を防止でき、時間ダイバーシティ通信方
法及びその装置を提供することができる。
【図1】本発明の通信装置の一実施形態を示すブロック
図である。
図である。
【図2】位相制御回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】バッファの構成例を示すブロック図である。
【図4】一致度判定回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】伝送路符号化データ列、インターリーブの方
法、インタリーバ出力データ列、復号データ列に対応す
る有効ゲート信号をそれぞれ示す図である。
法、インタリーバ出力データ列、復号データ列に対応す
る有効ゲート信号をそれぞれ示す図である。
【図6】位相差測定器の位相差を測定する区間を示す図
である。
である。
【図7】シフトレジスタにおけるデータ列を示す図であ
る。
る。
【図8】セレクタの切替操作を示す図である。
【図9】従来の通信方式の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】送受信信号の時間割当の構成を示す図であ
る。
る。
【図11】従来の符号器の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図12】従来の展開回路、合成制御回路および合成回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
10 入力端子 11 伝送路符号器 12 変調器 13 低雑音増幅器 14 復調器 15 伝送路復号器 16 バッファ 17 デインターリーバ 20,21 シフトレジスタ 22,23 発振器 24,25 直並列変換器 26 インターリーバ 27 2分周回路 28 一致度判定回路 30,31 シフトレジスタ 33 セレクタ 34 出力端子 41 符号器 43 電力増幅器 112 位相制御回路 113,114 PLL回路
Claims (3)
- 【請求項1】 送信側において、入力デジタル信号をn
ビット単位で現デジタル信号と過去のデジタル信号とを
インターレース信号に符号化し、さらにユニークワード
を付加した後、インターリーブを施して送信し、受信側
においては、復調信号の前記ユニークワードに基づきデ
インターリーブした後、前記インターレースデジタル信
号をm(m<n)ビット単位でビット列の有効性を判定
し、その判定結果に基づき有効ビットを選択して受信デ
ジタル信号を出力することを特徴とする時間ダイバーシ
ティ通信方法。 - 【請求項2】 入力デジタル信号をnビット単位で現デ
ジタル信号と過去のデジタル信号とをインターレース信
号に符号化する手段と、前記インターレース信号に、m
ビット単位でk個の冗長ビットを付加し、かつ(m+
k)×jビットのブロック単位でユニークワードを付加
する手段と、さらに(m+k)×jビット単位でインタ
ーリーブを施こす手段とを備える送信装置と、受信した
復調信号の前記ユニークワードを検出する手段と、(m
+k)×jビット単位でデインターリーブを施す手段
と、前記冗長ビットを利用して前記インターレース信号
の有効性を判定する手段とを備える受信装置とで構成さ
れることを特徴とする時間ダイバーシティ通信装置。 - 【請求項3】 前記受信装置は、受信復調信号を再生ク
ロックで格納するバッファと、前記バッファの格納デー
タを外部クロックで読み出す手段と、読み出したデータ
列のユニークワードを監視し、送信側から前記バッファ
までの遅延時間を一定に保つように前記バッファの読み
出し位置を制御する位相制御回路と、前記バッファより
読み出したデータにデインターリーブを施すデインター
リーバと、前記デインターリーバの出力から復号ビット
列と該ビット列の有効、無効判定信号を出力する復号手
段と、復号ビット列からインターレース信号の現在デジ
タル信号と過去のデジタル信号とを分離する第一の直並
列変換器と、前記復号ビット列の有効判定信号と無効判
定信号を分離する第二の直並列変換器と、前記第一の直
並列変換器から出力される現デジタル信号に遅延を与え
る第一の遅延手段と、前記第二の直並列変換器から出力
される前記現デジタル信号に対応する前記有効判定信号
に遅延を与える第二の遅延手段と、前記第一の遅延手段
の出力を遅 延させる第三の遅延手段と、前記第一の直並
列変換器から出力される過去のデジタル信号を遅延させ
る第四の遅延手段と、前記第三,第四の遅延手段の各出
力を選択出力するセレクタ手段と、前記第1の遅延手段
の出力と前記第一の直並列変換器から出力される前記過
去のデジタル信号、及び前記第二の遅延手段の出力と前
記第二の直並列変換器から出力される前記過去のデジタ
ル信号に対応する前記有効判定信号により前記セレクタ
手段を切替制御を行う判定手段とを具備することを特徴
とする請求項2に記載の時間ダイバーシティ通信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8071906A JP2907104B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 時間ダイバーシティ通信方法及び通信装置 |
DE19713059A DE19713059A1 (de) | 1996-03-27 | 1997-03-27 | Verfahren und Vorrichtung für Zeitdiversity-Kommunikation |
US08/827,375 US5850419A (en) | 1996-03-27 | 1997-03-27 | Time diversity communication method and communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8071906A JP2907104B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 時間ダイバーシティ通信方法及び通信装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261209A JPH09261209A (ja) | 1997-10-03 |
JP2907104B2 true JP2907104B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13474060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8071906A Expired - Lifetime JP2907104B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 時間ダイバーシティ通信方法及び通信装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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JP (1) | JP2907104B2 (ja) |
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US6307833B1 (en) * | 1999-02-16 | 2001-10-23 | Loral Cyberstar, Inc. | Rain fade mitigation in a data transmission system |
US7236549B2 (en) * | 2003-07-03 | 2007-06-26 | Freesystems Pte. Ltd | Digital switching wireless receiver diversity and buffer diversity for enhanced reception in a wireless digital audio communication system |
US9246728B2 (en) | 2004-07-29 | 2016-01-26 | Qualcomm Incorporated | System and method for frequency diversity |
KR100850838B1 (ko) | 2004-07-29 | 2008-08-06 | 콸콤 인코포레이티드 | 인터리빙을 위한 시스템 및 방법 |
US8391410B2 (en) | 2004-07-29 | 2013-03-05 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for configuring a pilot symbol in a wireless communication system |
US9042212B2 (en) | 2005-07-29 | 2015-05-26 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for communicating network identifiers in a communication system |
US9391751B2 (en) | 2005-07-29 | 2016-07-12 | Qualcomm Incorporated | System and method for frequency diversity |
US7551681B2 (en) * | 2005-11-08 | 2009-06-23 | Freesystems Pte. Ltd. | Digital wireless audio transmitter system employing time diversity |
US7555031B2 (en) * | 2005-11-08 | 2009-06-30 | Freesystems Pte. Ltd. | Digital wireless audio receiver system employing time diversity |
US7680202B2 (en) * | 2005-11-08 | 2010-03-16 | Freesystems Pte Ltd | Digital wireless audio communication system employing time diversity |
US8009758B2 (en) | 2007-06-20 | 2011-08-30 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method for channel-interleaving and channel-deinterleaving data in a wireless communication system |
KR100957430B1 (ko) * | 2007-06-20 | 2010-05-11 | 삼성전자주식회사 | 무선통신 시스템에서 인터리빙 장치 및 방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895446A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 時間ダイバ−シテイ通信方式 |
JPS6337540A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | Toshiba Corp | 電子レンジ用マグネトロン |
US5446759A (en) * | 1992-03-12 | 1995-08-29 | Ntp Incorporated | Information transmission system and method of operation |
KR960000706B1 (ko) * | 1993-07-12 | 1996-01-11 | 한국전기통신공사 | 전력소자용 플라스틱 패키지 구조 및 그 제조방법 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8071906A patent/JP2907104B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-03-27 US US08/827,375 patent/US5850419A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-27 DE DE19713059A patent/DE19713059A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09261209A (ja) | 1997-10-03 |
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DE19713059A1 (de) | 1997-11-06 |
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