JP2752859B2 - 誤り訂正方式及びこれに用いるハーゲルバーガー復号回路 - Google Patents

誤り訂正方式及びこれに用いるハーゲルバーガー復号回路

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JP2752859B2
JP2752859B2 JP4224187A JP22418792A JP2752859B2 JP 2752859 B2 JP2752859 B2 JP 2752859B2 JP 4224187 A JP4224187 A JP 4224187A JP 22418792 A JP22418792 A JP 22418792A JP 2752859 B2 JP2752859 B2 JP 2752859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーゲルバーガー符号
を用いた誤り訂正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ハーゲルバーガー符号化方式は、情報符
号と誤り訂正符号とを交互に1ビットずつ伝送させる方
式である。この方式は、無線通信における伝送符号の誤
り訂正、例えば単向通信や衛星通信、移動体通信等にお
いて用い得るものである。
【0003】ハーゲルバーガー符号によりフレーム伝送
を行う場合、そのフレーム構成は、例えば図4に示すよ
うなものとする。この図に示されるフレームは、ハーゲ
ルバーガー符号を使用せずに生成したフレーム同期信号
と、ハーゲルバーガー符号化した情報部とから構成され
ている。このような構成を有するフレームを伝送した場
合、復号側では、フレーム同期信号を検出した後復号方
式を切換えて情報部をハーゲルバーガー復号する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方式においては、フレーム同期信号にハーゲルバー
ガー符号を使用していないため、フレーム同期信号の伝
送誤り率が改善できず、また、フレーム同期信号と情報
部とで符号化方式及び復号方式を切り換える必要がある
という問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、ハーゲルバーガー
符号化されたフレーム同期信号を用いて伝送及び誤り訂
正を行うことを可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の誤り訂正方式は、フレーム同期信号
をハーゲルバーガー符号化し、復号側において互いに1
ビット位相がずれた2相クロックを生成し、クロックの
各相を用いてフレーム同期信号をハーゲルバーガー復号
することによりフレーム同期を検出し、フレーム同期が
検出された相のクロックを用いて情報部をハーゲルバー
ガー復号することにより誤り訂正を行うことを特徴とす
る。
【0007】また、本発明のハーゲルバーガー復号回路
は、フレーム同期信号及び情報部を含み全体がハーゲル
バーガー符号化されたフレームを所定位相で復号する第
1のハーゲルバーガー符号復号器と、当該フレームを第
1のハーゲルバーガー符号復号器に対し1ビットずれた
位相で復号する第2のハーゲルバーガー符号復号器と、
第1のハーゲルバーガー符号復号器の復号出力に基づき
フレーム同期を検出する第1のフレーム同期検出回路
と、第2のハーゲルバーガー符号復号器の復号出力に基
づきフレーム同期を検出する第2のフレーム同期検出回
路と、第1のフレーム同期検出回路によりフレーム同期
が検出された場合には第1のハーゲルバーガー符号復号
器の復号出力を、第2のフレーム同期検出回路によりフ
レーム同期が検出された場合には第2のハーゲルバーガ
ー符号復号器の復号出力を選択し、復号結果として出力
する出力切換回路と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の誤り訂正方式においては、情報部に加
えフレーム同期信号もハーゲルバーガー符号化され、伝
送される。復号側においては、互いに1ビット位相がず
れた2相クロックが生成され、クロックの各相を使用し
てフレーム同期信号及び情報部がハーゲルバーガー復号
される。フレーム同期信号をハーゲルバーガー復号する
際、2相クロックのいずれかの相によってフレーム同期
が検出されるから、フレーム同期が検出された相のクロ
ックを用いて情報部をハーゲルバーガー復号すれば、ハ
ーゲルバーガー符号によって誤り訂正が施された復号出
力が得られることとなる。
【0009】また、本発明のハーゲルバーガー復号回路
によれば、この誤り訂正方式が好適に実現される。すな
わち、フレーム同期信号及び情報部を含み全体がハーゲ
ルバーガー符号化されたフレームが、第1のハーゲルバ
ーガー符号復号器及び第2のハーゲルバーガー符号復号
器それぞれに入力される。第1のハーゲルバーガー符号
復号器と第2のハーゲルバーガー符号復号器は互いに1
ビットずれた位相で入力に係る符号を復号し、その結果
を出力切換回路に与える。第1のフレーム同期検出回路
及び第2のフレーム同期検出回路は、それぞれ、第1の
ハーゲルバーガー符号復号器または第2のハーゲルバー
ガー符号復号器の復号出力に基づきフレーム同期を検出
する。第1のハーゲルバーガー符号復号器と第2のハー
ゲルバーガー符号復号器は互いに1ビットずれた位相で
復号処理を行っているから、第1のフレーム同期検出回
路と第2のフレーム同期検出回路のいずれかによってフ
レーム同期が検出される。出力切換回路は、フレーム同
期が検出された相に係るハーゲルバーガー符号復号器の
復号出力を選択し、復号結果として出力する。このよう
に、フレーム同期信号及び情報部を共にハーゲルバーガ
ー復号したフレームが好適に誤り訂正されると共に、フ
レーム同期検出も好適に行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0011】図1には、本発明の一実施例に係るハーゲ
ルバーガー復号回路の構成が示されている。この図に示
される復号回路は、図2に示されるようにフレーム同期
信号及び情報部をいずれもハーゲルバーガー符号を使用
して符号化したフレームについて、復号を好適に行うこ
とが可能な回路である。
【0012】この図に示される回路は、ハーゲルバーガ
ー符号復号器10及び12、フレーム同期検出回路14
及び16、出力切換回路18並びにフリップフロップ2
0から構成されている。フリップフロップ20は、所定
周波数のクロックを2分周し互いに逆相のクロックQ1
及びQ2を生成する。これらのクロックQ1及びQ2は
ハーゲルバーガー符号復号器10またはハーゲルバーガ
ー符号復号器12に入力される。ハーゲルバーガー符号
復号器10及び12には、図2に示されるような順序で
送出されるフレーム同期信号及び情報部が逐次入力され
る。ハーゲルバーガー符号復号器10はクロックQ1を
用いて復号を行った結果をフレーム同期検出回路14に
対して並列出力し、出力切換回路18に対し直列出力す
る。同様に、ハーゲルバーガー符号復号器12はクロッ
クQ2を用いて入力符号をハーゲルバーガー復号し、そ
の結果をフレーム同期検出回路16に対して並列出力
し、出力切換回路18に対して直列出力する。
【0013】フレーム同期検出回路14及び16は、所
定の同期検出コードを入力し、フレーム同期検出を実行
する。すなわち、フレーム同期検出回路14はハーゲル
バーガー符号復号器10の並列出力と同期検出コードを
比較して一致した場合には同期検出信号を出力する。同
様に、フレーム同期検出回路16も、ハーゲルバーガー
符号復号器12の並列出力を同期検出コードと比較して
一致した場合に同期検出信号を出力する。出力切換回路
18は、フレーム同期が検出された復号器(10または
12)の直列出力を選択して後段の回路に出力する(復
号出力)。
【0014】このように、本実施例によれば、情報部に
加えフレーム同期信号をハーゲルバーガー符号化した場
合にも、好適にフレーム同期を検出しつつハーゲルバー
ガー復号を行うことができる。すなわち、ハーゲルバー
ガー符号を用いてフレーム同期信号の伝送誤り率を改善
させることが可能になると共に、フレーム同期信号と情
報部で符号化方式及び復号方式を切り換える必要がなく
なり、例えば複数フレームを連続伝送する場合でも符号
化方式及び復号方式の切換のない誤り訂正方式が実現可
能となる。
【0015】なお、以上の説明は、1個のフレームにつ
きフレーム同期信号が1個の例に係るものであったが、
図3に示されるように、フレーム同期信号としてA,
B,…の複数個を用いてもかまわない。このようにした
場合、フレーム同期が所定回数検出された復号器10ま
たは12の出力を選択するようにすれば良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の誤り訂正
方式によれば、情報部に加えフレーム同期信号をハーゲ
ルバーガー符号化し、互いに1ビット位相がずれた2相
クロックを用いてフレーム同期検出及びハーゲルバーガ
ー復号を行うようにしたため、フレーム同期信号の伝送
誤り率を改善しつつ、フレーム同期信号と情報部とで符
号化方式及び復号方式の切換を行う必要をなくすことが
できる。
【0017】また、本発明のハーゲルバーガー復号回路
によれば、2個のハーゲルバーガー符号復号器及びフレ
ーム同期検出回路を用い、各ハーゲルバーガー符号復号
器を互いに1ビットずれた位相で動作させ、フレーム同
期が検出されたハーゲルバーガー符号復号器の出力を復
号結果として選択するようにしたため、本発明に係る誤
り訂正方式が好適に実現されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るハーゲルバーガー復号
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるフレーム構成の一例を示す
図である。
【図3】この実施例におけるフレーム構成の他の一例を
示す図である。
【図4】従来におけるフレーム構成の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10,12 ハーゲルバーガー符号復号器 14,16 フレーム同期検出回路 18 出力切換回路 20 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 1/00 G06F 11/10 330 H03M 13/00 H04L 7/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報符号に1ビットおき交互に誤り訂正
    符号を挿入することにより情報部をハーゲルバーガー符
    号化し、ハーゲルバーガー符号化された情報部をフレー
    ム同期信号と共にフレームとして伝送し、伝送されるフ
    レームをハーゲルバーガー復号することにより誤り訂正
    を行う誤り訂正方式において、 フレーム同期信号をハーゲルバーガー符号化し、 復号側において互いに1ビット位相がずれた2相クロッ
    クを生成し、 クロックの各相を用いてフレーム同期信号をハーゲルバ
    ーガー復号することによりフレーム同期を検出し、 フレーム同期が検出された相のクロックを用いて情報部
    をハーゲルバーガー復号することにより誤り訂正を行う
    ことを特徴とする誤り訂正方式。
  2. 【請求項2】 フレーム同期信号及び情報部を含み全体
    がハーゲルバーガー符号化されたフレームを所定位相で
    復号する第1のハーゲルバーガー符号復号器と、 当該フレームを第1のハーゲルバーガー符号復号器に対
    し1ビットずれた位相で復号する第2のハーゲルバーガ
    ー符号復号器と、 第1のハーゲルバーガー符号復号器の復号出力に基づき
    フレーム同期を検出する第1のフレーム同期検出回路
    と、 第2のハーゲルバーガー符号復号器の復号出力に基づき
    フレーム同期を検出する第2のフレーム同期検出回路
    と、 第1のフレーム同期検出回路によりフレーム同期が検出
    された場合には第1のハーゲルバーガー符号復号器の復
    号出力を、第2のフレーム同期検出回路によりフレーム
    同期が検出された場合には第2のハーゲルバーガー符号
    復号器の復号出力を選択し、復号結果として出力する出
    力切換回路と、 を備えることを特徴とするハーゲルバーガー復号回路。
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