JPH08265175A - 符号化装置、復号装置及び伝送方式 - Google Patents

符号化装置、復号装置及び伝送方式

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JPH08265175A
JPH08265175A JP6361695A JP6361695A JPH08265175A JP H08265175 A JPH08265175 A JP H08265175A JP 6361695 A JP6361695 A JP 6361695A JP 6361695 A JP6361695 A JP 6361695A JP H08265175 A JPH08265175 A JP H08265175A
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JP
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fec
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JP6361695A
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English (en)
Inventor
Masami Aizawa
雅己 相沢
Shigeru Okita
茂 沖田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デ・インターリーブの際の同期ずれによる誤
りか、伝送路上での雑音による誤りかを正確に判断する
ことのできる伝送方式、符号化装置、及び復号装置を提
供する。 【構成】 FEC符号化方式によるFEC符号後のシン
ボル列を順次マトリクス状に配置してインターリーブ・
ブロックを構成し、各インターリーブ・ブロック毎にイ
ンターリーブ方式にてデータを読み込んでデータ伝送を
行う伝送方式において、前記インターリーブ・ブロック
を構成する際の各データの配列順序を任意に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたたみ込み符号化あるい
はトレリス符号化変調方式と組み合わせて用いるインタ
ーリーブ方式および誤り訂正方式が適用される符号化装
置、復号装置及び伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にディジタル化された映像や音声
の情報を伝送する場合、伝送路で発生した雑音等の影響
を受けて、伝送路誤りが生じることがある。この伝送誤
りの生じた映像等の情報を復元するのに誤り訂正技術が
用いられる。
【0003】例えば、たたみ込み符号化あるいはトレリ
ス符号化変調(以下、TCMという)方式は、一般にラ
ンダム性の雑音に対する誤り訂正用に用いられる。これ
ら両符号化方式は、バースト性の雑音に対する誤り訂正
能力において、リード・ソロモン符号(以下、RS符号
という)などと比較しやや劣っている。これらの対策と
して、符号化シンボル単位でのインターリーブ(交錯法
とも呼ばれる)が用いられる。
【0004】図8は、誤り訂正符号を用いて受信側で誤
り訂正を行う前方向誤り訂正(Forward Error Correcti
on:以下、FECという)及びインターリーブ方式が採
用される一般的な伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、入力データはFEC符号化器1にて
FEC符号化され、インターリーブ回路2にて後述する
方法でインターリーブ処理される。その後、変調器3に
て変調され、他局側へと伝送され復調器4にて復調され
る。その後、インターリーブした方法と同様の方法でデ
・インターリーブがデ・インターリーブ回路5にて行な
われ、FEC復号器6にて復号される。また、インター
リーブ同期を行なうために誤り率検出手段7が設けられ
ている。
【0005】誤り率検出手段7は、FEC復号前のデー
タとFEC復号後のデータ列との相関をとることで誤り
率を推定するものである。この場合、誤り率があらかじ
め推定された値を越えたときに同期はずれと判定する。
この同期はずれはC/N(搬送波対雑音比)が十分とれ
ているときには、インターリーブ・ブロック同期がとれ
ていないときに起こる。同期はずれが起こっているとき
はアドレス発生のタイミングを1シンボルずらして改め
て誤り率を検出し判定する。このようにして誤り率が予
め指定した値より小さくなるまでくり返し、同期確立を
実現する。一方、上記におけるインターリーブ方式とし
て、最も一般的で単純なものは図3に示すブロックイン
ターリーブと呼ばれるタイプである。この同図に示す例
はインターリーブの深さが、ni =3シンボルであり、
i 行×ni 列のインターリーブ・ブロックを単位とし
て、インターリーブを実現する。つまり、D0 ,D1
2 ,…の順で与えられるデータを、3×3のメモリ内
に横方向に書き込み、これを縦方向に読み出すことによ
って、図4に示すようなインターリーブ後のデータ列が
得られる。
【0006】そして、互いに隣り合う符号化シンボルは
インターリーブ・ブロックの境目(図中Aで示す)を除
きni シンボル以上の距離を確保し得る。
【0007】したがって、元の隣の符号化シンボルはn
i シンボル以上、離間して位置することになり、伝送路
上でni シンボルまでのバーストエラーは、デ・インタ
ーリーブ後にはランダム化されビタビ復号あるいはトレ
リス復号の誤り訂正特性が改善される。
【0008】インターリーブあるいはデ・インターリー
ブの回路構成を図5に示す。同図に示す回路は、読みだ
しアドレスRAと書き込みアドレスWAとを交互にRA
Mに与え、インターリーブ後あるいはデ・インターリー
ブ後のデータを出力するものである。そして、図6に示
すように1つの符号化シンボルの期間に読みだした後書
き込むようにRAM2cの制御を行なうとデ・インター
リーブに必要なメモリは図7に示す構成となる。これに
より、最低ni ×ni −1シンボル分のメモリで実現で
きる。
【0009】デ・インターリーブにおけるRAM制御の
タイミング列が図4に示されている。簡便のためRAM
のアドレスをインターリーブ・マトリックスの行と列に
対応させ、それぞれ行アドレス、列アドレスとする。こ
の例はデ・インターリーブ回路の遅延量を最小化したも
ので、9シンボルに一度RAM出力選択信号は‘0’と
なり、図5においてデータ入力がそのままデータ出力と
なる。
【0010】また受信機側ではデ・インターリーブを行
なう場合にそのインターリーブ・ブロック同期を確定す
る必要がある。すなわちインターリーブ・ブロックの先
頭位置がデ・インターリーブのためのアドレス制御の先
頭位置と一致しないとデ・インターリーブが正しく行な
われないからである。この操作は、図8に示した誤り率
検出手段7によって行なわれる。
【0011】ここで、誤り率の判定は図9に示す回路に
よって実現することができる。同図に示す構成はたたみ
込み符号化/ビタビ復号化の例で(符号化率1/2)変
調はBPSKであり、軟判定復調データの2シンボル分
によりビタビ復号が施される。この軟判定復調データの
上位1ビットは硬判定データである。この硬判定データ
2ビットから簡易復号が行なわれ(例えば特開平5−2
44019号公報参照)、ビタビ復号にかかる時間分と
合わせるための遅延が施される。次にビタビ復号後のデ
ータと比較される。この時、C/Nがある程度とれてい
るときにはビタビ復号後のデータ列の誤り率は簡易復号
後のデータ列の誤り率に比べ十分小さいので簡易復号後
のデータ列の誤り率そのものになる。簡易復号後のデー
タ列の誤り率とビタビ復号後の誤り率には相関関係があ
るので、ビタビ復号後のデータ列の誤り率を推定でき
る。
【0012】図10はインターリーブで深さni =3の
ときの斜行インターリーブの原理を示す説明図であり、
斜め方向に順次データを書き込む。またこの際使用する
メモリは図11に示す如く3×3の容量を有するメモリ
となる。そして、このときのデータ例は図12に示す如
くとなる。
【0013】そして、デ・インターリーブが正しく行な
われるためには図10に示すインターリーブ・マトリッ
クスにおける先頭行とメモリの先頭行が一致していれば
良く、列方向にはずれていても良い。例えば図13に示
すように図10に比べ、1列ずれていてもデータに対す
るメモリアドレスの列アドレスが1列分ずれるだけであ
り、図14に示されるようにデ・インターリーブ後のデ
ータ列には何等影響はない。つまり、図12に対して図
14のデータ列は列アドレスが1区間分だけずれている
が、デ・インターリーブ後のデータ列には影響はない。
【0014】しかしながら、行方向にずれた場合には正
しいデ・インターリーブ後のデータ列を得ることができ
ない。以下、これを詳しく説明する。
【0015】いま、0,1,2,3,…という順で伝送
されるデータ列を図15のように斜め方向にインターリ
ーブしてデータを書き込むと、読み出されるデータは、
0,x,x,x,x,5,1,x,x,x,10,6,
2,x,x,15,11,…という順に並べ換えられ
る。そして、この反対にデ・インターリーブを行なえば
元のデータ列に復元される。これに対して、行方向にデ
ータがずれると、図16に示すようになり、これをデ・
インターリーブすると、x,0,1,2,3,x,5,
6,7,8,x,10,11,12,13,x,15,
16,…となり、より詳しくは図19に示す如くとな
る。したがって、正しいデータ列が得られない。
【0016】そして、これを解決するためには、インタ
ーリーブの開始位置とデ・インターリーブの開始位置と
を同期させれば良い。これは、図8に示した誤り率検出
手段7にて行なうことができる。即ち、同期がとれてい
ない場合には、デ・インターリーブの開始位置を1つづ
つずらして行けばよい。これによれば、最高でも4回ず
らせば同期がとれることになる。
【0017】また、図22に示すような速度変換を伴う
伝送系において、入力シンボル列のビット単位であるn
out 、速度変換後のシンボル列のビット単位であるm0
及びインターリーブ・ブロックのサイズnsが以下に示
す関係にあるとき、同期コードを使用しなくてもデ・イ
ンターリーブのための同期をとることができることが知
られている。
【0018】図22において、送信側では、nout ビッ
ト単位で入力される入力シンボル列が速度変換回路30
によりnout からm0 への速度変換が施され、この速度
変換されたシンボル列がFEC符号化回路31によりm
0 ビット毎にFEC符号化され、インターリーブ回路3
2により例えば図3に示したサイズns (この場合ns
=9)のブロック・インターリーブが施された後、変調
回路33により変調されて伝送路34へ送出される。そ
して、受信側では、復調回路35で復調された後、デ・
インターリーブ回路36により送信側のインターリーブ
と逆の操作であるデ・インターリーブが施された後、F
EC復号回路37によりFEC復号され、m0 ビット単
位のシンボル列が速度変換回路38により、m0 からn
out への速度変換が施される。
【0019】このような伝送系において、ns ×mo が
nout で割り切れると、各インターリーブ・ブロックの
先頭の位置では、nout ビット中の同一のビット位置が
現れるため、同期コードを使用しなくてもnout ビット
のビット同期をとることが可能となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示したように、行方向にデータが1つずれた場合は、
前記したようにデ・インターリーブ後のデータは、x,
0,1,2,3,x,5,6,7,8,x,10,1
1,…となり、正しいデータとあまり変わりがない。つ
まり、このデータの誤りが、伝送誤りなのか、デ・イン
ターリーブの際の開始位置のずれによる誤りであるかの
判別がつかず、正しいデータの復号が行なえないという
欠点があった。
【0021】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、デ
・インターリーブの際の同期ずれによる誤りか、伝送誤
りかを容易に判別することのできる伝送方式、符号化装
置、復号装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1記載の伝送方式は、FEC符号化方式
によるFEC符号後のシンボル列を順次マトリクス状に
配置してインターリーブ・ブロックを構成し、各インタ
ーリーブ・ブロック毎にインターリーブを施して伝送を
行う伝送方式において、前記インターリーブを施す際
に、任意に設定された配列順序で各インターリーブ・ブ
ロック毎のシンボル列を配列することを特徴とする。
【0023】また、請求項2記載の伝送方式は、FEC
符号化方式によるFEC符号後のシンボル列を順次斜行
するマトリクス状に配置してインターリーブ・ブロック
を構成し、各インターリーブ・ブロック毎に斜行インタ
ーリーブを施して伝送を行う伝送方式において、前記斜
行するインターリーブ・ブロックを構成する際に、任意
に設定された配列順序で各インターリーブ・ブロック毎
のシンボル列を配列することを特徴とする。
【0024】請求項3記載の伝送方式は、前記請求項1
または請求項2記載の伝送方式において、前記任意に設
定される配列順序はPN符号(擬似乱数符号)により決
定されることを特徴とする。
【0025】請求項4記載の伝送方式は、前記請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の伝送方式において、
前記任意に設定された配列順序は、前記各インターリー
ブ・ブロックを構成する最初のシンボルと最後のシンボ
ルとを除外して並べ替えを行うことを特徴とする。
【0026】また、請求項5記載の符号化装置は、FE
C符号化されたシンボル列をインターリーブして伝送す
る符号化装置において、たたみ込み符号化方式あるいは
トレリス符号化変調方式による符号化を施すFEC符号
化手段と、該FEC符号化手段にて符号化して得られた
シンボル列の配列順序を任意に変更して順次マトリクス
状に配置してインターリーブ・ブロックを構成する手段
と、を有することを特徴とする。
【0027】請求項6記載の符号化装置は、FEC符号
化されたシンボル列をインターリーブして伝送する符号
化装置において、たたみ込み符号化方式あるいはトレリ
ス符号化変調方式による符号化を施すFEC符号化手段
と、該FEC符号化手段にて符号化して得られたシンボ
ル列をそれぞれ所定の数のシンボル毎に各シンボルの配
列順序を任意に変更してマトリクス状に斜行して配置し
てインターリーブ・ブロックを構成する手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0028】請求項7記載の符号化装置は、前記請求項
5または請求項6記載の符号化装置において、前記任意
に変更される配列順序はPN符号により決定されること
を特徴とする。
【0029】請求項8記載の符号化装置は、前記請求項
5または請求項6記載の符号化装置において、前記任意
に変更される配列順序は、前記各インターリーブ・ブロ
ックの最初のシンボルと最後のシンボルとを除外して並
べ替えを行うことを特徴とする。
【0030】また、請求項9記載の復号装置は、前記請
求項5ないし請求項8のいずれかに記載の符号化装置に
より符号化されかつインターリーブされたシンボル列を
デ・インターリーブしかつ復号する復号装置であって、
前記インターリーブされたシンボル列に対して、前記変
更された順序でデ・インターリーブを施すデ・インター
リーブ手段と、該デ・インターリーブ手段により得られ
たシンボル列の誤り率を検出する誤り率検出手段と、こ
の誤り率が所定値以上の際には、前記デ・インターリー
ブ手段によるデ・インターリーブのタイミングを順次ず
らして再度前記デ・インターリーブ手段に前記インター
リーブされたシンボル列を供給する手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0031】請求項10記載の復号装置は、前記請求項
9記載の復号装置において、前記誤り率検出手段は、前
記デ・インターリーブされたシンボル列をビタビ復号す
るビタビ復号手段と、前記デ・インターリーブされたシ
ンボル列を簡易復号する簡易復号手段と、前記ビタビ復
号手段による復号結果と前記簡易復号手段による復号結
果とを比較して誤り率を検出する比較判定手段と、から
構成されることを特徴とする。
【0032】また、請求項11記載の伝送方式は、FE
C符号化されたシンボル列をインターリーブして伝送す
る伝送方式において、送信側では、nout ビット単位で
入力される入力シンボル列にnout からm0 への速度変
換を行ってm0 ビット毎にFEC符号化を施し、このF
EC符号化によって得られたシンボル列をns シンボル
毎に区切ってインターリーブ・ブロックを構成し、該イ
ンターリーブ・ブロック毎に斜め配置を施して行数がI
のインターリーブ・マトリクスを構成し、インターリー
ブを施してインターリーブ・シンボル列を送出し、受信
側では、前記インターリーブ・シンボル列に対応する受
信されたシンボル列に対して前記送信側の逆操作である
デ・インターリーブ及びFEC復号を施して、1シンボ
ルあたりm0 ビットを含むFEC復号後のシンボル列を
得た後、m0 からnout への速度変換を施してnout ビ
ット単位で出力するときに、前記I、m0 及びnout の
値を、Iとm0 との積がnout で割り切れるように設定
することを特徴とする。
【0033】また、請求項12記載の符号化装置は、F
EC符号化されたシンボル列をインターリーブして伝送
する符号化装置において、nout ビット単位で入力され
る入力シンボル列に対してnout からm0 への速度変換
を行う速度変換手段と、該速度変換手段から出力される
シンボル列のm0 ビット毎にFEC符号化を施すFEC
符号化手段と、このFEC符号化によって得られたシン
ボル列をns シンボル毎に区切ってインターリーブ・ブ
ロックを構成し、このインターリーブ・ブロック毎に斜
め配置を施して行数がIのインターリーブ・マトリクス
を構成し、インターリーブを施してインターリーブ・シ
ンボル列を送出するインターリーブ手段と、を有し、前
記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との積がnout
で割り切れるように設定されることを特徴とする。
【0034】また、請求項13記載の復号装置は、前記
請求項12記載の符号化装置により符号化され送出され
たインターリーブ・シンボル列を受信して復号する復号
装置であって、前記インターリーブ・シンボル列に対応
する受信されたシンボル列に対して、行数がIのインタ
ーリーブ・マトリクスを用いて前記送信側の逆操作であ
るデ・インターリーブを施すデ・インターリーブ手段
と、該デ・インターリーブ手段の出力に対して復号を施
して、1シンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後
のシンボル列を得るFEC復号手段と、該FEC復号手
段から出力されるシンボル列に対してm0 からnout へ
の速度変換を施してnout ビット単位で出力する速度変
換手段と、を有し、前記I、m0 及びnout の値を、I
とm0 との積がnout で割り切れるように設定されるこ
とを特徴とする。
【0035】また、請求項14記載の伝送方式は、FE
C符号化されたシンボル列をインターリーブして伝送す
る伝送方式において、送信側では、nout ビット単位で
入力される入力シンボル列にnout からm0 への速度変
換を行ってm0 ビット毎にFEC符号化を施し、このF
EC符号化によって得られたシンボル列をns シンボル
毎に区切ってインターリーブ・ブロックを構成し、任意
に設定された配列順序で各インターリーブ・ブロック毎
のシンボル列を配列する斜め配置を施して行数がIのイ
ンターリーブ・マトリクスを構成し、インターリーブを
施してインターリーブ・シンボル列を送出し、受信側で
は、前記インターリーブ・シンボル列に対応する受信さ
れたシンボル列に対して前記送信側の逆操作であるデ・
インターリーブ及びFEC復号を施して、1シンボルあ
たりm0 ビットを含むFEC復号後のシンボル列を得た
後、m0 からnout への速度変換を施してnout ビット
単位で出力するときに、前記I、m0 及びnout の値
を、Iとm0 との積がnoutで割り切れるように設定す
ることを特徴とする。
【0036】また、請求項15記載の符号化装置は、F
EC符号化されたシンボル列をインターリーブして伝送
する符号化装置において、nout ビット単位で入力され
る入力シンボル列に対してnout からm0 への速度変換
を行う速度変換手段と、この速度変換手段から出力され
るシンボル列のm0 ビット毎にFEC符号化を施すFE
C符号化手段と、このFEC符号化によって得られたシ
ンボル列をns シンボル毎に区切ってインターリーブ・
ブロックを構成し、このインターリーブ・ブロック毎に
インターリーブ・ブロックを構成する各シンボルの配列
順序を任意に変更して斜め配置を施して行数がIのイン
ターリーブ・マトリクスを構成し、インターリーブを施
してインターリーブ・シンボル列を送出するインターリ
ーブ手段と、を有し、前記I、m0 及びnout の値を、
Iとm0 との積がnout で割り切れるように設定される
ことを特徴とする。
【0037】また、請求項16記載の復号装置は、前記
請求項15記載の符号化装置により符号化され送出され
たインターリーブ・シンボル列を受信して復号する復号
装置であって、前記インターリーブ・シンボル列に対応
する受信されたシンボル列に対して、行数がIのインタ
ーリーブ・マトリクスを用いて前記変更された順序で送
信側の逆操作であるデ・インターリーブを施すデ・イン
ターリーブ手段と、該デ・インターリーブ手段により得
られたシンボル列の誤り率を検出する誤り率検出手段
と、この誤り率が所定値以上の際には、前記デ・インタ
ーリーブ手段によるデ・インターリーブのタイミングを
順次ずらして再度前記デ・インターリーブ手段に前記イ
ンターリーブされたシンボル列を供給する手段と、前記
デ・インターリーブ手段の出力に対して復号を施して、
1シンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後のシン
ボル列を得るFEC復号手段と、このFEC復号手段か
ら出力されるシンボル列に対してm0 からnout への速
度変換を施してnout ビット単位で出力する速度変換手
段と、を有し、前記I、m0 及びnout の値を、Iとm
0 との積がnout で割り切れるように設定されることを
特徴とする。
【0038】
【作用】上述の如く構成された本願請求項1記載の伝送
方式及び請求項5記載の符号化装置によれば、FEC符
号化方式における、FEC符号後のシンボル列を順次マ
トリクス状に配置してインターリーブ・ブロックを構成
しインターリーブを施す際に前記シンボル列を、当該イ
ンターリーブ・ブロックについて、順序をある定めた並
べ変えた順序で行なうことでデ・インターリーブ開始位
置が1つずれた場合でも本来の正しいデ・インターリー
ブ・シンボル列と大きく異なり、デ・インターリーブ開
始位置のずれを容易に検出し、伝送路誤りとの区別が明
確にでき、同期引き込み限界C/N性能を大きくとれ
る。
【0039】また、請求項2記載の伝送方式及び請求項
6記載の符号化装置によれば、インターリーブ・ブロッ
クを構成しインターリーブを施す際に、シンボル列を順
次、当該インターリーブ・ブロックについて斜行して順
序をある定めた並べ変えた順序で行なうことで、インタ
ーリーブ・ブロックがni+1 なので最悪でもni 回のシ
フト操作と誤り検出により、約1/ni のスピードが実
現できる。
【0040】請求項3記載の伝送方式及び請求項7記載
の符号化装置によれば、ある定めた並べ変えた順序をP
N符号(擬似乱数符号)で行なうことにより、従来RO
M等でタイミングを作成したものが簡単な擬似乱数発生
回路により容易に構成できる。
【0041】請求項4記載の伝送方式及び請求項8記載
の符号化装置によれば、各インターリーブ・ブロックの
最上段と最下段のデータが、配列を変えない元のデータ
と同一とされるので、書き込み、読み出し時の遅延を最
小とすることができるようになる。
【0042】請求項9記載の復号装置においては、請求
項5乃至8記載の符号化装置にて符号化されたデータを
復号し、この誤り率が大きいときにはデ・インターリー
ブの開始位置がずれていると判定し、1つずつずらしな
がらデ・インターリーブを行なう。従って、デ・インタ
ーリーブの開始位置を正確に合わせることができるよう
になる。
【0043】請求項10記載の復号装置では、請求項9
記載の誤り率検出手段はデ・インターリーブされたデー
タを、一方でビタビ復号し、他方で簡易復号する。そし
て、ビタビ復号の結果が正しいデータであるとして、こ
の結果と簡易復号結果とを比較することによって誤り率
を検出する。
【0044】請求項11ないし請求項16記載の伝送方
式、符号化装置及び復号装置によれば、送信側では、n
out ビット単位で入力される入力シンボル列にnout か
らm0 への速度変換を行ってm0 ビット毎にFEC符号
化を施し、このFEC符号化によって得られたシンボル
列をns シンボル毎に区切ってインターリーブ・ブロッ
クを構成し、該インターリーブ・ブロック毎に斜め配置
を施して行数がIのインターリーブ・マトリクスを構成
してインターリーブを施す際に、前記I、m0及びnout
の値を、Iとm0 との積がnout で割り切れるように
設定することにより、受信側で、インターリーブ・ブロ
ックのサイズns の頭の位置が一致しなくても、列方向
にずれていても、同期コードを使用すること無くビット
同期をとることが可能となる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の伝送方式、符号化装置、復号装置は、図
8に示した伝送装置において、インターリーブ回路2、
及びデ・インターリーブ回路5におけるインターリー
ブ、デ・インターリーブの方法が従来と異なる。
【0046】図1は本実施例に係る斜行インターリーブ
を示す説明図である。従来においては(図15参照)、
データ列を斜め方向に順次書き込んでいたが、本実施例
では、斜め方向に順序を入れ換えて書き込む方式をと
る。図17に、インターリーブ後のデータ列、デ・イン
ターリーブ後のデータ列、及び図5に示したRAM制御
のタイミング制御のタイミングを示す。ここでは、簡便
のためRAMのアドレスをインターリーブ・マトリクス
の行と列に対応させ、それぞれ行アドレス、列アドレス
とする。この例はデ・インターリーブ回路の遅延量を最
小化したもので、5シンボルに一度RAM出力選択信号
は‘0’となり、図17においてデータ入力がそのまま
データ出力となる。
【0047】図1に示す様に、斜行順序を0,3,1,
2,4としてあるが、この最初と最後(この場合0と
4)の位置を変えないと、遅延量が最小となる。また受
信機側ではデ・インターリーブを行なう場合にそのイン
ターリーブ・ブロック同期を確定する必要がある。すな
わちインターリーブ・ブロックの先頭位置がデ・インタ
ーリーブのためのアドレス制御の先頭位置と一致しない
とデ・インターリーブが正しく行なわれないからであ
る。
【0048】これについては、従来例と同様に、図8に
示す誤り率検出手段7にて誤り率が検出され、誤り率が
大きいときには、デ・インターリーブ回路5におけるデ
・インターリーブの先頭位置をずらしながら同期を確定
する。また、図9にて示した簡易復号器11の符号結果
とビタビ復号器14による復号結果との比較により誤り
率を検出する点についても従来と同様である。
【0049】以上の点をふまえて、本実施例の動作につ
いて以下に説明する。本実施例では、図1に示したよう
に、斜行してデータ列をメモリに書き込む際にその順序
を入れ換えている。つまり、0,3,1,2,4,5,
8,6,…の順にデータを書き込み、0,x,x,x,
x,5,3,x,x,x,10,8,1,x,x,1
5,13,…の順に読み出している。
【0050】いま、データ列が行方向に1つずれると、
図2の如くのデータとなり、デ・インターリーブ後のデ
ータは図18に示す通りとなる。即ち、x,0,3,
1,2,x,5,8,6,7,x,10,…となる。そ
して、このデータ列は、前記した正しいデータ列と比較
して大きく異なる。従って、図8に示した誤り率検出手
段7においては、デ・インターリーブの際の同期誤りで
あるか、伝送中の伝送誤りであるかを容易に検出するこ
とができるようになる。発明者らによる実際の試験によ
れば、デ・インターリーブの開始位置の誤りによるもの
と伝送路上の雑音による誤りとの違いは、2dB程度と
なることが確認された。
【0051】次にni =7の場合のインターリーブ、及
びデ・インターリーブ回路における、アドレス発生回路
について一例を図20,21に示す。書き込みアドレス
(図21)については、カウンタにより構成し、ni+1
進カウンタ21より行カウンタを、ni カウンタ22よ
り列カウンタを構成する。読み出し(図20)はフリッ
プフロップ25a〜25cでM系列生成によりPN符号
を発生し、擬似ランダムアドレスを発生させる。行アド
レスは、ni+1 カウンタ23からの信号によりni+1
期でリセットさせる。フリップフロップ25a〜25c
はni+1 カウンタ23からの信号によりクロックに同期
してリセットがかかり、行アドレスを発生させる。
【0052】列アドレスの発生手段は、ni カウンタ2
4はni+1 カウンタ23よりni+1回に一度カウントア
ップし、行アドレスとni カウンタ24との加算値が列
アドレスとして出力される。
【0053】この例において、読み出しアドレス発生
の、ni+1 カウンタ23と書き込みアドレス発生のn
i+1 カウンタ21を、また読み出しアドレス発生の、n
i カウンタ24と書き込みアドレス発生のni+1 カウン
タ22を、それぞれ兼用することが可能である。
【0054】カウンタはアップカウンタだけでなく、当
然ダウンカウンタでも可能である。またni =7以外で
も、同様のことが可能であり、さらにPN符号の発生機
はこの列にとらわれることなく、ほかの異なるものでも
かまわない。
【0055】読み出しカウンタは、図20における読み
出しのアドレス値をROM等に記憶しておいてもよい。
【0056】こうして、図1に示したようにランダムに
データ列を入れ換えて斜行インターリーブを行なうこと
ができ、更に、これに対するデ・インターリーブも行な
うことができるのである。
【0057】また、図9に示した比較判定手段13にて
比較判定に予め指定される値をいき値として用意するこ
とにより不一致頻度または推定された誤り率が当該いき
値を越えるか否かを判定して、例えばこのいき値を越え
たときに同期フラグを下げて非同期状態を示すことがで
きる。
【0058】また比較判定手段に異なる2種類の値を用
意し、非同期、同期状態によりこれらのいき値を適宜切
り替えることにより、ヒステリシス特性を持たせること
ができ、同期フラグの発生の安定化を計ることができ
る。つまり、非同期のときはデ・インターリーブの開始
位置によるデータ誤りなのか、ノイズによる伝送誤りな
のかの判断がつきにくいことがあるいき値を低くしてお
き、デ・インターリーブの同期がとれた後は、同期がず
れる可能性は極めて低いのでいき値を高くして安定化を
図る。
【0059】また、図9ではビタビ復号器14を用いて
誤り率を検出したが、ビタビ復号の最ゆうパスメトリッ
クから推定する方法もある。これは誤りのある場合、シ
ンボルのハミング距離または、対数ゆう度関数の計量値
がオーバーフローを起こすため、定期的に、値を下げる
必要が有り、この頻度を計測することで、誤り率が推定
できる。あるいは最ゆうパスメトリックの値とC/Nと
は相関があるのでこれを利用する方法もある(特公平4
−10773号公報)。
【0060】次に、本発明に係る伝送方式、符号化装置
及び復号装置を速度変換を伴う伝送方式、符号化装置及
び復号装置に適用した実施例を説明する。速度変換を伴
う伝送方式の全体構成は、従来技術において、図22で
説明したものと同様である。図23、図24は、それぞ
れコンボリューショナル・インターリーブにおけるエン
コーダー及びデコーダの構成を示すブロック図である。
図23において、送信側のインターリーブに用いられる
エンコーダは、それぞれ制御回路40からの制御によ
り、同一位相、同一周期Iで順次接続される接点を選択
する2つのセレクタ41及び42と、2つのセレクタ4
1,42の互いに対向する接点間に設けられた順次遅延
時間が増加する遅延回路と、を備えて構成される。
【0061】セレクタ41及び42は、それぞれ共通接
点41−C及び42−Cと,これに択一的に接続可能な
I個の接点41−1(接点番号1)、41−2(接点番
号2、以下同様)、…、41−I及び42−1(接点番
号1)、42−2(接点番号2、以下同様)、…、42
−Iとを有し、それぞれ制御回路40からの制御によ
り、同一位相、同一周期Iで順次接続される接点を選択
する。セレクタ41と42との間に設けられた遅延回路
は、それぞれ(接点番号−1)個の遅延素子Mを直列に
配列して、それぞれ(接点番号−1)×Mだけ信号を遅
延させる回路である。すなわち、それぞれのセレクタの
接点番号1の間に設けられた1番目のパスにおいては、
セレクタ41に入力した信号は、遅延無くそのまま出力
される。2番目のパスでは、M遅延行われる。この遅延
は、I周期を1サンプルとして行うので、結果的には、
入力された信号は、I×Mだけ遅延する。以下、同様
に、I×2M,I×3M,…,I×(I−1)Mだけ遅
延して出力される。
【0062】図24において、受信側でデ・インターリ
ーブのために用いられるデコーダは、それぞれ共通接点
51−C,52−Cとこれに択一的に接続可能なI個の
接点とを有しそれぞれ制御回路50からの制御により、
同一位相、同一周期Iで順次接続される接点を選択する
2つのセレクタ51及び52と、2つのセレクタ51,
52の互いに対向する接点間に設けられた順次遅延時間
が減少する遅延回路と、を備えて構成される。すなわ
ち、1番目のパスにおいては、51に入力した信号は、
I×(I−1)Mだけ遅延して出力される。2番目のパ
スでは、I×(I−2)Mだけ遅延が行われる。以下、
同様に、それぞれ、I×(I−3)M,…,I×M,
0,だけ遅延して出力される。これによりデコーダー
は、エンコーダーの逆の操作を行い、シンボル列の順序
を復元する。
【0063】コンボリューショナル・インターリーブに
関しては、G.D.Forney Jr.“Burst-Correcting Codes f
or the Classic Busty Channel" IEEE,TRANS.on COMM.T
ECH.Vol.COM-19,No5,Oct.1971に詳しく記載されてい
る。
【0064】図10に示されるような、斜めインターリ
ーブによるインターリーブ・ブロックや、図23に示さ
れるようなコンボリューショナル・インターリーブにお
いては、インターリーブ・ブロックのサイズns の頭の
位置が一致しなくても、また列方向にずれていても、正
しくデ・インターリーブすることが可能である。この点
に着目すると、インターリーブ・ブロックの縦、つまり
インターリーブ・マトリックスの行数をI、nout ビッ
ト単位で入力される入力シンボル列をnout からm0 に
速度変換するとすれば、I×m0 がnout で割り切れる
ように、I,m0 ,nout を設定すれば、同期コードを
使用しなくてもビット同期をとることが可能となる。こ
れは、従来のブロック・インターリーブで使用されたブ
ロックサイズをns としたときにns ×m0 がnout で
割り切れるように設定するのに比べて、より制限の緩や
かな自由度の大きい値を使用することが可能となる。
【0065】また、図23及び図24のそれぞれのセレ
クタが、同一位相で、同一周期Iで、任意に設定した順
序で選択することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によればデ・イ
ンターリーブ開始位置がずれたデ・インターリーブ後の
復号データ列は、正しいデータ列と大きく異なり、伝送
路上の雑音による誤りとの判別が容易であるので、より
C/Nの悪い状況においても安定した同期判定を行なう
ことができる。
【0067】また、デ・インターリーブ側でこの順序の
入れ替え順を知らなければ復号できない。これより簡単
にスクランブルをかける効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る斜めインターリーブを示す説明
図。
【図2】図1に示したデータ列の行方向にずれが発生し
たときのデータを示す説明図。
【図3】従来におけるインターリーブ・ブロックの構成
及びその送り順を示す説明図。
【図4】図3に示したインターリーブ・ブロックに係る
デ・インターリーブ・ブロックのタイミングを示すタイ
ミングチャート。
【図5】従来におけるインターリーブ、デ・インターリ
ーブ回路の構成の一例を示すブロック図。
【図6】図5に示したインターリーブ、デ・インターリ
ーブ回路におけるタイミングを示したタイムチャート。
【図7】図3に示したインターリーブ、デ・インターリ
ーブ・ブロックのメモリ構成とアドレスの例を示す説明
図。
【図8】インターリーブを用いるときの送信及び受信装
置の概略構成を示すブロック図。
【図9】誤り検出手段の構成の一例を示すブロック図。
【図10】斜めインターリーブ・ブロック及びその送り
順を示す説明図。
【図11】斜めインターリーブ・ブロックのアドレス例
を示す説明図。
【図12】図10に示したインターリーブ・ブロックに
係るタイミングを示すタイムチャート。
【図13】インターリーブ・ブロックとメモリのデータ
が一列ずれた状態を示す説明図。
【図14】図13に示したインターリーブ・ブロックに
係るタイミングを示すタイムチャート。
【図15】従来における斜めインターリーブ・ブロック
を示す説明図。
【図16】図15に示した斜めインターリーブにおける
デ・インターリーブ・ブロックが1つずれた場合を示す
説明図。
【図17】本発明に係るデ・インターリーブのアドレス
タイミングを示すタイミングチャート。
【図18】本発明に係るデ・インターリーブ・ブロック
が1つずれた場合のデータの関係を示すタイミングチャ
ート。
【図19】図15に示したインターリーブ・ブロックに
係るタイミングを示すタイムチャート。
【図20】本発明に係る読み出しアドレス発生回路の構
成を示すブロック図。
【図21】本発明に係る書き込みアドレス発生回路の構
成を示すブロック図。
【図22】速度変換を伴う伝送系の構成を示すブロック
図。
【図23】コンボリュ−ショナル・インターリーブにお
けるエンコーダーの構成を示すブロック図。
【図24】コンボリュ−ショナル・インターリーブにお
けるデコーダーの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 FEC符号化器、2 インターリーブ回路、3 変
調器、4 復調器 5 デ・インターリーブ回路、6 FEC復号器、7
誤り率検出手段、11 簡易復号器、12 遅延回路、
13 比較判定手段、14 ビタビ復号器、21 n
i+1 カウンタ、22 ni カウンタ、23 ni+1 カウ
ンタ、24 ni カウンタ、25a〜25c フリップ
フロップ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FEC符号化方式によるFEC符号後の
    シンボル列を順次マトリクス状に配置してインターリー
    ブ・ブロックを構成し、各インターリーブ・ブロック毎
    にインターリーブを施して伝送を行う伝送方式におい
    て、 前記インターリーブを施す際に、任意に設定された配列
    順序で各インターリーブ・ブロック毎のシンボル列を配
    列することを特徴とする伝送方式。
  2. 【請求項2】 FEC符号化方式によるFEC符号後の
    シンボル列を順次斜行するマトリクス状に配置してイン
    ターリーブ・ブロックを構成し、斜行インターリーブを
    施して伝送を行う伝送方式において、 前記斜行するインターリーブ・ブロックを構成する際
    に、任意に設定された配列順序で各インターリーブ・ブ
    ロック毎のシンボル列を配列することを特徴とする伝送
    方式。
  3. 【請求項3】 前記任意に設定された配列順序は、PN
    符号により決定されることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記任意に設定された配列順序は、前記
    各インターリーブ・ブロックを構成する最初のシンボル
    と最後のシンボルとを除外して並べ替えを行うことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の伝
    送方式。
  5. 【請求項5】 FEC符号化されたシンボル列をインタ
    ーリーブして伝送する符号化装置において、 たたみ込み符号化方式あるいはトレリス符号化変調方式
    による符号化を施すFEC符号化手段と、 該FEC符号化手段にて符号化して得られたシンボル列
    の配列順序を任意に変更して順次マトリクス状に配置し
    てインターリーブ・ブロックを構成する手段と、 を有することを特徴とする伝送装置。
  6. 【請求項6】 FEC符号化されたシンボル列をインタ
    ーリーブして伝送する符号化装置において、 たたみ込み符号化方式あるいはトレリス符号化変調方式
    による符号化を施すFEC符号化手段と、 該FEC符号化手段にて符号化して得られたシンボル列
    をそれぞれ所定の数のシンボル毎に各シンボルの配列順
    序を任意に変更してマトリクス状に斜行して配置してイ
    ンターリーブ・ブロックを構成する手段と、 を有することを特徴とする符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記任意に変更される配列順序はPN符
    号により決定されることを特徴とする請求項5または請
    求項6記載の符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記任意に変更される配列順序は、前記
    各インターリーブ・ブロックの最初のシンボルと最後の
    シンボルとを除外して並べ替えを行うことを特徴とする
    請求項5または請求項6記載の符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項5ないし請求項8のいずれか
    に記載の符号化装置により符号化されかつインターリー
    ブされたシンボル列をデ・インターリーブしかつ復号す
    る復号装置であって、 前記インターリーブされたシンボル列に対して、前記変
    更された順序でデ・インターリーブを施すデ・インター
    リーブ手段と、 該デ・インターリーブ手段により得られたシンボル列の
    誤り率を検出する誤り率検出手段と、 この誤り率が所定値以上の際には、前記デ・インターリ
    ーブ手段によるデ・インターリーブのタイミングを順次
    ずらして再度前記デ・インターリーブ手段に前記インタ
    ーリーブされたシンボル列を供給する手段と、 を有することを特徴とする復号装置。
  10. 【請求項10】 前記誤り率検出手段は、 前記デ・インターリーブされたシンボル列をビタビ復号
    するビタビ復号手段と、 前記デ・インターリーブされたシンボル列を簡易復号す
    る簡易復号手段と、 前記ビタビ手段による復号結果と前記簡易復号手段によ
    る復号結果とを比較して誤り率を検出する比較判定手段
    と、 から構成されることを特徴とする請求項9記載の復号装
    置。
  11. 【請求項11】 FEC符号化されたシンボル列をイン
    ターリーブして伝送する伝送方式において、 送信側では、nout ビット単位で入力される入力シンボ
    ル列にnout からm0への速度変換を行ってm0 ビット
    毎にFEC符号化を施し、このFEC符号化によって得
    られたシンボル列をns シンボル毎に区切ってインター
    リーブ・ブロックを構成し、該インターリーブ・ブロッ
    ク毎に斜め配置を施して行数がIのインターリーブ・マ
    トリクスを構成し、インターリーブを施してインターリ
    ーブ・シンボル列を送出し、 受信側では、前記インターリーブ・シンボル列に対応す
    る受信されたシンボル列に対して前記送信側の逆操作で
    あるデ・インターリーブ及びFEC復号を施して、1シ
    ンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後のシンボル
    列を得た後、m0 からnout への速度変換を施してnou
    t ビット単位で出力するときに、 前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との積がnou
    t で割り切れるように設定することを特徴とする伝送方
    式。
  12. 【請求項12】 FEC符号化されたシンボル列をイン
    ターリーブして伝送する符号化装置において、 nout ビット単位で入力される入力シンボル列に対して
    nout からm0 への速度変換を行う速度変換手段と、 該速度変換手段から出力されるシンボル列のm0 ビット
    毎にFEC符号化を施すFEC符号化手段と、 このFEC符号化によって得られたシンボル列をns シ
    ンボル毎に区切ってインターリーブ・ブロックを構成
    し、このインターリーブ・ブロック毎に斜め配置を施し
    て行数がIのインターリーブ・マトリクスを構成し、イ
    ンターリーブを施してインターリーブ・シンボル列を送
    出するインターリーブ手段と、 を有し、前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との
    積がnout で割り切れるように設定されることを特徴と
    する符号化装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項12記載の符号化装置によ
    り符号化され送出されたインターリーブ・シンボル列を
    受信して復号する復号装置であって、 前記インターリーブ・シンボル列に対応する受信された
    シンボル列に対して、行数がIのインターリーブ・マト
    リクスを用いて前記送信側の逆操作であるデ・インター
    リーブを施すデ・インターリーブ手段と、 該デ・インターリーブ手段の出力に対して復号を施し
    て、1シンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後の
    シンボル列を得るFEC復号手段と、 該FEC復号手段から出力されるシンボル列に対してm
    0 からnout への速度変換を施してnout ビット単位で
    出力する速度変換手段と、 を有し、前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との
    積がnout で割り切れるように設定されることを特徴と
    する復号装置。
  14. 【請求項14】 FEC符号化されたシンボル列をイン
    ターリーブして伝送する伝送方式において、 送信側では、nout ビット単位で入力される入力シンボ
    ル列にnout からm0への速度変換を行ってm0 ビット
    毎にFEC符号化を施し、このFEC符号化によって得
    られたシンボル列をns シンボル毎に区切ってインター
    リーブ・ブロックを構成し、任意に設定された配列順序
    で各インターリーブ・ブロック毎のシンボル列を配列す
    る斜め配置を施して行数がIのインターリーブ・マトリ
    クスを構成し、インターリーブを施してインターリーブ
    ・シンボル列を送出し、 受信側では、前記インターリーブ・シンボル列に対応す
    る受信されたシンボル列に対して前記送信側の逆操作で
    あるデ・インターリーブ及びFEC復号を施して、1シ
    ンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後のシンボル
    列を得た後、m0 からnout への速度変換を施してnou
    t ビット単位で出力するときに、 前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との積がnou
    t で割り切れるように設定することを特徴とする伝送方
    式。
  15. 【請求項15】 FEC符号化されたシンボル列をイン
    ターリーブして伝送する符号化装置において、 nout ビット単位で入力される入力シンボル列に対して
    nout からm0 への速度変換を行う速度変換手段と、 この速度変換手段から出力されるシンボル列のm0 ビッ
    ト毎にFEC符号化を施すFEC符号化手段と、 このFEC符号化によって得られたシンボル列をns シ
    ンボル毎に区切ってインターリーブ・ブロックを構成
    し、このインターリーブ・ブロック毎にインターリーブ
    ・ブロックを構成する各シンボルの配列順序を任意に変
    更して斜め配置を施して行数がIのインターリーブ・マ
    トリクスを構成し、インターリーブを施してインターリ
    ーブ・シンボル列を送出するインターリーブ手段と、 を有し、前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との
    積がnout で割り切れるように設定されることを特徴と
    する符号化装置。
  16. 【請求項16】 前記請求項15記載の符号化装置によ
    り符号化され送出されたインターリーブ・シンボル列を
    受信して復号する復号装置であって、 前記インターリーブ・シンボル列に対応する受信された
    シンボル列に対して、行数がIのインターリーブ・マト
    リクスを用いて前記変更された順序で送信側の逆操作で
    あるデ・インターリーブを施すデ・インターリーブ手段
    と、 該デ・インターリーブ手段により得られたシンボル列の
    誤り率を検出する誤り率検出手段と、 この誤り率が所定値以上の際には、前記デ・インターリ
    ーブ手段によるデ・インターリーブのタイミングを順次
    ずらして再度前記デ・インターリーブ手段に前記インタ
    ーリーブされたシンボル列を供給する手段と、 前記デ・インターリーブ手段の出力に対して復号を施し
    て、1シンボルあたりm0 ビットを含むFEC復号後の
    シンボル列を得るFEC復号手段と、 このFEC復号手段から出力されるシンボル列に対して
    m0 からnout への速度変換を施してnout ビット単位
    で出力する速度変換手段と、 を有し、前記I、m0 及びnout の値を、Iとm0 との
    積がnout で割り切れるように設定されることを特徴と
    する復号装置。
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