JP2906198B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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Description
に詳しくはビタミンAと糖類を含有することによりビタ
ミンAのもつ肌荒れ改善効果を相乗的に向上させるとと
もに安全性に配慮した皮膚外用剤に関する。
れている。その中で皮膚の加齢、あるいは日光暴露等に
よる変化を予防、改善する効果も薬効の一つであり、こ
れらを目的とする化粧料等の皮膚外用剤が求められてき
た。
各種原料、例えばタンパク質、多糖、抽出エキス、天然
高分子等がその使用効果が特徴的であるため皮膚外用剤
に配合されてきた。
の中から選ばれる一種または二種以上を配合し、皮膚の
加齢あるいは日光暴露による変化、あるいは障害を防
止、改善する方法が開陳されている。(特表昭64−5
00355)
り優れた効果のある薬効剤の開発が待望されていた。
り、その目的は、皮膚の加齢あるいは日光暴露による変
化、あるいは障害に対する防止効果、改善効果等の肌荒
れ改善効果を十分発揮させる皮膚外用剤を提供すること
にある。
安全性に優れた物質の中から、特に十分な肌荒れ改善効
果を発現させる物質を得るべく鋭意研究を重ねた結果、
ビタミンAと共に糖類を配合することによって、これら
問題点を解決することを見出した。
成するに至った。
ミンAと、単糖,オリゴ糖及び糖アルコールから選択さ
れたいずれか一種又は二種以上の糖類とを含有すること
を特徴とする皮膚外用剤を提供するものである。以下、
本発明の構成について詳述する。
チノールとも言い、通常、医療分野等で小児病、夜盲症
の治療や妊娠後の回復剤として利用されている。これら
の中でall−trans体もしくは13−cis体を
使用することが好ましく、それらの混合物を使用しても
かまわない。
量については限定はしないが、ビタミンAの肌への効果
を考えると0.00001重量%〜5.0重量%が好ま
しく、0.0001重量%〜0.5重量%がより好まし
い。
糖及び糖アルコールから選択されたいずれか一種又は二
種以上の糖類である。
ド、ジヒドロキシアセトン等の三炭糖、D−エリトロー
ス、D−エリトルロース、D−トレオース等の四炭糖、
L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、
D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D
−キシルロース、L−キシルロース等の五炭糖、D−グ
ルコース、D−タロース、D−プシコース、D−ガラク
トース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−ソ
ルボース、D−マンノース、D−タガロース、等の六炭
糖、アルドヘプトース、ヘプツロース等の七炭糖、オク
ツロース等の八炭糖、2−デオキシ−D−リボース、6
−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マ
ンノース等のデオキシ糖、D−グルコサミン、D−ガラ
クトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等
のアミノ糖、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L
−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等
のウロン酸等が挙げられる。
ス、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオー
ス、イソリクノース類、α、α−トレハロース、ラフィ
ノースネリクノース類、ウンビリシン、スタキオースベ
ルバスコース類等が挙げられる。
マルチトール、マルトリオース、マンニトール、デンプ
ン分解糖、エリスリトール、キシリトース、デンプン分
解糖還元アルコール等が挙げられる。糖アルコールの中
でもマンニトール、エリスリトールおよび二糖以上の糖
アルコールが好ましい。
ないが皮膚外用剤全量中、0.1重量%以上である。
0.1重量%未満では本発明の効果である相乗的な肌荒
れ改善効果が得られない。′
えて、必要に応じ、本発明の効果を損なわない範囲内
で、化粧料、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる
各種成分、水性成分、保湿剤、増粘剤、紫外線吸収剤、
防腐剤、酸化防止剤、香料、色剤、薬剤、生薬、等が配
合される。もちろんこれらは本発明の目的を損なわない
質的、量的条件下で使用されなければならない。
り、例えば化粧水等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳
化系あるいは軟膏、粉末分散系、水−油二層系、水−油
−粉末三層系等どのような剤型でもかまわない。
具体的に明らかにする。尚、本発明はこれにより限定さ
れるものではない。配合量は重量%である。
効果について検討した。尚、配合したビタミンA、糖類
は下記表1に記載したものを使用した。 <<実施例1〜5>> 重量% (1)セトステアリルアルコール 3. 5 (2)スクワラン 30 .0 (3)ミツロウ 3. 0 (4)還元ラノリソ 5. 0 (5)エチルパラベン 0. 3 (6)ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテル 2.0 (7)ステアリン酸モノグリセリド 2. 0 (8)糖類 (表1に記載) 0 .5 (9)香料 0. 03 (10)ビタミンA (表1に記載) 0.0001 (11)グリセリン 1 5.0 (12)精製水 残 余製法 (1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(7)、(8)、(9)、(10)を加熱溶解し、75
℃に保ったものを75℃に加温した(11)、(12)
に撹拌しながら加える。ホモミキサーで撹拌乳化しなが
ら冷却してクリームを得た。
除いた以外は全て同じ処方
ンAを除いた以外は全て同じ処方
の皮膚疾患を有する被験者100名をパネルとして5群
に分け、1群(1群20名)ごとに実施例1〜5表び比
較例1〜2のクリームを使用させた。すなわち実施例1
〜5を、パネルの左顔面へ1日2回ずつ塗布し、比較例
1と比較例2のクリームを右顔面に塗布させ、3ケ月連
続使用後、使用前に比べて使用後の全般改善度を肉眼判
定した。その結果を表2に示す。
5の本発明品は比較例1、比較例2のものに比べて相乗
的に優れた肌荒れ改善効果を有していることがわかっ
た。
解する。別にエタノールに(1)、(6)、(7)、
(10)を溶解し、これを前記の精製水に加えて溶解し
濾過し化粧水を得た。本発明の化粧水は肌荒れ改善効果
に優れていた。
次に(2)、(7)を加え加熱撹拌し、(9)を溶解し
た、(4)を加え撹拌溶解してパックを得た。本発明の
パックは相乗的に優れた肌荒れ改善効果を有していた。
リエタノールアミンを50%相当量の精製水に加え70
℃に保つ。(水相)香料を除く本発明かの成分を混合
市、加熱溶解して70℃に保つ。(油相)水相に油相を
加えホモミキサーで均一に乳化し、これを粉末部に加え
ニーダーで練りり併せた後、水分を蒸発させ粉砕機で処
理する。さらにこれをよく掻き交ぜながら香料を均一に
噴霧し圧縮成形する。本発明の固型白粉は優れた肌荒れ
改善効果を有していた。
パウダーは相乗的に優れた肌荒れ改善効果を有してい
た。
に優れた肌荒れ改善効果を有していた。
に優れた肌荒れ改善効果を有していた。
イトクリームは相乗的に優れた肌荒れ改善効果を有して
いた。
し、皮膚の加齢あるいは日光暴露による変化、あるいは
障害を防止、改善する効果等、肌荒れ改善を相乗的に向
上させ安全性にも配慮したものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 ビタミンAと、単糖,オリゴ糖及び糖ア
ルコールから選択されたいずれか一種又は二種以上の糖
類とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
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