JP2009269919A - 化粧品 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体にとって高い安全性を有しているとともに、優れたATPの産生促進作用及び抗酸化作用を有する化粧品の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、D−リボースと、両親媒性を有する少なくとも1種のビタミン誘導体と、コエンザイムQ10と、水とを含む化粧品であって、上記ビタミン誘導体が、分子内の親水性部位を外側に、親油性部位を内側に配置したカプセル体に形成され、上記コエンザイムQ10の一部が、上記カプセル体に包含されていることを特徴とする。上記カプセル体の平均直径が、30nm以上300nm以下であるとよい。上記カプセル体に、カロテノイド類、トコフェロール類及びトコトリエノール類よりなる群から選択される少なくとも1種が包含されているとよい。上記カプセル体に、フラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体が包含されているとよい。ゲル化剤をさらに含むとよい。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧品に関し、詳細には、ATP(アデノシン三リン酸)の産生を効果的に促進することができるとともに、高い活性酸素消去作用を有し、身体への安全性も高い化粧品に関する。
ATPは、多数のエネルギー代謝に関与し、エネルギーの獲得及び利用に重要な役割を果たしている。ATPは、アデノシンに3つのリン酸が結合して構成されており、1つのリン酸が外れることによって大きなエネルギーを生じる。それ故、ATPは、細胞生命を維持するための基本物質として、最も重要な分子であるともいえる。
一方、細胞は、大気汚染、身体活動、喫煙、老化等の様々なストレスを経時的に受けている。体内に貯蔵されるATPは、これらのストレスによって減少する。そして、このようなATPの減少によって細胞内のエネルギーが不足すると、タンパク質の合成や肌の保護作用が低下し、皺の形成、肌の弾力性の低下、肌艶の低下等の原因となる。
これに対して、ATPの産生を促進するための物質として、コエンザイムQ10やD−リボース等が存在する。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアにおける電子伝達系の補酵素として存在している。コエンザイムQ10は、好気呼吸下において酸化と還元とを繰り返すことで、ATPの産生に重要な役割を果たしている。コエンザイムQ10は、通常、生体内合成と外部からの摂取とによってまかなわれている。しかし、コエンザイムQ10の生体内合成量は、加齢に伴って低下する。また、通常、食事によってまかなうことのできるコエンザイムQ10の量は僅かである。従って、加齢とともに、コエンザイムQ10を意識的に摂取することが重要となる。
他方、ATPは、嫌気呼吸下において、AMP(アデノシン一リン酸)から再合成することができる。かかる再合成経路としては、サルベージ(salvage)経路及び新生(de novo)経路が存在している。サルベージ経路は、生体内に蓄積されたAMPが分解されて体外に排泄されるところを、完全には分解しないで途中の段階で回収し、ATPの再合成に利用する。また、新生経路は、ATP、ADP(アデノシン二リン酸)及びAMPのアデノシン部分を構成しているアデニンを新たに生合成する過程を含む。このような経路は、身体活動等による細胞内のATPの急速な減少を素早く補完するために重要である。そして、サルベージ経路及び新生経路においては、D−リボースが重要な役割を果たす。D−リボースは、これらのいずれの経路においても、PRPP(5−ホスホリボシル−1−ピロリン酸)に変換されたうえで直接利用される。PRPPは、必要に応じてD−リボースから変換されるが、このためには、体内にD−リボースが一定量貯蔵されていることが必要となる。それ故、ATPの再合成のためには、D−リボースを意識的に摂取することが重要となる。
また、D−リボースは、繊維芽細胞による酸素消費を増大させる作用を有している。それ故、D−リボースは、エネルギー代謝経路であるTCAサイクルの反応をスムーズにすることができる。その結果、コエンザイムQ10とD−リボースとを同時に摂取することによって、好気呼吸下におけるATPの産生の効率化を図ることができる。
このように、ATPの産生を促進するためには、コエンザイムQ10とD−リボースとを共に摂取することが好ましい。
今日、コエンザイムQ10及びD−リボースを含有する化粧品としては、チオクト酸類を有効成分とする基礎代謝増強剤(特開2007−308468号公報参照)等が開発されている。
しかし、コエンザイムQ10は、紫外線等の外部環境に対して不安定な物質である。それ故、上記従来の基礎代謝増強剤は、製造工程においてコエンザイムQ10を含有させた場合であっても、使用時においてはコエンザイムQ10を効果的に細胞内に取り入れることができず、ATPの産生を十分に促進することができない。また、化粧品としては、紫外線によって皮膚に発生する活性酸素を消去する作用が有効であるが、上記従来の技術では、活性酸素消去作用を効果的に実現することができない。
特開2007−308468号公報
本発明はこれらの不都合に鑑みてなされたものであり、高いATPの産出作用及び活性酸素消去作用を有し、さらにかかる作用を相乗的に向上することのできる化粧品の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた発明は、
D−リボースと、
両親媒性を有する少なくとも1種のビタミン誘導体と、
コエンザイムQ10と、
水と
を含む化粧品であって、
上記ビタミン誘導体が、分子内の親水性部位を外側に、親油性部位を内側に配置したカプセル体に形成され、
上記コエンザイムQ10の一部が、上記カプセル体に包含されていることを特徴とする化粧品である。
当該化粧品は、D−リボースとコエンザイムQ10とを有しているので、TCAサイクルの反応をスムーズにすることができる。さらに、当該化粧品は、D−リボースとコエンザイムQ10とにより、好気呼吸下及び嫌気呼吸下のいずれにおいても、ATPの産生を効果的に促進することができる。
また、当該化粧品は、両親媒性を有する少なくとも1種のビタミン誘導体を含有している。一方、皮膚の表皮構造は、脂質層と水質層とが重なっていることが知られている。そして、細胞を構成する細胞膜もリン脂質の二重膜構造をとっている。その結果、両親媒性物質は、皮膚にスムーズに浸透することができる。従って、当該化粧品は、両親媒性を有するビタミン誘導体を皮膚にスムーズに導入することができる。
さらに、当該化粧品は、親油性部位を有しているため、皮膚バリア性を向上することができ、皮膚の乾燥化を抑制することができる。
加えて、当該化粧品は、親油性の性質を有するコエンザイムQ10を、両親媒性を有するビタミン誘導体の親油性部位側に包含している。その結果、当該化粧品は、カプセル体自体の安定性を向上することができると同時に、コエンザイムQ10の安定性も向上することができる。これにより、当該化粧品は、紫外線等の刺激を受けた場合であっても、コエンザイムQ10の安定性が損なわれることを防止することができる。
当該化粧品は、両親媒性を有するビタミン誘導体がカプセル体に形成されていることによって、ビタミン誘導体及びこれに包含されるコエンザイムQ10の皮膚上での徐放性を向上させることができ、これらの物質が有するATP産生促進作用、抗酸化作用等を長時間持続させることができる。
当該化粧品は、かかるカプセル化により、刺激抑制作用の向上、処方の多様化、及びカプセル全体をマイナスに帯電することによるイオン導入効率の向上を図ることができる。
上記カプセル体の平均直径が30nm以上500nm以下であるとよい。これにより、カプセル体を構成するビタミン誘導体及びこのカプセル体に包含されるコエンザイムQ10の皮膚への浸透性を著しく向上することができる。
上記カプセル体に、カロテノイド類、トコフェロール類及びトコトリエノール類よりなる群から選択される少なくとも1種が包含されているとよい。これにより、当該化粧品が有する抗酸化作用を向上することができる。また、かかる抗酸化物質を包含することにより、カプセル体及び抗酸化物質の安定性を格段に高めることができる。
上記カプセル体に、フラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体が包含されているとよい。これにより、紫外線照射下におけるアスコルビン酸ラジカルの発生及び赤外線レーザー照射下におけるスーパーオキシドラジカルの発生を抑制することができる。また同時に、脂質過酸化条件下における抗酸化剤の光分解を抑制することができる。従って、当該化粧品は、水溶性及び脂溶性のいずれの物質についても酸化抑制的作用を奏することができる。また、当該化粧品は、フラーレン若しくは親油性を有するフラーレン誘導体並びに両親媒性のビタミン誘導体が有する抗酸化作用を相乗的に向上することができる。
ゲル化剤をさらに含むとよい。これにより、当該化粧品は、親油性物質の添加・分散容易性を向上することができる。また、当該化粧品は、ジェルとして使用することにより、皮膚との密着性を高めることができ、ビタミン誘導体、コエンザイムQ10等の皮膚上での徐放性及び効果の持続性を向上することができる。また、当該化粧品は、有効成分を皮膚の奥部まで容易に浸透させることができるので、ATP産生促進作用、抗酸化作用等を向上することができる。
以上説明したように、本発明の化粧品は、優れたATP産生促進作用及び抗酸化作用を発揮することができるとともに、身体に対する安全性も高く保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を詳説する。
当該化粧品は、D−リボースと、ビタミン誘導体と、コエンザイムQ10と、水とを含んでいる。
ここでいうD−リボースは、生体内においてATPの産生を促進できるものであれば特に限定されず、D−リボース自身及び生体内又は生体外でD−リボースに変換される誘導体を含む。D−リボースは、市販品又は公知の方法による製造によって入手することができる。
D−リボースの当該化粧品中の含有量としては、特に限定されないが、0.05質量%以上10質量%以下が好ましく、0.1質量%以上5質量%以下がさらに好ましい。当該化粧品は、D−リボースをこのような割合で配合することにより、D−リボースの有するATP産生促進作用を十分に発揮させることができるとともに、他の成分の添加量を容易に調整することができる。
ビタミン誘導体は、親水性部位と親油性部位とを有している。ビタミン誘導体は、当該化粧品中において、親水性部位を外側に、親油性部位を内側に配置したカプセル体に形成されている。
ビタミン誘導体としては、特に限定されず、1種又は2種以上の両親媒性を有する各種ビタミン誘導体を好適に使用することができる。かかるビタミン誘導体としては、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体又はビタミンE誘導体が好ましく、ビタミンC誘導体又はビタミンE誘導体がさらに好ましい。
かかるビタミンA誘導体としては、パルミチン酸レチノール等のレチノール誘導体を挙げることができる。
また、ビタミンC誘導体としては、アスコルビン酸リン酸パルミテート、アスコルビン酸テトライソパルミテート等のアスコルビン酸誘導体を挙げることができる。これらのビタミン誘導体は、高い抗酸化作用を有しており、メラニン生成の抑制、有色メラニンを無色メラニンへ還元することによる美白化、DNAの損傷抑制による抗老化、皮脂の抑制、ニキビ形成防止、コラーゲン合成促進化による小皺抑制等の諸作用を有している。また、これらのビタミン誘導体は、オイル、ジェル、クリーム等への配合容易性を有している。さらに、これらのビタミン誘導体は、界面活性剤でありながら、体内でビタミンC、リン酸、パルミチン酸に変換されるので身体に対する高い安全性を有している。
さらに、ビタミンE誘導体としては、トコフェリルリン酸ナトリウム等のトコフェロールを挙げることができる。トコフェリルリン酸ナトリウムは、水中でゲル化して伸展性感触を示し、高いガスバリア性及びベト付かない好感触の粘性を有している。トコフェリルリン酸ナトリウムは、紫外線による脂質過酸化抑制、界面活性剤による肌荒れ防止、アクネ菌の抑制、UVB暴露下のアネキシン(Annexin)遺伝子発現の抑制、光老化抑制、薬物毒性軽減等の諸作用を奏することができる。
かかる両親媒性を有するビタミン誘導体の当該化粧品中の含有量としては、特に限定されないが、0.001質量%以上40質量%以下が好ましく、0.005質量%以上30質量%以下がさらに好ましい。
ここでいうコエンザイムQ10は、生体内において、ATP産生促進作用、抗酸化作用等の諸作用を奏することができるのもであれば特に限定されず、コエンザイムQ10自身及び生体内又は生体外でコエンザイムQ10に変換される誘導体を含む。コエンザイムQ10は、市販品又は公知の方法による製造によって入手することができる。
コエンザイムQ10の当該化粧品中の含有量としては、特に限定されないが、0.0005質量%以上5質量%以下が好ましく、0.001質量%以上1質量%以下がさらに好ましい。当該化粧品は、コエンザイムQ10をこのような割合で配合することにより、コエンザイムQ10の有するATP産生促進作用、抗酸化作用等を十分に発揮させることができるとともに、他の成分の添加量を容易に調整することができる。
水は、ビタミン誘導体の親水性部位を溶解できるものであれば特に限定されず、例えば純水、水道水、鉱水、鉱泉水、井戸水、温泉水、湧水、淡水等又はこれらに各種処理を施したものを用いることができる。かかる処理としては、例えば精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換等を挙げることができる。
当該化粧品は、ビタミン誘導体が、分子内の親水性部位を外側に、親油性部位を内側に配置したカプセル体に形成されている。さらに、当該化粧品は、コエンザイムQ10がカプセル体の親油性部位側に包含されている。当該化粧品は、このように、親油性の性質を有するコエンザイムQ10を内包させることにより、ビタミン誘導体を界面活性剤として利用し、親水性部位を外側に向けた液晶構造を有するカプセル体を容易に構成することができる。
かかるカプセル体の平均直径は、ビタミン誘導体及びこれに包含されるコエンザイムQ10を皮膚に浸透させることのできる範囲であれば特に限定されない。このようなカプセル体の平均直径は、30nm以上500nm以下であることが好ましく、50nm以上250nm以下であることがさらに好ましい。一般に、皮膚細胞は、15000nm程度の大きさを有しており、皮膚細胞間隔は70nm程度であるとされている。そして、この皮膚細胞間隔は、細胞の脈動によって広がる性質を有している。従って、カプセル体の平均直径が500nm以下であれば、このカプセル体及びこれに包含されるコエンザイムQ10を容易に皮膚に浸透させることができる。また、カプセル体の平均直径が30nm以上であれば、高い皮膚への導入率及び製造の容易性を保つことができる。その結果、当該化粧品は、カプセル体を構成するビタミン誘導体及びこのカプセル体に包含されるコエンザイムQ10の皮膚への浸透性を著しく向上することができる。
当該化粧品は、カプセル体に、カロテノイド類、トコフェロール類、トコトリエノール類、天然又は合成オイル等の1種又は2種以上の親油性物質を包含することにより、これらの物質の有する抗酸化作用等の諸作用をさらに効果的に奏することができる。また、当該化粧品は、かかる抗酸化物質を包含することによって、カプセル体及び抗酸化物質の安定性を格段に高めることができる。
カプセル体に包含可能なカロテノイド類としては、α−カロテン、β−カロテン、リコピン、フィトエン等のカロテン類やそのエポキシ体;アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、ツナキサンチン、サルモキサンチン、パラシロキサンチン、ビオラキサンチン、アンテラキサンチン、ククルビタキサンチン、ディアトキサンチン、アロキサンチン、ペクテノール、ペクテノロン、カプサンチン、マクトラキサンチン、カプサンチノール、フコキサンチン、フコキサンチノール、ペリジニン、ハロシンチアキサンチン、アマロウシアキサンチン、カンタキサンチン、エキネノン、ロドキサンチン、ビキシン、ノルビキシン等のキサントフィル類;ノルカロテノイド類;アポカロテノイド類等を用いることができる。かかるカプセル体に包含可能なカロテノイドとしては、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテイン、カンタキサンチンが好ましく、アスタキサンチンが特に好ましい。これらのカロテノイドは、植物、動物、微生物等の天然物からの抽出物や化学合成品を用いることができる。
アスタキサンチンは、天然物由来のもの又は合成により得られるものを使用することができる。天然物由来のものとしては、例えば、緑藻ヘマトコッカスなどの微細藻類、赤色酵母ファフィアなどの酵母類、エビ、オキアミ、カニ等の節足動物類の甲殻、イカ、タコ等の軟体動物類の内臓や生殖巣、各種魚介類の皮、ナツザキフクジュソウ等のフクジュソウ属の花弁等から得られるもの等を挙げることができる。
カプセル体に包含可能なトコフェロール類としては、トコフェロール及びその誘導体が含まれる。かかるトコフェロールとしては、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロールを挙げることができる。
カプセル体に包含可能なトコトリエノール類としては、トコトリエノール及びその誘導体が含まれる。かかるトコトリエノールとしては、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノールを挙げることができる。これらのトコトリエノールは、例えば、天然物の圧搾、天然物からの抽出又は合成等の常法により得ることができる。これらのトコトリエノール類は、カラムクロマトグラフィー等により、さらに分離精製して純度を高めたものであってもよい。
カプセル体に包含可能な天然オイルとしては、オリーブ油、アーモンド油、ヒマシ油、アボカド油、ヒマワリ油、トウモロコシ油、ダイズ油、ブドウ種子油、ゴマ油、アプリコット油、マカダミア油等を挙げることができる。
カプセル体に包含可能な合成オイルとしては、シリコーンオイル、フッ素化オイル等を挙げることができる。
当該化粧品は、カプセル体に、フラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体を包含することにより、紫外線照射下でのアスコルビン酸ラジカルの発生及び赤外線レーザー照射下でのスーパーオキシドラジカルの発生を抑制することができる。また同時に、当該化粧品は、脂質過酸化条件下での、アスタキサンチン等の抗酸化剤の光分解を抑制することができる。このように、当該化粧品は、水溶性及び脂溶性のいずれの物質についても酸化抑制的作用を発揮することができる。また、当該化粧品は、フラーレン若しくは親油性を有するフラーレン誘導体並びに両親媒性のビタミン誘導体が有する抗酸化作用を相乗的に向上することができる。
かかるカプセル体に包含可能なフラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体としては、C(Cは60以上の整数)と表せるものであって、n=60、n=70のフラーレン若しくはこれらの誘導体、又はカーボンナノチューブ若しくはこの誘導体等を使用することができる。また、かかるフラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体は、炭素骨格構造に各種の置換基を有していてもよく、またメチレン鎖等のアルキレン鎖を介して複数のフラーレン又はフラーレン誘導体が結合したものであってもよい。フラーレン誘導体が有する官能基としては、アルキル基、フッ素化アルキル基、アルコール基又はカルボン酸誘導体等を挙げることができる。
かかるフラーレンの当該化粧品中の含有量としては、特に限定されないが、0.0001質量%以上20質量%以下が好ましく、0.0002%質量%以上10質量%以下がさらに好ましい。
当該化粧品は、ゲル化剤によって、ジェル状に構成されることにより、親油性物質の添加・分散の容易化を図ることができる。すなわち、当該化粧品は、親油性ゲル化剤を使用した場合のみならず、親水性ゲル化剤を使用した場合であっても、親油性物質をジェルに混合、分散させることが可能となる。また、当該化粧品は、ジェルとして使用することにより、皮膚との密着性を高めることができ、ビタミン誘導体、コエンザイムQ10等の皮膚上での徐放性及び効果の持続性を向上することができる。また、当該化粧品は、有効成分を皮膚の奥部まで容易に浸透させることが可能となるので、ATP産生促進作用、抗酸化作用等を向上することができる。
かかるゲル化剤としては、特に限定されず、例えば、グリセリン、ショ糖パルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ベントン等の改質粘土、脂肪酸の金属塩又は疎水性シリカ等を使用することができる。
当該化粧品は、必要に応じて所望の添加物を含有することができる。かかる添加物としては、特に限定されず、例えば、保湿剤、美白剤、柔軟剤、抗炎症剤、経皮吸収促進剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、抗アレルギー剤、香料又はpH調整剤等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な保湿剤としては、例えば、カンテン、ジステアリルジモニウムヘクトライト、ジグリセリン、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ヨクイニンエキス、ワセリン、尿素、ヒアルロン酸、セラミド、リピジュア、イソフラボン、アミノ酸、コラーゲン、フコダイン、ラクトフェリン、ソルビトール、キチン・キトサン、リンゴ酸、グルクロン酸、プラセンタエキス、海藻エキス、ボタンピエキス、アマチャエキス、オトギリソウエキス、コレウスエキス、マサキ抽出物、チョレイエキス、ローズマリーエキス、サンザシエキス、マイカイ花エキス、コウカエキス、デュークエキス、カミツレエキス、オドリコソウエキス、レイシエキス、セイヨウノコギリソウエキス、マロニエエキス、アスナロエキズ、オスモインエキス、アロエエキス、ヒバマタエキス、オーツ麦エキス、チューベロースポリサッカライド、冬虫夏草エキス、大麦エキス、オレンジ抽出物、ジオウエキス、サンショウエキス、ヨクイニンエキス等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な美白剤としては、例えば、アルブチン、ハイドロキノン、コウジ酸、ルシノール、エラグ酸、トラネキサム酸、オキシベンゾン、ベンゾフェノン等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な柔軟剤としては、例えば、グリセリン、オレイン酸、オレイン酸グリセリル、ワセリン、オリーブ油、スクワラン、ラノリン、合成エステル油等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、フェニルブタゾン、インドメタシン、イブプロフェン、ケトプロフェン、アラントイン、ε−アミノカプロン酸、酸化亜鉛、ジクロフェナクナトリウム、アロエ抽出物、サルビア抽出物、アルニカ抽出物、カミツレ抽出物、シラカバ抽出物、ゲンチアナ根抽出物等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な経皮吸収促進剤としては、例えば、エタノール、クエン酸、アジピン酸ジエステル、アジピン酸ジイソプロピル、オレイン酸、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸イソプロピル等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な防腐剤としては、例えば、安息香酸、ソルビン酸、パラベン、ギ酸、ギ酸エチル、ジ亜塩素酸ナトリウム、フェノキシエタノール、プロピオン酸、ポリリジン等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な酸化防止剤としては、例えば、アスコルビン酸、α−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、トコトリエノール、クエン酸イソプロピル、カイネチン、α−リポ酸、ポリフェノール、SOD等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な増粘剤としては、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチルセルロース、ペクチン、アラビアゴム、デンプン等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な抗アレルギー剤としては、例えば、アンレキサノクス、クロモグリク酸ナトリウム、塩酸オザグレル、イブジラスト、トシル酸スプラタスト、トラニラスト、フマル酸ケトチフェン等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能な香料としては、例えば、ジャコウ、アカシア油、アニス油、イランイラン油、シナモン油、ジャスミン油、スウィートオレンジ油、スペアミント油、ゼラニウム油、タイム油、ネロリ油、ヒノキ油、フェンネル油、ペパーミント油、ベルガモット油、ライム油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ローズ油、ローズウッド油等を挙げることができる。
当該化粧品に添加可能なpH調整剤としては、例えば、乳酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、コハク酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等を挙げることができる。
当該化粧品は、D−リボースとコエンザイムQ10とを有しているので、TCAサイクルの反応をスムーズにすることができる。さらに、当該化粧品は、D−リボースとコエンザイムQ10とにより、好気呼吸下及び嫌気呼吸下のいずれにおいても、ATPの産生を効果的に促進することができる。
また、当該化粧品は、両親媒性を有する少なくとも1種のビタミン誘導体を含有している。一方、皮膚の表皮構造は、脂質層と水質層とが重なっていることが知られている。そして、細胞を構成する細胞膜もリン脂質の二重膜構造をとっている。その結果、両親媒性物質は、皮膚にスムーズに浸透することができる。従って、当該化粧品は、両親媒性を有するビタミン誘導体を皮膚にスムーズに導入することができる。
さらに、当該化粧品は、親油性部位を有しているため、皮膚バリア性を向上することができ、皮膚の乾燥化を抑制することができる。
加えて、当該化粧品は、親油性の性質を有するコエンザイムQ10を、両親媒性を有するビタミン誘導体の親油性部位側に包含している。その結果、当該化粧品は、カプセル体自体の安定性を向上することができると同時に、コエンザイムQ10の安定性も向上することができる。これにより、当該化粧品は、紫外線等の刺激を受けた場合であっても、コエンザイムQ10の安定性が損なわれることを防止することができる。
当該化粧品は、両親媒性を有するビタミン誘導体が複数分子によりカプセル化されていることによって、ビタミン誘導体及びこれに包含されるコエンザイムQ10の皮膚上での徐放性を向上させることができ、これらの物質が有するATP産生促進作用、抗酸化作用等を長時間持続させることができる。
当該化粧品は、かかるカプセル化により、刺激抑制作用の向上、処方の多様化、及びカプセル全体をマイナスに帯電することによるイオン導入効率の向上を図ることができる。
なお、当該化粧品は、化粧水、乳液、クリーム、ジェル、パック剤等、様々な形態で使用することができる。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
[実施例1]
Figure 2009269919
ITOナイスフィアにγ−トコフェロールを練り込んで攪拌し、粘性体Aを得た。精製水に油溶甘草エキスP−T、D−リボース及びTN64を溶解させたうえで攪拌した。この溶解液に、さらに、NET−VCIP、リキッドクリスタセラミド2及びヒアルロンサン液HA−LQ1を加えて攪拌し、溶解液Bを得た。粘性体Aと溶解液Bとを混合し、フェノキシエタノールを加えて攪拌して化粧品を得た。
[実施例2]
Figure 2009269919
実施例1の溶解液Bにつき、精製水に油溶甘草エキスP−T、D−リボース、TN64とともにラジカルスポンジを溶解させて攪拌した以外は、実施例1と同様の方法により化粧品を得た。
[実施例3]
実施例1の成分からγ−トコフェロールを除き、精製水を1.0g加えた以外は、実施例1と同様の手順によって化粧品を得た。
[比較例1]
実施例1の成分からD−リボースを除き、精製水を0.5g加えた以外は、実施例1と同様の手順によって化粧品を得た。
[比較例2]
実施例1の成分からITOナノスフィアを除き、精製水を2.0g加えた以外は、実施例1と同様の手順によって化粧品を得た。
[比較例3]
実施例1の成分からNET−VCIPを除き、精製水を3.0g加えた以外は、実施例1と同様の手順によって化粧品を得た。
[特性の評価]
上記実施例1〜3及び比較例1〜3の化粧品を用い、30代の女性被験者に実際に化粧品を使用してもらい、以下の評価を行った。その結果を下記表3に示す。なお、この試験は、同一の化粧品を1日1回1gの割合で、顔の全面に満遍なく1ヶ月間連続塗布することにより行った。
(1)小皺の消去性評価
小皺の溝が格段に浅くなった場合を○、小皺の溝が多少浅くなった場合を△、小皺の溝が浅くなったと感じられない場合を×として比較評価した。
(2)肌の弾力性評価
肌の弾力性が格段に改善された場合を○、肌の弾力性が多少改善された場合を△、肌の弾力性が改善されたと感じられない場合を×として比較評価した。
(3)肌の潤いの持続性評価
肌の潤いが極めて長期間持続していると感じられる場合を○、肌の潤いが多少持続していると感じられる場合を○、肌の潤いが持続していると感じられない場合を×として比較評価した。
(4)肌色の改善性評価
肌色が格段に改善された場合を○、肌色が多少改善された場合を△、肌色が改善されたと感じられない場合を×をして比較評価した。
(5)肌の活性化評価
肌が格段に活性化された場合を○、肌が多少活性化された場合を△、肌が活性化されたと感じられない場合を×として比較評価した。
Figure 2009269919
D−リボースとコエンザイムQ10とが共に含まれ、かつコエンザイムQ10がビタミン誘導体に内包されている実施例1〜3の化粧品を用いた場合、優れた肌の改善作用を得られることが分かった。また、ビタミン誘導体がカプセル状に構成されており、かつコエンザイムQ10がこのカプセル体に内包されている実施例1〜3の化粧品を用いた場合、肌の潤いを長期間保つことができており、優れた安定性及び皮膚上での徐放性を有していることが分かった。さらに、ビタミン誘導体内にフラーレンを含有する実施例2の化粧品を用いることによって、ビタミン誘導体及びフラーレンの作用を相乗的に向上させることができ、高い小皺の消去作用が得られることが分かった。
以上のように、本発明の化粧品は、身体にとって高い安全性を有しており、ATPを効果的に産生することができるとともに、高い抗酸化作用を実現するのに適している。

Claims (5)

  1. D−リボースと、
    両親媒性を有する少なくとも1種のビタミン誘導体と、
    コエンザイムQ10と、
    水と
    を含む化粧品であって、
    上記ビタミン誘導体が、分子内の親水性部位を外側に、親油性部位を内側に配置したカプセル体に形成され、
    上記コエンザイムQ10の一部が、上記カプセル体に包含されていることを特徴とする化粧品。
  2. 上記カプセル体の平均直径が、30nm以上500nm以下である請求項1に記載の化粧品。
  3. 上記カプセル体に、カロテノイド類、トコフェロール類及びトコトリエノール類よりなる群から選択される少なくとも1種が包含されている請求項1又は請求項2に記載の化粧品。
  4. 上記カプセル体に、フラーレン又は親油性を有するフラーレン誘導体が包含されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の化粧品。
  5. ゲル化剤をさらに含む請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の化粧品。
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