JP2904908B2 - パネルシヤッター - Google Patents

パネルシヤッター

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JP2904908B2
JP2904908B2 JP29132190A JP29132190A JP2904908B2 JP 2904908 B2 JP2904908 B2 JP 2904908B2 JP 29132190 A JP29132190 A JP 29132190A JP 29132190 A JP29132190 A JP 29132190A JP 2904908 B2 JP2904908 B2 JP 2904908B2
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靖久 武藤
隆桜 中島
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築物の開口部、あるいは、ショーウィン
ド等に設けられるシヤッター、特に、パネルを用いたシ
ヤッターに関するものである。
(従来の技術) 従来、建物の入口等に設けられるシヤッターの主体を
なす板状体は、スラットと呼ばれる薄い鋼板や軽合金板
が用いられた。最近、スラットに代えてパネルを用いた
シヤッターも登場している。このようなパネルシヤッタ
ーは、パネルの材料として、金属材料に限らず、合成樹
脂,ガラス等、種々の材料を用いることができ、パネル
面を利用して絵画や宣伝広告面としたり、あるいは、パ
ネルに照明手段を備えるようにするなど、多彩な利用が
考えられている。パネル面にガラスを用いた場合は、内
部を透視できることから、商店等においては、シヤッタ
ーの閉鎖後において店内の陳列を見せることができるな
ど、従来のシヤッターからは得ることができない利用も
考えられてきた。
実開昭60−172988号公報に記載されたパネルシヤッタ
ーは、パネル部材を回動させることにより換気や採光を
行なうことができるから、シヤッターの閉鎖状態におい
て、通風や採光を行なうことが困難であったスラットシ
ヤッターに比して優れている。
しかしながら、パネルの昇降状態においては、パネル
部材は、回動して傾斜した状態で移動するから、シヤッ
ターの開閉を円滑に行なうことができず、また、着地状
態でパネル部材が閉鎖されるものであるから、パネル部
材を傾斜させた状態で施錠を行なうことが困難であるな
どの問題を有している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、パネル部材を直立させた状態でシヤッターの開
閉を行なうことができるとともに、シヤッターの閉鎖時
において、シヤッターを施錠した状態で、そのパネル部
材を開閉することができるパネルシヤッターを提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、パネルシヤッターにおいて、複数のアウト
フレームと、該アウトフレームにそれぞれその支持軸が
回動または移動可能に配設されるパネル部材と、前記ア
ウトフレームに対して相対移動可能に設けられた支持軸
と、前記支持軸を所定のピッチで連結する連結部材と、
パネルシヤッターの閉鎖時に前記アウトフレームの移動
を阻止するロック手段と、前記アウトフレームに対して
パネル部材を係止する係止手段を有し、前記ロック手段
による前記アウトフレームのロックと、前記係止手段の
係止解除に続く前記連結部材と前記アウトフレームとの
相対移動にもとづいて、パネル部材を回動させることを
特徴とするものである。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例のパネルシヤッターにお
けるパネル部材の開閉状態を説明するための要部の斜視
図であり、同図(A)は、パネル部材が回動する前の状
態、同図(B)は、パネル部材が回動した状態を示す説
明図である。ここでは、上端のパネルと、その下に位置
するパネルのみを図示した。図中、1A,1Bはパネル部
材、2A,2Bはカム面、3A,3Bはアウトフレーム、4A,4Bは
パネル回動軸、5A,5Bはパネル吊持ピン、6A,6Bは支持ロ
ーラー、7A,7Bはパネル吊持ピン保持部材、8A,8Bは長
孔、9はロック解除桿、10A,10Bは係止部材、11A,11Bは
係止ピンである。
パネル部材1A,1Bは、パネル回動軸4A,4Bによりアウト
フレーム3A,3Bに回動自在に支持されている。パネル吊
持ピン5A,5Bには支持ローラー6A,6Bが取り付けられ、図
示しない収納部において、収納レール上を支持ローラー
6A,6Bが転動して、各パネルを収納する。シヤッターの
開閉の際における各パネルの昇降は、パネル吊持ピン5
A,5Bに回動可能に接続された連結チェーンによって行な
われるが、その態様については、第2図で説明する。ロ
ック解除桿9は、上端のパネルにおいて、アウトフレー
ム3Aの高さより長く設計され、アウトフレームを貫通し
て上部がアウトフレームから突出している。他のパネル
におけるロック解除桿は、同様にアウトフレームを貫通
しているが、その長さは、アウトフレームの高さと等し
い長さに設計されている。これらのロック解除桿は、相
互に衝合するようにされているから、上端のパネルにお
けるロック解除桿が押圧されて下方に移動すると、すべ
てのロック解除桿を下方に移動でき、それに固定された
係止部材を下方に移動させることができる。衝合面の一
方を凹部に、他方を凸部にしておくと衝合が容易とな
り、衝合の際のずれを防止できる。
図示しない連結チェーンによって吊持されるパネル吊
持ピン5A,5Bは、パネル吊持ピン保持部材7A,7Bによって
アウトフレーム3A,3Bを貫通してその両側に設けられた
長孔8A,8B内を摺動する。しかしながら、昇降中は、パ
ネル部材1A,1Bに固定された係止ピン11A,11Bが、第1図
(A)に示すように、ロック解除桿に固定された係止部
材10A,10Bによってロックされているから、パネル部材1
A,1Bは、その回動を阻止され、ほぼ、直立した状態で移
動する。したがって、パネル吊持ピン5A,5Bがパネルの
重量によって長孔内を上に移動することはない。なお、
各ロック解除桿は、バネ等により常時上向きの付勢を与
えておくのがよい。
第1図(B)は、パネル部材の傾斜状態の説明図であ
る。シヤッターが閉鎖状態において、ロック解除桿9が
押されると、その下方のロック解除桿がロック解除桿9
に押され、順次下方のロック解除桿がすべて下方に移動
し、各係止部材10A,10Bが下がり、係止ピン11A,11Bのロ
ックを外す。この状態で、パネル吊持ピン5A,5Bを上に
移動させれば、パネル吊持ピン5A,5Bが、パネル部材1A,
1Bに固定されたカム面2A,2Bを押してパネル部材1A,1Bを
傾斜させることができる。
第2図は、第1図で説明したパネルシヤッターの全体
の開閉状態の説明図である。図中、第1図と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。12は連結チェー
ン、13は駆動スプロケット、14はパネル収納レール、15
はロック部材である。ロック部材15は、建物躯体側に設
けられ、シヤッターの閉鎖状態において、ロック解除桿
を下方に押し下げることができるものである。なお、ロ
ック部材の作動を3段階とし、第1段階においては、パ
ネルの移動領域から待避させ、第2段階において、アウ
トフレームの上方への移動を阻止して、シヤッターのロ
ックを行なうようにし、第3段階で、ロック解除桿を下
方に押し下げるようにしてもよい。そうすると、ロック
部材をシヤッターの鎖錠にも利用することができる。
第2図(A)は、下降中の状態を示す。駆動スプロケ
ット13を右回りに回転駆動することによって、連結チェ
ーン12が駆動され、各パネルは、収納レール14から1枚
づつ引き出されて下降する。
第2図(B)は、すべてのパネルが降下した全閉状態
である。この時点までは、第1図(A)で説明したよう
に、係止部材10A,10B,・・・により、係止ピン11A,11B,
・・・がロックされているから、パネル部材の傾斜状態
は変化しない。
パネルシヤッターの全閉状態において、パネル部材を
傾斜させて、換気や採光を行なうには、第2図(C)に
示すように、ロック部材15を作動させて、ロック解除桿
を下方に押し下げて、係止部材10A,10B,・・・による係
止ピン11A,11B,・・・のロックを外す。ついで、駆動ス
プロケット13を右回りに回転駆動し、連結チェーン12を
少し引き上げる。
それにより、第1図(B)で説明したように、パネル
吊持ピン5A,5B,・・・が、パネル部材1A,1B,・・・に固
定されたカム面2A,2B,・・・を押してパネル部材1A,1B,
・・・を回動させて傾斜させることができる。この状態
を第2図(D)に示した。
各パネル部材の傾斜を元に戻すには、駆動スプロケッ
ト13を逆方向に少し回転駆動し、ロック部材15を待避さ
せればよい。この状態から連結チェーンを引き上げれ
ば、パネルを上昇でき、シヤッターを開放状態とするこ
とができる。
第3図は、本発明のパネルシヤッターの他の実施例の
開閉状態の説明図である。第3図では、上端のパネルの
みを示したが、他のパネルも同様である。図中、第1
図,第2図と同様な部分には同じ符号を付して説明を省
略する。16Aは摺動部材、17Aはパネル吊持軸、18Aはリ
ンク部材、19Aはリンク部材18Aの一端とパネル部材1Aと
の結合部、20Aはリンク部材18Aの他端の長孔21Aとの係
合部、21Aは長孔、22Aは係止部、23Aは係止ピンであ
る。
摺動部材16Aは、第3図に示すように、アウトフレー
ム3Aに設けられた縦孔内に上下に摺動可能に嵌挿されて
いる。また、この縦孔は、アウトフレームの下部まで貫
通するように設けられ、下側のパネルの摺動部材を受け
入れることができるようになっている。摺動部材16Aの
上端にパネル吊持軸17Aが設けられ、一端において、パ
ネル部材1Aを回動可能に支持するとともに、他端側で第
1図で説明したように支持ローラー6Aを軸支し、図示し
ない連結チェーンに結合している。リンク部材18Aは、
一端19Aにおいて回動自在にパネル部材1Aに軸支され、
他端20Aは、長孔21Aに摺動可能に係合している。また、
パネルをパネル回動軸17Aで吊持した際に、アウトフレ
ーム3Aが下がらないよう、すなわち、パネル部材1Aに対
してアウトフレーム3Aを引き上げるように、図示しない
スプリング部材が、摺動部材16Aとアウトフレーム3Aと
の間に設けられている。したがって、パネルが吊持され
ている状態においては、係止ピン23Aにより係止部22Aが
係止され、パネル部材1Aが回動することはない。
第4図は、第3図で説明したパネルシヤッターの全体
の開閉状態の説明図である。
第4図(A)は、下降中の状態を示す。駆動スプケッ
ト13を左回りに回転駆動することによって、連結チェー
ン12が駆動され、各パネルは、収納レール14から1枚づ
つ引き出されて下降する。下降状態においては、各パネ
ル間は隙間が開けられて降下する。
第4図(B)は、すべてのパネルが降下した状態であ
る。降下が完了した時点で、ロック部材15により、上端
のアウトフレーム3Aがロックされる。アウトフレーム3A
にロック部材15との係合部を設けておいてもよい。
パネルシヤッターを開放するには、ロック部材15によ
るロックを外し、駆動スプロケット13を逆方向に回転さ
せて、連結チェーンを引き上げればよい。
パネルシヤッターの閉鎖状態において、ロック部材で
上端のアウトフレーム3Aをロックしたまま駆動スプロケ
ット13を少し右回りに回転駆動すると、弛んでいた連結
チェーンが緊張し、さらに少し連結チェーン12を引き上
げると、図示しないスプリング部材に抗して摺動部材が
引き上げられ、第4図(C)に示すように、リンク部材
18A,18B,・・・の他端が、長孔21A,21B,・・・内を上に
摺動して、その頂部まで移動する。この移動の際は、各
パネルの移動量は、上に位置するパネルほど上述した隙
間が加算されるから、長孔の長さは、それに応じて上の
アウトフレームにゆくほど長いものとなっている。
さらに、連結チェーン12が引き上げられると、第4図
(D)の状態へ移行して、リンク部材18A,18B,・・・の
他端が、長孔21A,21B,・・・の頂部に止められたまま、
摺動部材16A,16B,・・・が上昇し、リンク部材18A,18B,
・・・が回動して、パネル部材1A,1B,・・・を傾斜させ
ることができる。
各パネル部材の傾斜を元に戻すには、駆動スプロケッ
ト13を逆方向に回転駆動すればよい。
(効 果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、パ
ネルシヤッターの昇降中においては、パネル部材を傾斜
させることなくパネルを移動することができ、パネルシ
ヤッターの閉鎖状態においてパネル部材を開閉できるか
ら、通風や採光に優れたパネルシヤッターを提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のパネルシヤッターにおけ
るパネル部材の開閉状態を説明するための要部の斜視
図、第2図は、第1図で説明したパネルシヤッターの全
体の開閉状態の説明図、第3図は、本発明のパネルシヤ
ッターにおけるパネル部材の開閉状態を説明するための
要部の斜視図、第4図は、第3図で説明したパネルシヤ
ッターの全体の開閉状態の説明図である。 1A,1B……パネル部材、2A,2B……カム面、3A,3B……ア
ウトフレーム、4A,4B……パネル回動軸、5A,5B……パネ
ル吊持ピン、6A,6B……支持ローラー、7A,7B……パネル
吊持ピン保持部材、8A,8B……長孔、9……ロック解除
桿、10A,10B……係止部材、11A,11B……係止ピン、12…
…連結チェーン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアウトフレームと、該アウトフレー
    ムにそれぞれその支持軸が回動または移動可能に配設さ
    れるパネル部材と、前記アウトフレームに対して相対移
    動可能に設けられた支持軸と、前記支持軸を所定のピッ
    チで連結する連結部材と、パネルシヤッターの閉鎖時に
    前記アウトフレームの移動を阻止するロック手段と、前
    記アウトフレームに対してパネル部材を係止する係止手
    段を有し、前記ロック手段による前記アウトフレームの
    ロックと、前記係止手段の係止解除に続く前記連結部材
    と前記アウトフレームとの相対移動にもとづいて、パネ
    ル部材を回動させることを特徴とするパネルシヤッタ
    ー。
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