JP2904907B2 - パネルシヤッター - Google Patents

パネルシヤッター

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JP2904907B2
JP2904907B2 JP29132090A JP29132090A JP2904907B2 JP 2904907 B2 JP2904907 B2 JP 2904907B2 JP 29132090 A JP29132090 A JP 29132090A JP 29132090 A JP29132090 A JP 29132090A JP 2904907 B2 JP2904907 B2 JP 2904907B2
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JP
Japan
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panel
shutter
chain
state
wing
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隆桜 中島
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TOYO SHATSUTAA KK
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築物の開口部、あるいは、ショーウィン
ド等に設けられるシヤッター、特に、パネルを用いたシ
ヤッターに関するものである。
(従来の技術) 従来、建物の入口等に設けられるシヤッターの主体を
なす板状体は、スラットと呼ばれる薄い鋼板や軽合金板
が用いられた。最近、スラットに代えてパネルを用いた
シヤッターも登場している。このようなパネルシヤッタ
ーは、パネルの材料として、金属材料に限らず、合成樹
脂,ガラス等、種々の材料を用いることができ、パネル
面を利用して絵画や宣伝広告面としたり、あるいは、パ
ネルに照明手段を備えるようにするなど、多彩な利用が
考えられている。パネル面にガラスを用いた場合は、内
部を透視できることから、商店等においては、シヤッタ
ーの閉鎖後において店内の陳列を見せることができるな
ど、従来のシヤッターからは得ることができない利用も
考えられてきた。
実開昭60−172988号公報に記載されたパネルシヤッタ
ーは、パネル部材を回動させることにより換気や採光を
行なうことができるから、シヤッターの閉鎖状態におい
て、通風や採光を行なうことが困難であったスラットシ
ヤッターに比して優れている。
しかしながら、パネルの昇降状態においては、パネル
部材は、回動して傾斜した状態で移動するから、シヤッ
ターの開閉を円滑に行なうことができず、また、着地状
態でパネル部材が閉鎖されるものであるから、パネル部
材を傾斜させた状態で施錠を行なうことが困難であるな
どの問題を有している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、パネル部材を直立させた状態でシヤッターの開
閉を行なうことができるとともに、シヤッターの閉鎖時
において、シヤッターを施錠した状態で、そのパネル部
材を開閉することができるパネルシヤッターを提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、パネルシヤッターにおいて、複数のアウト
フレームと、該アウトフレームにそれぞれ回動可能に支
持されるパネル部材と、該パネル部材を前記アウトフレ
ームに対して回動させる回動部材と、該回動部材間を連
結する第1の連結部材と、前記アウトフレーム間を連結
する第2の連結部材と、前記第1または第2の連結部材
の一方を駆動する駆動手段と、前記第1または第2の連
結部材の他方の移動を阻止する係止手段とを有すること
を特徴とするものである。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例のパネルシヤッターにお
けるパネル部材の開閉状態を説明するための要部の斜視
図であるが、ここでは、下端のパネルと、その上に位置
するパネルのみを図示した。図中、1A,1Bはパネル部
材、2A,2Bはパネルフレーム、3A,3Bはアウトフレーム、
4A,4Bはパネル支持軸、5A,5Bは支持ローラー、6A,6Bは
回動レバー、7A,7Bは長孔、8A,8Bは回動レバー軸、9は
連結チェーン、10はウイング用チェーン、11は係止フッ
ク、12は係止部である。
パネル部材1A,1Bのパネルフレーム2A,2Bは、パネル支
持軸4A,4Bによりアウトフレーム3A,4Bに回動自在に支持
されている。また、パネルフレーム2A,2Bには、回動レ
バー6A,6Bの一端が回動可能に軸支され、回動レバー6A,
6Bの他端には、回動レバー軸8A,8Bが固定されている。
回動レバー軸8A,8Bは、ウイング用チェーンに回動可能
に取り付けられている。連結チェーン9は、パネル支持
軸4A,4Bに回動可能に取り付けられている。したがっ
て、回動レバー軸8A,8Bが、長孔7A,7Bに沿って下方へ移
動することにより、パネル部材1A,1Bをアウトフレーム3
A,3Bに対して傾斜させることができる。
下端のパネルの回動レバー軸8Aには、係止フック11が
取り付けられており、後述するように、シヤッターの閉
鎖状態において、係止部12を係止することにより、ウイ
ング用チェーン10を係止することができる。
連結チェーン9のパネル支持軸間の長さと、ウイング
用チェーン10の回動レバー軸間の長さ、すなわち、連結
チェーンのパネル間のピッチと、ウイング用チェーンの
パネル間のピッチとは等しい長さであり、パネルの高さ
に、パネルの昇降時における間隙を加えた長さとする。
したがって、昇降時においては、両チェーンは張られた
状態でパネルが移動する。全パネルが下降したパネルシ
ヤッターの閉鎖時においては、両チェーンは、上述した
間隙分だけ弛む状態になる。
第2図は、第1図で説明したパネルシヤッターの全体
の開閉状態の説明図である。なお、第2図では、パネル
部材とアウトフレームとの位置関係と動きを分りやすく
するため、パネルフレーム2A,2B,・・・、アウトフレー
ム3A,3B,・・・、回動レバー6A,6B,・・・、連結チェー
ン9、ウイング用チェーン10、係止フック11、係止部12
を側面から図示したが、それらの重合関係については、
必ずしも正確に図示したものではない。13は連結チェー
ンと噛み合う駆動スプロケット、14はパネル収納レー
ル、15はロック部材である。なお、下端のパネルには、
ボトム部材16が設けられていてもよい。
第2図(A)は、下降中の状態を示す。駆動スプロケ
ット13を左回りに回転駆動することによって、連結チェ
ーン9が駆動され、各パネルは、収納レール14から1枚
づつ引き出されて下降する。パネルの移動にともなっ
て、ウイング用チェーン10が引き出される。下降状態に
おいては、各パネル間における連結チェーン9とウイン
グ用チェーン10とは弛みなく、緊張状態となる。
第2図(B)は、すべてのパネルが降下した状態であ
る。降下が完了した時点で、ロック部材15により、係止
フック11の係止部12がロックされる。この状態では、パ
ネル間の連結チェーン9とウイング用チェーン10とは降
下状態におけるパネル間の間隙分だけ弛んでいる。
パネルシヤッターを開放するには、ロック部材15のロ
ックを外し、駆動スプロケット13を逆方向に回転させ
て、連結チェーンを引き上げればよい。
パネルシヤッターの閉鎖状態において、パネル部材を
傾斜させて、換気や採光を行なうには、ロック部材で係
止部をロックしたまま、つまり、ウイング用チェーン10
を係止したまま、駆動スプロケット13を右回りに回転駆
動する。それにより、連結チェーン9が引き上げられ、
第2図(C)に示すように、各パネル間が上述した隙間
になった状態で、連結チェーン9とウイング用チェーン
10とは弛みがなくなり、緊張状態となる。
さらに、駆動スプロケット13を右回りに回転駆動する
と、各アウトフレーム3A,3B,・・・は持ち上げられる
が、係止フック11が係止されたままであるから、ウイン
グ用チェーン10が持ち上げられることはない。したがっ
て、回動レバー6A,6B,・・・のウイング用チェーン側の
回動レバー軸8A,8B,・・・(第1図)は、上方への移動
を阻止され、長孔7A,7B,・・・(第1図)が上方に移動
するから、回動レバー6A,6B,・・・が回動して、パネル
フレーム2A,2B,・・・を第2図(D)に示すように傾斜
させることができ、各パネル部材を傾斜させる。
各パネル部材の傾斜を元に戻すには、駆動スプロケッ
ト13を逆方向に回転駆動すればよい。
第3図は、本発明のパネルシヤッターの他の実施例の
開閉状態の説明図である。なお、この図においても、パ
ネル部材とアウトフレームとの位置関係と動きを分かり
やすくするため、各部材の重合関係については、必ずし
も正確に図示したものではない。また、連結チェーン9
とウイング用チェーン10の位置関係を分かりやすくする
ため、両チェーンを左方にずらせて図示し、パネルとの
接続位置を矢印で示した。図中、第2図と同様な部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例においては、第1図におけるウイング用チ
ェーン10がパネル支持軸側に設けられている。したがっ
て、パネルを昇降させる連結チェーン9は、回動レバー
軸側に設けられている。また、回動レバー軸を常時下方
に付勢するため、バネ部材17A,17B,・・・が設けられて
いる。バネ部材17A,17B,・・・のバネ定数は、パネル重
量に抗して、回動レバーをパネル部材が傾斜しない位置
に保つことができる値でる。なお、回動レバー6A,6B,・
・・の一端は、第1図と同様にパネルフレームに回動可
能に軸支されているが、他端は、中間レバー18A,18B,・
・・の一端に回動可能に軸支されている。中間レバー18
A,18B,・・・の一端には、上述したバネ部材17A,17B,・
・・が取り付けられ、他端には、回動レバー軸が取り付
けられ、長孔7A,7B,・・・内を移動可能に配置されてい
る。
第3図(A)は、下降中の状態を示す。駆動スプロケ
ット13を左回りに回転駆動することによって、連結チェ
ーン9が駆動され、各パネルは、収納レール14から1枚
づつ引き出されて下降する。パネルの移動にともなっ
て、ウイング用チェーン10が引き出される。下降状態に
おいては、各パネル間における連結チェーン9とウイン
グ用チェーン10とは弛みなく、緊張状態となる。上述し
たように、中間部材18A,18B,・・・の他端の回動レバー
軸を連結チェーン9で支持するが、バネ部材17A,17B,・
・・によりパネル部材が傾斜することはない。
第3図(B)は、すべてのパネルが降下した状態であ
る。降下が完了した時点で、ロック部材15により、係止
フック11の係止部12がロックされる。この状態では、パ
ネル間の連結チェーン9とウイング用チェーン10とは降
下状態におけるパネル間の間隙分だけ弛んでいる。係止
フック11は、アウトフレーム側に固定されているから、
これが係止されることにより、ウイング用チェーン10の
移動を阻止することができる。
パネルシヤッターを開放するには、ロック部材15のロ
ックを外し、駆動スプロケット13を逆方向に回転させ
て、連結チェーンを引き上げればよいことは、第2図と
同様である。
パネルシヤッターの閉鎖状態において、ロック部材で
係止部をロックしたまま、つまり、ウイング用チェーン
10を係止したまま、駆動スプロケット13を右回りに回転
駆動すると、連結チェーン9が引き上げられ、第3図
(C)に示すように、各パネル間が上述した隙間になっ
た状態から、第3図(D)の状態へ移行して、アウトフ
レーム3A,3B,・・・がウイング用チェーン10によって係
止されたまま、回動レバー6A,6B,・・・が回動してパネ
ル部材を回動させて傾斜させることができる。
各パネル部材の傾斜を元に戻すには、駆動スプロケッ
ト13を逆方向に回転駆動すればよい。
(効 果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、パ
ネルシヤッターの昇降中においては、パネル部材を回動
状態とすること、パネルを移動することができ、パネル
シヤッターの閉鎖状態においてパネル部材を開閉できる
から、通風や採光に優れたパネルシヤッターを提供でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のパネルシヤッターにおけ
るパネル部材の開閉状態を説明するための要部の斜視
図、第2図は、第1図で説明したパネルシヤッターの全
体の開閉状態の説明図、第3図は、本発明のパネルシヤ
ッターの他の実施例の開閉状態の説明図である。 1A,1B……パネル部材、2A,2B……パネルフレーム、3A,3
B……アウトフレーム、4A,4B……パネル支持軸、5A,5B
……支持ローラー、6A,6B……回動レバー、7A,7B……長
孔、8A,8B……回動レバー軸、9……連結チェーン、10
……ウイング用チェーン、11……係止フック、12……係
止部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアウトフレームと、該アウトフレー
    ムにそれぞれ回動可能に支持されるパネル部材と、該パ
    ネル部材を前記アウトフレームに対して回動させる回動
    部材と、該回動部材間を連結する第1の連結部材と、前
    記アウトフレーム間を連結する第2の連結部材と、前記
    第1または第2の連結部材の一方を駆動する駆動手段
    と、前記第1または第2の連結部材の他方の移動を阻止
    する係止手段とを有することを特徴とするパネルシヤッ
    ター。
JP29132090A 1990-10-29 1990-10-29 パネルシヤッター Expired - Lifetime JP2904907B2 (ja)

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