JP2904209B1 - 圧力水路の開閉弁装置及びこれを用いたホースの耐圧試験装置 - Google Patents

圧力水路の開閉弁装置及びこれを用いたホースの耐圧試験装置

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JP2904209B1 JP4451298A JP4451298A JP2904209B1 JP 2904209 B1 JP2904209 B1 JP 2904209B1 JP 4451298 A JP4451298 A JP 4451298A JP 4451298 A JP4451298 A JP 4451298A JP 2904209 B1 JP2904209 B1 JP 2904209B1
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Abstract

【要約】 【課題】ホース内への水の供給と、ホース内部への水圧
の作用と、その後のホースからの水抜等の一連の作業
を、ホースセット状態のまま行える耐圧試験装置を提供
する。 【解決手段】耐圧試験装置を、入口側の水流通管と出口
側の水流通管と、出口側の水流通管に接続された開閉弁
装置38と、ホース10内部に水圧を作用させる加圧装
置とを含むように構成する。その開閉弁装置38は、大
孔径42と小孔径44とを有する弁本体40と、第一接
続部材46と、第二接続部材48と、水流入通路50
と、水流出通路58と、第一油室70と第二油室72と
を区画形成するピストン部66及び弁部68を備えた弁
体64とを含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はホースの耐圧試験
用に好適な圧力水路の開閉弁装置及びこれを用いた耐圧
試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
高圧ホースが所定の耐圧性能を有しているかどうかを検
査するため、耐圧試験すべきホースの一端に入口側の水
流通管を、また他端に出口側の水流通管をそれぞれ接続
し、そして出口側の水流通管を閉鎖した状態で、入口側
の水流通管を通じて加圧装置によりホース内部に所定の
水圧を作用させて漏れがあるかどうかを検査し、その後
においてホース内部から水を抜いてホース内面に付着し
た水をエアの吹付けにより除去するといったことが行わ
れている。
【0003】この場合ホース内部への水の供給、即ちホ
ース内部への水の充満、その後の水圧の作用によるホー
ス内部の加圧、その加圧後におけるホース内部からの水
抜き、その後のエア吹付けによるホース内面の付着水の
除去等の一連の作業を、ホースを試験装置にセットした
まま連続的に機械的に行い得ることが望ましい。
【0004】しかしながら従来、出口側の水流通管即ち
圧力水路を開閉し、閉弁状態でホース内部への水圧の作
用による加圧を可能とし、また開弁状態でホース内部の
水抜きを可能とするための適当な弁装置が提供されてお
らず、上記一連の作業を連続して且つ機械的に行うこと
ができないのが実情であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
を背景としてなされたもので、上記一連の作業を連続し
て機械的に行うことを可能とするための切替弁装置及び
これを用いたホースの耐圧試験装置を提供することを目
的とする。而して請求項1は圧力水路の開閉弁装置に係
るもので、(a)大径孔と小径孔とを有する軸孔を備え
た弁本体と、(b)該弁本体の該小径孔側の端部に設け
られた、水流通管接続のための水流入ポートを有する第
一接続部材と、(c)該弁本体の該大径孔側の端部に設
けられた、油流通管接続のための油流入・出ポートを有
する第二接続部材と、(d)前記第一接続部材に且つ前
記水流入ポートに連続して形成され、前記小径孔に臨む
軸方向端面で開口する、該小径孔より小径の水流入通路
と、(e)前記弁本体に設けられた水流出ポートと該小
径孔の内部とを連通させる状態で該弁本体に形成された
水流出通路と、(f)前記第二接続部材に且つ前記油流
入・出ポートに連続して形成され、前記大径孔に臨む軸
方向端面で開口する、第一油通路、及び前記弁本体に形
成された油流出・入ポートと前記大径孔の内部とを連通
させる状態に該弁本体に形成された第二油通路と、
(g)(イ)前記大径孔内に摺動可能に嵌入され、該大
径孔内に前記第一油通路に連通する第一油室と前記第二
油通路に連通する第二油室とを区画形成するピストン部
及び(ロ)前記小径孔内に摺動可能に嵌入され、前記水
流入通路を閉鎖する閉弁位置と、該水流入通路と前記水
流出通路とを該小径孔を通じて連通させる開弁位置との
間で該ピストン部とともに軸方向に進退移動する弁部を
備えた弁体とを有していることを特徴とする。
【0006】請求項2の開閉弁装置は、請求項1におい
て、前記弁部は、前記水流入通路閉鎖用の該水流入通路
に対応した小径の先端閉鎖部を有しているとともに、前
記水流出通路は前記小径孔の軸端よりも軸方向に所定距
離離隔した位置において該小径孔に開口しており、且つ
該弁部は、後退運動時に該水流入通路を開放し、該水流
出通路を閉鎖した圧抜位置において、前記小径孔内に該
水流入通路に連通且つ該水流出通路に非連通の圧抜水室
を形成するものとされていることを特徴とする。
【0007】請求項3はホースの耐圧試験装置に係るも
ので、ホース内部に水圧を作用させてホースの耐圧試験
を行う耐圧試験装置であって、(ア)耐圧試験すべきホ
ースの一端に接続され、該ホース内に水を流入させる入
口側の水流通管と、(イ)該ホースの他端に接続され、
該ホースからの水を流出させる出口側の水流通管と、
(ウ)該出口側の水流通管上に設けられ、前記水流入ポ
ート及び水流出ポートにおいて該出口側の水流通管に接
続された前記請求項1又は2に記載の圧力水路の開閉弁
装置と、(エ)該開閉弁装置の閉弁状態の下で、前記入
口側の水流通管を通じて前記ホース内部に水圧を作用さ
せる加圧装置とを有していることを特徴とする。
【0008】
【作用及び発明の効果】上記請求項1の開閉弁装置にお
いては、上記第一油室又は第二油室内に第一油通路,第
二油通路を通じて所定の油圧で油を出入りさせることで
ピストン部を駆動し、弁体を進退運動させることができ
る。詳しくは、弁体の弁部を弁本体の小径孔内部におい
て軸方向に進退させ、水流入通路を閉鎖する閉弁位置
と、その水流入通路及び水流出通路を連通させる開弁位
置との間で移動させることができる。
【0009】ここで水流入通路はピストンの嵌入した大
径孔、即ちピストン径に対して小孔径とされているた
め、水流入通路に高い水圧が作用する場合においても、
油圧駆動にて弁体を閉弁位置に保持することができる。
従って水流通管に水流入ポート及び水流出ポートをそれ
ぞれ接続した場合において、閉弁状態の下で水流通管
に、詳しくは水流通管における水流入ポートより上流側
の部分に高い水圧を作用させることができる。一方、弁
体を開弁位置に位置させることで、水流通管内の水を流
通させ、外部へと抜き出すことができる。
【0010】請求項2の開閉弁装置では、弁部が先端閉
鎖部を有していて、その先端閉鎖部において水流入通路
を良好に閉鎖することができるとともに、後退運動時に
その水流入通路に連通且つ水流出通路に非連通の圧抜水
室を形成して、水流入通路内の水を一部圧抜水室へと逃
がし、水流入通路内の圧力、つまり水流入通路に接続さ
れた外部の水流通管内の圧抜きを行うことができる。そ
してその後において、弁部の更なる後退運動によって水
流入通路と水流出通路とを連通状態とし、外部の水流通
管内の水をそれら水流入通路,水流出通路を通じて流通
させ、外部へと流出させることができる。
【0011】即ちこの請求項2の開閉弁装置では、弁部
の後退運動開始と同時に直ちに水流入通路と水流出通路
とが連通状態となってしまい、水流通管内の高圧水が勢
い良く水流出通路から外部に飛び出すのを防止でき、一
旦圧力を抜いた上で緩やかに水流通管内の水を外部に抜
き出すことができる。
【0012】請求項3はホースの耐圧試験装置に係るも
ので、上記請求項1又は2の開閉弁装置を用いた本耐圧
試験装置によれば、ホース内部への水の供給、ホース内
部への水圧の作用、その後におけるホース内部からの水
抜き、エア吹付けによるホース内面の付着水の除去等の
一連の作業を、ホースを試験装置にセットした状態のま
ま連続して機械的に行うことができ、ホースの耐圧試験
作業を作業性良く簡単に能率良く行うことができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は本例のホースの耐圧試験装置を示した
もので、図中10は耐圧試験すべき高圧ホースで、1
2,14はそれぞれ入口側の水流通管,出口側の水流通
管である。これら入口側の水流通管12及び出口側の水
流通管14は、それぞれ接続部材16を介してホース1
0の各端に接続されている。
【0014】18は水圧ポンプで、所定圧力(ここでは
300kg/cm2)で水が供給管20,22を通じて
入口側の水流通管12、更にはホース10の内部に供給
される。供給管22上には加圧器24が設けられてい
る。加圧器24は油圧ポンプ26からの油圧を受けてピ
ストン28を図中右向きに移動させ、水流通管12を通
じてホース10内部に所定の水圧を発生させる。
【0015】ここで油圧ポンプ26は2000kg/c
2の圧力で油圧を加圧器24に作用させる。尚、30
は加圧器24のピストン28を押圧状態(図中右向きの
押圧状態)に保持し又は油をタンク32内に戻して油圧
解除する開閉弁である。本例では、これら水圧ポンプ1
8,加圧器24,油圧ポンプ26,開閉弁30にて加圧
装置が構成されている。
【0016】入口側の水流通管12にはエア源34から
のエアが開閉弁36を介して供給されるようになってい
る。一方出口側の水流通管14上には、同水流通管14
を開閉し、閉状態の下でホース10内部に水圧を作用さ
せるための開閉弁装置38が設けられている。
【0017】図2はその開閉弁装置38の構成を具体的
に示したものである。同図において40は弁本体で、大
径孔42と小径孔44とから成る軸孔を有しており、軸
方向各端部に第一接続部材46と第二接続部材48とが
それぞれねじ込固定されている。
【0018】第一接続部材46は、上記出口側の水流通
管14を接続するための部材で、その接続ポートとなる
水流入ポート49と、その水流入ポート49に連続して
形成され、小径孔44に臨む軸方向端面で開口する、小
径孔44よりも小孔径の水流入通路50を有している。
【0019】他方第二接続部材48は、後述の油流通管
52(図1参照)を接続するための部材で、油の流入・
出ポート53と、この油の流入・出ポート53に連続し
て形成され、大径孔42に臨む軸方向端面で開口する、
大径孔42よりも小孔径の第一油通路54を有してい
る。
【0020】弁本体40には、また、その弁本体40に
設けられた水流出ポート56と上記小径孔44とを連通
させる水流出通路58、及び同じく弁本体40に形成さ
れた油の流出・入ポート60と前記大径孔42とを連通
させる第二油通路62とがそれぞれ形成されている。こ
こで水流出通路58は、小径孔44の軸端よりも軸方向
に所定距離離れた位置で小径孔44内に開口しており、
また第二油通路62は、大径孔42の図中右端で大径孔
42内に開口している。
【0021】弁本体40の内部には、弁体64が軸方向
に移動可能に嵌入されている。弁体64は、大径孔42
に対応した大径のピストン部66と、小径孔44に対応
した小径の弁部68とを備えており、それらピストン部
66及び弁部68が、大径孔42及び小径孔44のそれ
ぞれに軸方向に摺動可能に液密に嵌入されている。そし
てこの弁体64のピストン部66によって、大径孔42
内に上記第一油通路54に連通した第一油室70と第二
油通路62に連通した第二油室72とが区画形成されて
いる。
【0022】上記弁部68は、第一接続部材46に形成
された水流入通路50に対応した小径の先端閉鎖部74
を有しており、その先端閉鎖部74を、水流入通路50
における小径孔44側の開口に当接させてこれを閉鎖す
るようになっている。
【0023】弁部68は、また、その閉鎖位置即ち閉弁
位置から図2中左向きに所定距離後退した位置(圧抜位
置)において、(B)に拡大して示しているように水流
入通路50に連通且つ水流出通路58に非連通の圧抜水
室76を形成するものとされている。そして更にそれよ
り図2中左向きに後退した位置において、水流入通路5
0と水流出通路58とを連通させる。
【0024】尚、本例においては大径孔42の直径d1
=40mmφとされており、また小径孔44の直径d2
=25mmφ,水流入通路50の直径d3=5mmφと
されている。更に第一油通路54の直径d4=9mmφ
とされている。尚、図2において78はシールリングで
ある。
【0025】図1において80は油圧ポンプで、油流通
管52,55を通じて開閉弁装置38に所定の油圧(こ
こでは500kg/cm2)で油を供給する。これら油
流通管52,55上には、それらにまたがるようにして
切替弁82が設けられている。
【0026】ここで切替弁82は、図中Aの切替位置に
おいて油圧を上記第二油室72側に供給し、そしてこの
とき第一油室70から排出される油を油タンク84へと
流出させる。またCの切替位置において油圧を第一油室
70へと供給し、第二油室72から排出される油を油タ
ンク84へと流出させる。更にBの中立位置において、
油通路52及び55をそれぞれ遮断状態とする。尚図1
において、86は開閉弁装置38を介して排出された水
を受けるための水受器である。
【0027】次に本例の装置の作用を、ホース10の耐
圧試験の手順とともに以下に具体的に説明する。先ず図
3(I)に示しているように、ホース10の各端に入口
側の水流通管12と出口側の水流通管14とを接続部材
16を介して接続する。即ちホース10を耐圧試験装置
にセットする。
【0028】次に(II)に示しているように、開閉弁装
置38の弁体64を図中左向きに後退させた状態、即ち
開弁状態とし、水圧ポンプ18を作動させて加圧器24
のピストン28を図中左向きに後退させるとともに、ホ
ース10内部に所定圧力で水を供給し、ホース10内部
を水で充満した状態とする。
【0029】続いて図4(III)に示しているように、
切替弁装置38の弁体64を前進移動させて、前述の第
一接続部材46に形成した水流入通路50を閉鎖した状
態、つまり閉弁状態とし、続いて(IV)に示しているよ
うに加圧器24のピストン28を図中右向きに前進移動
させて、ホース10内部に所定の水圧を作用させる。そ
して一定時間その状態を保持し、ホース10からの水漏
れがあるかどうかを検査する。
【0030】その後図5(V)に示しているように、開
閉弁装置38における弁体64を予め定めた圧抜位置ま
で所定微小ストローク後退運動させる。弁体64のこの
所定ストロークの後退運動により、弁体64の先端閉鎖
部74により閉鎖されていた水流入通路50が開放され
るとともに、その水流入通路50に連通且つ水流出通路
58に非連通の圧抜水室76が形成され(図2(B)参
照)、その圧抜水室76内に、出口側の水流通管14内
部の水が微小量流入する。これによりホース10内部の
圧抜きが行われる。
【0031】弁体64は、(VI)に示しているように更に
引き続いて図中左向きに後退端まで後退運動し、ここに
おいて水流入通路50と水流出通路58とが連通状態、
即ち弁体64が開弁状態となって、その後エア源34及
び開閉弁36を含むエア圧供給装置により入口側の水流
通管12,ホース10,出口側の水流通管14内部の水
が抜き出され、更に引き続くエアの吹付けによってホー
ス10内面の付着水が吹き飛ばされ、除去される。以上
の作業が終了したところで、図6(VII)に示している
ようにホース10と水流通管12及び14との接続を外
し、ホース10を取り出す。
【0032】以上のように本例の開閉弁装置38におい
ては、弁体64の弁部68を弁本体40の小径孔44内
部において軸方向に移動させ、水流入通路50を閉鎖す
る閉弁位置とその水流入通路50及び水流出通路58を
連通させる開弁位置との間で弁部68を進退移動させる
ことができる。ここで水流入通路50は大径孔42、即
ちピストン径に対して小孔径とされているため、水流入
通路50に高い水圧が作用する場合においても油圧駆動
にて弁本体64を閉弁位置に保持することができる。
【0033】従って水流通管12に水流入ポート49及
び水流出ポート56をそれぞれ接続した場合において、
閉弁状態の下で高い水圧を水流通管12に、詳しくは水
流入ポート49より上流側の水流通管12に高い水圧を
作用させることができる。一方、弁本体64を開弁位置
に位置させることで水流通管12内の水を流通させ、外
部へと抜き出すことができる。
【0034】以上のように本例の耐圧試験装置によれ
ば、ホース10内部への水の供給、ホース10内部への
水圧の作用、その後におけるホース10内部からの水抜
き、エア吹付けによるホース10内面の付着水の除去等
の一連の作業を、ホース10を耐圧試験装置にセットし
た状態のまま連続して機械的に行うことができ、ホース
10の耐圧試験作業を作業性良く簡単に能率良く行うこ
とができる。
【0035】また本例の開閉弁装置38では、弁部68
の後退運動開始と同時に直ちに水流入通路50と水流出
通路58とが連通状態とならず、従って水流通管14内
の高圧水がその後進退運動開始時に勢い良く水流出通路
58から外部に飛び出すのを防止でき、一旦圧力を抜い
た上で緩やかに水流通管12内の水を外部に抜き出すこ
とができる。
【0036】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるホースの耐圧試験装置
を示す図である。
【図2】図1における開閉弁装置の構成を具体的に示す
図である。
【図3】図1の耐圧試験装置を用いた耐圧試験の手順の
一部を示す図である。
【図4】図3に続く手順の一部を示す図である。
【図5】図4に続く手順の一部を示す図である。
【図6】図5に続く手順を示す図である。
【符号の説明】
10 ホース 12,14 水流通管 24 加圧器 38 開閉弁装置 40 弁本体 42 大孔径 44 小孔径 46 第一接続部材 48 第二接続部材 49 水流入ポート 50 水流出ポート 52 油流通管 53 油の流入・出ポート 54 第一油通路 55 油流通管 56 水流出ポート 58 水流出通路 60 油の流出・入ポート 62 第二油通路 64 弁本体 66 ピストン部 68 弁部 70 第一油室 72 第二油室 74 先端閉鎖部 76 圧抜水室

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)大径孔と小径孔とを有する軸孔を備
    えた弁本体と (b)該弁本体の該小径孔側の端部に設けられた、水流
    通管接続のための水流入ポートを有する第一接続部材と (c)該弁本体の該大径孔側の端部に設けられた、油流
    通管接続のための油流入・出ポートを有する第二接続部
    材と (d)前記第一接続部材に且つ前記水流入ポートに連続
    して形成され、前記小径孔に臨む軸方向端面で開口す
    る、該小径孔より小径の水流入通路と (e)前記弁本体に設けられた水流出ポートと該小径孔
    の内部とを連通させる状態で該弁本体に形成された水流
    出通路と (f)前記第二接続部材に且つ前記油流入・出ポートに
    連続して形成され、前記大径孔に臨む軸方向端面で開口
    する、第一油通路、及び前記弁本体に形成された油流出
    ・入ポートと前記大径孔の内部とを連通させる状態に該
    弁本体に形成された第二油通路と (g)(イ)前記大径孔内に摺動可能に嵌入され、該大
    径孔内に前記第一油通路に連通する第一油室と前記第二
    油通路に連通する第二油室とを区画形成するピストン部
    及び(ロ)前記小径孔内に摺動可能に嵌入され、前記水
    流入通路を閉鎖する閉弁位置と、該水流入通路と前記水
    流出通路とを該小径孔を通じて連通させる開弁位置との
    間で該ピストン部とともに軸方向に進退移動する弁部を
    備えた弁体と を有していることを特徴とする圧力水路の開閉弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記弁部は、前記水
    流入通路閉鎖用の該水流入通路に対応した小径の先端閉
    鎖部を有しているとともに、前記水流出通路は前記小径
    孔の軸端よりも軸方向に所定距離離隔した位置において
    該小径孔に開口しており、且つ該弁部は、後退運動時に
    該水流入通路を開放し、該水流出通路を閉鎖した圧抜位
    置において、前記小径孔内に該水流入通路に連通且つ該
    水流出通路に非連通の圧抜水室を形成するものとされて
    いることを特徴とする圧力水路の開閉弁装置。
  3. 【請求項3】 ホース内部に水圧を作用させてホースの
    耐圧試験を行う耐圧試験装置であって (ア)耐圧試験すべきホースの一端に接続され、該ホー
    ス内に水を流入させる入口側の水流通管と (イ)該ホースの他端に接続され、該ホースからの水を
    流出させる出口側の水流通管と (ウ)該出口側の水流通管上に設けられ、前記水流入ポ
    ート及び水流出ポートにおいて該出口側の水流通管に接
    続された前記請求項1又は2に記載の圧力水路の開閉弁
    装置と (エ)該開閉弁装置の閉弁状態の下で、前記入口側の水
    流通管を通じて前記ホース内部に水圧を作用させる加圧
    装置と を有していることを特徴とするホースの耐圧試験装置。
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