JP2904058B2 - 自動現像装置における処理液循環装置 - Google Patents

自動現像装置における処理液循環装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルムや印画紙等
の写真感光材料を現像処理する自動現像装置の処理液循
環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動現像機においては、発色現
像液、漂白液、定着液、安定化液等の各種の処理液を複
数の処理タンクに単独に充填し、その処理タンクの処理
液中に写真感光材料を順に移送させて現像処理を行なう
ようにしている。
【0003】上記自動現像機では、写真感光材料の移動
によって処理液タンク内の処理液が持ち出され、次の処
理タンクに運び込まれて異種の処理液が混合し、処理液
の性状が変化することが多い。
【0004】例えば、写真感光材料が発色現像液から漂
白液に運び込まれると写真感光材料における金属銀が3
価の鉄(FeIII )と反応し、臭化銀と2価の鉄(Fe
II)に変化し、漂白効果が低下する。
【0005】また、写真感光材料に付着した発色現像液
が持ち出されて次の漂白液に運び込まれる場合もアルカ
リ性の発色現像液が酸性の漂白液と混合し、漂白液中の
3価の鉄(FeIII )が還元されて2価の鉄(FeII
に変化し、漂白効果が低下する。
【0006】そこで、自動現像機においては、漂白液に
エアを接触させ、2価の鉄(FeII)を酸化させる活性
化処理を行ない、処理後の漂白液を処理タンクとの間で
循環させるようにしている。
【0007】漂白液の循環装置として、図3に示したも
のが従来から知られている。この漂白液循環装置は、処
理タンク21とサブタンク22の底部とを連通させる供
給通路23に循環ポンプ24を組込み、その循環ポンプ
24の駆動によってサブタンク22内の漂白液を処理タ
ンク21内に送り込み、処理タンク21内の漂白液を戻
り通路25からサブタンク22内に流入させるようにし
ている。
【0008】また、サブタンク22とエアレーションタ
ンク26とを連通路27で連通し、そのエアレーション
タンク26内の漂白液中にエアパイプ28の下部を挿入
し、エアポンプ29の駆動によって上記エアパイプ28
内に圧送したエアをエアパイプ28の下部に設けた複数
の小孔30から気泡として流出させて漂白液中でリフト
させ、そのエアとの接触により漂白液を酸化させ、酸化
処理後の漂白液を連通路27からサブタンク22内に流
入させるようにしている。
【0009】エアレーションタンク26内での漂白液の
酸化処理時、エアパイプ28の小孔30から漂白液中に
吹き込まれるエアによってエアレーションタンク26内
の漂白液の液面が下がり、そのエアレーションタンク2
6と処理タンク21内の漂白液の液面差により、処理タ
ンク21内の漂白液を流入路31からエアレーションタ
ンク26内に流入させるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
漂白液の循環装置においては、エアレーションタンク2
6と処理タンク21の相互間における漂白液の循環が、
両タンク21、26の液面差による自然対流であるた
め、循環量にバラツキが発生し、エアレーションタンク
26内において酸化処理された漂白液が充分に循環され
ないという問題がある。
【0011】この発明の課題は、酸化処理された漂白液
等の処理液を確実に循環させることができるようにした
自動現像装置における処理液循環装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、処理タンクとサブタンクと
を戻り通路で連通し、そのサブタンクと内部において処
理液が酸化処理されるエアレーションタンクとを連通路
で連通し、上記処理タンクの下部とサブタンクの下部を
連通させる供給通路にサブタンク内の処理液を処理タン
ク内に圧送する循環ポンプを組込み、その循環ポンプの
吐出側通路に分岐管を接続し、その分岐管を前記エアレ
ーションタンクの下部に接続した構成を採用している。
【0013】
【作用】上記の構成から成る処理液循環装置において、
循環ポンプを駆動すると、サブタンク内の処理液が処理
タンクとエアレーションタンク内に送り込まれ、エアレ
ーションタンク内で酸化処理された処理液がサブタンク
に流入し、処理液を確実に循環させることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。
【0015】図1に示すように、漂白液等の処理液が入
れられた処理タンク1とサブタンク2とは戻り通路3で
連通し、そのサブタンク2とエアレーションタンク4と
は連通路5で連通している。
【0016】エアレーションタンク4内の処理液中には
エアパイプ6が挿入され、そのエアパイプ6に接続され
たエア供給管7にエアポンプ8が接続されている。
【0017】このため、エアポンプ8を駆動すると、エ
アパイプ6内にエアが圧送される。このエアはエアパイ
プ6の下部に設けた小孔9から気泡として流出して処理
液中をリフトし、そのリフトするエアとの接触によって
エアレーションタンク4内の処理液が酸化される。
【0018】前記処理タンク1とサブタンク2とは各タ
ンク1、2の底部に接続した供給通路10によって連通
し、その供給通路10に循環ポンプ11が組込まれてい
る。循環ポンプ11はサブタンク2内の処理液を供給通
路10を介して処理タンク1内に送り込む。
【0019】循環ポンプ11の吐出側通路10aにはT
字形継手管12が接続されており、その継手管12に接
続された分岐管13がエアレーションタンク4の下部に
接続されている。
【0020】いま、エアパイプ6内にエアを供給し、そ
のエアを小孔9から流出させてエアレーションタンク4
内の処理液を酸化処理する状態で循環ポンプ11を駆動
すると、サブタンク2内の処理液は供給通路10に送り
込まれる。
【0021】供給通路10には継手管12を介して分岐
管13が接続されているため、供給通路10を流動する
処理液は継手管12内において二方に分流され、一方は
供給通路10を流動して処理タンク1に送り込まれる。
【0022】処理タンク1内に対する処理液の供給によ
って、処理タンク1内の処理液が増加するため、処理タ
ンク1内の処理液は戻り通路3からサブタンク2内に流
入し、サブタンク2と処理タンク1との間で処理液が循
環される。
【0023】また、継手管12内において分流された他
方の処理液は分岐管13からエアレーションタンク4内
に流入し、そのエアレーションタンク4内の酸化処理さ
れた処理液が連通路5からサブタンク2内に流入する。
【0024】ここで、サブタンク2内の処理液は、前記
のように、循環ポンプ11の作動により処理タンク1内
に送り込まれるため、エアレーションタンク4内におい
て酸化処理された処理液は処理タンク1との間で確実に
循環されることになる。
【0025】エアレーションタンク4への流量を多くす
ると、エアレーションタンク4で発生した泡が処理タン
ク1に流れ込み、その泡が写真感光材料に付着すると現
像に悪影響をおよぼすので、強制循環を行ないながら泡
の流入を防止し、かつ、十分な流量を確保しなければな
らない。
【0026】従って、エアレーションタンク4への循環
流量を適度に調整するため、図2に示すように、継手管
12のエアレーションタンク4と連通する出口14の口
径を処理タンク1と連通する出口15の口径より小さく
している。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る処理液循
環装置においては、循環ポンプを駆動すると、サブタン
ク内の処理液は処理タンクとエアレーションタンク内の
双方に強制的に送り込まれると共に、エアレーションタ
ンク内の酸化処理された処理液がサブタンク内に流動す
るため、酸化処理された処理液を処理タンクに確実に循
環させることができる。
【0028】また、継手管のエアレーションタンクと連
通する出口側の口径を処理タンクと連通する出口側の口
径より小さくしたことにより、エアレーションタンクで
発生した泡が処理タンクに流れ込むのを防止することが
できると共に、エアレーションタンクへの処理液の流入
量を十分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る処理液循環装置の一実施例を示
す概略図
【図2】同上の継手管を示す断面図
【図3】従来の処理液循環装置を示す概略図
【符号の説明】
1 処理タンク 2 サブタンク 3 戻り通路 4 エアレーションタンク 5 連通路 10 供給通路 11 循環ポンプ 13 分岐管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−92637(JP,A) 特開 平2−210439(JP,A) 実開 平2−27141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理タンクとサブタンクとを戻り通路で
    連通し、そのサブタンクと内部において処理液が酸化処
    理されるエアレーションタンクとを連通路で連通し、上
    記処理タンクの下部とサブタンクの下部を連通させる供
    給通路にサブタンク内の処理液を処理タンク内に圧送す
    る循環ポンプを組込み、その循環ポンプの吐出側通路に
    分岐管を接続し、その分岐管を前記エアレーションタン
    クの下部に接続した自動現像装置における処理液循環装
    置。
  2. 【請求項2】 前記供給通路と分岐管の接続部に継手管
    を設け、その継手管の分岐管が接続される出口側の口径
    を処理タンクと連通する出口側の口径より小径とした請
    求項1に記載の自動現像装置における処理液循環装置。
JP15295595A 1995-06-20 1995-06-20 自動現像装置における処理液循環装置 Expired - Fee Related JP2904058B2 (ja)

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