JP2903620B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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通仁 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に用いられるリール台に関
するものであり、特にカメラ一体型ビデオ等で使用時の
姿勢がカセット主面を垂直になるよう装着される走行機
構部を有した磁気記録再生装置に利用した有効である。
従来の技術 第3図は従来の一般的な磁気記録再生装置であり、テ
ープローディング状態を示す上面図である。1はテープ
2を内蔵したカセットで、その主面は水平になるように
カセットローディングされている。3は供給リール台
で、この供給リール台3から出たテープ2は、消去ヘッ
ド7、回転ドラム8、オーディオコントロールヘッド9
に順に当接し、キャプスタン4とピンチローラ5に挟持
され、一定の走行速度を与えられて巻取りリール台6に
巻き取られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記カセットの主面を水平に載置する
テープ走行部を有するものでは、これをカセット主面が
垂直になるよう、すなわち90゜起こして立てた状態で
(前記回転ドラムが下方に位置する状態)で使用するも
のとしたとき(例えばTV一体型、及びカメラ一体型ビデ
オ)、第4図に示す如く基板10は略垂直となり、前記基
板10に設置されたリールモータ11のシャフト部(巻取側
は図示せず)に締結部材12により締結されたリール台3,
(6)が、前記リールモータ11と同時回転する構成とな
る。又リール台3,(6)の他端は120゜分割でカセット
1内の磁気テープ2を装填したリールハブ13と迎合部分
に位置するリールフック14が圧縮バネ15により常時矢印
A方向に附勢され前記リール台3,(6)に圧入されたリ
ールキャップ16によって位置決めされている構成とな
る。一方前記カセット1内のリールハブ13はカセット1
内の植設された板バネ17により常時矢印B方向に附勢さ
れ、カセット装着装置(図示せず)により下降した前記
カセット1はリール台3,(6)の受部3a,(6a)に圧接
される状態で当接し正規のテープ装填状態となる。ここ
で回転ドラムは8である。前記リールハブ13とリールフ
ック14の迎合部の詳細上面図を第5図から第7図に示
す。第5図は前記カセット1が下降し正規に装填され記
録,再生状態に移行する状態図であり、供給リール台3
の六角ボス部3bに挿入され前記リール台3と同軸回転す
る3ケ所の爪部14a,14b,14cを具備したリールフック14
と前記リールハブ13の凹部が迎合された状態図である。
ここで磁気テープ2は矢印c方向に走行し、前記磁気テ
ープ2に適当なる走行テンションを附加するための前記
リールモータ11の負荷側トルクが矢印d方向に作用して
いる。第5図に於いてリールハブ13に装填された磁気テ
ープ2を含めたリールハブ13の全体の重芯Zは図示する
位置に位置する。前記リールハブ13の凹とリールフック
14a,14b,14cとの接点はf1,f2,f3の位置に位置する。第
5図の状態から記録,再生状態が微少に進行し、磁気テ
ープが矢印c方向に移動し、リールハブの回転は第6図
の状態に移行し、リールハバ13全体の重心もZ1位置まで
移行する。さらに記録再生状態が微少に進行し、第7図
に図示する位置まで至った時、リールハブ13全体の重心
位置はZ2位置まで回転移動し、リールハブ13全体の自重
にリールモータ11の負荷トルクが附加される状態に至
り、前記リールハブ13凹部とリールフック14a〜14cの間
に存在するクリアランスS部の距離だけ瞬時に落下し、
第8図に示す状態となる。この時リールハブ13凹部とリ
ール爪14a,14b,14cの接点はf1,f2,f3の位置に変化す
る、この自重落下はリール1回転に3回発生し、テープ
振動となり、再生画面揺れ及び振動音がマイク記録され
たりする問題を有していた。
本発明は上記の問題点を解決する目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は、カセットの主面が垂直になるよう装着され
るテープ走行機構部を有したリールフック部に於てリー
ルハブ凹部とリール台迎合部位に於て迎合後に前記両者
間のクリアランスを“◎”にする構成を有している。
作用 上記の構成により、略水平のリールハブの自重落下に
よるテープ振動に起因する記録再生時の画面揺れ(ジッ
ター)と落下音のマイク側(カメラ一体ビデオ)からの
記録を未然に防止することができるものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示すリール台部の構成
断面図である(供給側,巻取り側にかかわらず)。基板
10に設置されたリールモータ11のシャフト11aに締結部
材12によってリール台20がモータ11と同時回転する構成
となり、リール台上端部に第1部材21が圧入される前記
第1部材21にはリールフック22が回動自在に構成される
回動支点23を具備し、又上端部からは前記リールフック
22を矢印pで示すリール台半径外側方向に附勢する板バ
ネ部材25が溶着等の手段で設置されたリールキャップ24
が前記第1部材に圧入される構成となり、前記リールフ
ック22は23を回動中心として常時p方向に附勢される。
前記リールフック22の他端26は前記第1部材の突起部に
当接し、矢印p方向への回動が規正される構成となる。
又第2図に示す如くリールハブ13の凹部13aに迎合した
前記リールフック22の形状はリール台半径外側方向に向
かって先細りになる形状となっており、その幅が、先端
では凹部13の幅よりも狭く、根元では凹部13の幅よりも
広くなっているため、たとえリールハブの製造ばらつき
により凹部13の寸法がばらついた場合でも、リールフッ
ク22の先端と根元との中間の、ちょうど凹部13の幅と等
しくなる部分で、前記板バネ部材25の附勢力によってす
き間なく両者が迎合する構成となる。
上記の構成によればリールハブの自重落下(テープ径
の大きい時程顕著に発生する)によるテープ振動及び落
下音の記録を未然に防止することができるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、リールハブの凹部の寸
法にばらつきが有っても、リールフックがリールハブの
凹部にすき間なく迎合し、装填された磁気テープを含む
リールハブ全体の自重落下による落下音の記録及び自重
落下によって発生するテープ振動により記録,再生時の
画面揺れ(ジッター)を未然に防止できる優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例のリール
台の構成を示す断面図、第2図は同リール台の構成を示
す正面図、第3図は従来のテープ走行系の構成を示す正
面図、第4図は同従来例のリール台の構成を示す断面
図、第5図から第8図は同従来例における問題点発生の
メカニズムを説明するための正面図である。 1……カセット、2……磁気テープ、4……キャプスタ
ン軸、5……ピンチローラ、6……巻取リール台、8…
…回転ドラム、10……基板、11……リールモータ、13…
…リールハブ、21……第1部材、22……リールフック、
24……リールキャップ、25……板バネ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット内の磁気テープを装填したリール
    ハブの凹部に迎合可能なリールフックをリール台半径方
    向に回動自在にリール台に具備し、このリールフックを
    リール台半径外側方向に附勢するバネを備え、前記リー
    ルフックは、その幅が先端では前記凹部の幅より狭く根
    元では前記凹部の幅より広くなるようにリール台の半径
    外側方向に向かって先細りになる形状としたことを特徴
    とする磁気記録再生装置。
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