JP2902113B2 - ケトロラク含有シップ剤 - Google Patents

ケトロラク含有シップ剤

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JP2902113B2 JP5509141A JP50914193A JP2902113B2 JP 2902113 B2 JP2902113 B2 JP 2902113B2 JP 5509141 A JP5509141 A JP 5509141A JP 50914193 A JP50914193 A JP 50914193A JP 2902113 B2 JP2902113 B2 JP 2902113B2
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宗彦 平野
康弘 池浦
恭章 谷口
照司 橋口
靖久 古瀬
恭憲 高田
栄司 京屋
晃 中川
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、外用の消炎鎮痛剤を目的としたシップ剤に
関するものであり、薬効成分として非ステロイド性消炎
鎮痛剤であるケトロラク(一般名)またはその塩を含有
したシップ剤に関するものである。
背景技術 本発明の薬効成分である化合物は一般名称としてケト
ロラクと呼ばれているもので、その正式な化学名として
は(±)−5−ベンゾイル−2,3−ジヒドロ−1H−ピロ
リジン−1−カルボン酸(別名:5−ベンゾイル−1,2−
ジヒドロ−3H−ピロロ〔1,2−a〕ピロール−1−カル
ボン酸)である。このケトロラクは米国のシンテックス
社において最初に合成され、顕著な消炎鎮痛作用を有す
る化合物として既に特公昭62−54109号公報にて開示さ
れている。また、このケトロラクまたはその塩を用いた
製剤としては、特開昭61−191686号公報において経口剤
および注射剤について開示されている。さらに、特開昭
58−172314号公報には局所適用の点眼剤について記載さ
れている。
このように先行技術においては経口剤、注射剤および
点眼剤からなる製剤についてのみ開示されており、ケト
ロラクを用いた貼付剤についての開示は何ら示唆されて
いない。従ってケトロラク含有のシップ剤に関する記載
並びに具体的処方に関する記載は全く存在しない。それ
故、ケトロラクがシップ剤の薬効成分として使用可能で
良好なるシップ剤を開発できるものかどうか全く予期し
がたいものであった。
前述したように,今日までケトロラクを薬効成分とし
て含有させたシップ剤に関しては何ら着目されておら
ず、全く検討がなされていない。また、当然ながら実用
化にも至っていないのが現状である。
それ故、本発明者らは顕著は消炎鎮痛作用を有するケ
トロラクに興味を抱き、シップ剤として実用化すべく種
々検討したところ、意外にもケトロラクが難溶性でシッ
プ基剤中に溶解せず結晶の状態で取り込まれること、ま
た、基剤との相溶性や薬物安定性等の物理的な点、ある
いは、基剤中よりの薬物の放出性や経皮吸収性の低下に
起因する薬効発現性等の問題を有することが明らかとな
った。従ってシップ剤の製剤処方設計および薬効発現性
等の問題点を克服しない限りケトロラク含有のシップ剤
の開発は困難であることが判明した。
発明の開示 そこで、本発明の目的は前記の課題を解決することで
あり、具体的には水溶性高分子、保湿剤および水からな
るシップ基剤並びにその配合処方の検討、薬効成分を基
剤成分より放出並びに経皮吸収を促進させるための吸収
促進剤の検討、その他賦形剤、刺激緩和剤、pH調整剤等
の配合基剤について鋭意研究を行い、ケトロラク含有の
消炎鎮痛シップ剤を提供することを目的としてなされた
ものである。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を続けた
ところ、水溶性高分子、保湿剤および水よりなるシップ
基剤、またはこれらのシップ基剤に吸収促進剤、さらに
は適宜賦形剤、刺激緩和剤、pH調整剤等を配合したシッ
プ基剤に、薬効成分であるケトロラク(以下、塩の形成
化合物も含めて総称する)を配合することにより最適な
シップ剤を開発することを見い出し、本発明を完成した
ものである。
以下に、本発明のケトロラク含有シップ剤について詳
述する。
まず最初に、本発明で使用する薬効成分であるケトロ
ラクは医薬的に許容される塩は勿論のこと、エステル誘
導体並びにケトロラクの光学異性体についても当然包含
されるものである。すなわち無機塩としてはナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウ
ムおよびアルミニウム等の塩である。また有機塩として
は第一級、二級および三級アミン、アミノ酸、環状アミ
ンおよびその他のアミン類を挙げることができる。例え
ば、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、エタノール
アミン、トロメタミン、リジン、アルギニン、ヒスチジ
ン、ピペリジン、ピペラジン、コリンおよびカフェイン
等の有機塩である。
この薬効成分であるケトロラクのシップ剤の総量に対
する配合割合は0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5重
量%、より好ましくは0.1〜3重量%であり、これらの
配合割合は薬効発現性の点で大きく影響を与える。
次に、基剤成分である水溶性高分子としては、天然高
分子、半合成高分子あるいは合成高分子より選択され
る。
天然高分子としてはゼラチン、ヒアルロン酸またはそ
の塩、コラーゲン、ザンサンガム、アカシアガム、グァ
ーガム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリ
ウム、寒天、アラビアガム、トラガントガム、カラヤガ
ム、ペクチン、澱粉等が挙げられる。
また、半合成高分子としては、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム、可溶性デンプン、カ
ルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン等が挙
げられる。
合成高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルメタクリレート、ポリアク
リル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸共
重合体(カルボキシビニルポリマー等)、ポリエチレン
オキサイド、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体等が挙
げられる。また、これらの水溶性高分子は公知の架橋剤
または重合剤でもって処理されたものも勿論包含され
る。
これらの水溶性高分子は処方に応じて1種または2種
以上配合することができ、特に好ましいのは、ゼラチン
とポリビニルアルコール、ゼラチンとポリアクリル酸ナ
トリウム、ゼラチンとポリビニルアルコールとポリアク
リル酸ナトリウムの組合わせである。
水溶性高分子の配合量は、シップ剤の総量に対して1
〜50重量%、好ましくは3〜30重量%、より好ましくは
5〜20重量%であり、これらの配合処方および割合でも
って水分の保水性の向上および保持、あるいは安定性、
また、経皮(皮膚)付着性、薬物の基剤よりの放出性、
経皮への吸収性、基剤におけるベタツキおよびダレ、剥
離時の痛み、基剤の後のこり等において大きく改善され
る。
また、保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリ
コール、ソルビトール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール等より1種ま
たは2種以上配合される。
保湿剤の配合量は、シップ剤の総量に対して3〜60重
量%、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは10〜45
重量%の割合でもって配合され、この割合でシップ剤の
適度な湿潤状態の保持、冷却の持続保持、水分の揮散性
または薬効成分の基剤中よりの放出性および経皮吸収性
が向上する。
また、シップ基剤として欠かせない水の配合量は、シ
ツプ剤の総量に対して10〜80重量%、好ましくは20〜70
重量%、より好ましくは25〜65重量%であり、この水の
配合割合によってシップ基剤の安定性、冷却効果、薬効
成分の基剤中よりの放出性および経皮吸収性が向上す
る。
また、本発明のシップ剤においては吸収促進剤を適宜
配合することにより、経皮への吸収促進または薬効の持
続作用等を示し良好なシップ剤を得ることができる。
この吸収促進剤としてはジイソプロピルアジペート、
ポリエチレングリコール、レシチン、ジメチルスルホキ
シド、ミリスチン酸イソプロピル、スクワラン、スクワ
レン、馬油、クロタミトン、n−オクチル−β−D−グ
ルコシド(OG)、n−オクチル−β−D−チオグルコシ
ド(OTG)、エイゾン、1−〔2−(デシルチオ)エチ
ル〕アザシクロペンタン−2−オン(HPE−101と略す
る)、1−メントン、1−メントール、ハッカ油、ユウ
カリ油、1−リモネン、d−リモネン、d1−リモネンま
たはその他の精油、あるいは界面活性剤、例えば、グリ
セリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、モノオレイン酸ポ
リオキシエチレン(20EO)ソルビタン(商品名:ポリソ
ルベート80)、ポリオキシエチレン(POEと略する)硬
化ヒマシ油、POEソルビタンモノラウレート、POEノニル
フェニルエーテル、POEラウリルエーテル、POE(40)ス
テアレート、POE(20)モノステアレート、ラウリン酸
ジエタノールアミド、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロ
マクロゴール、モノステアリン酸ポリエチレングリコー
ル等、さらにはその他公知の吸収促進剤が使用される。
これらの吸収促進剤は適宜単独または組合せて配合す
る。
吸収促進剤の配合量は、シップ剤の総量に対して0.01
〜10重量%、好ましくは0.1〜7重量%、より好ましく
は0.3〜5重量%の範囲内で使用され、この割合で経皮
への吸収促進または薬効の持続作用等を示し良好なシッ
プ剤を得ることができる。
本発明のシップ剤においては、更に必要に応じて賦形
剤、刺激緩和剤、薬効補助剤、pH調整剤等を配合するこ
とができる。
まず、賦形剤として、カオリン、酸化亜鉛、チタン、
タルク、ベントナイト、含水ケイ酸アルミニウム等の充
填剤。チモール、メチルパラベン、塩化ベンザルコニウ
ム、エチルパラベン等の防腐剤。アスコルビン酸、ステ
アリン酸エステル、エデト酸ニナトリウム、ジブチルヒ
ドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食
子酸エステル等の抗酸化剤。ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の
乳化剤。サリチル酸フェニル、サリチル酸グリコール、
パラアミノ安息香酸メチル、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジ
メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン−5−スルホン酸等の紫外線吸収剤。
塩化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化マグネシウム等
のアルカリ土類金属、カリ明バン、アンモニア明バン、
水酸化アルミニウム等のアルミニウム化合物、ホルマリ
ン、グリオキサゾール、グルタルアルデヒド、ジアルデ
ヒドデンプン等のアルデヒド類、エポキシ化合物、イソ
シアネート化合物などの架橋剤または重合剤。ポリブテ
ン、天然ラテックス、酢酸ビニルエマルジョン、ポリア
クリル酸エステルエマルジョン等の粘着付与剤等が挙げ
られ、これらの各種賦形剤は適宜1種または2種以上配
合することにより、より優れたシップ剤を開発すること
ができる。
また、シップ剤の皮膚刺激を緩和させる目的で、塩酸
ジフェンヒドラミン、タンニン酸ジフェンヒドラミン、
d1−マレイン酸クロルフェニラミン、d−マレイン酸ク
ロルフェニラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等の
抗ヒスタミン剤、アンレキサノクス、イブシラスト、ア
ゼラスチン、オキサトミド、クロモグリク酸ナトリウ
ム、タザノラスト、テルフェナジン、トラニラスト、フ
マル酸ケトチフェン、レピリナスト等の抗アレルギー
剤、またはステロイド剤。その他グリチルリチン酸、グ
リチルレチン酸、α,β,γ等のシクロデキストリンま
たはシクロデキストリンから誘導される化合物等の刺激
緩和剤を適宜配合することにより皮膚に対する副作用を
抑制することができる。
また、薬効補助剤として、1−メントール、カンフル、
ユウカリ油、トウガラシエキス、カプサイシン、ビタミ
ンE、プラトニン、ロートエキス、オウバク末、セイヨ
ウトチノキエキス、ベラドンナエキス、ノニル酸ワニリ
ルアミド、テレビン油、ニコチン酸ベンジル等を適宜配
合することができる。なお、上述のように、1−メント
ールやユウカリ油は吸収促進剤としても機能する。
更に、pH調整剤としてクエン酸、酢酸、リンゴ酸、コ
ハク酸、酒石酸等の有機酸、トリエタノールアミン、ジ
イソプロパノールアミン、ジエタノールアミン等の水溶
性有機アミン類等によってシップ剤のpHを4〜8、好ま
しくは4.5〜7、より好ましくは5〜6.5の範囲に調整す
ることにより皮膚刺激性の緩和、基剤よりの薬物放出
性、経皮に対する吸収性、基剤の安定性の向上または粘
着性の維持を図ることができる。なお、pH調整剤の配合
量については所望するpHに応じて適宜使用される。
次に、本発明のケトロラク含有シップ剤の製造法につ
いて説明する。
まず(A)ケトロラクを必要に応じて吸収促進剤に混
合して均一なものとする。次に、(B)水溶性高分子を
水と保湿剤に混合分散し、必要に応じ賦形剤およびその
他の添加剤を加え均一な練合物とする。次いで(A)を
(B)に加え混合、均一な練合物とする。この練合物を
通常の方法で支持体上に展延した後、その上に剥離被覆
物を貼り合わせる。
支持体については非伸縮性または伸縮性の織布、編
布、不織布、不織紙等を使用することができる。また、
剥離被覆物はポリエチレン、ポリプロピレンあるいはポ
リエステルなどのプラスチックフィルムおよび剥離紙か
ら適宜選択できる。
なお、前記製造法における各製剤、薬効成分またはそ
の他の成分を配合する順序は、その一例を述べたにすぎ
ず、本発明のシップ剤の製造法はこの配合順序に限定さ
れるものではない。
図面の簡単な説明 図1は、人によるケトロラクの経皮吸収率を示すグラ
フ。
図2は、ヘアレスマウスによるケトロラクの皮膚透過
率を示すグラフ。
発明を実施するための最良形態 次に本発明のシップ剤の製剤化のための参考例および
実施例を示すが、必ずしも下記の処方に限定されるもの
ではない。なお、以下において、「部」は重量基準であ
る。
参考例1 精製水44.7部、ゼラチン6部、ポリビニルアルコール
3.5部、カオリン5部を混合機内に入れ、約50℃にて溶
解、均一な分散液を得る。次に予め調製しておいたグリ
セリン25部、ポリアクリル酸ソーダ3部の分散液および
精製水10部、ポリアクリル酸2.5部の溶解液を投入攪拌
混合し、均一な練合物を得る。これに、ケトプロフェン
0.3部を入れ混合し、均一な練合物を得た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
実施例1 精製水44.7部、ゼラチン6部、ポリビニルアルコール
3.5部、カオリン5部を混合機内に入れ、約50℃にて溶
解、均一な分散液を得る。次に予め調製しておいたグリ
セリン25部、ポリアクリル酸ソーダ3部の分散液および
精製水10部、ポリアクリル酸2.5部の溶解液を投入攪拌
混合し、均一な練合物を得る。これに、ケトロラク0.3
部を入れ混合し、均一な練合物を得た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
実施例2 精製水43.7部、ゼラチン6部、ポリビニルアルコール
3.5部、カオリン5部を混合機内に入れ、約50℃にて溶
解、均一な分散液を得る。次に予め調製しておいたグリ
セリン25部、ポリアクリル酸ソーダ3部の分散液および
精製水10部、ポリアクリル酸2.5部の溶解液を投入攪拌
混合し、均一な練合物を得る。これに、ケトロラク0.3
部、クロタミトン1部を入れ混合し、均一な練合物を得
た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
実施例3 精製水43.7部、ゼラチン6部、ポリビニルアルコール
3.5部、カオリン5部を混合機内に入れ、約50℃にて溶
解、均一な分散液を得る。次に予め調製しておいたグリ
セリン25部、ポリアクリル酸ソーダ3部の分散液および
精製水10部、ポリアクリル酸2.5部の溶解液を投入攪拌
混合し、均一な練合物を得る。これに、ケトロラクトロ
メタミン0.3部、ハッカ油1部を入れ混合し、均一な練
合物を得た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
実施例4 精製水44.7部、ゼラチン6部、ポリビニルアルコール
3.5部、カオリン5部を混合機内に入れ、約50℃にて溶
解、均一な分散液を得る。次に予め調製しておいたグリ
セリン25部、ポリアクリル酸ソーダ3部の分散液および
精製水10部、ポリアクリル酸2.5部の溶解液を投入攪拌
混合し、均一な練合物を得る。これに、ケトロラクトロ
メタミン0.3部を入れ混合し、均一な練合物を得た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
実施例5〜17 表1に示す成分および配合割合で実施例1〜4の方法
に準じてそれぞれ均一な練合物を得た。
これを展延機を用いて140cm2当たり10gになるように
所定の不織布に塗布し、この後ポリプロピレンフィルム
にて覆い、所定の大きさに切断し製品とした。
次に本発明の具体的効果について試験例を挙げて詳細
に説明する。
試験例1 ラットによる鎮痛試験 (実験方法) Randall and Selitto法: 体重150g前後のWistarラット1群8匹を使用した。右
後肢へ実施例1〜4で得られた被験薬剤(5×4cm)を
貼付し、その4時間後に薬剤を除去した。その直後、貼
付部後肢足蹠皮下に起炎剤としてイースト液(20%,0.1
ml)を注射し、3時間後の疼痛閾値を測定した。薬剤の
効果は、コントロール群の閾値に対する上昇率として表
した。
(実験結果) イースト投与3時間後の疼痛閾値低下に対して、各被
験薬剤の外用鎮痛効果を検討した。結果を表2に示す。
被験薬剤B、CおよびDはコントロールに比べいずれも
顕著な鎮痛作用が認められ、それぞれ72.5%、72.5%お
よび60.0%の疼痛閾値の上昇を示した。被験薬剤Aでも
かなりの鎮痛作用が認められ、41.0%の疼痛閾値の上昇
を示した。
試験例2 人による経皮吸収試験 健康人志願者6名の上背部に3×3cm2で打ち抜いた
実施例1〜4および参考例1の検体を貼付し、16時間後
に回収しケトロラクの残存量をHPLCにより定量した。
定量法:回収した検体を70mlのメタノールで2時間還流
抽出を行う。抽出後メタノールを100mlにしたものを、H
PLC用サンプルとした。
HPLC条件:移動相0.2%酢酸/水:アセトニトリル(55:
45) 吸収波長 254nm カラム TSKgel ODS−80TM 流速 1.0ml/min 人吸収率:(1−残存量/初期含量)×100 (上記の式より人吸収率を求めた) 結果を図1に示す。
試験例3 ヘアレスマウスによる皮膚透過試験 ヘアレスマウスの剥離した皮膚を角質層側がドナー相
に、真皮側がレセプター相になるように装着し、φ1cm
に打ち抜いた実施例1〜4および参考例1を角質層側に
貼付した。
レセプター相にはpH7.4のリン酸緩衝液をレセプター
液として入れた。
4、8、12、24時間後にレセプター液をサンプリング
し、薬物透過量をHPLCで定量して次式により皮膚透過率
を求めた。
皮膚透過率=(皮膚透過量/初期含量)×100 吸収波長 254nm カラム TSKgel ODS−80TM 流速 1.0ml/min 本発明による実施例1〜4は参考例1に比較して高い
皮膚透過率を示し、本発明の有用さを裏付けるものであ
った。
結果を図2に示す。
産業上の利用可能性 本発明のシップ剤は、以下に示す優れた特徴を示す。
a)基剤からの薬物放出性に優れている。
b)経皮(皮膚)への付着性がよい。
c)経皮(皮膚)に対する刺激性が少ない。
d)貼付剤自体の保型性に優れ、ダレ、軟化またはベタ
ツキがない。
e)経皮(皮膚)に対する吸収性に優れている。
f)保水性に優れ、冷却持続が長いため、冷感作用に優
れている。
g)顕著な消炎・鎮痛活性を示す。
h)薬効の持続時間が長く、持続効果に優れている。
このように本発明のシップ剤は優れた作用・効果を有
するため、外用を目的とした優れた消炎鎮痛シップ剤を
提供できる。また、このシップ剤は下記に示す、慢性関
節リウマチ、変形性関節症、腰痛、肩関節周囲炎、打
撲、捻挫、骨折、ガン性疼痛、筋肉痛、腱周囲炎、腱・
腱鞘炎、上腕骨上顆炎、外傷後の腫脹・疼痛、痛風等の
疾患の治療に有用な医薬製剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池浦 康弘 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 谷口 恭章 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 橋口 照司 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 古瀬 靖久 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 高田 恭憲 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 京屋 栄司 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (72)発明者 中川 晃 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−99719(JP,A) 特開 昭57−140711(JP,A) 特開 昭61−275212(JP,A) 特開 昭60−60854(JP,A) 特開 昭63−203613(JP,A) 井口定男編「新製剤開発システム総合 技術−基剤.添加物篇」(1985)R&D プランニング,p.55−59 Pharmacenfical re search,Vol.5,No.7, (1988)p.457−462 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/40 A61K 9/70 CA(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基剤成分として水溶性高分子1〜50重量
    %、保湿剤3〜60重量%および水10〜80重量%を含有
    し、薬効成分として非ステロイド性消炎鎮痛剤であるケ
    トロラクまたはその塩を0.05〜10重量%含有し、かつヒ
    ト皮膚に16時間貼付時の薬効成分経皮吸収率が11%以上
    であることを特徴とするシップ剤。
  2. 【請求項2】吸収促進剤0.01〜10重量%をさらに含有す
    る請求項1に記載のシップ剤。
  3. 【請求項3】シップ剤のpHが4〜8となるようにpH調整
    剤を含有する請求項1または2に記載のシップ剤。
  4. 【請求項4】前記pH調整剤が、クエン酸、酢酸、リンゴ
    酸、コハク酸、酒石酸、トリエタノールアミン、ジイソ
    プロパノールアミンおよびジエタノールアミンからなる
    群より選ばれる1つである、請求項3記載のシップ剤。
  5. 【請求項5】前記水溶性高分子が、ゼラチン、ヒアルロ
    ン酸またはその塩、コラーゲン、ザンサンガム、アカシ
    アガム、グァーガム、カラギーナン、アルギン酸、アル
    ギン酸ナトリウム、寒天、アラビアガム、トラガントガ
    ム、カラヤガム、ペクチン、澱粉、メチルセルロース、
    エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
    ボキシメチルセルロースナトリウム、可溶性デンプン、
    カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン、ポ
    リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
    ルメタクリレート、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナ
    トリウム、ポリアクリル酸共重合体、ポリエチレンオキ
    サイド、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
    体、およびイソブチレン−無水マレイン酸共重合体から
    なる群より選ばれる1または2以上である、請求項1〜
    4いずれかに記載のシップ剤。
  6. 【請求項6】前記保湿剤が、グリセリン、プロピレング
    リコール、ソルビトール、エチレングリコール、ジエチ
    レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
    レングリコールおよび1,3−ブチレングリコールからな
    る群より選ばれる1または2以上である、請求項1〜5
    いずれかに記載のシップ剤。
  7. 【請求項7】前記吸収促進剤が、ジイソプロピルアジペ
    ート、ポリエチレングリコール、レシチン、ジメチルス
    ルホキシド、ミリスチン酸イソプロピル、スクワラン、
    スクワレン、馬油、クロタミトン、n−オクチル−β−
    D−グルコシド、n−オクチル−β−D−チオグルコシ
    ド、エイゾン、1−[2−(デシルチオ)エチル]アザ
    シクロペンタン−2−オン、1−メントン、1−メント
    ール、ハッカ油、ユウカリ油、1−リモネン、d−リモ
    ネン、d1−リモネン、グリセリン脂肪酸エステル、ソル
    ビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エ
    ステル、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタ
    ン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
    レンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンノ
    ニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエ
    ーテル、ポリオキシエチレン(40)ステアレート、ポリ
    オキシエチレン(20)モノステアレート、ラウリン酸ジ
    エタノールアミド、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマ
    クロゴールおよびモノステアリン酸ポリエチレングリコ
    ールからなる群より選ばれる1または2以上である、請
    求項2〜6いずれかに記載のシップ剤。
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