JPS6254109A

JPS6254109A - 帯状体の巾・蛇行測定装置

Info

Publication number: JPS6254109A
Application number: JP6433785A
Authority: JP
Inventors: Akio Yamamoto; 山本　章生
Original assignee: Sumitomo Metal Industries Ltd
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1985-03-28
Filing date: 1985-03-28
Publication date: 1987-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、熱延鋼板等の圧延ラインにおいてその熱延素
板等の帯状体の巾および／ま友は蛇行を測定する装置に
関する。

〔従来の技術〕

この種の帯状体の巾や蛇行を測定することは、圧延操業
上きわめて重要であり、従来から種々の方式によって実
施さｎている０その代表例は、第７図および第８図に示すように、搬送
ロール５０によって搬送さｎる材料Ｍに対して、その両
測部上方にＩＴＶやＣＣＤカメラ５１．５１を設け、下
方から上方へ投光する光源５２．５２からの光を受けて
、材料Ｍによる遮光状態に基いて材料Ｍめ側縁をそｎぞ
ｎ検出し、こｎに基いて材料Ｍの巾や蛇行、あるいはキ
ャンバ−等の情報を得ることができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、材料Ｍの高速搬送時には、搬送ロール５０から
材料Ｍが第９図のように浮き上ることが多く、この場合
、同図で明らかなように、真の材料（実線）巾より大き
い破線で示した材料の巾として測定してしまう。かかる
誤差を避けるためには、カメラ５１を材料側縁の真上に
設置する必要があるが、熱延鋼板ラインのように、種々
の異なる巾の材料が流れる場合や、材材の蛇行が生じる
ラインにおいては、制御的に非常に困難であり、可能で
あるとしても装置的に高価となる。さらに、材料が熱延
鋼板等の高温材料である場合には、カメラが材料の上方
にあるため、熱対流に乗った粉塵等によフ、カメラ前面
のレンズが汚ｎ易く、また圧延ロール冷却に使用した水
が蒸気となって、視界を遮シ、精度を低下させる等の問
題もある。

その他に測定法として、静電容量方式や渦電流方式等が
あるが、いず牡も測定レンジが遭大５０龍と狭く、また
後者は対象材料の温度変化を大きく受ける難点がある。

さらに、レーザ式距離計にて端面位置を測定することも
考えらｎるが、やけシバスラインの変動がある場合や帯
状体の厚みが薄い場合には対処できない。

そこで、本発明の目的は、バスラインの変動があっても
確実に巾・蛇行を測定できる帯状体の巾・蛇行測定装置
を提供することにある０〔問題点を解決するための手段
〕上記問題点を解決する友めの本発明装置は、搬送ライン
上の帯状体の両側に配置されたレーザ式距離計と、レー
ザ光を誘導し帯状体のバスライン変動範囲内をスキャニ
ングすべく所定角度範囲内を揺動回転するスキャナと、
このスキャナ角度と前記レーザ式距離計からの出力とか
ら帯状体の端面位置を検知する補正演算器と一反射レー
ザの端面からのデータのみを選び出す弁別回路と、得ら
れたデータより巾・蛇行を演算する巾・蛇行演算器とを
備えたことを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明では、この種の帯状体ではバスラインの変動を本
質的に避は得ないものであることに鑑み、レーザ式距離
計により端面を検知するに当り、スキャナを設けて、バ
スラインの変動範囲内をスキャニングしている。したが
って、ノぐスラインの変動があっても、帯状体の端面を
捉えることができる。また、スキャナ角度によって距離
計のデータを補正し、かつ端面のみのデータを弁別した
後、演算処理するものであるから、正確な巾・蛇行の算
出が可能となる。

〔発明の具体例〕

以下本発明を図面を参照しながらさらに詳説する。

本発明装置は、たとえば第３図のように、仕上スタンド
２０Ａ、２０Ｂ間における帯状体（以下材料ともいう）
Ｍの両側に配置される。２１はルーパーロール、２２は
サイドガイド、２３はそのサイドガイド駆動装置である
。

さて、本発明では、材料の端面を検出し、基準位置から
の端面距離（端面位置）を検知するために、レーザ式距
離計ＬＭ、ＩＦがたとえばバスライン上５０ｎ、板側端
から４００　ｍｍの位置に設けらｎる（々お、Ｍはモー
タ側、Ｆはフリー側の意である）ａｔた、この距離計Ｉ
Ｍ。

１Ｆからのレーザ光を誘導し材料Ｍのバスラインの変動
範囲内をスキャニングすべく所定角度範囲内をスキャニ
ングすべく所定角度範囲内を２Ｆがバスラインとほぼ同
一レベルに配置さｎる。このスキャナ２Ｍ、２Ｆは、ス
キャナ駆動回路３および揺動回転用モータ４Ｍ、４Ｆに
よって、一定速度でたとえば１００回／ｓｅｅの速度で
揺動回転するようになっている。

５は補正演算器で、スキャナ駆動回路３から得たスキャ
ナ２Ｍ、２Ｆの現スキャナ角度θによって、距離計ＩＭ
、ＩＦからの出力信号を補正演算するものである。６は
信号弁別回路で、レーザ光の１スキヤン内で検出した最
小距離を、当該材料Ｍδ端面からの反射したものとして
選び出す機能を有している。７はホールド回路で、前記
検出した最小距離を１スキヤンの時間ホールドする０８
は巾・蛇行演算器である。なお、第６図に示さｎている
ように、レーザ式距離計はレーザ発振器１ａと検出器１
ｂとが対となったものである０次に、第４図〜第６図によって、端面位置の補正法と、
巾・蛇行量の算出法とを説明する。

ＩＪｌ、　ｌｚをその時のスキャナ角θで欠配（１）、
（２）式のように補正する。

ｌｌ″≧Ｃｌ１ｘ　　１ｌｌｏ）ｃｏｓθ・・・（１）
念だし、１ｌｌ＝ｌｌｌｏ　＋　１Ｉｎ１２″＝　（ｌ
ｊｚ　　１ｌｚｏ　）ＣｏＳθ　・・・（２）念だし％
　ｌｈ　＝ｌ１２ｏ　＋ｌｚｌまた、かくして得ｆｃｌ
ｌｌ’および１２″と、・既知の距離計間距離りとから
、巾Ｗおよび蛇行量Δｌは次のようにして算出さｎるＯＷ”Ｌ　　ｌｌ’　−１２’　　・・・（３）Δ１１＝
　　Ｃ１ｔ　−１１ｚ’　）　　・・・（４）ところで
、検出器１ｂからの出力においては、レーザ光が材料側
端面に当った場合は、そこまでの距離全出力するが、端
面以外に当った場合は、レーザ光が帰らないか、あるい
は端面より大きな距離となる０こ１によって、対象とす
る側端面を他の信号と区別して検出できる０第２図にモ
ータ側における信号のタイムチャートを示し友。図示か
ら容易に信号の処理態様が推測できるであろうが、若干
付言すると、距離計検出器出力についてレーザ角度によ
る補正を行い端面位置とさｎる。次いで、信号弁別回路
においてレーザ光の１スキヤン内で検出した１２’（ｌ
ｔ″）の最小距離が選び出される。この出力はホールド
回路において、１スキャン時間ホールドさｎる。

このようにして、巾・蛇行が測定さｎ７１１゜ここで、
材料中の変動が大きい場合、距離計ＩＭ、ＩＦを巾方向
に移動可能なように、たとえばスクリューネジ軸に螺合
させるようにするとよい。また、仕上スタンド間のよう
に、蒸気が充満している場合には、レーザ光領域の蒸気
をエアで吹き飛ばすのがよい。

〔発明の効果〕

以上の通り、本発明によｎば、レーザ式距離計を用いる
とともに、スキャナを設け、こｔ′Ｌｆｒ。

揺動回転させて帯状体の側端面を検出するようにしてい
るので、バスラインの変動があってもまた厚みが薄いも
のであっても確実に巾・蛇行を測定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の概要構成図、第２図は信号処理例
を示すタイムチャート、第３図はレーザ式距離計の配置
状態平面図、第４図は測定原理を示す正面図、第５図は
その要部拡大図、第６図は模式的説明のための平面図で
あるＯＬＭ、ＩＦ・・レーザ式距離計２Ｍ、２Ｆ・・スキャナ５・・補正演算器　　６・・信号弁別回路７・・ホール
ド回路　８・・巾・蛇行演算器第２図平材ε（甫正書（方式）昭和６１年９月２５日特許庁長官　　黒　１）明　雄　　殿１、事件の表示昭和６０年　特許願　第６４３３７号２、発明の名称帯状体の巾・蛇行測定装置３、補正をする者事件との関係　　　特許出願人４、代理人７、補正の内容明細書、図面の簡単な説明の欄、９頁７行目、「・・・
・のための平面図」の次に「、第７図は従来の測定例の
正面図、第８図は平面図、第９図は従来例での材料浮き
上り状態正面図」を挿入する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）搬送ライン上の帯状体の両側に配置されたレーザ
式距離計と、レーザ光を誘導し帯状体のバスライン変動
範囲内をスキャニングすべく所定角度範囲内を揺動回転
するスキャナと、このスキャナ角度と前記レーザ式距離
計からの出力とから帯状体の端面位置を検知する補正演
算器と、反射レーザの端面からのデータのみを選び出す
弁別回路と、得られたデータより巾・蛇行を演算する巾
・蛇行演算器とを備えたことを特徴とする帯状体の巾・
蛇行測定装置。