JP2901236B2 - オルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

オルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコポリマーおよびその製造方法

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    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/458Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyurethane sequences

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オルガノポリシロ
キサン−ポリ尿素ブロックコポリマー及びその製造方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】ブロックコポリマーは、フィルム、接着
剤および成形物品のような各種製品における所望の性能
特性を得るために長い間使用されてきた。ブロックコポ
リマーは、ブロック(blocks)を所望特性に最適
になるように化学的に注文通りにできるために特に有用
である。 【0003】シロキサンポリマーは、主としてシロキサ
ン結合の物理的並びに化学的特質に由来する独特の性質
を有する。かような性質には、低ガラス転移温度、高い
熱的並びに酸化安定性、耐UV性、低表面エネルギー、
および疎水性、良好な電気的性質、および多くの気体に
対する高い透過性が含まれる。これらはまた非常に良好
な生物適合性を有し、従って、血液の存在下で体内で使
用できる生物学的物質として非常に興味がある。 【0004】これらの望ましい特徴にも拘らず、残念な
がら大部分のポリジメチルシロキサンポリマーは引張強
さのないポリジメチル−シロキサンを基剤としている。
そのため数種の文献ではシロキサンポリマー、特にエラ
ストマーの強度を都合良く増加させる方法が提案されて
いる。例えば、ポリシロキサンポリマーの機械的性質は
「軟質の」(soft)ポリシロキサンブロックまたは
セグメントおよび任意の各種の他の「硬質の」(har
d)ブロックまたはセグメント例えばポリウレタンを反
復単位として含むブロックコポリマーを製造することに
よって実質的に改良できることが各種の文献に提案され
ている。例えば、1985年6月5日公告の(War
d)U.K.P.GB2 140 444B、(Cav
ezzan等)U.S.P.No.4,518,75
8、(Nyilas)U.S.P.No.3,562,
352および(Kira)U.S.P.No.4,52
8,343を参照されたい。 【0005】シリコーンジアミンとジイソシアネートと
から製造された約4,000未満のシリコーンセグメン
ト分子量を有するセグメントポリジメチルシロキサンポ
リ尿素エラストマーが、Polymer、25巻180
0〜1816頁、1984年12月に記載されている。
この文献には、比較的高分子量のシリコーンセグメント
の合成は、開示されている方法によっては得られないこ
とが明らかにされている。著者には認識されていない
が、約4,000以上のシリコーンセグメント分子量を
有するエラストマーを製造できないのは、この著者の製
造方法に固有の多数の因子によるものと考えられる。本
発明が出る前には認識できなかった前記の方法の欠陥
は、過度に多い量の触媒の使用、水の汚染および非効率
な反応方法の選択によって生じたもので、これらのすべ
ての因子が著者のモノ−官能性および非官能性シリコー
ン汚染物でシリコーンジアミン生成物を汚染させたもの
と考えられる。これらの汚染物は、かようなジアミンか
ら製造されたポリ尿素エラストマー中に留まる。非官能
性シリコーン油は、エラストマーの引張強さを弱めるの
みならず、時間の経過と共にエラストマーから滲出する
可塑剤としての作用をする。非官能性汚染物は、所望の
ポリ尿素の最大分子量に達するのを妨げ、従ってポリマ
ーを弱化させる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】有効な大きな分子量の
ポリシロキサンブロックと共に所望の尿素の最大分子量
のブロックの組み合わせを達成させ、そして低ガラス転
移温度、高い熱安定性、高い酸化安定性、耐UV性、低
表面エネルギーおよび疎水性、良好な電気的性質、多数
の気体に対する透過性、優れた機械的特性およびエラス
トマー特性を兼ね備えて有する、オルガノポリシロキサ
ン−ポリ尿素ブロックコポリマーが得られることが所望
され、したがってそのブロックコポリマーを首尾よくそ
して容易に製造することが出来る前駆物質を開発するこ
とが所望される。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、反復単
位: 【化8】 (式中、Zは、フェニレン、アルキレン、アラルキレ
ン、およびシクロアルキレンから選ばれる二価基であ
り;Yは、炭素原子1〜10個のアルキレン基であり;
Rは、少なくとも50%がメチルであり、全R基100
%の残余が炭素原子2〜12個を有する一価アルキルま
たは置換アルキル基、ビニル基、フェニル基または置換
フェニル基であり;Dは、水素、炭素原子1〜10個の
アルキル基またはYを含めて環構造を完成して複素環を
形成するアルキレン基またはフェニルであり;Bは、ア
ルキレン、アラルキレン、シクロアルキレン、フェニレ
ン、ポリエチレンオキサイド、ポリテトラメチレンオキ
サイド、ポリカプロラクトンおよびそれらの混合物から
選ばれる二価基であり;Aは、−O−または 【化9】 (式中、Gは水素、炭素原子1〜10個のアルキル基、
フェニルまたはBを含めて環構造を完成し、複素環を形
成するアルキレン基である)から選ばれる二官能性部分
であり;nは50またはそれ以上の数であり、そして、
mは、0〜約25の数である)を特徴とする実質的に非
粘着性のオルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコ
ポリマーが提供される。 【0008】また、本発明によれば更に、 i)少なくとも5,000の分子量および式: 【化10】(式中、Rは、少なくとも50%がメチルであり、全R
基100%の残余が炭素原子2〜12個を有する一価ア
ルキルまたは置換アルキル基、ビニル基、フェニル基、
または置換フェニル基であり;Yは、炭素原子1〜10
個のアルキレン基であり;Dは、水素、炭素原子1〜1
0個のアルキル基またはYを含めて環構造を完成して複
素環を形成するアルキレン基またはフェニルであり;n
は50またはそれ以上の数である)を有するジアミン;
および ii)式 OCN−Z−NCO (式中、Zはヘキサメチレン、メチレンビス−(フェニ
レン)、テトラメチレン、イソホロン、シクロヘキシレ
ン、およびメチレンジシクロヘキシルから成る群から選
ばれる二価基である)を有する少なくとも1種のジイソ
シアネートを;ジアミン:ジイソシアネートのモル比が
約1:0.95〜1:1.05の範囲となるように
し、;そして iii)ジアミン、ジヒドロキシ化合物またはそれらの
混合物から選ばれる95重量%までの連鎖延長剤を重合
させることを特徴とする前記ブロックコポリマーの製造
方法が提供される。 【0009】本発明によって、低ガラス転移温度、高い
熱的および酸化安定性、耐UV性、低表面エネルギーお
よび疎水性、良好な電気的性質および多数の気体に対す
る透過性のポリシロキサンに関連する通常のすぐれた性
質およびすぐれた機械的並びにエラストマー特性を有す
る追加の望ましい性質を備えたオルガノポリシロキサン
−ポリ尿素ブロックコポリマーが提供される。本発明に
よって得られるオルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロ
ックコポリマーは、良好な生物適合性を有し、しかも、
慣用のポリシロキサンポリマー物質が使用できる状況下
で使用できるものと考えられている。本発明によって得
られるオルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコポ
リマーは、相溶性粘着性増強樹脂で粘着性を増強させた
とき、感圧接着剤組成物として特に有用である。 【0010】本発明によって得られるオルガノポリシロ
キサン−ポリ尿素ブロックコポリマーは、二官能価オル
ガノポリシロキサン(軟質セグメントを生成する)とジ
イソシアネート(硬質セグメントを生成する)との重縮
合によって得られる(AB) n 型のセグメントコポリマ
ーであり、そして、二官能価アミンもしくはアルコール
またはそれらの混合物のような二官能価連鎖延長剤を含
有することができる。 【0011】好ましいブロックコポリマーにおいては、
Zはヘキサメチレン、メチレンビス−(フェニレン)、
イソホロン、テトラメチレン、シクロヘキシレン、およ
びメチレンジシクロヘキシレンから成る群から選ばれ、
そして、Rはメチルである。 【0012】上記オルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブ
ロックコポリマーの製造方法は: 【0013】(i)少なくとも5,000の分子量およ
び次の式II: 【化11】 (式中、R、Y、Dおよびnは上記の定義と同じであ
る)によって表わされる分子構造を有する本発明のジア
ミン; 【0014】(ii)式III OCN−Z−NCO III (式中、Zは上記の定義と同じである)によって表わさ
れる分子構造を有する少なくとも1種のジイソシアネー
ト;および、 【0015】(iii)式IV: H−A−B−A−H IV (式中、AおよびBは上記の定義と同じである)によっ
て表わされる分子構造を有する95重量%までのジアミ
ンまたはジヒドロキシ連鎖延長剤を不活性雰囲気下およ
び反応条件下で重合させることから成る。 【0016】この反応におけるシリコーンジアミン、ジ
アミンおよび(または)ジヒドロキシ連鎖延長剤:ジイ
ソシアネートの組合せモル比は、所望の性質を有するブ
ロックコポリマーの形成に好適な比である。前記の比を
1:0.95〜1:1.05の範囲内に維持することが
好ましい。 【0017】反応に有用なジイソシアネートは、トルエ
ンジイソシアネートまたはp−フェニレンジイソシアネ
ートのようなフェニレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、メチレンビス−(フェニルイソ
シアネート)またはテトラメチレンジイソシアネートの
ようなアラルキレンジイソシアネートまたはイソホロン
ジイソシアネート、メチレンビス(シクロヘキシル)ジ
イソシアネートまたはシクロヘキシルジイソシアネート
のようなシクロアルキレンジイソシアネートである。 【0018】新規の上記ブロックコポリマーを製造する
ための反応には、本発明の式IIによって表わされる新
規のオルガノポリシロキサンジアミンの使用が含まれ
る。 【0019】式IIによって表わされるオルガノポリシ
ロキサンの製造方法も提供される。この方法には: 【0020】(i)(a)次のような式V: 【化12】 (式中、D、RおよびYは上記の定義と同じである)に
よって表わされる分子構造のアミン官能基含有末端封鎖
剤; 【0021】(b)約2,000未満の分子量および次
のような式VI: 【化13】 (式中、D、RおよびYは上記の定義と同じであり、x
は約4〜40の範囲内の数である)によって表わされる
分子構造を有する比較的低分子量のオルガノポリシロキ
サンジアミンを形成するために前記のアミン官能基含有
末端封鎖剤と反応させるのに十分な環状シロキサン; 【0022】(c)次のような式VII: 【化14】 (式中、D、YおよびRは上記の定義と同じであり、そ
して、M+ はK+ 、Li+ またはN(CH3 + 4 のよ
うなカチオンである)によって表わされる分子構造の新
規の本質的に無水のアミンシラノレート触媒を最終オル
ガノポリシロキサンジアミンの最終重量に基づいて約
0.1重量%を超えない触媒量を不活性雰囲気下および
反応条件下で化合させ; 【0023】(ii)前記のアミン官能基含有末端封鎖
剤の実質的に全部が消費されるまで反応を続け;そして 【0024】(iii)式IIによって表わされる新規
のオルガノポリシロキサンジアミンが得られるまで追加
の環状シロキサンを添加する工程が含まれる。 【0025】好ましいアミンシラノレート触媒は、3−
アミノプロピルジメチルテトラメチルアンモニウムシア
ノレートである。アミンシラノレート触媒の触媒量は、
最後のオルガノポリシロキサンの最終重量に基づいて好
ましくは0.5重量%未満、最も好ましくは0.005
〜約0.03重量%である。 【0026】好ましい反応条件は、約80°〜約90℃
の反応温度範囲、約5〜7時間の反応時間および追加の
環状シロキサンの滴下添加が含まれる。 【0027】本発明のジアミンを使用してブロックコポ
リマーを製造する反応には、反応条件下で本発明のオル
ガノシロキサンジアミン、ジアミンおよび(または)使
用する場合のジヒドロキシ連鎖延長剤およびジイソシア
ネートを混合し、それぞれジイソシアネートおよびオル
ガノポリシロキサンジアミンから誘導される硬質および
軟質セグメントを有するブロックコポリマーを製造する
ことが含まれる。この反応は典型的には反応溶媒中にお
いて行なわれる。 【0028】好ましい反応溶媒は、ジイソシアネートと
非反応性であり、かつ、重合反応の間を通じて反応体お
よび生成物を完全に溶液中に保持する溶媒である。塩素
化溶剤、エーテルおよびアルコールが脂肪族ジイソシア
ネートの場合最良であり、メチレンクロライド、テトラ
ヒドロフランおよびイソプロピルアルコールが好まし
い。4,4′−メチレン−ビス−フェノールイソシアネ
ート(MDI)のような芳香族ジイソシアネートに対し
ては、テトラヒドロフランと10〜25重量%のジメチ
ルホルムアミドのような双極性非プロトン性溶媒との混
合物が好ましい。 【0029】出発物質および反応溶媒は、通常、最初に
精製し、乾燥させ、そして、反応を乾燥窒素またはアル
ゴンのような不活性雰囲気下で行う。好適なジイソシア
ネートには、トルエンジイソシアネートおよびヘキサメ
チレンジイソシアネートが含まれる。好ましいジイソシ
アネートには、4,4′−メチレンビス−フェニルイソ
シアネート(MDI)、4,4′−メチレンビス(シク
ロヘキシル)ジイソシアネート(H−MDI)およびイ
ソホロンジイソシアネートが含まれる。 【0030】前記したように、オルガノポリシロキサン
ジアミンを製造する反応では式VIIによって表わされ
る無水アミン官能基含有シラノレート触媒を使用する。
この重合における好ましい触媒は、3−アミノプロピル
ジメチルテトラメチルアンモニウムシラノレートであ
り、この物質自体が新規であり、還流下でテトラヒドロ
フラン中において1モル当量の1,3−ビス−(3−ア
ミノプロピル)テトラメチルシロキサンと2モル等量の
テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド五水化物と
を反応させ、次いで、真空下(0.1mm)60℃で5
時間乾燥させることによって結晶性固体として得られ
る。 【0031】ブロックコポリマーに他の特性を付与する
ために連鎖延長剤が他の反応体と共に配合できる。連鎖
延長剤は、ヘキサメチレンジアミン、キシレンジアミ
ン、1,3−ジ(4−ピペリジル)プロパン(DIPI
P)、ジ(−2−アミノエチル)プロピルメチルジメト
キシシラン(DAS)、ピペラジンなどのような短鎖長
ジアミンであり、ピペリジルプロパンが好ましい。 【0032】ポリマージアミン並びにポリマーグリコー
ルもポリシロキサンジアミン、ジイソシアネートおよび
連鎖延長剤として他の所望の非シリコーン軟質セグメン
トと共に共重合させてシリコーンポリ尿素に追加の望ま
しい特性を付与する。 【0033】得られた共重合状セグメントは、所望する
得られたコポリマーの性質によってコポリマー配合物の
5%と少ない量から95%の多い量まで含まれる。 【0034】非シリコーン軟質セグメントとして有用な
ポリマージアミンは、分子量5,000〜25,000
のポリテトラメチレンオキサイドジアミンのような2.
0に近い官能価を使用して得られるジアミンであり、
8,000〜15,000の範囲内の分子量のものが好
ましい。好適なポリマージオールには、ポリテトラメチ
レンオキサイドグリコール、ポリエチレンオキサイドグ
リコール、ポリプロピレンオキサイドグリコール、ポリ
カプロラクトングリコールなどが含まれる。ポリシロキ
サンとポリテトラメチレンオキサイドジアミンとからポ
リ尿素を製造するためには、ジアミンをメチレンクロラ
イドのような好適な溶剤中に溶解させ、ジイソシアネー
トおよび使用する場合の連鎖延長剤を好ましくは組合せ
アミン:ジイソシアネートのモル比1:0.95〜1:
1.05で混合物中に導入する。ポリマーグリコールと
シリコーンジアミンとを共重合させるには2段階法が必
要であり、第1段階においてグリコールをトルエンまた
はテトラヒドロフランのような不活性溶剤中において、
オクタン酸第一錫またはジブチル錫ジラウレートのよう
な錫化合物の触媒量を使用し、ジイソシアネートと共に
イソシアネートで全アルコール基が封鎖されるのに十分
な時間例えば30分〜1時間加熱する。第2段階におい
て、ポリシロキサンジアミンを添加し、続いて、任意の
所望のジアミン連鎖延長剤を添加して、アミンプラスア
ルコール:イソシアネートの組合せモル比を好ましくは
1:0.95〜1:1.05を保持し、反応を完結させ
てポリエーテルまたはポリエステルポリウレタンポリシ
ロキサンポリ尿素ブロックコポリマーを得る。 【0035】本発明の意義ある特徴は、すぐれた二官能
性を有し、5,000を超える予め選定した所望の分子
量を有する実質的に純粋なオルガノポリシロキサンジア
ミンが製造できることを見出したことである。かような
オルガノポリシロキサンジアミンは製造の間に次の、か
ぎとなる工程条件の存在のためにかような高純度の該ジ
アミンが本発明によって製造されるものと考えられる: 【0036】(i) テトラメチルアンモニウム3−ア
ミノプロピルジメチルシラノレートのような無水アミノ
アルキル官能基含有シラノレート触媒の使用; 【0037】(ii) 製造されるシリコーンジアミン
の重量に基づいて、好ましくは0.05重量%である前
記の触媒の最少量の使用;および(iii) 上記のよ
うに反応の2段階での実施。 【0038】反応の第1段階において、式VIによって
定義したような構造を有する低分子量シリコーンジアミ
ンを、式Vによって表わされる型のアミン官能基含有ジ
シロキサン末端封鎖剤と、環状シロキサンとを窒素また
はアルゴンのような不活性雰囲気下で触媒量の式VII
によって表わされる無水アミン官能基含有シラノレート
触媒の存在下で反応させることによって製造する。使用
する触媒の量は、得られたジアミノシリコーンの重量に
基づいて0.05重量%未満、好ましくは0.005〜
約0.03重量%である。理論に拘束されたくないが、
最少量の無水アミン官能基含有シラノレート触媒の使用
によって、触媒分子および偽水(spurious w
ater)によって生成される不活性連鎖末端の数が最
小に保持されるためと考えられる。 【0039】反応は典型的に正味80〜90℃で行なわ
れ、そして、これらの条件下では気相クロマトグラフィ
ーによって測定される反応混合物中の末端封鎖剤の実質
的に完全な消滅によって判断されるように通常約0.5
〜2時間で完了する。約2,000未満の分子量および
式VIによって表わされる分子構造を有する中間体オル
ガノポリシロキサンジアミンが得られる。 【0040】反応の第2段階には、所望の分子量にする
のに必要な残余の環状シロキサンの徐々の添加が含ま
れ、環状シロキサンが添加されたらできるだけ迅速にポ
リマーに配合されるような速度での滴下が好ましく、通
常80〜90℃の反応温度で約5〜7時間内である。
5,000を超える分子量および式IIによって定義し
た構造の所望のオルガノポリシロキサンが製造される。
最少量のアミン官能基含有無水シラノレート触媒を使用
するこの2段階法を使用することによって、モノ官能性
および非官能性ポリシロキサン不純物によって殆んど汚
染されていない、すぐれた二官能価を有する約5,00
0〜約70,000の任意の所望の分子量で式IIのシ
リコーンジアミンを一貫して製造できる。 【0041】環状シロキサン、アミン官能基含有ジシロ
キサンおよびテトラメチルアンモニウムヒドロキサイド
のような塩基性触媒またはシラノレートとの平衡化から
アミン末端基シリコーンを製造する従来技術は、良好な
二官能価を有し、4,000を超える分子量のジアミノ
オルガノポリシロキサンを得るためには不満足であるこ
とが証明されている。これらの不良な結果は、反応を1
段階で行うかまたは触媒、アミン、官能基含有末端封鎖
剤およびすべての環状シロキサンの全部を一度に反応を
行うことを含めた従来技術の方法に固有の多くの有害要
因によって生ずるものと考えられる。このため末端封鎖
剤の不完全な配合および計算分子量より高い分子量にな
る。過剰量の非官能性水和触媒の使用により、最終生成
物中の不純物として有意パーセントの非アミン末端基シ
リコーンポリマーが生成される。これらの結果は、上記
のように2段階反応における最小濃度で本質的に無水の
アミン官能基含有触媒を使用する本発明の方法によって
解消される。 【0042】本発明のジアミンを使用して得られるセグ
メントポリシロキサンブロックコポリマーは、軟質セグ
メント:硬質セグメントの比、連鎖延長剤の性質、使用
される他のポリマー、およびポリシロキサンセグメント
の分子量を変化させることによって広範囲の有用な性質
に製造することができる。例えば、比較的低分子量
(4,000〜7,000)のシリコーンセグメントと
比較的高い硬質セグメント含量(30〜45%)との組
合せで剛直、硬質しかも可撓性ゴムが得られる。 【0043】これらのコポリマーは、各種の感圧接着剤
のための剥離コーティングとして有用なことが見出され
ている。これらはモノ官能性または非官能性シロキサン
不純物によって殆んど汚染されていない高度の二官能価
を有し、再接着のような問題を実際に起さない。これら
は溶液中において良好な安定性を有し、フィルム形成性
であり、そして、異常に高い強度に加えて所望の機械的
性質およびエラストマー性を有する。これに加えて、こ
れらは感圧接着テープ製造において決定的利点である高
温度硬化または長い加工時間を必要としない。 【0044】前記したように、本発明のジアミンによっ
て得られるセグメントコポリマーは、軟質セグメント:
硬質セグメント比、使用する連鎖延長剤の量および性
質、およびポリシロキサンセグメントの分子量を変化さ
せることによって広い範囲の有用性質を備えたものが製
造できる。これらの変更によって、剥離の量を例えば1
0g/cm未満〜約350g/cmに変化させうる。あ
る種のコポリマーはマスキングテープのような除去可能
な感圧接着テープ用の低接着力バックサイズ(LAB
s)として特に有用である。ロール形態のテープ用のL
ABsは、理想的には約60〜350g/cm幅の剥離
接着力を示す。剥離剤およびLABsとして使用される
コポリマーの硬質セグメントの好ましい量は、約15〜
約70%である。好ましい範囲は、接着剤の種類および
それの最終用途によって変化する、すなわち、マスキン
グテープに使用するLABsに対する好ましい範囲は、
約25〜約60%である。この範囲を有するコポリマー
は、新しいテープ上での適切な巻戻しおよび熱並びに湿
度の不利な熟成後の適度の巻戻しの必要な組合せに加え
て、受入れられるペンキマスキング性能、耐ペンキフレ
ーキング性およびオーバーテーピング(overtap
ing)用途に使用したときの保持能力を示す。 【0045】中程度分子量シリコーンセグメント(7,
000〜25,000)のブロックコポリマー単独また
は15〜25%範囲内の他のエラストマーブロックとの
組合せで、高度に弾性、弾力性、かつ、全く強力なシリ
コーンエラストマーが得られる。本発明の高い二官能価
シリコーンジアミンを使用して、非常に高分子量のシリ
コーンセグメント(25,000〜70,000)およ
び0.5〜10%と低い硬質セグメント含量のシリコー
ンエラストマーも製造できる。かようなポリマーは極め
て軟かく、変形性であり、当然低引張強さであるが;こ
れらのシリコーンポリ尿素を、General Ele
ctric Companyから「MQ」CR−524
AおよびCR−525AのようなMQシリースとして商
用として入手できるほぼ同重量のヒドロキシ官能基含有
シリコーン粘着性増強樹脂と混合すると新規のシリコー
ン感圧接着剤が得られることが見出された。シリコーン
の分子量および硬質セグメント含量を変化させることに
よって、粘着性、剥離接着力および剪断保持性の最適な
均衡を有する感圧接着剤が後硬化反応を必要とせずに製
造することができる。さらに、これらのポリマーの凝集
強さは化学的架橋ではなく尿素基間の物理的引力による
ために、これらのシリコーンポリ尿素感圧接着剤はホッ
トメルト押出法によってテープ上に被覆できる。 【0046】 【発明の実施の形態】本発明の範囲を限定することを意
図しない次の実施例によってさらに説明する。 【0047】実施例1: 触媒の製造: 磁気スターラー、アルゴン入口および乾燥
チューブを有するコンデンサーを備えた100mlの三
つ口丸底フラスコに、12.4g(0.05モル)の
1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシ
ロキサン、18.1gのテトラメチルアンモニウムハイ
ドロオキサイド五水化物および30mlのテトラヒドロ
フランを装入した。混合物をかく拌し、アルゴン雰囲気
下の還流下で、気相クロマトグラフ(VPC)がジシロ
キサンピークの完全消失を示すまで1 1/2時間加熱
した。冷却すると混合物は二層に分離した。ポット温度
が75℃に達するまでテトラヒドロフランを留出させる
と黄色油が残り、これを油浴中60℃で真空下(0.1
mm)で揮発物が留出しなくなるまで加熱(約5時間)
した。黄色ろう状固体である粗生成物をアルゴン下でテ
トラヒドロフランから再結晶させ、濾過し、真空下で乾
燥させて白色結晶性固体として3−アミノプロピルジメ
チルテトラメチルアンモニウムシラノレートを得た。化
学的構造を核磁気共鳴分析(NMR)によって確認し、
そして、生成物をアルゴン下の室温で貯蔵した。 【0048】実施例2: シリコーンジアミンの製造: 温度計、機械かく拌機、滴
下漏斗およびアルゴン入口を備えた500ml三つ口丸
底フラスコに3.72gのビス(3−アミノプロピル)
テトラメチルジシロキサンおよび前以て10分間アルゴ
ンでパージした18gのオクタメチルシクロテトラシロ
キサン(D4 )を装入した。油浴中でフラスコ内容物を
80℃に加熱し、実施例1に記載の触媒の痕跡量(約
0.03〜0.05g)をへらで添加した。反応物を8
0℃でかく拌し、30分のかく拌後に全く粘稠になっ
た。VPCにより末端封鎖剤の完全な消失が示された。
得られた反応混合物(分子量1,500のシリコーンジ
アミン、環状シロキサンおよび活性触媒から成る)に、
6時間にわたって330gのアルゴンパージしたD4
滴下添加した、この結果粘度はさらに増加した。反応フ
ラスコ内容物の80℃での加熱を一晩続けた。150℃
で1/2時間加熱することにより触媒を破壊し、生成物
を140℃、0.1mm圧力で揮発物が留出しなくなる
までストリップし(約1 1/2時間)310gの透
明、無色の粘稠な油を得た(理論値の88%収率)。酸
滴定によって測定した生成物の分子量は21,200で
あった。 【0049】この方法を使用し、但し、末端封鎖剤:D
4 の比を変えて分子量4,000から70,000と高
いシリコーンジアミンを製造した。 【0050】実施例3: シリコーンポリ尿素の製造: アルゴン下で、65mlの
メチレンクロライド中の実施例2に記載の21,200
MWのシリコーンジアミン10.92gの溶液に、15
mlのCH2 Cl2中の0.80gのイソホロンジイソ
シアネート(IPDI)溶液を一度に添加し、透明な溶
液を得た。この透明溶液に10mlのCH2 Cl2 中の
0.65gの1,3−ジピペリジルプロパン(DIPI
P)溶液を滴下添加した。添加の終りに近ずくと磁気ス
ターラーが殆んど停止するまで粘度が実質的に上昇し、
シリコーンジアミン/DIPIP/IPDIのモル比
1:6:7を有するシリコーンポリ尿素の透明溶液が得
られた。この溶液をガラス板上に流延し、そして、溶剤
を一晩蒸発させ、非常に強い、高弾性そして、5,21
0KPaの引張強さ、300%の伸びおよび5%の永久
歪を有する透明フィルムが得られた。 【0051】引張強さ、伸びおよび永久歪は、すべて破
断時に測定した。前記の弾性物質の引張強さ、伸率およ
び永久歪率は、約23℃の温度での周囲条件下でAST
MD 412−68によって測定した。この方法によっ
て溶剤から流延させたエラストマー試料を乾燥させ、ダ
ンベル型形状に切断し、このダンベルを破断点まで引張
った。引張は引張強さ試験機を使用し、試験片が破断す
るまでの引張の間引張強さを記録した。この装置によっ
て破断時の伸び率を殆んど10%近くまで測定した。永
久歪率は、試料が破れてから10分後に試験ダンベルの
破れた片を慎重に適合し、破れ、かつ伸ばされた試験片
の組合せた長さを測定し、この測定した長さを引張る前
の試料の元の長さで割り、その商に100を掛けること
によって測定した。 【0052】実施例4: シリコーンポリ尿素の製造: アルゴン下で、30mlの
CH2 Cl2 中の2.06gのイソホロンジイソシアネ
ート(IPDI)溶液に20mlのCH2 Cl2 中の
0.87gの1,3−ジピペリジルプロパン(DIPI
P)溶液を添加した。次いで、10mlのCH 2 Cl2
中の9.8gの分子量9,584のシリコーンジアミン
溶液を滴下で添加した。添加が終りに近ずくと、反応混
合物は非常に粘稠になった。1/2時間後に、得られた
粘稠溶液をガラス板上に流延し、溶剤を蒸発させ、ジア
ミン/DIPIP/IPDIのモル比1:8:9を有
し、透明でしかも剛直で8,453KPaの引張強さ、
200%の伸びおよび15%の永久歪を有するシリコー
ンポリ尿素の弾性フィルムを得た。 【0053】上記の実施例において説明した方法によっ
て広範囲の弾性特性を有するシリコーンポリ尿素を製造
した。これらの多数のシリコーンエラストマーの性質を
実施例5〜15として下記の第I表に示す。 【表1】【0054】実施例16: 従来技術方法によるシリコーンジアミンの製造: アルゴ
ンで前以て20分間パージした10gのオクタメチルシ
クロテトラシロキサン(D4 )に、0.08gのテトラ
メチルアンモニウムハイドロオキサイド五水化物を添加
した。アルゴン下80℃で30分間かく拌後に、混合物
が非常に粘稠になったことは、テトラメチルアンモニウ
ムシロキサノレート(実際の触媒)への転化が起ったこ
との証拠である。105gのD4 中の2.5gのビス
(アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン末端封鎖
剤(0.01モル)を一度に添加し、透明な溶液が生成
し、これをアルゴン下80〜85℃でかく拌し、理論分
子量10,000を有するポリマーを概算収率85%で
得た。 【0055】透明溶液を24時間加熱後、実質的量の末
端封鎖剤がポリマーに配合されていないことがVPCで
測定された。48時間後に、VPCによって若干の非配
合末端封鎖剤が存在することを認めたが、150℃に3
0分間加熱することによって反応を停止させた。得られ
た透明、無色の油を120°〜130℃でアスピレータ
ーの減圧下で1時間ストリップし、全揮発物を除去し、
103g(87%収率)の生成物が残った。生成物を
0.1N塩酸で滴定し、0.166meg/gのアミノ
含量または生成物が完全に二官能価であると仮定して1
2,043の計算分子量を得た。 【0056】実施例17: 従来技術のシリコーンジアミンを使用したシリコーンポ
リ尿素の製造: 100mlの一つ口丸底フラスコに、実
施例16の12,043の分子量のシリコーンジアミン
10.51gを装入し、50mlのCH2 Cl2 中に溶
解させた。10mlのCH2 Cl2 中の0.91gのH
−MDIの溶液をかく拌しながら一度に添加した。得ら
れた透明溶液をかく拌しながら5mlのCH2 Cl2
の0.55gの1,3−ビス(4−ピペリジル)プロパ
ン(DIPIP)溶液の滴下によって処理した。添加の
終りに近ずくと溶液は粘稠になったが透明のままであっ
た。1/2時間後に、粘稠な溶液をガラス板上に流延
し、溶剤を蒸発させると、シリコーンジアミン/DIP
IP/H−MDIのモル比1:3:4を有するポリ尿素
のエラストマーフィルムが残った。 【0057】実施例18: 従来技術法のシリコーンジアミンおよび本発明のジアミ
ンを使用して製造したシリコーンポリ尿素のエラストマ
ー特性の比較: 実施例17のシリコーンポリ尿素従来技
術エラストマーの引張強さ、インヘレント粘度、破断時
伸びおよび永久歪を、同じ配合(シリコーンジアミン/
DIPIP/H−MDIモル比1:3:4)であるが本
発明による2段階法によって製造したシリコーンポリ尿
素エラストマーのそれら特性と比較した。実施例12は
ジアミンが11,360の分子量を有する最も近似の配
合物であった。結果を第II表に示す。 【表2】【0058】上記第II表において、実施例17は従来
のジアミンを使用したエラストマーの例であり、実施例
12は本発明のジアミンを使用して得られたエラストマ
ーの例である。比較したすべての物理的性質は、本発明
のジアミンを使用したエラストマー生成物が優れている
ことを示している。 【0059】実施例19: シリコーン−ポリエーテルポリ尿素コポリマー: 8.2
gの分子量8,215のシリコーンジアミン、7.3g
の分子量7,300のポリテトラメチレンオキサイドジ
アミンおよび0.67gのDIPIPを、90mlのイ
ソプロピルアルコールおよび50mlのCH2 Cl2
溶媒系に溶解させた。室温でかく拌しながら、1.11
gのイソホロンジイソシアネートを滴下添加した。添加
の終りに近ずくと、溶液は全く粘稠になったが透明のま
までゲルではなかった。粘稠溶液からフィルムに流延
し、乾燥させ、そして、得られた結晶性透明シリコーン
−ポリエーテルエラストマーは、19,458KPaの
引張強さ、650%の伸びおよび6%の永久歪を有し
た。 【0060】実施例20: シリコーン−ポリエステルポリポリウレタンポリ尿素コ
ポリマーエラストマー: 1リットルの三つ口丸底フラス
コに、19.2gの分子量2,000のポリカプロラク
トンジオール(Union Carbide社製「To
ne」−0240)および100mlのトルエンを装入
した。この溶液を沸騰するまで加熱し、少量の溶剤をフ
ラスコから留出させ、内容物を共沸蒸留によって乾燥さ
せた。イソホロンジイソシアネート(9.92g)を添
加し、次いで、3滴の触媒ジブチル錫ジラウレートを添
加した。初期のはげしい反応の後に、透明溶液を還流下
で1/2時間熱した。反応物を300mlのトルエンで
希釈し、そして、50mlのトルエン中の24gの分子
量10,350のシリコーンジアミンをかく拌しながら
相当迅速に添加した。得られた透明、無色溶液をかく拌
しながら100mlのイソプロピルアルコール中の6.
88gの1,3−ビス(4−ピペリジル)プロパンの溶
液で迅速に処理した。反応物は全く粘稠になったが透明
のままであった。さらに1時間後、溶液をトレー中に流
延し、溶剤を蒸発させた。得られたエラストマーのシリ
コーン−ポリエステルポリウレタンポリ尿素は、40%
のシリコーンを含有し、透明であり、強く、かつ非常に
弾性があった。 【0061】実施例21: ポリシロキサンポリ尿素ブロックコポリマーを使用した
感圧接着剤の製造: 200mlの丸底フラスコに23.
23gの新しく製造した分子量21,213のシリコー
ンジアミンと35.3gのトルエンとを装入した。溶液
を室温でかく拌し、0.29gのH−MDIを添加し、
次いで、追加の28gのトルエンを添加した。20分後
に、溶液は全く粘稠になった。General Ele
ctric社からCR−524Aとして入手できるMQ
シリコーン樹脂組成物のキシレン中の60%溶液39.
2gを添加することによって感圧接着剤を製造した。1
0.3gのトルエンを追加添加して最終固形分含量を3
5%に調整した。得られた感圧接着剤溶液は、シリコー
ンポリ尿素ガム:MQ樹脂重量比1:1を有した。 【0062】同様な方法によって、各種の分子量のシリ
コーンジアミンと等モル量のジイソシアネートとの反応
によって得られたポリ尿素と同重量のMQシリコーン樹
脂とを混合することによって多数の他のシリコーンポリ
尿素感圧接着剤を製造した。これらを25〜33umの
厚さにポリエステルフィルム上に被覆し、感圧接着剤可
撓性シート物質を得た。 【0063】これらの実施例生成物の性能を、ペンシル
バニア州、フィラデルフィアのアメリカ材料試験協会
(ASTM)およびイリノイ州、グレーンビュー感圧接
着テープ協会(PSTC)に記載の2種の標準試験方法
によって評価した。これらの方法は、方法No.1(剥
離接着力)およびNo.7(剪断強さ)である。 【0064】剥離接着力: ASTM P3330−78 PSTC−1(11/7
5) 剥離接着力は、特定の角度および剥離速度で測定した試
験パネルから被覆した可撓性シート物質を除去するのに
要する力である。実施例においてこの力は100mm幅
の被覆シート当りのニュートン(N/100mm)で表
わす。この方法は次の通りである: 【0065】(i) 12.5mm幅の被覆シートを少
なくとも12.7線cmを有するきれいなガラス試験板
にしっかり接触させて適用する。ストリップを適用する
のに硬質ゴムローラーを使用する。 【0066】(ii) 被覆ストリップの自由端をそれ
自体が殆んど接触するまで折りかえす、これで除去角度
は180°になる。自由端を接着力試験機スケールに取
付ける。 【0067】(iii) ガラス試験板を、引張試験機
のジョーに締めつける、該試験機はガラス板をスケール
から2.3m/分の一定速度で引離すことができる。 【0068】(iv) ニュートンで示されるスケール
の読みをガラス表面からテープが剥されるのに伴って記
録する。データは試験の間に観測した数の平均値として
記録する。 【0069】剪断保持強さ: (参照:ASTM:D3654−78:PSTC−7)
剪断強さは、接着剤の凝集力または内部強さの尺度であ
る。これは接着ストリップを標準の平らな表面から、ス
トリップが一定の圧力で貼りつけられている表面に平行
方向に引張るのに要する力の量に基づく。これは標準面
積の接着剤被覆シート物質を、一定の応力、標準の荷重
下でステンレス鋼試験パネルから引張るのに要する時間
(分)によって測定される。 【0070】この試験は、各ストリップの12.5mm
部分をテープの一端を自由にしてパネルにしっかり接着
させるようにステンレス鋼パネルに適用した接着剤被覆
ストリップを使用して行う。被覆ストリップが接着して
いるパネルを伸びたテープの自由端と178°の角度に
なるようにラックで保持し、テープの自由端は被覆スト
リップの自由端からの吊り下げ重りとして適用される1
kgの力の適用により引張られる。すべての剥離力を消
去するために180°より2°少ない角度を使用し、試
験すべきテープの保持力の測定をより正確に行なえるよ
うに剪断力のみが測定できるようにした。試験パネルか
ら離れる各テープ試料の時間経過を剪断強さとして記録
する。 【0071】連鎖延長剤なしでシリコーンポリ尿素から
製造した感圧接着剤の実施例の剥離接着力および剪断結
果を第III表に示す。 【表3】 【0072】実施例25: 連鎖延長剤を使用したポリシロキサンポリ尿素を使用し
た感圧接着剤の製造: 100mlのメチレンクロライド
中の17.55gの、分子量34,000のシリコーン
ジアミン(0.0585meq/g)の溶液を室温でか
く拌しながら50mlのメチレンクロライド中の0.5
4gのメチレンビス〔4,4′−ジシクロヘキシル〕イ
ソシアネート(H−MDI)の溶液に迅速に添加した。
25mlのメチレンクロライド中の0.12gの1,3
−ビス(4−ピペリジル)プロパン(DIPIP)の溶
液を滴下によって徐々に添加し、シリコーン−ポリ尿素
溶液を得た、これは次第に粘稠になったがこの第2の添
加が完了してもゲル化しなかった。感圧接着剤を製造す
るために、30.7gのMQシリケート樹脂(CR−5
24A)の60%キシレン溶液を添加し、シリコーンブ
ロックコーポリマー:粘着性増強剤重量比1:1にし
た。この接着剤を含有する溶液をポリエステル上に流延
し33umの接着フィルムを製造し、これを感圧テープ
協会(PSTC)法No.1(剥離接着力)およびN
o.7(剪断強さ)によって試験した。この結果は、ガ
ラスに対する50N/100mmの剥離接着力および1
0,000プラス分の剪断保持時間を示した。これは第
IV表に示した多数の他の感圧接着剤組成物に匹敵し
た。 【表4】 【0073】実施例26: 剥離剤として使用するためのコポリマーの製造: 【表5】組成: PDMS (Mw−5560) 25重量部 PCL (Mw−1250) 35重量部 DIPIP/IPDI 40重量部 【0074】方法:触媒量(3滴)のジブチル錫ジラウ
レートの存在下でIPDIの全装入量(24.06g)
を含有するトルエン中のポリカプロラクトンジオール
(PCL)(35g)を窒素下で30分間還流させた。
還流後、加熱を停止し、トルエンを添加して全量を50
0mlまで希釈した。室温まで冷却後PDMSジアミン
(25.0g)を100mlのトルエンと共に添加し、
15分間かく拌した。 【0075】次いで、100mlのイソプロパノールに
溶解させたDIPIP(15.94g)を2〜3分間に
わたって徐々に添加し、そして、30分間かく拌した。
5分以内に粘度の増加が観察された。この工程の間を通
じて全溶液は透明かつ無色のままであった。トルエンに
よる最終希釈で、トルエン:イソプロパノール 90:
10の溶剤混合物中における固形分含量を約10%にな
るまで希釈した。 【0076】1.5ミルのウレタン含浸平滑クレープ紙
バッキングに第1走行でDuPont社製Neopre
neTM (N−115)クロロプレンラテックスを下塗
した。第2走行において、前記のバッキングの反対側
に、トルエン/イソプロパノール中の50%固形分溶液
を使用して計量ロールからLABを適用した。最後に第
3走行において、下塗側にラテックス接着剤(45%天
然ゴム/57% PiccolyteTM S−65、H
ercules社製のポリβ−ピネン粘着性付樹脂であ
り、65℃の環球式軟化点を有する)を4.4mg/c
2 の被覆重量で適用した。 【0077】実施例27: 【表6】 組成: ポリジメチル−ジフェニルシロ 25%(10mole%のジ キサン(PDMDPS) フェニルシロキサンを含有す (Mw 2680) る) PCL (Mw 1250) 35% DIPIP/IPDI 40% ────────────────────────────────── 【0078】これを実施例26で使用した方法と同様に
製造した。 【0079】実施例28: 【表7】 組成: PDMS (Mw 5590) 10% PCL (Mw 1240) 60% DIPIP/IPDI 15% DAS/IPDI 15% これを実施例26で使用した方法と同様に被覆した。 【0080】実施例29: 【表8】 組成: PDMS (Mw 4900) 23% PCL (Mw 1250) 42% DIPIP/IPDI 35% これを実施例26で使用した方法と同様に被覆した。上
記の実施例から得られた試験結果を第V表に示す。 【0081】実施例30: 【表9】 組成: PDMS (Mw 4900) 20% PCL (Mw 1250) 20% DIPIP/IPDI 60% これを実施例26に使用した方法と同様に被覆した。 【0082】試 験:前記した剥離接着力および下記に
示す巻出試験用の標準試験方法によって実施例26〜3
0の性能を試験した。 【0083】巻戻し試験:Instron型試験機を使
用し、90°の角度および90in/分の分離速度で試
験した。 【表10】 【表11】 【0084】RT=22℃/50%RH 65℃/16HRSはその後22℃/50%RHで24
時間続けた。 90%−50%:テープを32℃/90%RHで2週
間、これに続いて22℃/50%RHで1週間熟成させ
た。 【0085】全実施例は計量ロールを使用してULTR
Aバッキング上に5%溶液から被覆した。
フロントページの続き (72)発明者 レオナード アルバート ツシャウス アメリカ合衆国ミネソタ州セント ポー ル,3エム センター(番地なし) (72)発明者 ゲイリィ トーマス ウィダーホルト アメリカ合衆国ミネソタ州セント ポー ル,3エム センター(番地なし) (56)参考文献 特開 昭58−84818(JP,A) 特開 昭59−209608(JP,A) 特開 昭59−209609(JP,A) 特開 昭60−252617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 18/61 G08G 77/458

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.反復単位: 【化1】 (式中、Zは、フェニレン、アルキレン、アラルキレ
    ン、およびシクロアルキレンから選ばれる二価基であ
    り;Yは、炭素原子1〜10個のアルキレン基であり;
    Rは、少なくとも50%がメチルであり、全R基100
    %の残余が炭素原子2〜12個を有する一価アルキルま
    たは置換アルキル基、ビニル基、フェニル基または置換
    フェニル基であり;Dは、水素、炭素原子1〜10個の
    アルキル基またはYを含めて環構造を完成して複素環を
    形成するアルキレン基またはフェニルであり;Bは、ア
    ルキレン、アラルキレン、シクロアルキレン、フェニレ
    ン、ポリエチレンオキサイド、ポリテトラメチレンオキ
    サイド、ポリカプロラクトンおよびそれらの混合物から
    選ばれる二価基であり;Aは、−O−または 【化2】 (式中、Gは水素、炭素原子1〜10個のアルキル基、 フェニルまたはBを含めて環構造を完成し、複素環を形
    成するアルキレン基である)から選ばれる二官能性部分
    であり;nは50またはそれ以上の数であり、そして、 mは、0〜約25の数である)を特徴とする実質的に非
    粘着性のオルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコ
    ポリマー。 2.反復単位: 【化3】 がブロックコポリマーの全重量に対して85%未満含ま
    れる、請求項1のブロックコポリマー。 3.反復単位: 【化4】 (式中、Zは、フェニレン、アルキレン、アラルキレ
    ン、およびシクロアルキレンから選ばれる二価基であ
    り;Yは、炭素原子1〜10個のアルキレン基であり;
    Rは、少なくとも50%がメチルであり、全R基100
    %の残余が炭素原子2〜12個を有する一価アルキルま
    たは置換アルキル基、ビニル基、フェニル基または置換
    フェニル基であり;Dは、水素、炭素原子1〜10個の
    アルキル基またはYを含めて環構造を完成して複素環を
    形成するアルキレン基またはフェニルであり;Bは、ア
    ルキレン、アラルキレン、シクロアルキレン、フェニレ
    ン、ポリエチレンオキサイド、ポリテトラメチレンオキ
    サイド、ポリカプロラクトンおよびそれらの混合物から
    選ばれる二価基であり;Aは、−O−または 【化5】 (式中、Gは水素、炭素原子1〜10個のアルキル基、 フェニルまたはBを含めて環構造を完成し、複素環を形
    成するアルキレン基である)から選ばれる二官能性部分
    であり;nは50またはそれ以上の数であり、そして、 mは、0〜約25の数である)を特徴とする実質的に非
    粘着性のオルガノポリシロキサン−ポリ尿素ブロックコ
    ポリマーの製造方法であって、 i)少なくとも5,000の分子量および式: 【化6】 (式中、Rは、少なくとも50%がメチルであり、全R
    基100%の残余が炭素原子2〜12個を有する一価ア
    ルキルまたは置換アルキル基、ビニル基、フェニル基、
    または置換フェニル基であり;Yは、炭素原子1〜10
    個のアルキレン基であり;Dは、水素、炭素原子1〜1
    0個のアルキル基またはYを含めて環構造を完成して複
    素環を形成するアルキレン基またはフェニルであり;n
    は50またはそれ以上の数である)を有するジアミン;
    および ii)式 OCN−Z−NCO (式中、Zはヘキサメチレン、メチレンビス−(フェニ
    レン)、テトラメチレン、イソホロン、シクロヘキシレ
    ン、およびメチレンジシクロヘキシルから成る群から選
    ばれる二価基である)を有する少なくとも1種のジイソ
    シアネートを;ジアミン:ジイソシアネートのモル比が
    約1:0.95〜1:1.05の範囲となるように
    し、;そして iii)ジアミン、ジヒドロキシ化合物またはそれらの
    混合物から選ばれる95重量%までの連鎖延長剤を重合
    させることを特徴とする前記の方法。 4.反復単位: 【化7】 がブロックコポリマーの全重量に対して85%未満含ま
    れる、請求項3のブロックコポリマーの製造方法。
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