JP2901055B2 - 扉の締付装置 - Google Patents

扉の締付装置

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JP2901055B2
JP2901055B2 JP8331297A JP8331297A JP2901055B2 JP 2901055 B2 JP2901055 B2 JP 2901055B2 JP 8331297 A JP8331297 A JP 8331297A JP 8331297 A JP8331297 A JP 8331297A JP 2901055 B2 JP2901055 B2 JP 2901055B2
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door
fixed frame
tightening
lock
fastening
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JP8331297A
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健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット本体
や配電盤収納ボックス本体等の固定枠体の開口部に蝶着
された扉を閉鎖位置において枠体に対して圧接密閉する
ための扉の締付装置に関し、特に扉と枠体との間に防水
パッキングが介設され、また扉が、ロックハンドルの操
作で動作するロック部材によって閉鎖位置において枠体
にロックされるシステムに適用して有効な扉の締付装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】キャビネット本体や配電盤収納ボックス
本体等の固定枠体の開口部に蝶着された扉を閉鎖位置に
おいて枠体にロックする機構として、ロックハンドル装
置が用いられている。閉鎖位置で扉のロックハンドルを
所定位置に回動させると、これに連動して例えばロック
プレートのようなロック部材が扉の内側で回転し、枠体
の係合部へ係合する機構である。
【0003】一方、扉と固定枠体との間に防水パッキン
グを介設し、閉鎖位置において扉と固定枠体との間で防
水パッキングを圧縮して密閉性を高める防水式の扉が知
られている。このような防水式の扉にロックハンドル装
置を適用する場合には、ロックプレートが固定枠体の係
合部に係合する際に、防水パッキングを圧縮する分だけ
さらに扉を内側へ引き込むための特殊の係合斜面を係合
部又はロックプレートに形成する必要がある。このよう
な特殊の相互係合部はその都度設計する必要があるので
コストアップの一因となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、標
準的な固定枠体の係合部又はロックハンドル装置のロッ
クプレートの何れにも変更を加えることなく、単に固定
枠体の係合部付近に固着するだけで扉を防水パッキング
式のものに構成することができる扉の締付装置を提供す
ることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、固定枠体Cの内側面C1に固着さ
れるベース部材2と、このベース部材2に対して非締付
位置と締付位置との間で回転自在に軸支された締付部材
3とで扉の締付装置1を構成する。締付部材3は、非締
付位置に復帰するように付勢し、ロックプレートWのよ
うなロック部材の進行方向端面W1に当接する当接面6
と、ロック部材Wの一側面を押圧して扉Dを引き込む締
付面7とを設ける。当接面6は、ロック部材Wの端面W
1に押されて締付部材Wを締付位置側へ回動させる。締
付面7は、締付部材3の非締付位置において固定枠体C
の内側面C1に接近した位置aにあり、締付位置への回
動時に固定枠体Cの内側面C1から内方へ離れた位置b
へ移動しつつロック部材Wの側面を固定枠体Cの内方へ
押圧する。そして、扉Dを固定枠体Cの内方へ引込み固
定枠体Cへ圧接させる。通常の扉に用いられるロック部
材Wをそのまま適用し、固定枠体Cにこの締付装置1を
取り付けるだけで扉Dを防水密閉式に構成することがで
きる。ロック部材Wがロックプレートでもロックロッド
でも、扉Dに対して平行に動作するものであれば、本発
明の締付装置を適用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は締付装置の動作説明図、図2は締
付装置の取付状態の平面図、図3は締付装置の正面図、
図4は締付装置の側面図、図5は締付装置の平面図であ
る。
【0007】図2において、キャビネット本体や配電盤
収納ボックス本体等の固定枠体Cの開口部に扉Dが蝶着
されている。扉Dには、閉鎖位置において枠体Cにロッ
クするするためのロックハンドル装置Lが取り付けられ
ている。ロックハンドル装置Lは、ハンドルHをロック
位置に回動させることにより、ロック部材としてのロッ
クプレートWを扉Dの内側で回転させ、その先端側を枠
体Cの係合部Eへ係合させる構造である。枠体Cと扉D
との間には、防水用パッキングPが介設されている。パ
ッキングPは、扉Dのロック状態において枠体Cと扉D
との間に挾まれて圧縮され、枠体Cと扉Dとの密閉が図
られる。
【0008】本発明の締付装置1は、固定枠体Cの係合
部Eに隣接して、あるいは単独で内側面C1上に設けら
れるもので、ロックハンドル装置Lのロック操作の終端
直前位置においてロック部材であるロックプレートWに
係合し、ロックプレートWと共働して、パッキングPが
圧縮されるまで扉Dを枠体C側へ引き込む動作を行う。
【0009】締付装置1は、固定枠体Cの内側面C1に
固着されるベース部材2と、このベース部材2に対して
枢軸4で回転自在に軸支された締付部材3とで構成され
る。図示の実施形態において締付装置1は、枢軸4を水
平に配置するように枠体C上へ取り付けられるが、これ
に限定されるものではない。締付部材3は、図1(A)
に示す非締付位置と、図1(B)に示す締付位置との間
で回転自在であり、ばね5で非締付位置に復帰するよう
に付勢されている。
【0010】締付部材3は、ロックプレートWのロック
動作の進行方向の端面W1に当接する水平の当接面6
と、ロックプレートWの一側面を枠体Cの内方向へ押圧
して扉Dを引き込む締付面7とを有する。当接面6がロ
ックプレートWの端面W1に押されると、締付部材3が
締付位置側へ回動する。締付面7は、締付部材3の非締
付位置(図1(A))において固定枠体Cの内側面C1
に接近した位置aにあり、締付位置(図1(B))への
回動時に固定枠体Cの内側面C1から内方へ離れた位置
bへ移動しつつロックプレートWの側面を固定枠体Cの
内方へ押圧する。そして、ロックプレートWを介して扉
Dを固定枠体Cの内方へ距離dだけ押圧して固定枠体C
へ圧接させる。
【0011】各部材のさらに具体的構造を説明する。図
3ないし図5において、ベース部材2は、固定枠体Cの
内側面C1に垂直に固着される取付板部8と、この取付
板部8から固定枠体Cの内方に向かうように直角に起立
して水平方向に相対向した一対の軸受板部9とを具備
し、軸受板部9,9間に枢軸4を水平に支持している。
【0012】締付部材3は、本体10と、本体10に枢
ピン11で支持された押圧ローラ12とを具備する。本
体10は、非締付位置(図1(A))においてベース部
材2の取付板部8に重合当接する基板部13と、非締付
位置(図1(B))においてこの基板部10から固定枠
体Cの内方に向かうように直角に起立して水平方向に相
対向した一対の支持板部14とを具備する。支持板部1
4は、非締付位置(図1(A))において軸受板部9か
ら上方及び固定枠体Cの内方に延出している。
【0013】ローラ12は、枢軸4の高さ位置より上方
位置で、枢ピン11により支持板部14,14間に水平
に軸支されている。このローラ12の表面が、ロックプ
レートWを固定枠体Cの内方へ押圧する締付面7を構成
している。締付面7が押圧ローラ12の外周に形成され
るので、ロックプレートWとの係合時に押圧ローラ12
が回転して、係合動作が円滑に行える。締付部材3は、
ロックプレートWの移動進路より固定枠体C寄りの位置
でベース部材2に軸支されており、非ロック位置(図1
(A))からロック位置(図1(B))へ回転移動する
ロックプレートWに押されて非締付位置から締付位置へ
枢軸4を中心に回動する。
【0014】当接面6は、支持板部14の内方延出部間
を水平に結合する連結板部15上に構成されており、非
ロック位置(図1(A))において、線(a)又は線
(b)に沿うロックプレートWの移動進路を横断するよ
うに配置される。当接面6は、ローラ12の枢ピン11
より下位の内方位置にある。締付面7は、ロックプレー
トWの移動進路と締付部材3の軸支位置4との間にあっ
て、締付部材3が締付位置へ回動する時に、ロックプレ
ートWの移動進路側へ張り出す円弧状移動軌跡をとるよ
うに配置されている。
【0015】なお、本発明は図示の実施形態に限定され
るものではなく、例えばロック部材がロックプレートW
でなく、ロックプレートW等に枢着されて扉の上下又は
左右方向に伸びるロックロッドである場合にもこの締付
装置1適用することができる。締付装置1の取付け位
置、取り付け方向は、ロック部材の位置とその動作の方
向に応じて適宜変更することができる。枠体Cの内側面
C1とベース部材2との間に図示しないスペーサを介設
して容易に取付位置を調整することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成された本発明において
は、標準的な固定枠体の係合部又はロックハンドル装置
のロックプレートの何れにも変更を加えることなく、単
に固定枠体の係合部付近に固着するだけで扉を防水パッ
キング式のものに構成することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付装置の動作説明図である。
【図2】締付装置の取付状態の平面図である。
【図3】締付装置の正面図である。
【図4】締付装置の側面図である。
【図5】締付装置の平面図である。
【符号の説明】
1 締付装置 2 ベース部材 3 締付部材 4 枢軸 5 ばね 6 当接面 7 締付面 C 固定枠体 C1 内側面 D 扉 W ロックプレート(ロック部材) W1 進行方向端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 1/00 311 E05B 65/00 E05B 65/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体に蝶着された扉を、扉に取り付
    けられたロックハンドルの操作で閉鎖位置において固定
    枠体に対して圧接密閉するシステムに用いられる締付装
    置であって、 前記固定枠体の内側面に固着されるベース部材と、この
    ベース部材に対して非締付位置と締付位置との間で回転
    自在に軸支され、かつ非締付位置に復帰するように付勢
    された締付部材とを有し、 この締付部材は、非締付位置において前記ロックハンド
    ルのロック操作に連動するロック部材の進行方向端面に
    押されて締付部材を締付位置側へ回動させる当接面と、 締付部材の非締付位置において前記固定枠体の内側面に
    接近した位置にあり、締付位置への回動時に固定枠体の
    内側面から内方へ離れた位置へ移動しつつ前記ロック部
    材の一側面を固定枠体の内方へ押圧する締付面とを具備
    し、 前記ロック部材のロック動作により回動する前記締付部
    材の締付面が、ロック部材を介して前記扉を固定枠体の
    内方へ押圧して固定枠体へ圧接させるようにしたことを
    特徴とする扉の締付装置。
  2. 【請求項2】 前記締付部材は、非ロック位置からロッ
    ク位置へ前記固定枠体の内方を固定枠体の内側面に平行
    に移動するロック部材に押されて非締付位置から締付位
    置へ回動するように、ロック部材の移動進路より固定枠
    体寄りの位置で前記ベース部材に軸支され、 前記当接面は、前記ロック部材の移動進路を横断するよ
    うに配置され、 前記締付面は、前記ロック部材の移動進路と前記締付部
    材の軸支位置との間にあって、締付部材の締付位置への
    回動時にロック部材の移動進路側へ張り出す円弧状移動
    軌跡をとるように配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載の扉の締付装置。
  3. 【請求項3】 前記締付部材は、前記ベース部材に軸支
    された本体と、この本体に軸支された押圧ローラとを具
    備し、 この押圧ローラの外周面が前記締付面とされ、前記ロッ
    ク部材の一側面との接触時に転動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の扉の締付装
    置。
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JPH10259679A JPH10259679A (ja) 1998-09-29
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