JP2900939B2 - 投票券払い戻し装置 - Google Patents

投票券払い戻し装置

Info

Publication number
JP2900939B2
JP2900939B2 JP4954987A JP4954987A JP2900939B2 JP 2900939 B2 JP2900939 B2 JP 2900939B2 JP 4954987 A JP4954987 A JP 4954987A JP 4954987 A JP4954987 A JP 4954987A JP 2900939 B2 JP2900939 B2 JP 2900939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refund
data
bet information
voting ticket
ticket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4954987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63216168A (ja
Inventor
哲男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP4954987A priority Critical patent/JP2900939B2/ja
Publication of JPS63216168A publication Critical patent/JPS63216168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2900939B2 publication Critical patent/JP2900939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は投票券払い戻し装置に係り、特には、投票券
のデータを読み取り、その的中判断を行うとともに、払
い戻し金を算出する投票券払い戻し装置に関する。 (従来技術とその問題点) 従来より、投票券払い戻し装置として、投票券面上に
記載されたベット情報を含む暗号データをイメージセン
サで読み取る構成のものが知られている。 このような構成を有する従来例においては、暗号の解
読がなされると、それに基づく不的中投票券の暗号デー
タ部分の改ざんが可能となり、これにより的中投票券の
偽造が容易に行なわれる欠点があった。 (発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、暗号データ改ざんによる偽造的中投票券の発見が
可能な投票券払い戻し装置を提供することを目的とす
る。 (発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、冒頭に
記載した投票券払い戻し装置において、前記投票券の同
一面に記載されたベット情報及び開催日データを含む暗
号データと通常表示されたベット情報及び開催日データ
とを光学的に同時に読み取る読み取り手段と、前記暗号
データ中のベット情報と前記通常表示のベット情報との
内容が一致するかどうか、及び、前記暗号データ中の開
催日データにおいて有効期限内の払い戻しかどうかの判
断をする判断手段と、前記判断手段の結果によりベット
情報が一致しない、及び/または、有効期限内の払い戻
しでない場合に、払い戻し指示を行わない払い戻し指示
手段とを備える構成とした。 この構成によれば、判断手段が暗号データ中のベット
情報と読み取った通常表示のベット情報との内容が一致
しない、及び/または有効期限内の払い戻しでないと判
断すると、払い戻し判定手段が払い戻しを行わない。 したがって、暗号データが的中内容に改ざんされてい
ても、通常表示のベット情報がそのまま、もしくは、完
全に改ざんされていない限り暗号データ中のベット情報
と一致せず、暗号データが的中内容に改ざんされた投票
券においても偽造が判明し、それに対しての払い戻しが
行われることを回避できるようになった。 さらに、暗号データとしてベット情報と開催日データ
との両方を含むものを読み取る構成としているので、用
いられる投票券は暗号データとしてベット情報と開催日
データとの両方を含む複雑な暗号データを持つものとな
り、これは暗号データの解読、改ざんが困難となるの
で、結果的に、投票券の偽造防止効果を高めた。 また、有効期限内の払い戻しか否かの判断を、暗号デ
ータ中の開催日データを読み取って自動的に行っている
ので、人の誤作業による不必要な払い戻しも回避できる
ようになった。 くわえて、一つの光学的な読み取り手段により投票券
の同一面に記載された暗号データと通常表示データとを
同時に読み取る構成としているので、それぞれの情報の
読み取り手段が兼用されることで装置を簡単な構成とで
きるとともに、読み取り動作も一回で迅速にでき、この
ようにして、従来における磁気投票券の読み取りを行う
投票券払い戻し装置等に比して、安価で性能に優れる投
票券払い戻し装置を提供できるようになった。 (実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。 第1図は、装置の外形を示す斜視図があり、本体部1
の前下部には、第2図に示すように、各種操作用キー2
と表示部3とが設けられた操作表示部4が備えられてい
る。さらに、本体部1の一方側には投票券の挿入口5が
設けられ、他方側には、振り分け作動パネル15により上
下に仕切られ上部を外れ投票券用の上部ホッパ16、下部
を的中投票券用の下部ホッパ17とするホッパ装置14がそ
れぞれ設けられている。また、ホッパ装置14の上部に
は、支払い内容の印字された用紙の送出口18が設けられ
ている。 さらに第3図により装置内部の投票券の搬送経路構成
を説明する。 上記投票券挿入口5から挿入される矩形形状の投票券
6を第1フォトセンサ7で検出し、上下一対づつ並設さ
れた搬送ローラ8で本体部1内へ搬送し、その搬送途中
でランプ9により投票券6の表面を照らし、その表面の
印刷表示内容をレンズ10を介してイメージセンサ11に読
み取らせるように構成されている。投票券6は、第4図
に示されるように、ベット情報を含む暗号データAと通
常表示のベット情報Bと通常表示の開催内容情報C等が
表示されていて、上記イメージセンサ11による読み取り
は、ベット情報を含む暗号データAと通常表示のベット
情報Bにおいて行うようになっている。 さらに、本体部1内の搬送経路の上方に投票券6の搬
入を検出する第2フォトセンサ12とスタンプ装置13とが
設けられ、投票券6が搬入されたことを検出するに伴な
い、それに応答して前記スタンプ装置13により投票券6
に、処理済みのスタンプを押すように構成されている。
搬送経路の終端部には上記ホッパ装置14が設けられてい
て、振り分け作動パネル15により振り分けて、的中投票
券を下部ホッパ17に、外れ投票券または読み取り不能等
の投票券を上部ホッパ16に送出するようになっている。 上記イメージセンサ11には、第5図に示すような制御
装置19が接続されている。この制御装置19は、CPU20を
備えており、このCPU20は入力インターフェース21を介
して上記操作表示部4の用意キー2a、終了キー2b、第1
及び第2フォトセンサ7,12からのデータが与えられる。
CPU20はまた、出力インターフェース22を介してスタン
プ装置13、振り分け作動パネル15、表示部3、搬送用ロ
ーラ8の作動モータ25等に制御信号を与えるようになっ
ている。制御装置19はさらに、この投票払い戻し装置の
接続される上位装置から送られてくる的中データ及び払
い戻し金データ、文字判断用の辞書データ、CPU20の動
作手順のプログラム等が記憶されているメモリ23を有し
ている。制御装置19のCPU20は、辞書データに基づきイ
メージセンサ11の読み取りが可能かどうかの判断を行う
読み取り判断手段、的中データとイメージセンサ11の読
み取りデータとから投票券6が的中か外れかを判断する
的中判断手段、払い戻し金データに基づいて払い戻し金
額を算出する払い戻し金額算出手段、さらに本発明の、
イメージセンサ11で読み取られた暗号データA中のベッ
ト情報と通常表示のベット情報Bとの内容が一致するか
どうかを判断する判断手段、両者が一致しない際に非払
い戻し信号を出力する払い戻し指示手段等として機能す
る。 次ぎに、この実施例の動作について、第6図のフロー
チャートを用いて説明する。 まず、オペレータが前回の払い戻しのための表示を消
すため用意キー2aを押すとともに投票券6を挿入口5に
挿入し、この挿入信号を第1フォトセンサ7から受けて
投票券6有りと判断すると(ステップ1)、モータ25を
作動して(ステップ2)搬送用ローラ8を回転させ投票
券6を移動させる。そして、移動により投票券6がイメ
ージセンサ11に相対する位置において投票券6に表示さ
れた暗号データAとベット情報Bとからなる券面データ
が読み取られる(ステップ3)。 さらに投票券6が移動され、第2フォトセンサ12から
の投票券6の検知信号を受けると、モータ25を停止し
(ステップ4)、これにより、投票券はスタンプ装置13
下方に位置される。この状態において、読み取った券面
データと辞書データとを比較して、両者の文字が一致せ
ず券面データにおける文字が正常でなく読み取り不能と
判断すると(ステップ5)、表示部3に作動信号を出力
してエラー内容ランプ(読み取り不能ランプ3a)を点灯
させる(ステップ6)。エラー内容ランプの点灯後、モ
ータ25を作動させ(ステップ7)、さらに振り分け作動
パネル15を所定の方向に移動して、上部ホッパ16に投票
券6を送り出させ(ステップ8)、動作を終了する。 ステップ5において、読み取り可能と判断すると、暗
号データAを解析してそれを通常表示形態のデータとし
(ステップ9)、そのデータ内のベット情報が別に読み
取ったベット情報Bと一致するかどうかを判断する(ス
テップ10)。そして、一致と判断すると、さらにそのベ
ット情報を的中データと照合して的中かどうかの判断
(ステップ11)をし、的中と判断すると暗号データA中
の開催日データから払い戻し有効期間かどうかの判断を
行う(ステップ12)。ステップ10で、暗号データAに改
ざんがあり、一致しないと判断されると、ステップ6に
移行し、表示部3に作動信号(非払い戻し信号)を出力
してエラー内容ランプ(注意ランプ3b)を点灯させる。
またステップ11で外れと判断された場合も、ステップ6
に移行し、エラー内容ランプ(不的中ランプ3c)を点灯
させ、さらにステップ12で有効期間外と判断された場合
においてもステップ6に移行し、エラー内容ランプ(期
間外ランプ3d)を点灯させる。ステップ12で払い戻し有
効期間内と判断すると、払い戻し金データから払い戻し
金額を算出し(ステップ13)、次には表示部3、スタン
プ装置13、印字機(図示しない)それぞれに作動信号を
出力し、払い戻し金額を表示部3に表示させ、スタンプ
装置13に済捺印を行わせ、さらに、印字機にジャーナル
印字を行わす(ステップ14)。オペレータは、表示部3
の払い戻し金額を確認して、投票券提供者に現金の支払
いをする。ステップ14の後、モータ25を作動させ(ステ
ップ15)、さらに振り分け作動パネル15を所定の方向に
移動して、下部ホッパ17に投票券6を送り出させ(ステ
ップ16)、動作を終了する。 上記のように、CPU20により、ステップ10で暗号デー
タA内のベット情報が別に読み取ったベット情報Bと一
致するかどうかを判断するので、暗号データAに改ざん
があって、従来においては的中判断がなされるものに対
しても、エラー内容ランプが点灯されることにより警告
が発せられるようになっている。 上記実施例において、投票券6の券面データをドロッ
プアウトカラー印刷により印字する構成とすれば、コピ
ーによる偽造が容易に発見されるので、偽造の発見率が
より高くできる。 また、上記実施例においては、暗号データAを解析し
て通常表示形態とし、それとベット情報Bとの一致を判
断する構成としたが、ベット情報Bを暗号化して暗号デ
ータAとの一致を判断する構成とすることもできる。 さらに、上記実施例に示す投票券払い戻し装置は、オ
ペレータが表示される支払い金額を確認して支払いを行
う構成のものを示したが、支払い機を一体に設ける構成
とし、その支払い機に上記ステップ16の後に自動支払い
を行わすようにすることも可能であり、その場合、装置
の外形形状や表示部の構成等も適宜異なる構成とされ
る。 くわえて、上記実施例では、CPU20が読み取り判断手
段を備える構成としたが、シメージセンサとして制御部
を有するものを使用する場合は、そのイメージセンサ側
CPUに読み取り判断手段を持たせる構成とすることもで
き、また、両CPUで連携して読み取り判断を行うような
構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の外形を示す実施例斜視図、第2図
は、表示部を示す平面図、第3図は、装置の内部構成を
示す構成図、第4図は、投票券の構成を示す平面図、第
5図は、制御部の構成を示すブロック図、第6図は、CP
Uの動作を示すフローチャートである。 11…イメージセンサ(読み取り手段)、20…CPU(判定
手段、払い戻し指示手段)。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.投票券のデータを読み取り、その的中判断を行うと
    ともに、払い戻し金を算出する投票券払い戻し装置にお
    いて、 前記投票券の同一面に記載されたベット情報及び開催日
    データを含む暗号データと通常表示されたベット情報及
    び開催日データとを光学的に同時に読み取る読み取り手
    段と、 前記暗号データ中のベット情報と前記通常表示のベット
    情報との内容が一致するかどうか、及び、前記暗号デー
    タ中の開催日データにおいて有効期限内の払い戻しかど
    うかの判断をする判断手段と、 前記判断手段の結果によりベット情報が一致しない、及
    び/または、有効期限内の払い戻しでない場合に、払い
    戻し指示を行わない払い戻し指示手段とを備えることを
    特徴とする投票券払い戻し装置。
JP4954987A 1987-03-04 1987-03-04 投票券払い戻し装置 Expired - Lifetime JP2900939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4954987A JP2900939B2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04 投票券払い戻し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4954987A JP2900939B2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04 投票券払い戻し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63216168A JPS63216168A (ja) 1988-09-08
JP2900939B2 true JP2900939B2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=12834273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4954987A Expired - Lifetime JP2900939B2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04 投票券払い戻し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2900939B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049118B1 (ja) * 2016-05-24 2016-12-21 セガサミークリエイション株式会社 管理システム及びゲーム用テーブル

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842508B2 (ja) * 1980-11-18 1983-09-20 富士通株式会社 投票券払戻装置
JPS616765A (ja) * 1984-06-21 1986-01-13 Fujitsu Ltd 投票券払戻処理方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63216168A (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2795988B2 (ja) 郵便料金を印刷するためのプリンタの制御方法
JP2900939B2 (ja) 投票券払い戻し装置
JP3527104B2 (ja) 自動販売機
JP3300498B2 (ja) レシートを用いたサービスデータ処理装置
JP2540265B2 (ja) カ―ド使用取引処理装置
JP3624036B2 (ja) マークシートを用いて発券する発券機
JPS6245227Y2 (ja)
JP3518043B2 (ja) 認証カード処理装置
JPS62548B2 (ja)
JP2606189B2 (ja) 通帳印字装置
JPH063488Y2 (ja) 紙幣識別装置
JPH0793437A (ja) 有価証券処理装置
JP3197259B2 (ja) 定期券発行機
JPS63245790A (ja) 自動投票装置
JPH0532798B2 (ja)
JP2545494B2 (ja) 端末装置
JP2542782B2 (ja) 定期券発行装置
JPH1058730A (ja) プリンタと自動取引装置
JP2003312065A (ja) 帳票処理装置および帳票処理方法
JPH0313816Y2 (ja)
JP3012977U (ja) プリペイドカード
JPS6139178A (ja) 券自動発売機
JPH07121635A (ja) 画面表示方法
JP2002251525A (ja) 帳票処理装置と帳票処理方法
JPH02281371A (ja) 現金自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term