JP3527104B2 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JP3527104B2 JP3527104B2 JP26006998A JP26006998A JP3527104B2 JP 3527104 B2 JP3527104 B2 JP 3527104B2 JP 26006998 A JP26006998 A JP 26006998A JP 26006998 A JP26006998 A JP 26006998A JP 3527104 B2 JP3527104 B2 JP 3527104B2
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機に係り、
特に、医師の処方箋によって調剤された薬品を自動販売
できるようにしたものに関する。
特に、医師の処方箋によって調剤された薬品を自動販売
できるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、医師又は歯科医師（本発明で医師
というときは歯科医師も含んでいる。）が患者を診察
し、その結果投与される薬品は、医師の作成した処方箋
に基づいて薬剤師が調合等の調剤作業を行って作られ、
患者は、それを代金引換えで受取るようにしている。
というときは歯科医師も含んでいる。）が患者を診察
し、その結果投与される薬品は、医師の作成した処方箋
に基づいて薬剤師が調合等の調剤作業を行って作られ、
患者は、それを代金引換えで受取るようにしている。
【０００３】また、近年、医薬分業が盛んに行われるよ
うになってきているが、この医薬分業の場合において
も、患者が医師の作成した処方箋を調剤薬局に持参する
と、薬局の薬剤師がその処方箋の薬品を調剤して、患者
は、それを代金引換えで受取るようにしている。
うになってきているが、この医薬分業の場合において
も、患者が医師の作成した処方箋を調剤薬局に持参する
と、薬局の薬剤師がその処方箋の薬品を調剤して、患者
は、それを代金引換えで受取るようにしている。
【０００４】なお、本発明で調剤された薬品というとき
は、錠剤の計数、散剤の計量，混合，分割分包、内服用
液剤の計量、瓶詰等の各種調剤作業によって得られる薬
剤全体を意味している。
は、錠剤の計数、散剤の計量，混合，分割分包、内服用
液剤の計量、瓶詰等の各種調剤作業によって得られる薬
剤全体を意味している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の調剤された薬剤は、病院内で渡される場合であって
も、あるいは、病院から離れた調剤薬局で手にする場合
であっても、身体の不調状態にある患者が長時間待たさ
れる欠点があり、特に、調剤薬局か病院から遠く離れた
場所にあるときは、患者がその場所まで出向かなければ
ならないという欠点があった。しかも、調剤薬局が夜間
や休日等により休みのとき、患者は、薬剤を受取れない
という不便があった。
来の調剤された薬剤は、病院内で渡される場合であって
も、あるいは、病院から離れた調剤薬局で手にする場合
であっても、身体の不調状態にある患者が長時間待たさ
れる欠点があり、特に、調剤薬局か病院から遠く離れた
場所にあるときは、患者がその場所まで出向かなければ
ならないという欠点があった。しかも、調剤薬局が夜間
や休日等により休みのとき、患者は、薬剤を受取れない
という不便があった。
【０００６】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、近年、カルテ等が電子ファ
イル化されるようになってきていること、及び特公平２
−３６４４１号公報に示されるように、調剤作業が自動
化されるようになってきているのを利用して、患者が容
易に、しかも、いつでも処方箋に基づいた薬品を入手す
ることのできる自動販売機を提供することを目的として
いる。
めになされたものであって、近年、カルテ等が電子ファ
イル化されるようになってきていること、及び特公平２
−３６４４１号公報に示されるように、調剤作業が自動
化されるようになってきているのを利用して、患者が容
易に、しかも、いつでも処方箋に基づいた薬品を入手す
ることのできる自動販売機を提供することを目的として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
自動販売機は、上記目的を達成するために、ＩＣカード
からなる情報記録媒体の診察券に記録されているデータ
を読取る読取手段と、読取られたデータ中から処方箋に
係るデータを抽出する抽出手段と、抽出された処方箋に
係るデータが真正なものか否かを判定する判定手段と、
抽出された処方箋に係るデータが真正なものと判定され
たときに、その処方箋に係るデータに基づいて薬品を調
剤する調剤手段と、自動販売機の本体に調剤された薬品
の代金が投入されたときに、その調剤された薬品を排出
する排出手段と、調剤された薬品が排出されたときに、
ＩＣカードからなる情報記録媒体の診察券にその調剤さ
れた薬品が排出された旨を記録する記録手段と、調剤さ
れた薬品が排出されるときに、その調剤された薬品の使
用方法、効能、副作用等のその調剤された薬品の情報を
プリントアウトするプリントアウト手段と、からなるこ
とを特徴としている。本発明の請求項２に係るの自動販
売機は、調剤された薬品の代金は、ＩＣカードからなる
情報記録媒体の診察券に記録されている金額データから
減額処理する減額処理手段を設けたことを特徴としてい
る。
自動販売機は、上記目的を達成するために、ＩＣカード
からなる情報記録媒体の診察券に記録されているデータ
を読取る読取手段と、読取られたデータ中から処方箋に
係るデータを抽出する抽出手段と、抽出された処方箋に
係るデータが真正なものか否かを判定する判定手段と、
抽出された処方箋に係るデータが真正なものと判定され
たときに、その処方箋に係るデータに基づいて薬品を調
剤する調剤手段と、自動販売機の本体に調剤された薬品
の代金が投入されたときに、その調剤された薬品を排出
する排出手段と、調剤された薬品が排出されたときに、
ＩＣカードからなる情報記録媒体の診察券にその調剤さ
れた薬品が排出された旨を記録する記録手段と、調剤さ
れた薬品が排出されるときに、その調剤された薬品の使
用方法、効能、副作用等のその調剤された薬品の情報を
プリントアウトするプリントアウト手段と、からなるこ
とを特徴としている。本発明の請求項２に係るの自動販
売機は、調剤された薬品の代金は、ＩＣカードからなる
情報記録媒体の診察券に記録されている金額データから
減額処理する減額処理手段を設けたことを特徴としてい
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係る自動
販売機の本体の正面図である。この自動販売機の本体
（以下、「本体」という）１は、病院の待合室、病院の
玄関、調剤薬局の表、あるいは駅構内等の２４時間利用
者が利用でき、利用者にとって最も便利な場所に設置さ
れる。そして、この本体１の接客パネル２の上部には、
本体１の可動状態を表示する表示部３が設けられてい
る。
に基づいて説明する。図１は、一実施の形態に係る自動
販売機の本体の正面図である。この自動販売機の本体
（以下、「本体」という）１は、病院の待合室、病院の
玄関、調剤薬局の表、あるいは駅構内等の２４時間利用
者が利用でき、利用者にとって最も便利な場所に設置さ
れる。そして、この本体１の接客パネル２の上部には、
本体１の可動状態を表示する表示部３が設けられてい
る。
【０００９】本体１の中央部左側には、利用者（患者）
への操作案内や本体１へ投入した金額等を表示する表示
画面４が設けられている。そして、その表示画面４の右
隣りには、利用者の所持するＩＣカードからなる情報記
録媒体の診察券（以下、「ＩＣカード」という）Ｃを挿
入するためのカード挿入口５と、調剤された薬品の代金
を硬貨で支払うときの硬貨投入口６ａと、調剤された薬
品の代金を紙幣で支払うときの紙幣挿入口６ｂと、釣銭
排出口７とが設けられている。
への操作案内や本体１へ投入した金額等を表示する表示
画面４が設けられている。そして、その表示画面４の右
隣りには、利用者の所持するＩＣカードからなる情報記
録媒体の診察券（以下、「ＩＣカード」という）Ｃを挿
入するためのカード挿入口５と、調剤された薬品の代金
を硬貨で支払うときの硬貨投入口６ａと、調剤された薬
品の代金を紙幣で支払うときの紙幣挿入口６ｂと、釣銭
排出口７とが設けられている。
【００１０】本体１の下部左側には、調剤された薬品を
利用者へ渡すための排出口８が設けられているととも
に、その下部右側には、調剤された薬品の使用（服用）
方法、効能、副作用等の調剤された薬品の情報を印字し
た用紙を発券する発券口９が設けられている。
利用者へ渡すための排出口８が設けられているととも
に、その下部右側には、調剤された薬品の使用（服用）
方法、効能、副作用等の調剤された薬品の情報を印字し
た用紙を発券する発券口９が設けられている。
【００１１】利用者の所持するＩＣカードＣには、利用
者（患者）が医師の診察を受けたときのカルテに記載さ
れている投薬のデータが記録されている。このＩＣカー
ドＣは、利用者の識別情報（ＩＤNo. ）が記録されてい
て、病院における診察券の役目を有するとともに、その
利用者の病歴、過去の投薬の種類等のその利用者の健康
を管理する上で必要な過去のあらゆる情報が記録されて
いる。
者（患者）が医師の診察を受けたときのカルテに記載さ
れている投薬のデータが記録されている。このＩＣカー
ドＣは、利用者の識別情報（ＩＤNo. ）が記録されてい
て、病院における診察券の役目を有するとともに、その
利用者の病歴、過去の投薬の種類等のその利用者の健康
を管理する上で必要な過去のあらゆる情報が記録されて
いる。
【００１２】なお、ＩＣカードＣは、カード挿入口５に
挿入して本体１に接続する接続型でなく、本体１との間
で無線により交信してデータ授受を行う非接触型とする
こともできる。この場合、後述するＩＣカード読取り・
書込み処理部は、アンテナを備えたトランスミッタによ
り構成される。
挿入して本体１に接続する接続型でなく、本体１との間
で無線により交信してデータ授受を行う非接触型とする
こともできる。この場合、後述するＩＣカード読取り・
書込み処理部は、アンテナを備えたトランスミッタによ
り構成される。
【００１３】図１中、１０は、本体１を統括的に制御す
る制御器であって、図２に示されるように、各種処理部
を制御できるように構成されている。すなわち、この制
御器１０は、ＣＰＵを中心に構成された主制御部１１を
有している。
る制御器であって、図２に示されるように、各種処理部
を制御できるように構成されている。すなわち、この制
御器１０は、ＣＰＵを中心に構成された主制御部１１を
有している。
【００１４】主制御部１１には、カード挿入口５に挿入
されたＩＣカードＣに記録されているデータを読取り、
また、そのＩＣカードＣに調剤された薬品を排出した旨
等の所定のデータを書込むＩＣカード読取り・書込み処
理部１２と、ＩＣカードＣから読取られたデータが真正
なデータか否かを判定する証明データ判断部１３と、Ｉ
ＣカードＣから読取られた処方箋データに基づいて薬品
を調剤する調剤処理部１４と、硬貨投入口６ａから投入
された硬貨、及び紙幣挿入口６ｂから挿入された紙幣を
検銭し、必要に応じて釣銭排出口７に釣銭を放出する金
銭処理部１５と、表示画面４を介して利用者に所定の案
内を行う案内処理部１６と、調剤された薬品の使用方法
等の薬品情報を印字して発券口９から発券するプリンタ
からなる印字部１７とが接続されている。
されたＩＣカードＣに記録されているデータを読取り、
また、そのＩＣカードＣに調剤された薬品を排出した旨
等の所定のデータを書込むＩＣカード読取り・書込み処
理部１２と、ＩＣカードＣから読取られたデータが真正
なデータか否かを判定する証明データ判断部１３と、Ｉ
ＣカードＣから読取られた処方箋データに基づいて薬品
を調剤する調剤処理部１４と、硬貨投入口６ａから投入
された硬貨、及び紙幣挿入口６ｂから挿入された紙幣を
検銭し、必要に応じて釣銭排出口７に釣銭を放出する金
銭処理部１５と、表示画面４を介して利用者に所定の案
内を行う案内処理部１６と、調剤された薬品の使用方法
等の薬品情報を印字して発券口９から発券するプリンタ
からなる印字部１７とが接続されている。
【００１５】上記証明データ判断部１３をさらに説明す
ると、本体１に挿入されたＩＣカードＣが真正なＩＣカ
ードであるか否かを暗号化されたＩＤNo. を解読すると
ともに、そのＩＣカードＣに記録されている暗号化され
た処方箋データを解読して記録されている処方箋データ
が真正なものか否かを判断できるように構成されてい
る。このような判断は、調剤される薬品中には、毒薬、
劇薬、あるいは麻薬等の使用方法によっては有害な原料
が含まれていることがあるので、厳重な審査・管理の下
に薬品を調剤する必要があるために行われる。
ると、本体１に挿入されたＩＣカードＣが真正なＩＣカ
ードであるか否かを暗号化されたＩＤNo. を解読すると
ともに、そのＩＣカードＣに記録されている暗号化され
た処方箋データを解読して記録されている処方箋データ
が真正なものか否かを判断できるように構成されてい
る。このような判断は、調剤される薬品中には、毒薬、
劇薬、あるいは麻薬等の使用方法によっては有害な原料
が含まれていることがあるので、厳重な審査・管理の下
に薬品を調剤する必要があるために行われる。
【００１６】また、上記調剤処理部１４としては、例え
ば、特公平２−３６４４１号に示されるような全自動調
剤機が使用される。
ば、特公平２−３６４４１号に示されるような全自動調
剤機が使用される。
【００１７】次に、図３のフローチャートを用いて制御
動作について説明する。今、利用者（患者）が医師の診
察を受けてカルテが作成され、そのカルテ中に薬品の処
方箋が含まれているものとする。その処方箋の内容は、
診察券としてのＩＣカードＣに記録される。そして、そ
のＩＣカードは、利用者に返却される。
動作について説明する。今、利用者（患者）が医師の診
察を受けてカルテが作成され、そのカルテ中に薬品の処
方箋が含まれているものとする。その処方箋の内容は、
診察券としてのＩＣカードＣに記録される。そして、そ
のＩＣカードは、利用者に返却される。
【００１８】病院から返却されたＩＣカードＣが本体１
のカード挿入口５に挿入されると（ステップ１００肯
定。以下、ステップを「Ｓ」とする。）、そのＩＣカー
ドＣに記録されているデータがＩＣカード読取り・書込
み処理部１２を介して読取られる（Ｓ１０２）。読取ら
れたデータを基に、証明データ判断部１３では、挿入さ
れたＩＣカードＣが真正なものか否か、及び処方箋デー
タが真正なものか否かの判断が行われ、いずれか一方が
不正なものと判断されたときは、ＩＣカードＣは返却さ
れるとともに、調剤薬品を販売できない旨が表示画面に
表示される（Ｓ１０４否定、Ｓ１０５、Ｓ１１８）。
のカード挿入口５に挿入されると（ステップ１００肯
定。以下、ステップを「Ｓ」とする。）、そのＩＣカー
ドＣに記録されているデータがＩＣカード読取り・書込
み処理部１２を介して読取られる（Ｓ１０２）。読取ら
れたデータを基に、証明データ判断部１３では、挿入さ
れたＩＣカードＣが真正なものか否か、及び処方箋デー
タが真正なものか否かの判断が行われ、いずれか一方が
不正なものと判断されたときは、ＩＣカードＣは返却さ
れるとともに、調剤薬品を販売できない旨が表示画面に
表示される（Ｓ１０４否定、Ｓ１０５、Ｓ１１８）。
【００１９】挿入されたＩＣカードＣが真正と判断され
るとともに、処方箋の内容も真正と判断されると（Ｓ１
０４肯定）、その処方箋に基づいて調剤される薬品の販
売価格が表示画面に表示され、その表示に基づいて金銭
の投入が行われる（Ｓ１０６、Ｓ１０８）。そして、そ
の販売価格以上の金銭が硬貨投入口６ａ又は紙幣挿入口
６ｂから挿入されると（Ｓ１１０肯定）、処方箋に基づ
く薬品の調剤が調剤処理部１４において行われる（Ｓ１
１２）。調剤された薬品が排出口８に排出され、釣銭が
あるときはその釣銭が釣銭排出口７に排出される。ま
た、印字部１７を介して排出される調剤薬品に係る薬品
の使用方法等の薬品情報がプリントアウトされる（Ｓ１
１４）。
るとともに、処方箋の内容も真正と判断されると（Ｓ１
０４肯定）、その処方箋に基づいて調剤される薬品の販
売価格が表示画面に表示され、その表示に基づいて金銭
の投入が行われる（Ｓ１０６、Ｓ１０８）。そして、そ
の販売価格以上の金銭が硬貨投入口６ａ又は紙幣挿入口
６ｂから挿入されると（Ｓ１１０肯定）、処方箋に基づ
く薬品の調剤が調剤処理部１４において行われる（Ｓ１
１２）。調剤された薬品が排出口８に排出され、釣銭が
あるときはその釣銭が釣銭排出口７に排出される。ま
た、印字部１７を介して排出される調剤薬品に係る薬品
の使用方法等の薬品情報がプリントアウトされる（Ｓ１
１４）。
【００２０】調剤された薬品の排出が終了すると、ＩＣ
カードＣには、ＩＣカード読取り・書込み処理部１２を
介して薬品が排出された旨のデータが記録されて返却さ
れる（Ｓ１１６、Ｓ１１８）。したがって、一つの処方
箋で２回以上、調剤された薬品を購入することが防止さ
れる。
カードＣには、ＩＣカード読取り・書込み処理部１２を
介して薬品が排出された旨のデータが記録されて返却さ
れる（Ｓ１１６、Ｓ１１８）。したがって、一つの処方
箋で２回以上、調剤された薬品を購入することが防止さ
れる。
【００２１】なお、本体１に投入された金銭の額が薬品
の販売額に満たないときは、その旨が表示画面４に表示
されて追加投入が促される（Ｓ１１０否定、Ｓ１２０、
Ｓ１２２肯定）。
の販売額に満たないときは、その旨が表示画面４に表示
されて追加投入が促される（Ｓ１１０否定、Ｓ１２０、
Ｓ１２２肯定）。
【００２２】上述の例では、本体１に金銭を投入して調
剤薬品を購入したが、ＩＣカードＣに金額データを有し
ているときは、その金額データを用いて調剤薬品の購入
代金を支払うようにすることができる。
剤薬品を購入したが、ＩＣカードＣに金額データを有し
ているときは、その金額データを用いて調剤薬品の購入
代金を支払うようにすることができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の請求項１に係る自動販売機は、
ＩＣカード（診察券）に記録されているデータを読取る
読取手段と、読取られたデータ中から処方箋に係るデー
タを抽出する抽出手段と、抽出された処方箋に係るデー
タが真正なものか否かを判定する判定手段と、抽出され
た処方箋に係るデータが真正なものと判定されたとき
に、その処方箋に係るデータに基づいて薬品を調剤する
調剤手段と、本体に調剤された薬品の代金が投入された
ときに、その調剤された薬品を排出する排出手段と、調
剤された薬品が排出されたときに、ＩＣカードにその調
剤された薬品が排出された旨を記録する記録手段と、調
剤された薬品が排出されるときに、その調剤された薬品
の使用方法、効能、副作用等のその調剤された薬品の情
報をプリントアウトするプリントアウト手段とからなる
ので、利用者は、調剤された薬品を容易に入手すること
ができるが、不正なデータに基づいて薬品を入手するこ
とはできない。また、ＩＣカードにその調剤された薬品
が排出された旨を記録する記録手段を設けているので、
調剤された薬品が２回以上利用者に渡るのを防止するこ
とができる。さらに、調剤された薬品の使用方法、効
能、副作用等のその調剤された薬品の情報がプリントア
ウトされるので、利用者に対して薬品情報を適切に知ら
せることができる。本発明の請求項２に係る自動販売機
は、調剤された薬品の代金をＩＣカードに記録されてい
る金額データから減額処理する減額処理手段を設けてい
るので、代金の支払を容易に行うことができる。
ＩＣカード（診察券）に記録されているデータを読取る
読取手段と、読取られたデータ中から処方箋に係るデー
タを抽出する抽出手段と、抽出された処方箋に係るデー
タが真正なものか否かを判定する判定手段と、抽出され
た処方箋に係るデータが真正なものと判定されたとき
に、その処方箋に係るデータに基づいて薬品を調剤する
調剤手段と、本体に調剤された薬品の代金が投入された
ときに、その調剤された薬品を排出する排出手段と、調
剤された薬品が排出されたときに、ＩＣカードにその調
剤された薬品が排出された旨を記録する記録手段と、調
剤された薬品が排出されるときに、その調剤された薬品
の使用方法、効能、副作用等のその調剤された薬品の情
報をプリントアウトするプリントアウト手段とからなる
ので、利用者は、調剤された薬品を容易に入手すること
ができるが、不正なデータに基づいて薬品を入手するこ
とはできない。また、ＩＣカードにその調剤された薬品
が排出された旨を記録する記録手段を設けているので、
調剤された薬品が２回以上利用者に渡るのを防止するこ
とができる。さらに、調剤された薬品の使用方法、効
能、副作用等のその調剤された薬品の情報がプリントア
ウトされるので、利用者に対して薬品情報を適切に知ら
せることができる。本発明の請求項２に係る自動販売機
は、調剤された薬品の代金をＩＣカードに記録されてい
る金額データから減額処理する減額処理手段を設けてい
るので、代金の支払を容易に行うことができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る自動販売機の正面
図である。
図である。
【図２】制御機のブロック図である。
【図３】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１ 自動販売機の本体（本体）
２ 接客パネル
３ 表示部
４ 表示画面
５ カード挿入口
６ａ 硬貨投入口
６ｂ 紙幣挿入口
７ 釣銭排出口
８ 排出口
９ 発券口
１０ 制御器
１１ 主制御部
１２ ＩＣカード読取り・書込み処理部
１３ 証明データ判断部
１４ 調剤処理部
１５ 金銭処理部
１６ 案内処理部
１７ 印字部
フロントページの続き
(72)発明者 内田 明子
埼玉県浦和市上木崎１丁目13番８号 日
本信号株式会社 与野事業所内
(56)参考文献 特開 昭60−118504（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−236477（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−161603（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−311875（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G07F 5/00 - 9/10
Claims (2)
- 【請求項１】 ＩＣカードからなる情報記録媒体の診察
券に記録されているデータを読取る読取手段と、 読取られたデータ中から処方箋に係るデータを抽出する
抽出手段と、 抽出された処方箋に係るデータが真正なものか否かを判
定する判定手段と、 抽出された処方箋に係るデータが真正なものと判定され
たときに、その処方箋に係るデータ に基づいて薬品を調
剤する調剤手段と、 自動販売機の本体に調剤された薬品の代金が投入された
ときに、その調剤された薬品を排出する排出手段と、 調剤された薬品が排出されたときに、前記ＩＣカードか
らなる情報記録媒体の診察券にその調剤された薬品が排
出された旨を記録する記録手段と、 調剤された薬品が排出されるときに、その調剤された薬
品の使用方法、効能、副作用等のその調剤された薬品の
情報をプリントアウトするプリントアウト手段と、 からなることを特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】 調剤された薬品の代金は、ＩＣカードか
らなる情報記録媒体の診察券に記録されている金額デー
タから減額処理する減額処理手段を設けたことを特徴と
する請求項１に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26006998A JP3527104B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26006998A JP3527104B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 自動販売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000090333A JP2000090333A (ja) | 2000-03-31 |
| JP3527104B2 true JP3527104B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=17342885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26006998A Expired - Fee Related JP3527104B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3527104B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102622812A (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-01 | 路海英 | 中草药自动化售药房 |
| CN106845106A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-06-13 | 北京云知科技有限公司 | 一种基于积分的药品开具方法及系统 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1372121A4 (en) * | 2000-12-22 | 2004-06-09 | Arkray Inc | METER |
| KR100889024B1 (ko) | 2007-04-25 | 2009-03-17 | 연세대학교 산학협력단 | 무인 의약품 공급 시스템 및 방법과 이를 위한 무인 의약품공급 장치 |
| CN102129513A (zh) * | 2011-03-05 | 2011-07-20 | 上海康驰生物科技有限公司 | 关于药店的自动售药终端自助取药的方法及自助取药系统 |
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