JP2900811B2 - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JP2900811B2
JP2900811B2 JP7013014A JP1301495A JP2900811B2 JP 2900811 B2 JP2900811 B2 JP 2900811B2 JP 7013014 A JP7013014 A JP 7013014A JP 1301495 A JP1301495 A JP 1301495A JP 2900811 B2 JP2900811 B2 JP 2900811B2
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勝 加藤
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真現像装置のト
ナーカートリッジに係り、とくにトナー室と現像室との
間にトナー供給口を備えたトナーカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のトナーカートリッジでは、従来
より、トナー供給口にトナーシールやヒートシール等の
いわゆるシールテープ材が熱溶着され、これによってト
ナー室と現像室との間が遮蔽されていた。このため、ト
ナーカートリッジを使用する時は、ユーザー自身がシー
ルテープ材を引き剥がしてトナー供給口を連通状態に開
放するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】記従来例にあって
は、使用に際してはオペレータがシールテープ材を引き
剥がさなければならないという煩わしさがあり、同時に
トナーが付着したシールテープ材の処理時に手を汚し易
く、また引き剥がしに伴ってトナー供給口からトナーが
飛散して作業室内を汚染するという不都合があった。
【0004】また、シールテープ材が剥がされた後は、
トナー供給口は開放されたままの状態になるため、現像
室を一体に有するカートリッジ構造の場合には、持ち運
び時の振動等によって現像室にトナーが過剰に入る,い
わゆるトナー漏れを引起し易く、過剰供給により印字不
良の懸念があった。
【0005】更に、トナー供給口を介してトナー室内へ
外気が入り込んだ状態が維持されるため、使用環境の条
件(例えば湿度等)によっては、トナー室のトナーが早
期に劣化するという不都合が生じていた。
【0006】また、トナーカートリッジのリサイクルと
いう観点から考慮した場合、シールテープ材組立て開始
時点の状態までトナーカートリッジを解体し、その後シ
ールテープ材を再び熱溶着しなければならず、当該リサ
イクル作業に多くの手間を要するという不都合があっ
た。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に作業環境上の問題を解消すると共に、印
字品質に影響を及ぼすトナー漏れ等の品質上の問題を解
消し、更にはリサイクルに際しての作業性向上を図った
トナーカートリッジを提供することを、その目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、トナーが充填されるトナー室と、このトナー室内の
トナーを現像室へ送り込むためのトナー供給口と、この
トナー供給口部分に装備され前記現像室へのトナーの供
給(印字モード)に際しては当該トナー供給口を開放す
るトナー遮蔽機構とを有し、且つこのトナー遮蔽機構
、前述したトナー供給口を遮蔽する遮蔽板と、この遮
蔽板を駆動する駆動手段とを備えて成るトナーカートリ
ッジにおいて、前述した駆動手段を、遮蔽板に当接する
回転押圧機構と、この回転押圧機構を駆動する駆動源と
により構成する。
【0009】そして、前述した回転押圧機構を、駆動源
によって駆動される回転軸と、この回転軸からV字状に
延びた長短二種類の押圧ロッドとを備え、且つ、現像室
へのトナーの供給(印字モード)に際しては前述した
い方の押圧ロッドによって前述したトナー供給口を開放
する方向に遮蔽板を押圧すると共に、現像室へのトナー
の供給停止(印字モードの終了)に際してはい方の押
圧ロッドによって前述したトナー供給口を閉塞する方向
に遮蔽板を押圧するように構成する、という手法を採っ
ている。
【0010】請求項2記載の発明では、前述した請求項
1記載のトナーカートリッジにおいて、遮蔽板には、前
述したトナー供給口の周囲を取り囲む形状のシール部材
を張り付ける、という構成を採っている。これによって
前述した目的を達成しようとするものである。
【0011】
【作用】まず、本発明にかかるトナーカートリッジは、
例えば図1乃至図2に示すように、トナー供給口10が
閉塞された状態で電子写真現像装置へセットされる。電
子写真現像装置が稼働停止状態においては、トナー供給
口10は遮蔽板28で閉塞されており、これにより、ト
ナー室6内のトナーは可搬時に揺れが生じても現像室8
内へ入り込むことはない。
【0012】印字動作が開始されると、例えば図2に示
すように、印字信号を受けてトナー遮蔽機構の駆動源が
作動し、回転押圧機構32を所定方向に回転させる。こ
れによって、遮蔽板28は図3に示すように長尺の押圧
ロッド32Aに付勢されて回動し、トナー供給口10が
開放される。かかる状態でトナー室6から現像室8へ必
要な量のトナーが供給され、印字モードが継続される。
印字モードが終了すると、終了信号に対応して回転押圧
機構32が逆方向に回転させられ、長尺の押圧ロッド3
2Aの押圧から開放された遮蔽板28は例えば自重で閉
塞方向に回動し、図4に示すように、最終的に短尺の押
圧ロッド32Bでトナー供給口10に強制的に押し付け
られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例(現像室を一体に有
するタイプ)を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、トナーカート
リッジ2は、内部にトナー室6を備えた現像ホッパ4
と、トナー室6に一体に連設された現像室8とを備えて
いる。トナー室6と現像室8の境界には、トナー室6の
トナーを現像室8へ供給するためのトナー供給口10が
形成されている。
【0015】トナー供給口10には、トナーの供給が必
要な場合にのみトナー供給口10を開放するように動作
するトナー遮蔽機構12が装備されており、印字が行わ
れない時は、トナー供給口10はトナー遮蔽機構12に
よって閉塞状態を維持されるようになっている。
【0016】トナー室6には矢印方向に回転するトナー
撹拌機14が備えられており、一方、現像室8にはトナ
ー供給ローラ16とトナーブレード18が備えられてい
る。また、図1中、符号20は装置側に備えられた現像
ローラを示し、符号22は感光ドラムを示し、符号24
は記録紙を示す。そして、前述したトナーブレード18
は、その先端部が現像ローラ20に適度の押圧力をもっ
て当接され、その先端縁部分が図1に示すように外側に
向けて曲折されている。
【0017】ここで、印字工程を概略説明すると、トナ
ー供給口10の開放時、すなわち、印字時において、ト
ナー室6に充填されているトナーは、トナー撹拌機14
によりトナー供給口10を通って現像室8へ供給され
る。供給されたトナーは、トナー供給ローラ16によっ
て現像ローラ20に供給されると共に、トナーブレード
18によって均一に薄層化されて現像ローラ20の表面
に付着する。付着したトナーは感光ドラム22に現像さ
れ、記録紙24に転写される。
【0018】トナー遮蔽機構12は、トナー供給口10
の図1における上端部両側に装備された回動支点(ヒン
ジ)26に回動可能に垂下装備された遮蔽板28と、こ
の遮蔽板28を印字信号に応じて垂下状態から水平方向
に向けて回動可能に駆動する駆動手段30(図2参照)
とから構成されている。また、駆動手段30は、トナー
供給口10の両側に装備されている。
【0019】この各駆動手段30は、遮蔽板28に直接
当接する回転押圧機構32と、この回転押圧機構32を
駆動するモータ等の駆動源(図示しない)とから構成さ
れている。
【0020】回転押圧機構32は、図2及び図3に示す
ように、回転軸34を有する回転基板36と、回転軸3
4からV字状に延びた長短二種類の押圧ロッド32A,
32Bとから構成されている。また、遮蔽板28には、
トナー供給口10の周囲を取り囲む形状のシール部材4
2が張り付けられている。シール部材42は、閉塞時の
気密性を向上させるために設けられるもので、例えばポ
リウレタン発泡体が好適である。
【0021】次に、トナーカートリッジ2の動作を説明
する。
【0022】電子写真現像装置が稼働停止状態において
は、トナー供給口10はシール部材42を介して遮蔽板
28で気密状態に閉塞されており、これにより、トナー
室6内のトナーは可搬時に揺れが生じても現像室8内へ
入り込むことはなく、また、トナーが空気に触れて劣化
するのが防止される。
【0023】装置へセットされた後に印字動作が開始さ
れると、図3に示すように、印字信号を受けて駆動源が
作動し、回転押圧機構32を矢印方向に回転させる。こ
れによって、遮蔽板28は長尺の押圧ロッド32Aで上
方向に回動され、トナー供給口10が開放される。かか
る状態でトナー室6から現像室8へ必要な量のトナーが
供給され、印字モードが継続される。
【0024】印字モードが終了すると、終了信号に対応
して回転押圧機構32が逆方向に回転させられ、長尺の
押圧ロッド32Aの押圧から開放された遮蔽板28は自
重で閉塞方向に回動し、図4に示すように、最終的に短
尺の押圧ロッド32Bでトナー供給口10に強制的に押
し付けられる。なお、遮蔽板28の開閉形態としては、
遮蔽板28をトーションバネで常時閉塞するように付勢
し、単一の押圧ロッド32Aで駆動する構成としてもよ
い。
【0025】以上のように、印字時のみ、すなわち必要
な時のみトナー供給口10を自動的に開放する構成であ
るので、シールテープ材を引き剥がす面倒さや汚れの問
題を回避できると共に、トナー漏れやトナー劣化の問題
を解消することができる。また、遮蔽板28は消費物で
はないので、再利用のための手間が不要となり、リサイ
クル効率の向上を図ることができる。
【0026】なお、上記例では各要素を特定の形状・構
成で示したが、これに限定されるものではな
【0027】また、上記例では現像室を一体に有するタ
イプを例示したが、分離タイプにも同様に適用できるも
のである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、回転押
圧機構が備えている長短二種類の押圧ロッドの作用によ
ってトナー供給口の遮蔽板を開閉駆動可能に構成すると
共に、印字時のみ(即ち必要な時のみ)トナー供給口を
開放され且つ印字停止時にはトナー供給口は遮蔽板とこ
れを押圧する短ロッドとの作用によって閉塞されるの
で、印字品質に直接影響するトナー漏れによる過剰供給
やトナー劣化の問題を解消することができ、このため、
印字品質の向上並びに安定性を得ることができ、また、
遮蔽板は従来例におけるシールテープ材とは異なり消費
物ではないので、再利用のための手間(例えばトナー充
填後にシールテープ材を付着させる等の手間)が不要と
なり、更にトナー供給口の開放がトナー遮蔽機構によっ
てなされるので、そのままの構成で繰り返し使用でき、
これがため、リサイクル効率の向上を図ることができる
という従来にない優れたトナーカートリッジを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略縦断面図である。
【図2】図1の左側(矢印A方向)からみたトナーカー
トリッジ部分の一部省略した正面図である。
【図3】図2内に開示した回転押圧機構の動作を示す図
で、トナー供給口の開放動作を示す説明図である。
【図4】図2内に開示した回転押圧機構の動作を示す図
で、トナー供給口の遮蔽動作を示す説明図である。
【符号の説明】 6 トナー室 8 現像室 10 トナー供給口 12 トナー遮蔽機構 28 遮蔽板 30 駆動手段 32 回転押圧機構 32A 長尺の押圧ロッド 32B 短尺の押圧ロッド 42 シール部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーが充填されるトナー室と、このト
    ナー室内のトナーを現像室へ送り込むためのトナー供給
    口と、このトナー供給口部分に装備され前記現像室への
    トナーの供給に際しては当該トナー供給口を開放するト
    ナー遮蔽機構とを有し、 このトナー遮蔽機構、前記トナー供給口を遮蔽する遮
    蔽板と、この遮蔽板を駆動する駆動手段とを備えて成る
    トナーカートリッジにおいて、 前記駆動手段を、前記遮蔽板に当接する回転押圧機構
    と、この回転押圧機構を駆動する駆動源とにより構成
    し、 前記回転押圧機構を、前記駆動源によって駆動される回
    転軸と、この回転軸からV字状に延びた長短二種類の押
    圧ロッドとを備え、且つ、前記現像室へのトナーの供給
    に際しては前記長い方の押圧ロッドによって前記トナー
    供給口を開放する方向に前記遮蔽板を押圧すると共に、
    前記現像室へのトナーの供給停止に際してい方の押圧
    ロッドによって前記トナー供給口を閉塞する方向に前記
    遮蔽板を押圧するように構成したことを特徴とするトナ
    ーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板には、前記トナー供給口の周
    囲を取り囲む形状のシール部材が張り付けられているこ
    とを特徴とした請求項1記載のトナーカートリッジ。
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