JP2651467B2 - 現像剤補給容器 - Google Patents

現像剤補給容器

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JP2651467B2
JP2651467B2 JP1075084A JP7508489A JP2651467B2 JP 2651467 B2 JP2651467 B2 JP 2651467B2 JP 1075084 A JP1075084 A JP 1075084A JP 7508489 A JP7508489 A JP 7508489A JP 2651467 B2 JP2651467 B2 JP 2651467B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真複写機、プリンター等に現像剤を
供給する現像剤容器に関する。さらに詳細にはこの容器
のシール部材によるシール状態の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種の容器は第3図に示すように、合成樹
脂,紙等でなり現像剤を排出するための開口を有する容
器本体1と、該開口を封止する合成樹脂,紙,金属箔等
のシート状のシール部材2から構成されていた。排出開
口4は略矩形が一般的で、シール部材は、開口周縁部に
おいてヒートシール,ホットメルト,インパルスシー
ル,高周波ウェルダー等の手段により、容器に接着され
ていた。シール部材の一端を折り返し、延長して把持部
と成し、使用時にはこれを引いて、シール部材を引き剥
して開封するようになっていた。
この構成においては、容器側面部分の接着領域は一重
であった(特開昭58−14865号公報、同59−53868号公
報、実開昭58−115752号公報、同62−43372号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例には次の様な問題点があっ
た。物流過程における、特に低温環境下での落下や衝撃
により、主に容器側面部分において、シール部材が剥が
れる等の事故が起こり、その箇所からトナーがもれ出
て、飛散・浮遊して周囲を汚したり、物流過程における
作業者の手や衣服に触れて、これを汚し、その為に製品
としては使いものにならなくなるという問題があった。
また、上記問題を防止しようとして接着剤の改良等に
よりシール部材の接着強度を増大させた場合には、使用
時にシール部材が引き剥しにくくなるという弊害が生
じ、根本的に解決することができなかった。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は、上記従来例の問題点を解決するために次の
ように構成する。
即ち、本発明は、内部に現像剤を収容しかつ供給口を
有する容器本体と、この供給口の周囲に設けられた接着
領域で接着されて供給口を封止するシール部材とを有す
る現像剤補給容器において、 前記シール部材の剥離方向に沿う側部を2重以上の接
着領域で接着し、剥離開始側よりも接着領域数を多くし
たことを特徴とする現像剤補給容器である。
本発明は、シール部材の不用意な剥離防止と、使用時
の開封容易成とを同時に満たすべく、シール部材の剥離
方向に沿う側面を2重以上の接着領域で接着し、剥離開
始側よりも接着領域数を多くしているものである。
上記本発明のように構成すると、供給口周囲に設けら
れた接着領域のエッジ部分が、シール部材の剥離方向に
沿う側部の2重以上の接着領域によって、内外2重以上
の多重に構成されることになる。つまり、供給口周囲の
接着領域のエッジ部分は不用意な剥離を生じやすい箇所
であるが、内外2重以上の多重に構成されることで、こ
の不用意な剥離が防止されるものである。
一方、接着領域数を増やして補強しているのは、シー
ル部材の剥離方向に沿う側部であることから、接着領域
数を増やしてもシール部材の剥離抵抗はさほど増大せ
ず、また、シール部材の剥離開始側はこの側部よりも接
着領域数が少ないので、シール部材の剥離による開封操
作が妨げられないものである。
接着領域の幅は、この接着力、材質及び接着条件等に
より異なるが、接着力と引き剥し性との関係で、接着領
域1本につき1〜3mmが好適で、2重以上とした接着領
域幅の合計は6mm以下が好適である。
[実施例] 第1図及び第2図は、本発明の実施例を示す。
第1図は本発明の特徴を最もよく表わす平面図であ
り、第2図は本発明の現像剤補給容器の使用状態を示す
斜視図である。第1及び第2図において、1は容器本
体、2はシール部材、3(斜線部)は容器本体とシール
部材の接着領域、4は現像剤供給口、5はシールフィル
ムの折り返し部を示す。
第1図に示すように、接着領域3は、シール部材2の
剥離方向に沿う側部が2重以上(図では2重)で、剥離
開始側(図では1重)よりも接着領域数が多くなってい
る。このように側部の接着領域数を増やし、接着領域3
のエッジ部分を増やすことで、例えば落下時の衝撃に対
する抵抗を増やすことができる。
実際に、シール部材2が の3層構成又は の3層構成であって、第1図及び第2図の外観構成を持
つ現像剤供給容器を作った。いずれのシール部材の現像
剤供給口への接着条件も、温度150℃、圧力3Kg/cm2、時
間3秒とした。
次に、物流性能を評価する為に、落下テストを行っ
た。容器24ケで1梱包とし、JIS−Z−0202に準拠して9
0cmの高さから1角3陸6面について、この順に10回落
下したところ、第1図に示されるような側部が2重の接
着領域(amm幅×2)となった本発明の現像剤供給容器
は、シール部材の剥れやトナー漏れは生じなかった。ま
た、側部の接着領域は多重(2重)としたが、剥離開始
側はこれより接着領域が少ないので(1重)、引き剥し
力はそれほど大きくならなかった。
比較のために、第3図に示す従来の現像剤補給容器に
ついても実施例と同様に落下テストを行った。容器24ケ
で1梱包とし、JIS−Z−0202に準拠して90cmの高さか
ら1角3陸6面について、この順に10回落下したとこ
ろ、側部も剥離開始側と同様に1重の接着領域(2amm幅
×1)とした従来の現像剤供給容器は、24個中6個につ
いてシール部材の剥れを生じ、トナー漏れが発生した。
[発明の効果] 1)物流過程における落下や衝撃に対する抵抗力が強く
なった。
2)製造コストは従来のものとほとんど変わらない。
3)引き剥しにくくなるという弊害がなく、補給操作を
スムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の現像剤補給容器の一例を示す平面図、
第2図は本発明の現像剤補給容器の使用状態を示す斜視
図、第3図は従来の現像剤補給容器の説明図である。 1……現像剤容器本体 2……シール部材 3……接着領域 4……現像剤供給口 5……シールフィルム折り返し部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に現像剤を収容しかつ供給口を有する
    容器本体と、この供給口の周囲に設けられた接着領域で
    接着されて供給口を封止するシール部材とを有する現像
    剤補給容器において、 前記シール部材の剥離方向に沿う側部を2重以上の接着
    領域で接着し、剥離開始側よりも接着領域数を多くした
    ことを特徴とする現像剤補給容器。
JP1075084A 1989-03-29 1989-03-29 現像剤補給容器 Expired - Fee Related JP2651467B2 (ja)

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