JP2900215B2 - 電子ユニットの案内構造 - Google Patents
電子ユニットの案内構造Info
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- JP2900215B2 JP2900215B2 JP5303228A JP30322893A JP2900215B2 JP 2900215 B2 JP2900215 B2 JP 2900215B2 JP 5303228 A JP5303228 A JP 5303228A JP 30322893 A JP30322893 A JP 30322893A JP 2900215 B2 JP2900215 B2 JP 2900215B2
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- unit
- electronic
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/0239—Electronic boxes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に使用される
電気接続箱に電子ユニットを取り付ける際、この電子ユ
ニットの斜め挿入を防止するとともに、異なる大きさの
電子ユニットを所定位置に位置決めできる電子ユニット
の案内構造に関する。
電気接続箱に電子ユニットを取り付ける際、この電子ユ
ニットの斜め挿入を防止するとともに、異なる大きさの
電子ユニットを所定位置に位置決めできる電子ユニット
の案内構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の案内構造としては、例え
ば図４に示すように電気接続箱本体１の電子ユニット２
を取り付けるユニット取付面３の四隅に、電子ユニット
２を所定位置に位置決めするとともに、ユニット取付面
３に案内するリブ状の案内壁４を立設させたものが知ら
れている。そして、ユニット取付面３には電子ユニット
２のコネクタ部（図示せず）と電気接続するコネクタ５
が設けられている。一方、電子ユニット２には弾性変形
する係合受け部６が設けられており、この係合受け部６
は、本体１のユニット取付面３に設けられたロック部８
の係止爪７と係合可能になされている。また、本体１に
は車体パネルに装着するための突当てボス９が上面に、
取付け穴１０が下部ブラケット１３に設けられている。
ば図４に示すように電気接続箱本体１の電子ユニット２
を取り付けるユニット取付面３の四隅に、電子ユニット
２を所定位置に位置決めするとともに、ユニット取付面
３に案内するリブ状の案内壁４を立設させたものが知ら
れている。そして、ユニット取付面３には電子ユニット
２のコネクタ部（図示せず）と電気接続するコネクタ５
が設けられている。一方、電子ユニット２には弾性変形
する係合受け部６が設けられており、この係合受け部６
は、本体１のユニット取付面３に設けられたロック部８
の係止爪７と係合可能になされている。また、本体１に
は車体パネルに装着するための突当てボス９が上面に、
取付け穴１０が下部ブラケット１３に設けられている。
【０００３】上記構成において、電子ユニット２の取り
付けは、図中の太矢線で示すように電子ユニット２をユ
ニット取付面３に対して水平状態にして近づけた後、案
内壁４に沿って挿入し、電子ユニット２のコネクタ（図
示せず）と本体１のコネクタ５とを係合して行われる。
そして、電子ユニット２は係合受け部６が係止爪７と係
合することで電気接続箱本体１にロック状態に取り付け
られる。このような従来構造により、電子ユニットは比
較的簡単な構造で、しかも確実に電気接続箱に取り付け
できた。
付けは、図中の太矢線で示すように電子ユニット２をユ
ニット取付面３に対して水平状態にして近づけた後、案
内壁４に沿って挿入し、電子ユニット２のコネクタ（図
示せず）と本体１のコネクタ５とを係合して行われる。
そして、電子ユニット２は係合受け部６が係止爪７と係
合することで電気接続箱本体１にロック状態に取り付け
られる。このような従来構造により、電子ユニットは比
較的簡単な構造で、しかも確実に電気接続箱に取り付け
できた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来構造では、電子ユニットが大きくなってその取付面
を拡大させると、四隅に設けた案内壁間の間隔もこれに
伴って当然広げられる。案内壁間の間隔が広げられる
と、案内壁４は、電子ユニット２との相対関係において
その作用が低下し、図５に示すように、電子ユニット２
の電気接続箱１への斜め挿入を許容することとなった。
特に電子ユニットの高機能化に伴ってコネクタが極数を
増加して大型化されたり、或いは、図示のようにコネク
タ５がユニット取付面３に対して片側に寄った状態で配
置されていると、挿入力を均等にして挿入させることが
一層難しくなり、斜め挿入が顕在化して作業性を悪くす
るという問題があった。
従来構造では、電子ユニットが大きくなってその取付面
を拡大させると、四隅に設けた案内壁間の間隔もこれに
伴って当然広げられる。案内壁間の間隔が広げられる
と、案内壁４は、電子ユニット２との相対関係において
その作用が低下し、図５に示すように、電子ユニット２
の電気接続箱１への斜め挿入を許容することとなった。
特に電子ユニットの高機能化に伴ってコネクタが極数を
増加して大型化されたり、或いは、図示のようにコネク
タ５がユニット取付面３に対して片側に寄った状態で配
置されていると、挿入力を均等にして挿入させることが
一層難しくなり、斜め挿入が顕在化して作業性を悪くす
るという問題があった。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
電子ユニットを電気接続箱本体に挿入して装着する際、
こじれが生じないで作業性を向上させるとともに、異な
る大きさの電子ユニットの装着にも対応できて汎用性を
有する、電気接続箱における電子ユニットの案内構造を
提供することを目的とする。
電子ユニットを電気接続箱本体に挿入して装着する際、
こじれが生じないで作業性を向上させるとともに、異な
る大きさの電子ユニットの装着にも対応できて汎用性を
有する、電気接続箱における電子ユニットの案内構造を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電子ユニットの案内構造は、案内壁に沿
って挿入しユニット取付面に装着される電気接続箱にお
ける電子ユニットの案内構造であって、前記ユニット取
付面の領域を、異なる大きさの複数領域に分割するよう
にする案内リブを該ユニット取付面に立設すると共に、
少なくともユニット挿入方向に沿って形成した案内溝を
対向する周壁外面各々に装備して前記周壁外面を前記案
内壁に係合させると同時に前記案内リブを前記案内溝に
嵌合させる電子ユニットと、この電子ユニットより小型
化されて周壁外面を前記案内リブ及び前記案内壁に係合
させる小型の電子ユニットとに対応し、これらの電子ユ
ニットのいずれでも所定位置に位置決めできることを特
徴とするものである。
の本発明に係る電子ユニットの案内構造は、案内壁に沿
って挿入しユニット取付面に装着される電気接続箱にお
ける電子ユニットの案内構造であって、前記ユニット取
付面の領域を、異なる大きさの複数領域に分割するよう
にする案内リブを該ユニット取付面に立設すると共に、
少なくともユニット挿入方向に沿って形成した案内溝を
対向する周壁外面各々に装備して前記周壁外面を前記案
内壁に係合させると同時に前記案内リブを前記案内溝に
嵌合させる電子ユニットと、この電子ユニットより小型
化されて周壁外面を前記案内リブ及び前記案内壁に係合
させる小型の電子ユニットとに対応し、これらの電子ユ
ニットのいずれでも所定位置に位置決めできることを特
徴とするものである。
【０００７】
【作 用】電子ユニットは電気接続箱本体のユニット取
付面と対向配置された後、案内溝に案内リブを係合させ
ながら、案内壁に沿って電気接続箱本体に向けて挿入さ
れるので、こじれ挿入を伴わない。また、案内リブは、
ユニット取付面を複数領域に分割するようにしているの
で、異なる大きさの電子ユニットが装着された際にこれ
を所定位置に位置決めできる。
付面と対向配置された後、案内溝に案内リブを係合させ
ながら、案内壁に沿って電気接続箱本体に向けて挿入さ
れるので、こじれ挿入を伴わない。また、案内リブは、
ユニット取付面を複数領域に分割するようにしているの
で、異なる大きさの電子ユニットが装着された際にこれ
を所定位置に位置決めできる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る電子ユニットの案内構造
の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図１
は本発明に係る電子ユニットの案内構造における、電子
ユニット装着前の状態を示す斜視図、図２は電子ユニッ
ト装着途中での様子を示す電子ユニットの案内構造の断
面図である。なお、図４、図５に示した部材と同様の部
材には同一の符号を付し、重複する説明は簡単に述べ
る。
の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図１
は本発明に係る電子ユニットの案内構造における、電子
ユニット装着前の状態を示す斜視図、図２は電子ユニッ
ト装着途中での様子を示す電子ユニットの案内構造の断
面図である。なお、図４、図５に示した部材と同様の部
材には同一の符号を付し、重複する説明は簡単に述べ
る。
【０００９】電気絶縁性の樹脂成形により略箱体状に形
成された電気接続箱本体１は、その内部にコンデンサ等
の電気部品が取り付けられた回路配線を収納して構成さ
れており、この回路配線と電気接続されたコネクタ５
を、外部上面に形成されるユニット取付面３に配設して
なっている。ユニット取付面３には、従来構造と同様、
電子ユニット２の外形形状に略一致して案内壁４が該電
子ユニット２の四隅に対応する位置に立設されている。
電子ユニット２には、電気接続箱本体１の係止爪７と係
合可能な係合受け部６が設けられており、さらにこの係
合受け部６と同様、互いに対向する周壁外面に電子ユニ
ット挿入方向に沿って形成した対構造の案内溝１２が各
々設けられている。なお、本実施例において案内溝１２
は電子ユニット２の係合受け部６と同一周壁面に併設さ
れている。
成された電気接続箱本体１は、その内部にコンデンサ等
の電気部品が取り付けられた回路配線を収納して構成さ
れており、この回路配線と電気接続されたコネクタ５
を、外部上面に形成されるユニット取付面３に配設して
なっている。ユニット取付面３には、従来構造と同様、
電子ユニット２の外形形状に略一致して案内壁４が該電
子ユニット２の四隅に対応する位置に立設されている。
電子ユニット２には、電気接続箱本体１の係止爪７と係
合可能な係合受け部６が設けられており、さらにこの係
合受け部６と同様、互いに対向する周壁外面に電子ユニ
ット挿入方向に沿って形成した対構造の案内溝１２が各
々設けられている。なお、本実施例において案内溝１２
は電子ユニット２の係合受け部６と同一周壁面に併設さ
れている。
【００１０】一方、前記ユニット取付面３には、前記案
内溝１２と係合可能な案内リブ１１が立設されている。
この案内リブ１１は、隣接する案内壁４間の一辺より対
向辺に向かって引かれ、かつコネクタ５と干渉しない位
置に引かれる仮想連結線Ｊに対応して設けられ、さらに
ユニット取付面３の領域を、異なる大きさの領域に二分
割するようにしている。すなわち、図２に断面図を示す
ように、案内リブ１１は一方の案内壁４の内壁部から間
隔ｎだけ離間した位置に設けられており、この間隔ｎは
案内壁４間の間隔ｍより狭く設定されている。これによ
り、例えば狭い間隔ｎで区画される領域には、別の小型
化された電子ユニット２が装着可能になされ、前記案内
リブ１１がこの小型化された電子ユニット２の周壁外面
と係合して、これを位置決めできるようにしている。従
って、係る電気接続箱本体１は、異なる大きさの電子ユ
ニット２の装着にも対応できて汎用性を有している。な
お本実施例では、案内リブ１１が案内壁４の一部として
設けられているが、本発明は、このように連設構造でな
く、案内壁４と独立しているものであっても何ら支障は
ない。また、電気接続箱本体１には突当てボス９及び下
部ブラケット１３に形成した取付け穴１０が、従来どお
り設けられている。電気接続箱本体１、電子ユニット
２、案内壁４、案内リブ１１、案内溝１２、係合受け部
６、係止爪７を主な部材又は部位として電子ユニット２
の案内構造が構成されている。
内溝１２と係合可能な案内リブ１１が立設されている。
この案内リブ１１は、隣接する案内壁４間の一辺より対
向辺に向かって引かれ、かつコネクタ５と干渉しない位
置に引かれる仮想連結線Ｊに対応して設けられ、さらに
ユニット取付面３の領域を、異なる大きさの領域に二分
割するようにしている。すなわち、図２に断面図を示す
ように、案内リブ１１は一方の案内壁４の内壁部から間
隔ｎだけ離間した位置に設けられており、この間隔ｎは
案内壁４間の間隔ｍより狭く設定されている。これによ
り、例えば狭い間隔ｎで区画される領域には、別の小型
化された電子ユニット２が装着可能になされ、前記案内
リブ１１がこの小型化された電子ユニット２の周壁外面
と係合して、これを位置決めできるようにしている。従
って、係る電気接続箱本体１は、異なる大きさの電子ユ
ニット２の装着にも対応できて汎用性を有している。な
お本実施例では、案内リブ１１が案内壁４の一部として
設けられているが、本発明は、このように連設構造でな
く、案内壁４と独立しているものであっても何ら支障は
ない。また、電気接続箱本体１には突当てボス９及び下
部ブラケット１３に形成した取付け穴１０が、従来どお
り設けられている。電気接続箱本体１、電子ユニット
２、案内壁４、案内リブ１１、案内溝１２、係合受け部
６、係止爪７を主な部材又は部位として電子ユニット２
の案内構造が構成されている。
【００１１】次に、上記した電子ユニットの案内構造に
より、電子ユニット２の電気接続箱本体１への取り付け
について説明する。この取り付けは、先ず電子ユニット
２を電気接続箱本体１のユニット取付面３に対向配置さ
せた後、案内リブ１１と案内溝１２が係合するようにし
てユニット取付面３に対し挿入を行う。これにより、電
子ユニット２はこの案内リブ１１とともに、電子ユニッ
ト外壁面が案内壁４に案内されて挿入される。そして、
電子ユニット２は挿入が続行されると、やがて電子ユニ
ット２と本体１のコネクタ５同士も接続されてユニット
取付面３に当接される。係る状態の直前で、係合受け部
６はロック部８の係止爪７に乗り上げて外方向へ一時的
に弾性変形した後、挿入の進行に伴って復帰して最終的
に係止爪７に係合される。これにより、電子ユニット２
は電気接続箱本体１に対しロック状態に設けられて装着
される。
より、電子ユニット２の電気接続箱本体１への取り付け
について説明する。この取り付けは、先ず電子ユニット
２を電気接続箱本体１のユニット取付面３に対向配置さ
せた後、案内リブ１１と案内溝１２が係合するようにし
てユニット取付面３に対し挿入を行う。これにより、電
子ユニット２はこの案内リブ１１とともに、電子ユニッ
ト外壁面が案内壁４に案内されて挿入される。そして、
電子ユニット２は挿入が続行されると、やがて電子ユニ
ット２と本体１のコネクタ５同士も接続されてユニット
取付面３に当接される。係る状態の直前で、係合受け部
６はロック部８の係止爪７に乗り上げて外方向へ一時的
に弾性変形した後、挿入の進行に伴って復帰して最終的
に係止爪７に係合される。これにより、電子ユニット２
は電気接続箱本体１に対しロック状態に設けられて装着
される。
【００１２】上記作業において、案内リブ１１は案内壁
４間の間隔ｍより狭い間隔ｎの位置にあるので、電子ユ
ニット２の斜め挿入を阻止して該電子ユニット２を電気
接続箱本体１に装着でき、よって、装着作業性を向上さ
せることができる。すなわち、この理由を、図３により
説明すると、案内壁４間の間隔ｍ、電子ユニット２と案
内壁４との間に形成される嵌合隙間δ、さらに本体１に
対して電子ユニット２が片側に寄せられたときの片寄り
沈下量をＳとすると、直角三角形の公式から、Ｓ2 ＋ｍ
2 ＝（δ＋ｍ）2 を得る。ここで、δは嵌合隙間である
から間隔ｍに対しては著しく小さい。従って、δ≪ｌと
なるから上記式でδ2 は無視できる。よって、上記式を
整理すると、沈下量は、Ｓ＝（２δｍ）1/2 で比較でき
る。故に、一つの案内壁４と案内リブ１１との間の間隔
ｎにおける片寄り沈下量Ｓ2 は、間隔ｍにおける片寄り
沈下量Ｓ1 より小さくなるから、こじれが軽減されて作
業性が向上する。
４間の間隔ｍより狭い間隔ｎの位置にあるので、電子ユ
ニット２の斜め挿入を阻止して該電子ユニット２を電気
接続箱本体１に装着でき、よって、装着作業性を向上さ
せることができる。すなわち、この理由を、図３により
説明すると、案内壁４間の間隔ｍ、電子ユニット２と案
内壁４との間に形成される嵌合隙間δ、さらに本体１に
対して電子ユニット２が片側に寄せられたときの片寄り
沈下量をＳとすると、直角三角形の公式から、Ｓ2 ＋ｍ
2 ＝（δ＋ｍ）2 を得る。ここで、δは嵌合隙間である
から間隔ｍに対しては著しく小さい。従って、δ≪ｌと
なるから上記式でδ2 は無視できる。よって、上記式を
整理すると、沈下量は、Ｓ＝（２δｍ）1/2 で比較でき
る。故に、一つの案内壁４と案内リブ１１との間の間隔
ｎにおける片寄り沈下量Ｓ2 は、間隔ｍにおける片寄り
沈下量Ｓ1 より小さくなるから、こじれが軽減されて作
業性が向上する。
【００１３】また、こじれを低減できるもう一つの理由
は、案内リブ１１の厚み精度と案内溝１２の幅精度は向
上させることが容易なので、片寄り沈下量は大巾に縮少
されるから、斜め挿入を防止することができる。なお、
この発明は、上述の実施例に限定されるものでなく、適
宜な変更を行うことにより、他の態様でも実施すること
ができる。例えば、本実施例では上下に設けられた一対
の案内リブ１１と案内溝１２とにより左右方向のこじれ
を防止するようになっていたが、左右方向にも案内リブ
とこれに嵌合する案内溝を設けることにより、上下方向
での斜め挿入を防止することができる。また、左右に複
数対の案内リブと案内溝を設けても上下方向のこじれは
防止できる。
は、案内リブ１１の厚み精度と案内溝１２の幅精度は向
上させることが容易なので、片寄り沈下量は大巾に縮少
されるから、斜め挿入を防止することができる。なお、
この発明は、上述の実施例に限定されるものでなく、適
宜な変更を行うことにより、他の態様でも実施すること
ができる。例えば、本実施例では上下に設けられた一対
の案内リブ１１と案内溝１２とにより左右方向のこじれ
を防止するようになっていたが、左右方向にも案内リブ
とこれに嵌合する案内溝を設けることにより、上下方向
での斜め挿入を防止することができる。また、左右に複
数対の案内リブと案内溝を設けても上下方向のこじれは
防止できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の電子ユニットの
案内構造によれば、電子ユニットに案内溝を設けるとと
もに、電気接続箱本体には従来構造と同じ案内壁に加え
て、前記案内溝と係合する案内リブを設けているので、
電子ユニットを電気接続箱本体に装着する際に、斜め挿
入を防止して作業能率が向上される。さらに、案内リブ
は、案内壁と案内リブとの間に嵌合される異なる寸法の
電子ユニットを囲むようにその外周壁面に対応して設け
られることにより、この異なる寸法の電子ユニットを所
定位置に位置決めでき、よって、汎用性を有して電子ユ
ニットの多様化にも対応できる。
案内構造によれば、電子ユニットに案内溝を設けるとと
もに、電気接続箱本体には従来構造と同じ案内壁に加え
て、前記案内溝と係合する案内リブを設けているので、
電子ユニットを電気接続箱本体に装着する際に、斜め挿
入を防止して作業能率が向上される。さらに、案内リブ
は、案内壁と案内リブとの間に嵌合される異なる寸法の
電子ユニットを囲むようにその外周壁面に対応して設け
られることにより、この異なる寸法の電子ユニットを所
定位置に位置決めでき、よって、汎用性を有して電子ユ
ニットの多様化にも対応できる。
【図１】本発明の一実施例における電子ユニットの装着
前を示す斜視図である。
前を示す斜視図である。
【図２】図１における要部断面図である。
【図３】電子ユニットの斜め挿入時の片寄り沈下量を説
明する原理図である。
明する原理図である。
【図４】従来の電子ユニットの案内構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図５】図４における電子ユニットの斜め挿入状態を説
明する図である。
明する図である。
１ 電気接続箱本体 ２ 電子ユニット ３ ユニット取付面 ４ 案内壁 ５ コネクタ １１ 案内リブ １２ 案内溝 δ 嵌合隙間 Ｓ 片寄り沈下量
Claims (1)
- 【請求項１】 案内壁に沿って挿入しユニット取付面に
装着される電気接続箱における電子ユニットの案内構造
であって、前記ユニット取付面の領域を、異なる大きさの複数領域
に分割するようにする案内リブを該ユニット取付面に立
設すると共に、 少なくともユニット挿入方向に沿って形成した案内溝を
対向する周壁外面各々に装備して前記周壁外面を前記案
内壁に係合させると同時に前記案内リブを前記案内溝に
嵌合させる電子ユニットと、この電子ユニットより小型
化されて周壁外面を前記案内リブ及び前記案内壁に係合
させる小型の電子ユニットとに対応し、これらの電子ユ
ニットのいずれでも所定位置に位置決めできる 電子ユニ
ットの案内構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303228A JP2900215B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 電子ユニットの案内構造 |
| AU77753/94A AU677440B2 (en) | 1993-11-10 | 1994-11-09 | Guide structure for an electronic unit |
| US08/664,801 US5730617A (en) | 1993-11-10 | 1996-06-17 | Guide structure for an electronic unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303228A JP2900215B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 電子ユニットの案内構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135720A JPH07135720A (ja) | 1995-05-23 |
| JP2900215B2 true JP2900215B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=17918425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5303228A Expired - Lifetime JP2900215B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 電子ユニットの案内構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5730617A (ja) |
| JP (1) | JP2900215B2 (ja) |
| AU (1) | AU677440B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3334618B2 (ja) * | 1998-06-16 | 2002-10-15 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
| JP3334641B2 (ja) | 1998-09-07 | 2002-10-15 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
| JP2001015223A (ja) * | 1999-06-25 | 2001-01-19 | Nec Corp | 汎用コネクタおよびその結合方法 |
| JP2001057723A (ja) | 1999-08-10 | 2001-02-27 | Yazaki Corp | 電気接続箱への電子ユニット取付構造 |
| US7367121B1 (en) | 2000-01-05 | 2008-05-06 | Protectconnect | Electrical wiring method |
| CN1656650A (zh) * | 2002-05-23 | 2005-08-17 | 保护连接有限公司 | 安全模块配电系统 |
| JP2004063135A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Yazaki Corp | コネクタ構造 |
| US7312396B1 (en) | 2004-03-13 | 2007-12-25 | Protectconnect, Inc. | Universal electrical wiring component |
| US7321120B1 (en) * | 2004-11-26 | 2008-01-22 | Protectconnect, Inc. | Motion detector module |
| JP4020140B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2007-12-12 | ダイキン工業株式会社 | コンテナ用冷凍装置の電装品ボックス |
| US20080053698A1 (en) * | 2006-07-29 | 2008-03-06 | Steve Purves | Pre-wired power distribution system |
| JP5710280B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2015-04-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
| US9136839B2 (en) * | 2013-01-22 | 2015-09-15 | Wenzhou Mtlc Electric Appliances Co., Ltd. | Power switch |
| US10028391B1 (en) * | 2017-07-19 | 2018-07-17 | Delphi Technologies, Inc. | Bussed electrical center |
| JP7120974B2 (ja) * | 2019-08-26 | 2022-08-17 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1994
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1996
- 1996-06-17 US US08/664,801 patent/US5730617A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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| AU677440B2 (en) | 1997-04-24 |
| JPH07135720A (ja) | 1995-05-23 |
| AU7775394A (en) | 1995-05-18 |
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