JP2900061B2 - プラグキャップ - Google Patents
プラグキャップInfo
- Publication number
- JP2900061B2 JP2900061B2 JP11273990A JP11273990A JP2900061B2 JP 2900061 B2 JP2900061 B2 JP 2900061B2 JP 11273990 A JP11273990 A JP 11273990A JP 11273990 A JP11273990 A JP 11273990A JP 2900061 B2 JP2900061 B2 JP 2900061B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- cap
- insulator
- plug cap
- terminal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Spark Plugs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、内燃機関に使用され、圧力センサー等の
機能を内蔵するスパークプラグに電気的導通を図るため
嵌着するプラグコードのプラグキャップに関する。
機能を内蔵するスパークプラグに電気的導通を図るため
嵌着するプラグコードのプラグキャップに関する。
（従来の技術） 従来、スパークプラグに電気を供給するためにその端
子部に嵌着するプラグキャップには、近年の内燃機関の
発達にともなって、上記スパークプラグ内に内蔵される
圧力センサー等からの信号を検出等をするために、キャ
ップ内側に端子が設けられており、この端子を以てスパ
ークプラグ内に内蔵される圧力センサーからの信号を検
出するので、端子間の接触を良好に保つためプラグキャ
ップ内の気密性を確実に維持し、コルゲーションでのフ
ラッシュオーバーを防止するため、樹脂よりなるプラグ
キャップの外表面を弾性材であるゴムによって被覆し、
プラグキャップの開口部及び絶縁体との空間を密着させ
てなるものが提案されている。
子部に嵌着するプラグキャップには、近年の内燃機関の
発達にともなって、上記スパークプラグ内に内蔵される
圧力センサー等からの信号を検出等をするために、キャ
ップ内側に端子が設けられており、この端子を以てスパ
ークプラグ内に内蔵される圧力センサーからの信号を検
出するので、端子間の接触を良好に保つためプラグキャ
ップ内の気密性を確実に維持し、コルゲーションでのフ
ラッシュオーバーを防止するため、樹脂よりなるプラグ
キャップの外表面を弾性材であるゴムによって被覆し、
プラグキャップの開口部及び絶縁体との空間を密着させ
てなるものが提案されている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものの場合、樹脂よりなる
プラグキャップの外表面を被覆してなる弾性材であるゴ
ムが、平滑な絶縁体の表面に密着してプラグキャップ内
の気密性を維持してなるものがあるが、入出力端子部分
における構造が複雑となり、プラグキャップの外表面を
被覆し、平滑な絶縁体の表面に密着するためゴム材が振
動により緩み、プラグキャップ内の気密性が損なわれて
しまう恐れがあり、その結果スパークプラグの絶縁体と
プラグキャップ内との端子間の接続が不良となり、点火
時期などの制御を正確に行えなくなるものである。
プラグキャップの外表面を被覆してなる弾性材であるゴ
ムが、平滑な絶縁体の表面に密着してプラグキャップ内
の気密性を維持してなるものがあるが、入出力端子部分
における構造が複雑となり、プラグキャップの外表面を
被覆し、平滑な絶縁体の表面に密着するためゴム材が振
動により緩み、プラグキャップ内の気密性が損なわれて
しまう恐れがあり、その結果スパークプラグの絶縁体と
プラグキャップ内との端子間の接続が不良となり、点火
時期などの制御を正確に行えなくなるものである。
そこで、この発明は上記従来のものの持つ欠点を改善
するものであり、簡単な構造によりプラグキャップ内の
端子間の電気的接続を確実にすると共に、コルゲーショ
ンにおけるフラッシュオーバーの発生を防止しようとす
るものである。
するものであり、簡単な構造によりプラグキャップ内の
端子間の電気的接続を確実にすると共に、コルゲーショ
ンにおけるフラッシュオーバーの発生を防止しようとす
るものである。
（課題を解決するための手段） そのために、絶縁体の露出部に周設されるセンサー入
出力端子より下方の絶縁体表面に装着されるＯ−リング
に、キャップ本体の開口部が密着され、かつ、上記セン
サー入出力端子に嵌合されるキャップ側入出力取り出し
端子上方に、絶縁体のコルゲーション表面に密着される
ように弾性材からなる保持部を配置してなるものであ
る。
出力端子より下方の絶縁体表面に装着されるＯ−リング
に、キャップ本体の開口部が密着され、かつ、上記セン
サー入出力端子に嵌合されるキャップ側入出力取り出し
端子上方に、絶縁体のコルゲーション表面に密着される
ように弾性材からなる保持部を配置してなるものであ
る。
（作用） 上記構成を具えるので、プラグキャップをスパークプ
ラグの端子部に嵌着するとプラグキャップの開口部は、
絶縁体の表面に装着されるＯ−リングに密着するので、
プラグキャップが振動等によって劣化しても、このＯ−
リングによる突出によってプラグキャップ内の気密性は
十分に維持することができると共に、プラグキャップ内
の上部に絶縁体のコルゲーション表面に密着する弾性材
からなる保持部を配置してあるので、高電圧印加時に起
きるフラッシュオーバーを防止することができる。
ラグの端子部に嵌着するとプラグキャップの開口部は、
絶縁体の表面に装着されるＯ−リングに密着するので、
プラグキャップが振動等によって劣化しても、このＯ−
リングによる突出によってプラグキャップ内の気密性は
十分に維持することができると共に、プラグキャップ内
の上部に絶縁体のコルゲーション表面に密着する弾性材
からなる保持部を配置してあるので、高電圧印加時に起
きるフラッシュオーバーを防止することができる。
（実施例） この発明を図に示す実施例により更に説明する。
（２）は、この発明の実施例であるプラグコード（１）
のプラグキャップであり、このプラグキャップ（２）
は、プラグコード（１）の先端に設けられ、樹脂からな
るプラグキャップ本体（３）内の芯材（４）がスパーク
プラグ（９）の絶縁体（10）に保持される端子電極（1
1）に電気的導通を図るために当接し、更にその開口部
（５）が上記スパークプラグ（９）の絶縁体（10）、特
に絶縁体の露出部に周設されるセンサー入出力端子（1
3）より下方の絶縁体（10）に装着されるＯ−リング（1
2）に密着し、プラグキャップ（２）内の気密性を維持
してなるものである。
（２）は、この発明の実施例であるプラグコード（１）
のプラグキャップであり、このプラグキャップ（２）
は、プラグコード（１）の先端に設けられ、樹脂からな
るプラグキャップ本体（３）内の芯材（４）がスパーク
プラグ（９）の絶縁体（10）に保持される端子電極（1
1）に電気的導通を図るために当接し、更にその開口部
（５）が上記スパークプラグ（９）の絶縁体（10）、特
に絶縁体の露出部に周設されるセンサー入出力端子（1
3）より下方の絶縁体（10）に装着されるＯ−リング（1
2）に密着し、プラグキャップ（２）内の気密性を維持
してなるものである。
そして、プラグキャップ（２）内には、スパークプラ
グ（９）に内蔵された圧力センサー等の信号を検出し、
或は制御するプラグ側入出力端子（13）に接続し、リー
ド線（６）を介してCPUに接続するキャップ側入出力取
り出し端子（７）が周設されると共に、その上部にスパ
ークプラグ（９）の絶縁体（10）のコルゲーション（1
4）に密着する弾性材であるゴムからなる保持部（８）
が配置されているものである。
グ（９）に内蔵された圧力センサー等の信号を検出し、
或は制御するプラグ側入出力端子（13）に接続し、リー
ド線（６）を介してCPUに接続するキャップ側入出力取
り出し端子（７）が周設されると共に、その上部にスパ
ークプラグ（９）の絶縁体（10）のコルゲーション（1
4）に密着する弾性材であるゴムからなる保持部（８）
が配置されているものである。
この発明が以上の構成が具えるので、プラグキャップ
（２）をスパークプラグ（９）の端子電極（11）に嵌着
することによって、まずプラグキャップ（２）の開口部
（５）は、絶縁体（10）の表面に装着されるが、絶縁体
の露出部に周設されるセンサー入出力端子（13）より下
方の絶縁体（10）に装着されるＯ−リング（12）がより
外方に突出しているのでより緊密に密着することにな
り、振動によって樹脂からなるプラグキャップ（２）が
多少劣化してもプラグキャップ（２）内の密閉性を低下
させることがなく、端子（７）（13）への水分の侵入に
よる腐食等に十分対処することができる。
（２）をスパークプラグ（９）の端子電極（11）に嵌着
することによって、まずプラグキャップ（２）の開口部
（５）は、絶縁体（10）の表面に装着されるが、絶縁体
の露出部に周設されるセンサー入出力端子（13）より下
方の絶縁体（10）に装着されるＯ−リング（12）がより
外方に突出しているのでより緊密に密着することにな
り、振動によって樹脂からなるプラグキャップ（２）が
多少劣化してもプラグキャップ（２）内の密閉性を低下
させることがなく、端子（７）（13）への水分の侵入に
よる腐食等に十分対処することができる。
また、プラグキャップ（２）の内の端子（７）上部に
絶縁体（９）のコルゲーション（14）表面に密着する弾
性材のゴムからなる保持部（８）が配置されているの
で、高電圧印加時に発生し易いフラッシュオーバーを確
実に防止することができ、端子（７）（13）等への影響
を防止することが可能となるものである。
絶縁体（９）のコルゲーション（14）表面に密着する弾
性材のゴムからなる保持部（８）が配置されているの
で、高電圧印加時に発生し易いフラッシュオーバーを確
実に防止することができ、端子（７）（13）等への影響
を防止することが可能となるものである。
（発明の効果） 以上のとおり、プラグキャップの開口部をスパークプ
ラグの絶縁体に装着されたＯ−リングに密着させると共
に、キャップ内の上部に絶縁体のコルゲーションに密着
するゴムを配置することによって、気密性や耐フラッシ
ュオーバー性を向上させつつ、構造を簡素化することが
可能となるので端子形状の設計の自由度が増し、またプ
ラグキャップの径小化が図れるので、適用内燃機関が広
がり、汎用性の拡大を行なうことができる優れた効果を
有する。
ラグの絶縁体に装着されたＯ−リングに密着させると共
に、キャップ内の上部に絶縁体のコルゲーションに密着
するゴムを配置することによって、気密性や耐フラッシ
ュオーバー性を向上させつつ、構造を簡素化することが
可能となるので端子形状の設計の自由度が増し、またプ
ラグキャップの径小化が図れるので、適用内燃機関が広
がり、汎用性の拡大を行なうことができる優れた効果を
有する。
第１図はこの発明の実施例であるプラグキャップの要部
拡大断面図、第２図はプラグキャップの取付状態におけ
る断面拡大図である。 １……プラグコード、２……プラグキャップ、３……プ
ラグキャップ本体、４……芯材、５……開口部、６……
リード線、７……（キャップ側）入出力取り出し端子、
８……保持部、９……スパークプラグ、10……絶縁体、
11……端子電極、12……Ｏ−リング、13……プラグ側入
出力端子、14……コルゲーション
拡大断面図、第２図はプラグキャップの取付状態におけ
る断面拡大図である。 １……プラグコード、２……プラグキャップ、３……プ
ラグキャップ本体、４……芯材、５……開口部、６……
リード線、７……（キャップ側）入出力取り出し端子、
８……保持部、９……スパークプラグ、10……絶縁体、
11……端子電極、12……Ｏ−リング、13……プラグ側入
出力端子、14……コルゲーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−21811（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−112187（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−4582（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−12486（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−53883（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01T 13/00 - 13/56
Claims (1)
- 【請求項１】絶縁体の露出部に周設されるセンサー入出
力端子より下方の絶縁体表面に装着されるＯ−リング
に、キャップ本体の開口部が密着され、かつ、上記セン
サー入出力端子に嵌合されるキャップ側入出力取り出し
端子上方に、絶縁体のコルゲーション表面に密着される
ように弾性材からなる保持部を配置してなるプラグキャ
ップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11273990A JP2900061B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | プラグキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11273990A JP2900061B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | プラグキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0412484A JPH0412484A (ja) | 1992-01-17 |
| JP2900061B2 true JP2900061B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14594339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11273990A Expired - Lifetime JP2900061B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | プラグキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2900061B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6923042B2 (en) | 2002-09-19 | 2005-08-02 | Denso Corporation | Ignition apparatus for internal combustion engine |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11273990A patent/JP2900061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6923042B2 (en) | 2002-09-19 | 2005-08-02 | Denso Corporation | Ignition apparatus for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0412484A (ja) | 1992-01-17 |
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