JP2887498B2 - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents

内燃機関用スパークプラグ

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JP2887498B2
JP2887498B2 JP10281790A JP10281790A JP2887498B2 JP 2887498 B2 JP2887498 B2 JP 2887498B2 JP 10281790 A JP10281790 A JP 10281790A JP 10281790 A JP10281790 A JP 10281790A JP 2887498 B2 JP2887498 B2 JP 2887498B2
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spark plug
insulator
internal combustion
combustion engine
cap
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佳弘 松原
孝三 天野
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Nippon Tokushu Togyo KK
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Nippon Tokushu Togyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグに
関する。
(従来の技術) 従来、スパークプラグの端子部においては、電気的導
通性を確保するため、上記端子部への水分の侵入防止や
絶縁体のコルゲーションにおけるフラッシュオーバー発
生を抑制することを目的として、スパークプラグの端子
部に嵌着するプラグコードの先端のキャップの全体ある
いはその一部をゴムなどの弾性体からなるものとしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、端子部への
水分の侵入防止や絶縁体のコルゲーションにおけるフラ
ッシュオーバー発生を抑制することを目的として、スパ
ークプラグの端子部に嵌着するプラグコードの先端のキ
ャップの全部あるいは一部をゴム等からなるものとする
ものでは、内燃機関から発生する振動に対して脱落する
ことなく気密性を保たせるためには、キャップ自体の内
部構造が著しく複雑になる。
特に、スパークプラグに対して、ヒーター或は圧力セ
ンサー等の機能を付加して、その出力又は入力端子を絶
縁体に配置し、プラグキャップから端子との導通を図ろ
うとする場合には、この出力又は入力端子によって絶縁
体表面に空隙が生じ、その結果ゴム等からなる弾性体の
キャップにおいては、その端子(入出力)に対して耐フ
ラッシュオーバー及び防水性を両立することができない
欠点がある。
そこで、この発明は上記従来のものの持つ欠点を改善
するものであり、簡単な構造により、端子部に対する気
密性を十分に確保しつつ、プラグキャップの構造を簡単
にしてなるものである。
(課題を解決するための手段) そのために、絶縁体のコルゲーションの下部表面に、
例えば弗素系ゴムやシリコンゴム等の絶縁材料からなる
O−リングを一又は二以上装着し、上記O−リングの上
部に多機能入出力端子を配設してなるものである。
(作用) 他機能入出力端子を持たない場合、上記構成を具える
ので、プラグキャップを装着することによって、絶縁体
のコルゲーションの下部表面に装着したO−リングが突
起となって、弾性体であるプラグキャップと共に気密性
を十分に保持することができ、更に、このO−リング自
体が弗素系ゴムやシリコンゴム等の絶縁材料からなるの
で、絶縁体のコルゲーションにおいて発生するフラッシ
ュオーバーをも防止することができ、また他機能入出力
端子を有する場合には、端子より上ではキャップ側でフ
ラッシュオーバーを防ぎ、下側のO−リングで防水がで
きる。
(実施例) この発明を図に示す実施例により更に説明する。
(1)は、この発明の実施例である内燃機関用スパーク
プラグであり、この内燃機関用スパークプラグ(1)
は、先端に中心電極(3)を、後端に端子電極(4)を
保持する絶縁体(2)と上記絶縁体(2)の先端に保持
される中心電極(3)に対向する位置に外側電極(6)
を具える主体金具(5)から構成される。
そして、上記絶縁体(2)の上部表面(7)にはスパ
ークプラグ(1)の軸方向に向かって複数並設されるコ
ルゲーション(8)と上部表面(7)の下方には、弗素
系ゴムやシリコンゴム等の絶縁材料からなるO−リング
(9)が一又は二以上装着されると共に、その上方にお
いては、ヒーター或は圧力センサー等の入出力端子(1
0)が配設されているものである(第1図)。
なお、この絶縁体(2)の表面に装着されるO−リン
グ(9)は、つぶれ変形や外側への突出量等を考慮し
て、1mm≦線径φ≦3mmが適当であり、そのO−リング
(9)の装着本数も、耐フラッシュオーバー性、或は耐
水性から多いほど有利になるが、プラグキャップに対す
る気密性により生じる空気圧縮による反発力等から、3
本以下が望ましく、複数O−リング(9)を設ける場合
には、そのO−リング(9)の装着位置(L)も、主体
金具(5)の上部から、0mm≦L≦12mmとなるものが適
当である(第3図)。
この発明が上記構成を具えるので、第2図に示すよう
に、プラグコード(11)の先端に具えられ、絶縁体
(2)の表面のコルゲーション(8)に密着するキャッ
プ側内部ゴム部(13)を周設し、センサー等の入出力端
子(10)に接続する入出力端子取出部(14)を内蔵す
る、樹脂或は硬質ゴム等からなるプラグキャップ(12)
を、内燃機関用スパークプラグ(1)の端子電極(4)
に装着することにより、絶縁体(2)のコルゲーション
(8)の下部表面(7)に装着した一又は二以上のO−
リング(9)が絶縁体(2)の表面から外方に突出する
ことになるので、このO−リング(9)の上部に配設さ
れるセンサー等の入出力端子(10)がプラグキャップ
(12)内に内蔵される入出力端子取出部(14)と一体に
接続するために突出していても、キャップ側内部ゴム
(13)とコルゲーション(8)との密着、及びプラグキ
ャップ(12)の弾性力と一又は二以上のO−リング
(9)によって、十分に気密性を保持することができる
ものとなる。
また、このO−リング(9)自体が弗素系ゴムやシリ
コンゴム等の絶縁材料からなるものであるので、高電圧
が印加されることにより絶縁体(2)のコルゲーション
(8)において発生することが多い、フラッシュオーバ
ーを十分に防止することが可能となるものである。
(発明の効果) 以上のとおり、絶縁体のコルゲーションの下方に一又
は二以上の、絶縁材料からなるO−リングを装着し、更
にこの上方にセンサー等の入出力端子を設けることによ
って、スパークプラグの端子電極における防水性を十分
に確保することができると共に、プラグキャップにおけ
る内部構造の設計の自由度を向上させることができる優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの全体図、第2図及び第3図はプラグキャップは装
着時における部分断面図、及びその要部拡大断面図であ
る。 1……内燃機関用スパークプラグ、2……絶縁体 3……中心電極、4……端子電極、5……主体金具 6……外側電極、7……(上部)表面 8……コルゲーション、9……O−リング 10……入出力端子、11……プラグコード 12……(プラグ)キャップ 13……キャップ側内部ゴム部 14……入出力端子取出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体のコルゲーションの下部表面に絶縁
    材料からなるO−リングを一又は二以上装着し、その上
    部に多機能入出力端子を配設してなる内燃機関用スパー
    クプラグ。
JP10281790A 1990-04-20 1990-04-20 内燃機関用スパークプラグ Expired - Lifetime JP2887498B2 (ja)

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JPH044582A JPH044582A (ja) 1992-01-09
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