JP2900036B2 - リレーマトリックスの接地回路 - Google Patents

リレーマトリックスの接地回路

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JP2900036B2
JP2900036B2 JP1055829A JP5582989A JP2900036B2 JP 2900036 B2 JP2900036 B2 JP 2900036B2 JP 1055829 A JP1055829 A JP 1055829A JP 5582989 A JP5582989 A JP 5582989A JP 2900036 B2 JP2900036 B2 JP 2900036B2
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千富 寺山
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)発明の技術分野 この発明は、ICなどの複数のデバイスに対し、複数の
ユニットからリレーマトリックスを介して、試験用の電
圧・電流を加えるICテスタにおいて、並列測定を精度よ
く測定するとともに、ピン数の多いデバイスを1個測定
する場合や、ピン数の少ないデバイスを並列接続して測
定する場合のリレーマトリックスの接地回路についての
ものである。
(b)従来技術と問題点 次に、第2図を参照して従来技術による構成を説明す
る。
第2図の10はリレーマトリックス、11〜14はユニッ
ト、21〜24はデバイス、31は接地線、41〜80はリレーマ
トリックス10内の配線である。
ユニット11〜14からは、デバイス21〜24を測定するた
めの電圧・電流がデバイス21〜24に送られる。
リレーマトリックス10は、図示を省略した制御回路で
リレーマトリックス10内の接点を接断され、デバイス21
〜24に電圧・電流を供給する。
デバイス21〜24の測定効率をあげるため、並列測定が
実施される。並列測定は、複数のユニットから複数のデ
バイスに電圧・電流を供給し、複数のデバイスを同時に
測定するものである。
第2図は並列測定の一例であり、4個のデバイス21〜
24に対して4個のユニット11〜14から電圧・電流が供給
されている。
第2図では、1本の接地線31を使用しているため、デ
バイス21〜24間の接地電流I21〜I24の差、リレーコネク
タの接触抵抗、電線41〜80の抵抗などにより、デバイス
21〜24の接地電圧に差が出て、測定誤差となる。
次に、接地線によって電位差が起きる場合を第3図を
参照して説明する。
第3図は第2図の部分拡大図である。
第3図のリレーマトリックス10には、ユニット11・12
による電圧・電流が配線41〜60の抵抗によって誤差が起
きないようセンスラインと、フォースラインがある。
センスラインは、電圧の監視用であり、フォースライ
ンは電流供給用である。
第3図中、Sの記号はセンスラインを表し、Fの記号
はフォースラインを表す。
接地についても同じようにケルビン接続になってお
り、センスラインは電流が流れないようにハイインピー
ダンスになっている。
接地線もセンス・フォースで構成されているので、ユ
ニットの基準接地点はセンス・フォースのショートして
いる点になる。
第3図のように、接地のセンスラインが1本で、接地
のセンス・フォースのショート点が1か所でない場合
は、接地32、接地33のどちらを基準としているかが不明
になり、接地32・33間に電位差が起きることになる。
通常、ユニット11・12からデバイス21・22までは、リ
レーマトリックス10内の配線が1m以上はあり、またユニ
ット11・12内の電線抵抗やコネクタ・リレーの接触抵抗
など、ライン抵抗の合計は数百mΩ以上になる。
例えば、第3図の場合、デバイス21の接地32とデバイ
ス22の接地33との電位差は、I21×R50−I22×R60にな
る。ここに、I21はデバイス21の接地電流、I22はデバイ
ス22のの接地電流、R50はデバイス21の接地ラインの抵
抗、R60はデバイス22の接地ラインの抵抗である。
ユニット11・12は、接地32と接地33との電位差に対し
て、センスラインの抵抗R51・R61で分圧した電位を基準
に動作するので、デバイス21・22とも、加える電圧に誤
差が起きることになる。この誤差は、接地電流I21
I22、抵抗R50・R60により違うが、数百mVになる場合が
ある。
(c)発明の目的 この発明は、従来の接地線をデバイス単位で分け、分
けられた接地線を接断するスイッチを設け、デバイスを
1個測定する場合でも、並列測定をする場合でも、各ユ
ニットを高確度で使用できるリレーマトリックスの接地
回路を提供するものである。
(d)発明の実施例 次に、この発明による実施例の構成図を第1図に示
す。
第1図の1〜4は基準接地、5〜8はスイッチであ
り、その他の部分は第2図と同じである。
図1は、デバイス21〜24にそれぞれ独立して接地する
基準接地を個別に選択するスイッチ5〜7を設けたもの
である。
11〜14はデバイス21〜24に加える試験用の電圧・電流
を供給するユニットである。
リレーマトリックス10内のリレーが動作すると、ユニ
ット11〜14からリレーマトリックス10を介して電圧・電
流がデバイス21〜24に供給される。
リレーマトリックス10は、ケルビン接続になってい
る。
スイッチ5〜7は、デバイス21〜24を並列測定する場
合に、同時測定するデバイスの個数に合わせて接地線を
分割するスイッチである。
スイッチ5〜7をすべて接続すると、第2図と同じに
なり、ユニット11〜14のすべてに同じ基準電位を供給す
ることができる。
スイッチ5とスイッチ7を接続し、スイッチ6を切る
と、デバイス21・22による基準電位をユニット11・12に
送り、デバイス23・24による基電位をユニット13・14に
送ることができる。
また、スイッチ5〜7を切断すると、第1図のように
4か所のデバイス21〜24のそれぞれの基準電位がユニッ
ト11〜14にそれぞれ別々に送られるようになる。
スイッチ5〜7の接断は、リレーマトリックス10の接
点と同じく図示を省略した制御器の指令により制御され
る。
スイッチ5〜7をデバイス単位で分割することができ
るので、デバイス単位の基準接地を各ユニットに接続す
ることができ、デバイス21〜24間の接地に差が起きて
も、各ユニットはそれぞれの基準接地で動作するので、
確度の高い測定をすることができる。
スイッチ8は、並列測定のときに、どのデバイスにど
のユニットを対応させるかを決める役割をするもので、
ユニット11〜14の接地線とデバイス21〜24の基準接地1
〜4とを接続させるためのものである。
デバイス21〜24の接地線はそれぞれユニット11〜14に
接続されている。
スイッチ8がなく、リレーマトリックス10の配線が配
線60までしかない場合は、ユニット13・14は並列測定が
できないことになる。
スイッチ8の接続を変えると、リレーマトリックス10
の配線が配線60までしかない場合でも、ユニット13・14
を並列に測定することができるようになる。
(e)発明の効果 この発明によれば、ユニットの電圧・電流をリレーマ
トリックスを介してデバイスに加える場合、各デバイス
に基準接地線を設け、基準接地線を分離できるスイッチ
5〜8を配置しているので、並列測定を精度よく測定す
ることができるとともに、ピン数の多いデバイスを1個
測定する場合や、ピン数の少ないデバイスを並列接続し
て測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による実施例の構成図、第2図は従来
技術による構成図、第3図は第2図の部分拡大図であ
る。 1〜4……基準接地、5〜8……スイッチ、10……リレ
ーマトリックス、11〜14……ユニット、21〜24……デバ
イス、31〜34……接地、41〜80……配線。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一又は二以上のユニットからリレーマトリ
    ックスを介して試験用の電圧・電流を一又は二以上のデ
    バイスに供給するICテスタにおいて、 各デバイスごとに独立して接地する基準接地を個別に選
    択する第1のスイッチを設けることを特徴とするリレー
    マトリックスの接地回路。
  2. 【請求項2】各基準接地から複数のユニットに切り換え
    て接続する第2のスイッチを設けた請求項1記載のリレ
    ーマトリックスの接地回路。
JP1055829A 1989-03-08 1989-03-08 リレーマトリックスの接地回路 Expired - Lifetime JP2900036B2 (ja)

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