JP2897757B2 - ポインタ監視方式 - Google Patents

ポインタ監視方式

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JP2897757B2
JP2897757B2 JP14397397A JP14397397A JP2897757B2 JP 2897757 B2 JP2897757 B2 JP 2897757B2 JP 14397397 A JP14397397 A JP 14397397A JP 14397397 A JP14397397 A JP 14397397A JP 2897757 B2 JP2897757 B2 JP 2897757B2
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伸行 広木
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)通信におけるAAL(ATM Adapta
tion Layer)のTYPE1(タイプ1)を用
いたセルの分解処理(デセル化処理)に関し、特に構造
化データ転送(SDT)により転送されるフレームの先
頭位置をポインタ同期をとって識別する際のポインタ監
視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】AAL TYPE1を用いたデセル化処
理では、上記SDTにより転送されてきた送信側のCB
R信号(Constant Bit Rate信号:連
続的な信号)のフレーム先頭位置情報は、P−フォーマ
ットセル(先頭部分にポインタ値が格納されたセル)か
らポインタ値を検出しポインタ同期をとることで認識す
ることができる。そして、ポインタ同期確立後は次のP
−フォーマットセル及びそのポインタ値が予測できるた
め、その予測値と実際の受信ポインタ値とを照合するこ
とにより、ポインタの同期を監視し受信フレームの先頭
位置を認識している。
【0003】即ち、特開平6−268688号公報に開
示されているように、到着したセルのポインタの値と計
算手段により計算されたポインタの値(予測値)とを比
較照合することで、受信フレームの先頭位置を認識して
いる。そして、到着したセルのポインタ値と計算手段に
よる計算結果が異なった場合は、その計算値を到着セル
のポインタ値に合わせ、セルからフレームにするときに
その計算値の示す情報をフレームの先頭とするようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ITU−T(国際電気
通信連合)勧告のI.363.1のAAL TYPE1
では、「ATMコネクションが確立された後で最初に送
信されるセルはP−フォーマットセルであり、SAR−
PDU(Segmentation And Reas
sembly−Protocol Data Uni
t)ヘッダのSC(Sequence Count:シ
ーケンスカウント)値が「0」でかつポインタ値が
「0」である」と規定されており、送信側(セル化側)
では、このITU−T勧告I.363.1の規定にした
がってATMセルを送信する。
【0005】このような場合、従来のポインタ監視装置
においては、受信側(デセル化側)では受信した送信側
からのポインタの正当性を監視することができず、した
がってポインタの同期が外れた場合、受信側はその原因
が送信側にあるのか、あるいは受信側のポインタ予測回
路にあるのかが識別できないという課題があった。した
がって送信側の誤動作等により受信側でポインタの同期
が外れた場合、受信側では再同期をとるためにポインタ
予測値を受信ポインタに合わせることになるが、この場
合、誤ったポインタ同期の恐れがあり、また、受信側の
ポインタ予測回路においても、ポインタ同期確立後のポ
インタ予測が受信側装置の誤動作により誤った場合に、
そのポインタの正当性を監視することができず、正常な
ポインタ値を送信側から受信していても同期が外れてし
まう。
【0006】したがって本発明は、送信側でITU−T
勧告I.363.1の規定にしたがったATMセルを送
信し受信側で該セルを受信する場合、受信側でその受信
セルのポインタ値の正当性を的確に監視することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、送信側から送信されるITU−T勧
告I.363.1の規定にしたがったATMセルを受信
したときにこの受信セルのSAR−PDUヘッダ内のシ
ーケンスカウント値及びポインタ値がともに「0」を示
すセルを検出する検出手段と、シーケンスカウント値及
びポインタ値がともに「0」を示すセルの受信周期を算
出する算出手段と、検出手段により検出されるシーケン
スカウント値及びポインタ値がともに「0」を示すセル
が算出手段の算出周期にしたがって受信されていること
を監視する監視手段とを設けたものである。また、ポイ
ンタの同期が確立した後に、以降に受信されるシーケン
スカウント値及びポインタ値がともに「0」を示すセル
の周期を予測する予測手段を設け、監視手段は検出手段
により検出されるシーケンスカウント値及びポインタ値
がともに「0」となるセルの受信周期と予測手段の予測
値との一致を比較して予測手段の異常を検出するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るポインタ監視方式を
適用した装置の構成を示すブロック図である。本装置
は、ITU−T勧告のI.363.1のAAL TYP
E1にしたがったセル分解処理(デセル化処理)を行う
ものである。本装置で扱われるセルは53バイトからな
り、先頭の5バイトのヘッダ部にはVPI(バーチャル
パス識別子)及びVCI(バーチャルチャネル識別子)
領域が設けられ、続いて48バイトのペイロード領域と
なる。ペイロード領域の先頭部分にはSAR−PDUヘ
ッダ領域が設けられ、そのSAR−PDUヘッダの先頭
の1バイトはSC(シーケンスカウント)値が格納され
る領域が設けられ、次の1バイトにポインタ値が格納さ
れる領域が設けられている。
【0009】図1において、本装置は、受信したATM
セルのVPI及びVCIの各フィルタ処理を行うATM
レイヤ処理部10と、SAR−PDUヘッダのSN誤り
/訂正を行うSN補正処理部20と、セルの損失/誤配
の検出及び補完処理を行う損失/誤配処理部30と、C
BR信号のフレーム先頭位置を検出しポインタ同期を確
立するポインタ処理部40と、遅延吸収バッファ50と
からなる。
【0010】ここで、本発明の要部であるポインタ処理
部40は、P−フォーマットセルからポインタ値を検出
するポインタ検出処理部41と、ATMコネクションが
確立された後にポインタ検出処理部41で検出したポイ
ンタ値からCBR信号のフレーム先頭位置を認識し、か
つ以降のP−フォーマットセルのSC値及びそのセルの
ポインタ値を予測し、その予測値と実際に検出したポイ
ンタ値とを照合しポインタ同期を監視するポインタ予測
処理部42と、ATMコネクションが確立後、最初の受
信セルが以降周期的に受信されることを監視する監視処
理部43とからなる。
【0011】次に本装置におけるポインタ監視動作につ
いて詳細に説明する。ITU−T勧告のI.363.1
のAAL TYPE1では、「ATMコネクションが確
立された後で最初に送信されるセルはP−フォーマット
セルであり、SAR−PDUヘッダのSC(シーケンス
カウント)値が「0」でポインタ値が「0」である」と
規定されている。このITU−T勧告の規定にしたがっ
て送信側から送られ受信側で受信される、SC値が
「0」かつポインタ値が「0」のP−フォーマットセル
は、ATMコネクション確立後に最初に受信されるもの
である。そして、以降、受信側ではこのSC値が「0」
かつポインタ値が「0」のP−フォーマットセルが周期
的に受信される。
【0012】ここで、この受信周期をT、CBR信号の
1フレームのデータ長をNバイト、SC値が「0」から
「7」までの8セル分を1サイクルとすると、周期Tは
Nサイクルとして表すことができる。したがって、監視
処理部43では、SC値が「0」でかつポインタ値が
「0」のP−フォーマットセルが第1番目に受信され、
以降、Nサイクル毎にSC値が「0」でかつポインタ値
が「0」のP−フォーマットセルが順次受信されること
を監視する。この結果、ITU−T勧告I.363.1
で規定されこの規定に従って送信される送信側のポイン
タ付加の正当性を、受信側で的確に監視することができ
る。
【0013】ここでもしこのNサイクルで上記P−フォ
ーマットセルが受信されなければ、監視処理部43は、
ITU−T勧告I.363.1で規定されている送信側
のポインタ付加の異常、またはポインタ値のビット誤り
と見なしてアラーム(ALM)を出力する。また、この
場合、そのアラームを送信側へ送って送信側の図示しな
いポインタ付加回路をクリアさせ、SC値が「0」でか
つポインタ値が「0」の1番目のP−フォーマットセル
から送信させるようにする。
【0014】一方、ポインタ予測処理部42では、ポイ
ンタ同期確立後のPーフォーマットセルのSC値及びそ
のポインタ値を予測している。そしてその予測値も、上
記のNサイクル毎にSC値が「0」でかつポインタ値が
「0」となっている。従って監視処理部43では、実際
に検出したP−フォーマットセルのSC値及びポインタ
値と、ポインタ予測処理部42の予測値とを比較するこ
とでその予測値の正当性を監視することができ予測値の
信頼性を向上させることが可能になる。従って監視処理
部43では、装置の誤動作などによるポインタ予測値の
誤りを検出することができ、このような予測値誤りのと
きには同様にアラーム出力を行う。
【0015】このように、ITU−T勧告I.363.
1の規定にしたがって送信側でポインタ付加して送信す
る場合、受信側ではSC値が「0」でかつポインタ値が
「0」のP−フォーマットセルが周期的に受信されるた
め、その周期を監視することにより受信セルのポインタ
値、即ち送信側ポインタ付加の異常検出を行うことがで
き、さらにはポインタ予測処理部42における予測ポイ
ンタ値の異常も検出することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側から送信されるITU−T勧告I.363.1の規
定にしたがったATMセルを受信したときにこの受信セ
ルのSAR−PDUヘッダ内のシーケンスカウント値及
びポインタ値がともに「0」を示すセルを検出するとと
もに、シーケンスカウント値及びポインタ値がともに
「0」を示すセルの受信周期を算出し、検出されるシー
ケンスカウント値及びポインタ値がともに「0」を示す
セルが、算出された受信周期で受信されているか否かを
監視するようにしたので、送信側でITU−T勧告I.
363.1の規定にしたがったATMセルを送信し受信
側で該セルを受信する場合、受信側でその受信セルのポ
インタ値の正当性を的確に監視できる。また、ポインタ
の同期が確立した後に、以降に受信されるシーケンスカ
ウント値及びポインタ値がともに「0」を示すセルの周
期を予測する予測手段を設け、実際に検出されるシーケ
ンスカウント値及びポインタ値がともに「0」となるセ
ルの受信周期と予測手段の予測値との一致を比較して予
測手段の異常を検出するようにしたので、予測手段の予
測値の異常を的確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るポインタ監視方式を適用した装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…ATMレイヤ処理部、20…SN補正処理部、3
0…損失/誤配処理部、40…ポインタ処理部、41…
ポインタ検出処理部、42…ポインタ予測処理部、43
…監視処理部、50…遅延吸収バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 12/56

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から送信されるATMセルを受信
    したときにその受信セルのSAR−PDU(Segme
    ntation And Reassembly−Pr
    otocol Data Unit)ヘッダ内のシーケ
    ンスカウント値及びポインタ値がともに「0」を示すセ
    ルを検出する検出手段と、 前記シーケンスカウント値及びポインタ値がともに
    「0」を示すセルの受信周期を算出する算出手段と、 検出手段により検出されるシーケンスカウント値及びポ
    インタ値がともに「0」を示すセルが前記算出手段の算
    出周期にしたがって受信されていることを監視する監視
    手段とを備えたことを特徴とするポインタ監視方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 さらにポインタの同期が確立した後に、以降に受信され
    るシーケンスカウント値及びポインタ値がともに「0」
    を示すセルの周期を予測する予測手段を備え、前記監視
    手段は検出手段により検出されるシーケンスカウント値
    及びポインタ値がともに「0」となるセルの受信周期と
    予測手段の予測値との一致を比較して予測手段の異常を
    検出することを特徴とするポインタ監視方式。
  3. 【請求項3】 送信側から送信されるATMセルを受信
    したときにその受信セルのSAR−PDU(Segme
    ntation And Reassembly−Pr
    otocol Data Unit)ヘッダ内のシーケ
    ンスカウント値及びポインタ値がともに「0」を示すセ
    ルを検出する検出手段と、 前記シーケンスカウント値及びポインタ値がともに
    「0」を示すセルの受信周期を算出する算出手段と、 検出手段により検出されるシーケンスカウント値及びポ
    インタ値がともに「0」を示すセルが前記算出手段の算
    出周期にしたがって受信されているか否かを監視する監
    視手段と、 ポインタの同期が確立した後に、以降に受信されるシー
    ケンスカウント値及びポインタ値がともに「0」となる
    セルの受信周期を予測する予測手段とを備え、前記監視
    手段はシーケンスカウント値及びポインタ値がともに
    「0」を示すセルが前記算出手段の算出周期にしたがっ
    て受信されない場合はアラームを出力すると共に、前記
    セルの受信周期と予測手段の予測値との一致を比較して
    予測手段の異常を検出することを特徴とするポインタ監
    視方式。
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EP1225732B1 (en) 2001-01-19 2006-04-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and device for assigning cell data units to sequential storage positions of data frames using a pointer position estimation

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