JP2897254B2 - 共重合体軟質セグメントを有するスパンデックス繊維 - Google Patents
共重合体軟質セグメントを有するスパンデックス繊維Info
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Description
−メチルテトラヒドロフランの共重合体から誘導された
ポリウレタン−尿素スパンデックス重合体から製造され
る乾式紡糸された弾性繊維に関する。特に本発明はジア
ミンの混合物で連鎖延長された共重合体の、イソシアネ
ートでキャップ(cap)されたグリコールから誘導され
たスパンデックス重合体より製造した繊維類に関する。
本発明の繊維は力(power)、伸び、ヒート−セット効
率及び湿熱(hot−wet)クリープの極めて望ましい組み
合わせを有している。
/3−メチルテトラヒドロフラン共重合体から製造された
グリコールをジイソシアネートと反応させ、こうしてキ
ャップされたグリコールをジアミンの特定の混合物で連
鎖延長することにより製造されるスパンデックス重合体
から形成され、該繊維は力、湿熱クリープ及びヒート−
セット効率の極めて望ましい組み合わせを有し、高速の
紡糸及び巻取速度で製造することが可能であることであ
る。
デックス重合体から製造された弾性繊維は、その加水分
解耐性及び伸張、回復及び力の望ましい性質のために周
知である。プロダクツ・ライセンシング・インデックス
(Product Licensing Index)、リサーチ・ディスクロ
ージャーズ(Research Disclosures)、第8810条項(19
71年8月)は、ポリエーテル軟質セグメントがテトラヒ
ドロフラン(“THF")及び3−メチルテトラヒドロフラ
ン(“3−MeTHF")の共重合体から誘導されているよう
なスパンデックス繊維を開示している。スパンデックス
重合体が製造されるヒドロキシル末端共重合ポリエーテ
ルは、4ないし20モル%の分子量650ないし4,500(好適
には2,400ないし3,800)の3−MeTHFを含んでいる。特
に14%の3−MeTHFを含む分子量3,300の共重合体が記載
されている。又(a)分子量4,000ないし12,000の“キ
ャップされたグリコール”、(b)ジイソシアネートキ
ャップ剤、2,4−トリレンジイソシアネート、p,p′−メ
チレンジフェニルジイソシアネート、及び4,4′−メチ
レンジシクロヘキシルジイソシアネート及び(c)一種
又は多数の通常のジアミン連鎖延長剤(例えばエチレン
ジアミン、プロピレンジアミン及びキシリレンジアミ
ン)が開示されている。こうして製造されたセグメント
化(segmented)重合体は10ないし30%の硬質セグメン
トを含み、湿式又は乾式紡糸用のジメチルホルムアミド
及びジメチルアセトアミドのような溶剤中で都合良く製
造される。共重合ポリエーテルスパンデックス繊維は、
THF均質重合体から製造された類似の繊維に比較して、
小さいヒステリシス(即ち、伸張及び回復力の間の小さ
い差)、加水分解に対する良好な抵抗性、及び伸び及び
強力(tenacity)の改善された組み合わせを有してい
る。
デックスの該当条項に特に記載された重合体から製造さ
れた糸はヒート−セット特性に乏しく、そのためスパン
デックス繊維を含む或種の繊維布及び糸のヒート−セッ
トが問題となることがある。スパンデックス繊維は低い
ヒート−セット効率を有している。該繊維で作られた糸
はヒート−セットのために長い時間及び高い温度を必要
とする。ナイロン繊維並びに該スパンデックス繊維を含
む繊維布において、ヒート−セット温度が高いと屡々繊
維布の不均一性を招く。かような糸は又往々にして破断
強度が小さく、糸を繊維布に織物加工する際の困難又は
装着の際の早過ぎる破損を招く可能性がある。こうした
困難及び破損は女性の靴下及び水着に使用されるような
デニールの細いスパンデックスフィラメントを有する糸
の場合特に顕著である。従ってスパンデックス糸を扱う
業界においては、それらの既知の優れた特性の外に、低
温において良好なヒート−セット性を有するようなポリ
エーテル−基材スパンデックス糸に対する要望がある。
体から製造される改善された弾性糸を提供する。重合体
は軟質及び硬質セグメントを有し、有機ジイソシアネー
トでキャップされ、次いでジアミンで連鎖延長されたテ
トラヒドロフラン及び3−メチルテトラヒドロフランの
ヒドロキシル末端共重合体から誘導される。本発明の改
良点は、連鎖延長剤が二種のジアミンの混合物であり、
第一のジアミンはエチレンジアミン、1,3−プロピレン
ジアミン、及び1,4−シクロヘキシレンジアミンから選
択され、且つ第二のジアミンは2−メチルペンタメチレ
ンジアミン水素化m−フエニレンジアミン及び1,2−プロ
ピレンジアミンから選択された連鎖延長助剤(coextend
er)であり、ジアミンの混合物中の延長助剤の濃度は20
ないし50モル%の範囲であること、及び硬質セグメント
が重合体の5.5ないし9重量%の量であることから成
る。
を乾式紡糸し、及び少なくとも500m/分の速度でそれら
を巻取ることから成る上記のTHF/3-MeTHF共重合ポリエ
ーテル−基剤スパンデックス重合体から繊維を製造する
方法を含んでいる。
は普通の定義;即ち少なくとも85重量%のポリウレタン
セグメントを含む長鎖状合成重合体という意味を有して
いる。“軟質セグメント”及び“硬質セグメント”とい
う用語はスパンデックス鎖の特定の部分を称する。軟質
セグメントはポリウレタン−尿素重合体鎖の共重合ポリ
エーテル部分であり、及び硬質セグメントはイソシアネ
ートとジアミン連鎖延長剤の反応から誘導される部分で
ある。重合体のイソシアネート末端基含量はNCO含量の
ことを称する。“分子量”は数平均分子量を意味する。
“繊維”はステープル繊維及び連続フィラメントを含
む。
の意味を有する: THF テトラヒドロフラン 3-MeTHF 3−メチルテトラヒドロフラン HMPD 水素化された m−フェニレンジアミン MPMD 2−メチルペンタメチレンジアミン EDA エチレンジアミン PDA 1,3−プロピレンジアミン CHDA 1,4−シクロヘキシレンジアミン MDI p,p′−メチレンジフェニルジイソシアネー
ト TDI 2,4−トリレンジイソシアネート PICM 4,4′−メチレン−ビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート) DMAc ジメチルアセトアミド 本発明の繊維は通常慣用のスパンデックス重合体溶剤
(例えばDMAc)中の重合体の溶液から共重合ポリエーテ
ル−基剤ポリウレタン−尿素スパンデックス重合体の乾
式紡糸によって製造される。重合体は有機ジイソシアネ
ートとTHF/3-MeTHF共重合ポリエーテルグリコールと
を、ジイソシアネート対グリコールのモル比を1.6ない
し2.3、好適には1.8ないし2.0の範囲として反応させ、
“キャップされたグリコール”を生成することによって
製造される。キャップされたグリコールを次いでジアミ
ン連鎖延長剤と反応させる。得られる重合体において、
軟質セグメントは重合体鎖の共重合ポリエーテル/ウレ
タン部分である。これらの軟質セグメントは60℃よりも
低い熔融温度を呈する。硬質セグメントは重合体鎖のポ
リウレタン/尿素部分であり;これらは200℃よりも高
い熔融温度を持っている。硬質セグメントは重合体の合
計重量の5.5ないし9%、好適には6ないし7.5%の量で
ある。
る際に使用するのに適当したグリコールは、THF及び3-M
eTHFの共重合ポリエーテルから誘導される。共重合ポリ
エーテルは3-MeTHFを4ないし20モル%、好適には10な
いし17%の範囲に含んでいる。共重合ポリエーテルは2,
000ないし6,000、好適には3,000ないし4,000の範囲内の
分子量を有している。共重合ポリエーテルはアーンスト
(Ernst)の米国特許第4,590,285号及び第4,590,312号
により開示された一般法によって製造でき、その全体の
開示を参照して参考とされたい。別法として、共重合ポ
リエーテルは前に引用したプロダクツ・ライセンシング
・インデックスの該当条項に開示された一般法に従っ
て、触媒としてフルオロスルホン酸(HFSO3)を用いTHF
及び3-MeTHFの重合によって製造することができる。一
般に共重合ポリエーテル中の3-MeTHFの濃度が4モル%
よりも少ない時は、通常THF/3-MeTHF軟質セグメントを
有するスパンデックス繊維から作られた繊維に随伴する
ヒステリシス、伸び及び力における利点は得られない。
共重合ポリエーテル中の3-MeTHFの濃度が20モル%以上
であると経費がかかり、そして重合を実施する際に困難
が生じる。
適当な有機ジイソシアネートは、慣用のジイソシアネー
ト、例えばメチレン−ビス(4−フェニルイソシアネー
ト)(MDI)、2,4−トリレンジイソシアネート、4,4′
−メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート)、
イソホロンジイソシアネート、テトラメチレン−p−キ
シリレンジイソシアネート等を含んでいる。MDIが好適
である。
に連鎖延長剤の混合物が使用される。混合物は(a)エ
チレンジアミン(EDA)、1,3−プロピレンジアミン及び
1,4−シクロヘキサンジアミンから選択されたジアミン
及び(b)水素化m−フェニレンジアミン(HPMD)、2
−メチルペンタメチレンジアミン(MPMD)及び、1,2−
プロピレンジアミンから選択されたジアミン連鎖延長助
剤を含有すべきである。
には30ないし45モル%のMPMD又はHMPD延長助剤を含有す
る。このように高含量の延長助剤は異例である。従来、
ジアミン延長助剤がエラストマーに使用される時には、
延長助剤の通常量は一般に10ないし20%の範囲であっ
た。本発明で使用されるような高濃度の延長助剤は湿熱
クリープ及び得られるエラストマーの強力に有害な効果
を有すると信じられていた。しかし、後記の実施例に示
されるように、本発明の共重合ポリエーテル基剤スパン
デックス繊維を製造するために使用される特定のジアミ
ン混合物中における高濃度の延長助剤は、特に高速度で
紡糸される繊維の場合、クリープに悪影響を与えること
なく、繊維の強力及びセット特性に極めて好ましい効果
を有している。本発明のTHF/3-MeTHF共重合ポリエーテ
ル基剤のスパンデックス繊維中の延長助剤が20モル%以
下では、強力は小さく及び紡糸速度と共に減少し、及び
ヒート−セット効率は所望の程度より低くなる。
るために使用されるジアミン連鎖延長剤の合計量は、ス
パンデックス重合体の全重量の5.5ないし9%、好適に
は6ないし7.5%に達する量の硬質セグメントを生じる
のに充分でなければならない。硬質セグメントの量が9
%を超えると、スパンデックス重合体は繊維を乾式紡糸
するのに使用される溶剤に難溶性となり、且つかような
重合体から製造された繊維は伸びに欠ける。硬質セグメ
ントの量が5.5%よりも少ない量の時には、スパンデッ
クスは殆ど繊維を形成しなくなり、且つこうした重合体
から製造された繊維は回復力が小さく、そして伸張され
た時に残留歪を過剰に残すものとなる。
でいる。スパンデックス繊維は慣用の溶剤中において4
ないし20モル%の3−メチルテトラヒドロフランを含む
テトラヒドロフラン及び3−メチルテトラヒドロフラン
のヒドロキシル−末端共重合体から形成される。共重合
ポリエーテルグリコールはp,p′−メチレンジフェニル
ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート又
は4,4′−メチレンジシクロヘキシルジイソシアネート
を用い、ジイソシアネート対グリコールのモル比を1.6
ないし2.3、好適には1.8ないし2.0としてキャップされ
る。キャップされたグリコールは次いで二種のジアミン
の混合物で連鎖延長される。第一のジアミンはエチレン
ジアミン(好適な第一ジアミン)、又は1,3−プロピレ
ンジアミン又は1,4−シクロヘキシルジアミンである。
第二のジアミン、延長助剤は2−メチルペンタメチレン
ジアミン又は水素化m−フェニレンジアミンである。2
−メチルペンタメチレンジアミンが好適である。延長助
剤の量はジアミン混合物の20ないし50、好適には30ない
し45モル%である。次いで重合体溶液はオリフィスを通
して乾式紡糸される。フィラメントは少なくとも1分間
当たり400m(好適には少なくとも600m/分)の速度で引
張られ、次いで少なくとも1分間当たり500m(好適には
少なくとも750m/分)の速度で巻取られる。このような
高速度は乾式スパンデックス繊維の製造には異例であ
る。下記の実施例に示されるように、望ましい性質を併
せ持つ本発明のスパンデックス糸は、900m/分又はそれ
より高速度で巻き取ることができる。
一般に少なくとも0.6g/dtexの破断時強力、少なくとも4
00%の破断点伸び、少なくとも70%のヒート−セット効
率及び65%より大きくない湿熱クリープを有している。
種の特性及び性質は下記の方法によって測定された。
(Flory)、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサイエティ(Journal of American Chemical Socie
ty)、58巻、1877-1885頁(1936)に従って、下記式 但しMは数平均分子量であり、 Rはイソシアネート対グリコールのモル比であり、 下付き文字“g"はグリコールを示し、 下付き文字“di"はジイソシアネートを示し、 下付き文字“da"はジアミン(モル平均分子量)を表
す、 によって計算される。
のヒドロキシル数から測定され、それはアナリティカル
・ケミストリ(Analytical Chemistry)、52巻、第8
号、1374-1376頁(1980年7月)所載のS.L.ウェロン(W
ellon)等の“ポリウレタンポリオール及び他のアルコ
ール類のヒドロキシル含量の定量(Determination of H
ydroxyl Content of Polyurethane Polyol and Other A
lcohols)”に記載されたイミダゾール−ピリジン触媒
法によって測定される。
NCO含量はS.シギア(Siggia)の“官能基による定量有
機分析(Quantitative Organic Analysis via Function
al Group)”、第3版、ウィリー・アンド・サンズ(Wi
ley & Sons)社、ニューヨーク、559−561頁(196
3)の方法に従って測定された。
ASTM D2731−72の一般的方法に従って測定された。ゲー
ジ長さ2インチ(5cm)の三本の加工糸、及び零ないし1
00%延伸循環試験法が各測定に使用される。試料は1分
間当たり800%の一定の延伸速度で5回循環試験され
る。応力がかかっていない時の長さの100%及び300%に
繊維が伸ばされる時の最初のサイクルの荷重負荷部分に
ついて、荷重負荷力(load power)P100及びP300が夫々
測定される。応力がかかっていない時の長さの300%か
ら100%に繊維が収縮する時の、5番目のサイクルの荷
重除去部分について、荷重除去力(unload power)UP
300及びUP100が夫々測定される。荷重負荷力及び荷重除
去力は始めの未伸張のdtex当たりのmgで表現される。5
番目のサイクルの完了後、繊維を破断するまで伸張して
伸びEb、及び強力Tbを測定し、これらは夫々未伸張の始
めの長さの百分率及び始めのdtex当たりのgとして表現
される。
長さの1.5倍に保持し、195℃に60秒間加熱し、緩和し、
次いで30分間沸騰水中に浸漬した試料について測定され
る。次いでヒート−セット効率の百分率は下記: %HSE=100(Lr−L0)/(Le−L0) =200(Lr−L0)/L0 但し L0は始めの長さであり、Leは糸がその始めの長
さの1.5倍(即ち1.5L0)まで延伸された後の糸の長さで
あり、及びLrは沸騰水に暴露した後の糸の長さである、 のようにして計算される。ヒート−セット効率が高けれ
ば高い程、繊維をヒート−セットすることが容易であ
る。
それを始めの長さの3倍(3L0)に延伸し、97ないし10
0℃の範囲の温度に保持された水浴中に延伸された条件
下で30分間浸漬し、糸を浴から取り出し、張力から解放
し、そして最終長さLを測定する前に室温で30分間試料
を緩和させることにより測定される。湿熱クリープ百分
率は下記式: %HWC=100(L−L0)/L0 から計算される。
いて優れた性能を与える。
発明のTHF/3-MeTHF共重合体ポリエーテル基剤スパンデ
ックス繊維(糸1及び2)の性質が、一種のアミンだけ
を用いて連鎖延長された以外は同様であるスパンデック
ス重合体から製造された類似の糸(比較糸A及びB)よ
りも優れていることを呈示する。糸1及び比較Aは慣用
の速度で乾式紡糸された。糸2及び比較Bは比較的高い
速度で乾式紡糸された。
アーンストの米国特許第4,590,312号、第3欄、13-27行
所載の一般法に従ってTHF及び3-MeTHF(3-MeTHF含量15
モル%)から製造された。共重合ポリエーテルグリコー
ルをグリコール1モル当たりMDI1.85モルの比でMDIと混
合し、約90℃で約95分間加熱すると1.8重量%のNCO含量
を有するイソシアネート末端共重合ポリエーテルグリコ
ール(即ちキャップされたグリコール)が得られる。キ
ャップされたグリコールを冷却し、DMAcに添加して約50
%の固形物を有する混合物とする。混合物を約10分間徹
底的に撹拌する。次いで溶液がまだ撹拌されている間
に、(1)追加量のDMAc中の60モル%のEDAと40モル%
のMPMDから成る化学量論的な量の混合物及び(2)DMAc
中の約7モル%(全体のジアミンに対して)のジエチル
アミンの添加を行った。得られるセグメント化共重合ポ
リエーテルグリコールポリウレタン−尿素重合体の溶液
は約35%の固形分(重量基準)を含み、及び40℃で約24
00ポイズの粘度を有していた。重合体はDMAc中で0.5g/1
00mlの溶液濃度で25℃で測定すると、0.95の極限粘度を
有していた。
チル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−1,
3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)−トリオン及び
ハント(Hunt)の米国特許第3,428,711号に記載された
種類のジイソプロピルアミノエチルメタクリレート/デ
シルメタクリレート(70:30重量比)を添加した。二種
の添加剤は夫々溶液中の全固形分の1.5重量%及び2重
量%の量であった。慣用の方法で溶液を乾式紡糸し、44
dtex、4フィラメント凝固糸(coalesced yarn)を製造
した。フィラメントを慣用の引張ロールで440m/分の速
度で紡糸口金から引張り、円筒形のコア上に585m/分で
巻取った。こうして作られた糸は糸1と称される。
に100%のEDAである以外は、糸1と類似の方法で製造さ
れた。
巻取り速度を585m/分の代わりに945m/分として上記の方
法を繰り返し、本発明の糸2及び比較糸Bを形成した。
こうした速い紡糸速度は満足できるスパンデックス繊維
の製造には異例であることに注目されたい。
ば、本発明の糸の荷重除去力は、特に高い巻取速度にお
いて比較糸よりも大であることを示している。特に糸1
対比較Aについては88%対74%及び糸2対比較Bについ
ては84%対64%とヒート−セット効率が改善されている
ことに留意されたい。これらのデータは本発明の糸が6
ナイロン繊維を含む混合糸について工業的に通常使用さ
れている温度及び滞留時間でヒート−セットできること
を示している。データによればまた重合体中に延長助剤
が存在することは、スパンデックス糸の湿熱クリープ性
に、例えあったにしても、殆ど僅かしか悪影響を有して
いないことを示している。従ってかような本発明の糸で
つくられた繊維布は、糸の力に許容し難い損失を与える
ことなく、湿熱仕上げ処理を可能とするものである。
タは、本発明の糸は比較糸(糸2対比較糸Bの場合0.71
対0.40g/dtex)よりも強力の点で著しく改善されてい
る。従来は、延長助剤の使用は、もしあったとしても、
強力に殆ど影響しないと信じられていた。データによれ
ば又本発明の糸及び比較糸の間の破断点伸びの差異は、
遅い巻取速度におけるよりは速い巻取速度において一層
小さいことが示されている。
ミン(HMPD)によりMPMDを代用し、(b)1,3−プロピ
レンジアミンによりEDAを代用し、及び(c)1,4−シク
ヘキシレンジアミンによりEDAを代用して、上記の方法
を繰り返すことによって製造された。各々の場合共本発
明の糸の上記の利点の大部分は明らかであった。しか
し、重合体中にMPMD延長助剤を用いて製造された本発明
の糸が最も好ましい性質を示す糸であった。
ーテルグリコールを用いて実施例1を繰り返した。モル
比を1.98としてグリコールをMDIでキャップし、NCO含量
を2.3%とした。次いでキャップされたグリコールを80
モル%のEDA及び20モル%のHMPDを含む混合物と反応さ
せた。44dtex4フィラメント糸(糸3)を乾式紡糸し、9
45m/分で巻取った。唯一のジアミン延長剤EDAを使用し
た以外は同様な方法で比較糸(糸C)を製造した。70/3
0 EDA/MPMDアミン延長剤を用いて、本発明の他の糸
(糸4)を同様に製造した。第II表は各糸の性質を総括
するものである。
の糸の強力及びヒート−セット効率が糸の湿熱クリープ
性に悪影響を及ぼすことなく、本発明における重合体に
延長助剤が存在することによって改善されることを示し
ている。
ミンで連鎖延長されたテトラヒドロフランと3−メチル
テトラヒドロフランのヒドロキシル−末端共重合体生成
物である、軟質及び硬質のセグメントを有するポリエー
テル基剤ポリウレタン−尿素スパンデックス重合体の乾
式紡糸された改良された弾性繊維であって、 連鎖延長剤は二種のジアミンの混合物であり、第一の
ジアミンはエチレンジアミン、1,3−プロピレンジアミ
ン、及び1,4−シクロヘキシレンジアミンから選択さ
れ、且つ第二のジアミンは2−メチルペンタメチレンジ
アミン、水素化m−フェニレンジアミン及び1,2−プロピ
レンジアミンから選択された延長助剤であり、 ジアミンの混合物は20ないし50モル%の第二のジアミ
ンを含有しており、 及び硬質セグメントが重合体の5.5ないし9モル%の
量であること から成る改良。
3−メチルテトラヒドロフランを含む上記1に記載の弾
性繊維。
ルジイソシアネートであり、第一のジアミンがエチレン
ジアミンであり、連鎖延長助剤がジアミン混合物の30な
いし45モル%の量の2−メチルペンタメチレンジアミン
であり、硬質セグメントが重合体重量の6ないし7.5%
の量である上記2に記載の弾性繊維。
%の破断点伸び、少なくとも27mg/dtexの300%伸び点に
おける荷重除去力、少なくとも70%のヒート−セット効
率及び65%より大きくない湿熱クリープを有する上記1
に記載の弾性フィラメントから形成された糸。
を含むテトラヒドロフランと3−メチルテトラヒドロフ
ランのヒドロキシル−末端共重合体から、グリコールを
有機ジイソシアネートでキャップし、次いでジアミンで
連鎖延長してスパンデックス重合体を有機溶剤中で形成
し、そして次いで重合体がオリフィスを通して乾式紡糸
されて弾性フィラメントを形成するスパンデックス繊維
を製造する方法において、 ジイソシアネートで共重合グリコールをキャップし、
その際ジイソシアネート対グリコールのモル比が1.6な
いし2.3の範囲であること、 キャップされた共重合体を二種のジアミンの混合物で
連鎖延長し、その際第一のジアミンはエチレンジアミ
ン、1,3−プロピレンジアミン、及び1,4−シクロヘキシ
レンジアミンがら選択され、且つ第二のジアミンは2−
メチルペンタメチレンジアミン、水素化m−フェニレン
ジアミン及び1,2−プロピレンジアミンから選択された
連鎖延長助剤であり、ジアミンの混合物は重合体の5.5
ないし9モル%の量の硬質セグメントを有するスパンデ
ックス重合体を生じるように20ないし50モル%の第二の
ジアミンを含有していること、 乾式紡糸されたフィラメントを少なくとも400m/分の
速度で引張り、及びフィラメントを少なくとも500m/分
の速度で巻取ること、 から成る改良方法。
ルジイソシアネートであって、ジイソシアネート対グリ
コールのモル比が1.8ないし2.0の範囲内にあり、連鎖延
長剤がエチレンジアミン及び2−メチルペンタメチレン
ジアミン延長助剤の混合物であって、延長助剤の量はジ
アミン混合物の30ないし45モル%であり、引張速度は少
なくとも600m/分で、巻取速度は少なくとも750m/分であ
る上記5に記載の方法。
の方法。
Claims (2)
- 【請求項1】有機ジイソシアネートでキャップされ、次
いでジアミンで連鎖延長されたテトラヒドロフランと3
−メチルテトラヒドロフランのヒドロキシル−末端共重
合体生成物である、軟質及び硬質のセグメントを有する
ポリエーテル基剤ポリウレタン−尿素スパンデックス重
合体の乾式紡糸された改良された弾性繊維であって、 連鎖延長剤は二種のジアミンの混合物であり、第一のジ
アミンはエチレンジアミン、1,3−プロピレンジアミ
ン、及び1,4−シクロヘキシレンジアミンから選択さ
れ、且つ第二のジアミンは2−メチルペンタメチレンジ
アミン、水素化m−フェニレンジアミン及び1,2−プロ
ピレンジアミンから選択された延長助剤であり、 ジアミンの混合物は20ないし50モル%の第二のジアミン
を含有しており、 硬質セグメントが重合体の5.5ないし9モル%の量であ
る、 ことを特徴とする改良された繊維。 - 【請求項2】4ないし20モル%の3−メチルテトラヒド
ロフランを含むテトラヒドロフランと3−メチルテトラ
ヒドロフランのヒドロキシル−末端共重合体から、グリ
コールを有機ジイソシアネートでキャップし、次いでジ
アミンで連鎖延長してスパンデックス重合体を有機溶剤
中で形成し、そして次いで重合体がオリフィスを通して
乾式紡糸されて弾性フィラメントを形成するスパンデッ
クス繊維を製造する方法において、 ジイソシアネートで共重合グリコールをキャップし、そ
の際ジイソシアネート対グリコールのモル比が1.6ない
し2.3の範囲であること、 キャップされた共重合体を二種のジアミンの混合物で連
鎖延長し、その際第一のジアミンはエチレンジアミン、
1,3−プロピレンジアミン、及び1,4−シクロヘキシレン
ジアミンから選択され、且つ第二のジアミンは2−メチ
ルペンタメチレンジアミン、水素化m−フェニレンジア
ミン及び1,2−プロピレンジアミンから選択された連鎖
延長助剤であり、ジアミンの混合物は重合体の5.5ない
し9モル%の量の硬質セグメントを有するスパンデック
ス重合体を生じるように20ないし50モル%の第二のジア
ミンを含有していること、 乾式紡糸されたフィラメントを少なくとも400m/分の速
度で引張り、及びフィラメントを少なくとも500m/分の
速度で巻取ること、 を特徴とする改良方法。
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