JP2897022B2 - カメラの誤動作検出装置 - Google Patents
カメラの誤動作検出装置Info
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- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/08—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,AFカメラに係り、特に撮影時におけるシャ
ッターやレンズの誤動作を検出する装置に関する。
ッターやレンズの誤動作を検出する装置に関する。
[従来の技術] AFカメラでは、測光結果に基づくシャッターの開閉の
測距結果によるレンズの繰出し等はステッピングモータ
によって,その駆動が制御されている。すなわち、AFカ
メラでは内部にマイクロコンピュータが組み込まれてい
る関係上、各センサーから得たデータに基づいて各種の
制御をデジタル的に行うことが好適であることから、上
述のようにステッピングモータ(パルスモータ)が汎用
されている。
測距結果によるレンズの繰出し等はステッピングモータ
によって,その駆動が制御されている。すなわち、AFカ
メラでは内部にマイクロコンピュータが組み込まれてい
る関係上、各センサーから得たデータに基づいて各種の
制御をデジタル的に行うことが好適であることから、上
述のようにステッピングモータ(パルスモータ)が汎用
されている。
係る装置ではステッピングモータを駆動する電源が必
要とされるが、この電源がモータ駆動中に切れたり、ま
た何等がの原因によって初期設定位置よりずれていた場
合に、これに気づかず撮影を行うと露出が大きくずれた
り、ピントずれを生じることとなる。
要とされるが、この電源がモータ駆動中に切れたり、ま
た何等がの原因によって初期設定位置よりずれていた場
合に、これに気づかず撮影を行うと露出が大きくずれた
り、ピントずれを生じることとなる。
一方、モータが初期設定位置にあっても、駆動中にパ
ルス抜けのような脱調現象を生じて位相ずれを生じた
り、或いは連結係の不具合、レンズを合焦位置に設定す
るためのマグネットの不良により結果的にレンズやシャ
ッターが正常に動作しない虞れもある。
ルス抜けのような脱調現象を生じて位相ずれを生じた
り、或いは連結係の不具合、レンズを合焦位置に設定す
るためのマグネットの不良により結果的にレンズやシャ
ッターが正常に動作しない虞れもある。
従来より係る異常を検出してユーザーに通知するよう
にしたものが知らされている。
にしたものが知らされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし,検出すべき動作や機構に対して各々検出手段
を講じるとなれば、小形化、低廉化の要請の下では、ス
ペースやコストの面で好ましくない。
を講じるとなれば、小形化、低廉化の要請の下では、ス
ペースやコストの面で好ましくない。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、シャッター及
びレンズの各々の動作が適正かどうかのチェックを共通
の検出装置で行うようにしたものである。
びレンズの各々の動作が適正かどうかのチェックを共通
の検出装置で行うようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、測距、測光後、その測定結果に基づいて撮
影レンズの繰出しを開始し合焦位置に停止させるととも
にシャッターを開閉させて撮影を行い、撮影終了後撮影
レンズをチャージするようになされたAFカメラにおい
て、上記撮影レンズを合焦位置まで繰出し、撮影終了後
にチャージするレンズ駆動機構と、上記レンズ駆動機構
を動作させると共にシャッターを開成、閉成する駆動手
段と、上記駆動手段による撮影レンズの繰出し、チャー
ジ及びシャッターの開閉状態を検出する検出手段と、上
記検出手段からの検出結果に基づいて、上記駆動手段を
制御する制御手段とを具備して成り、上記検出手段が駆
動異常を示す検出結果を出力したときは上記駆動手段を
停止して撮影前の状態に強制的に戻すようにしたことを
特徴とするAFカメラの誤動作検出装置を提供するもので
ある。
影レンズの繰出しを開始し合焦位置に停止させるととも
にシャッターを開閉させて撮影を行い、撮影終了後撮影
レンズをチャージするようになされたAFカメラにおい
て、上記撮影レンズを合焦位置まで繰出し、撮影終了後
にチャージするレンズ駆動機構と、上記レンズ駆動機構
を動作させると共にシャッターを開成、閉成する駆動手
段と、上記駆動手段による撮影レンズの繰出し、チャー
ジ及びシャッターの開閉状態を検出する検出手段と、上
記検出手段からの検出結果に基づいて、上記駆動手段を
制御する制御手段とを具備して成り、上記検出手段が駆
動異常を示す検出結果を出力したときは上記駆動手段を
停止して撮影前の状態に強制的に戻すようにしたことを
特徴とするAFカメラの誤動作検出装置を提供するもので
ある。
[作用] 本発明はシャッターの開閉動作とレンズの駆動を同一
の駆動源で行い、合焦までは両者を一体的に駆動すると
共に合焦後はシャッターのみ動作するようにしているの
で、全期間駆動するシャッター側に検出手段を設けると
両者の動作状態が検知出来る。また、両動作のタイミン
グは一致しないので、各々の動作状態が検知できる。
の駆動源で行い、合焦までは両者を一体的に駆動すると
共に合焦後はシャッターのみ動作するようにしているの
で、全期間駆動するシャッター側に検出手段を設けると
両者の動作状態が検知出来る。また、両動作のタイミン
グは一致しないので、各々の動作状態が検知できる。
[実施例] 第1図は、本発明の基本構成を示すブロック図であ
る。同図において、1はカメラのシーケンス制御及び露
出演算を行う中央演算処理装置(以下、CPUという)で
ある。2は被写体輝度を測光し、その結果をデジタル値
としてCPU1に送出する測光部及び被写体までの距離を測
距し、その結果をデジタル値としてCPU1に送出する測距
部(図中、AE,AFで示す)である。3はフィルム巻き上
げ、巻き戻しを行うためのモータ及びそのドライバー、
デコーダとから成るモータ駆動部(図中、WCで示す)で
ある。4はフラッシュ発光用コンデンサへ電力を供給す
る昇圧回路部、フラッシュの発光を制御するトリガ部及
び発光部とから成るフラッシュ部(図中、FLで示す)で
ある。
る。同図において、1はカメラのシーケンス制御及び露
出演算を行う中央演算処理装置(以下、CPUという)で
ある。2は被写体輝度を測光し、その結果をデジタル値
としてCPU1に送出する測光部及び被写体までの距離を測
距し、その結果をデジタル値としてCPU1に送出する測距
部(図中、AE,AFで示す)である。3はフィルム巻き上
げ、巻き戻しを行うためのモータ及びそのドライバー、
デコーダとから成るモータ駆動部(図中、WCで示す)で
ある。4はフラッシュ発光用コンデンサへ電力を供給す
る昇圧回路部、フラッシュの発光を制御するトリガ部及
び発光部とから成るフラッシュ部(図中、FLで示す)で
ある。
L1、L2はシャッター開制御、レンズの繰出し及び撮影
後の無限端への移動、すなわちチャージを行うスピング
モータを構成するコイルである。このステッピングモー
タL1、L2は正転、逆転が可能なように2相励磁方式のバ
イポーラ駆動である。Q1乃至Q8は上記ステッピングモー
タL1、L2駆動用のトランジスタ、R1乃至R8は上記トラン
ジスタQ1乃至Q8の各ベースに接続される電流制限抵抗で
ある。Mgはレンズの停止及びシャッター閉制御を行うマ
グネット、Q9は上記マグネットMgの駆動用トランジス
タ、R9はQ9のベースに接続される電流制限抵抗である。
後の無限端への移動、すなわちチャージを行うスピング
モータを構成するコイルである。このステッピングモー
タL1、L2は正転、逆転が可能なように2相励磁方式のバ
イポーラ駆動である。Q1乃至Q8は上記ステッピングモー
タL1、L2駆動用のトランジスタ、R1乃至R8は上記トラン
ジスタQ1乃至Q8の各ベースに接続される電流制限抵抗で
ある。Mgはレンズの停止及びシャッター閉制御を行うマ
グネット、Q9は上記マグネットMgの駆動用トランジス
タ、R9はQ9のベースに接続される電流制限抵抗である。
PCはLEDとフォトトランジスタとから構成されるフォ
トカプラである。このフォトカプラPCはLEDとフォトト
ランジスタの間に後述のシャッター羽根を介在して対向
され、シャッター羽根の位置により光の導光・遮光が行
われるようになされている。R10はLEDの電流制限抵抗、
R11はフォトトランジスタの電流検出抵抗である。
トカプラである。このフォトカプラPCはLEDとフォトト
ランジスタの間に後述のシャッター羽根を介在して対向
され、シャッター羽根の位置により光の導光・遮光が行
われるようになされている。R10はLEDの電流制限抵抗、
R11はフォトトランジスタの電流検出抵抗である。
Bは上記ステッピングモータL1、L2、マグネットMg及
びフォトカプラPCへ給電する電源である。S1、S2は不図
示のレリーズボタンに連動する1段目と2段目のスイッ
チで、レリーズボタンを半押しすることにより先ずスイ
ッチS1が、次にスイッチS2がオンするようになされてい
る。
びフォトカプラPCへ給電する電源である。S1、S2は不図
示のレリーズボタンに連動する1段目と2段目のスイッ
チで、レリーズボタンを半押しすることにより先ずスイ
ッチS1が、次にスイッチS2がオンするようになされてい
る。
OUT1はAE、AF部2に動作を行わすための指令信号を送
出する出力端子、IN2は得られた測光、測距結果を取り
込む入力端子である。
出する出力端子、IN2は得られた測光、測距結果を取り
込む入力端子である。
SM1、SM2はトランジスタQ1乃至Q4をオン、オフ制御す
る出力端子でSM1及びSM2の信号レベルの組み合わせによ
りコイルL1、L2に流れる電流は下記表のようになる。
る出力端子でSM1及びSM2の信号レベルの組み合わせによ
りコイルL1、L2に流れる電流は下記表のようになる。
SM3、SM4はトランジスタQ5乃至Q8をオン、オフ制御す
る出力端子で、上記と同様制御信号を出力する HMはマグネットMgのオン、オフ制御端子で、H(ハイ
レベル)でMgオン、L(ロウレベル)でMgオフとされ
る。LDはフォトカプラPCのLEDの発光を制御する出力端
子で、Lで発光、Hで消光状態とされる。
る出力端子で、上記と同様制御信号を出力する HMはマグネットMgのオン、オフ制御端子で、H(ハイ
レベル)でMgオン、L(ロウレベル)でMgオフとされ
る。LDはフォトカプラPCのLEDの発光を制御する出力端
子で、Lで発光、Hで消光状態とされる。
OUT2はフィルム巻き上げ、巻き戻し用モータの制御出
力端子、IN2はフィルムの巻き上げ状況をモニターする
ための信号、例えば巻き上げが完了したことを示す検知
信号等を取り込む入力端子である。
力端子、IN2はフィルムの巻き上げ状況をモニターする
ための信号、例えば巻き上げが完了したことを示す検知
信号等を取り込む入力端子である。
FCハフラッシュの昇圧制御を、TRGはフラッシュの発
光制御を、RYは不図示のフラッシュコンデンサの充電を
モニターする各端子である。
光制御を、RYは不図示のフラッシュコンデンサの充電を
モニターする各端子である。
さて、第2図は撮影シーケンスを説明するフローチャ
ートである。
ートである。
不図示の撮影シャッターを半押しすると、スイッチS1
がオンし(#1)、所定の測光、測距処理が開始される
(#2)。上記処理が終了すると、CPU1は得られた測
光、測距結果を取り込み、シャッターの開時間、レンズ
停止タイミング及び必要な場合にはフラッシュの発光タ
イミング等を演算する(#3、#4)。その後、#5、
#6でスイッチS2がオンされると、レンズの繰り出し、
シャッター制御、フラッシュ発光による撮影が行われる
(#7)。一方、スイッチS1がオフの場合には最初の状
態に戻り(#5でOFF)、またスイッチS2がオフの場合
(#6でOFF)にはスイッチS1がオンかオフかが確かめ
られる。
がオンし(#1)、所定の測光、測距処理が開始される
(#2)。上記処理が終了すると、CPU1は得られた測
光、測距結果を取り込み、シャッターの開時間、レンズ
停止タイミング及び必要な場合にはフラッシュの発光タ
イミング等を演算する(#3、#4)。その後、#5、
#6でスイッチS2がオンされると、レンズの繰り出し、
シャッター制御、フラッシュ発光による撮影が行われる
(#7)。一方、スイッチS1がオフの場合には最初の状
態に戻り(#5でOFF)、またスイッチS2がオフの場合
(#6でOFF)にはスイッチS1がオンかオフかが確かめ
られる。
なお、#7については後で詳述する(第3図)。
撮影が完了すると、次の撮影のためにフィルムを1コ
マ分巻き上げると共にフラッシュ用コンデンサに充電を
行い(#8、#9)、次の撮影に備える(#1)。
マ分巻き上げると共にフラッシュ用コンデンサに充電を
行い(#8、#9)、次の撮影に備える(#1)。
次に、第7図乃至11図を用いて、撮影時におけるシャ
ッター羽根の駆動と、レンズの繰り出しについて説明す
る。
ッター羽根の駆動と、レンズの繰り出しについて説明す
る。
第7、9、10図はシャッター羽根駆動部を、第8、11
図はレンズ繰り出しカム駆動部を示す。
図はレンズ繰り出しカム駆動部を示す。
さて、第7図及び第8図は駆動制御される前のセット
状態を示しており、第7図中において、10は不図示のス
テッピングモータによりモータピニオン11と減速ギヤ12
を介して正転、逆転される駆動リングである。この駆動
リング10の周囲半周には上記減速ギヤ12と噛合う複数の
歯が形成され、一方残り半周には供述の中間レバー13が
植設されている。従って、上記駆動リング10はステッピ
ングモータによつて半周分のみ回転可能とされる。前述
の中間レバー13にはその略中間に中間レバー軸14が設け
られ、この中間レバー軸14を中心に回転可能とされてい
る。15及び16は上記中間レバー13上に形成された初期位
置信号カムとシャッター開きカムである。17は羽根開閉
レバーで、バネ18によって軸19を中心に時計周りに回転
するよう付勢されている。このようにして、羽根開閉レ
バー17はその左下端で、常時上記初期位置信号カム15直
前に当接するようになされている。
状態を示しており、第7図中において、10は不図示のス
テッピングモータによりモータピニオン11と減速ギヤ12
を介して正転、逆転される駆動リングである。この駆動
リング10の周囲半周には上記減速ギヤ12と噛合う複数の
歯が形成され、一方残り半周には供述の中間レバー13が
植設されている。従って、上記駆動リング10はステッピ
ングモータによつて半周分のみ回転可能とされる。前述
の中間レバー13にはその略中間に中間レバー軸14が設け
られ、この中間レバー軸14を中心に回転可能とされてい
る。15及び16は上記中間レバー13上に形成された初期位
置信号カムとシャッター開きカムである。17は羽根開閉
レバーで、バネ18によって軸19を中心に時計周りに回転
するよう付勢されている。このようにして、羽根開閉レ
バー17はその左下端で、常時上記初期位置信号カム15直
前に当接するようになされている。
なお、バネ18の付勢力によって中間レバー13が時計方
向に回転しないように中間レバーピン20を配し、この中
間レバーピン20が駆動リングの切欠部10aに係止するよ
うにして回転を阻止している。21a、21bは上記羽根開閉
レバー17の他端側に、お互いに逆向きに重畳するように
取り付けられた、くの字状の羽根である。この羽根21
a、21bは上部適所に設けられた軸22a、22bに回動自在に
取り付けられており、しかも羽根開閉レバー17との取り
付けが一軸、例えば横方向へ微少距離摺動可能なように
なされているので、羽根開閉レバー17が反時計方向に回
動すると両羽根は左右に開き(第10図参照)、逆に時計
方向に回動すると閉じるようになされている。この開閉
動作によって、シャッター機能が果たせることになる。
23で示す点線状の円はシャッター開口範囲を示すもので
ある。24はフォトカプラPCの取り付け位置を示してい
る。Lは撮影レンズの光軸である。
向に回転しないように中間レバーピン20を配し、この中
間レバーピン20が駆動リングの切欠部10aに係止するよ
うにして回転を阻止している。21a、21bは上記羽根開閉
レバー17の他端側に、お互いに逆向きに重畳するように
取り付けられた、くの字状の羽根である。この羽根21
a、21bは上部適所に設けられた軸22a、22bに回動自在に
取り付けられており、しかも羽根開閉レバー17との取り
付けが一軸、例えば横方向へ微少距離摺動可能なように
なされているので、羽根開閉レバー17が反時計方向に回
動すると両羽根は左右に開き(第10図参照)、逆に時計
方向に回動すると閉じるようになされている。この開閉
動作によって、シャッター機能が果たせることになる。
23で示す点線状の円はシャッター開口範囲を示すもので
ある。24はフォトカプラPCの取り付け位置を示してい
る。Lは撮影レンズの光軸である。
なお、この図においては、シャッター開口範囲23が駆
動リング10の内径に比べて小さく表わされているが、実
際には両者は同一径を有する。またシャッター開口範囲
23の中心とレンズ光軸Lとは周知のように一致するもの
である。すなわち、羽根開閉レバー17はカム15、16と当
接する部分で180度屈曲されており、結果的には紙面上
方に位置し、両光軸の一致が図られている。
動リング10の内径に比べて小さく表わされているが、実
際には両者は同一径を有する。またシャッター開口範囲
23の中心とレンズ光軸Lとは周知のように一致するもの
である。すなわち、羽根開閉レバー17はカム15、16と当
接する部分で180度屈曲されており、結果的には紙面上
方に位置し、両光軸の一致が図られている。
第8図において、25は外周の一部に歯が形成されたカ
ムリング、26はこのカムリング上に円周3等分に設けら
れた不図示のカムに同じく不図示のバネにより押圧固定
されたレンズで、カムリング25の回転に伴って回転され
る。カムリング25の下部の歯数が駆動リング10の歯数に
比べて少ないのは、カムリング25の場合は合焦位置、す
なわち再近接端までレンズ繰り出しできれば十分である
のに対し、駆動リング10の場合は更にシャッター動作を
させるための駆動歯数が要求されるからである。
ムリング、26はこのカムリング上に円周3等分に設けら
れた不図示のカムに同じく不図示のバネにより押圧固定
されたレンズで、カムリング25の回転に伴って回転され
る。カムリング25の下部の歯数が駆動リング10の歯数に
比べて少ないのは、カムリング25の場合は合焦位置、す
なわち再近接端までレンズ繰り出しできれば十分である
のに対し、駆動リング10の場合は更にシャッター動作を
させるための駆動歯数が要求されるからである。
27は固定側とカムリング25の適所間に配設され、カム
リング25を常時時計方向に付勢するバネである。また、
このレンズ26等は実際には上記羽根21a、21bに対し更に
紙面上方に配置される。28は駆動リング10の、例えば内
周側の一部適所に内径に向けて突出形成された(第7図
参照)駆動リング突起で、上記バネ27の時計方向への付
勢力はこの突起28によつて図示のように先頭位置で受け
止められるので、カムリング25の回転は(後述するよう
に)通常、駆動リング10と一体的に回転される。29はカ
ムリング25の歯車に噛合う歯車と同軸一体に形成された
ラチェットを有する歯車から成るストップ歯車、30はス
トップ爪31を備えたマグネットである。マグネット30が
オンされるとストップ爪31はラチェットから外れてスト
ップ歯車を(第8図のように)解放し、逆にマグネット
30がオフされると(第11図のように)ストップ爪31がラ
チェットに噛合ってストップ歯車29を固定、すなわちカ
ムリング25の回転を停止・保持させる。
リング25を常時時計方向に付勢するバネである。また、
このレンズ26等は実際には上記羽根21a、21bに対し更に
紙面上方に配置される。28は駆動リング10の、例えば内
周側の一部適所に内径に向けて突出形成された(第7図
参照)駆動リング突起で、上記バネ27の時計方向への付
勢力はこの突起28によつて図示のように先頭位置で受け
止められるので、カムリング25の回転は(後述するよう
に)通常、駆動リング10と一体的に回転される。29はカ
ムリング25の歯車に噛合う歯車と同軸一体に形成された
ラチェットを有する歯車から成るストップ歯車、30はス
トップ爪31を備えたマグネットである。マグネット30が
オンされるとストップ爪31はラチェットから外れてスト
ップ歯車を(第8図のように)解放し、逆にマグネット
30がオフされると(第11図のように)ストップ爪31がラ
チェットに噛合ってストップ歯車29を固定、すなわちカ
ムリング25の回転を停止・保持させる。
この第7図はセット状態にあることから、羽根開閉レ
バー17は初期位置信号カム15には当接しておらず、従っ
て羽根21a、21bは開かず、シャッターは閉成されたまま
である。
バー17は初期位置信号カム15には当接しておらず、従っ
て羽根21a、21bは開かず、シャッターは閉成されたまま
である。
次に、羽根開閉レバー17が初期位置信号カム15に当接
した状態を第9図に示す。すなわち、ステッピングモー
タが時計方向にわずかに回転すると、初期位置信号カム
15によって羽根回転レバー17が微少角度反時計方向に回
転し羽根21a、21bを左右に移動させる。この状態ではシ
ャッターは未だ開かれないが、フォトカプラPCのLEDと
フォトトランジスタが対面するためシャッターの動作状
態を確認することが出来る。
した状態を第9図に示す。すなわち、ステッピングモー
タが時計方向にわずかに回転すると、初期位置信号カム
15によって羽根回転レバー17が微少角度反時計方向に回
転し羽根21a、21bを左右に移動させる。この状態ではシ
ャッターは未だ開かれないが、フォトカプラPCのLEDと
フォトトランジスタが対面するためシャッターの動作状
態を確認することが出来る。
このことは、また駆動リング10が後述する第10図で示
す位置まで一旦回転された後、再び初期セット位置に逆
戻しされる時の駆動リング10の動作状況を確認すること
が出来る。
す位置まで一旦回転された後、再び初期セット位置に逆
戻しされる時の駆動リング10の動作状況を確認すること
が出来る。
第10図は駆動リング10が時計方向最大位置まで回転
し、羽根開閉レバー17がシャッター開きカム16に当接し
た状態を示している。この状態ではシャッターは完全に
開成される。なお、同図において、32は係止カム、33は
係止レバーである。このマグネット30がオンしている間
は、図示のように係止レバー33が係止カム32に当接して
いるため、中間レバー13は羽根開閉レバー17の時計方向
への付勢力を受けても反時計方向に回転されない。一
方、マグネット30がオフになると係止レバー33が係止カ
ム32から外れるため、中間レバー13は解放され反時計方
向に回転し、この結果羽根開閉レバー17は直ちに時計方
向に回転して羽根21a、21b、すなわちシャッターは急速
に閉成されるようになされている。
し、羽根開閉レバー17がシャッター開きカム16に当接し
た状態を示している。この状態ではシャッターは完全に
開成される。なお、同図において、32は係止カム、33は
係止レバーである。このマグネット30がオンしている間
は、図示のように係止レバー33が係止カム32に当接して
いるため、中間レバー13は羽根開閉レバー17の時計方向
への付勢力を受けても反時計方向に回転されない。一
方、マグネット30がオフになると係止レバー33が係止カ
ム32から外れるため、中間レバー13は解放され反時計方
向に回転し、この結果羽根開閉レバー17は直ちに時計方
向に回転して羽根21a、21b、すなわちシャッターは急速
に閉成されるようになされている。
第12図は第8図及び第10図に示すマグネット30、スト
ップ爪31及び係止レバー33部分の詳細を説明するもので
ある。
ップ爪31及び係止レバー33部分の詳細を説明するもので
ある。
同図において、34はストップ爪31の回動軸、35はスト
ップ爪31を反時計方向に付勢するバネである。36は矢印
A方向に摺動可能に接片で、一部に間隙36aが穿設形成
され、その間隙36内にはストップ爪31の一端側が嵌まっ
ている。従って、接片36はストップ爪31の回動に伴って
矢印Aに示すように僅かに移動する。
ップ爪31を反時計方向に付勢するバネである。36は矢印
A方向に摺動可能に接片で、一部に間隙36aが穿設形成
され、その間隙36内にはストップ爪31の一端側が嵌まっ
ている。従って、接片36はストップ爪31の回動に伴って
矢印Aに示すように僅かに移動する。
係止レバー33はスプリング37によって回動軸38を中心
に反時計方向に弱い力で付勢されている。また、この係
止レバー33の左端は断面コの字状になされており、前記
接片36の左端部が係止されている。
に反時計方向に弱い力で付勢されている。また、この係
止レバー33の左端は断面コの字状になされており、前記
接片36の左端部が係止されている。
次に動作について説明する。
先ず、図示の状態でマグネット30が初期セット位置で
オンするときは(第8図、第10図には詳述していない
が、この範囲ではストップ歯車29には歯が形成されてい
ないから)、接片36は右側に摺動しているため、ストッ
プ爪31の先端がストップ歯車29のストップ歯から外れて
おり、レンズ26は合焦に向かって駆動を開始する。合焦
点に一致すると、マグネット30がオフし、バネ35により
ストップ歯車29を停止保持する。この時接片36は左端に
摺動する。
オンするときは(第8図、第10図には詳述していない
が、この範囲ではストップ歯車29には歯が形成されてい
ないから)、接片36は右側に摺動しているため、ストッ
プ爪31の先端がストップ歯車29のストップ歯から外れて
おり、レンズ26は合焦に向かって駆動を開始する。合焦
点に一致すると、マグネット30がオフし、バネ35により
ストップ歯車29を停止保持する。この時接片36は左端に
摺動する。
一方、係止レバー33は駆動リング10、すなわち中間レ
バー13が回転を開始してからマグネット30が再びオンす
る間、スプリング37の付勢力によって依然同じ位置をキ
ープする。またこの間、ストップ爪31は相変わらずスト
ップ歯車29に係合しているため、レンズ26は回転せず、
従って、この間合焦位置がずれることはない。
バー13が回転を開始してからマグネット30が再びオンす
る間、スプリング37の付勢力によって依然同じ位置をキ
ープする。またこの間、ストップ爪31は相変わらずスト
ップ歯車29に係合しているため、レンズ26は回転せず、
従って、この間合焦位置がずれることはない。
そして、シャッターを閉成するためにマグネット30が
オフされると、羽根バネ18(第7図)がピン37の弾性力
に打ち勝って羽根が閉じる。なお、上述したように、ス
プリング37の弾性力は羽根バネ18の弾性力に比べて弱く
なされている。
オフされると、羽根バネ18(第7図)がピン37の弾性力
に打ち勝って羽根が閉じる。なお、上述したように、ス
プリング37の弾性力は羽根バネ18の弾性力に比べて弱く
なされている。
第6図は本発明の動作を示すタイムチャートである。
同図の説明は第3図のフローチャートの中で併せて行
う。
同図の説明は第3図のフローチャートの中で併せて行
う。
さて、第3図は第2図におけるレンズ・露出制御(#
7)の詳細を説明するフローチャートである。
7)の詳細を説明するフローチャートである。
第2図において、撮影可能になる(#6でON)とCPU1
は端子LDをLレベルにしてフォトカプラPCのLEDを発光
させ(#7−1)、駆動リング10の動作が検出できる準
備状態にはいる。この時、駆動リング10が初期セットの
位置にあれば、LEDの光は羽根21aにより遮断されている
ためフォトトランジスタは出力を出さず、端子P1はLレ
ベル状態にある。
は端子LDをLレベルにしてフォトカプラPCのLEDを発光
させ(#7−1)、駆動リング10の動作が検出できる準
備状態にはいる。この時、駆動リング10が初期セットの
位置にあれば、LEDの光は羽根21aにより遮断されている
ためフォトトランジスタは出力を出さず、端子P1はLレ
ベル状態にある。
次に、端子SM1、SM3をHレベルにしてステッピングモ
ータのコイルL1、L2に通電を行う(#7−2)。このコ
イルL1、L2への通電は駆動リング10が初期セット位置に
あるときはステッピングモータの回転がロックされる向
きになされる。
ータのコイルL1、L2に通電を行う(#7−2)。このコ
イルL1、L2への通電は駆動リング10が初期セット位置に
あるときはステッピングモータの回転がロックされる向
きになされる。
そして、駆動リング10の回転に先立って端子HMを第6
図MH1のように、HレベルにしてマグネットMg、すなわ
ちマグネット30(第8図)をオン(#7−3)し、カム
リング25が駆動リング10に連動して回転可能にする(第
8図の状態)。すなわち、カムリング25が回転すること
により一体的に配設される撮影レンズ26が繰り出されて
合焦に向かうことになる。
図MH1のように、HレベルにしてマグネットMg、すなわ
ちマグネット30(第8図)をオン(#7−3)し、カム
リング25が駆動リング10に連動して回転可能にする(第
8図の状態)。すなわち、カムリング25が回転すること
により一体的に配設される撮影レンズ26が繰り出されて
合焦に向かうことになる。
さて、この状態で、端子SM1、SM3に所定の位相を有す
るパルス信号を供給してステッピングモータの回転を開
始させる。先ず、5パルス分回転させる(第6図、SM
1、SM3)までの間に初期位置信号カム15が羽根開閉レバ
ー17に当接、すなわち羽根21a、21bが左右にわずかに開
いてフォトトランジスタに出力が現れ、第6図PI1のよ
うに、端子PIがHレベルに変化したかどうかを確認する
(#7−4〜#7−6)。5パルス供給しても、端子PI
が依然Lレベルのままの場合はステッピングモータある
いは連動している部材が正常に動作していないか、ステ
ッピングモータが何らかの理由で初期セット位置からず
れているかその他歯の噛み交み、欠けが生じていると判
断して(#7−5でYES)、逆相で10パルス分供給して
ステッピングモータに余裕を持たせた状態で初期セット
位置に戻し、1回に限り再動作が実行される(#7−3
2、#7−33でYES)。次回も異常を示したときは、故障
とみなして全ての出力をオフし、CPU1も動作を停止して
(#7−34、#7−35)、ユーザーに故障を通知するよ
うにして撮影ミスを防止する。一方、5パルス分、若し
くは再実行によって端子PIにHレベルが得られたときは
(#7−6でYES)、初期セット位置から計6パネル分
の位置までステッピングモータを回転させる(#7−
7)。この状態を第9図に示す。
るパルス信号を供給してステッピングモータの回転を開
始させる。先ず、5パルス分回転させる(第6図、SM
1、SM3)までの間に初期位置信号カム15が羽根開閉レバ
ー17に当接、すなわち羽根21a、21bが左右にわずかに開
いてフォトトランジスタに出力が現れ、第6図PI1のよ
うに、端子PIがHレベルに変化したかどうかを確認する
(#7−4〜#7−6)。5パルス供給しても、端子PI
が依然Lレベルのままの場合はステッピングモータある
いは連動している部材が正常に動作していないか、ステ
ッピングモータが何らかの理由で初期セット位置からず
れているかその他歯の噛み交み、欠けが生じていると判
断して(#7−5でYES)、逆相で10パルス分供給して
ステッピングモータに余裕を持たせた状態で初期セット
位置に戻し、1回に限り再動作が実行される(#7−3
2、#7−33でYES)。次回も異常を示したときは、故障
とみなして全ての出力をオフし、CPU1も動作を停止して
(#7−34、#7−35)、ユーザーに故障を通知するよ
うにして撮影ミスを防止する。一方、5パルス分、若し
くは再実行によって端子PIにHレベルが得られたときは
(#7−6でYES)、初期セット位置から計6パネル分
の位置までステッピングモータを回転させる(#7−
7)。この状態を第9図に示す。
引続きステッピングモータを正転させ、先に測距演算
した合焦位置に達したか否かを1パルスごとに確認する
(#7−8〜#7−10)。カムリング25、すなわちレン
ズ26が合焦位置に達すると(#7−10でYES)、端子HM
をLレベルにして(第6図、HM1の後端)、マグネットM
gをオフし、レンズ26を停止、保持する(#7−11、第1
1図の状態)。この結果、レンズ26は所定の合焦位置へ
繰り出されたことになる。
した合焦位置に達したか否かを1パルスごとに確認する
(#7−8〜#7−10)。カムリング25、すなわちレン
ズ26が合焦位置に達すると(#7−10でYES)、端子HM
をLレベルにして(第6図、HM1の後端)、マグネットM
gをオフし、レンズ26を停止、保持する(#7−11、第1
1図の状態)。この結果、レンズ26は所定の合焦位置へ
繰り出されたことになる。
その後、ステッピングは計50パルス分だけ引続き正転
させられ(#7−9〜#7−12)、ここでマグネットMg
は第6図HM2のように再びオンされる(#7−13)。な
お、この間、すなわち初期位置信号カム15の直後からシ
ャッター開きカム16の直前までは端子LDはLレベル状態
にある(第6図、PI参照) 引続き正転パルスが送入されると、シャッター開きカ
ム16が羽根開閉レバー17に当接するようになり、中間レ
バー13に半時計方向の付勢力を与えるようになる。従っ
て、このままでは羽根開閉レバー17や羽根21a、21bは働
かない(開成しない)ために、上記したように前以って
マグネット30をオンさせ(#7−13)、係止レバー33を
係止カム32に当接させて上記付勢力に抗し、中間レバー
13が回転しないようにしている。
させられ(#7−9〜#7−12)、ここでマグネットMg
は第6図HM2のように再びオンされる(#7−13)。な
お、この間、すなわち初期位置信号カム15の直後からシ
ャッター開きカム16の直前までは端子LDはLレベル状態
にある(第6図、PI参照) 引続き正転パルスが送入されると、シャッター開きカ
ム16が羽根開閉レバー17に当接するようになり、中間レ
バー13に半時計方向の付勢力を与えるようになる。従っ
て、このままでは羽根開閉レバー17や羽根21a、21bは働
かない(開成しない)ために、上記したように前以って
マグネット30をオンさせ(#7−13)、係止レバー33を
係止カム32に当接させて上記付勢力に抗し、中間レバー
13が回転しないようにしている。
ここでは、正転パルスは1パルスずつ送入され、端子
PIが再びLレベルからHレベルに変化する(第6図、PI
2)が否かを確認する(#7−15、#7−16)。正常に
働けば4パルス以内でHレベルに変化するようになされ
ているが、前述のように種々の理由が生じている場合も
考えられることから、有る程度の幅を持たせる意味で8
パルスまでは動作するようになされている(#7−1
8)。従って、8パルス送入されても端子PIがHレベル
に変化しない場合(#7−18でYES)には、マグネット3
0をオフにすると共にそれまでに送入された正転パルス
数に対し、それ以上である68個の逆相パルスを送入して
駆動リング10、カムリング25を確実に初期セット位置に
戻すようにして、撮影を禁止している(#7−36、#7
−37、#7−34)。
PIが再びLレベルからHレベルに変化する(第6図、PI
2)が否かを確認する(#7−15、#7−16)。正常に
働けば4パルス以内でHレベルに変化するようになされ
ているが、前述のように種々の理由が生じている場合も
考えられることから、有る程度の幅を持たせる意味で8
パルスまでは動作するようになされている(#7−1
8)。従って、8パルス送入されても端子PIがHレベル
に変化しない場合(#7−18でYES)には、マグネット3
0をオフにすると共にそれまでに送入された正転パルス
数に対し、それ以上である68個の逆相パルスを送入して
駆動リング10、カムリング25を確実に初期セット位置に
戻すようにして、撮影を禁止している(#7−36、#7
−37、#7−34)。
一方、端子PIが所定内にHレベルに変化したときは
(#7−16でYES)、シャッター制御・フラッシュ発光
制御用タイマーをスタートさせ(#7−19)、所定時間
経過後に第4図に示す露出制御が行われる。と同時にス
テッピングモータは8パルス分正転され(#7−20)、
羽根21a、21bが開成される(第10図の状態)。この途中
で上記各タイマーの割込みが発生する。すなわち、マグ
ネット30がオフにされる結果、羽根開閉レバー17がバネ
18によって中間レバー13を反時計方向に回転させ、羽根
21a、21bを急速に閉成することになる(第6図、HM2参
照)。また、必要な場合には第5図に示すフラッシュの
発光制御も行われる(#7−41〜#7−43)。
(#7−16でYES)、シャッター制御・フラッシュ発光
制御用タイマーをスタートさせ(#7−19)、所定時間
経過後に第4図に示す露出制御が行われる。と同時にス
テッピングモータは8パルス分正転され(#7−20)、
羽根21a、21bが開成される(第10図の状態)。この途中
で上記各タイマーの割込みが発生する。すなわち、マグ
ネット30がオフにされる結果、羽根開閉レバー17がバネ
18によって中間レバー13を反時計方向に回転させ、羽根
21a、21bを急速に閉成することになる(第6図、HM2参
照)。また、必要な場合には第5図に示すフラッシュの
発光制御も行われる(#7−41〜#7−43)。
#7−21で羽根21a、21bが完全に閉成すると考えられ
る時間だけ待った後(第6図、SM3参照)、端子PIがL
レベルに変化したか否かを確認する(#7−22)。羽根
21a、21bが閉成していないと判断したとき(#7−22で
NO)は、異常とみなして#7−36へ進む。
る時間だけ待った後(第6図、SM3参照)、端子PIがL
レベルに変化したか否かを確認する(#7−22)。羽根
21a、21bが閉成していないと判断したとき(#7−22で
NO)は、異常とみなして#7−36へ進む。
正常動作が確認出来れば(#7−22でYES)、レンズ
のチャージのために62パルス分逆転させ、更に残りの6
パルス分で初期位置信号カム15が羽根開閉レバー17に当
接する位置まで戻ったか否か、すなわち端子PIが一旦H
レベルに変化した後再びLレベルに変化した(第6図、
PI3後端)かどうかを確認する(#7−23〜#7−2
7)。なお、ここでも12パルスまでの幅を持たせている
(#7−28)。12パルスを越えても端子PIにHレベルか
らLレベルの変化が見られないときは(#7−28でYE
S)、異常とみなして#7−34に進む。
のチャージのために62パルス分逆転させ、更に残りの6
パルス分で初期位置信号カム15が羽根開閉レバー17に当
接する位置まで戻ったか否か、すなわち端子PIが一旦H
レベルに変化した後再びLレベルに変化した(第6図、
PI3後端)かどうかを確認する(#7−23〜#7−2
7)。なお、ここでも12パルスまでの幅を持たせている
(#7−28)。12パルスを越えても端子PIにHレベルか
らLレベルの変化が見られないときは(#7−28でYE
S)、異常とみなして#7−34に進む。
一方、正常が確認されたときは(#7−27でYES)、
残りパルスを送入して駆動リング10及びカムリング25を
初期セット位置に確実に戻す(#7−29)。この結果、
レンズ26は無限端にチャージされる。
残りパルスを送入して駆動リング10及びカムリング25を
初期セット位置に確実に戻す(#7−29)。この結果、
レンズ26は無限端にチャージされる。
さらに、コイルL1、L2及びLEDへの通電も停止され、
撮影は完了する(#7−30、37−31)。
撮影は完了する(#7−30、37−31)。
従って、駆動リング10の動作開始時の異常(#7−
5)、シャッター開成直前の異常(#7−18)、シャッ
ター閉成時の異常(#7−22)、初期セット位置への戻
り(レンズチャージ)異常(#7−27)の確認が行われ
ることになる。
5)、シャッター開成直前の異常(#7−18)、シャッ
ター閉成時の異常(#7−22)、初期セット位置への戻
り(レンズチャージ)異常(#7−27)の確認が行われ
ることになる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、駆動リング10
の動作開始が正常かどうか、シャッター開成が正常であ
るかどうか、シャッター閉成が正常があるかどうか及び
レンズチャージが正常であるかどうかの各確認及び処理
が共通の検知手段によって行われているので、スペース
とコストの低廉化が図かれる。
の動作開始が正常かどうか、シャッター開成が正常であ
るかどうか、シャッター閉成が正常があるかどうか及び
レンズチャージが正常であるかどうかの各確認及び処理
が共通の検知手段によって行われているので、スペース
とコストの低廉化が図かれる。
第1図は、本発明の基本構成を示すブロック図である。
第2図は撮影シーケンスを説明するフローチャートであ
る。第3図は第2図におけるレンズ・露出制御(#7)
の詳細を説明するフローチャートである。第4図は露出
制御を示すフローチャートである。第5図はフラッシュ
の発光制御を示すフローチャートである。第6図は本発
明の動作を示すタイムチャートである。第7、9、10図
はシャッター羽根駆動部を、第8、11図はレンズ繰り出
しカム駆動部を示す。第12図は第8図及び第10図に示す
マグネット30、ストップ爪31及び係止レバー33部分の詳
細を説明する図である。 1……CPU、2……測距部、3……モータ駆動部、4…
…フラッシュ部、Mg……マグネット、PC……フォトカプ
ラ、10……駆動リング、13……中間レバー、15……初期
位置信号カム、16……シャッター開きカム、17……羽根
開閉レバー、18……羽根バネ、21a,21b……羽根、23…
…シャッター開口範囲、24……フォトカプラ開口部、25
……カムリング、26……撮影レンズ、27……繰出しバ
ネ、29……ストップ歯車、30……マグネット
第2図は撮影シーケンスを説明するフローチャートであ
る。第3図は第2図におけるレンズ・露出制御(#7)
の詳細を説明するフローチャートである。第4図は露出
制御を示すフローチャートである。第5図はフラッシュ
の発光制御を示すフローチャートである。第6図は本発
明の動作を示すタイムチャートである。第7、9、10図
はシャッター羽根駆動部を、第8、11図はレンズ繰り出
しカム駆動部を示す。第12図は第8図及び第10図に示す
マグネット30、ストップ爪31及び係止レバー33部分の詳
細を説明する図である。 1……CPU、2……測距部、3……モータ駆動部、4…
…フラッシュ部、Mg……マグネット、PC……フォトカプ
ラ、10……駆動リング、13……中間レバー、15……初期
位置信号カム、16……シャッター開きカム、17……羽根
開閉レバー、18……羽根バネ、21a,21b……羽根、23…
…シャッター開口範囲、24……フォトカプラ開口部、25
……カムリング、26……撮影レンズ、27……繰出しバ
ネ、29……ストップ歯車、30……マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦 良彰 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 小林 孝一 東京都板橋区志村2―16―20 株式会社 コパル内 (72)発明者 仲川 憲史 東京都板橋区志村2―16―20 株式会社 コパル内 (56)参考文献 特開 昭57−16433(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/11 G03B 3/00
Claims (1)
- 【請求項1】測距、測光後、その測定結果に基づいて撮
影レンズの繰出しを開始し合焦位置に停止させるととも
にシャッターを開閉させて撮影を行い、撮影終了後撮影
レンズをチャージするようになされたAFカメラにおい
て、 上記撮影レンズを合焦位置まで繰出し、撮影終了後にチ
ャージするレンズ駆動機構と、 上記レンズ駆動機構を動作させると共にシャッターを開
成、閉成する駆動手段と、 上記駆動手段による撮影レンズの繰出し、チャージ及び
シャッターの開閉状態を検出する検出手段と、 上記検出手段からの検出結果に基づいて、上記駆動手段
を制御する制御手段とを具備して成り、上記検出手段が
駆動異常を示す検出結果を出力したときは上記駆動手段
を停止して撮影前の状態に強制的に戻すようにしたこと
を特徴とするカメラの誤動作検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118796A JP2897022B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | カメラの誤動作検出装置 |
US07/351,782 US4918479A (en) | 1988-05-16 | 1989-05-15 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118796A JP2897022B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | カメラの誤動作検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01287631A JPH01287631A (ja) | 1989-11-20 |
JP2897022B2 true JP2897022B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=14745323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63118796A Expired - Fee Related JP2897022B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | カメラの誤動作検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4918479A (ja) |
JP (1) | JP2897022B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215248A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-18 | Seikosha Co Ltd | カメラの自動焦点調節装置 |
EP0360294B1 (en) * | 1988-09-22 | 1995-12-06 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Image magnification control device for a camera |
US5175577A (en) * | 1989-06-28 | 1992-12-29 | Seikosha Co., Ltd. | Drive member sensing arrangement for an automatic focusing system of a camera |
US5815742A (en) | 1996-06-11 | 1998-09-29 | Minolta Co., Ltd. | Apparatus having a driven member and a drive controller therefor |
EP2341381A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-07-06 | Dialog Imaging Systems GmbH | Drop detection using lens position sensing of camera module |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4348089A (en) * | 1977-12-30 | 1982-09-07 | Polaroid Corporation | Lens movement actuated reference and sequencing means for cameras having unidirectional automatic focusing |
JPS5632823U (ja) * | 1979-08-22 | 1981-03-31 | ||
JPS5742031A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-09 | Canon Inc | Electric shutter camera |
JPH0625837B2 (ja) * | 1984-05-09 | 1994-04-06 | 株式会社精工舎 | カメラ用シヤツタ |
JPS619631A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Seiko Koki Kk | カメラにおける電磁駆動シヤツタ |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP63118796A patent/JP2897022B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-15 US US07/351,782 patent/US4918479A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4918479A (en) | 1990-04-17 |
JPH01287631A (ja) | 1989-11-20 |
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