JP2895733B2 - 保冷箱 - Google Patents
保冷箱Info
- Publication number
- JP2895733B2 JP2895733B2 JP2586894A JP2586894A JP2895733B2 JP 2895733 B2 JP2895733 B2 JP 2895733B2 JP 2586894 A JP2586894 A JP 2586894A JP 2586894 A JP2586894 A JP 2586894A JP 2895733 B2 JP2895733 B2 JP 2895733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- box
- shaped handle
- notch
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は魚釣用クーラー、その他
の携帯用保冷箱の改良に関する。
の携帯用保冷箱の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】魚釣用クーラー、その他の携帯用保冷箱
を運搬する手段として、実開昭５８ー５８７２０号公報
に見られるように箱本体に提手状ハンドルとショルダー
ベルトの双方を設けて運搬時の状況に応じて何れか一方
を使い分けることが知られている。またこのような提手
状ハンドルとショルダーベルトの双方を設ける場合、何
れか一方を使用している時は他方が邪魔になるために実
開昭６２ー８０５７３号公報に見られるように提手状ハ
ンドルを着脱できるようにすることが知られている。
を運搬する手段として、実開昭５８ー５８７２０号公報
に見られるように箱本体に提手状ハンドルとショルダー
ベルトの双方を設けて運搬時の状況に応じて何れか一方
を使い分けることが知られている。またこのような提手
状ハンドルとショルダーベルトの双方を設ける場合、何
れか一方を使用している時は他方が邪魔になるために実
開昭６２ー８０５７３号公報に見られるように提手状ハ
ンドルを着脱できるようにすることが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記提手
状ハンドルを着脱する方式は、ショルダーベルトによっ
て運搬中に提手状ハンドルの軸着部が嵌合孔の切欠部か
ら脱れたり、軸着部がショルダーベルトによって外方に
押圧されたりして提手状ハンドルが脱落する問題点があ
る。本発明はこれらの現状に鑑み、前記問題点を改善し
て着脱自在に軸着した提手状ハンドルの運搬又は収納中
の脱落を防止するようにした保冷箱を提供することを目
的とするものである。
状ハンドルを着脱する方式は、ショルダーベルトによっ
て運搬中に提手状ハンドルの軸着部が嵌合孔の切欠部か
ら脱れたり、軸着部がショルダーベルトによって外方に
押圧されたりして提手状ハンドルが脱落する問題点があ
る。本発明はこれらの現状に鑑み、前記問題点を改善し
て着脱自在に軸着した提手状ハンドルの運搬又は収納中
の脱落を防止するようにした保冷箱を提供することを目
的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、箱本体の両端の側壁に提手状ハンドルの両
端を起伏自在でかつ着脱自在に軸着して提手状ハンドル
を倒伏して収納できるように形成すると共に該軸着部の
下側から箱本体の上方に吊下状に設けたショルダーベル
トを吊下時に前記提手状ハンドルの倒伏収納時における
軸着部の外側に当接せしめたものであり、前記提手状ハ
ンドルは可撓性材料でその両端を拡開自在にして着脱自
在に軸着し、また箱本体の両端の側壁に提手状ハンドル
の両端軸着部が嵌着する嵌合孔に切欠部を形成し、提手
状ハンドルの両端軸着部の内端には前記切欠部に合致す
る係止部を設け、前記切欠部と係止部とは提手状ハンド
ルの起立位置と倒伏位置の中間回動位置で合致するよう
に形成したものである。
するために、箱本体の両端の側壁に提手状ハンドルの両
端を起伏自在でかつ着脱自在に軸着して提手状ハンドル
を倒伏して収納できるように形成すると共に該軸着部の
下側から箱本体の上方に吊下状に設けたショルダーベル
トを吊下時に前記提手状ハンドルの倒伏収納時における
軸着部の外側に当接せしめたものであり、前記提手状ハ
ンドルは可撓性材料でその両端を拡開自在にして着脱自
在に軸着し、また箱本体の両端の側壁に提手状ハンドル
の両端軸着部が嵌着する嵌合孔に切欠部を形成し、提手
状ハンドルの両端軸着部の内端には前記切欠部に合致す
る係止部を設け、前記切欠部と係止部とは提手状ハンド
ルの起立位置と倒伏位置の中間回動位置で合致するよう
に形成したものである。
【０００５】
【作用】本発明は運搬時の状況に応じて提手状ハンドル
を起立して吊下状に握持するか又はショルダーベルトを
肩掛けして運搬するものであり、後者の場合には提手状
ハンドルを倒伏収納すると吊下状のショルダーベルトが
倒伏収納した提手状ハンドルの軸着部の外側に圧接状態
となって提手状ハンドルの脱落を防止し、更に提手状ハ
ンドルは起立位置及び倒伏位置においてはその係止部が
嵌合孔の切欠部と齟齬して運搬及び収納中の脱落を防止
する。
を起立して吊下状に握持するか又はショルダーベルトを
肩掛けして運搬するものであり、後者の場合には提手状
ハンドルを倒伏収納すると吊下状のショルダーベルトが
倒伏収納した提手状ハンドルの軸着部の外側に圧接状態
となって提手状ハンドルの脱落を防止し、更に提手状ハ
ンドルは起立位置及び倒伏位置においてはその係止部が
嵌合孔の切欠部と齟齬して運搬及び収納中の脱落を防止
する。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
保冷箱１は長辺の前後部の側壁２と短辺の両端の側壁３
とよりなる箱本体４と後部の側壁２に軸着された開閉自
在の蓋板５とで構成されると共に前記蓋板５は上面が両
端の側壁３の上面と一致するように両端の側壁３・３間
に嵌着され、更に蓋板５は前部の側壁２に止着具６で開
閉自在に止着できるように形成されている。
保冷箱１は長辺の前後部の側壁２と短辺の両端の側壁３
とよりなる箱本体４と後部の側壁２に軸着された開閉自
在の蓋板５とで構成されると共に前記蓋板５は上面が両
端の側壁３の上面と一致するように両端の側壁３・３間
に嵌着され、更に蓋板５は前部の側壁２に止着具６で開
閉自在に止着できるように形成されている。
【０００７】しかして前記両端の側壁３の上部外側縁に
は中央部を含んで切欠凹部７が一端部が前部の側壁２に
達するように形成されていと共に前記両端の側壁３の中
央部における切欠凹部７には、吊下杆８′と提手部８″
とよりなる可撓性材料からなる提手状ハンドル８が前記
吊下杆８′を介して回動可能に軸着されると共に吊下杆
８′は倒伏時に切欠凹部７内に収容支持され側壁３の外
面及び蓋板５の上面から突出しないように形成されてい
る。
は中央部を含んで切欠凹部７が一端部が前部の側壁２に
達するように形成されていと共に前記両端の側壁３の中
央部における切欠凹部７には、吊下杆８′と提手部８″
とよりなる可撓性材料からなる提手状ハンドル８が前記
吊下杆８′を介して回動可能に軸着されると共に吊下杆
８′は倒伏時に切欠凹部７内に収容支持され側壁３の外
面及び蓋板５の上面から突出しないように形成されてい
る。
【０００８】前記提手状ハンドル８の吊下杆８′はその
可撓性材料によって拡開自在に形成されると共に提手部
８″は吊下杆８′の先端を直線状に連結して形成しても
よいが、図１のように逆コ字状に形成して吊下杆８′の
先端に直交するように下方一体に折曲形成し、倒伏時に
おいて提手部８″が前部の側壁２に沿って折曲し、前部
の側壁２から大きく突出しないように位置せしめると共
に止着具６を囲んで保護するようにすると特に好適であ
る。
可撓性材料によって拡開自在に形成されると共に提手部
８″は吊下杆８′の先端を直線状に連結して形成しても
よいが、図１のように逆コ字状に形成して吊下杆８′の
先端に直交するように下方一体に折曲形成し、倒伏時に
おいて提手部８″が前部の側壁２に沿って折曲し、前部
の側壁２から大きく突出しないように位置せしめると共
に止着具６を囲んで保護するようにすると特に好適であ
る。
【０００９】前記吊下杆８′の軸着部はその軸部９の内
端に係止部９′が一体に突設されると共に前記軸部９が
嵌合する側壁３の嵌合孔１０には前記係止部９′を挿通
できる切欠部１０′が形成されており、特に前記係止部
９′と切欠部１０′とは提手状ハンドル８の吊下杆８′
の起立位置と倒伏位置では合致せず、その中間回動位置
で合致するように形成され、この中間回動位置において
吊下杆８′の可撓性を利用して提手状ハンドル８を着脱
できるように構成されている。
端に係止部９′が一体に突設されると共に前記軸部９が
嵌合する側壁３の嵌合孔１０には前記係止部９′を挿通
できる切欠部１０′が形成されており、特に前記係止部
９′と切欠部１０′とは提手状ハンドル８の吊下杆８′
の起立位置と倒伏位置では合致せず、その中間回動位置
で合致するように形成され、この中間回動位置において
吊下杆８′の可撓性を利用して提手状ハンドル８を着脱
できるように構成されている。
【００１０】また前記提手状ハンドル８の軸着部の下方
における箱本体４にはショルダーベルト１１が上方に吊
下状に設けられ吊下状態においては倒伏収納状態の提手
状ハンドル８の軸着部の外側に当接するように形成され
て吊下時に軸着部を外方から内方に向け圧接して提手状
ハンドル８の脱落を防止している。しかしてショルダー
ベルト１１はその端部を図１のように軸着部の下方の側
壁３に取付けても良いが箱本体４の底面を通って他端の
側壁３のショルダーベルト１１に一体に連続させること
もできる。
における箱本体４にはショルダーベルト１１が上方に吊
下状に設けられ吊下状態においては倒伏収納状態の提手
状ハンドル８の軸着部の外側に当接するように形成され
て吊下時に軸着部を外方から内方に向け圧接して提手状
ハンドル８の脱落を防止している。しかしてショルダー
ベルト１１はその端部を図１のように軸着部の下方の側
壁３に取付けても良いが箱本体４の底面を通って他端の
側壁３のショルダーベルト１１に一体に連続させること
もできる。
【００１１】本発明は上記のように構成されているので
提手状ハンドル８で運搬するときは、倒伏収納状態にあ
る提手状ハンドル８を起立状態に保持して握持するもの
であり、ショルダーベルト１１で運搬するときは、その
吊下状態においては図１鎖線のようにその内側面で収納
した提手状ハンドル８の軸着部の外側を圧接して着脱自
在の提手状ハンドル８の脱落を防止するものである。
提手状ハンドル８で運搬するときは、倒伏収納状態にあ
る提手状ハンドル８を起立状態に保持して握持するもの
であり、ショルダーベルト１１で運搬するときは、その
吊下状態においては図１鎖線のようにその内側面で収納
した提手状ハンドル８の軸着部の外側を圧接して着脱自
在の提手状ハンドル８の脱落を防止するものである。
【００１２】また特に提手状ハンドル８の倒伏位置及び
起立位置においてはその軸着部における係止部９′が側
壁３の嵌合孔１０の切欠孔１０′に対して齟齬して使用
時及び収納時における脱落を防止し、提手状ハンドル８
を着脱するときは提手状ハンドル８の中間回動位置にお
いて軸着部の係止部９′と切欠部１０とを一致せしめて
行なうものであるため提手状ハンドル８の脱落は一層確
実に防止できる。
起立位置においてはその軸着部における係止部９′が側
壁３の嵌合孔１０の切欠孔１０′に対して齟齬して使用
時及び収納時における脱落を防止し、提手状ハンドル８
を着脱するときは提手状ハンドル８の中間回動位置にお
いて軸着部の係止部９′と切欠部１０とを一致せしめて
行なうものであるため提手状ハンドル８の脱落は一層確
実に防止できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は提手状ハンドルとショルダーベ
ルトとを併用した保冷箱においてショルダーベルトの使
用中にはその吊下作用で着脱自在の提手状ハンドルの軸
着部を外側から圧接して提手状ハンドルの脱落を確実に
防止することができると共に提手状ハンドルも容易に着
脱することができる。
ルトとを併用した保冷箱においてショルダーベルトの使
用中にはその吊下作用で着脱自在の提手状ハンドルの軸
着部を外側から圧接して提手状ハンドルの脱落を確実に
防止することができると共に提手状ハンドルも容易に着
脱することができる。
【００１４】また本願発明における着脱自在の提手状ハ
ンドルを可撓性材料で形成するときはその可撓性作用に
よる拡開操作によって着脱操作が迅速容易にでき、保冷
箱に運搬状況に応じて提手状ハンドルとショルダーベル
トの双方を設けたり、保冷箱をショルダーベルトだけで
運搬することもできるように使い分けることができる。
ンドルを可撓性材料で形成するときはその可撓性作用に
よる拡開操作によって着脱操作が迅速容易にでき、保冷
箱に運搬状況に応じて提手状ハンドルとショルダーベル
トの双方を設けたり、保冷箱をショルダーベルトだけで
運搬することもできるように使い分けることができる。
【００１５】更に本発明の提手状ハンドルは使用時の起
立位置及び収納時の倒伏位置においてはその軸着部の係
止部は箱本体の嵌合孔の切欠部と齟齬してその中間回動
位置において合致することにより着脱自在の提手状ハン
ドルの使用及び収納中の脱落を一層確実に防止できる。
立位置及び収納時の倒伏位置においてはその軸着部の係
止部は箱本体の嵌合孔の切欠部と齟齬してその中間回動
位置において合致することにより着脱自在の提手状ハン
ドルの使用及び収納中の脱落を一層確実に防止できる。
【図１】本発明の斜視図。
【図２】同要部の縦断正面図。
【図３】同要部の側面図。
【図４】提手状ハンドルの一部の内側面図。
１ 保冷箱 ２ 前後部の側壁 ３ 両端の側壁 ４ 箱本体 ５ 蓋板 ６ 止着具 ７ 切欠凹部 ８ 提手状ハンドル ８′ 吊下杆 ８″ 提手部 ９ 軸部 ９′ 係止部 １０ 嵌合孔 １０′ 切欠部 １１ ショルダーベルト
Claims (3)
- 【請求項１】 箱本体の両端の側壁に提手状ハンドルの
両端を起伏自在でかつ着脱自在に軸着して提手状ハンド
ルを倒伏して収納できるように形成すると共に該軸着部
の下側から箱本体の上方に吊下状に設けたショルダーベ
ルトを吊下時に前記提手状ハンドルの倒伏収納時におけ
る軸着部の外側に当接せしめたことを特徴とする保冷
箱。 - 【請求項２】 箱本体の両端の側壁に可撓性材料で両端
を拡開自在に形成した提手状ハンドル倒伏自在でかつ着
脱自在に軸着したことを特徴とする請求項１記載の保冷
箱。 - 【請求項３】 箱本体の両端の側壁に提手状ハンドルの
両端軸着部が嵌着する嵌合孔に切欠部を形成し、提手状
ハンドルの両端軸着部の内端には前記切欠部に合致する
係止部を設け、前記切欠部と係止部とは提手状ハンドル
の起立位置と倒伏位置の中間回動位置で合致するように
形成したことを特徴とする請求項１又は２記載の保冷
箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2586894A JP2895733B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 保冷箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2586894A JP2895733B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 保冷箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215344A JPH07215344A (ja) | 1995-08-15 |
| JP2895733B2 true JP2895733B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=12177778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2586894A Expired - Lifetime JP2895733B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 保冷箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2895733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3318157A1 (de) * | 2016-11-07 | 2018-05-09 | Hilti Aktiengesellschaft | Halterung |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP2586894A patent/JP2895733B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07215344A (ja) | 1995-08-15 |
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