JP2895196B2 - リンゴ用摘花剤 - Google Patents

リンゴ用摘花剤

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JP2895196B2
JP2895196B2 JP24626090A JP24626090A JP2895196B2 JP 2895196 B2 JP2895196 B2 JP 2895196B2 JP 24626090 A JP24626090 A JP 24626090A JP 24626090 A JP24626090 A JP 24626090A JP 2895196 B2 JP2895196 B2 JP 2895196B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の構造を有するピラゾール化合物を有
効成分とするリンゴ用摘花剤に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
多くの果樹は開花、受粉後自然状態で放置した場合果
実が大多数そのまま枝に残存するため、結果として果実
が小さく、品質も悪くなり、又樹木に対して大きな負担
をきたす。これらの問題を解決するために従来は入力に
より摘果作業を行なっていた。近年これらの問題を解決
するため化学物質が用いられはじめた。この化学物質と
しては、開花期に処理し必要な花のみを結実させる摘花
剤と、結実後適当な時期に処理し余分な果実を落下させ
る摘果剤とがある。特に開花時期に処理する摘果剤は、
余分な果実を大きくするという負担を少しでも軽くする
という点で、より重要なものである。
従来まで、果樹の摘花剤及び摘果剤については多数の
研究がなされて来たが、その重要性にもかかわらず、実
際に使用できるものは極めて限られている。また、この
分野では果樹の種類によりそれぞれ使用される薬剤が異
なっており、一つの薬剤が多種の果樹にわたって共通に
摘果剤または摘花剤として使用されることはほとんど無
い。その理由としては、果樹の種類に対する薬剤の作用
性の違いが挙げられる。例えば、従来のミカン用摘果剤
をリンゴ用摘果剤として適用しようとしても薬剤の効果
が大きく変動し充分な効果を示さない場合が多い。又作
用効果があったとしても、リンゴの葉はミカンの葉とは
異なった表皮成分で構成されているため薬剤の影響をか
なり受けやすく、葉枯、抑制、奇形等の薬害を与える場
合が多い。ましてやミカンの摘果効果のあるものが、リ
ンゴの摘花効果があるとは言い難く、且つリンゴの開花
時は葉に対する薬害が出やすい時期であるのでさらに適
用が難かしくなって来る。またリンゴの摘花剤は、一つ
の花そうで5〜6個の花が咲くが、その内良好な果実を
結実させる中心花のみを残し側花を摘花するようにコン
トロールしなければならない難かしさがあり、実際に使
用できる薬剤は極めて限られたものであった。
それらの中で、現在使用されているリンゴの摘花剤と
しては石灰硫黄合剤やアルキルベンゼンスルホン酸カル
シウムが挙げられる。前者は、効果が安定しないこと、
効果の持続期間が短いため開花期間中に3〜4回の処理
が必要であり非常な労力を要すること、葉に褐変等の薬
害が出ること、更に、蜂蜜に混入した場合イオウにもと
ずく異臭を放つこと等の欠点があった。又後者は効果が
安定せず活性も弱いこと、処理後果実にいわゆる“サ
ビ”などの薬害が出る等の種々の欠点があった。
本発明者らは種々の果樹について優れた摘花及び摘果
剤の開発を目指して鋭意研究を重ね、ある種のピラゾー
ル化合物がミカン等の摘果剤として使用できることを見
い出し既に提案した。(特開昭63−174905号) 本発明者らはさらに研究を重ねた結果、特定構造を有
するピラゾール化合物がリンゴに対して果実及び葉に薬
害がなくしかも適度な摘花作用を発揮する優れた摘花剤
となることを見い出し本発明を完成し提案するに至っ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は下記一般式〔I〕 (但し、R1は炭素数が1〜4のアルキル基、R2およびR3
は同種又は異種の水素原子、炭素数が1〜4のアルキル
基を示す。)で表されるピラゾール化合物を有効成分と
することを特徴とするリンゴ用摘花剤である。
前記一般式〔I〕中R1〜R3で示されるアルキル基は、
炭素数1〜4の直鎖状又は分枝状の基が用いられる。該
アルキル基の具体例を示すと、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−
ブチル基、t−ブチル基が挙げられる。
本発明の前記一般式〔I〕で示されるピラゾール化合
物はリンゴに対して優れた摘花効果を示すが、その中で
もR1が炭素数1〜4のアルキル基でR2,R3が水素原子又
はメチル基のものが特に好適である。
具体的に本発明のピラゾール化合物を例示すると、α
−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ)酢酸−
N−(1′,3′−ジメチル−5′−ピラゾリル)アミ
ド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ)
酢酸−N−(1′−エチル−3′−メチル−5′−ピラ
ゾリル)アミド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリ
ジルオキシ)酢酸−N−(1′−プロピル−3′−メチ
ル−5′−ピラゾリル)アミド,α−(3,5,6−トリク
ロロ−2−ピリジルオキシ)酢酸−N−(1′−イソプ
ロピル−3′−メチル−5′−ピラゾリル)アミド,α
−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ)酢酸−
N−(1′−ブチル−3′−メチル−5′−ピラゾリ
ル)アミド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル
オキシ)酢酸−N−(1′−イソブチル−3′−メチル
−5′−ピラゾリル)アミド,α−(3,5,6−トリクロ
ロ−2−ピリジルオキシ)酢酸−N−(1′−ターシャ
リーブチル−3′−メチル−5′−ピラゾリル)アミ
ド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ)
酢酸−N−(1′,4′−ジメチル−5′−ピラゾリル)
アミド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキ
シ)酢酸−N−(1′−メチル−5′−ピラゾリル)ア
ミド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキ
シ)酢酸−N−(1′−ブチル−5′−ピラゾリル)ア
ミド,α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキ
シ)酢酸−N−(1′−メチル−3′−エチル−5′−
ピラゾリル)アミド等が挙げられる。
本発明の前記一般式〔I〕で示されるピラゾール化合
物の製造方法は特に限定されるものではなく、どのよう
な製造方法でも良い。特に好適な製造方法を示すと次の
通りである。
一般式 (R1、R2、R3の定義は前に同じ) で表されるピラゾール誘導体と、一般式 (但し、Xはハロゲン原子を示す。) で表されるカルボン酸ハライドを反応させることによっ
て前記一般式〔I〕で表されるピラゾール化合物が得ら
れる。
該ピラゾール化合物の施用量は、リンゴの品種によっ
て異なり一概には断定できないが、一般に1〜5000rp
m、好ましくは10〜1000rpmの有効成分濃度として施用す
れば良い。
本発明のピラゾール化合物を有効成分とする摘花剤
は、開花初期〜開花終了時の間に施用すれば効果が得ら
れるが、特に中心花の満開直後〜2日後に施用すれば高
い効果が得られる。またその摘花効果は側花に対して有
効であり中心花に対してはほとんど影響を及ぼさないと
いう優れた特性を有している。また摘花効果のみなら
ず、果実の増収、増糖、後期落果防止効果等も有してい
ることは本摘花剤の大きな特徴である。
本発明の摘花剤は、原体そのものを散布しても良く、
担体や必要に応じては他の補助剤と混合して製剤し、散
布しても良い。製剤形態は特に制限されず、従来公知の
製剤形態が使用される。たとえば粉剤、粗粉剤、微粒
剤、粒剤、水和剤、乳剤、フロアブル製剤、油懸濁剤等
に調製して使用することが出来る。
本発明の摘花剤を製剤するに際し、使用する適当な個
体担体としては、従来公知のものが何ら制限なく使用し
得る。本発明に於いて好適に使用される固体担体を例示
すると次のとおりである。例えばカオリナイト群、モン
モリロナイト群、アタパルジャイト群或いはジークライ
ト等で代表されるクレー類;タルク、雲母、葉ロウ石、
軽石、バーミキュライト、石こう、炭酸カルシウム、ド
ロマイト、けいそう土、マグネシムウ、石灰、リン石
灰、ゼオライト、無水ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム等
の無機物質;大豆粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木
粉、でんぷん、結晶セルロース等の植物性有機物質;ク
マロン樹脂、石油樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアルキレングリコール、ケトン樹脂、エステル
ガム、コーパルガム、ダンマルガム等の合成または天然
の高分子化合物;カルナバロウ、蜜ロウ等のワックス類
あるいは尿素等が挙げられる。
また、本発明に於いて使用される液体担体としては、
従来公知のものが何ら制限されずに使用し得る。本発明
に於いて好適に使用される液体担体を例示すると次のと
おりである。ケロシン、鉱油、スピンドル油、ホワイト
オイル等のパラフィン系もしくはナフテン系炭化水素;
ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメ
ン、メチルナフタリン等の芳香族炭化水素;四塩化炭
素、クロロホルム、トリクロルエチレン、モノクロルベ
ンゼン、o−クロルトルエン等の塩素系炭化水素;ジオ
キサン、テトラヒドロフランのようなエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケトン、シク
ロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等のケトン
類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリコールアセ
テート、ジエチレングリコールアセテート、マレイン酸
ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル類;メタノー
ル、n−ヘキサノール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール等のアルコール類;エチレングリコールフ
ェニルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールブチルエーテル等のエーテル
アルコール類;ジエチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド等の極性溶媒あるいは水等が挙げられる。
また、本発明に於ける製剤には、乳化、分散、湿潤、
鉱展、結合、崩壊性調節、有効成分安定化、流動性改
良、防錆等の目的で従来公知の界面活性剤が何ら制限さ
れず使用し得る。界面活性剤としては、非イオン性、陽
イオン性、陰イオン性及び両イオン性のものが使用され
るが、通常は非イオン性および(または)陰イオン性の
ものが好適に使用される。適当な非イオン性界面活性剤
としてはたとえば、ラウリルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール等の高級アルコールにエ
チレンオキシドを重合付加させたもの;イソオクチルフ
ェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノールに
エチレンオキシドを重合付加させたもの;イソオクチル
フェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール
にエチレンオキシドを重合付加させたもの;ブチルナフ
トール、オクチルナフトール等のアルキルナフトールに
エチレオキシドを重合付加させたもの;パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオ
キシドを重合付加させたもの;ステアリンりん酸、ジラ
ウリルりん酸等のモノもしくはジアルキルりん酸にエチ
レンオキシドを重合付加させたもの;ドデシルアミン、
ステアリン酸アミド等のアミンにエチレンオキシドを重
合付加させたもの;ソルビタンン等の多価アルコールの
高級脂肪酸エステルおよびそれにエチレンオキシドを重
合付加させたもの;エチレンオキシドとプロピレンオキ
シドを重合付加させたもの;ジオクチルサクシネート等
の多価脂肪酸とアルコールとのエステル等があげられ
る。適当な陰イオン性界面活性剤としては、たとえば、
ラウリル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エス
テルアミン塩等のアルキル硫酸エステル塩;スルホこは
く酸ジオクチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセ
ンスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩;イ
ソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、メチレン
ビスナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホ
ン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム等のアリールスルホン酸塩;トリポリリン酸ソーダ等
のリン酸塩等があげられる。
また、本発明に於ける製剤では、従来公知の補助剤が
何ら制限なく使用される。本発明に於いて好適に使用さ
れる補助剤を例示すると次のとおりである。カゼイン、
ゼラチン、アルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ポリビニルアルコール等の高分
子化合物等が挙げられる。
上記の担体、界面活性剤および補助剤は、製剤の剤
型、適用場面等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独
にあるいは組合わせて適宜使用される。
本発明に於ける製剤の調製方法は、特に限定されるも
のではなく、従来公知の方法が使用される。例えば、水
和剤の具体的な一調製方法として、ピラゾール化合物を
有機溶剤に溶かし、該溶液に界面活性剤及び担体を加え
てよく粉砕混合した後、有機溶剤を除去することにより
水和剤を得る方法がある。
また、たとえば乳剤の具体的な一調製方法として、ピ
ラゾール化合物10重量部と界面活性剤15重量部をキシレ
ン等の石油系溶剤によく混合して乳剤を得る方法があ
る。
〔効果〕
以上に説明した本発明のピラゾール化合物を有効成分
とする摘花剤は、リンゴに対し優れた摘花作用を示す。
即ち、後述する実施例からも明らかなように、リンゴに
対して本発明の摘花剤は無処理区に比較して頂芽の側花
及び腋芽花に対する残果率の低下が顕著であり、受粉し
た中心花に対してはほとんど影響を及ぼさず、現在市販
されている石灰硫黄合剤(原液濃度11%)の実際の施用
濃度である100倍希釈溶液で処理したものより高い効果
を有しており、同時に石灰硫黄合剤を処理した時に観察
される葉の褐変あるいは奇形葉等の薬害もない極めて安
全な性質を有している。
また、本発明のピラゾール化合物のリンゴに対する摘
花効果は、従来の摘花剤の様に花を落下させたり、部分
的にダメージを与えて生長を抑制したり枯死させたりす
るものではなく、側花を結実させずにそのまま残すかあ
るいは結実させても果実を生長させずに小さいままの状
態で残し、中心花のみを通常の生長をさせることにより
摘花効果である。このような摘花効果は従来の摘花剤に
はみられなかった新しい摘花効果であり、その作用機構
は現在のところ明らかではないが、本発明の大きな特徴
である。
従って、本発明のピラゾール化合物を有効成分とする
摘花剤は、従来摘花剤として要求される性質を十分に満
たすものであって、その有用性は極めて大きいものであ
る。
〔実施例〕
本発明を更に具体的に説明するため以下実施例および
比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
合成例1 5−アミノ−1,3−ジメチルピラゾール0.86g(0.0077
mole)のクロロホルム10ml溶液にトリエチルアミン1.09
ml(0.0078mole)を加え、これに3,5,6−トリクロロ−
2−ピリジルオキシ酢酸クロライド2.14g(0.0078mol
e)のクロロホルム20ml溶液を滴下した。一晩撹拌後、
反応液を水洗し、クロホルム層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。クロロホルムを留去した後、残渣をクロロホ
ルム−ヘキサンから再結晶すると、2.22gの無色固体が
得られた。IR,1H−NMR、MSの各測定の結果、生成物が、
α−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ)酢酸
−N−(1′−3′ジメチル−5′−ピラゾリル)アミ
ドであることが確認された。
同様にして第1表に示す本発明のピラゾール化合物を
合成した。
実施例1 12年生のリンゴ(品種:ふじ)の木から約100花そう
程度が着生している枝を選び、中心花の満開翌日に第1
表に示す各化合物の水和剤の300ppm水希釈液をハンドス
プレーで枝全体に散布した。水和剤は、第1表に示す化
合物10重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル2重量部、微粉クレー40重量部、及びジークライト
48重量部をハンマーミルで粉砕混合して10%水和剤とし
たものを使用した。処理後30日経過した後、各供試化合
物の摘花効果を調査した結果を第1表に示した。評価は
中心花、側花について下式に示す残果率で表した。残果
率は残花率に匹敵することになり、該値を無処理のもの
と比較することにより使用した薬剤の摘花効果を知るこ
とができる。また薬害に関しては落葉、変色葉、奇形葉
等、葉の状態の観察結果を下記の−〜+++の5段階で
表した。
薬 害 −:正 常 ±:僅小害 +:小 害 ++:中 害 +++:大 害 比較例1 第2表に示すミカンの摘果剤として報告例のある化合
物やその他類似化合物を用いて実施例1と同様に処理、
並びにリンゴの摘花剤として使用されている11%石灰硫
黄合剤100倍希釈液を中心花が開花して2日後、5日後
の計2回処理し、残果率および薬害を測定した。結果を
第2表に併記した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−61222(JP,A) 特開 昭58−157706(JP,A) 特開 昭59−39803(JP,A) 特開 昭63−174905(JP,A) 特開 昭63−313773(JP,A) 特開 昭62−153283(JP,A) 特許2868876(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (但し、R1は炭素数が1〜4のアルキル基、R2およびR3
    は同種又は異種の水素原子、炭素数が1〜4のアルキル
    基を示す。)で表されるピラゾール化合物を有効成分と
    するリンゴ用摘花剤。
JP24626090A 1989-09-28 1990-09-18 リンゴ用摘花剤 Expired - Lifetime JP2895196B2 (ja)

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