JP2893504B2 - 高速トレーアンローディング装置 - Google Patents

高速トレーアンローディング装置

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JP2893504B2 JP34700493A JP34700493A JP2893504B2 JP 2893504 B2 JP2893504 B2 JP 2893504B2 JP 34700493 A JP34700493 A JP 34700493A JP 34700493 A JP34700493 A JP 34700493A JP 2893504 B2 JP2893504 B2 JP 2893504B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速トレーアンロー
ディング装置にかかるもので、とくにマガジンから複数
枚のトレーを効率良くかつ安定してアンローディングす
るようにした高速トレーアンローディング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の生産ラインにおいて、こ
われやすい菓子類あるいはその他比較的小型の物品の多
数個を搬送・格納するに際し、こうした被搬送物を破損
しないように丁寧にかつ効率よくハンドリングする必要
がある。こうした必要性に対して、所定数の被搬送物を
トレーに載置し搬送して包装することが考えられる。
【0003】図8は、こうした搬送・包装システムを概
略的に示したフローチャート図であって、ステップS1
において製造した製品(被搬送物)をトレーに載せて搬
送し(ステップS2)、所定のステーションにおいてト
レーから被搬送物を取り出して(ステップS3のアンロ
ード工程)、最後に包装する(ステップS4)。
【0004】しかして、一般には製造設備における大量
生産に対して、包装設備における処理能力に差があるた
めに、包装設備を(I)、(II)、(III)とその
複数個を必要とするが、設置面積およびコストに限りが
あるため無制限に包装設備を多くすることができないと
いう問題がある。
【0005】図9は、こうした問題に対処するための他
の搬送・包装システムを示すフローチャート図で、複数
枚のトレーをマガジンにロードし(ステップS13)、
このマガジンを搬送することにより(ステップS14)
大量搬送を可能とし、ステップS15において、マガジ
ンからのトレーのアンロードおよびトレーからの被搬送
物のアンロードを行い、包装する(ステップS16)。
【0006】さらに、ステップS16における包装処理
が間に合わない場合には、ステップS17のように立体
倉庫などにマガジンごと一時保管して、必要に応じて随
時補給するものとする。
【0007】図10は、上述の搬送・包装システムに用
いて好適なトレー1およびマガジン2を示す斜視図であ
って、トレー1の載置面3には菓子などの被搬送物4を
並べて載置し、コンベア(図示せず)など所定の搬送路
上を搬送可能としてあるとともに、その対向する側端部
にはそれぞれ一対の補強用折曲げ部5および格納用側縁
部6を形成してある。
【0008】マガジン2は、その内部の格納空間7にお
ける対向する内壁面に一対の格納用棚段8を複数段形成
し、正面開口部9からトレー1を押し込んで格納用棚段
8にトレー1の格納用側縁部6を係合することにより格
納用棚段8内にトレー1を多段に格納(ローディング)
可能とするとともに、背面開口部10からトレープッシ
ャー(図示せず)などを用いて押し出すことにより排出
(アンローディング)可能とする。
【0009】なお、格納用棚段8の正面側には外方に向
かって上方に傾斜したトレー飛出し防止用の傾斜部11
を形成することにより、マガジン2のX方向、Y方向、
あるいは回動などその搬送中におけるトレー1の飛び出
しを防止可能としてある。なお、このトレー飛出し防止
用の傾斜部11の奥行き長さをLとする。
【0010】こうしたマガジン2からトレー1を押し出
すアンローディング装置としては、従来はトレー1を一
段ずつ搬出用コンベア上にアンローディングする方法が
採用されていたが、処理能力が低いために、高速化が要
請されていた。
【0011】さらに、トレー1の載置面3から被搬送物
4を搬出用コンベア上に取り出すアンローディング装置
としては、被搬送物4をスイーパー(図示せず)により
かき出す方法、あるいは一個一個真空吸着する方法など
が採用されていたが、被搬送物4を破損しやすいととも
に、搬出用コンベア上に被搬送物4を整列して安定的に
アンローディングすることが困難であり、かつ同じく処
理能力が低いという間題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、比較的小型で多数の
被搬送物をトレーに載せて搬送するとともにマガジンに
このトレーを格納してマスハンドリングするに際し、マ
ガジンからトレーを順次効率良く搬出可能であり、高効
率かつ高速でアンローディング動作可能な高速トレーア
ンローディング装置を提供することを課題とする。
【0013】なお、本発明において、「アンローディン
グ」とは、マガジン2からトレー1を押し出す場合、お
よびトレー1から被搬送物4を取り出す場合を言うもの
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち発明は、マガ
ジンからトレーを二段分ずつアンローディングすること
に着目したもので、被搬送物を載置して搬送可能なトレ
ーの複数枚を格納して搬送可能なマガジンから、当該ト
レーをアンローディングする高速トレーアンローディン
グ装置であって、上記マガジンに多段に形成した格納用
棚段に対向するアンローディング位置に上記マガジンを
搬入するとともに上記トレーのアンローディングを終了
した該マガジンを搬出するマガジン搬入搬出用コンベア
と、このマガジン搬入搬出用コンベアを昇降させるコン
ベア昇降機構と、上記マガジンの上記格納用棚段から二
段分の上記トレーを同時に押し出すトレー押出し機構
と、この押し出された二段分のトレーの下段におけるト
レーを搬出する取出しコンベアと、この押し出された二
段分のトレーの上段におけるトレーを水平に支持すると
ともに、上記取出しコンベア上の上記トレーの搬出が終
了したのちにこの上段におけるトレーを間欠的にこの取
出しコンベアに下降させる間欠下降機構と、を有するこ
とを特徴とする高速トレーアンローディング装置であ
る。
【0015】上記間欠下降機構は、上記トレーを水平に
支持可能であるとともに、この支持したトレーを上記取
出しコンベアに下降するように間欠回転する一対の翼型
ガイドと、この翼型ガイドとともに上記トレーを水平に
支持可能な一対の垂直ガイドとを有することができる。
【0016】上記一対の翼型ガイドは、互いに反対方向
に回転可能であることができる。
【0017】上記間欠下降機構は、上記翼型ガイドを所
定角度間隔で間欠回転可能とするゼネバ機構を有するこ
とができる。
【0018】発明による高速トレーアンローディング
装置においては、マガジンの格納用棚段の二段分のトレ
ーを同時にアンローディングするとともに、下段部分の
トレーを取出しコンベアにより搬出したのち、上段部分
のトレーを間欠下降機構によりこの取出しコンベアに下
降させるようにし、この下降操作の間につぎの二段分の
トレーを押し出す操作の準備を可能とすることができる
ので、従来のものより二倍の高効率でトレーのアンロー
ディングが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに発明の実施の形態による
高速トレーアンローディング装置20について図1ない
し図3にもとづき説明する。ただし図8ないし図10と
同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略
する。
【0020】図1は、当該高速トレーアンローディング
装置20の全体概略側面図であって、高速トレーアンロ
ーディング装置20は、マガジン搬入搬出用コンベア2
1と、このマガジン搬入搬出用コンベア21を昇降させ
るコンベア昇降機構22と、トレー押出し機構23と、
取出しコンベア24と、間欠下降機構25とを有する。
なお、以下の各図において駆動用のモーターについて
は、「M」の符号を付しておく。
【0021】マガジン搬入搬出用コンベア21は、アン
ローディング位置APにマガジン2を搬入するととも
に、トレー1のアンローディングを終了したマガジン2
を搬出するものである。
【0022】コンベア昇降機構22は、マガジン搬入搬
出用コンベア21を支持する昇降台26と、昇降用シリ
ンダー27とを有する。
【0023】トレー押出し機構23は、往復動可能な駆
動用チェーン28と、この駆動用チェーン28に取付け
部材29により取り付けるとともに、ガイド部材30に
より水平方向に往復動可能としたトレープッシャー31
とを有する。
【0024】このトレープッシャー31は、アンローデ
ィング位置APにおけるマガジン2の前記格納用棚段8
から二段分のトレー1を同時に押し出すことができる。
【0025】取出しコンベア24は、この押し出された
二段分のトレー1の下段におけるトレー1を搬出すると
ともに、トレー搬出用コンベア32にこのトレー1を移
送する。なおこの取出しコンベア24には、トレー搬出
用コンベア32にトレー1が移行したことを検出するト
レーセンサー33を設けてある。
【0026】間欠下降機構25は、この押し出された二
段分のトレー1の上段におけるトレー1を水平に支持す
るとともに、取出しコンベア24上のトレー1の搬出が
終了したのちにこの上段におけるトレー1を間欠的に取
出しコンベア24に下降させるものであって、その詳細
を図2の側面図、および図3の平面図に示す。
【0027】間欠下降機構25は、左右一対の翼型ガイ
ド34と、この翼型ガイド34を間欠回転させる間欠回
転機構35と、左右一対の垂直ガイド36とを有する。
【0028】翼型ガイド34は、互いに角度60度を空
けた六枚の羽根板37からこれを構成し、左右一対の翼
型ガイド34は、互いに反対方向にかつ羽根板37が角
度60度間隔で間欠回転可能としてあり、トレープッシ
ャー31によってマガジン2から押し出された二段分の
トレー1のうち上段部分のトレー1の格納用側縁部6を
一組の羽根板37が水平に支持可能であるとともに、角
度60度ずつ間欠回転することによりこの上段部分のト
レー1をその水平姿勢を維持したまま取出しコンベア2
4に下降させる。
【0029】すなわち間欠回転機構35は、ゼネバ機構
38と、ギア機構39と、翼型ガイド34に係合する一
対のベルト40とを有し、ギア機構39のギア比を2:
3とすることにより、ゼネバ機構38による一回に90
度分の回転によって翼型ガイド34の各羽根板37が所
定一定角度間隔すなわち60度で回転するようにしてあ
る。
【0030】垂直ガイド36は、上述の翼型ガイド34
の羽根板37を補助してトレー1を水平に支持すること
により載置面3上の被搬送物4を安全に保持可能として
いる。
【0031】こうした構成の高速トレーアンローディン
グ装置20において、マガジン搬入搬出用コンベア21
によりたとえば紙面裏側から表面側に向かって搬送され
てきたマガジン2は、コンベア昇降機構22によりその
格納用棚段8の二段分をアンローディング位置APにセ
ットされる。
【0032】この状態で、駆動用チェーン28を正方向
に回転させることによってトレープッシャー31が、二
段分のトレー1を取出しコンベア24および間欠下降機
構25に押し出すとともに、押出し完了後、駆動用チェ
ーン28が逆方向に回転することによってトレープッシ
ャー31はマガジン2外に後退する。
【0033】ついで、コンベア昇降機構22がマガジン
2のつぎの二段分の格納用棚段8をアンローディング位
置APにセットし、上述の押出し操作を繰り返す。
【0034】マガジン2から押し出された二段分のトレ
ー1のうち、下段のトレー1は取出しコンベア24に移
行してその回転によりトレー搬出用コンベア32に搬出
される。
【0035】マガジン2から押し出された二段分のトレ
ー1のうち、上段のトレー1は間欠下降機構25に水平
に保持され、取出しコンベア24上のトレー1がトレー
搬出用コンベア32に移行するまでこの保持状態で待機
する。
【0036】トレーセンサー33がトレー1のトレー搬
出用コンベア32への移行を検出したのち、ゼネバ機構
38が駆動されて翼型ガイド34がトレー1を間欠下降
機構25から取出しコンベア24に下降させる。
【0037】なお、この翼型ガイド34から取出しコン
ベア24への下降操作の間に、前述のように駆動用チェ
ーン28が逆方向に回転することによりトレープッシャ
ー31がつぎの押出し操作の準備完了となる。
【0038】こうした操作を繰り返すことにより、マガ
ジン2内のトレー1は二段分ずつ順次取出しコンベア2
4に高速でアンローディングされることになる。
【0039】つぎに、マガジン2からトレー1を押し出
す本発明による高速トレーアンローディング装置20に
関連して、トレーから被搬送物4を取り出す高速トレー
アンローディング装置50について図4ないし図6にも
とづき説明する。
【0040】図4は、この高速トレーアンローディング
装置50の全体概略斜視図であるが、高速トレーアンロ
ーディング装置50においては、図5および図6に示す
ようにその載置面3に多数のアンローディング用貫通孔
51Aを形成したアンローデイング用のトレー51を用
いるとともに、このトレー51から、被搬送物4を整然
とアンローディングするものである。
【0041】なお、アンローディング用貫通孔51Aの
大きさとしては、たとえば直径2mm、ピッチ10mm
などと、トレー51の大きさおよび被搬送物4の種類な
どに応じて所定値に設計するものとする。
【0042】高速トレーアンローディング装置50は、
前記トレー搬出用コンベア32(図1)に接続されたト
レー搬入用コンベア52と、トレー傾斜機構53と、空
気圧供給機構54と、アンローディングコンベア55
と、トレー返却コンベア56とを有する。
【0043】トレー搬入用コンベア52上に停止させた
アンローディング位置APにおいて、トレー51からの
被搬送物4のアンローディングを行う。
【0044】すなわちトレー傾斜機構53は、トレー傾
斜用ベルト57と、このトレー傾斜用ベルト57に取り
付けるとともにトレー51の格納用側縁部6に係合可能
なトレー係合片58と、トレー傾斜用ベルト57を正逆
回転させる傾斜用モーター59とを有する。
【0045】空気圧供給機構54は、トレー傾斜機構5
3およびトレー51の下方に位置してトレー51の下方
を密封可能な圧力ハウジング60と、この圧力ハウジン
グ60内に所定圧力の空気を供給可能なコンプレッサー
61とを有する。
【0046】こうした構成の高速トレーアンローディン
グ装置50において、トレー51は前述の取出しコンベ
ア24および間欠下降機構25を通ってトレー搬入用コ
ンベア52に供給され、このトレー搬入用コンベア52
上に停止する。
【0047】ついで、空気圧供給機構54が、トレー5
1の載置面3の下方からアンローディング用貫通孔51
Aを通して所定圧力たとえば0.01〜0.001Kg
/cmの空気を供給することにより被搬送物4の下面
にエアーベアリングを形成するとともに、トレー傾斜機
構53のトレー係合片58がトレー51の格納用側縁部
6部分に係合し、トレー傾斜用ベルト57が図4中正回
転(実線)することによりこれを所定角度たとえば6〜
15度程度傾斜させる。
【0048】すなわち、トレー傾斜機構53は、トレー
51を被搬送物4の搬送態勢からアンローディング態勢
に移行させることとなる。
【0049】したがって、空気圧により移動しやすくな
った被搬送物4はトレー51の傾斜により重力の作用で
順次アンローディングコンベア55上に取り出されるこ
とになり、被搬送物4を破損することなく、整然と整列
状態を保ってかつ円滑に被搬送物4のアンローディング
を行うことができる。
【0050】こうしたアンローディングの終了ののち、
トレー傾斜用ベルト57が図4中逆回転(破線)するこ
とによりトレー51を水平状態に戻し、これをトレー返
却コンベア56に移送する。
【0051】なおトレー傾斜機構53は、トレー51の
みを傾斜させるだけでよいので、その構造を簡略化する
ことができる。
【0052】図7は、他の構成例による高速トレーアン
ローディング装置70の概略断面側面図であって、高速
トレーアンローディング装置70は、前記搬入用コンベ
ア52と、トレー傾斜機構53に相当するトレー傾斜機
構71と、空気圧供給機構54に相当する空気圧供給機
構72と、アンローディングコンベア55とを有する。
【0053】トレー傾斜機構71は、空気圧供給機構7
2の圧力ハウジング73とともにトレー51を傾斜させ
ることができる傾斜用シリンダー74を有する。
【0054】こうした構成の高速トレーアンローディン
グ装置70においても、図4の高速トレーアンローディ
ング装置50と基本的には動作は同様であり、トレー5
1が圧力ハウジング73の上部に停止された状態でコン
プレッサー61から圧縮空気を圧力ハウジング73に供
給し、アンローディング用貫通孔51Aを通して被搬送
物4を浮かせた状態で、傾斜用シリンダー74により圧
力ハウジング73を傾斜させることによってトレー51
上の被搬送物4をアンローディングコンベア55にアン
ローディングすることができる。
【0055】トレー傾斜機構71は、空気圧供給機構7
2の圧力ハウジング73とともにトレー51を傾斜させ
るようにしたため、所定空気圧の供給を確実にすること
が可能であり、エアベアリングの機能を制御することが
容易である。
【0056】なお、マガジン2を格納した自動倉庫にお
いて、本発明による高速トレーアンローディング装置を
組み込むことにより、マガジン2を搬出口に設置し、ア
ンローディングを必要とする分だけのトレーを取り出し
て搬出するようにしたアンローディング装置付きの自動
倉庫とすることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二段分の
トレーを同時に押し出すようにしたので、二段分のトレ
ーはマガジンから押し出されて上段の翼型ガイド上、お
よび下段の取出しコンベア上に取り出され、トレーを格
納したマガジンがらトレーを高速でアンローディング可
能であり、従来の二倍の能力を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態による高速トレーアンロー
ディング装置20の全体概略側面図である。
【図2】同、間欠下降機構25の側面図である。
【図3】同、間欠下降機構25の平面図である。
【図4】トレー51から被搬送物4を取り出す高速トレ
ーアンローディング装置50の全体概略斜視図である。
【図5】同、トレー51の斜視図である。
【図6】同、トレー51の断面図である。
【図7】トレー51から被搬送物4を取り出す他の構成
による高速トレーアンローディング装置70の概略断
面側面図である。
【図8】従来の製造ラインにおける搬送・包装システム
を概略的に示したフローチャート図である。
【図9】同、他の搬送・包装システムを示すフローチャ
ート図である。
【図10】同、トレー1およびマガジン2を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 トレー 2 マガジン 3 トレー1の載置面 4 トレー1上の菓子などの被搬送物 5 トレー1の一対の補強用折曲げ部 6 トレー1の一対の格納用側縁部 7 マガジン2の格納空間 8 マガジン2の一対の格納用棚段 9 マガジン2の正面開口部 10 マガジン2の背面開口部 11 マガジン2のトレー飛出し防止用の傾斜部 20 高速トレーアンローディング装置(実施の形態、
図1) 21 マガジン搬入搬出用コンベア 22 コンベア昇降機構 23 トレー押出し機構 24 取出しコンベア 25 間欠下降機構 26 昇降台 27 昇降用シリンダー 28 駆動用チェーン 29 取付け部材 30 ガイド部材 31 トレープッシャー 32 トレー搬出用コンベア 33 トレーセンサー 34 左右一対の翼型ガイド 35 間欠回転機構 36 左右一対の垂直ガイド 37 翼型ガイド34の羽根板 38 ゼネバ機構 39 ギア機構 40 一対のベルト 50 高速トレーアンローディング装置 51 アンローディング用のトレー 51A トレー51のアンローディング用貫通孔 52 トレー搬入用コンベア 53 トレー傾斜機構 54 空気圧供給機構 55 アンローディングコンベア 56 トレー返却コンベア 57 トレー傾斜用ベルト 58 トレー係合片 59 傾斜用モーター 60 圧力ハウジング 61 コンプレッサー 70 高速トレーアンローディング装置 71 トレー傾斜機構 72 空気圧供給機構 73 圧力ハウジング 74 傾斜用シリンダー L トレー飛出し防止用の傾斜部11の奥行き長さ AP アンローディング位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 定夫 大阪府大阪市西区江戸堀1−10−8 住 友重機械工業株式会社 大阪支社肥後橋 分室内 (56)参考文献 特開 昭62−99046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 59/00 - 59/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を載置して搬送可能なトレー
    の複数枚を格納して搬送可能なマガジンから、当該トレ
    ーをアンローディングする高速トレーアンローディング
    装置であって、 前記マガジンに多段に形成した格納用棚段に対向するア
    ンローディング位置に前記マガジンを搬入するとともに
    前記トレーのアンローディングを終了した該マガジンを
    搬出するマガジン搬入搬出用コンベアと、 このマガジン搬入搬出用コンベアを昇降させるコンベア
    昇降機構と、 前記マガジンの前記格納用棚段から二段分の前記トレー
    を同時に押し出すトレー押出し機構と、 この押し出された二段分のトレーの下段におけるトレー
    を搬出する取出しコンベアと、 この押し出された二段分のトレーの上段におけるトレー
    を水平に支持するとともに、前記取出しコンベア上の前
    記トレーの搬出が終了したのちにこの上段におけるトレ
    ーを間欠的にこの取出しコンベアに下降させる間欠下降
    機構と、 を有することを特徴とする高速トレーアンローディング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記間欠下降機構は、 前記トレーを水平に支持可能であるとともに、この支持
    したトレーを前記取出しコンベアに下降するように間欠
    回転する一対の翼型ガイドと、 この翼型ガイドとともに前記トレーを水平に支持可能な
    一対の垂直ガイドとを有することを特徴とする請求項1
    記載の高速トレーアンローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の翼型ガイドは、互いに反対
    方向に回転可能であることを特徴とする請求項記載の
    高速トレーアンローディング装置。
  4. 【請求項4】 前記間欠下降機構は、前記翼型ガイド
    を所定角度間隔で間欠回転可能とするゼネバ機構を有す
    ることを特徴とする請求項記載の高速トレーアンロー
    ディング装置。
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