JP2893467B2 - セラミック素地チューブの円筒研削用チャック - Google Patents

セラミック素地チューブの円筒研削用チャック

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JP2893467B2
JP2893467B2 JP4423590A JP4423590A JP2893467B2 JP 2893467 B2 JP2893467 B2 JP 2893467B2 JP 4423590 A JP4423590 A JP 4423590A JP 4423590 A JP4423590 A JP 4423590A JP 2893467 B2 JP2893467 B2 JP 2893467B2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、TPA(透光性アルミナ)チューブ等のセラ
ミック素地チューブの円筒研削に用いるチャックに関す
る。
〔従来の技術〕
TPAチューブ等は、通常、加圧成形後のセラミック素
地チューブを円筒研削した後、焼成して製造されてい
る。
従来、この種のセラミック素地チューブは、脆く、壊
れやすい(白墨と同程度の強度)のため、その円筒研削
に際してのチャッキングに、チャッキング力を調整する
ことができない三つ爪チャック等を用いることができ
ず、例えば第5図に示すように、円筒研削盤の主軸台の
チャック21にマンドレル22を取り付け、このマンドレル
22に被削物であるセラミック素地チューブWを嵌装する
と共に、セラミック素地チュープWとマンドレル22の外
周に跨って巻き付けた粘着テープ(ビニルテープ)23に
よりセラミック素地チューブWをマンドレル22に固定
し、主軸の回転によるセラミック素地チューブWの回転
と共に、研削砥石24を回転させて外周面又は端面の研削
加工が施されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の粘着テープを用いたセラミ
ック素地チューブのマンドレルに対する固定手段におい
ては、固定によるセラミック素地チューブの損壊はない
ものの、粘着テープの巻き付け、取り外しに時間が掛か
り、作業性、生産性が低下する問題がある。
そこで、本発明は、セラミック素地チューブの固定に
際し、その損壊を伴うことなく、固定及び取り外しを容
易かつ短時間になし得るセラミック素地チューブの円筒
研削用チャックの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本発明のセラミック素地チ
ューブの円筒研削用チャックは、軸心部にマンドレルを
挿着し、片面に溝を放射状に設けたチャック本体と、前
記チャック本体の溝に嵌合し、折曲部で溝壁に枢支され
たL字状のワーク押えと、前記溝部のチャック本体の外
周部に設けた凹部に収容され、ワーク押えの一端部を介
してワークをその損壊を伴わない程度の付勢力で押圧す
るばねと、チャック本体の外周に軸方向へ摺動可能に嵌
装され、ワーク押えの一端部をばねに抗して押圧可能な
開閉スリーブとよりなるものである。
〔作 用〕
上記手段においては、開閉スリーブをばねに抗して押
し込むことにより、ワーク押えの他端部がマンドレルか
ら遠去かり、マンドレルに対するセラミック素地チュー
ブの着脱が可能となり、開閉スリーブを放することによ
り、ワーク押えの一端部がワークの損壊を伴わない程度
の付勢力を有するばねにより押圧され、開閉スリーブの
復帰移動と共に、マンドレルに装着されたセラミック素
地チューブのワーク押えの他端部によるチャッキング
(固定)が可能となる。
ワーク押えの他端部は、セラミック素地チューブとの
摩擦力が大きくなるような材質、形状のものとすること
が好ましく、このようにすることにより充分なチャッキ
ング力を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図、第2図は本発明に係るセラミック素地チュー
ブの円筒研削用チャックの断面図、正面図である。
図中1は軸心部に挿着したマンドレル2の基端部2a
(第1図においては左端部)を介して図示しない円筒研
削盤の主軸台のチャックにチャッキングされる円板状の
チャック本体で、その片面(第1図においては右側面)
には、4条の溝3がマンドレル2を中心として放射状に
設けられていると共に、軽量化等を図るために隣り合う
溝3間にそれと同程度の深さで扇形状に切り欠いた切欠
き部4(第3図参照)を設けることにより溝壁3aが設け
られている。各溝3におけるチャック本体1の軸心部に
は、溝3と嵌まり合うL字状のワーク押え5の折曲部
が、溝壁3aに対向して設けた穴14に挿着したピン6によ
り枢支されている。各ワーク押え5の一端部(第1図に
おいては上、下端部)は、チャック本体1の外周部から
突出され、かつ他端部(第1図においては右端部)は、
チャック本体1の片面からマンドレル2の被着部2b側へ
突出されており、この他端部には、セラミック素地チュ
ーブWの外周面と当接するゴム等の弾性体からなる当接
部材7が取り付けられている。
又、各溝3におけるチャック本体1の外周部には、円
形の凹部8が設けられており、各凹部8には、それぞれ
のワーク押え5の一端部と当接してこれを押圧し、ワー
ク押え5の他端部をマンドレル2の被着部2bに接近させ
る圧縮コイルスプリング等のワークの損壊を伴わない程
度の付勢力を有するばね9が収容されている。そして、
チャック本体1の外周には、円筒状の開閉スリーブ10が
軸方向へ所要範囲で摺動可能に設けられている。開閉ス
リーブ10は、各ワーク押え5の一端部をばね9に抗して
同時に押圧し、それぞれのワーク押え5の他端部をマン
ドレル2の被着部2bから遠去ける、換言するとチャック
開の状態とするもので、ワーク押え5の一端部との当接
を可能とするため、矩形状の切欠き部11(第4図参照)
がチャック本体1の溝3と対応させて設けられている共
に、周方向の摺動を防止するため、チャック本体1の外
周に植設したストッパピン12(第2図参照)が係合され
る軸方向の長孔13(第4図参照)が設けられている。
上記構成の円筒研削用チャックによるセラミック素地
チューブWのチャッキングは、開閉スリーブ10をばね9
に抗して押し込み、各ワーク押え5の他端部をマンドレ
ル2の被着部2bから遠去け、セラミック素地チューブW
をマンドレル2の被着部2bに嵌装した後開閉スリーブ10
を放すと、各ワーク押え5の一端部がばね9により押圧
されることにより、開閉スリーブ10が復帰移動すると共
に、各ワーク押え5の他端部の当接部材7のセラミック
素地チューブWの外周面への圧接によってチャッキング
が行われる。
なお、ワーク押え5の他端部に取り付けた当接部材7
は、ゴム等の弾性体とする場合に限らず、例えばセラミ
ックス等の高硬度材料としてもよく、又、セラミック素
地チューブWとの当接面は、図示例のような曲面状とす
る場合に限らず、セラミック素地チューブWに食い込み
やすい鋸刃状等の凹凸形状としてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、開閉スリーブをばねに
抗して押し込むことにより、各ワーク押えの他端部がマ
ンドレルから遠去かり、マンドレルに対するセラミック
素地チューブの着脱が可能となり、開閉スリーブを放す
ことにより、各ワーク押えの一端部がばねに押圧され、
開閉スリーブの復帰移動と共に、マンドレルに装着され
たセラミック素地チューブの各ワーク押えの他端部によ
るチャッキングが可能となるので、従来の粘着テープを
用いた固定手段に比し、セラミック素地チューブのチャ
ッキング及び取り外しを容易かつ短時間に行うことがで
きる。
又、ワーク押えによるチャッキング力は、ばねの付勢
力がワークの損壊を伴わない程度に設けられているの
で、セラミック素地チューブが損壊することはない。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図、第
2図はセラミック素地チューブの円筒研削用チャックの
断面図、正面図で、第3図及び第4図はそのチャック本
体及び開閉スリーブの斜視図、第5図は従来の技術を示
す側面図である。 1……チャック本体、2……マンドレル 3……溝、3a……溝壁 5……ワーク押え、8……凹部 9……ばね、10……開閉スリーブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23B 31/18 B24B 41/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心部にマンドレルを挿着し、片面に溝を
    放射状に設けたチャック本体と、前記チャック本体の溝
    に嵌合し、折曲部で溝壁に枢支されたL字状のワーク押
    えと、前記溝部のチャック本体の外周部に設けた凹部に
    収容され、ワーク押えの一端部を介してワークをその損
    壊を伴わない程度の付勢力で押圧するばねと、チャック
    本体の外周に軸方向へ摺動可能に嵌装され、ワーク押え
    の一端部をばねに抗して押圧可能な開閉スリーブとより
    なることを特徴とするセラミック素地チューブの円筒研
    削用チャック。
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