JP2892091B2 - ディスク・カートリッジ - Google Patents

ディスク・カートリッジ

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JP2892091B2
JP2892091B2 JP6919090A JP6919090A JP2892091B2 JP 2892091 B2 JP2892091 B2 JP 2892091B2 JP 6919090 A JP6919090 A JP 6919090A JP 6919090 A JP6919090 A JP 6919090A JP 2892091 B2 JP2892091 B2 JP 2892091B2
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coil spring
spring
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は円盤状情報記録媒体を収納するディスク・カ
ートリッジに関する。
(従来の技術) 光ディスク或いは光磁気ディスク・システムは、これ
らのディスクを収納したディスク・カートリッジと、こ
れらのディスクに情報を記録、再生、消去するためのド
ライブ装置とから構成され、高記録密度を達成し、ディ
スクの運搬性に優れる等の長所を有する。そして、シャ
ッター機構を有するディスク・カートリッジとしては、
実公昭61−41186号公報に開示の技術がある。
しかし、上記システムは光学式記録であるためにヘッ
ドには、レンズ、プリズム等の光学部品が搭載され、ハ
ード・ディスク等の磁気記録用ヘッドに比べてヘッド重
量が重くなり、情報への高速アクセスが困難であるとの
問題がある。
この問題の解決手段として、見掛け上の高速アクセス
を達成すべく、ヘッドを複数個用いる方法があり、複数
個のヘッドを有するドライブ装置に対応したディスク・
カートーリッジが実願平2−425に提案されている。
このディスク・カートリッジは、円盤状情報記録媒体
を回転自在に収納するケースと、このケースに設けられ
たヘッド挿入窓およびターンテーブル挿入窓と、これら
ヘッド挿入窓およびターンテーブル挿入窓を開閉するた
めに上記ケースに摺動自在に設けたシャッターと、この
シャッターを閉じ方向に付勢するばねを有するもので、
その具体例は第3図乃至第6図に示される。
第3図において、ディスク・カートリッジ3に回転自
在に収納された光磁気ディスク1は、その中心部にハブ
2を有し、ドライブ装置のスピンドル・モータ先端に設
けられたターンテーブルに窓5を介してクランプされて
回転するものである。
ディスク・カートリッジ3は上ハーフ4a、下ハーフ4b
から構成され、上記窓5を有する。
窓5はヘッド挿入窓とターンテーブル挿入窓とが連通
されて略V字状の開口として形成されたものである。こ
の窓5は上述のようにハブ2へのクランプを可能とする
と共に、ヘッドの光磁気ディスク1へのアクセスを可能
とする。
ヘッドは光磁気ディスク1の片面に対して2つあり、
V字状の各軸線A,B上をシークする。
窓5を開閉するためのシャッター6は第3図の紙面上
下方向に摺動自在に設けられていて、ディスク・カート
リッジ3の非使用時には窓5を閉じている。このような
ディスク・カートリッジを図示を省略したドライブ装置
に装着するとき、装着運動に伴ってシャッター6の一部
がドライブ装置の押動部に押されて窓5が開けられるの
である。符号6′は窓開口時におけるシャッター位置を
示す。
次に第4図において、シャッター6を閉方向に付勢す
るばね9は、その固定端を下ハーフ4bの内側に設けたピ
ン11に掛けられ、第1のコイルばね部12、直線はり部1
3、第2のコイルばね部14を経てその自由端をシャッタ
ー6に設けたフック61(第4図参照)に掛けられてい
る。このように、直線はり部13を有するばねを設けるこ
とにより、シャッター移動方向でのディスク・カートリ
ッジの寸法を可及的に短縮できる。
次に、第6図により、シャッター6に加わるばね9の
付勢力について説明する。同図において符号10−1は窓
5開放時のフックの位置を示す。この時の、ばね9の弾
性復元力をF1、シャター6の移動方向に対する角度をθ
とすると、シャッター6を閉位置へ付勢する力はF1 s
in θである。
次に、シャッター6が閉方向に移動し、符号10−2の
位置へフックが来た時は同様にF2 sin θ、さらに符
号10−3の位置ではF3 sin θとなり、符号10−4の
位置、つまりシャッター6が窓5を完全に閉じた時には
θ=0であるために付勢力は0となる。この関係は第
7図に破線で示す通りである。
(発明が解決しようとする課題) 従来技術では、上述の通り、シャッター6の閉位置近
傍では付勢力が小さくなるために完全にシャッター6を
閉位置へ至らしめる前に摩擦力等により移動が停止して
しまう場合がある。
また、シャッター閉位置においては付勢力が小さいた
めに、容易にシャッターが移動してしまい、このため、
窓5の一部分が開放されることによって埃や塵等をカー
トリッジ内への侵入を許し、ケースとしての機能が損な
われるとの問題がある。
本発明は、シャッター閉位置近傍においても十分な付
勢力を得ることのできるディスク・カートリッジを提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のディスク・カー
トリッジにおいては、円盤状情報記録媒体を回転自在に
収納するケースと、このケースに設けられたヘッド挿入
窓およびターンテーブル挿入窓と、これらヘッド挿入窓
およびターンテーブル挿入窓を開閉するために上記ケー
スに摺動自在に設けたシャッターと、このシャッターを
閉じ方向に付勢するばねを有するディスク・カートリッ
ジにおいて、上記ばねは、その端部が固定端として上記
ケースに掛止され、上記ばねの他端部にはコイルばねを
介して捻じりコイルばねを有し、該捻じりコイルばねの
自由端が上記シャッターに掛止されており、上記シャッ
ターが閉位置近傍に位置し上記コイルばねの復元力の方
向が上記閉じ方向と略直交することにより上記コイルば
ねによる上記シャッターの上記閉じ方向への付勢力が略
0となるとき、上記捻じりコイルばねが前記コイルばね
の延長上に位置しその復元力の方向が上記閉じ方向とな
ることとした。
(作 用) 捻じりコイルばねの復元力がシャッターに働く。
(実 施 例) 第1図に本発明に係るばね90を示す。このばねは、左
から固定端15、第1のコイルばね部16、直線はり部17、
第2のコイルばね部18、捻じりコイルばね部19、自由端
20からなる。
このばねは、第2図に示されるように、固定端15が、
下ハーフ29のリブ28に掛けられ、自由端20がシャッター
6のフック26に掛けられる。なお、このリブ28は、上ハ
ーフと下ハーフの結合にも用いられる。つまり、下ハー
フ29のリブ28と、上ハーフに設けたリブとを嵌合するこ
とによって上ハーフと下ハーフを結合するのである。第
1図において、捻じりコイルばね部19はディスク・カー
トリッジへの取付け前は実線で示す如く他のばね部に対
し直立しており、取付け後は、シャッターの閉位置にて
2点鎖線で示すように直線的となる。従って、上記取付
け後には自由端20には常時シャッター閉方向への付勢力
が生じることとなる。このことは、シャッター6が閉位
置にあるときにも捻じりコイルばね19の復元力によりシ
ャッター6は閉方向に付勢されていることを意味する。
第2図において、ばね90の中、コイル部の納まる部分
は溝21,30が形成され、ばねが伸縮する際の案内の役目
を果たしている。
ここで、シャッター6の移動ストロークをLとする
と、シャッターが開いたとき第1のコイルばね部16は約
1/2Lだけ伸びる。この伸びた時点において第1のコイル
ばね部16は下ハーフ29に設けたストッパーとしての突起
23,25に当接する。
一方、第2のコイルばね部18は伸縮に際して溝30によ
って案内され、縮んだ時点でストッパー突起22,24に当
接する。
前にも述べたとおり、ディスク・カートリッジに組付
ける前には第1図に実線で示したように他のばね部に対
して直立状態にあった自由端20は、組付け後においては
シャッター6に設けられたフック26に掛けられ、第2図
に示す状態つまり、第1図に2点鎖線で示す状態とな
る。よって、捻じりコイルばね19により、フック26をシ
ャッター閉方向に付勢する力が発生する。
以上により、第7図に実線で示した如く、シャッター
は特に符号31で示す区間に相当する閉位置およびその近
傍においても捻じりコイルばねによって閉じ方向への付
勢力が与えられ、途中で停止すること無く、しかも確実
な閉じ状態を保持することとなる。よって、ディスク・
カートリッジの開口部とシャッターとの間に隙間が生じ
ることが防止され、埃や塵等の侵入が無くなり、信頼性
の高いシャッターの開閉を行なうことができる。
(発明の効果) 本発明によれば、シャッター閉位置近傍においても十
分な付勢力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るばねの正面図、第2図は本発明に
係るディスク・カートリッジの下ハーフの断面図、第3
図乃至第5図は従来技術の説明図、第6図、第7図はシ
ャッターの閉じ位置に応じてのシャッター閉じ方向への
付勢力の変化を説明した図である。 15……固定端、16……第1のコイルばね部、18……第2
のコイルばね部、19……捻じりコイルばね部、20……自
由端、90……ばね。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状情報記録媒体を回転自在に収納する
    ケースと、このケースに設けられたヘッド挿入窓および
    ターンテーブル挿入窓と、これらヘッド挿入窓およびタ
    ーンテーブル挿入窓を開閉するために上記ケースに摺動
    自在に設けたシャッターと、このシャッターを閉じ方向
    に付勢するばねを有するディスク・カートリッジにおい
    て、 上記ばねは、その端部が固定端として上記ケースに掛止
    され、上記ばねの他端部にはコイルばねを介して捻じり
    コイルばねを有し、該捻じりコイルばねの自由端が上記
    シャッターに掛止されており、上記シャッターが閉位置
    近傍に位置し上記コイルばねの復元力の方向が上記閉じ
    方向と略直交することにより上記コイルばねによる上記
    シャッターの上記閉じ方向への付勢力が略0となると
    き、上記捻じりコイルばねが前記コイルばねの延長上に
    位置しその復元力の方向が上記閉じ方向となることを特
    徴とするディスク・カートリッジ。
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