JP2520275Y2 - ディスクカセット - Google Patents

ディスクカセット

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JP2520275Y2
JP2520275Y2 JP1989103215U JP10321589U JP2520275Y2 JP 2520275 Y2 JP2520275 Y2 JP 2520275Y2 JP 1989103215 U JP1989103215 U JP 1989103215U JP 10321589 U JP10321589 U JP 10321589U JP 2520275 Y2 JP2520275 Y2 JP 2520275Y2
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cassette
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    • G11B23/03Containers for flat record carriers
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は回転可能の情報ディスクと、ハウジングを具
え、前記ハウジングはディスクと平行な第一と第二の主
壁、側壁、正面壁及び後壁を含み、これらの壁は共同し
てディスクを回転自在に配置するディスク受入れスペー
スを画成し、第一主壁は第一開口を形成されていてピッ
クアップをディスク面に接近できるように成しており、
第一開口の形状は正面壁に直角をなすディスクの半径線
に対して非対称形状となし、第一主壁は駆動装置の駆動
スピンドルをディスクの中心に接近させるための第二開
口をもち、第一開口は少なくとも実質上長方形をなし、
第一開口の幅は第二開口の幅に実質上等しく、前記2つ
の開口は互に部分的に重なり、第一開口は長方形の長辺
に平行な半径線と直角をなす方向に位置がずれて成るカ
セットに関する。
この種のカセットは例えば、コンピュータデータの記
録用の磁気ディスク又は光ディスクに関連して使用され
る。他の例としては、ディスクはオーディオ及び/又は
ビデオ情報を記録する。カセットハウジングはその中に
収容されたディスクを十分に保護するため、この種のカ
セットは職業用又は自動車内の如く、ディスクの注意深
い取扱いが容易にできない環境での使用に特に適してい
る。
(従来技術) 本文冒頭に記載した如き種類のディスクカセットは例
えばEP−A 0 255 185号又はEP−A 0335 461 号(何れも
ヨーロッパ特許出願公開公報)から既知である。
前記第一の文献は両主壁に開口をもつカセットを記載
しており、前記開口はハウジング外部上を動くスライダ
により閉鎖できる。カセットを装置内に挿入するときカ
セットスライダは装置に具えた部分と協働してばね力に
抗して開かれ、そのため2つの開口は自由に出入り自在
となり、ピックアップをディスク面へ近づけることが可
能となる。主壁の開口は長方形スロットの形をなし、こ
のスロットはディスクの半径線に対して対称形をなす。
従ってこれらの開口は最大であるカセット幅の三分の一
より広くできない。
実施に際してはかかる広い開口は必ずしも適当ではな
い。原則的に光ディスクは2種類の光学装置、即ち直動
する装置又は回動する装置により読み取る。ディスクの
光学的情報を読み取る場合の問題点を解消するために、
直動する装置のピックアップは好適には読み取り対物レ
ンズをディスクの半径線に沿って動かすようにディスク
面上を動かされる。対物レンズは焦点合わせ方向とディ
スク半径線に沿った方向の両方にある程度移動するよう
に吊り下げられる。そのための吊り下げ構造は一般にデ
ィスク半径線に対して非対称形状をなす。既知の対物レ
ンズはディスクから極めて小さい距離をおいて配置しな
ければならないので、従来は吊り下げ構造を含む全ピッ
クアップはディスク面の近くにもって行くこと、それ
故、カセットの主壁の開口内に入れることが必要であっ
た。回動する光学装置の場合、対物レンズは該装置の回
動中心を中心とする湾曲経路に沿って進む。湾曲経路は
読み取り中に生じる角度誤差を最小にするようなものと
する。蓄音機ディスクを走査するピックアップアームの
技術から一般に既知の如く、上記の場合、湾曲経路はデ
ィスク半径線に対して対称形にはならず、全ての点で半
径線に対して或る特定の角度で対向する。光学的回動ア
ームの経路についての他の情報は米国特許明細書第4,40
3,316号に開示している。
前述のヨーロッパ特許出願公開公報に記載されたカセ
ットも両主壁に開口をもち、これらの開口は前述の従来
のカセットより大きい幅をもつ。カセット開口はこの場
合互に反対方向に動く2つのスライダにより閉鎖する。
2つの反対方向に可動のスライダを使用すると開口はカ
セットの幅の略半分に等しい幅にすることができる。
(考案の要約) 問題点: 第一の文献から既知のカセットの主壁中の開口は多く
の用途には狭すぎるが、第二の文献から既知のカセット
中の開口は一般に十分な大きさをもつ。然し乍らこの大
きな開口の利点、それ故、カセット使用領域の広いこと
はその代償として新たな欠点をもたらす。主壁の開口が
大きいとカセット構造を弱くする。スライダを使用する
ならば、最初に述べたカセットより多くの部品を要す
る。更に、カセットと一緒に使用する装置には2つのス
ライダを開くためにより多くの部品を必要とし、それ
故、より多くのスペースを必要とする。またスライダの
形状が細長いため傾く傾向があるため、スライダの正確
な開閉が保障されない。
解決法: 本考案の目的は前記在来カセットの欠点のない本文冒
頭に記載した形式のカセットを提供することにある。本
考案カセットはハウジングに最適の剛性をもつと共に種
々の形式のピックアップのディスクへの接近を最適なら
しめ、更に、部品数を最小ならしめる。
かかる目的を達成するため、本考案はディスクカセッ
トが、回転可能の情報ディスクと、ハウジングと具え、
前記ハウジングはディスクと平行な第一主壁と第二主
壁、側壁、前壁及び後壁を含み、これらの壁は共同して
ディスクはを回転自在に配置するディスク受入れスペー
スを画成し、第一主壁はピックアップをディスク面に接
近できるように成す第一開口と、駆動装置の駆動スピン
ドルをディスクの中心に接近させるための円形の第二開
口をもち、第一開口は前壁に直角をなすディスクの半径
線に対して非対称形状をなす実質上長方形をなすと共
に、長方形の長辺に平行な直径線と直角をなす方向に位
置がずれており、第一開口の幅は第二開口の幅に実質上
等しくし、前記第一と第二の開口は互に部分的に重な
り、第二主壁は第一開口に対向する第三開口と第二開口
に対向する円形の第四開口をもち、前記第三と第四の開
口は互に部分的に重なり、第三開口の形状は前壁と直角
をなす半径線に対して対称形であり、該カセットは更
に、第一、第二、第三及び第四の開口を覆う閉鎖位置と
第一、第二、第三及び第四の開口を外部から自由に出入
り自在とする開放位置の間で第一と第二の主壁上を移動
できるスライダを具え、スライダは一側に第一開口の非
対称形状と第二開口の円形の両方に相応する非対称形状
をもち、他側に対向する側壁の形状に相応する形状をも
ち、かくして第一開口の幅がカセットハウジングの幅の
ほぼ三分の一に等しく、第二、第三及び第四の開口の各
幅が高々第一開口の幅に等しく、開放位置で前記スライ
ダが第一と第二の開口を完全に露出させるよう構成す
る。
非対称形状の開口を使用する結果、ディスク面へ接近
するために非対称形状の直動するピックアップと回動す
るピックアップの両方に適したスペースがカセット幅の
三分の一より僅かに小さい幅をもつ1つの開口で得られ
る。直動するピックアップを含む装置では、本考案のカ
セットを使用すればディスク半径線に対するピックアッ
プ吊り下げ構造の方向付けを可能ならしめる必要があ
る。然し乍ら実際上このような要件は必須ではない。と
いうのは装置の構造については吊り下げ構造が半径線の
一方の側にあるか又はその反対側にあるかということと
は無関係だからである。必要なことは装置設計者が吊り
下げ装置をどちら側に配置すべきかを前もって知ってお
くことだけである。
回動型光学ピックアップはコンパクトディスク(CD)
と組合せて光オーディオ・ディスクプレーヤにしばしば
使用される。典型的には対物レンズの回動半径は略30mm
である。CDは60mm又は40mmの半径をもつ。これらの直径
のディスクをもつ本考案のカセットでは、何らの問題な
しに普通に回動装置を使用することができる。種々の実
施例を本考案の範囲内で構成することができる。
本考案のカセットでは、第一主壁は駆動装置の駆動ス
ピンドルをディスクの中心に接近させるための第二開口
をもち、第一開口は少なくとも実質上長方形をなし、第
二開口は少なくとも実質上円形をなし、第一開口の幅は
実質上開口の直径に等しく、2つの開口は互いに部分的
に重なり、第一開口は矩形の長辺に平行な半径線と直径
をなす方向に位置がずれている。
例えば、前記2つの文献から、ディスクの中心を主壁
開口を通して外部から接近可能とし、そのためディスク
を駆動装置のスピンドルに直接取付けて、装置の一部を
なすディスク押圧部材によりスピンドルに加圧するよう
になすことは既知である。この場合カセット自体には何
らの準備も要せず、カセットの構造は簡単になり、使用
部品の数は最小限度となすことができる。中心開口はデ
ィスクの半径線に対して対称状に配置する必要があるの
は明らかである。もし本考案のカセットの壁中の2つの
開口を互に適当に結合しかつ第一開口の幅が第二開口の
直径に等しければ、その結合された非対称形の開口が最
小の幅をもつカセットが出来、それ故、カセット構造の
弱化は最低限度にされる。
本考案のカセットはスライダを具えても或いは具えな
くても有利に使用できる。もしスライダを使用しなけれ
ば、ディスクは埃や他の外来の影響から有効に保護され
ないことは明らかである。このことはまた再生装置がス
ライダを開くための装備を何ら必要とせず、カセットが
安価になることを意味する。それ故、スライダ無しのカ
セットの使用は、ディスクの保護をあまり重要とせず、
装置やカセットの構造の簡単さを重要視するような場合
には特に有利である。このことは特に自動車のダッシュ
ボードの取付けたCDプレーヤのCDの使用に該当する。取
付けスペースが限定されるためプレーヤ中の追加部品の
数を最小にすることが重要である。自動車ではドライブ
中でのCDの取扱いをより便利にするためにカセットはCD
にある程度の保護を与えるべきであるが、CDは埃に対し
て普通以上に保護される必要はない。消費者用製品とし
ては、好適にはカセットは安価であるべきある。しかし
例えば、専門分野での他の多くの用途ではディスクのよ
り良い保護が極めて望まし。
特に、磁気・光ディスクを使用する場合のためは第二
主壁は第一開口に対向する第三開口を形成され、第三開
口の形状は正面壁と直角をなす半径線に対して非対称形
状であり、第三開口の幅は第一開口の幅と高々等しく、
スライダは第二主壁上を移動でき、開放位置で第三開口
を露出させて外部からの出入りを可能ならしめる。磁気
・光ディスクを使用するとき、第三開口は第一開口程広
くする必要はなく、単に磁気素子をディスク面へ接近さ
せる働きをする。最近は磁気・光プレーヤに使用する磁
気素子を実質上対称形状となすことが計画されている。
第三開口の面積を最小となすためには開口をカセットに
対称的に配置するのが望ましい。
第二主壁にも開口を形成されている上記形式のカセッ
トに対して本考案においては、閉鎖位置でスライダは第
一と第二の開口の両方を覆い、スライダの一側の形状は
第一開口の非対称形状と第二開口の両方に適合し、スラ
イダの開放位置で第二開口も外部から自由に出入り自在
にとなる閉鎖位置でスライダは第一と第二の開口の両方
を覆い、スライダの一側の形状は第一開口の非対称形状
と第二開口の両方に適合し、スライダの開放位置で第二
開口も外部から自由に出入り自在となる。
スライダの形状を正確に適用することにより両開口を
完全に露出させるのに必要な移動量は最小となすことが
でき、従って有用な面積が失われることがない。
(実施例の説明) 第1図は回転自在の情報ディスクをもつカセットを示
す。その情報はピックアップにより読み取ることができ
る。ピックアップはディスク面に平行に動き、該装置の
一部をなすものである。ディスクは輪郭のみを破線で示
す。ディスクの読み取り用のピックアップは図示してい
ない。ディスク自体及びピックアップは本考案の要旨に
直接関係しない。
カセットは2個の外殻2A、2Bからなるハウジングを含
む。前記外殻は互に永久的に固着される。外殻は情報デ
ィスクに平行な第一と第二の主壁3A、3Bを含む。更に、
側壁4A、4B、5A、5Bは前壁6A、6B及び後壁7Aと共に備え
られる。全後壁はカセット内のディスクを交換するため
に取り外すことができる。ディスクを交換するために開
くことができるカセット後壁の使用の詳細については前
述のヨーロッパ特許出願公開公報EP−A 0335 461 号を
参照することができる。前記壁7は突出部8によりカセ
ットハウジングの残余部分にスナップ嵌着することがで
きる。前記壁は共同してディスク受入れスペースを画成
し、その中にディスクを回転自在に配置する。第一主壁
3Aはピックアップをディスク面に接近させるための第一
開口9を形成される。
開口9はディスク1の半径線10に対して非対称形をな
し、前記半径線は前壁6と直角をなす。
第一主壁3Aは第二開口11をもち、これは駆動装置の駆
動スピンドルをディスク1の中心に接近させるのに役立
つ。第一開口9は少なくとも実質上長方形をなし、第二
開口11は円形をなす。第一開口の幅W9は実質上第二開口
の直径dに実質上等しい。前記2つの開口の輪郭を第4
図に示す。両開口は部分的に第4図の陰線を付した区域
12で互に重なる。第一開口9は開口9の長い側面14に平
行な半径線10と直角をなす方向13に位置がずれている。
第二主壁3Bは第三開口15を形成され、これは第一主壁
の第一開口9に対向している。第三開口15はディスクの
半径線10に対して対称形をなす。その幅W15は実質上第
一開口の幅W9に等しいが、それより小さくてもよい。第
二主壁3Bは第四開口16を形成され、これは第二開口11と
同様に円形であり、それと同じ直径dをもつ。第5図は
第三と第四開口の組合せを示す。これらの2つの開口は
区域17で互に重なる。
カセットはスライダ18をもつ。このスライダは第一開
口9を覆う閉鎖位置(第2図参照)と第一開口が外部か
ら自由に出入り可能となる開放位置(第3図参照)の間
で第一主壁3Aの外側面上を移動する。スライダは一側に
それに近い方のハウジングの側面4Bの形状に相応する形
状19をもつ。反対側の側面は第一開口9の非対称形状に
適合する非対称形状20をもつ。
スライダ18は2つの部分18Aと18Bをもつ。これは夫々
第一主壁と第二主壁上を移動する。前記2つの部分はカ
セット前面で連結部分18Cにより相互連結される。この
連結部分は該装置に備えた手段によりスライダを作動す
るための開口21をもつ。閉鎖位置でスライダは第一開口
9と第二開口11の両方を閉鎖する。スライダの前記反対
側の側面の形状20は第一開口の非対称形状と第二開口11
の形状の両方に適合する。従ってスライダ18の開放位置
で(第3図参照)、第二開口11は外部から自由に出入り
可能となる。換言すれば、形状20は次の様な形状即ち、
閉鎖位置で両開口が覆われ、開放位置で両開口が自由に
出入り可能となるような形状をもつ。これは両開口が同
じ幅をもつために可能となり、この結果スライダに必要
な行程は最小となり、換言すれば、スライダの特定のス
トロークで最大の有効面積が露出する。
第一開口9の近くにカセットハウジングは円錐台形の
かど22をもつ。これはカセットの該装置内への誤挿入を
防止するために該装置に備えた手段と協働する。前記円
錐台形かどは第一開口9の側にあり、それに向かってス
ライダ18はスライダ閉鎖中移動する。前記円錐台形かど
は何れにしてもスライダにより覆われない。
スライダ18はその部分18Bで第二主壁3B上を動き、閉
鎖位置で第三開口15と第四開口16を閉鎖し、開放位置で
これを外部から自由に出入り自在となすように露出させ
る。自由区域をできるだけ大きくすると第一開口から第
四開口まで第四開口を含む全てが同じ横寸法をもつの
で、第四開口は同時に完全に露出して、スライダの最小
行程でディスクに対する自由な接近を可能ならしめる。
第6図、第7図は第1〜3図に示すカセットとは僅か
な点で異なるだけである。それ故、第二実施例は簡単に
説明する。カセットのハウジング23は第一主壁24と第二
主壁25をもつ。第一主壁は第一開口26と第二開口27を形
成される。第二主壁は第三開口28と第四開口29を形成さ
れる。スライダ30は部分30A、30Bを含み、これらは夫々
第一と第二主壁上を摺動する。第二開口26と第三開口28
は長方形をなす。これらの長手方向は半径線31と同じ方
向に延びる。スライダ30の部分30Aの一側の形状32は第
一開口26の非対称位置に適合しかつ円形の第三開口27に
適合する。閉鎖位置では部分30Aは第一主壁24に形成し
たさねはぎ33、34、35と掛合する。反対側にスライダ30
の部分30Aは形状32と同じ形状の部分36をもつ。従って
部分30Aは全長にわたって同じ幅Wをもつ。カセットの
反対側のスライダの部分30Bは同じ幅をもつ。さねはぎ3
7は閉鎖位置で部分30Bと掛合するために備える。
カセット上でスライダを案内するためカバー板38A、3
8Bをカセットの両側に配置する。前記板の下側をスライ
ダの部分30A、30Bの遊端が或る隙間を隔てて移動するこ
とができる。
第1〜3図に示すカセットの第一実施例は同様のカバ
ー板39A、39Bを含む。第1図はカセット上のスライダ18
の案内のために備えた幾つかの部品を示す。これらの部
品はピン40、案内ブロック41を含む。このブロックは例
えば、接着剤により図示しない仕方でスライダ18の壁18
Cに結合され、ピン40上に摺動自在に設けられ。スライ
ダを閉鎖位置に向かって押圧する弾性手段は図示してい
ない。弾性手段は例えば、螺旋ばねからなり、このばね
はピン40の回りに配置され、一端をカセットの側壁4B
に、他端を案内ブロック41に押し当てる。
本考案はその基本概念、即ちカセットに非対称形状の
開口を使用することを用いて本考案の範囲内で種々の変
更が可能であり、駆動装置の種々の形式のピックアップ
と協働するのに適したカセットを作ることによって最小
面積の開口をもつカセットの使用分野を広げることがで
きる。本考案のカセットを従来のカセットと比較すれ
ば、本考案カセットの他の利点も明らかになるだろう。
光ディスクを別にすればカセットは磁気テープ、磁気・
光ディスク、表面溝をもつディスク等の如き種々の形式
のディスクを収容することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセットの第一実施例の分解図、 第2図は閉鎖した非対称形状スライダをもつ第1図のカ
セットの拡大斜視図、 第3図は開放位置のスライダをもつ第2図に示すカセッ
トの斜視図、 第4図はカセットの第一主壁中の開口の平面図、 第5図はカセットの第二主壁の開口を示す第4図と同様
の図、 第6図は開放した非対称形状スライダをもつ変更例のカ
セットの底面図、 第7図は第6図のカセットの平面図である。 2A,2B…外殻、3A,3B…主壁 9…第一開口、10…半径線 11…第二開口、15…第三開口 16…第四開口、18,30…スライダ 21…開口、22…円錐台形のかど 24…第一主壁、25…第二主壁 26…第一開口、27…第二開口 28…第三開口、39A,39B…カバー板 40…ピン、41…案内ブロック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクカセットが、回転可能の情報ディ
    スクと、ハウジングを具え、前記ハウジングはディスク
    と平行な第一主壁(3A)と第二主壁(3B)、側壁(4A、
    4B、5A、5B)、前壁(6A、6B)及び後壁(7)を含み、
    これらの壁は共同してディスクを回転自在に配置するデ
    ィスク受入れスペースを画成し、第一主壁はピックアッ
    プをディスク面に接近できるように成す第一開口(9)
    と、駆動装置の駆動スピンドルをディスクの中心に接近
    させるための円形の第二開口(11)をもち、第一開口は
    前壁に直角をなすディスクの半径線に対して非対称形状
    をなす実質上長方形をなすと共に、長方形の長辺に平行
    な半径線と直角をなす方向に位置がずれており、第一開
    口の幅は第二開口の幅に実質上等しく、前記第一と第二
    の開口は互に部分的に重なり、第二主壁は第一開口に対
    向する第三開口(15)と第二開口に対向する円形の第四
    開口(16)をもち、前記第三と第四の開口は互に部分的
    に重なり、第三開口の形状は前壁と直角をなす半径線に
    対して対称形であり、該カセットは更に、第一、第二、
    第三及び第四の開口を覆う閉鎖位置と第一、第二、第三
    及び第四の開口を外部から自由に出入り自在とする開放
    位置の間で第一と第二の主壁上を移動できるスライダ
    (18)を具え、スライダは一側に第一開口の非対称形状
    と第二開口の円形の両方に相応する非対称形状(20)を
    もち、他側に対向する側壁(4B)の形状に相応する形状
    (19)をもち、かくして第一開口の幅がカセットハウジ
    ングの幅のほぼ三分の一に等しく、第二、第三及び第四
    の開口の各幅が高々第一開口の幅に等しく、開放位置で
    前記スライダが第一と第二の開口を完全に露出させるこ
    とを特徴とするディスクカセット。
JP1989103215U 1988-09-05 1989-09-04 ディスクカセット Expired - Lifetime JP2520275Y2 (ja)

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EP (1) EP0358269B1 (ja)
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DE (1) DE68911073T2 (ja)
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