JP2891770B2 - 油圧、空気圧あるいは機械駆動パワーユニット - Google Patents

油圧、空気圧あるいは機械駆動パワーユニット

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JP2891770B2
JP2891770B2 JP2504551A JP50455190A JP2891770B2 JP 2891770 B2 JP2891770 B2 JP 2891770B2 JP 2504551 A JP2504551 A JP 2504551A JP 50455190 A JP50455190 A JP 50455190A JP 2891770 B2 JP2891770 B2 JP 2891770B2
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リンネ、エルキ
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UNIKURAFUTO Oy
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/022Moulds for compacting material in powder, granular of pasta form

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧、空気圧あるいは「機械」駆動パワーユ
ニット、およびその型プレスあるいは圧縮、特に幅広い
本体を持つ圧縮物の製造における適応に関する。
幅広い本体を持つ圧縮物の製造工業において一般的に
遭遇する問題は、圧縮される物体の全表面積に対して可
能な限り均等な圧力をかけるために、プレス鋳型が比較
的硬く重い構造をしていなければならず、その上それら
は通常、圧縮力を作り出すために複数の独立したピスト
ンを必要とするということである。この問題を除く1つ
の解決策は本出願人の先のPCT出願WO89/02986に開示し
ている。
本発明の目的は油圧、空気圧あるいは「機械」駆動式
パワーユニットを供給し、特に型プレスにおいて、実際
の鋳型の表面を可能な限り薄くそして軽くすることがで
き、その上圧縮される物体の全表面積にわたって可能な
限り均等な圧力がかけられるように適応することであ
る。この目的を達成するために、本発明のパワーユニッ
トはエラストマースペースが、エラストマーを該スペー
ス内で鋳造することによってエラストマーに満たされて
いることに特徴づけられる。本発明のユニットの型プレ
ス、特に幅広い本体を持つ圧縮物の製造工業のためのプ
レスは、該プレスが少なくとも2つの本体部、およびそ
の間の鋳型空洞(mould cavity)にある圧縮物をプレス
するために、お互いに対向して圧力をかける2つの鋳型
表面からなり、該パワーユニットが鋳型表面のうちの少
なくとも1個をその本体部に連動して、該型プレスの中
で、鋳型表面と上記エラストマースペースの間の領域、
および/または圧板(press plate)に位置する支持中
間層を介して異なる鋳型表面の方向へ運ぶことに特徴付
けられる。支持層は好ましくはエラスチックであり、例
えば2成分シリコーンまたはポリウレタンで作製され
る。
本発明のパワーユニットの型プレスへの適応によって
得られる利益の一つは、プレスされる物の全表面積上に
わたるエラスチック支持中間層を介しての圧縮圧力の均
一な配置である。
本発明のパワーユニットは本明細書においては型プレ
スに関連して記載されるが、もちろんカップリング、ブ
レーキ、コネクタ、シーリング等のような他の多くの機
械の部品およびディバイスに適応することができる。本
発明のパワーユニットの提供する利点の1つは例えば特
に「機械駆動」への適応においてシステムを閉鎖系とし
て設計することができ、油圧オイルのもれの危険を最小
にできることである。
パワーユニットを運転することを考慮すると、重要な
性質は、例えばエラストマースペース内で、および/ま
たは圧力下における通路においてエラストマーの適度な
移動を可能にするため、エラストマーが、エラストマー
スペースにおいておよび/またはエラストマーの通路の
壁に付着しないことである。エラストマーは圧縮できな
いという点で殆ど液体と同じ挙動を、しかしながら、エ
ラストマーは圧力の作動が停止した後自己復元をする点
で液体とは違う挙動をする。予備試験を行った結果は、
100バール以上の圧力において、直径および5mmおよび長
さおよそ500mmである通路全体へ、殆ど全く均一な圧力
がかかることを示す。通路の壁、およびエラストマース
ペースへエラストマーの非付着性は、例えば使用した特
定のエラストマーと相溶性の様々な潤滑剤によって増強
できる。エラストマー通路/スペースは通常、対応する
液体通路より体積において大きく設計されなけれべなら
ない。しかしながら、必要であれば、エラストマーは、
例えば独立したシール層または、例えばHenkel AG(FR
G)から入手できるケモシル(Chemosil)X5201のような
適当な媒体を使用することによって、与圧媒体への機械
ピストンと共に使用することもできる。さらに、エラス
トマースペースはエラストマーがそのスペースからぬけ
出てしまわないように、設計されなくてはならない。こ
の設計は例えばエラストマースペースの与圧側とと作動
(圧縮)側の間の領域に、エラストマーより狭い部分が
設けられ、それによりエラストマーが圧力ををかけられ
ているときはいつでも、エラストマーにかかる圧力は該
狭い部分に向かい、エラストマーがそのスペースから逃
れ出ることを防いでいるエラストマースペースの壁にか
かる。
その上、この狭い部位は圧力作用の終了時のエラスト
マーの復元を補助する力を生成する。
以下、添付の図を参照して本発明を説明する。: fig.1は本発明のパワーユニットの適応の第1の具体
例の型プレスの半鋳型の片方を示す、 fig.2はfig.1の具体例の型プレスのもうひとつの半鋳
型を示す、 fig.3は本発明のパワーユニットの適応の第2の具体
例の型プレスの半鋳型を示す、 fig.4〜5は幾つかの機械駆動圧力媒体を示す、 fig.6a〜6bは本発明パワーユニットの他の具体例を示
す。
fig.1および2を参照すると、型プレスに使用される
本発明のパワーユニット1は本体部10aおよび10b、およ
びお互いに対向して加圧される2つの鋳型表面8aおよび
8bを含有し、該鋳型表面の間は鋳造物を圧縮するための
鋳型空洞9を形成する。鋳型表面8aおよび8bの上記鋳型
空洞の反対側の面に支持層13aおよび13bがそれぞれとり
つけられている。支持層13aおよび13bは好ましくはエラ
スチック素材または随意に金属、木、セメントまたは鋳
物砂、または類似物で作成される。fig.2の具体例にお
いて、支持層13bを鋳型表面8bと同じ素材で作成し、そ
れらの一体化した構成を与える。同じ方法で、鋳型表面
8bもまたその支持層13aと同じ素材で作成されることが
できる。鋳型表面8aを別の鋳型表面8bの方向へ運ぶた
め、型プレスは油圧、空気圧または機械駆動パワーユニ
ット1を圧縮力を生み出すために使用する。fig.1に示
すように、このパワーユニットは本体部10a内に空洞部
を、加圧板3と該空洞の縁の間に作られエラストマー層
5で満たされているエラストマースペース4と共に有す
る。エラストマースペース4および該空洞部の床の間
は、油圧液7あるいは圧縮空気もしくは圧縮力を生み出
すエラストマー媒体のためのスペース2を形成してい
る。本発明の文章中、圧縮空気(compressed air)の語
は通常の空気だけでなく、全ての一般的な圧縮された気
体または気体の混合物をも含む。加圧板3の縁および本
体部10a中のエラストマースペース4の縁には突起部分
6、6aが作られ、この6、6aは対向するように配置さ
れ、このため該エラストマースペース4には、実質的に
スペースの残りの部分よりも十分狭い部分あるいは領域
Aが作られる。エラストマー層5はスペース4の内部で
鋳造される。この鋳造により、スペース4の狭い領域A
と共に、エラストマー層5にかけられた加圧が、エラス
トマー層のエラストマースペース内の移動およびエラス
トマーの崩壊を引き起こす状況において、この層に作用
している力が加圧板の3壁およびエラストマースペース
4の壁に対向してかけられ、かようにしてエラストマー
層5が該エラストマースペースから離れることを防ぐ結
果となる。エラストマー層5と支持層13aの間はその上
に、好ましくはエラストマー5より堅いエラストマー、
例えばテフロンまたは適当な金属で作成されるシール部
29がつけられる。加圧板3に使用する素材は、例えば温
度調節性プラスチックまたは様々な金属製素材、例えば
銅であってよい。
このパワーユニットが油圧オイルによって作動される
とき、該パワーユニットが1は好ましくは油圧パイプま
たはダクト37により油圧オイル与圧ユニット20に連結さ
れている。与圧ユニット20は好ましくは、スリーブ状の
本体部36を含み、これには本体部36の中に空洞部26を形
成するための基底部40を含む。基底部40は、外面にねじ
山をつけた部材で嵌合され、空洞部26の表面に伸びる突
起部39を有する。突起部39は空洞部26内へのびる穴を有
し、この穴は好ましくは突起部39の空洞26の反対側の端
において内部フランジ部41に嵌合されている。本体部36
の空洞部26内に、例えばエラストマー製膜21、および塊
状の(massive)エラストマー層22によって、油圧流体
7のためのスペース28が作られる。スペース28をダクト
37と接合するために空洞26の基底部に、一方の端が拡大
部31で他方の端がねじ山部32であるコネクターチューブ
30を嵌合する内部穴を有する。コネクター27が取り付け
られる。上記コネクターはその上、「ビーズ(bead
s)」部33および分離スリーブ部34を含む。コネクター2
7はコネクターパイプの拡大部31の頂上に、縦方向にこ
の拡大部を越えて伸びるように強制的にとりつけられた
チューブ部35が基底膜21に取り付けることにより、組み
立てられる。次に、上記ビーズ部33をねじ部32に面する
端からコネクターパイプ30の頂上へおき、それを押して
チューブ部35を拡大部31との隣合点内へ入れ込む。ビー
ズ部33は、好ましくはそれらの両端が内部円錐へ嵌合さ
れている。この次にスリーブ部34をねじ部の端32からコ
ネクターチューブ30の頂上置き、それを、チューブ部35
をビーズ部とスリーブ部の間にくるようにビーズ部との
隣合点内へおしこむ。ビーズ部33に対向するスリーブ部
34の端は好ましくは、その外表面をチューブ部35をビー
ズ部33とスリーブ部34の間に位置させることを容易にす
るために、先細な形に設計されている。最終的に、コネ
クターチューブ30は突起部39の穴を通って伸びるねじ部
32に固定されたナット38によって本体部36とつながれ、
上記ナットは適当な堅さに締められる。エラストマー層
22はコネクター27上まで膜21をすべてとり囲む。層22お
よび本体部36の外面部の間の領域には、その上にピスト
ン23が取り付けられ、ピストン23と層22の間には例えば
テフロンまたは銅製のシーリング部25が嵌合されてい
る。加えて、ユニット20は好ましくはピストン23とシー
リング部25を通ってエラストマー層22内へ伸びるプラン
ジャー24を含む。プランジャー24の内部の端には層22へ
の付着を改善するために拡大部24aが取り付けられてい
る。ピストン23およびプランジャー24の運動は例えば一
般的な油圧または空気圧または機械駆動または同様の装
置によってなされる。
スペース28はまた、コネクター部27を分離膜21または
そのチューブ部を持たない本体部36上へ取り付けて作成
されてもよい。その後、例えばステアリンまたは類似の
素材で作られた物体を空洞部へ入れ、スペース28に対す
る鋳型として供給する。その後加圧下において固定され
るまで上記空隙におけるエラストマー層22の鋳造が行わ
れる。エラストマーは加圧下においてその場所に据え付
けられたビーズ部33の先細な表面及びスリーブ部34の間
の間隙へ浸透する。エラストマーの設置の後上記空隙28
を構成するステアリンは加温して溶かし、そしてコネク
ターパイプ30の内側の穴からしたたらせることができ
る。与圧ユニット20は好ましくは本体部10aに連結さ
れ、実質的に本体部36の外径に合致しており、上記空隙
の底に突起部39のためのねじ穴がつけられているもので
ある。与圧ユニットは突起部39を本体部10aの空洞部の
底のねじ穴内へねじこむことで定位置へ固定し、上記ね
じ穴は通常の方法、例えばテフロンストリップで密閉で
き、それによって好ましくは先端の頭部に嵌合する、コ
ネクター27内のコネクターパイプ30のねじ部32は、本体
部10aに作られた油圧チューブあるいはダクト37内へ置
かれる。この配置によって与圧媒体およびパワーユニッ
トによる組み立てを閉鎖系として設計することができ、
そのため油圧オイルがもれる心配が実際全くなく、塊状
エラストマー層によって制限されたチャネル内へ油圧油
を入れることができる。
fig.3の具体例において、本体部10aのスペース4aはエ
ラストマー5で満たされ、そこにかかる圧縮力は空洞部
の底に取り付けられた複数のパワーユニット1によって
作られる。パワーユニット1は圧力媒体のための空洞の
底のドリル穴14によって取り付けられている。穴14の上
端には、その内表面にfig.1に示した加圧板3の縁およ
び空洞と同じように突起部6が取り付けられているスリ
ーブ部16に嵌合する、より広いねじ穴15がつけられてい
る。スリーブ部16および上記空洞はエラストマー5で満
たされている(例えば、2成分シリコーン)。そのう
え、スリーブ部16とねじ穴15の底の間のスペース2は、
エラストマー5aで満たされ、そこにはチューブ18が埋め
込まれている。チューブ18は与圧ユニット20と通じてい
る圧力媒体穴14にに連結している。示されている油圧オ
イル与圧ユニットはまた、圧力媒体がエラストマーであ
るfig.4〜7に示した機械与圧ユニットと交換すること
ができる。密閉部位にある型プレスにおいて、鋳型空洞
をシールするために上記本体部10aには、シール剤19が
本体部10aに作られた溝に入れられ、本体部10aと10bの
間の間隙全体に広がっている。本体部10bにはその上、
鋳型表面8bの支持層13bに代えてエラスティックリム層
を取り付けることも可能である。
型プレスの本体部1および1aは、通常のプレスおよ
び、例えば固定穴12aおよび12bに適合する締め付けボル
トをのような、機械的締め付け方法などをファスナーと
して使用することによってお互いに対して密閉すること
ができる。そのうえ、密閉装置は鋳型表面8bの移動に対
してパワーユニットを作動させたのと同様の効果をパワ
ーユニットの作動によって得ることができる。本発明の
型プレスはまたそのうえ、好ましくは支持層13aとして
鋳物砂を使用することにより、鋳型の製造工業に利用す
ることもできる。
エラストマースペースはまた、該スペースを実質的に
先端を切った円錐形にし、その大きい方の底は好ましく
は与圧側に、そして小さい方の底は圧縮側(鋳型部側)
に位置するように設計することもできる。小さい方の底
の直径は、好ましくは大きい方のおよそ1/10〜1/2であ
る。最も一般的な小さい方の底の直径は、大きいほうの
およそ3/1である。
エラストマースペースにくびれ部をつけることは、該
スペースの縁へエラストマースペースを加硫することな
く、該スペースからエラストマースペースが逃げること
を防ぐという点において必須である。そのうえ、該くび
れ部は圧力作用の除去時においてエラストマー5、5aの
復帰力を供給する。
fig.4〜5は本発明のパワーユニットに機械与圧装置
を使用した2、3の具体例を示している。本文章中、機
械与圧装置または媒体は、実際にエラストマー層あるい
はエラストマー媒体へ直接圧力をかける与圧装置を指
す。この種の機械与圧装置はまた、例えばエラストマー
媒体と実際のエラストマー層を駆動するパワーユニット
の間に油圧オイルを使用することによって設計すること
もできるが、このような場合にはこの組み立て品は機械
/油圧駆動と呼ぶことができる。
fig.4の具体例において与圧装置61は、ねじ山62を持
ち、内部に嵌合された内部ピストン64を有する外部ピス
トン部68を含む。該内部ピストン64は、例えばスクリュ
ー部66によって作動され、該スクリュー部は中間の隙間
充填ブロック65を通って、ねじ山63で外部ピストン68に
結合されている。隙間充填ブロック65と内部ピストン64
の間には、その上、ばねが取り付けてあり、これは温度
の変化によるエラストマーの体積/圧力の変化を補償す
る。このような体積/圧力の制御はまた、例えば温度を
制御することによってもなされ、そうすることによって
ばね72は除くことができる。スクリュー部66にはその
上、外部駆動頭部67が取り付けられている。内部ピスト
ンは、例えば偏心部(eccentric)または他の既知の内
部機械構成要素によって操縦される。外部ピストン部68
は該与圧装置61を、例えば密閉される部分の本体部73へ
固定するために使用され、初期圧力調節部ともなる。実
際の与圧は内部ピストン64によって行われる。fig.4に
示される場合には、内部ピストン64はエラストマー層74
に作用し、この力は次にはピストン75に移動する。ピス
トン75は、例えば、テフロン、銅、または類似の密閉素
材で作られているシール部76に嵌合されている。ピスト
ン75はその後与圧装置または媒体(油圧オイルまたはエ
ラストマー)に作用し、この媒体は該パワーユニットを
操縦するエラストマー5を与圧するために例えばfig.1
の具体例におけるスペース2と連動する。このようにし
て、与圧装置61はfig.1に示された与圧ユニット20と置
き換えることができる。ピストン75はまた、そのシール
部76と共に除くことができ、この場合にはエラストマー
74は、例えば該スペース2と直接連動する。エラストマ
ースペースあるいは媒体74に面している外部ピストン68
の正表面には、好ましくは溝69が付けられており、外部
ピストン68の内側の縁には、該内部ピストン64が上記外
部ピストン68の正面表面を越えて伸びる時に、内部ピス
トン64と外部ピストン68の内表面との間にエラストマー
が通るのを防ぐため、へり部(lip portion)71が作ら
れている。内部ピストン64には、ピストン64が該外部ピ
ストン68内に位置する時にエラストマーが内部および外
部ピストンの間を通ることを防ぐため、対応するリップ
部71が取り付けられる。リップ部71はまた内部ピストン
64に独立したシール部として取付けられることもでき
る。同様に、リップ部70は独立したシール用の環によっ
て作られ、続いて外部ピストン68に付けることもでき
る。エラストマーにかけられる圧力のより均一な分配の
ために、該エラストマー層74は好ましくは三角形にされ
る。またそのかわりに、内部ピストン64は、例えばその
エラストマーに面している端を楔型にすることができ
る。
fig.5は連続的にお互いに連結している様々なサイズ
の複数のピストンによる解決を示す。隙間充填ブロック
101は本体部100に、例えばねじ止めによって固定され、
この隙間充填ブロックには第1ピストンあるいは捍102
が取り付けられている。第1ピストンは、この第1ピス
トン102より実質的に広い表面積を有する第2ピストン1
04へ圧力を伝える。第1エラストマー層103に作用す
る。第2ピストン104の第1エラストマー層103の反対の
表面には、上記第2ピストン104よりも実質的に小さい
表面領域を有する第3ピストン105が取り付けられてい
る。該第3ピストン105は、内部チューブ107内の第2エ
ラストマー層106へ増加した圧力をかけ、このピストン
の組み合わせまた組み立ては、圧力増幅器として働く。
増幅の程度はピストンの表面積の割合で決まる。一方、
第2エラストマースペース106は、例えばfig.1の具体例
において、エラストマー層への与圧のため油圧オイルの
かわりに、スペース27と連動している。
fig.6aおよび6bは、1個の本体部に搭載される独立し
た構成部品を含む、本発明のパワーユニットの一つを示
している。fig.6aは初期位置にあるパワーユニットを、
そしてfig.6bは圧力作用を受けたパワーユニットを表
す。図に従うと、パワーユニット80は、その内部を軸方
向に移動可能なように付けられた内部ピストン81を持
ち、外側にねじ山の付いた円筒部82を含む。パワーユニ
ットはその上、外部にねじ山の付いた締め付けブロック
83を含む。パワーユニットの組み立てに際して、本体部
86に円筒部82、および締め付けブロック83の雄ねじに適
合するねじ穴がつけられ、この穴の底には油圧オイル85
用のダクトが取り付けられている。このパワーユニット
の組み立ては、締め付けブロック83が本体部86のねじ穴
内の希望する場所までねじ込まれ、続いて同じねじ穴の
中へ円筒部82をねじこむ手順で行われる。締め付けブロ
ック83及び円筒部品82は、好ましくはそれらの対向する
表面が、お互い軸方向に隙間を持つように、ねじ穴内に
配置される。締め付けブロック83、円筒部82の装着に続
いて、締め付けブロック83および円筒部品82によるのと
同様にして本体部86のねじ穴の下部によって規定され
る、エラストマースペース87内におけるエラストマー87
aの鋳造が行われる。エラストマー層の鋳造は例えば、
鋳造作業中にエラストマーが油圧オイル用ダクト85へ入
り込まないように上記ねじ穴の下部によう充填剤を詰め
ることによって行われる。この設置のあいだ、該エラス
トマー層87aは内部ピストン81を用いて適当な力で圧縮
される。好ましくはエラストマー層に対抗する内部ピス
トン81の正表面に、内部ピストン81に定着するようにエ
ラストマー層を加硫化するバインダー処理を施す。エラ
ストマーの設置の後、該ろう充填財は、例えば油圧オイ
ル用ダクトから蒸発により、または適当な化学物質を使
用して、取り除くことができる。その後、油圧オイル用
ダクト85に油圧オイルを満たし、その与圧作用は、例え
ばfig.1に示された与圧ユニット20またはfig.4に示され
た与圧装置61を使用することによって行うことができ
る。fig.6bは圧力作用下におけるエラストマーの移動を
表す。締め付けブロック83の設計において重要な特徴
は、エラストマーの全量が、締め付けブロック83の狭い
部分を越えて移動してしまわないように、締め付けブロ
ック83の壁に対抗してかかるエラストマーの力に勝る力
を与えるようにすることである。該狭い部分を越えての
エラストマーの移動を抑えているので、油圧オイル85は
エラストマー層87aの壁とエラストマースペースの間か
ら漏れ出すことができない。これに加えて、この締め付
け部分は圧力作用を除いた場合にエラストマーが元の位
置に戻る力を作り出す。
もちろん、同じ本体部に例えば型プレスに加えて、fi
g.6aおよび6bに示した空気圧駆動パワーユニットを、様
々な穴明け装置を動かすため、または類似の穴、空洞、
あるいは類似のものを加圧物へ作る装置のために搭載す
ることが可能である。一連のパワーユニットは、例えば
ある箇所から別の箇所へ力を伝達するためにお互い組み
合わせて使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/14 B29C 43/36 B29C 33/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮力をエラストマー(5)へ生成/伝達
    するための少なくとも1つのエラストマースペース
    (4)および圧力媒体用第2与圧スペース(2)を含有
    し、該エラストマースペース(4)が与圧側と圧縮側お
    よび該与圧側と該圧縮側の間の領域内に存在する少なく
    とも1つのくびれ部(A)を有する油圧、空気圧または
    機械駆動パワーユニットにおいて、(i)該エラストマ
    ースペース(4)がその内部でのエラストマーの鋳造に
    より該エラストマー(5)によって満たされており、
    (ii)該くびれ部(A)が、内部へ突出する第1突起部
    (6)を該エラストマースペース(4)の縁部へ取り付
    けると共に該第1突起部(6)に実質的に面している第
    2突起部(6a)に嵌合されている縁部を有する加圧板
    (3)を該エラストマースペース(4)の実質的な中心
    部に取り付けることによって形成され、(iii)該第2
    与圧スペース(2)が該エラストマースペース(4)と
    直接連絡すると共に与圧ユニット(20)とも連絡するよ
    うに配設されていることに特徴付けられる油圧、空気圧
    または機械駆動パワーユニット。
  2. 【請求項2】該くびれ部がエラストマースペースを実質
    的に円錐形にすることによって作成されることに特徴付
    けられる第1項記載のパワーユニット。
  3. 【請求項3】該エラストマー(5、5a)が2成分シリコ
    ーンまたは2成分ポリウレタンからなることに特徴付け
    られる、第1項または第2項記載のパワーユニット。
  4. 【請求項4】第1項記載のパワーユニットを具備する型
    プレスであって、該プレスが少なくとも2つの本体部
    (10a、10b)と、お互いに対して加圧する少なくとも2
    つの鋳型表面(8a、8b)を有し、それらの間の鋳型空洞
    (9)内で圧縮物の与圧が行われ、該パワーユニット
    (1)が、本体部(10a)に連動する少なくとも1つの
    鋳型表面(8a)を、別の鋳型表面(8b)の方向へ中間支
    持層(13a)を介して該型プレス内において運ぶために
    使用され、該支持層(13a)が鋳型表面とエラストマー
    スペース(4、4a)の間、および/または加圧板(3)
    の部位にあることに特徴付けられる、特に広範囲の本体
    部を有する圧縮物の製造のための型プレス。
  5. 【請求項5】該支持層(13a)が好ましくは2成分シリ
    コーンまたは鋳物砂層または、コンクリートあるいは金
    属層を含有するエラスチック物質であることに特徴付け
    られる第4項記載の型プレス。
  6. 【請求項6】支持層(13a)とエラストマースペース(1
    4、14a)の間、および/または加圧板(3)が、好まし
    くはエラストマー(5)より堅いエラストマーあるい
    は、例えば銅で作られているシール層(29)に嵌合させ
    られていることに特徴付けられる第4項記載の型プレ
    ス。
  7. 【請求項7】該鋳型空洞(9)がそのリム部において、
    該型プレスが閉鎖形を取ったときに、本体部(10a、10
    b)の間の空隙にわたって伸びるシール部(19)によっ
    て密閉されることに特徴付けられる、第4項記載の型プ
    レス。
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