JP2891672B2 - 高温雰囲気炉内観察装置 - Google Patents

高温雰囲気炉内観察装置

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JP2891672B2
JP2891672B2 JP8147911A JP14791196A JP2891672B2 JP 2891672 B2 JP2891672 B2 JP 2891672B2 JP 8147911 A JP8147911 A JP 8147911A JP 14791196 A JP14791196 A JP 14791196A JP 2891672 B2 JP2891672 B2 JP 2891672B2
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atmosphere furnace
cooling
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photographing
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幹男 下川
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ROIYARU KONTOROORUZU KK
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    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気炉、コークス
炉などの高温雰囲気炉内の状態を観察するのに適した高
温雰囲気炉内観察装置に関し、詳細には観察装置に使用
するCCDカメラ等の被保護対象物を液体、気体等の冷
却媒体を用いて効率的に冷却するための冷却媒体の循環
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラ等の撮影手段を200℃程
度を越える高温雰囲気下にある炉内や容器内に挿入して
内部の状態を監視する方法として、従来からCCDカメ
ラ等の周囲に冷却ガス等の気体を送風、循環させて、C
CDカメラ等を冷却する方法や、レンズ部分のプローブ
のみを炉内として上記冷却方法を採用し且つCCDカメ
ラ本体から耐熱性を有しない電子回路部を分離して、こ
の電子回路部を炉外の室温雰囲気部に設置する方法など
がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の各方法では、次に述べるような問題があった。すなわ
ち、CCDカメラの周囲に冷たいガスを送って、CCD
カメラを冷却する方法では、ガス自体の熱容量が小さい
ので、ガスの温度がすぐに上昇してしまい、CCDカメ
ラを効率良く冷却することができないというという問題
があった。また、CCDカメラ本体から耐熱性が無い電
子回路部を分離して、この電子回路部を室温雰囲気部に
設置する方法においては、2〜3m以上の長い炉内にC
CDカメラ本体だけを挿入する手段がなく、また光ファ
イバー等を利用して炉内のCCDカメラ本体と炉外の電
子回路部とを接続した場合には、解像度が極端に落ちる
結果、有用な観察結果を得られないという問題があっ
た。また、従来冷却水等の液体状の冷却媒体をCCDカ
メラを支持する匡体内に設けた空所内に循環させて冷却
を行うこともなされているが、種々の理由から循環経路
中、とりわけカメラ周辺の要冷却部分に於て冷却水の滞
留が起こり、冷却効率を低下させる原因となっていた。
特に、冷却用水として通常用いられる工業用水には汚泥
等の不純物が含まれること多く、この不純物が滞留部に
堆積すると、冷却水の詰まりが発生し、監視装置の故障
を誘発する原因となる。加えて、従来は冷却ジャケット
を炉の側壁に設けた穴から内部に水平に挿入できるだけ
であったため、汎用性の点で問題であった。本発明は上
記の事情に鑑みてなされたものであり、CCDカメラを
効率良く冷却して、設置方法の如何に関わらずに電気
炉、コークス炉などの高温雰囲気炉内の状態を24時
間、稼働中であっても連続して観察することができる高
温雰囲気炉内観察装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1は、水平、垂直、斜め設置等、設置方法の
如何にかかわらず設置できるものにおいて、高温雰囲気
炉内に挿入された撮影部により、前記高温雰囲気炉内の
状態を撮影する高温雰囲気炉内観察装置において、前記
撮影部を構成する複数の筒部材の間に形成された各円筒
状空間の1つにパイプを螺旋状に配置して、スパイラル
流路を構成し、前記撮影部の元端側から前記スパイラル
流路に冷却水に注入して、前記撮影部の先端側に導いた
後、この部分の冷却水を攪拌すると共に、他の円筒状空
間の1つを介して前記冷却水を前記撮影部の元端側に戻
し、前記撮影部を冷却することを特徴としている。ま
た、請求項2では、請求項1に記載の高温雰囲気炉内観
察装置において、前記撮影部の元端側から前記パイプ内
に冷却水を注入して、前記スパイラル流路により強制的
に先端側に誘導すると共に、先端側に放出し、前記他の
円筒状空間にあるスパイラル誘水板を介して前記冷却水
を前記撮影部の元端側に戻して、前記撮影部を冷却する
ことを特徴としている。また、請求項3では、高温雰囲
気炉内に挿入された撮影部により、前記高温雰囲気炉内
の状態を撮影する高温雰囲気炉内観察装置において、前
記撮影部を構成する複数の筒部材の間に形成された各円
筒状空間のうちの1つと、前記各筒部材の先端側に形成
された監視窓を介して、入射した光像を電気信号に変換
するビデオカメラが監視窓の直近に配置されている筒部
材内とに前記撮影部の元端側から冷却エアーを注入し
て、前記撮影部を冷却するとともに、この冷却エアーを
前記監視窓から前記撮影部の外に放出させることを特徴
としている。また、請求項4では、請求項3に記載の高
温雰囲気炉内観察装置において、前記円筒状空間に注入
される前記冷却エアーの量と、前記ビデオカメラが配置
されている筒部材内に注入される前記冷却エアーの量と
を均衡させることを特徴としている。また、請求項5で
は、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の高温雰囲
気炉内観察装置において、前記撮影部の先端側に形成さ
れた前記監視窓の内側に波長弁別器を設け、この波長弁
別器によって前記監視窓を介して入射する光像中の熱線
成分をカットして、前記光像中の可視光成分のみを監視
窓直近の前記ビデオカメラに入射させることを特徴とし
ている。
【0005】上記の構成により、請求項1では、高温雰
囲気炉内に挿入された撮影部により、前記高温雰囲気炉
内の状態を撮影する高温雰囲気炉内観察装置において、
前記撮影部を構成する複数の筒部材の間に形成された各
円筒状空間の1つにパイプを螺旋状に配置して、スパイ
ラル流路を構成し、前記撮影部の元端側から前記スパイ
ラル流路に冷却水に注入して、前記撮影部の先端側に導
いた後、この部分の冷却水を攪拌するとともに、他の円
筒状空間の1つを介して前記冷却水を前記撮影部の元端
側に戻し、前記撮影部を冷却することにより、CCDカ
メラを効率良く冷却して、電気炉、コークス炉などの高
温雰囲気炉内の状態を24時間連続して観察する。ま
た、請求項2では、請求項1に記載の高温雰囲気炉内観
察装置において、前記撮影部の元端側から前記パイプ内
に冷却水を注入して、前記スパイラル流路の先端側に強
制的に放出し、前記他の円筒状空間にあるスパイラル誘
水板を介して前記冷却水を前記撮影部の元端側に戻し
て、前記撮影部を冷却することにより、CCDカメラを
効率良く冷却して、電気炉、コークス炉などの高温雰囲
気炉内の状態を24時間連続して観察する。また、請求
項3では、高温雰囲気炉内に挿入された撮影部により、
前記高温雰囲気炉内の状態を撮影する高温雰囲気炉内観
察装置において、前記撮影部を構成する複数の筒部材の
間に形成された各円筒状空間のうちの1つと、前記各筒
部材の先端側に形成された監視窓を介して、入射した光
像を電気信号に変換するビデオカメラが監視窓の直近に
配置されている筒部材内とに前記撮影部の元端側から冷
却エアーを注入して、前記撮影部を冷却するとともに、
この冷却エアーを前記監視窓から前記撮影部の外に放出
させることにより、CCDカメラを効率良く冷却して、
電気炉、コークス炉などの高温雰囲気炉内の状態を24
時間連続して観察する。また、請求項4では、請求項3
に記載の高温雰囲気炉内観察装置において、前記円筒状
空間に注入される前記冷却エアーの量と、前記ビデオカ
メラが配置されている筒部材内に注入される前記冷却エ
アーの量とを均衡させることにより、CCDカメラを効
率良く冷却して、電気炉、コークス炉などの高温雰囲気
炉内の状態を24時間連続して観察する。また、請求項
5では、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の高温
雰囲気炉内観察装置において、前記撮影部の先端側に形
成された前記監視窓の内側に波長弁別器を設け、この波
長弁別器によって前記監視窓を介して入射する光像中の
熱線成分をカットして、前記光像中の可視光成分のみを
前記ビデオカメラに入射させることにより、CCDカメ
ラを効率良く冷却して、電気炉、コークス炉などの高温
雰囲気炉内の状態を24時間連続して観察する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による高温
雰囲気炉内観察装置の一形態例を示す概略構成図であ
る。この図に示す高温雰囲気炉内観察装置1は、炉内温
度が1000℃以上になるコークス炉2(図9参照)内
の状態を撮影する撮影装置3と、この撮影装置3に冷却
水と冷却エアーとを供給する給水給気装置4と、これら
撮影装置3、給水給気装置4を制御するコントロール装
置5とを備えており、コントロール装置5によって給水
給気装置4を制御し、撮影装置3に冷却水と、冷却エア
ーとを供給している状態で撮影装置3を先端側(下端
側)からコークス炉2内に挿入して固定した後、撮影開
始指示が入力されたとき、撮影装置3の先端側に配置さ
れた筒状の撮影部10によってコークス炉2内の状態を
撮影し、これによって得られた映像信号を外部のモニタ
装置に出力する。従って、撮影部10の長さは、観察対
象となる炉の深さ等に適合させた寸法、形状に設定す
る。
【0007】前記給水給気装置4は、冷却エアー源(図
示は省略する)から前記撮影装置3に供給される2系統
の冷却エアー(例えば、空気、或は窒素ガスやアルゴン
ガスなどの不活性ガスなど)の各流量を計測して、計測
結果を前記コントロール装置5に供給する2つのフロー
スイッチ6、7と、水槽タンク8から前記撮影装置3に
供給される4系統の冷却水(例えば、工業用水など)の
各流量を計測して、計測結果を前記コントロール装置5
に供給する1つのフロースイッチ9とを備えており、冷
却エアー源から撮影装置3に供給される第1、第2系統
の各冷却エアーの流量を計測して、計測結果をコントロ
ール装置5に供給するとともに、水槽タンク8から撮影
装置3に供給される第1〜第4系統の各冷却水の流量を
計測して、計測結果をコントロール装置5に供給する。
なお、本明細書中においてエアーとは、通常の空気の他
に、N2 、AXガス等々の冷却用のガス一般を含むもの
である。
【0008】また、撮影装置3は、コークス炉2内に挿
入されて炉内の状態を撮影する円柱状の撮影部10と、
この撮影部10の上部側(元端側)に固定され、給水給
気装置4から供給される冷却エアー、冷却水を受入れて
撮影部10を冷却する円柱状の冷却部11と、この冷却
部11の上部側に固定され撮影部10に対して電源電圧
を供給する電源回路や撮影部10から出力される映像信
号を増幅するアンプ回路などが収納されるアッパー部1
2とを備えており、給水給気装置4から供給される冷却
エアー、冷却水を各逆止弁13〜17で受けて、撮影部
10を冷却しながら、コントロール装置5からの指示に
基づき、コークス炉2内の状態を撮影し、撮影部10の
撮影動作により得られた映像信号をコントロール装置5
に供給する。この場合、中空筒状の撮影部10は、図2
の要部縦断面図に示す如く閉止板18によって先端側開
口が閉止され、且つ先端側側面に矩形状の開口孔20が
形成された筒部材によって構成される外筒21と、この
外筒21の内側に配置される複数の筒部材等によって構
成される。外筒21の内側に位置する他の筒部材群は、
第1内筒23、第2内筒26、第3内筒30から成る。
【0009】即ち、先端縁が内側に曲げられて開口する
とともに開口孔20に対応する部分に開口孔22が形成
された第1内筒23と、この第1内筒23の内側に略同
軸状に配置された筒部材であって当て板24によってそ
の先端開口部が閉止されるとともに各開口孔20、22
に対応する部分に開口孔25が形成された第2内筒26
と、この第2内筒26の内側に略同軸状に配置された筒
部材であって、芯出し用のボス27により前記当て板2
4に対する位置が決められた当て板28によってその先
端側が閉止されるとともに、前記各開口孔20、22、
25に対応する部分に開口孔29が形成された第3内筒
30と、前記開口孔22に填込まれて外筒21と第1内
筒23とによって形成される空間S1と第1、第2内筒
23、26によって形成される空間S2とが外筒21の
外側と連通しないようにしながら、監視窓31を形成す
る四角枠32とを備えている。つまり、監視窓31を挟
んで上下位置にある空間S1とS1、空間S2とS2
は、夫々監視窓31廻りの空間を介して連通している。
撮影部の最も中心の空所は筒部材中心部空間である。
【0010】さらに、撮影部10は、複数のネジ39に
より、第3内筒30内において当て板28の上部に固定
されるミラー固定部材40と、第3内筒30内の前記監
視窓31に対向するようにミラー固定部材40に固定さ
れ、監視窓31を介して外筒21外からの光像を取り込
みその熱線成分を透過させながら可視光成分のみを反射
するミラー33と、第3内筒30内のミラー33上部に
配置されミラー33で反射された光像を電気信号(映像
信号)に変換してアッパー部12に供給するCCDカメ
ラ34と、第1内筒23と第2内筒26との間に形成さ
れた円筒状の空間S2内部を螺旋状に仕切ってスパイラ
ル流路35を形成するパイプ36と、前記CCDカメラ
34の近傍に配置されこのCCDカメラ34部分の温度
を計測し補償導線38を介して計測結果を前記アッパー
部12に供給する熱電対37とを備えている。
【0011】前記冷却部11から供給される冷却エアー
と、冷却水とによって外筒21、第1内筒23、第2内
筒26、第3内筒30、CCDカメラ34などを冷却し
ながら、監視窓31を介してコークス炉2内の光像を取
込み、その可視光成分のみを反射して、CCDカメラ3
4でこれを電気信号に変換するとともに、これによって
得られた映像信号と温度計測動作によって得られた温度
信号とをアッパー部12に供給し、コントロール装置5
に伝送させる。コントロール装置5は、図1に示す様に
匡体41と、この匡体41内に配置され、前記匡体41
の前面に形成された操作パネル42の操作内容に応じた
制御指令を発生して撮影装置3などを制御する制御回路
と、前記匡体41内に配置され操作パネル42の操作内
容、給水給気装置4から供給される各フロースイッチ信
号および撮影装置3から出力される温度信号などを処理
して警報音などを発生する警報回路と、制御回路の出力
内容および警報回路の出力内容などを処理して表示信号
などを生成する表示回路と、撮影装置3から出力される
映像信号などを取り込んで、指定された信号形式に変換
して、これを出力する画像処理回路などとを備えてい
る。
【0012】この場合、操作パネル42には、図3に示
す如くコントロール装置5全体の電源をオン/オフする
際に操作されるメイン電源スイッチ43と、CCDカメ
ラ34の電源をオン/オフする際に操作されるカメラ電
源スイッチ44と、前記熱電対37から出力される温度
信号などの処理を開始させる際に操作される温度電源ス
イッチ45と、CCDカメラ34の露光時間を調整し
て、電子アイリスを調整するときに操作される光量調整
用デジタルスイッチ46と、フロースイッチ6で計測さ
れる第1系統側の冷却エアーの流量が規定値に満たない
とき、内蔵されているランプを点灯させ、このとき発せ
られる警報音の鳴動を停止させる際に操作されるセンタ
側エアー監視スイッチ47と、フロースイッチ7で計測
される第2系統側の冷却エアーの流量が規定値に満たな
いとき、内蔵されているランプを点灯させ、このとき発
せられる警報音の鳴動を停止させる際に操作されるアウ
タ側エアー監視スイッチ48と、フロースイッチ9で計
測される各系統の冷却水の流量が規定値に満たないと
き、内蔵されているランプを点灯させ、このとき発せら
れる警報音の鳴動を停止させる際に操作される冷却水監
視スイッチ49と、CCDカメラ34の温度が設定温度
を越えているとき点灯駆動される温度警報ランプ50
と、CCDカメラ34の許容温度を設定する際に操作さ
れる温度警報設定器51と、CCDカメラ34の温度を
3桁のLEDで表示する温度表示器57とが設けられて
いる。
【0013】操作パネル42のメイン電源スイッチ43
が操作されて電源が投入されたとき、給水給気装置4か
ら出力される各フロースイッチ信号を取り込み、これら
各フロースイッチ信号で示される冷却エアーの流量、冷
却水の流量などが警報条件を満たしているかどうか判定
し、前記冷却エアーの流量、冷却水の流量が警報条件を
満たしていれば、センタ側エアー監視スイッチ47、ア
ウタ側エアー監視スイッチ48、冷却水監視スイッチ4
9のうち、対応するものを点灯させるとともに、警報音
を発生してこれをオペレータに知らせる。また、この動
作と並行して、カメラ電源スイッチ44が操作されれ
ば、撮影装置3を制御してコークス炉2内の状態を撮影
させるとともにこの撮影動作で得られた映像信号を取り
込んで、これを指定された形式の映像信号に変換し、外
部のモニタ装置などに供給する。また、温度電源スイッ
チ45が操作されて、電源が投入されていれば、撮影装
置3から出力される温度信号を取り込んで、温度表示器
57上にCCDカメラ34部分の温度を表示するととも
に、これが設定温度を越えているとき、温度警報ランプ
50を点灯させて、温度が高過ぎることをオペレータに
知らせる。
【0014】次に、図1に示す概略構成図、図2に示す
要部断面図、図3に示す正面図を参照しながら、この形
態例の動作を説明する。まず、図4に示す如く前記冷却
部11によって給水給気装置4から供給されている第1
系統側の冷却エアーが第3内筒30内に導かれて、第3
内筒30内、CCDカメラ34、ミラー33を冷却しな
がら、監視窓31を介して、外筒21の周囲に放出され
るとともに、冷却部11によって第2系統側の冷却エア
ーが第2内筒26と第3内筒30との間に形成された円
筒状の空間S3内に導かれて、これら第2内筒26、第
3内筒30を冷却しながら、監視窓31を介して外筒2
1の周囲に放出される。このことは、炉内からの輻射熱
蓄熱による悪影響を防止し、且つ炉内からの温度差によ
る対流熱による悪影響を防止することになる。第1系統
側の冷却エアー量が第2系統側の冷却エアー量より多い
ときには、図5に示す如く第2内筒26に形成された開
口孔25の周囲部分に負圧領域が発生し、また第1系統
側の冷却エアー量が第2系統側の冷却エアー量より少な
いときには、図6に示す如く監視窓31の中央部分に負
圧領域が発生し、これら負圧領域内にコークス炉2内の
高温ガスが引き込まれる不具合があることから、第1系
統側の冷却エアー量と、第2系統側の冷却エアー量とを
ほぼ同一にすることが肝要である。これにより、監視窓
31の周囲や中央部分で冷却エアーの流れが均一にされ
て、コークス炉2内の高温ガスが第3内筒30内に配置
されているミラー33やCCDカメラ34に接触するこ
とがなくなり、高熱によるダメージを受けることがなく
なる。
【0015】また、この動作と並行して図7に示す如く
冷却部11によって給水給気装置4から供給されている
第1、第2系統側の冷却水が第1内筒23と、第2内筒
26との間に形成されたスパイラル流路(スパイラル流
路)35内に導かれて、第1内筒23と、第2内筒26
を効率よく冷却しながら、これら第1内筒23と、第2
内筒26の先端部分から外筒21の先端内側に放出され
た後、第1内筒23と、外筒21とを冷却しながら、こ
れら第1内筒23と、外筒21との間に形成された円筒
状の空間S1を通って冷却部11側に戻され、外部に排
水される。なお、符号100は空間S1内にスパイラル
状に配置されてスパイラル状の流路を形成するスパイラ
ル誘水板であり、このスパイラル誘水板100を必要に
応じて空間S1内に配置することにより、スパイラル状
の排水流路を形成して該流路周辺を有効に冷却させるこ
とが可能となる。なお、スパイラル誘水板100は、後
述する図10のパイプ58を含むものである。
【0016】さらに、図8に示す如く前記冷却部11に
よって第3、第4系統側の冷却水がパイプ36内に導か
れ、このパイプ36の外側に接している第1内筒23
と、第2内筒26を冷却しながら、パイプ36の先端部
分36aから第1内筒23の先端内側内に放出され、外
筒21の先端部分に滞留している冷却水(スパイラル流
路35によって導かれた冷却水)を撹拌し、この部分に
沈澱物が堆積しないように攪拌しながら、第1内筒23
と、外筒21とを冷却しつつ、これら第1内筒23と外
筒21との間に形成された円筒状の空間を通って冷却部
11側に戻され、外部に排水される。この冷却水は、炉
内温度の伝導熱対策として用いられている。これによっ
て、冷却水として、浮遊物量が多い工業用水などを使用
した場合にも、外筒21の先端側の内部に沈澱物が沈澱
しないようにしながら、外筒21の先端部分の冷却水を
効率良く撹拌して冷却部11側に戻すことが可能とな
り、この結果長年月の連続使用が可能となる。
【0017】そして、給水給気装置4によって撮影装置
3に冷却エアー、冷却水が供給されている状態で、図9
に示す如く撮影装置3の撮影部10がコークス炉2内に
挿入されて、冷却部11に設けられているフランジ52
がコークス炉2の上部に固定され、この状態でこのコー
クス炉2内の状態が撮影され、これによって得られた映
像信号がコントロール装置5に伝送されて、外部のモニ
タ装置に供給される。この画像は、監視窓直近に設置さ
れるビデオカメラによりこれまでのリレーレンズ系や光
ファイバー方式と比較して、大幅な高解像、高鮮明な画
像データとして供給されるものである。
【0018】このように、この形態例では、給水給気装
置4から供給される冷却水を第1内筒23と、第2内筒
26との間に形成されたスパイラル流路35内に導いて
これを旋回させながら、外筒21の先端内側に放出した
後、第1内筒23と、外筒21との間に形成された円筒
状の空間を介して冷却部11に戻すとともに、給水給気
装置4から供給される冷却ガスを第2内筒26、第3内
筒30との間に形成された空間と、第3内筒30内とに
各々導いて、監視窓31から外筒21の外に放出するよ
うにしたので、撮影部10、ミラー33およびCCDカ
メラ34などを効率良く冷却して、電気炉、コークス炉
2などの高温雰囲気炉内の状態を24時間稼働中連続し
て観察することができる。また、この形態例では、給水
給気装置4から供給される冷却水をパイプ36内に導い
て外筒21の先端内側に放出するようにしているので、
外筒21の先端部分に滞留している冷却水(スパイラル
流路35によって導かれた冷却水)を撹拌しこの部分に
を効率良く冷却するとともに、沈澱物が堆積しないよう
にすることができ、長年月連続使用に耐えることができ
る。。
【0019】また、CCD部を監視窓直近に据える方式
であるので、これまでの撮像方式(リレーレンズ、ファ
イバー方式等)に比較して格段の高解像度、高鮮明な画
像を得ることが可能となる。また、上述した形態例にお
いては、第1内筒23と、第2内筒26との間に形成さ
れた空間内にパイプ36を螺旋状に配置し、このパイプ
36によって第1内筒23と、第2内筒26との間に形
成された空間を螺旋状に仕切ってスパイラル流路35を
形成しているが、図10に示す如く外筒21と、第1内
筒23との間に形成された空間にパイプ58を前記パイ
プ36の螺旋方向と同じ螺旋方向となるように配置し、
このパイプ58によって外筒21と、第1内筒23との
間に形成された空間を螺旋状に仕切ってスパイラル流路
59を形成し、このスパイラル流路59と、前記スパイ
ラル流路35とを並行して使用するようにしても良い。
【0020】このようにすることにより、この撮影部1
0aでは、外筒21の先端内側から冷却部11に戻る冷
却水の流路を長くして、外筒21や第1内筒23を効率
良く、冷却することができる。また、パイプ58内に冷
却水を導いて、パイプ58の先端部分から外筒21の先
端内側に放出し、外筒21の先端部分に滞留している冷
却水(スパイラル流路35によって導かれた冷却水)を
撹拌し、この部分に沈澱物が堆積しないようにすること
により、1本のパイプ36で冷却水を供給した場合に比
べて、パイプ58を使用した分だけ、外筒21の先端部
分に滞留している冷却水(スパイラル流路35によって
導かれた冷却水)を撹拌する際の効果を高めて、外筒2
1の冷却効率を向上させることができる。つまり、スパ
イラル流路35自体が攪拌効果を有するものである。
【0021】また、上述した形態例においては、監視窓
31を通して入射されるコークス炉2内の光像をミラー
33で反射してCCDカメラ34に導くようにしている
が、図11に示す如くミラー33を使用することなく、
コークス炉2内の光像を直接、CCDカメラ34に導く
ようにしても良い。この場合、この撮影部10bは、筒
状に形成される外筒60と、この外筒60の内側に配置
され、先端部分が前記外筒60の先端部分より少し上に
くる程度の長さに形成される第1内筒61と、この第1
内筒61内に配置され先端部分が外筒60の先端部分と
同じ位置まで延ばされる第2内筒62と、この第2内筒
62および前記外筒60の先端側を閉止するリング状の
閉止板63と、第2内筒62の内側に配置される第3内
筒64と、この第3内筒64の先端部分に配置され、前
記閉止板63の中央部分に形成された監視窓65からの
光像を取り込んで、その熱線成分をカットしながら、可
視光成分のみを透過させる熱線カットフィルタ66と、
第3内筒64内の前記熱線カットフィルタ66の上部側
に配置され、前記熱線カットフィルタ66を透過した光
像(可視光像)を電気信号(映像信号)に変換して、前
記アッパー部12に供給するCCDカメラ67と、第1
内筒61と第2内筒62との間に形成された円筒状の空
間を螺旋状に仕切ってスパイラル流路69を形成するパ
イプ68と、CCDカメラ67の近傍に配置され、この
CCDカメラ67部分の温度を計測し、補償導線71を
介して、計測結果を前記アッパー部12に供給する熱電
対70とを備えている。そして、前記冷却部11から供
給される冷却エアーと、冷却水とによって外筒60、第
1内筒61、第2内筒62、第3内筒64、CCDカメ
ラ67などを冷却しながら、監視窓65を介してコーク
ス炉2内の光像を取込み、その可視光成分のみを透過さ
せて、CCDカメラ67でこれを電気信号に変換すると
ともに、この電気信号をアッパー部12に供給し、コン
トロール装置5に伝送させる。
【0022】このように構成することにより、上述した
形態例と同様に給水給気装置4から供給される冷却水を
第1内筒61と、第2内筒62との間に形成されたスパ
イラル流路69内に導いてこれを旋回させながら外筒6
0の先端内側に放出した後、第1内筒61と、外筒60
との間に形成された円筒状の空間を介して冷却部11に
戻すとともに、給水給気装置4から供給される冷却ガス
を第2内筒62、第3内筒64との間に形成された空間
と、第3内筒64内とに各々、導いて、監視窓65から
外筒60の外に放出させることにより、撮影部10b、
熱線カットフィルタ66およびCCDカメラ67などを
効率良く冷却しながら、撮影部10bの先端に形成され
た監視窓65を介して、電気炉、コークス炉2などの高
温雰囲気炉内の状態を連続して観察することができる。
また、上述した各形態例においては、コークス炉2の上
部に形成された開口部から撮影部10、10a、10b
を挿入するようにしているが、コークス炉2の斜め上方
などに形成された開口部から撮影部10、10a、10
bを挿入するようにしても良い。このようにしても、撮
影部10、10a、10bを効率良く冷却していること
から、コークス炉2内の状態を24時間連続して撮影す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1〜5により、CCDカメラを効率良く冷却して、
電気炉、コークス炉などの高温雰囲気炉内の状態を長年
月にわたり24時間の稼働中、連続して観察することが
できる。大幅な改造を伴わずに大きな冷却効果を長期的
に得ることができるのでコスト的にも有利であり、また
解像度が高く、高鮮明となるので、機能的にも優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高温雰囲気炉内観察装置の一形態
例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す撮影部の詳細な構成例を示す要部断
面図である。
【図3】図1に示すコントロール装置を構成する操作パ
ネルの構成例を示す正面図である。
【図4】図1に示す撮影部に冷却エアーを供給している
ときの状態例を示す模式図である。
【図5】図1に示す撮影部に供給される第1系統側の冷
却エアー量が第2系統側の冷却エアー量より多いときの
状態例を示す模式図である。
【図6】図1に示す撮影部に供給される第1系統側の冷
却エアー量が第2系統側の冷却エアー量より少ないとき
の状態例を示す模式図である。
【図7】図1に示す撮影部に第1、第2系統側の冷却水
を供給しているときの状態例を示す模式図である。
【図8】図1に示す撮影部に第1〜第4系統側の冷却水
を供給しているときの状態例を示す模式図である。
【図9】図1に示す撮影部をコークス炉にセットしてこ
のコークス炉内を撮影しているときの一例を示す模式図
である。
【図10】本発明による高温雰囲気炉内観察装置の他の
形態例で使用される撮影部の要部断面図である。
【図11】本発明による高温雰囲気炉内観察装置の他の
形態例で使用される撮影部の要部断面図である。
【符号の説明】 1…高温雰囲気炉内観察装置、2…コークス炉(高温雰
囲気炉)、3…撮影装置、4…給水給気装置、5…コン
トロール装置、6…フロースイッチ、7…フロースイッ
チ、8…水槽タンク、9…フロースイッチ、10…撮影
部、10a…撮影部、10b…撮影部、11…冷却部、
12…アッパー部、18…閉止板、20…開口孔、21
…外筒(筒部材)、22…開口孔、23…第1内筒(筒
部材)、24…当て板、25…開口孔、26…第2内筒
(筒部材)、27…ボス、28…当て板、29…開口
孔、30…第3内筒(筒部材)、31…監視窓、32…
四角枠、33…ミラー(波長弁別器)、34…CCDカ
メラ(ビデオカメラ)、35…スパイラル流路、36…
パイプ、37…熱電対、38…補償導線、39…ネジ、
40…ミラー固定部材、41…匡体、42…操作パネ
ル、43…メイン電源スイッチ、44…カメラ電源スイ
ッチ、45…温度電源スイッチ、46…光量調整用デジ
タルスイッチ、47…センタ側エアー監視スイッチ、4
8…アウタ側エアー監視スイッチ、49…冷却水監視ス
イッチ、50…温度警報ランプ、51…温度警報設定
器、52…フランジ、57…温度表示器、58…パイ
プ、59…スパイラル流路、60…外筒(筒部材)、6
1…第1内筒(筒部材)、62…第2内筒(筒部材)、
63…閉止板、64…第3内筒(筒部材)、65…監視
窓、66…熱線カットフィルタ(波長弁別器)、67…
CCDカメラ(ビデオカメラ)、68…パイプ、69…
スパイラル流路、70…熱電対、71…補償導線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温雰囲気炉内に挿入された撮影部によ
    り、前記高温雰囲気炉内の状態を撮影する高温雰囲気炉
    内観察装置において、 前記撮影部は、外筒と、該外筒の内側に順次略同軸状に
    配置され径が漸減する複数の筒部材を有し、該外筒と各
    筒部材間に形成された各円筒状空間の1つにパイプを螺
    旋状に配置して、スパイラル流路を構成し、 前記撮影部の元端側から前記スパイラル流路に冷却水を
    注入して、前記撮影部の先端側に強制的に冷却水を導
    き、該先端側に於て冷却水を最適に攪拌した後、他の円
    筒状空間の1つを介して前記冷却水を前記撮影部の元端
    側に排水することにより前記撮影部を冷却することを特
    徴とする高温雰囲気炉内観察装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高温雰囲気炉内観察装
    置において、 前記パイプの先端部は前記撮影部の先端側において開口
    しており、 前記撮影部の元端側から前記パイプ内に注入された冷却
    水を該パイプの先端開口から前記スパイラル流路の先端
    側に放出して滞留冷却水を攪拌し、 排水用の前記他の円筒状空間内にスパイラル誘水板を配
    して該スパイラル状の排水流路を形成することにより、
    該冷却水を前記撮影部の元端側に戻し、前記撮影部を冷
    却することを特徴とする高温雰囲気炉内観察装置。
  3. 【請求項3】 高温雰囲気炉内に挿入された撮影部によ
    り、前記高温雰囲気炉内の状態を撮影する高温雰囲気炉
    内観察装置において、 前記撮影部を構成する複数の筒部材の間に形成された各
    円筒状空間のうちの1つと、前記各筒部材の先端側に形
    成された監視窓を介して入射した光像を電気信号に変換
    するビデオカメラが配置されている筒部材中心部空間と
    に前記撮影部の元端側から冷却エアーを注入して撮影部
    を冷却するとともに、この冷却エアーを前記監視窓から
    前記撮影部の外に放出させることを特徴とする高温雰囲
    気炉内観察装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の高温雰囲気炉内観察装
    置において、 前記円筒状空間に注入される前記冷却エアーの量と、前
    記ビデオカメラが配置されている筒部材中心部空間に注
    入される前記冷却エアーの量とを均衡させるようにした
    ことを特徴とする高温雰囲気炉内観察装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4のいずれかに記載
    の高温雰囲気炉内観察装置において、 前記撮影部の先端側に形成された前記監視窓の内側に波
    長弁別器を設け、この波長弁別器によって前記監視窓を
    介して入射する光像中の熱線成分をカットして、前記光
    像中の可視光成分のみを前記ビデオカメラに入射させる
    ようにしたことを特徴とする高温雰囲気炉内観察装置。
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