JP4750961B2 - コークス炉内部観察装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス炉における狭隘な又は管状若しくは溝状の内部構造の内部を観察する観察装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コークス炉においては、その内部に多数の燃焼室や煙道が配置され、その内部が高温にさらされ、煉瓦表面が損傷するため、該損傷状況を観察し、損傷状況に応じて煉瓦表面を補修する必要が生じる。これらコークス炉内の燃焼室や煙道は、通常は極めて狭隘であり、また高温状態で観察・補修を行う必要がある。
【0003】
コークス炉に関しては、図6に示すように、コークスを炭化するための炭化室13、多数の炭化室と交互に配置される燃焼室14、蓄熱室と燃焼室の中間高さに設けられ横方向からCOGを供給するダクト(COGガンダクト17)、地下室から蓄熱室の支柱(ピラウォール)を垂直に貫通し燃焼室に燃料ガスを供給するダクト19、ソールフリュー部18などが構成されている。炭化室13については、その幅はきわめて狭いとはいえ、炭化室の窯口から炭化室の高さ以内の高さを有する観察装置や補修装置を挿入することが可能であり、種々の炭化室観察・補修装置が提案されている。例えば、特開平11−106755号公報においては、炭化室内に挿入した観察装置で炭化室内を観察しながら移動し、移動中に得られた画像を結合して炉壁全体の観察画像を得ることのできる発明が記載されている。
【0004】
コークス炉の構造のうちで炭化室以外、即ち、上記燃焼室14、COGガンダクト17、燃料ガス供給ダクト19、ソールフリュー部18については、炉体表面の開口部は狭く、奥行きが極めて深く、その形状は筒形又は矩形の管状若しくは溝状の形状であり、炭化室13の場合のような大型の観察装置を挿入することは不可能である。
【0005】
特開2000−136386公報においては、コークス炉の燃焼室を観察・補修する装置として、燃焼室天井のフリュー孔を通して燃焼室内に挿入されるとともに軸線回りに旋回可能なカメラランスを有する観察装置が開示されている。カメラランスは、フリュー孔から挿入可能にするために小断面であり、燃焼室内の全高さを観察するための長さを有しており、カメラランスは冷却水で冷却される。カメラランスの先端にCCDカメラが配置される。CCDカメラの視野方向はカメラランスの軸線と垂直であって燃焼室の壁面に向いており、カメラランスを軸線回りに360°旋回して壁面の全周を観察することができる。カメラでの観察状況をモニターで目視確認し、補修すべき個所を発見する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
コークス炉内の管状若しくは溝状の内部構造の内表面を観察する観察装置において、特開2000−136386公報に記載の発明のように、観察カメラが軸心と垂直に壁面を向き、カメラランスを旋回させて壁面の全周を観察する場合においては、要補修個所の確認はモニターを用いた目視確認となる。これでは、同時に観察できるのは内表面のごく一部であり、観察対象としている構造物の全内周面の状況を一括して把握することは困難である。
【0007】
内周面の広い範囲を一視野に収めるため、カメラの視野をカメラランスの軸心の方向に向け、浅い角度で壁面を視野に入れて撮影することができる。このようにして撮影した内壁の画像は、カメラにごく近い側は視野に入らず、反対にカメラから遠い側の画像は撮影範囲は小さくしか写らず、必要な解像度が得られない。また、このような撮影方法では、全視野にわたってフォーカスを合わせることは困難である。
【0008】
高温かつ深さの深い管状の内部構造を観察する場合において、該内部構造が直線状であれば、内部に挿入するための観察装置も長い直線状の装置とすることができる。特開2000−136386公報に記載の発明においては、カメラランスは、フリュー孔から挿入して燃焼室内を観察するのに十分な長さを有し、かつ冷却水によって冷却する構造となっている。ただし、このような装置を用いるためには、挿入口の手前に長くて直線状のカメラランスを配置するための十分に広い自由空間がなければならない。挿入口の手前に十分な自由空間が存在しない場合には、たとえ内部構造が直線状であっても、カメラランスを挿入することは不可能である。
【0009】
本発明は、コークス炉における高温かつ管状若しくは溝状の内部構造の内表面を観察する観察装置において、観察対象とする全内周面の表面状態を一括して把握することができ、かついずれの部分においても十分な解像度を得ることのできる観察装置を提供することを第1の目的とする。また、高温かつ挿入口手前に自由空間の乏しい、管状若しくは溝状の内部構造の内表面を観察することのできる観察装置を提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の要旨とするところは以下のとおりである。
(1)コークス炉の内部構造11の内表面10を観察する観察装置1であって、観察装置先端には観察装置1の長手方向を視野方向とした撮像装置3を配置し、撮像装置3はコークス炉内表面の特定の個所全周を線状に観察し、観察装置内部を信号通信及び電源ケーブル7を貫通させてなり、撮像装置1の視野前方に円錐状の鏡6を有し、鏡6の円錐頂部は撮像装置3の方向を向き、観察装置円周方向全周の映像が鏡に反射して前記撮像装置によって観察可能であることを特徴とする観察装置。
(2)観察装置1は可撓性を有する管状の形状を有し、観察装置1の外周部2は同軸の3重管フレキシブルホースによって冷却水流路が形成され、該冷却水流路は往路27、復路28、及び観察装置先端部における折り返し部29からなり、該観察装置の先端に撮像装置3を配置してなることを特徴とする上記(1)に記載の観察装置。
(3)観察装置1の先端に光源9を有し、光源9からの光を前記円錐状の鏡6に反射させて観察装置円周方向全周に光を照射して観察部位を観察することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の観察装置。
)光源9は観察部位の自然光より強いエネルギーの照明を照射することを特徴とする上記(3)に記載の観察装置。
)観察装置内部の前記信号通信及び電源ケーブル7を貫通する空間に外部から冷却ガス30を送り、冷却ガス30を観察装置1の先端から吹き出して前記円錐状の鏡6に吹き付けることを特徴とする上記(1)乃至()のいずれかに記載の観察装置。
)前記撮像装置3はCCDカメラであり、該CCDカメラの撮像素子は環状に配置された撮像素子であり、該環状の撮像素子33によって内周面の線状の観察個所31を撮像することを特徴とする上記(1)乃至()のいずれかに記載の観察装置。
)環状の撮像素子として1次元CCD素子を有することを特徴とする上記()に記載の観察装置。
)前記撮像装置3はCCDカメラであり、該CCDカメラが有する2次元の撮像素子のうちの環状の部分を観察対象として選択し、該環状の部分によって内周面の線状の観察個所31を撮像することを特徴とする上記(1)乃至()のいずれかに記載の観察装置。
)観察装置1をその軸方向に移動しつつ観察装置円周方向全周を前記環状の撮像素子33又は撮像素子のうちの環状の部分によって撮像し、該撮像結果を矩形画像35として展開し、矩形画像35のうちの一方の辺を観察装置円周方向全周と対応させ、他方の辺を軸方向移動位置と対応させることを特徴とする上記()乃至()のいずれかに記載の観察装置。
10)観察装置1の軸方向移動速度又は観察装置の軸方向位置を計測し、該計測結果に基づき、前記矩形画像35の他方の辺の位置を観察部位と対応させることを特徴とする上記()に記載の観察装置。
11)高温のコークス炉内部を観察する観察装置1であって、観察部位と前記撮像装置との間に熱線を反射するフィルター36を設けることを特徴とする上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の観察装置。
(12)観察装置先端にぶれ防止ガイドを有することを特徴とする上記(1)乃至(11)のいずれかに記載の観察装置。
【0011】
本発明の上記()において、図5に示すように、観察装置1は可撓性を有する管状の形状を有し、観察装置1の外周部2は同軸の3重管フレキシブルホース(24、25、26)によって冷却水流路が形成され、冷却水流路は往路27、復路28、及び観察装置先端部における折り返し部29からなる。外周部2をフレキシブルホースで構成しているので観察装置1は可撓性を有する。フレキシブルホースは3重になっており、フレキシブルホース外管24とフレキシブルホース仕切り管25の間の空間を冷却水往路27又は復路28とし、フレキシブルホース仕切り管25とフレキシブルホース内管26の間の空間を冷却水の復路28又は往路27とする。観察装置先端部に冷却水の折り返し部29を有するので、往路27から注入した冷却水が復路28を通って循環することができる。観察装置が可撓性を有するため、挿入口の手前に十分な自由空間が存在しない場合でも、観察装置を挿入することが可能になる。また、観察個所の内部空間が直線状ではなく狭隘な曲がり形状を有する場合においても、本発明によって観察装置をたわませることにより、観察装置を内部空間の奥まで挿入することが可能になる。
【0012】
図2おいて、観察装置先端には観察装置の長手方向を視野方向とした撮像装置3を配置し、該撮像装置3はコークス炉内周表面の特定の個所全周を線状に観察する(31)。観察装置1をその軸線方向に一定速度で移動しつつ撮像を行い、時間軸を観察個所の軸線方向位置とし、上記線状の観察個所31の撮像結果を軸線方向に垂直な方向として2次元に展開すれば、観察装置の移動範囲内において、観察個所の内表面の全周を展開した撮像結果を得ることができる。
【0013】
上記のように撮像装置3の視野方向を観察装置1の軸線方向に向けた場合、撮像装置3は壁面を角度の低い斜め方向から観察することになり、観察装置1の位置や角度のわずかなずれが撮像結果の大きなぶれにつながる。本発明の上記()においては、図1に示すように、撮像装置3の視野前方に円錐状の鏡6を有し、鏡6の円錐頂部を撮像装置の方向を向ける。これにより観察装置円周方向全周の映像が鏡6に反射して撮像装置3によって観察可能になる。鏡の反射を利用しつつ構造物内周表面の特定の個所全周について、線状の観察個所31を観察する。即ち、鏡6を利用することにより、壁面の全周にわたって壁面にほぼ垂直方向に観察することになるので、観察装置1の位置や角度が若干ずれても撮像結果のぶれを小さく留めることができる。また、円錐状の鏡6を利用することにより、壁面の全周の映像をひとつの撮像装置3でとらえることが可能になる。
【0014】
撮像装置において、本発明の上記()のようにCCDカメラの撮像素子を環状に配置すれば、構造物内周表面の特定の個所全周の映像を該環状の撮像素子33において結像させることにより、該撮像装置は構造物内周表面の特定の個所全周を線状に観察することが可能になる。本発明の上記()のように、2次元の撮像素子のうちの環状の部分を観察対象として選択し、該環状の部分によって観察装置の円周方向全周の線状部分を撮像してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
第1に、本発明の上記(1)()〜(12)について、図1〜4に基づいて説明する。
【0016】
観察装置1は、コークス炉内の高温の管状又は溝状の内部構造10に挿入するため、細長い円筒状の外部形状を有し、観察装置1の外周部2は水冷構造とする。図3に示すように、外周部2の内部構造を外管21、仕切り管22、内管23の3重管構造とし、内管23と仕切り管22の間を冷却水の往路27、外管21と仕切り管22の間を冷却水の復路28とする。往路27と復路28はこの逆にしてもかまわないが、ケーブル7が貫通する空間の温度を低く保つためには、前者の方が好ましい。外周部2の先端に冷却水の折り返し部29を設けることにより、外周部2の内部に冷却水を通水し、観察装置を冷却することができる。
【0017】
観察装置1先端の内部には、撮像装置3を設ける。撮像装置3の内部には対物レンズ5及び撮像面4を有する。本発明においては、撮像面4のうち、環状の撮像素子33の部分に結像した映像のみを観察対象とする。観察装置1の外周部2の内側には、撮像装置3と外部の機器との間を結合する信号通信及び電源のケーブル7が収納される。
【0018】
図1に示す実施の形態は本発明の上記()に対応し、撮像装置3の視野前方に円錐状の鏡6を有し、円錐状の鏡6の円錐頂部は撮像装置3の方向を向いている。撮像面4から対物レンズ5を通過した光路32は、円錐状の鏡6の表面で反射し、内部構造11の内周面10上にある線状の観察個所31に到る。このような光路32を形成する結果として、線状の観察個所31の像は、撮像面4の上の環状の撮像素子33の部分に結像することとなる。従って、環状の撮像素子33の部分で得られた撮像情報を用いれば、内周面10の線状の観察個所31の映像を得ることができる。即ち、内周面10全周の映像を一度に撮像面4の上に得ることができる。
【0019】
光路32と内周面10との間の角度はほぼ垂直とすることができる。従って、たとえ観察装置1の先端の位置が内部構造11の中で若干ぶれたとしても、撮像位置としての線状の観察個所31の位置はほとんどぶれを生じない。観察装置1先端の方向が若干ぶれた場合においても、撮像位置のぶれはわずかである。従って、観察装置のぶれをそれほど気にせずに観察を行うことが可能である。
【0020】
こうして得られた内周面10の線状の観察個所31の画像情報を用い、内周面10表面の映像を得るための方法について図4に基づいて説明する。図4(a)において、時刻t1に観察装置1は内周面10のA1〜A4に対応する線状の観察個所を撮像している。観察装置1は一定速度で内部構造内を移動し、時刻t2において内周面10のB1〜B4に対応する線状の観察個所を撮影している。撮像結果を図4(b)のように展開する。時刻t1のA1〜A4の撮像結果が図4(b)のA1〜A4(〜A1)の位置に表示される。時刻t1からt2にかけて連続的にあるいは短い間隔毎に撮像された結果が図4(b)の上に順次位置を変えて表示され、時刻t2における画像はB1〜B4(〜B1)の位置に表示される。以上のように得られた表示像は、本発明の上記()における矩形画像35に対応する。また、本発明の上記(10)のように、観察装置1の軸方向移動速度又は観察装置の軸方向位置を計測し、該計測結果に基づき、矩形画像35の他方の辺の位置を観察部位と対応させることにより、図4(b)における矩形画像35の縦軸の長さは、観察装置1の移動速度と経過時間とによって内部構造の内周面10の軸方向長さに対応させることができる。図4(a)において内周面10に存在した傷34a、34bは、図4(b)の表示において傷34a、34bとして表示される。矩形画像35の表示は、CRTや液晶表示装置のようなコンピュータディスプレイに表示することもでき、また印刷装置によって印刷することもできる。
【0021】
このように、本発明によれば、コークス炉における管状又は溝状の内部構造の内周面を、ゆがみのない展開図として得ることができ、この展開図において観察された内表面の傷状況に基づき、内表面の補修計画を正確に立案することが可能になる。
【0022】
図2に示す実施の形態は、撮像装置3は内部構造11の内表面10を直接観察する。撮像面4の環状の撮像素子33の部分に結像するのは、内表面10のうちの線状の観察個所33の部分である。即ち、内表面10上の線状の観察個所33の映像を環状の撮像素子33に結像し、該環状の撮像素子33によって得られた撮像情報を用いる。この方法によっても、図4(b)に示すような内表面の展開図として観察結果を表示することが可能である。
【0023】
本発明の上記()のように、撮像装置3はCCDカメラとし、CCDカメラの撮像素子は環状に配置された撮像素子とし、該環状の撮像素子33によって内周面10の線状の観察個所31を撮像すると好ましい。CCDカメラは小型化が容易であり、かつ安価に入手することができるからである。また、本発明の上記()のように、環状の撮像素子33として1次元CCD素子を用いると好ましい。さらに、本発明の上記()のように、CCDカメラは2次元の撮像素子を有し、2次元の撮像素子のうちの環状の部分を観察対象として選択し、該環状の撮像素子33の部分によって内周面の線状の観察個所31を撮像することもできる。2次元の撮像素子を有するCCDカメラは、民生品あるいは工業用カメラとして極めて容易に入手することができる。2次元の撮像素子で撮像した映像情報の内、環状の撮像素子33の部分で撮像した情報のみを抽出することは、画像処理装置の回路的対応あるいはソフト的対応によって容易に行うことができる。
【0024】
内部構造11の内表面10が高温に熱せられている場合には、該内表面10の自発光のみに基づいて撮像することも可能である。内表面の自発光が少なく、かつ外部からの光が十分に到達しない場合は、図2に示すように観察装置1の先端に撮像装置3とともに照明装置8を配置し、観察個所を照明して観察を行うと好ましい。特に、円錐状の鏡6を有する本発明においては、本発明の上記()にあるように、観察装置1の先端に光源9を有し(図3)、該光源9からの光を前記円錐状の鏡6に反射させて観察装置円周方向全周に光を照射して線状の観察個所31を観察すると好ましい。内表面10に対してほぼ垂直に光を照射することが可能であり、少ない光量でも十分な照明効果を得ることができる。
【0025】
照明装置8又は光源9による光の照射については、本発明の上記()のように、観察部位の自然光より強いエネルギーの照明を照射するとよい。
【0026】
円錐状の鏡6を用いる本発明において、観察個所の内部構造が高温の場合には、円錐状の鏡6を冷却する必要がある。本発明の上記()のように、観察装置内部の前記信号通信及び電源ケーブル7を貫通する空間に外部から冷却ガス30を送り、冷却ガス30を観察装置1の先端から吹き出して円錐状の鏡6に吹き付けることにより、円錐状の鏡6を冷却することができる。円錐状の鏡6をステンレス鋼によって製造した場合において、上記のように冷却ガス30を吹き付けることによって円錐状の鏡6を冷却することにより、内部構造11の温度が800℃程度であっても観察を行うことができる。
【0027】
観察個所の内表面10が極めて高温である場合には、内表面10からの輻射熱で観察装置1が破損しないように保護する必要がある。本発明の上記(11)にあるように、観察部位と撮像装置1との間に熱線を反射するフィルター36を設けることにより(図5)、観察装置1を輻射熱から保護することができる。フィルター36としては、例えば石英ガラスに金属を蒸着したものを用いると良い。
【0028】
内周面を撮像しながら観察装置1を軸方向に移動するに際し、観察装置がぶれると撮像結果のぶれにつながる。図1に示す実施の形態ではぶれの影響は小さいが、それでも観察装置のぶれが少ないほど良好な画像を得ることができる。図2に示す実施の形態では、特に観察装置のぶれを小さくする必要がある。壁面をスムーズに上下動可能にするため、本発明の上記(12)にあるようにぶれ防止ガイドを設け、ぶれ防止ガイドとしてローラーガイドを装置外周に設けたり、水平ダクトに挿入する場合には、装置下面にローラーやそりを設けることが有効である。
【0029】
本発明の上記(2)について図5に基づいて説明する。
【0030】
コークス炉の高温かつ深さの深い管状の内部構造を観察する場合において、挿入口の手前に十分な自由空間が存在しない場合には、たとえ内部構造が直線状であっても、観察装置を内部構造の深さに対応した直線状の装置としたのでは、観察装置を挿入することができない。
【0031】
本発明の上記()において、観察装置1の外周部2は同軸の3重管フレキシブルホース(24、25、26)によって冷却水流路が形成され、冷却水流路は往路27、復路28、及び観察装置先端部における折り返し部29からなる。外周部2をフレキシブルホースで構成しているので、管状の形状をした観察装置1は可撓性を有する。フレキシブルホースは3重になっており、フレキシブルホース外管24とフレキシブルホース仕切り管25の間の空間を冷却水往路27又は復路28とし、フレキシブルホース仕切り管25とフレキシブルホース内管26の間の空間を冷却水の復路28又は往路27とする。観察装置先端部に冷却水の折り返し部29を有するので、往路27から注入した冷却水が復路28を通って循環することができる。観察装置が可撓性を有するため、挿入口の手前に十分な自由空間が存在しない場合でも、観察装置を挿入することが可能になる。また、観察個所の内部空間が直線状ではなく狭隘な曲がり形状を有する場合においても、本発明によって観察装置をたわませることにより、観察装置を内部空間の奥まで挿入することが可能になる。
【0032】
本発明で用いるフレキシブルホースとしては、薄層ステンレス鋼板を用いることができる。内管にはシリコン・テフロン等のゴムを用いることも可能であるが、冷却水を圧入して循環させるために2〜3kg/cm2の圧力が必要であるため、ステンレス製の方が好ましい。
【0033】
観察装置1が可撓性を有するので、観察対象としての内部構造に挿入して撮像を行っている状態において観察装置1がぶれないように固定することが肝要である。例えば、本発明の上記(12)におけるぶれ防止ガイドとしてスキー板状のそりを観察装置1の外面に複数設置しておくことも有効である。
【0034】
本発明の上記()による観察装置においては、撮像装置3として、図5に示すように通常の2次元CCDカメラを用いた撮像を行い、該撮像画像を観察することによって内部構造の内周面を観察しても良い。また、図2に示すように内表面10の線状の観察個所31を環状の撮像素子33によって撮像する方法を用いてもよく、更に本発明の上記()と同様、図1に示すように観察装置先端に円錐状の鏡6を設け、該鏡に反射させて内表面10の線状の観察個所31を環状の撮像素子33によって撮像する方法を用い
【0035】
コークス炉の燃焼室14の内表面を観察する観察装置に本発明を適用する場合においては、燃焼室の上方に十分な自由空間を確保することができるので、図7(a)に示すように、コークス炉12の炉上に横移動装置41を設け、横移動装置41の上に昇降装置42を設け、昇降装置42によって長い管状の観察装置1を昇降させて観察装置1を燃焼室挿入口16から挿入し、観察装置1の先端に設けた撮像装置3によって内部の観察を行うことができる。
【0036】
コークス炉のCOGガンダクト17、ダクト19の内表面を観察する観察装置に本発明を適用する場合においては、入口の手前に十分な自由空間を確保することができないので、図7(b)に示すようにフレキシブルホースを用いた可撓性を有する観察装置1を用いて観察を行う必要がある。
【0037】
【実施例】
(実施例1)
コークス炉の蓄熱室部15は、熱交換し易いスロット状煉瓦と全体の上部荷重を支える壁煉瓦(ピラウォールという)から構成されるが、壁煉瓦の中を貫通して地下室から燃焼室14に熱交換用スロット煉瓦を介さずに燃料ガスを供給するダクト19がある。一般的にはCOGが使用されるがこのダクト19は、操業中の温度変化により亀裂や欠損が発生しやすい。
【0038】
本実施例では、この内径140mm長さ7mのCOGダクト19内の亀裂状態を把握するために、本発明の観察装置1を採用した。
【0039】
観察装置外径を80mmφに抑え、フレキシブルホース外管24は薄層ステンレス製の蛇腹ホースを採用した。この部位は、下部温度は200〜400℃、上部は800℃前後と急激に温度が変化している。そのため3重管のホースに冷却水を通しその中心部に冷風を送りながら観察装置内部に撮像装置を内蔵し、冷却ホースの先端約30mmのところにステンレス製円錐状の鏡6を設置した。撮像装置及び円錐状の鏡の部分は図1に示すとおりであり、フレキシブルホースによる外形は図5に示すとおりである。
【0040】
地下室は、高さが2mと低く、ダクト長は7mと長いために剛体の観察装置であった場合は、挿入が不可能であった。今回の可撓性を有する観察装置を用いたことにより、内部状態を鮮明に把握することができた。このダクト径は140mmφであるのに対して装置外形は80mφであることから装置のぶれが課題となったが、装置外管24の先端部にぶれ防止ガイドとして円周方向3箇所金属性ソリを設けた。この長さは100mmで先端部と後端部はスキー板の先端部構造に類似したベンド形状とした。
【0041】
このぶれ防止ガイドの部位は冷却構造としていないが、観察所要時間が数分間であることから耐熱性は問題なかった。この試験の前にローラー構造のぶれ防止ガイドを設置したが、直径7mmφ程度の小さいローラーしか設置できない為に、亀裂部があった場合、動きが鈍くなる結果となった。先端の円錐状の鏡6はステンレス製としたが、3重管中心部を通す冷却空気30により冷却されて高温雰囲気に耐えることができた。更に、データスキャンは上昇途中、0.05秒毎にシャッターを切る方式にセットした。この部位の煉瓦構造がわかっているために画像から損傷部位を特定することは、容易であった。
【0042】
また、円錐状の鏡の耐熱性を高めるために、装置外管24の延長上に表面に熱線反射加工をした石英ガラス製円筒状ダクトを設置した。このダクトは、冷却空気を拡散させずに円錐状の鏡まで到達する狙いと、微粉塵を含む雰囲気の排除、周辺ダクトからの熱線を抑えることを目的に設置した。その結果、円錐状の鏡の温度上昇も500℃以下に抑えることができ、安定した画像を得ることができた。
【0043】
(実施例2)
次に、本発明の観察装置をソールフリュー18内の観察に使用した。この部位の温度条件は200℃〜400℃、断面形状は200×450と大きな矩形構造であった。自発光が無く暗いために、この観察装置先端に光源9としてLEDを設置し、円錐状の鏡を介して照明を観察したいダクト内壁面に照射した。この部位の傷は側面と上面の3面に多いために、本法が有効であった。水平ダクトであるために、本発明装置の下部にぶれ防止ガイドとして2輪の足を設け、スムーズに挿入可能な構造とした。観察装置のフレキシブルホース3重管からなる主要構造は実施例1と同じとしたが、ダクト内に挿入する速度は一定とし、1mm毎のシャッター速度として、得られた画像は奥行き方向1スキャンデータ毎に1mm幅の画像情報を貼り合わせて展開図を作成する手法とした。この結果、ソールフリュー内損傷状態、たとえば目地開きなどが良く観察できた。また、この部位においては、本法の変化型として観察視野を挿入装置と90度曲げ側面を見る装置でも可能であったが、上面・側面の奥行き方向での関係を把握する意味では、本発明の方法がすぐれていた。
【0044】
(実施例3)
次にCOGガンダクト17にて本発明の観察装置を用いて観察した。観察装置1をCOGガンダクト17に挿入する状況を図7(b)に示す。この部位は温度850℃、直径130mmであり、奥行きは15mと長く壁面の亀裂観察を目的として、本装置を水平に用いた。この場合も、フレキシブルホース外管24の先端部下部に2本のソリを設け、その他の条件は実施例1と同様とした。水量は約100リットル/分程度とし、中心部に通す冷却空気は200リットル/分とした。上記実施例1、実施例2と同様、COGガンダクト内の損傷状況を的確に把握し、補修計画を立案することができた。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、管状若しくは溝状の内部構造の内表面を観察する観察装置において、観察装置先端に設けた撮像装置で構造物内周表面の特定の個所全周を線状に観察し,観察装置をその軸線方向に一定速度で移動しつつ撮像を行い、時間軸を観察個所の軸線方向位置とし、上記線状の撮像結果を軸線方向に垂直な方向として2次元に展開することにより、観察装置の移動範囲内において、観察個所の内表面の全周を展開した撮像結果を得ることができる。
【0046】
本発明はまた、撮像装置の視野前方に円錐状の鏡を設け、鏡の円錐頂部を撮像装置の方向を向けることにより、鏡部分の観察装置円周方向全周の映像が鏡に反射して撮像装置によって観察可能になり、壁面の全周にわたって壁面にほぼ垂直方向に観察することになるので、観察装置の位置や角度が若干ずれても撮像結果のぶれを小さく留めることができる。
【0047】
本発明は更に、観察装置の外周部を3重管フレキシブルホースで構成することにより、観察装置を冷却水で冷却しつつ可撓性を持たせることができ、観察装置の挿入口の手前に十分な自由空間が存在しない場合でも、観察装置を挿入することが可能になる。また、観察個所の内部空間が直線状ではなく狭隘な曲がり形状を有する場合においても、本発明によって観察装置をたわませることにより、観察装置を内部空間の奥まで挿入することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円錐状の鏡を有する観察装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の観察装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の観察装置を示す斜視部分断面図である。
【図4】本発明の観察装置による内周面観察状況を示す図であり、(a)は観察中の観察装置、(b)は観察結果を示す図である。
【図5】本発明のフレキシブルホースを有する観察装置の斜視図である。
【図6】コークス炉の斜視断面図である。
【図7】本発明の観察装置をコークス炉の観察に使用する状況を示す概念図であり、(a)は燃焼室を観察する状況を示す図、(b)はCOGダクト内を観察する状況を示す図である。
【符号の説明】
1 観察装置
2 外周部
3 撮像装置
4 撮像面
5 対物レンズ
6 円錐状の鏡
7 ケーブル
8 照明装置
9 光源
10 内表面
11 内部構造
12 コークス炉
13 炭化室
14 燃焼室
15 蓄熱室
16 燃焼室挿入口
17 COGガンダクト
18 ソールフリュー
19 ダクト
21 外管
22 仕切り管
23 内管
24 フレキシブルホース外管
25 フレキシブルホース仕切り管
26 フレキシブルホース内管
27 往路
28 復路
29 折り返し部
30 冷却ガス
31 線状の観察個所
32 光路
33 環状の撮像素子
34 傷
35 矩形画像
36 フィルター
41 横移動装置
42 昇降装置

Claims (12)

  1. コークス炉内部構造の内表面を観察する観察装置であって、観察装置先端には観察装置の長手方向を視野方向とした撮像装置を配置し、該撮像装置はコークス炉内表面の特定の個所全周を線状に観察し、観察装置内部を信号通信及び電源ケーブルを貫通させてなり、前記撮像装置の視野前方に円錐状の鏡を有し、該鏡の円錐頂部は撮像装置の方向を向き、観察装置円周方向全周の映像が鏡に反射して前記撮像装置によって観察可能であることを特徴とする観察装置。
  2. 前記観察装置は可撓性を有する管状の形状を有し、該観察装置の外周部は同軸の3重管フレキシブルホースによって冷却水流路が形成され、該冷却水流路は往路、復路、及び観察装置先端部における折り返し部からなり、該観察装置の先端に撮像装置を配置してなることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  3. 観察装置の先端に光源を有し、該光源からの光を前記円錐状の鏡に反射させて観察装置円周方向全周に光を照射して観察部位を観察することを特徴とする請求項1又は2に記載の観察装置。
  4. 前記光源は観察部位の自然光より強いエネルギーの照明を照射することを特徴とする請求項3に記載の観察装置。
  5. 観察装置内部の前記信号通信及び電源ケーブルを貫通する空間に外部から冷却ガスを送り、該冷却ガスを観察装置の先端から吹き出して前記円錐状の鏡に吹き付けることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の観察装置。
  6. 前記撮像装置はCCDカメラであり、該CCDカメラの撮像素子は環状に配置された撮像素子であり、該環状の撮像素子によって内周面の線状の観察個所を撮像することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の観察装置。
  7. 環状の撮像素子として1次元CCD素子を有することを特徴とする請求項に記載の観察装置。
  8. 前記撮像装置はCCDカメラであり、該CCDカメラが有する2次元の撮像素子のうちの環状の部分を観察対象として選択し、該環状の部分によって内周面の線状の観察個所を撮像することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の観察装置。
  9. 観察装置をその軸方向に移動しつつ観察装置円周方向全周を前記環状の撮像素子又は撮像素子のうちの環状の部分によって撮像し、該撮像結果を矩形画像として展開し、該矩形画像のうちの一方の辺を観察装置円周方向全周と対応させ、他方の辺を軸方向移動位置と対応させることを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の観察装置。
  10. 観察装置の軸方向移動速度又は観察装置の軸方向位置を計測し、該計測結果に基づき、前記矩形画像の他方の辺の位置を観察部位と対応させることを特徴とする請求項に記載の観察装置。
  11. 高温のコークス炉内部を観察する観察装置であって、観察部位と前記撮像装置との間に熱線を反射するフィルターを設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の観察装置。
  12. 観察装置先端にぶれ防止ガイドを有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の観察装置。
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