JP2891239B2 - プリント回路基板 - Google Patents

プリント回路基板

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JP2891239B2
JP2891239B2 JP9142445A JP14244597A JP2891239B2 JP 2891239 B2 JP2891239 B2 JP 2891239B2 JP 9142445 A JP9142445 A JP 9142445A JP 14244597 A JP14244597 A JP 14244597A JP 2891239 B2 JP2891239 B2 JP 2891239B2
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俊晴 池辺
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器や通信機
器に用いるプリント回路基板に関し、特にシールドが必
要とされる回路を他の回路と一体に搭載したプリント回
路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における電子機器や通信機器等の小
型化、高密度実装により、1枚のプリント回路基板に、
複数種類の回路を一体的に搭載することが要求されてい
る。この場合、高速・高周波回路と、他の回路との相互
間の高周波信号による影響をなくすために、これらの間
にシールドを形成する必要がある。このシールド構造と
しては、シールドが要求される回路の周囲にアースパタ
ーンを形成する構造が一般的であるが、これではプリン
ト回路基板を構成する絶縁基板の内部を高周波信号が透
過することがあり、好ましいシールド効果を期待するこ
とは困難である。このため、従来では、回路の周囲にス
ルーホールを設け、このスルーホールによってプリント
回路基板の絶縁基板の厚さ方向のシールド壁を形成した
ものが提案されている。
【0003】図4は従来のこの種のプリント回路基板の
一例を示す図である。プリント回路基板21には、デジ
タル回路22やアナログ回路23がそれぞれ搭載されて
おり、これらの回路の境界部のプリント回路基板の表裏
面にはそれぞれアースパターン24が形成される。ま
た、シールドが要求される回路、ここではデジタル回路
22の周囲に基板21の厚さ方向に貫通された複数個の
スルーホール25を並設し、前記アースパターン24に
電気接続した構成とすることで、スルーホール25によ
り絶縁基板の厚さ方向にわたるシールド壁を形成してい
る。また、図5はプリント回路基板31の絶縁基板32
の内部にシールドすべき回路パターン33を配置し、か
つこの回路パターン33を包囲するように、絶縁基板3
2の表裏面にアースパターン34,35を形成するとと
もに、回路パターン33の周囲に複数個のスルーホール
36を並設し、前記アースパターン34,35に電気接
続したものである。このようなシールド構造としては、
例えば、特開平3−106097号公報、特開平2−2
26801号公報に記載の技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなプリント回
路基板では、搭載した回路における周波数が高くなるほ
どカットオフ値が小さくなり、ごく僅かな隙間でも信号
は通ってしまい、また、回路の信号速度が速いほど他回
路に及ぼすあるいは他回路から受ける影響が大きくな
る。このため、前記したようなスルーホールを利用した
シールド構造を有するプリント回路基板では、並設され
たスルーホールの間を信号が透過してしまうことにな
る。したがって、シールド効果という点で考えると、前
記したスルーホールによるシールド構造では、高周波信
号の漏出や侵入による相互間影響に対し、低速・低周波
信号においては比較的効果はあるものの、高速・高周波
信号ではその効果が期待できないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、高速・高周波信号に対し
ても有効なシールド効果を期待することが可能なプリン
ト回路基板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント回路基
板は、絶縁基板と、この絶縁基板の表裏面に形成された
アースパターンと、プリント回路基板に搭載されてシー
ルドが必要とされる回路を搭載する領域の周囲に沿って
当該回路を囲むように周方向に所要の長さをもって延長
形成されて前記絶縁基板を厚さ方向に貫通する長溝と、
前記長溝の内面に形成されて前記表裏面のアースパター
ンに接続される導電膜とを備えることを特徴とする。こ
こで、前記長溝が形成されない部分に前記回路領域の入
出力パターンが形成される。また、前記入出力パターン
は、前記長溝が形成されない部分において前記絶縁基板
の内部に形成されていることが好ましい。さらに、前記
回路領域上に被せられる容器状のシールドカバーを有
し、このシールドカバーの下側開口縁が前記長溝内に侵
入位置されて前記アースパターン或いは導電膜にろう付
けされることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の斜視図
である。プリント回路基板1は、絶縁基板2の表裏面の
全面にそれぞれ銅箔等によりアースパターン3,4が形
成されている。また、前記プリント回路基板1の全領域
のうち、シールドが要求される回路が配置される領域A
には、所要の回路パターン5が形成されるとともに、前
記回路領域Aの周囲には、前記絶縁基板2の全厚さにわ
たって貫通された状態の長溝6が延長形成されている。
この長溝6は、前記回路領域Aを挟んでそれぞれ対向配
置されるコ字型に形成されており、これら長溝6が両端
において対向される箇所では、長溝6が形成されておら
ず、前記回路領域Aと周囲の領域Bとを連結する連結部
7として構成されている。そして、前記長溝6の内面に
は導電膜8が被着されており、この導電膜8により前記
絶縁基板2の表裏の各アースパターン3,4を相互に電
気接続している。また、前記連結部7には、前記回路領
域Aと周囲領域Bとの間で信号を入出力させるために入
出力パターン9が形成されている。
【0008】この構成のプリント回路基板1によれば、
回路領域Aでは長溝6が存在する領域では、長溝6の内
面において絶縁基板2の全厚さ方向に導電膜8が形成さ
れ、この導電膜8が表裏面のアースパターン3,4に接
続されているため、絶縁基板2の厚さ方向にわたってシ
ールド効果が得られる。また、長溝6はスルーホールと
異なり、その延長方向にはシールド壁の隙間が存在して
いないため、高速・高周波信号が漏出されることはな
く、極めて高いシールド効果を得ることができる。な
お、連結部7においては、長溝6によるシールド壁が存
在しないが、この部分は回路領域Aと周囲領域Bとの間
の高速・高周波信号を入出力する部分であり、特に問題
が生じることはない。
【0009】図2は前記したプリント回路基板1に回路
を搭載した状態の斜視図である。この実施形態では、回
路領域Aに形成されている回路パターン5上に各種部品
10を搭載して所要の回路を構成するとともに、その上
側からシールドカバー11を被せている。このシールド
カバー11は矩形容器状に形成されており、その下側開
口縁11aは前記接続部7に対向する領域が切り欠かれ
て前記長溝に対応した門部11bとして構成されてい
る。したがって、シールドカバー11を回路領域A上に
被せたときには、シールドカバー11の下側開口縁11
aは、接続部7を除く領域において長溝6内に侵入位置
される。そして、この下側開口縁部11aを長溝6の内
面に対して半田付けを行うことにより、長溝6内に侵入
されたシールドカバー11の下側開口縁11aと、長溝
6内に入れられた半田12により長溝6内が充填され
る。これにより、長溝6内は導電材によって充填される
ため、長溝6の内面に単に導電膜8が形成されている状
態よりもシールド壁の厚さが増大され、シールド効果が
高められる。
【0010】さらに、図3は改良された実施形態を示す
斜視図であり、図2の構成では、接続部7におけるシー
ルドカバー11とプリント回路基板1の表面との間の隙
間から高速・高周波信号が漏出されるおそれがある。そ
こで、この実施形態では、接続部7に設けられる入出力
パターン9を、前記絶縁基板2の内部に形成し、かつ接
続部7の表裏面にわたって前記アースパターン3,4を
延長形成している。しかも、そのうちアースパターン3
は、前記回路領域Aの内部にまで延長されており、前記
回路パターン5が形成されない面部にこの延長されたア
ースパターン3が形成されている。したがって、このよ
うにすれば、図2に示したシールドカバー11は、その
下側開口縁11aを接続部においてもアースパターン3
に接続させることが可能となり、接続部7における高速
・高周波信号の漏出を極めて有効に防止することが可能
となり、極めて高いシールド効果を得ることができる。
【0011】なお、前記実施形態では、長溝はコ字型の
溝を対向して回路領域を包囲する構成であるが、回路領
域における入出力パターンの数や配置箇所によっては長
溝の形状を適宜変更することは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリント
回路基板に搭載されてシールドが必要とされる回路を搭
載する領域の周囲に沿って当該回路を囲むように周方向
に所要の長さをもって延長形成され、かつ前記絶縁基板
を厚さ方向に貫通する長溝と、この長溝の内面に形成さ
れて前記表裏面のアースパターンに接続される導電膜と
を備えることにより、回路領域の周囲を隙間なくシール
ドすることが可能となり、プリント回路基板の絶縁基板
を通して高速・高周波信号が漏出することを防止した効
果的なシールド構造を得ることができ、非常に安定した
回路特性を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント回路基板の一実施形態の斜視
図である。
【図2】図1のプリント回路基板に回路を搭載した状態
の一部を破断した斜視図である。
【図3】図1のプリント回路基板の変形例を示す一部を
破断した斜視図である。
【図4】従来のプリント回路基板の一例の平面図であ
る。
【図5】従来のプリント回路基板の他の例の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント回路基板 2 絶縁基板 3,4 アースパターン 5 回路パターン 6 長溝 7 接続部 8 導電膜 9 入出力パターン 11 シールドカバー 12 半田

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドが必要とされる回路を搭載する
    プリント回路基板において、前記プリント回路基板は絶
    縁基板と、前記絶縁基板の表裏面に形成されたアースパ
    ターンと、前記シールドが必要とされる回路を搭載する
    領域の周囲に沿って当該回路を囲むように周方向に所要
    の長さをもって延長形成され、かつ前記絶縁基板を厚さ
    方向に貫通する長溝と、前記長溝の内面に形成されて前
    記表裏面のアースパターンに接続される導電膜とを備え
    ることを特徴とするプリント回路基板。
  2. 【請求項2】 前記長溝が形成されない部分に前記回路
    領域の入出力パターンが形成されている請求項1に記載
    のプリント回路基板。
  3. 【請求項3】 前記入出力パターンは、前記長溝が形成
    されない部分において前記絶縁基板の内部に形成されて
    いる請求項2に記載のプリント回路基板。
  4. 【請求項4】 前記回路領域上に被せられる容器状のシ
    ールドカバーを有し、このシールドカバーの下側開口縁
    が前記長溝内に侵入位置されて前記アースパターン或い
    は導電膜にろう付けされている請求項1ないし3のいず
    れかに記載のプリント回路基板。
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