JP2890689B2 - レンズ移動装置 - Google Patents

レンズ移動装置

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JP2890689B2
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富士雄 中川
徹 佐取
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオカメラ等に用いるレンズ移動装置に関
するものである。
従来の技術 近年、ビデオカメラのレンズとして、前玉による合焦
方式に代わってマスターレンズ等の前玉以外のレンズに
よって合焦させるインナーフォーカス方式が提案されて
いる。
以下図面を参照しながら、上述した従来のレンズ移動
装置の一例について説明する。
第4図は従来のレンズ移動装置の要部断面図を示すも
のである。第4図において外筒1はマスターレンズ群2
を固定した内筒3を光軸方向10に摺動可能にボールベア
リング4を介装して保持している。また、外筒1に固定
したモータ取付体8には軸6に送りねじを形成したモー
タ5が固定され軸6の一端をモータ取付体8に装着した
軸受に保持されている。前記軸6の送りねじ部6aには、
めじねを有する移動片7が螺合し、この駆動片9と内筒
3とが連結アーム9により結合されている。このとき、
外筒1にはアーム9を光軸方向に移動可能にする光軸方
向の長穴9aが設けられている。
以上の構成により、モータ5の軸6が回転することに
よって移動片7,アーム9及び内筒3が光軸方向に直線運
動し、内筒3に固定されたマスターレンズ群2を合焦さ
せている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、送りねじと移動
片との摺動性を向上させるためねじにグリス等を塗布す
る必要があり、移動片の内周全体が送りねじに接してい
るとグリスの粘性のためモータの負荷が増大し、低温で
の温度特性を悪化させるため高トルクのモータが必要と
なり、屋外で使用するビデオカメラにおいて重要な要素
である消費電力・重量・体積が共に増加するという問題
が有った。また、送りねじと移動片との間には摺動する
ためのクリアランスが有り、このクリアランスのためモ
ータの軸の回転に対するマスターレンズ群の移動距離に
ヒステリシスが発生し、合焦動作が不安定になると言う
問題もあった。さらに、騒音が発生すると言う問題も有
していた。
本発明は上記問題点に鑑み、モータの軸の送りねじの
周の180゜以下に螺合する切欠けナットを送りねじに挟
み込むことにより、負荷を低減させるとともにヒステリ
シスの発生を防止し、かつ騒音のない静かなレンズ移動
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のレンズ移動装置と
は、レンズを保持するレンズ枠と、このレンズ枠を光軸
方向に移動可能に保持する2本のガイドポールで構成さ
れた第1のガイド手段と、送りねじを有するモータ軸と
一体の駆動軸と、この駆動軸の送りねじの円周180゜以
下に螺合する切欠けナットを有する駆動片と、この駆動
片を前記駆動軸と平行に摺動かつ回動可能に保持するモ
ータ取付体に配設された1本のガイドポールで構成され
る第2のガイド手段とを備えたレンズ移動装置であっ
て、前記駆動片は前記駆動軸に挟み込む手段であるアー
ムを備え、前記駆動片と前記レンズ枠とは光軸方向には
隙間なく挿入係合され、前記駆動軸の回転により前記駆
動片を光軸方向に駆動させると共に、レンズ枠を駆動す
ることによりレンズを移動するものである。
作用 上記した構成により、切欠けナットは送りねじとの螺
合による接触面積が少なくなり、グリスの粘性による負
荷の増加を防止することができるので低トルクのモータ
の使用が可能となり、低消費電力化・小型軽量化が達成
できる。又、挟み込む手段は切欠けナットを送りねじに
押圧付勢するので送りねじと切欠けナットとの螺合によ
るバックラッシュをなくし、移動距離のヒステリシスを
減少させることができ、正確な合焦動作を行うことがで
きる。
実施例 以下本発明の一実施例のレンズ移動装置について、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるレンズ移動装置の
構成を示す要部断面図で、第2図,第3図は第1図の主
要部分の分解の斜視図である。第1図,第2図,第3図
においてマスターレンズ11,12は樹脂製のレンズ枠13に
加熱カシメ等の手段により保持されており、前記レンズ
枠13は固定鏡筒14の内部に配設された第1のガイドポー
ル15,16により光軸方向17に摺動可能に保持されてい
る。また、レンズ枠13の上部には、モータ20の軸に形成
された送りねじ21aを有する駆動軸21に、円周120゜だけ
螺合する切欠けナット18aよりなる駆動片18を挿入する
溝13aが設けられている。この溝13aは駆動片18を挿入し
たとき光軸方向には隙間がなく、光軸の直角方向にはわ
ずかな隙間をもって設けられている。
また、切欠ナット18aを有する駆動片18はその一端を
駆動軸21と平行してモータ取付体23に配設された第2の
ガイドポール24に摺動かつ、回転可能なように保持され
るとともに駆動片18は駆動軸21を挟み込むためのアーム
18cが構成されていることにより、第2のガイドポール2
4を支点として、駆動軸21の送りねじ21aに押圧付勢さ
れ、切欠けナット18aと送りねじ21aは隙間なく螺合され
ている。なお、前記駆動軸21と駆動片18の挟み圧力は、
レンズ片13と駆動片18との保持力より大きくとってい
る。
以上のように構成されたレンズ移動装置について、以
下その動作を説明する。
モータ20が回転すると送りねじ21aを有する駆動軸21
を押圧付勢し、小さいクリアランスで螺合した切欠けナ
ット18aを有する駆動片18は第2のガイドポール24を摺
動して光軸方向に移動するのでこの駆動片18に係合した
レンズ枠13はモータ20の回転角に対し、正しく所定の移
動距離を得、マスターレンズ11,12の合焦動作をする。
このとき、送りねじ21aに螺合する切欠けナット18aは、
送りねじ21aとの接触部分が周方向に対し120゜しかな
く、接触による抵抗ロスを小さくしている。
以上のように本実施例によれば、モータの駆動軸にレ
ンズ枠を係合した切欠けナットを有する駆動片を挟み込
み、この駆動片によってレンズを駆動する負荷を低減さ
せ低トルクのモータの使用が可能となるとともに、ヒス
テリシスの防止した高精度のレンズ移動装置を提供する
ものである。
発明の効果 以上のように本発明は、レンズを保持するレンズ枠
と、このレンズ枠を光軸方向に移動可能に保持する第1
のガイド手段と、送りねじ部を有するモータの駆動軸
と、この駆動軸の送りねじに螺合する切欠けナットを有
する駆動片と、この駆動片を保持する第2のガイド手段
と、前記切欠けナットを駆動軸に押圧付勢する挟み込み
手段とを備えることにより送りねじ部と切欠ナットとの
接触面積が少なくなり、グリスの粘性による負荷の増加
を防止することができ、低トルクのモータの使用が可能
となり、低消費電力化・小型軽量化が達成できる。又、
ナットを送りねじ部に押圧しているため、モータの回転
に対するレンズ枠の移動のヒステリシスを減少させ、正
確な合焦動作を行なうことができるといったすぐれた効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるレンズ移動装置の構
成を示す要部断面図、第2図,第3図は第1図の主要部
分の分解斜視図、第4図は従来のレンズ移動装置の要部
断面図である。 11,12……マスターレンズ,13……レンズ枠、15,16……
第1のガイドポール、18……駆動片、18a……切欠けナ
ット、18c……駆動片の挟みアーム部、20……モータ、2
1……駆動軸、21a……送りねじ、24……第2のガイドポ
ール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 3/10 G02B 7/02 - 7/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズを保持するレンズ枠と、このレンズ
    枠を光軸方向に移動可能に保持する2本のガイドポール
    で構成された第1のガイド手段と、送りねじを有するモ
    ータ軸と一体の駆動軸と、この駆動軸の送りねじの円周
    180゜以下に螺合する切欠けナットを有する駆動片と、
    この駆動片を前記駆動軸と平行に摺動かつ回動可能に保
    持するモータ取付体に配設された1本のガイドポールで
    構成される第2のガイド手段とを備えたレンズ移動装置
    であって、前記駆動片は前記駆動軸に挟み込む手段であ
    るアームを備え、前記駆動片と前記レンズ枠とは光軸方
    向には隙間なく挿入係合され、前記駆動軸の回転により
    前記駆動片を光軸方向に駆動させると共に、レンズ枠を
    駆動することによりレンズを移動するレンズ移動装置。
JP15593190A 1990-06-14 1990-06-14 レンズ移動装置 Expired - Lifetime JP2890689B2 (ja)

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JPH0446307A JPH0446307A (ja) 1992-02-17
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