JP2889253B2 - マニホルド - Google Patents

マニホルド

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JP2889253B2 JP63290465A JP29046588A JP2889253B2 JP 2889253 B2 JP2889253 B2 JP 2889253B2 JP 63290465 A JP63290465 A JP 63290465A JP 29046588 A JP29046588 A JP 29046588A JP 2889253 B2 JP2889253 B2 JP 2889253B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁弁や種々の流体切換弁等を搭載するた
めのマニホルドに関するものである。
[従来の技術] 従来の一般的なバルブ搭載用マニルドは、その一側面
に配管のためのワンタッチ継手等を取り付ける継手用ね
じ孔を有し、他面には流体切換弁等を固定するバルブ固
定用ねじ孔と流体切換弁のポートと連通するポートが設
けられている。継手用ねじ孔はかなりの機械的強度を要
するため、これを設けるマニホルドの材料には、アルミ
ニウムのような機械的強度が良好でなるべくは軽量のも
のが用いられている。
また、マニホルドには供給ポート、接続ポート、排気
ポート等の多数のポートを設けなければならないため、
マニホルドが例えば数10連程度になると、マニホルドの
重量も必然的に大きくなり、ロボット等の稼動部に取り
付けるには不適である。
更に、製作上の問題として、マニホルドは多数の流体
通路をドリル加工で製造するため、加工時間を多く要し
コストも割高になり、またドリル孔の交差部にばりが発
生し易く、生産性を低下させる原因ともなっている。
一方、分割型のマニホルドでは、ダイキャスト製とし
て加工上の問題をなくしたものもあるが、この種のもの
は材料のコストが高いとか、重量が大きくなる等の問題
を残している。更に、軽量化のためにアルミニウム等の
金属材料の代りに合成樹脂材料を用いることも提案され
ているが、材質的に先の継手用ねじ孔やバルブ固定用ね
じ孔等のねじ部の強度が不充分であるという欠点は免れ
得ない。
[発明の目的] 本発明の目的は、このような従来の欠点を改善するた
め、軽量で材料費及び加工費が安価で、しかも充分な機
械的強度を有するマニホルドを提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、流体切
換弁を保持すると共に流体の供給排出を行うポートを設
けた複数個のマニホルドブロックを並設し、これらのマ
ニホルドブロックを両側からエンドプレートで挟設した
マニホルドにおいて、前記マニホルドブロックは前記ポ
ートを設けた合成樹脂製のマニホルド本体部と、前記流
体切換弁を保持し前記マニホルド本体部の上面及び両側
面を覆う1個又は複数個の金属製の外枠部とから成り、
該外枠部は継手を固定するためのねじ孔と、前記流体切
換弁を固定するためのねじ孔と、前記ポートと前記流体
切換弁を連通するための孔とを有するように機械加工し
たことを特徴とするマニホルド。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係るマニホルドの分解斜視図を示
し、この場合は5個のマニホルドブロック1を並設して
両側のエンドプレート2と共に、連結用ボルト3によっ
て締結する例を示している。各マニホルドブロック1は
合成樹脂材料で成型されたマニホルド本体部4と、その
外側に嵌合されたアルミニウム等の金属材料で造られた
外枠部5とによって構成されている。
第2図はマニホルドブロック1の平面図であり、その
A−A断面、B−B断面及びC−C断面がそれぞれ第3
図、第4図及び第5図に示されている。マニホルド本体
部4は流体の給排を行う一側面、即ち第3図、第5図に
示すように右側面にAポート孔6、Bポート孔7を有
し、これらのAポート孔6、Bポート孔7は、上面開口
部6a、7aに連通している。また、外部から圧力を流体切
換弁に供給するパイロットポート孔8が、マニホルド本
体部4の前面から後面に貫通され、このパイロットポー
ト孔8の途中は第4図に示すように上面開口部8aに連通
されている。
更に、前面から後面にかけて排気ポート孔9及びパイ
ロット排気ポート孔10が貫通され、排気ポート孔9は第
4図に示すようにその途中が上面開口部9aに連通され、
またパイロット排気ポート孔10は第5図に示すように上
面開口部10aと連通されている。以上に例示した各ポー
ト孔の開口部には、第6図に拡大して示すように、シー
ルリング11を装着するシールリング溝12が設けられてい
る。これらのシールリング溝12は単なる座ぐり穴ではな
く、シールリング11の内側に環状のつば部13を形成した
環状溝とされており、マニホルド本体部4と外枠部5と
を組合わせる際にシールリング11がずれることが防止さ
れている。
また、マニホルド本体部4の左右両側面には、外枠部
5の凸条14と係合するガイド溝15が設けられ、また左側
面の下方には斜面部16が形成されている。外枠部5はマ
ニホルド本体部4の右側面、上面、左側面を覆うような
略コ字形とされ、その右側面側にはマニホルド本体部4
のAポート孔6、Bポート孔7に連通するAポート17、
Bポート18が設けられている。これらのAポート17、B
ポート18は、ワンタッチ継手等を取り付けできるような
管用テーパねじや平行ねじを設けたねじ孔とされてい
る。
外枠部5の上面側には、マニホルド本体部4の上面開
口部6a〜10aにそれぞれ連通し、かつ流体切換弁の各ポ
ートと連通するような孔6b、7b、8b、9b及び10bが設け
られている。更に外枠部5の上面には、搭載する流体切
換弁を固定するためのバルブ固定用ねじ孔19が設けら
れ、また左右両側壁の内側には前述のガイド溝15に係合
する凸条14が形成されている。ただし、ガイド溝15と凸
条14とは互いに逆の関係でもよいことは勿論である。
マニホルド本体部4の各ポート孔と外枠部5のねじ孔
を含む孔との密着性を高めるために、マニホルド本体部
4の斜面部16に係合する斜面体20を回転自在に取り付け
たボルト21が外枠部5にねじ込まれており、斜面体20に
よりマニホルド本体部4の斜面部16が押圧されている。
ただし、これは一例を示したものであり、このような孔
同志の密着性を高めるため、外枠部5にマニホルド本体
部4を押し付ける手段としては、その他の周知の種々の
手段を用いることができる。外枠部5の左側壁下方部に
は内側に突出する突出部22が形成され、この突出部22と
右側壁に連結用ボルト3を通すためのボルト孔23が設け
られている。
外枠部5の材質はワンタッチ継手等をねじ締めするた
めにかなりの機械的強度を必要とし、なるべくは軽量で
あることが望ましいためアルミニウム等が適している。
特に、Aポート17及びBポート18が管用テーパねじにな
っている場合に、管用テーパねじを合成樹脂から成るマ
ニホルド本体部4に設けるとすれば、ねじが締め込み易
いためねじ山自体が破損してしまう虞れがある。一方、
生産性の面から考えると、外枠部5は押し出し材を適当
な幅に裁断したものを用い、また上面の各孔をプレス加
工によって穿孔するようにすれば大量生産が容易であ
り、生産コストを大幅に低減することができる。
マニホルド本体部4と外枠部5とは個々に固定する必
要はなく、マニホルド本体部4と外枠部5を単に嵌合し
た適当数のマニホルドブロック1を重ね合わせ、両側を
エンドプレート2で挟んで連結用ボルト3により締め付
けることにより、それぞれのマニホルド本体部4と外枠
部5とを一度に固定することができる。前後のエンドプ
レート2の側面には、マニホルド本体部4のパイロット
ポート孔8、排気ポート孔9、パイロット排気ポート孔
10に連通する位置に、パイロットポート8c、排気ポート
9c、パイロット排気ポート10cが設けられ、上面には装
置に取り付けるための取付用ねじ孔24が設けられてい
る。パイロットポート8c、排気ポート9c、パイロット排
気ポート10cは、ワンタッチ継手やマフラ等が取り付け
られるようなねじ孔になっていることは勿論である。
なお、前方のエンプレート2には外枠部5のボルト孔
23に連通するボルト挿通孔23aが穿設され、後方のエン
ドプレート2に穿孔されているボルト孔23bは、連結用
ボルト3の雄ねじを螺合するねじ孔になっている。連結
用ボルト3は第1図に示すような通常のボルトを用いる
代りに、第7図に示すように一端部に雄ねじ部を有する
頭ボルト3aの1個と、一端部に雄ねじを他端部に雌ねじ
を有する複数の継ぎボルト3bとを、マニホルドブロック
1の数だけ順次に継ぎ足すようにした継ぎ足し式ボルト
3cを用いる場合もある。この場合には、マニホルドブロ
ック1の連結数が増減しても、継ぎボルト3bの数を加減
するだけで対応することができる。
一方、マニホルド本体部4と外枠部5の組合わせにお
いて、マニホルド本体部4の各ポート孔の開口部の位置
は同じであるが、内部の通路は連通の仕方を変化させた
ものを用いることにより、マニホルドの機能に種々の変
化を持たせることも可能である。
更に、ポートの中で不要のポートについては、通常で
は盲栓を施こして対応しているが、本実施例の場合は外
枠部5の不要なポート部分には孔を穿孔していないもの
を用いれば、盲栓を施こす必要はなくなる。
なお、1個の外枠部5の内部に、複数の分割されたマ
ニホルド本体部4を順次に嵌合した後に、これらをエン
ドプレート2及び連結用ボルト3によって締結すること
もできる。この場合には、分割された複数のマニホルド
本体部4を1個の外枠部5内に格納できるため、部品点
数が少なくなり、組立て作業も一層容易になるため、コ
ストをより低減することができる。
また、マニホルド本体部4と外枠部5を密着するため
に、斜面体20とそれを押圧するボルト21とによって行っ
てって、外枠部5を収縮するように外枠部5の底部をバ
ックルで締め付けるようにすることも可能である。ま
た、マニホルドの上面には、流体切換弁の他に配管用の
継手やレギュレータ等を搭載する場合もあることは云う
までもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るマニホルドは、複数
個のマニホルド本体部が合成樹脂で形成されるため、大
幅な軽量化が可能となり、運搬や取り付けが容易になる
と共に、ロボット等の可動部に取り付ける場合にも適し
ている。また、合成樹脂のモールド成型によって、複数
な構造のマニホルド本体部が作れるため、量産性が高く
材料費が安価になることと相まってコストを大幅に低減
でき、巣による不良品も少なく信頼性も向上する。更
に、ばりのでき易い孔の交差部はマニホルド本体部の内
部なので、ばりによってシールリングを損傷するような
ことも少なくなる。また、外枠部の上面の孔加工を全て
プレス加工によって行えるため、加工時間を短縮して生
産性を高めることができ、しかも強度の必要な部分は金
属製としているため、ワンタッチ継手等のねじ込みによ
る破損を少なくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るマニホルドの実施例を示し、第1図
は実施例の分解斜視図、第2図はマニホルドブロックの
単体の平面図、第3図、第4図及び第5図はそれぞれ第
2図のA−A、B−B及びC−C線による断面図、第6
図はシールリングの取付状態の拡大断面図、第7図は連
結用ボルトの一例の分解斜視図である。 符号1はマニホルドブロック、2はエンドプレート、3
は連結用ボルト、4はマニホルド本体部、5は外枠部、
6はAポート孔、7はBポート孔、8はパイロットポー
ト孔、8cはパイロットポート、9は排気ポート孔、9cは
排気ポート、10はパイロット排気ポート孔、10cはパイ
ロット排気ポート、11はシールリング、12はシールリン
グ溝、13はつば部、14は凸条、15はガイド溝、17はAポ
ート、18はBポート、9はバルブ固定用ねじ孔、20は斜
面体、21はボルト、22は突出部、23はボルト孔、24は取
付用ねじ孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 11/00 F16K 27/00 F16K 31/06 305

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体切換弁を保持すると共に流体の供給排
    出を行うポートを設けた複数個のマニホルドブロックを
    並設し、これらのマニホルドブロックを両側からエンド
    プレートで挟設したマニホルドにおいて、前記マニホル
    ドブロックは前記ポートを設けた合成樹脂製のマニホル
    ド本体部と、前記流体切換弁を保持し前記マニホルド本
    体部の上面及び両側面を覆う1個又は複数個の金属製の
    外枠部とから成り、該外枠部は継手を固定するためのね
    じ孔と、前記流体切換弁を固定するためのねじ孔と、前
    記ポートと前記流体切換弁を連通するための孔とを有す
    るように機械加工したことを特徴とするマニホルド。
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