JPH02138502A - マニホルド - Google Patents

マニホルド

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JPH02138502A
JPH02138502A JP29046588A JP29046588A JPH02138502A JP H02138502 A JPH02138502 A JP H02138502A JP 29046588 A JP29046588 A JP 29046588A JP 29046588 A JP29046588 A JP 29046588A JP H02138502 A JPH02138502 A JP H02138502A
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Kazuhiro Hozumi
穂積 和宏
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁弁や種々の流体切換弁等を搭載するため
のマニホルドに関するものである。
[従来の技術] 従来の一般的なバルブ搭載用マニホルドは、その−側面
に配管のためのワンタッチ継手等を取り付ける継手用ね
じ孔を有し、他面には流体切換弁等を固定するバルブ固
定用ねじ孔と流体切換弁のポートと連通ずるポートが設
けられている。継手用ねじ孔はかなりの機械的強度を要
するため、これを設けるマニホルドの材料には、アルミ
ニウムのような機械的強度が良好でなるべくは軽量のも
のが用いられている。
また、マニホルドには供給ポート、接続ポート、排気ポ
ート等の多数のポートを設けなければならないため、マ
ニホルドの重量も必然的に大きくなり、マニホルドが例
えば数iog程度になると、ロボット等の稼動部に取り
付けるには不適である。
更に、製作上の問題として、マニホルドは多数の流体通
路をドリル加工で製造するため、加工時間を多く要しコ
ストも割高になり、またドリル孔の交差部にばりが発生
し易く、生産性を低下させる原因ともなっている。
一方、分割型のマニホルドでは、グイキャスト製として
加工上の問題をなくしたものもあるが。
この種のものは材料のコストが高いとか、重量が大きく
なる等の問題を残している。更に、軽量化のためにアル
ミニウム等の金属材料の代りに合成樹脂材料を用いるこ
とも提案されているが、材質的に先の継手用ねじ孔やバ
ルブ固定用ねじ孔等のねじ部の強度が不充分であるとい
う欠点は免れ得ない。
[発明の目的] 本発明の目的は、このような従来の欠点を改善するため
、軽量で材料費及び加工費が安価で、しかも充分な機械
的強度を有するマニホルドを提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は。
合成樹脂材料で成型し流体の供給排出を行うポートを設
けたマニホルド本体部と、該マニホルド本体部と組合わ
せ前記ポートの開口部に対応する位置に孔を設けた金属
製の外枠部とから成るマニホルドブロックを有し、該マ
ニホルドブロックを両側からエンドプレートで挟設した
ことを特徴とするマニホルドである。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係るマニホルドの分解斜視図を示し、
この場合は5個のマニホルドブロック1を重ねて両側の
エンドプレート2と共に、連結用ボルト3によって締結
する例を示している。各マニホルドブロック1は合成樹
脂材料で成型されたマニホルド本体部4と、その外側に
嵌合されたアルミニウム等の金属材料で造られた外枠部
5とによって構成されている。第2図はマニホルドブロ
ック1の平面図であり、そのA−A断面、B−B断面及
びC−C断面がそれぞれ第3図、第4図及び第5図に示
されている。マニホルド本体部4は流体の給排を行う一
側面、即ち第3図、第5図に示すように右側面にAポー
ト孔6、Bポート孔7を有し、これらのAポート孔6、
Bポート孔7は、上面開口部6a、7aに連通している
。また、外部から圧力を流体切換弁に供給するノ々イロ
ットポート孔8が、マニホルド本体部4の前面から後面
に貫通され、このパイロットポート孔8の途中は第4図
に示すように上面開口部8aに連通されている。更に、
前面から後面にかけて排気ポート孔9及びパイロット排
気ポート孔10が貫通され、排気ポート孔9は第4図に
示すようにその途中が上面開口部9aに連通され、また
パイロット排気ポート孔10は第5図に示すよりに上面
開口部10aと連通されている0以上に例示した各ポー
ト孔の開口部には、第6図に拡大して示すように、シー
ルリング11を装着するシールリング溝12が設けられ
ている。これらのシールリング溝12は単なる座ぐり穴
ではなく、シールリング11の内側に環状のっぽ部13
を形成した環状溝とされており、マニホルド本体部4と
外枠部5とを組合わせる際にシールリング11がずれる
ことが防止されている。
また、−Fニホルド本体部4の左右両側面には。
外枠部5の凸条14と係合するガイド溝15が設けられ
、また左側面の下方には斜面部16が形成されている。
外枠部5はマニホルド本体部4の右側面、上面、左側面
を覆うような略コ字形とされ、その右側面側にはマニホ
ルド本体部4のAポート孔6.Bポート孔7に連通する
Aポート17、Bポート18が設けられている。これら
のAポート17、Bポート18は、ワンタッチ継手等を
取り付けできるような管用テーパねじや平行ねじを設け
たねじ孔とされている。
外枠部5の上面側には、マニホルド本体部4の上面開口
部6a〜10aにそれぞれ連通し、かつ流体切換弁の各
ポートと連通ずるような孔6b、7b、8b、9b及び
10bが設けられている。
更に外枠部5の上面には、搭載する流体切換弁を固定す
るためのバルブ固定用ねじ孔19が設けられ、また左右
両側壁の内側には前述のガイド溝15に係合する凸条1
4が形成されている。ただし、ガイド溝15と凸条14
とは互いに逆の関係でもよいことは勿論である。
マニホルド本体部4の各ポート孔と外枠部5のねじ孔を
含む孔との密着性を高めるために、マニホルド本体部4
の斜面部16に係合する斜面体20を回転自在に取り付
けたボルト21が外枠部5にねじ込まれており、斜面体
20によりマニホルド本体部4の斜面部16が押圧され
ている。ただし、これは−例を示したものであり、この
ような孔同志の密着性を高めるため、外枠部5にマニホ
ルド本体部4を押し付ける手段としては、その他の周知
の種々の手段を用いることができる。外枠部5の左側壁
下方部には内側に突出する突出部22が形成され、この
突出部22と右側壁に連結用ボルト3を通すためのボル
ト孔23が設けられている。
外枠部5の材質はワンタッチ継手等をねじ締めするため
にかなりの機械的強度を必要とし、なるべくは軽量であ
ることが望ましいためアルミニウム等が適している。特
に、Aポート17及びBボー)18が管用テーパねじに
なっている場合に、管用テーパねじを合成樹脂から成る
マニホルド本体部4に設けるとすれば、ねじが締め込み
易いためねじ山自体が破損してしまう虞れがある。
一方、生産性の面から考えると、外枠部5は押し出し材
を適当な幅に裁断したものを用い、また上面の番孔をプ
レス加工によって穿孔するようにすれば大量生産が容易
であり、生産コストを大幅に低減することができる。
マニホルド本体部4と外枠部5とは個々に固定する必要
はなく、マニホルド本体部4と外枠部5を単に嵌合した
適当数のマニホルドブロック1を重ね合わせ、両側をエ
ンドプレート2で挟んで連結用ポルト3により締め付け
ることにより、それぞれのマニホルド本体部4と外枠部
5とを一度に固定することができる。エンドプレート2
には、マニホルド本体部4のパイロットポート孔8、排
気ポート孔9、パイロット排気ポート孔10に連通ずる
位置に、パイロットボー)8c、排気ボー)9c、パイ
ロット排気ボー)10cが設けられ、外枠部5のボルト
孔23に連通ずるボルト孔23a、23bが設けられて
いる。更に、上面には装置に取り付けるための取付用ね
じ孔24が設けられている。パイロットポート8c、排
気ボー)9c、パイロット排気ポート10cは、ワンタ
ッチ継手やマフラ等が取り付けられるようなねじ孔にな
っていることは勿論である。
なお、後方のエンドプレート2に穿孔されているボルト
孔23bは、連結用ポルト3の雄ねじを螺合するねじ孔
になっている。連結用ポルト3は第1図に示すような通
常のボルトを用いる代りに、第7図に示すように一端部
に雄ねじ部を有する頭ボルト3aの1個と、一端部に雄
ねじを他端部に雌ねじを有する複数の継ぎポル)3bと
を、マニホルドブロック1の数だけ順次に継ぎ足すよう
にした継ぎ足し式ポルト3Cを用いる場合もある。この
場合には、マニホルドブロックlの連結数が増減しても
、継ぎボルト3bの数を加減するだけで対応することが
できる。
一方、マニホルド本体部4と外枠部5の組合わせにおい
て、マニホルド本体部4の各ポート孔の開口部の位置は
同じであるが、内部の通路は連通の仕方を変化させたも
のを用いることにより、マニホルドの機能に種々の変化
を持たせることも可能である。
更に、ポートの中で不要のポートについては、通常では
盲栓を施こして対応しているが1本実施例の場合は外枠
部5の不要なポート部分には孔を穿孔していないものを
用いれば、盲栓を施こす必要はなくなる。
第8図は第2の実施例を示し、第1図に示す実施例では
5個のマニホルドブロックlを連結した場合を示したが
、第8図の実施例は5個分のマニホルド本体部4を一体
にしたマニホルド本体部4′と、5個分の外枠部5を一
体にした外枠部5″とを組合わせた場合を示している。
なお、この第8図において第1図と同じ符号は同等の部
材を表している。ただし、この場合のボルト孔23は貫
通孔にする必要はなく、外枠部5′に対して前後両側か
らねじ込まれる連結用ポルト3を螺合するタップ孔なと
のねじ孔にするだけでよい。
第8図に示す実施例では、マニホルド本体部4と外枠部
5の双方を共に一体にした場合であるが、外枠部5のみ
を一体にする場合もある。即ち、第8図に示す共通の外
枠部5′の内部に、第1図に示す複数の分割されたマニ
ホルド本体部4を順次に嵌合した後に、外枠部5°の前
後を挟むエンドプレート2及び連結用ボルト3によって
締結する。この場合に、分割された複数のマニホルド本
体部4を1個の外枠部5′内に格納できるため、第1図
の場合に比べて部品点数が少なくなり、組立て作業も一
層容易になるため、コストをより低減することができる
以上の各実施例では、マニホルド本体部4と外枠部5を
密着するために、斜面体20とそれを押圧するボルト2
1とによって行ってって行っているが、外枠部5を収縮
するように外枠部5の底部をバックル30で締め付ける
ようにすることも可能である。また、マニホルドの上面
には、流体切換弁の他に配管用の継手やレギュレータ等
を搭載する場合もあることは云うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るマニホルドは、マニホ
ルドの大部分が合成樹脂で形成されるため、大幅な軽量
化が可能となり、!!!搬や取り付けが容易になると共
に、ロボット等の可動部に取り付ける場合にも適してい
る。また、合成樹脂のモールド成型によって、複雑な構
造のマニホルド本体部が作れるため、量産性が高く材料
費が安価になることと相まってコストを大幅に低減でき
、巣による不良品も少なく信頼性も向上する。更に、ば
りのでき易い孔の交差部はマニホルド本体部の内部なの
で、ぼりによってシールリングを損傷するようなことも
少なくなる。また、外枠部の上面の孔加工を全てプレス
加工によって行えるため、加工時間を短縮して生産性を
高めることができ、しかも強度の必要な部分は金属型と
しているため、ワンタッチ継手等のねじ込みによる破損
を少なくすることが可能である。また、マニホルドブロ
ックを構成するマニホルド本体部と外枠部とは個々に固
定しなくても、両側のエンドプレートで締め付けること
により、多数組を一挙に固定できるため組立て作業も容
易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るマニホルドの実施例を示し、第1図
は第1の実施例の分解斜視図、第2図はマニホルドブロ
ックの単体の平面図、第3図、第4図及び第5図はそれ
ぞれ第2図のA−A、B−B及びC−C線による断面図
、第6図はシールリングの取付状態の拡大断面図、第7
図は連結用ボルトの一例の分解斜視図、第8図は第2の
実施例の分解斜視図である。 符号lはマニホルドブロック、2はエンドプレート、3
は連結用ボルト、4.4’はマニホルド本体部、5.5
°は外枠部、6はAポート孔、7はBポート孔、8はパ
イロットポート孔、8Cはパイロットポート、9は排気
ポート孔、9Cは排気ポート、10はパイロット排気ポ
ート孔、10Cはパイロット排気ポート、11はシール
リング、12はシールリング溝、13はつば部、14は
凸条、15はガイド溝、17はAポート、18はBポー
ト、19はバルブ固定用ねじ孔、20は斜面体、21は
ボルト、22は突出部、23はボルト孔、24は取付用
ねじ孔である。 第5図 第6図 1ノ −si:s:r

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.合成樹脂材料で成型し流体の供給排出を行うポー
    トを設けたマニホルド本体部と、該マニホルド本体部と
    組合わせ前記ポートの開口部に対応する位置に孔を設け
    た金属製の外枠部とから成るマニホルドブロックを有し
    、該マニホルドブロックを両側からエンドプレートで挟
    設したことを特徴とするマニホルド。
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