JP2887894B2 - 往復はがき - Google Patents

往復はがき

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、往信部及び返信部を備えた往復はがきに
関する。詳しくは、従来の官製往復はがきが表裏四面で
あったのを表裏八面とすることにより表示できる情報量
を増やし、さらに、表示した情報を隠蔽して郵送出来る
ようにした往復はがきに関する。
(従来の技術) 従来から用いられている官製の往復はがきは、長辺と
短辺からなる横長の紙片を、折り目を右側にし両短辺を
揃えた状態に二つ折りにしたものである。上片が往復
部、下片が返信部であり、往信部の裏面と返信部の表面
とが相対向している。面数としては、往復部表裏二面、
返信部表裏二面の計四面からなっている。
(発明が解決しようとする課題) この従来の官製往復はがきでは、受信者宛の情報表示
部は実質的に往復部裏面の一頁しかなく、表示出来る情
報量は制約される。従って、宣伝広告用のダイレクトメ
ールに使った場合、十分の宣伝文句や商品説明が盛れな
い不満がある。また、アンケートに対する回答を求める
場合、回答は○×だけで済むから返信部にはそれほどス
ペースを要しないが、アンケートの量が多い時は、従来
の往信部のスペースでは不十分である。
さらに、現代は、通信される情報量が多くなる一方
で、情報の秘密性も重視される時代であるから、従来の
官製往復はがきのようなオープンな形態は不適当であ
る。さらに、最近はファンシーな様式や外観の多彩さが
喜ばれる時代である。こうした状況下にあって従来の官
製往復はがきは、感覚的には余りにも旧態依然としてお
り、また、実際面では表示できる情報量や秘密保持の点
で今や改善を要すべき時代に来ている。
この発明は、上記した時代の要請に応えるべくなされ
たもので、情報表示面積を出来るだけ多くし、しかも表
示した情報を隠蔽して郵送できると共に、感覚的にも現
代にマッチした往復はがきを提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、長辺と短辺
からなる台紙面に、同台紙面をA面、B面、C面、D面
の四つにはがき寸法に区分する折線を幅方向に設けると
ともに、同折線を介して連続するA、B、C、D面の表
裏八面の内の二組の連続二面を擬似接着面としてなる往
復はがき用素材が使用される。
すなわち、本発明の往復はがきでは、長辺と短辺から
なる台紙面に、同台紙面をA面、B面、C面、D面の四
つにはがき寸法に区分する折線を幅方向に設け、同折線
を介して連続するA、B、C、D面の表裏八面の内の二
組の連続二面を擬似接着面とすると共に剥離可能に感熱
接着された二層の擬似接着用フイルムを介して擬似接着
させて一体化し、擬似接着面としない他の四面の内適宜
の面を往信用および返信用の切手面としたことを特徴と
している。
(作用) 従来の官製往復はがきが表裏四面であったのに対し八
面となる。連続二面よりなる情報表示面が二組できる。
さらに、情報表示面は擬似接着により隠蔽される。
(実施例) 以下の説明において、各図(1)に示す面を表面、
(2)に示す面を裏面と呼ぶ。一般に、一枚の台紙を四
つ折りにする方法として、観音開き折り、逆観音開き折
り、C折りとZ折りを組合せたCZ折り、逆CZ折りとがあ
る。それぞれ第1図、第2図、第3図、第4図に示す。
なお、C折り、Z折りは断面の形状がC字状であり、Z
字状であるところからそう呼ばれている。まず第1図に
示す観音開き折りの例から説明する。
台紙1は、長辺が36〜42.8cm、短辺が14〜15cmの横長
の紙片で、これを折線2a,2b,2cを境にはがき寸法にA
面、B面、C面、D面に四区分する。折線2cは、後に返
信部D面を切取るときの切取線となる。
各折線に沿って四面を観音開きに折る。すなわち、A
面とB面の表面同志、C面とD面の表面同志を剥離可能
に接着する。この状態を本明細書では擬似接着という。
第1図の実施例では、各擬似接着面の周囲三方の縁辺に
非接着部4(約2mm程度)を設けている。これは擬似接
着面を剥離する時の開け口となって便利であるが、必ず
しも必要ではない。三方のほか、全周、上下だけ、また
は、一縁辺だけなど適宜選択できる。第5図に示す変形
例では、擬似接着面となる四面の周囲縁辺を非接着部4
とし、残る全面を擬似接着面としている。
こうしてA面とB面の表面同志、C面とD面の表面同
志を擬似接着させると、A面とB面、C面とD面はそれ
ぞれ一体となり、見掛け上は従来の往復はがきと変わら
ない見開き二頁からなる往復はがきとなる。この状態に
おいて、B面の裏面を往復部の切手面に、またD面の裏
面を返信部の切手面とする。往復はがきとして使用する
場合、中央の折線2bから内側に折り込んでA面とD面の
裏面同志を相対向させて郵送する。受取人は各擬似接着
面を剥離して内部の情報を読む。D面は折線2cから切っ
て返信に使う。なお、返信用書込面に擬似接着フイルム
が残っている場合、フイルム面に返信が書けないのでは
ではないかという疑念が起こるが、この場合返信は切手
面の二分の一のスペースに書けるようにする。出欠や、
アンケートの回答のような簡単なものは(例えば、○
×)それで十分である。
第2図は逆観音開き折りの例を示す。この場合は、前
記観音開きの場合と全く逆で、A面とB面の裏面同志、
C面とD面の裏面同志が擬似接着されて一体化される。
A面の表面が往信用の切手面に、C面の表面が返信用の
切手面となる。往復はがきとして使用する場合は、中央
の折線2bから内側に折り込んでB面とC面の表面同志を
相対向させて郵送する。受取人は各擬似接着面を剥離し
て内部の情報を読む。C面は折線2b、2cから切って返信
に使う。第6図は変形例で、第1実施例と同様に擬似接
着面となる四面の周囲縁辺を非接着部4とし、残る全面
を擬似接着面としている。
次ぎに第3図に示すCZ折りの場合について説明する。
A面とB面の表面同志およびC面とD面の裏面同志を
擬似接着面とし、B面の裏面を往信用の切手面に、また
C面の表面を返信用の切手面とする。
第4図は逆CZ折りの例を示す。この場合は、A面とB
面の裏面同志、C面とD面の表面同志が擬似接着面とな
り、A面の表面が往信用の切手面に、D面の裏面が返信
用の切手面となる。
擬似接着用フイルムを介してとしては種々の手段が採
用できる。仮りに、A面とB面とを擬似接着させるとす
る。
その1は、A、B全面に予め擬似接着用透明(半透明
を含む)樹脂フイルム3を永久接着する方法。擬似接着
用のフイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル等の透明(半透明を含む)樹脂フイル
ムが使える。AB両面を通じて同種でも、A面に掛けるフ
イルムとB面に掛けるフイルムが異種(例、ポリエチレ
ンとポリエステル)であってもよい。同種の場合、フイ
ルムにブロッキング防止剤、カップリング剤を混入また
は表面に塗布したり、あるいは、ジアゾ樹脂溶剤、その
他各種樹脂溶剤、並びにそれらにに若干の離型剤等の添
加剤を加えたものを塗布したり、プラズマ処理、コロナ
放電等の表面処理を施したりする。樹脂フイルム間の接
着は、同種、異種を問わず感熱方法により、例えばヒー
トローラ等でフイルムを温度90〜130℃、圧力4kg程度の
条件で圧接して行う。温度や圧力はフイルムの性質やそ
の他外的条件で異なる。非擬似接着面の永久接着は感
熱、感圧、その他の方法が使用接着剤の性質に応じて使
える。
方法の2は、既に感熱方法で擬似接着状態にある二層
のフイルム(擬似接着積層体)をA、B両面の間に挾ん
だ上で両面を合わせ折りすると共に、各フイルムの非擬
似接着面をそれぞれA、B面に感熱または感圧方法で永
久接着させる方法である。このような擬似接着積層体は
既に知られ、一般に用いられている(例、創研加工株式
会社や狭山加工株式会社製のもの)。
方法の3は、A面、B面いずれか一面に予め既に感熱
方法で擬似接着状態にある二層のフイルムの非擬似接着
面を感熱または感圧方法で永久接着しておく。他方の非
擬似接着面は、接着剤が感圧性のものであれば、その表
面に剥離紙を貼着しておく。感熱性のものであればべと
つくことはないのでその必要はない。
(発明の効果) 表示できる情報量が従来の官製往復はがきの量より遥
かに多くなり、さらに、表示された情報の秘密が守られ
る。情報の印刷は、台紙に対しワイドなレイアウトの下
に行えるので多様で現代的な感覚の情報表示が出来る。
返信部の料金が受取人払いであれば、差し出すときは通
常はがき料金で送れるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の往復はがきの実施例を示し、第1図
(1)は第1実施例の平面図、(2)は背面図、第2図
(1)は第2実施例の平面図、(2)は背面図、第3図
(1)は第3実施例の平面図、(2)は背面図、第4図
(1)は第4実施例の平面図、(2)は背面図である。
第5図、第6図は夫れ夫れ第1実施例、第2実施例の変
形例である。 1……往復はがき、2……折線 3……擬似接着用フイルム、4……非接着部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長辺と短辺からなる台紙面に、同台紙面を
    A面、B面、C面、D面の四つにはがき寸法に区分する
    折線を幅方向に設け、同折線を介して連続するA、B、
    C、D面の表裏八面の内の二組の連続二面を擬似接着面
    とすると共に剥離可能に感熱接着された二層の擬似接着
    用フイルムを介して擬似接着させて一体化し、擬似接着
    面としない他の四面の内適宜の面を往信用および返信用
    の切手面としたことを特徴とする往復はがき。
  2. 【請求項2】四つ折りが観音開き折りであって、A面と
    B面の表面同志およびC面とD面の表面同志を擬似接着
    面とし、B面の裏面を往信用の切手面に、またD面の裏
    面を返信用の切手面としたことを特徴とする請求項1記
    載の往復はがき。
  3. 【請求項3】四つ折りが逆観音開き折りであって、A面
    とB面の裏面同志およびC面とD面の裏面同志を擬似接
    着面とし、A面の表面を往信用の切手面に、またC面の
    表面を返信用の切手面としたことを特徴とする請求項1
    記載の往復はがき。
  4. 【請求項4】四つ折りがCZ折りであって、A面とB面の
    表面同志およびC面とD面の裏面同志を擬似接着面と
    し、B面の裏面を往信用の切手面に、またC面の表面を
    返信用の切手面としたことを特徴とする請求項1記載の
    往復はがき。
  5. 【請求項5】四つ折りが逆CZ折りであって、A面とB面
    の裏面同志およびC面とD面の表面同志を擬似接着面と
    し、A面の表面を往信用の切手面に、またD面の裏面を
    返信用の切手面としたことを特徴とする請求項1記載の
    往復はがき。
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