JP2887770B2 - 舗装ブロックの敷設装置 - Google Patents

舗装ブロックの敷設装置

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JP2887770B2
JP2887770B2 JP3198297A JP19829791A JP2887770B2 JP 2887770 B2 JP2887770 B2 JP 2887770B2 JP 3198297 A JP3198297 A JP 3198297A JP 19829791 A JP19829791 A JP 19829791A JP 2887770 B2 JP2887770 B2 JP 2887770B2
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明 瀧野
秀浩 青木
賢 原田
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章夫 岩崎
詠次 岩間
武史 刀川
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AI ERU BII KK
Chichibu Enjiniaringu Kk
Choda Giken Kogyo Kk
NIPPON SOIRU ENJINIARINGU KK
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AI ERU BII KK
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Choda Giken Kogyo Kk
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明は、所定のパターンで配列
された複数個の舗装用のブロックないしタイル(本書で
は総称して舗装ブロックと記す)、例えば1列が7個の
5列からなる35個の舗装ブロックを現場で敷設する敷
設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】舗装ブロックの敷設装置は従来から公知
であり、例えば特開昭60−98005号公報に開示さ
れているように、工場でパレットに積まれたまゝのパタ
ーンで複数個の舗装ブロックを敷設するに過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】工場でパレットに積ま
れたまゝのパターンで敷設する従来装置は編成変えがで
きないため決まったパターンでしか施工できないし、
又、色も変えられない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の舗装ブロックの
敷設装置は、上記課題を解決するため、複数のブロック
各列に対応する平行な複数の列支持板、この各列
支持板に長手方向へ沿って移動可能に設けられ、上記ブ
ロック列の舗装ブロックを1個宛吸着する複数の真空
吸着装置と、上記各列支持板を行方向へ移動させる横移
動装置と、上記各列支持板に対して設けられ、上記複数
行の真空吸着装置を列方向へ移動させる複数の縦移動装
置と、奇数列または偶数列の一方の上記各列支持板に対
して設け られ、上記複数行の真空吸着装置を時計方向へ
45度回動させる時計方向回動装置と、奇数列または偶
数列の他方の上記各列支持板に対して設けられ、上記複
数行の真空吸着装置を反時計方向へ45度回動させる反
時計方向回動装置と、隣り合う行方向の上記舗装ブロッ
クに列方向の所定のずれを与えるために隣り合う上記列
支持板を相対的に列方向へ移動させる縦ずらし装置とを
備え、行方向の上記舗装ブロックの間に第1所定間隔を
確保するように上記各列支持板を行方向へ上記横移動装
置で移動させた後、列方向の上記舗装ブロックの間に第
2所定間隔を確保するように上記列方向の真空吸着装置
を列方向へ上記縦移動装置で移動させ、上記各回動装置
隣り合った上記列支持板に設けられている上記真空吸
着装置を互いに逆方向回動させて上記列方向の舗装ブ
ロックを斜めにして接触させた後、行方向の上記舗装ブ
ロックに列方向のずれを与えるために上記列支持板を列
方向へ上記縦ずらし装置で移動させ、更に行方向の上記
舗装ブロックの間の間隔を取り除くために上記各列支持
板を行方向へ移動させることにより、所定のパターンで
配列された一群の上記舗装ブロックを斜めの食い違い
ターンであるフィッシュボーンパターンに編成できるよ
うにしたのである。
【0005】
【実施例】図示の実施例は、図1に示すように前後
(縦)方向に7個の舗装ブロックが並んだブロック
が、左右(横)方向に5列ある7行、5列、35個の舗
装ブロックを一度にハンドリングし、図1(A)の密集
パターンの5列を、矢印のように左側の2ブロック
I,II左方、右側の2ブロック列IV,V右方
夫々移動させ(移動量は左側の外のブロック列Iと、
右側の外のブロック列Vが最大)、図1(B)に示す
ように各ブロックI,…,Vの間に一定の間隙1を形
成し、次に各ブロックI,…,Vの1行、2行、3行
舗装ブロック、5行、6行、7行の舗装ブロッ
、図1(B)の矢印のように移動させ(移動量
は上及び下の行ほど大)、これにより各行の間に図1
(C)に破線で示すように所定の間隔を形成し、奇数
ロック列I,III,Vの舗装ブロックをその中心を支
点に個々に反時計方向45°回動させ、又、偶数ブロ
ック列II,IVの舗装ブロックをその中心を支点に個
々に時計方向45°回動させて各ブロックI,…,
の各行の舗装ブロックを斜めにして接触させ、それか
ら図1(C)の矢印のように奇数ブロック列I,II
I,Vの舗装ブロックを一体として上、又、偶数ブロ
ックII,IV舗装ブロック一体として下少量
宛ずらして図1(D)の状態にし、最後に図1(D)の
矢印のように左側の2ブロック列I,II、右側
の2ブロック列IV,V移動させ、図1(A)の
密集パターンを図1(E)の斜めの食い違いパターン
(フィッシュボーンパターン)に変えて敷設するための
ものである。
【0006】2は四角の平らなフレームで、その左右側
縁部に沿って下面に二つの梁3と4を設け、この梁3と
4の前端部同と後端部同とを夫々ガイドロッド5で
連結し、上記ガイドロッド5が貫通するガイド筒6によ
って図2で明らかなように前記舗装ブロックの5つの
ロック列I,…,Vに夫々対応する短冊形の5枚の列支
持板7−I,…,7−Vを上記ガイドロッド5に沿って
左右スライド可能に取付けてある。この列支持板7−
I,…,7−Vの横幅は舗装ブロックの横幅よりも小さ
い。尚、中央の列支持板7−IIIはスライドさせる必
要がないため、ガイド筒6に横からボルトをねじ込んで
ガイドロッド5に締付けるなどして固定して置く。
【0007】8は列支持板7−I,…,7−Vでブロッ
列I,…,Vを図1(A)の状態から図1(B)の状
にしたり、図1(D)の状態から図1(E)の状態
したり、図1(E)の状態から図1(A)の状態にした
りする横移動装置で、横移動装置8は、図5に示すよう
に、伸縮リンク9と、油圧作動の二つのピストンシリン
ダ10,11とからなる。伸縮リンク9はこの実施例で
は図2に示したようにパンタグラフリンクであり、その
X形(両端は<形)の交点の関節軸9′に対して各列支
持板7−I,…,7−Vの中央を枢着してある。そし
て、上記二つのピストンシリンダ10,11は、図5に
示すように、シリンダ端をフレーム2に固定し、その一
のピストンシリンダ10のピストン端最左側の列支
持板7−Iに、他方のピストンシリンダ11のピストン
最右側の列支持板7−Vに連結し、両ピストンシリ
ンダ10,11のピストンを最大に伸ばすと伸縮リンク
は最大に伸長し、列支持板7−I,7−IIと、列支
持板7−IV,7−Vは左右に開いてブロック列I,
…,Vは図1(A)から図1(B)の状態になる。尚、
ピストンシリンダ10,11を短縮することでブロック
列I,…,Vが図1(E)のフィッシュボーンパターン
になることができるようにするため列支持板7−I,
…,7−Vの幅は舗装ブロックの横幅よりも小さく、そ
の各側部にはフィッシュボーンパターンになったときに
当接するストッパ12が、図2に示すように、設けてあ
る。
【0008】各列支持板7−I,…,7−Vは、前端と
後端に下向きの端板13,13を有し、二本の平行な
案内ロッド14,14を上記端板13,13間に前後方
スライド可能に架設してある。上記案内ロッド1
4,14には、1列の舗装ブロックの数と同数の、この
実施例では7つの真空吸着装置15がスライダ16で該
案内ロッド14沿いに前後方向スライド可能に取付け
てある。尚、前記ガイド筒6は上記端板13,13に固
定してある。
【0009】各一列の舗装ブロックを図1(B)の状態
から図1(C)の縦方向(前後)移動させて開くため
各列支持板7−I,…,7−Vの7つの真空吸着装置1
5に縦移動装置17を設ける。この縦移動装置17も、
横移動装置8と同様に伸縮リンク18と、油圧作動の二
つのピストンシリンダ19,20とからなり、伸縮リン
ク18は、この実施例では図2で明らかなようにパンタ
グラフリンクであって、そのX形(両端は<形)の交点
の関節軸18′に対して7つのスライダ16の中央を枢
着してある。そして、二つのピストンシリンダ19,2
0は、図6に示すように、動かない中央(4行目)
のスライダ16を下端に取付けたパンタグラフの関節軸
18′の上端に設けてある取付板21にシリンダ端を固
定し、その一方のピストンシリンダ19のピストン端
列の先頭(1行目)のスライダに、他方のピストンシリ
ンダ20のピストン端列の後尾(7行目)のスライダ
16に連結してある。尚、縦動かない中央のスライダ
16は案内ロッド14,14に対し固定してある。
【0010】各スライダ16の下面中心からは、図8に
示すように、上端部を軸受22で支持された回転軸23
が垂下し、回転軸23の下端には舗装ブロックの1個宛
を真空吸引する吸盤24が固定してある。この吸盤24
は回転軸23の下端に固定された基板25と、吸盤24
の内部を負圧にするため真空ポンプに接続するホース2
6を有し、吸盤24は、図15に示すように、基板25
の下に二本の脚で取付けられた上面板24aと、上面板
24aの下面周縁部に沿って設けられたゴム質の周囲壁
24bからなり、前記二本の脚の一方は上端部を基板2
5に、下端部を上面板24aに夫々貫通して取付けられ
た連結筒27で、吸盤24の内部に負圧を生じさせる前
記ホース26は上記連結筒27の上端に接続してある。
尚、前記スライダ16、基板25、吸盤24の大きさは
舗装ブロック1個の大きさより少し小さい。
【0011】前記各基板25の前縁と後縁には、図9に
示すように、食い違った配置でストッパを兼ねたカムフ
ォロア(コロ)28が取付けてある。又、各回転軸23
とスライダ16との間には回転軸23を回動するための
回動付勢装置29が設けてある。この回動付勢装置29
は、軸受22から上に突出する回転軸23の上端に横向
きに取付けた腕30と、この腕30とスライダ16とに
連結され、腕30を牽引して回転軸23を回動させるコ
イルバネ31とからなる。回動付勢装置29は、縦移動
装置17のピストンシリンダ19,20が伸縮リンク1
8を伸長させ、これにより各列支持板7−I,…,7−
に取付けられた7つのスライダ16のうち前の3つが
、後の3つが後、夫々移動して縦方向離れる際
に、各スライダ16に回転軸23を介して取付けられた
吸盤24を回動し、舗装ブロックを図1(C)の状態に
回動させるためのものである。従って、ブロック列I,
III,Vに対応する列支持板7−I,7−III,7
−Vに設けられた回動付勢装置29のコイルバネ31
は、夫々吸盤24を反時計方向に回動するように腕30
を牽引し、又、ブロック列II,IVに対応する列支持
板7−II,7−IVに設けられた回動付勢装置29
コイルバネ31は、夫々吸盤24を時計方向回動する
ように腕30を牽引する。
【0012】縦移動装置17のピストンシリンダ19,
20がピストンを縮め、伸縮リンク18を短縮してブロ
ック列I,…,Vが図1(A),(B)の状態のとき、
列支持板7−I,…,7−Vに設けられた7つの真空吸
着装置15は、回動付勢装置29の付勢に抗して回動
し、基板25に設けた前記カムフォロア28で前後に接
触して縦に密集する(図10)。又、前述のように7つ
の真空吸着装置15を縦に離すために縦移動装置17の
ピストンシリンダ19,20が伸縮リンク18を伸長す
ると、伸縮リンク18の伸長につれ回動付勢装置29で
7つの真空吸着装置15は一斉に徐々に同方向回動
し、その際、基板24に設けたカムフォロア28は前後
の真空吸着装置15の基板24の前縁、及び後縁を転動
し、45°回動すると図12の状態になって回動は停止
する。この状態でピストンシリンダ19,20のピスト
ンを縮め、伸縮リンク18を短縮して行くと、7つの真
空吸着装置15は、前後の真空吸着装置15の基板24
にあるカムフォロア28が前縁と後縁を転がりながら押
すことによって回動付勢装置29の付勢に抗して逆方向
45°宛回動し、図10の縦の密集状態に戻る。
【0013】図12の状態になったらピストンシリンダ
19,20のピストンの伸長を止めるため案内ロッド1
4には、図4及び図6に示すように、最前端と、最後端
のスライダ16が当接するストッパ32を設けて置
く。
【0014】33はブロック列I,…,Vを図1(C)
から図1(D)の状態にする縦ずらし装置で、シリンダ
端を列支持板7−I,…,7−Vの端部に連結したピス
トンシリンダ34と、そのピストン端を前記取付板21
に連結する連杆35からなる。図1(C)の矢印で明ら
かなように奇数ブロック列I,III,Vずら
し、偶数ブロック列II,IVずらすため、上記
奇数ブロックI,III,Vに対応する列支持板7−
I,7−III,7−Vにはピストンシリンダ34のシ
リンダ端を後端に連結し、又、偶数ブロックI,IV
に対応する列支持板7−II,7−IVにはピストンシ
リンダ34のシリンダ端を前端に連結してある。36は
前記連杆35が摺動可能に貫通するガイドで、各列支持
7−I,…,7−Vの下面に設けてある。
【0015】上記縦ずらし装置33のピストンシリンダ
34のピストン端は、案内ロッド14,14に固定され
た中央のスライダ16と一体の取付板21に連結してあ
るので、縦ずらし装置33のピストンシリンダ34のピ
ストンを伸ばすと、取付板21が前又は後押され、こ
れに伴い取付板21、伸長している伸縮リンク18、縦
方向に離れた7つのスライダ16、案内ロッド14,1
4が一体となって列支持板7−I,…,7−Vの前後の
端板13,13の間で移動する。つまり、案内ロッド1
4,14がスライド可能に貫通する前後の端板13,1
3の孔が上記移動を誘導し、これにより列支持板7−
I,7−III,7−Vに設けられた7つ宛の真空吸着
装置15は前ずれ動き、列支持板7−II,7−IV
に設けられた7つ宛の真空吸着装置15は後ずれ動
く、ずれ動く量を所定にするため前記連杆35にはガイ
ド36に当接するストッパ37を取付けて置く。
【0016】前述した吸盤24の連結筒27には、図1
5に示すように、安全弁38が設けてある。この安全弁
38は、連結筒27の下端に取付けられた弁板39と、
連結筒27内に収容されてコイルばね40で下向きに押
される弁体41とからなり、弁板39は円錐形の弁座口
39′を有する。弁体41の上半部の直径は連結筒27
の内径と同じであるが、下半部はそれよりも小径で、下
端には弁板39の弁座口39′に密着する円錐面41′
を有し、該円錐面41′の中心には上記弁座口39′を
貫き、吸盤24の下面から下に突出する下向きのセンサ
ー軸42が設けてある。そして、弁体41の下半部の途
中と、上半部の上面との間をつなぐ通気孔43が、弁体
41の下半部に開設した直径方向の横孔と、該孔に下
端が連通し、上端が上面中心に開口した中心孔とからな
る逆T形孔により形成されている。
【0017】吸盤24の下面が舗装ブロックの上面に当
接する際、図16に示すように、センサー軸42は舗装
ブロックの上面で押し上げられ、これにより弁体41
はコイルばね40に抗して上昇し、弁体41の円錐面4
1′は弁板39の弁座口39′から上離れ、安全弁3
8は開く。従って、真空ポンプを運転すると、舗装ブロ
ックの上面で下面を塞がれた吸盤24の内部の空気は
弁座口39′と円錐面41′の間隔、弁体41の下半
部と連結筒27の内周との間隔、通気孔43、ホース2
6を経て真空ポンプに吸引され、吸盤24の内部には負
圧が生起して真空吸着装置15は吸盤24の下面に舗装
ブロックを吸着することができる。
【0018】この安全弁38は、この実施例では35個
の全部の吸盤24が1個宛、合計35個の舗装ブロック
を吸着した場合、何等かの事情で1つ、又は複数の
ブロックが途中で吸盤24から下離れ、落下した
とき、舗装ブロックを落した吸盤24の安全弁38
弁体41はコイルばね40で下向きに押され、その円錐
面41′は弁板39の弁座口39′に密着して該弁座
39′を塞ぎ、安全弁38は即時に閉になる。従って、
舗装ブロックを吸着している他の吸盤24の真空は破
られることがないため、1つ又は少数の舗装ブロック
が吸盤24から落下する波及作用で残りの舗装ブロック
まで吸盤24から落下してしまうのが確実に防止でき
る。
【0019】各列支持板7−I,…,7−Vにスライダ
16を介して取付けた7つの吸盤243つと、4
に分け、3つの吸盤24のホース26は、図17に示す
ように一本の枝管44に接続し、各枝管44は電磁開閉
弁45を介して真空ポンプに至る本管46に接続する。
残りの4つの吸盤24のホース26は、一本の枝管47
に接続し、各枝管47は電磁開閉弁48を介して他の真
空ポンプに至る本管49に接続する。従って、吸着すべ
舗装ブロックの配列が5列よりも少ない場合は、
ブロックを吸着しない列に対応した列支持板7−
I,…,7−Vの真空吸着装置15用の電磁開閉弁4
5,48を閉にすればよい。
【0020】フレーム2の上には、図3乃至図5に示す
ように、該フレームとほゞ同大の台座50が四隅の柱
で固定してある。そして、フレーム2の左右の側部と、
前後の端部、即ちフレームの四辺上面には配列修正装
置51が設けてある。この配列修正装置51は、フレー
の各辺の上面に上端を枢着された一対の脚杆52,
52と、この対の脚杆52,52の下端部に渡して取
付けられ、真空吸着装置15の吸盤24の下で密集して
いる舗装ブロックに四方から当接することができる押
圧板53と、前記台座50の下面に取付けられてピスト
ン端を上記四対の脚杆52の一方の上端部に連結し、ピ
ストンを縮めることで図3及び図4に示すように脚杆
を斜め上向きに開き、ピストンを伸長することで破線
のように脚杆52を閉じ、押圧板53を舗装ブロック
に当接させるピストンシリンダ54とからなる。
【0021】ブロック工場で製造された舗装ブロック
は、パレットに図1(A)の7行、5列の密集パターン
で載置し、車輌で現場近傍に運び、積卸して何段かに積
層する。しかし、輸送途中や、積卸しの際の振動によっ
て積層された舗装ブロックの各段の密集パターンは少
し崩れてずれ動く。上記配列修正装置51は、真空吸着
装置15が積層された舗装ブロックを上段から順次吸
着する前に、吸着すべき舗装ブロックの全体を四方か
ら四枚の押圧板53で押し、崩れたパターンを図1
(A)の密集パターンに修正する。
【0022】この装置の全体はホイール式又はクローラ
式のリフトアームを有する自走車輌、例えばバックホー
のリフトアーム55の先端から吊下げる。その際、リフ
トアーム55の先端の吊り具56に対して台座50の中
心から立つ軸57の鍔を有する上端部を垂直軸を中心に
回動可能に取付け、吊り具56に固定した油圧モータ5
8の下向きの駆動軸59を上記軸57に連結する。
【0023】敷設を行なうには、現場の近傍に積卸され
舗装ブロックの積層の間際に自走車輌を移動させ、
そのリフトアーム55に吊り下げた装置の全体を積層の
真上に位置させ、それから油圧モータ58で装置を旋回
し、5枚の列支持板7−I7−Vを舗装ブロック
Bを積層した5列上に位置させる。それから、配列修正
装置51の各脚杆52を開き、その押圧板53が積層し
た最上段の舗装ブロックに四方から接触できる位置ま
でリフトアーム55で装置全体を下げ、次いでピストン
シリンダ54により脚杆52を閉じる。これにより最上
段の舗装ブロックは四枚の押圧板53で回りから押圧
され、図1(A)の密集パターンに修正される。
【0024】その後で、配列修正装置51の脚杆52を
再び開くか、或いは閉じたまゝで真空吸着装置15の吸
盤24の下面が最上段の舗装ブロックの上面に受止め
られるまで装置全体をリフトアーム55で下げる。各吸
盤24の下面が舗装ブロックの上面に接触する前に、
各吸盤24の下面から下向きに突出するセンサー軸42
舗装ブロックの上面で突き上げられ、安全弁38
開くため、真空ポンプを運転し、電磁開閉弁45,48
が開であれば吸盤24の下面に最上段の個々の舗装ブロ
ックは1つ宛吸着る。又、真空ポンプが運転中で、
電磁開閉弁45,48を閉にしてあるときは、装置全体
を下げ、吸盤24の下面が舗装ブロックの上面に受止
められたのちに電磁開閉弁45,48を開にすることで
最上段の個々の舗装ブロックを1つ宛吸盤24に吸着
することができる。
【0025】こうして最上段の舗装ブロックを吸盤
に吸着したらリフトアーム55を上げ、舗装ブロック
ごと装置全体を吊り上げ、配列修正装置51の脚杆5
2が閉じているときは、これを開き、現場の敷設場所に
車輌を移動するか、移動中、又は移動の前に、横移動装
置8で列支持板7−I,7−IIを左列支持板7−
IV,7−Vを右移動させて図1(A)、図10、図
18(A)の状態を図1(B)、図11、図18(B)
の状態にし、次に縦移動装置17により各列支持板7−
I,…,7−Vの前の3つの真空吸着装置15を前
後の3つの真空吸着装置15を後移動させることで個
々の舗装ブロックを45°回動して図1(C)、図1
2、図18(C)の状態にし、それから縦ずらし装置3
3で奇数の列支持板7−I,7−III,7−Vに設け
られている真空吸着装置15を前、偶数の列支持板
−II,7−IVに設けられている真空吸着装置15
夫々移動させて図1(D)、図13、図18(D)
の状態にし、その後、横移動装置8で列支持板7−I,
7−IIを右、列支持板7−IV,7−Vを左移動
させ、1列が7個の、5つのブロック列I,…,Vを図
1(E)、図14、図18(E)の状態のフィッシュボ
ーンパターンにする。そして、必要に応じ油圧モータ5
8で装置全体を旋回し、吸盤24で吸着した舗装ブロッ
のブリックパターンの向きを現場の敷設状況に合わ
せ、リフトアーム55を下げて舗装ブロックを接地
し、電磁開閉弁45,48を閉にし、吸盤24下面から
舗装ブロックを離す。これにより7行、5列、35個
舗装ブロックをフィッシュボーンパターンで現場に
敷設できる。そして、上記工程を逆に行って図18
(E)の状態を図18(A)の状態に戻し、車輌は次の
フィッシュボーンパターンの敷設のために、再び舗装
ロックの積層場所に移動させ、以後、これを繰返す。
尚、各列支持板7−I,…,7−Vに設けられた7つの
真空吸着装置15のうち、先頭と、後尾のものゝ基板2
5の両側縁にはストッパ60が張り出して取付けてあり
(図8,9参照)、図18(E)の状態を図18(A)
に戻すと各列支持板7−I,…,7−Vのストッパ60
が当接する(図10参照)。
【0026】上述の実施例は、舗装ブロックの密集パ
ターンが7行、5列用のものであるが、密集パターンが
他の配列の場合は、行の数に応じて列支持板7−I,
…,7−Vの長さを増減すると共に、その下に前後方向
取付けるスライダ16及び真空吸着装置15の数を変
させたり、列の数に応じて列支持板の数を変化させて
対応することができる。
【0027】この実施例では左右方向5列ある列支持
板7−I,…,7−Vのうち、左側の列支持板7−I,
7−II、右側の列支持板7−IV,7−V
移動させてブロック列I,…,Vの間に間隙1を形成
し、又、各列支持板7−I,…,7−Vの下に7個宛取
付けた真空吸着装置15のうち、前の3個は前、後の
3個は後同量、夫々移動させて各一列の舗装ブロック
を縦方向離すので、台座50の中心を吊り具56を
介して自走車輌のリフトアーム55の先端で吊り下げた
際、吸盤24が舗装ブロックを吸着している場合で
も、吸着していない場合でも装置全体はほゞ水平を保
つ。
【0028】更に、各列支持板7−I,…,7−Vの側
部に取付けたストッパ12と、真空吸着装置15の基板
25の前、後縁に取付けたカムフォロア28、及び側縁
に取付けたストッパ60の突出量、及び案内ロッド14
に取付けたストッパ32と、連杆35に取付けたストッ
パ37の位置を調節することで平面形状の寸法が多少変
わった舗装ブロックでも密集して吸着し、これをフィ
ッシュボーンパターンにして施工することができる。
【0029】又、図1(A)でブロック列II,III
赤の舗装ブロック、他のブロック列I,IV,V
白の舗装ブロックとする場合は、列支持板7−I,7
−IV,7−Vの吸盤24用の電磁開閉弁45,48を
閉にして2列に積層配列されている赤の舗装ブロック
を列支持板7−II,7−IIIの吸盤24で吸着し、
次に列支持板7−I,7−IV,7−Vの吸盤24用の
電磁開閉弁45,48を開き、該支持板7−I,7−
IV,7−Vの吸盤24ブロック列I,IV,V用の
白の舗装ブロックを吸着し、色が異なる列を有するフ
ィッシュボーンパターンを一度に施工することもでき
る。
【0030】図示の実施例では伸縮リンク,18にパ
ンタグラフリンクを使用したが、これに限定されず他の
伸縮リンクを使用することができる。例えば細長孔を有
する楕円形リンクを用い、隣り合った二つの列支持板、
又はスライダに設けた一対の突起を細長孔に係合しても
同効である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、工場から出荷されて現
場に上下方向多段に積層された所定の密集パターンの
配列の複数個の舗装ブロックを上の段から1段宛、真空
吸着装置で吸着し、施工場所に卸すまでの間に隣り合っ
た一列宛が交互に反対方向に回動し、且つ縦方向にずれ
て噛み合ったフィッシュボーンパターンに変えることが
できる。従って、現場で1個宛の舗装ブロックをフィッ
シュボーンパターンに配列しながら施工する人手が不要
になると共に、施工工期を大幅に短縮できる。
【0032】又、各真空吸着装置は列支持板毎に設けら
れたものを単位として単位毎に作動できる。従って、ブ
ロック列毎に異なる色の舗装ブロックを配列し、フィッ
シュボーンパターンにして施工したり、1回の敷設毎に
ブロック列の色を異ならせて フィッシュボーンパターン
にして施工することもできる。 更に、各真空吸着装置で
吸着する前の舗装ブロック全体の配列を配列修正装置に
よって密集パターンに修正することができる。従って、
密集パターンに修正する労力が省けると共に、舗装ブロ
ックの間に間隙ができないように敷設することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置により舗装ブロックの密集パター
ンをフィッシュボーンパターンに変化させる順序の説明
図である。
【図2】本発明の装置の要部の一部を省略した斜視図で
ある。
【図3】本発明の装置の全体の正面図である。
【図4】本発明の装置の全体の側面図である。
【図5】本発明の装置の全体の平面図である。
【図6】列支持板の拡大側面図である。
【図7】列支持板の拡大平面図である。
【図8】列支持板の拡大正面図である。
【図9】回動付勢装置の動作図である。
【図10】隣り合った二つの列支持板の真空吸着装置の
図1(A)の状態の平面図である。
【図11】隣り合った二つの列支持板の真空吸着装置の
図1(B)の状態の平面図である。
【図12】隣り合った二つの列支持板の真空吸着装置の
図1(C)の状態の平面図である。
【図13】隣り合った二つの列支持板の真空吸着装置の
図1(D)の状態の平面図である。
【図14】隣り合った二つの列支持板の真空吸着装置の
図1(E)の状態の平面図である。
【図15】真空吸着装置の吸盤の一部を断面にした側面
図である。
【図16】舗装ブロックを吸着した状態の吸盤の断面図
である。
【図17】吸盤真空源の接続状態を示す平面図であ
る。
【図18】隣り合った二列の列支持板の横移動装置、縦
移動装置、縦ずらし装置の作動説明図である。
【符号の説明】
I,…,7V 列支持板 8 横移動装置 9 伸縮リンク 10 ピストンシリンダ 11 ピストンシリンダ 15 真空吸着装置 16 スライダ 17 縦移動装置18 伸縮リンク19 ピストンシリンダ20 ピストンシリンダ 23 回転軸 24 吸盤 29 回動付勢装置 33 縦ずらし装置 34 ピストンシリンダ 51 配列修正装置I,…,V ブロック列 舗装ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古村 満 埼玉県北足立郡吹上町新宿1−88−2 (72)発明者 瀧野 明 埼玉県蕨市中央7−2−21 (72)発明者 青木 秀浩 埼玉県浦和市田島8−3−1−2−201 (72)発明者 原田 賢 埼玉県秩父市東町27−8 (72)発明者 中原 忠男 埼玉県秩父市大字下影森760−7 (72)発明者 岩崎 章夫 神奈川県相模原市上矢部団地1−504 (72)発明者 岩間 詠次 埼玉県久喜市野久喜849−26 (72)発明者 刀川 武史 栃木県足利市堀込町1322 (56)参考文献 特開 昭60−98005(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 19/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロック各列に対応する平行
    な複数の列支持板、 この各列支持板に長手方向へ沿って移動可能に設けら
    れ、上記ブロック列の舗装ブロックを1個宛吸着する複
    の真空吸着装置と、 上記各列支持板を行方向へ移動させる横移動装置と、 上記各列支持板に対して設けられ、上記複数行の真空吸
    着装置を列方向へ移動させる複数の縦移動装置と、 奇数列または偶数列の一方の上記各列支持板に対して設
    けられ、上記複数行の真空吸着装置を時計方向へ45度
    回動させる時計方向回動装置と、 奇数列または偶数列の他方の上記各列支持板に対して設
    けられ、上記複数行の真空吸着装置を反時計方向へ45
    度回動させる反時計方向回動装置と、 隣り合う行方向の上記舗装ブロックに列方向の所定のず
    れを与えるために隣り合う上記列支持板を相対的に列方
    向へ移動させる縦ずらし装置とを備え、 行方向の上記舗装ブロックの間に第1所定間隔を確保す
    るように上記各列支持板を行方向へ上記横移動装置で移
    動させた後、列方向の上記舗装ブロックの間に第2所定
    間隔を確保するように上記列方向の真空吸着装置を列方
    向へ上記縦移動装置で移動させ、上記各回動装置で 隣り
    合った上記列支持板に設けられている上記真空吸着装置
    を互いに逆方向回動させて上記列方向の舗装ブロック
    を斜めにして接触させた後、行方向の上記舗装ブロック
    に列方向のずれを与えるために上記列支持板を列方向へ
    上記縦ずらし装置で移動させ、更に行方向の上記舗装ブ
    ロックの間の間隔を取り除くために上記各列支持板を行
    方向へ移動させることにより、所定のパターンで配列さ
    れた一群の上記舗装ブロックを斜めの食い違いパターン
    であるフィッシュボーンパターンに編成できるようにし
    ことを特徴とする舗装ブロックの敷設装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の舗装ブロックの敷設装
    置において、上記各 真空吸着装置は上記列支持板毎に設けられたもの
    を単位として単位毎に作動できる ことを特徴とする舗装ブロックの敷設装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の舗装ブロックの敷設装
    置において、上記各 真空吸着装置で吸着する前の複数列、複数行
    舗装ブロック全体を列方向及び行方向の両側から押付
    配列を修正する配列修正装置を設けた、 ことを特徴とする舗装ブロックの敷設装置。
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