JP2886144B2 - 軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置 - Google Patents

軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置

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JP2886144B2
JP2886144B2 JP12476997A JP12476997A JP2886144B2 JP 2886144 B2 JP2886144 B2 JP 2886144B2 JP 12476997 A JP12476997 A JP 12476997A JP 12476997 A JP12476997 A JP 12476997A JP 2886144 B2 JP2886144 B2 JP 2886144B2
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孝志 飛知和
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車線設備である
架線(トロリー線)の高さ・偏位を測定するために用い
る軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気鉄道においては、電車の走行の安全
を図るため、パンタグラフが接触する架線のレールから
の高さおよびレール間の位置が重要であり、それらが許
容値を超えて変化した場合には修正しなければならない
ため、一定期間ごとに測定する必要がある。また、渡り
線箇所(隣接する軌道との交叉箇所)において、本線側
の架線と分岐線(隣接線、側線)側の架線との高低差が
許容値を超えていると、電車が分岐線から本線へ進行す
る際にパンタブラフを架線で損傷したり、架線をパンタ
グラフで切断するおそれがあるため、本線に対する分岐
線の間隔が900mmとなる位置で本線側の架線と分岐
線側の架線との高低差を測定するように決められてい
る。
【0003】従来、架線のレールからの高さおよびレー
ル間の中心からの偏位を測定する装置として、一対のレ
ールに載値される支持台と、この支持台の両側下部に設
けられ、レールの内側面に当接し得る位置決め兼用の抜
け止め部と、上記支持台の上面中央部に垂直方向に設け
られ、目盛と指標を有する伸縮可能な高さ測定部と、こ
の高さ測定部上に水平方向に設けられ、偏位目盛を有す
る偏位測定部とを備えた構成が知られている。
【0004】この従来の測定装置によれば、まず、支持
台を一対のレール上に支持し、一方の位置決め兼用の抜
け止め部を一方のレールの内側面に当接させ、次に、高
さ測定部を伸長させ、偏位測定部を架線に当接させる。
そして、高さ測定部の目盛から架線のレールからの高さ
を測定し、偏位測定部の架線位置に対応する目盛から架
線のレール間の中心位置からの偏位量を測定することが
できる。
【0005】従来、架線のレールからの高さ、レール間
の中心からの偏位および渡り線箇所における隣接する架
線同士の高低差を測定する装置として、一対のレールに
跨って支持される支持台と、この支持台に設けられ、水
平方向に伸縮し得るスライド機構と、このスライド機構
上に上記支持台に対して水平方向に移動し得るように取
り付けられた支持部と、この支持部に支持されたレーザ
測定部と、上記支持台および支持部に設けられた偏位測
定手段とを備えた構成が知られている。
【0006】この従来の測定装置よれば、支持台を一対
のレールに跨って支持させ、スライド機構により支持部
およびレーザ測定部を必要に応じて移動させ、レーザ測
定部が架線に対応すると、レーザ測定部によりレールか
らの架線の高さを測定し、偏位測定手段によりレール間
の中心からの架線の偏位量を測定することができる。ま
た、わたり線箇所においては、スライド機構により支持
部およびレーザ測定部を移動させ、レーザ測定部が分岐
線側の架線に対応すると、レーザ測定部によりレールか
らの架線の高さを測定することにより隣接する架線同士
の高低差を測定ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例のうち、前者の構成では、偏位測定部を架
線に接触させて測定するため、全体が大型化し、取扱い
に不便であり、しかも、特に、偏位測定部の目盛の読み
取りが高所作業となるため、作業性に劣るばかりでな
く、危険を伴う。また、わたり線箇所においては一方の
レール上の架線の高さと偏位を測定した後、他方のレー
ル上の架線の高さと偏位を測定するには、装置全体を他
方のレール上に移さなければならず、その作業が煩わし
いばかりでなく、作業能率に劣り、しかも、人手を要
し、また、互いの距離が900mmとなる位置を目測に
より決定しているため、正確な位置に移すことが困難で
あり、正確な位置で架線の高さと偏位を測定することが
できない。仮に、偏位測定部を隣接線同士に跨るように
長尺に形成するとすれば、全体が更に大型化して重量が
大きく、取扱いに不便であり、しかも、依然として目盛
の読み取りに不便であり、危険であるという問題も解消
することができない。
【0008】一方、後者の構成によれば、レールから架
線を非接触で測定することができ、したがって、全体を
小型化して取扱いの便を図ることができるとともに、測
定作業能率の向上および安全性を向上させることがで
き、また、渡り線箇所における互いに離隔した箇所の架
線同士の高低差を測定する場合に場所的な移し替えを要
することなく測定することができ、したがって、測定作
業能率の向上、省力化および測定精度の向上等を図るこ
とができる。しかしながら、この後者の従来例において
も上記前者の従来例と同様にレール上を自由に移動させ
ることができないため、操作性および作業性に劣り、取
扱いに際し、危険を伴う。
【0009】架線の高さおよび偏位は、電車線設備管理
の柱であり、架線の良否が電車の運行に直接影響を与え
るものである。現在、電車の走行密度も増加し、しか
も、高速化されているため、施設関係においても路盤の
強化、修正が行われており、それに伴って架線の確認・
調整作業も増加し、施工における確実な確認と安全で効
率的な手法が要求されている。
【0010】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、架線の高さおよび偏位の測定作業を確
実に、かつ効率的に、しかも、安全に行うことができ、
また、架線の修正作業を迅速に行うことができるように
した軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置は、
架線に接触した状態で摺動し得る摺動体と、この摺動体
を昇降可能に支持する支持台と、上記摺動体が上記架線
に接触している状態で上記架線の高さを測定するための
高さ測定手段と、レール間の中心からの上記架線の偏位
を測定する偏位測定手段と、上記摺動体に対して進退可
能に設けられ、渡り線箇所における側方のレール側の架
線と上記高さ測定手段により測定する架線との高低差を
測定する高低差測定手段と、上記支持台を道路の走行と
軌道の走行が可能な軌陸式作業車に対して昇降させる昇
降装置と、上記摺動体を上記支持台の上方へ付勢し、上
記架線の下側に当接した状態で上記架線に対して追従さ
せる弾性体とを備えたものである。
【0012】上記目的を達成するための本発明の他の軌
陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置は、上記構成にお
いて、高さ測定手段、偏位測定手段、高低差測定手段に
よる測定値に基づき架線の高さ、架線の偏位、渡り線箇
所における架線の高低差を演算する演算手段と、この演
算手段による演算結果を表示する表示手段とを備えたも
のである。
【0013】そして、上記各構成において、高さ測定手
段として、軌陸式作業車の固定位置に一端を連結した線
条と、摺動体と一体的に昇降され、上記線条を繰り出し
可能で常時巻き取る方向に付勢し、上記線条の移動長さ
に対応して電気信号を出力するセンサ部とを備えること
ができ、偏位測定手段として、摺動体に沿うように所望
間隔ごとに列設された架線に対する多数組の投光手段お
よび受光手段を備え、上記受光手段による受光量の変化
により架線の有無を検出するように構成することがで
き、高低差測定手段として、側方のレール側の架線の下
側に接触し得る接触体と、この接触体の下側に突設され
た棒状体と、この棒状体を上下動可能に支持し、この棒
状体の移動長さに対応して電気信号を出力するセンサ部
と、上記棒状体および接触体を上下動させるための操作
用ハンドルとを備え、上記センサ部を摺動体の両側に進
退可能に設けられた支持部材の先端部に取り付けらるこ
とができる。
【0014】また、上記軌陸式作業車は、道路を走行す
ることができる前後左右のタイヤ付車輪、道路走行時に
走行の邪魔にならない位置に上昇され、軌道走行時に下
降される前後左右の軌道走行用車輪、この軌陸走行用車
輪をレールに対して載線、退線させるための転車装置、
作業台を備え、上記後側左右のタイヤ付車輪がレールの
走行に用いられ、この後側左右のタイヤ付車輪が標準軌
と狭軌とに対応することができるように各一対配置さ
れ、前後の各左右の軌道走行用車輪が標準軌と狭軌とに
対応することができるように伸縮機構により間隔を調整
されるように構成されるのが好ましい。
【0015】上記のように構成された本発明によれば、
軌陸式作業車を所望の踏切で道路からレールに載せて走
行させ、所望の測定位置で支持台を昇降装置により上昇
させ、摺動体を弾性体により架線に追従し得るように接
触させ、高さ測定手段によりレールからの架線の高さを
測定し、偏位測定手段によりレール間の中心からの架線
の偏位を測定することができ、また、渡り線箇所におい
て、高低差測定手段により隣接する架線同士の高低差を
測定することができる。このように、軌陸式作業車に備
えた測定手段により架線の高さ・偏位を測定するように
しているので、正確な測定位置に迅速に移動し、しか
も、軌陸式作業車上で測定作業を行うことができる。ま
た、測定装置を軌陸式作業車に備えているので、直ちに
架線の修正作業に対応することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1ないし図10は
本発明の一実施形態による軌陸式作業車用架線高さ・偏
位測定装置を示し、図1は側面図、図2は平面図、図3
は背面図、図4は軌道走行用車輪部分の拡大背面図、図
5は要部の拡大側面図、図6は要部の拡大背面図、図7
は測定ユニット部分の要部の拡大側面図、図8は測定ユ
ニット部分の右半部の要部拡大平面図、図9は測定ユニ
ット部分の右半部の要部の拡大背面図、図10は図8の
A−A線に沿う断面図、図11は要部の動作説明図であ
る。
【0017】図1ないし図4に示すように、本発明の軌
陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置1は道路と標準
軌、若しくは狭軌のレール2a上、若しくは2b上を走
行し得る軌陸式作業車3に搭載されている。
【0018】まず、軌陸式作業車3について説明する
と、作業用台車11は前側左右の道路等を走行するため
のタイヤ付車輪12と、後側左右各一対の道路等の走行
と軌道の走行に兼用する駆動用のタイヤ付車輪13a、
13bと、前側左右と後側左右の軌道走行用車輪(鉄
輪)14と15を有し、車体床部16の下部には重心位
置に転車装置17を有している。軌道の走行に兼用され
た後側左右の各一対のタイヤ付車輪13a、13bは、
標準軌のレール2aの間隔と狭軌のレール2bの間隔と
に対応することができるように配置されている(図3、
図4参照)。
【0019】前側左右の軌道走行用車輪14と後側左右
の軌道走行用車輪15は、道路走行時には走行の邪魔に
ならない位置に上昇され、軌道走行時には下降され、し
かも、前後の各左右の軌道走行用車輪14、14と1
5、15は標準軌のレール2aの間隔と狭軌のレール2
bの間隔とに対応することができるように間隔が調整さ
れる。
【0020】前側の軌道走行用車輪14、14と後側の
軌道走行用車輪15、15を昇降させ、また、移動させ
る装置の基本的構成は同様であるので、同じ部分には同
一符号を付して説明すると、図1、図4に示すように、
車体床部16の下側に前後方向に設けられた支持フレー
ム18に角筒状の案内軸20がその軸心を左右水平方向
に向けてブラケット(図示省略)により取り付けられ、
案内軸20に支持フレーム22の下部が角穴により案内
軸20に沿って左右方向に移動のみ可能に嵌合されてい
る。支持フレーム22の下端部には支持部24の上端部
が水平方向の軸25により上下方向に回動可能に連結さ
れている。支持部24に固定された車軸26には軌道走
行用車輪14(軌道走行用車輪15)が軸受装置27を
介して回転可能に支持されている。軌道走行用車輪14
(軌道走行用車輪15)はブレーキ(図示省略)を内蔵
している。
【0021】支持フレーム22の上端部の突出部28間
に取り付けられた軸29には駆動手段である油圧シリン
ダ30の基部が回動可能に連結され、油圧シリンダ30
のピストンロッド31の先端部が支持部24に取り付け
られた軸32に回動可能に連結されている。そして、油
圧シリンダ30のピストンロッド31が縮められること
により、支持部24および軌道走行用車輪14(軌道走
行用車輪15)が道路走行の邪魔にならない上昇位置に
回動され(図1の実線参照)、これとは逆に、油圧シリ
ンダ30のピストンロッド31が伸ばされることによ
り、支持部24および軌道走行用車輪14(軌道走行用
車輪15)が軌道走行のための下降位置に回動されるよ
うになっている(図1の鎖線、図4参照)。
【0022】案内軸20上には支持フレーム22の両外
側でインサイドストッパ33とアウトサイドストッパ3
4が取り付けられ、支持フレーム22、支持部24およ
び軌道走行用車輪14(軌道走行用車輪15)等がイン
サイドストッパ33とアウトサイドストッパ34との間
で案内軸20に沿って作業用台車11の左右方向に移動
されるようになっている。そして、支持フレーム22が
インサイドストッパ33により内方への移動を規制され
た状態で軌道走行用車輪14、14(軌道走行用車輪1
5、15)の間隔が狭軌のレール2bの間隔に対応さ
れ、支持フレーム22がアウトサイドストッパ34によ
り外方への移動が規制された状態で軌道走行用車輪1
4、14(軌道走行用車輪15、15)の間隔が標準軌
のレール2aの間隔に対応されるようになっている(図
3、図4参照)。
【0023】各支持部24の内側にはブラケット35が
取り付けられ、両ブラケット35に駆動手段である油圧
シリンダ36の両側に突出するピストンロッド37の先
端部が取り付けられている。そして、油圧シリンダ36
のピストンロッド37が縮められることにより、上記の
ように支持フレーム22、支持部24および軌道走行用
車輪14(軌道走行用車輪15)等が内方へ移動され、
インサイドストッパ33により位置規制されて軌道走行
車輪14、14(軌道走行用車輪15、15)の間隔が
狭軌のレール2bの間隔に対応され、これとは逆に、油
圧シリンダ36のピストンロッド37が伸ばされること
により、上記のように支持フレーム22、支持部24お
よび軌道走行用車輪14(軌道走行用車輪15)等が外
方へ移動され、アウトサイドストッパ34により位置規
制されて軌道走行用車輪14、14(軌道走行用車輪1
5、15)の間隔が標準軌のレール2aの間隔に対応さ
れるようになっている。
【0024】案内軸20における支持フレーム22の外
方突出部およびアウトサイドストッパ34は、支持フレ
ーム22に取り付けられたカバー38により被覆されて
いる。
【0025】転車装置17は、図1に示すように、転車
台39が油圧等の伸縮機構40により走行の邪魔になら
ない位置に上昇され、若しくは下降される。
【0026】作業用台車11の車体床部16上には、そ
の一例として、パンタグラフ回りの諸作業に用いる昇降
式作業装置41が取り付けられている。昇降式作業装置
41の概略について説明すると、図1ないし図3に示す
ように、基板42の長手方向の両側に所望間隔で複数箇
所(3箇所)にガセット43の下端が固定され、ガセッ
ト43の上端間に梁部材44が連結されて鋼製枠からな
る基台45が構成されている。この基台45上にシザー
ズ方式で油圧により駆動される伸縮機構46を介して支
持台47が取り付けられている。支持台47上には作業
台48が垂直方向の軸を中心として旋回可能に支持され
ている。そして、伸縮機構46の作動により作業台48
が垂直方向で昇降され、また、作業台48が図示せぬ駆
動手段により旋回されるようになっている。
【0027】次に、測定装置1について説明すると、図
1ないし図10に示すように、一対の摺動体50は本体
51の上面中央部に長手方向に沿って架線4に対して摺
動し得る摺板52が固定され、電車のパンタグラフにお
ける摺動体と同様の形状に形成され、両側端部51aの
上面が下方へ向かって湾曲されている。一対の摺動体5
0は平行状態に配置され、両端部間が支持フレーム53
により連結されている。各支持フレーム53における摺
動体50間の一対の下方突出部間に支持板54の両側部
が連結され、支持板54の中間部に側板55の上端部が
連結されている。両側の側板55の下端部間には底板5
6が連結されている。底板56の両側端部には案内軸5
7が下垂されて取り付けられている。両案内軸57は枠
状の支持台58に上下動可能に支持され、両案内軸57
の下端部間には支持台58の内側で補助板60が固定さ
れて抜け止めされるようになっている。
【0028】底板56上には高さ測定用のセンサ部とし
てポテンショメータ61が取り付けられている。このポ
テンショメータ61には線条としてワイヤ62が繰り出
し可能で巻き取られるように付勢され、繰り出されたワ
イヤ62の先端が基台45の梁部材44の後方に突設さ
れた腕部材63に連結されている。そして、ポテンショ
メータ61はワイヤ62の移動長さに対応して電気信号
を出力することができる。
【0029】一対の摺動体50の中央部間には支持板6
4が取り付けられている。支持板64には偏位測定用と
して、摺動体50に沿うように所望間隔、例えば、20
mm間隔ごとに架線4に対する投光用のファイバセンサ
65と受光用のファイバセンサ66とが多数組取り付け
られている。各組の投光用のファイバセンサ65と受光
用のファイバセンサ66は、投光用のファイバセンサ6
5から出射される光が摺動体50の摺接している架線4
に摺動体50間の中心線上で当たり、架線4による反射
光を受光用のファイバセンサ66に導くことができるよ
うに傾斜状態に配置されている(図10参照)。
【0030】各支持フレーム53における各摺動体50
寄り位置の外側面には軸支部67が固定され、各軸支部
67に対応して各摺動体50の中間部寄り位置の内側に
軸支部68が固定されている。各列の軸支部67、68
には支持軸69が水平方向に摺動可能に支持されてい
る。両側の各一対の支持軸69の先端部間には保持板7
0の上端部が固定されている。各保持板70の内側には
高低差測定用のセンサ部としてポテンショメータ71が
取り付けられている。このポテンショメータ71は垂直
方向で上下動可能に支持された可動軸72の移動量に対
応して電気信号を出力することができる。可動軸72の
上方突出端部には架線4との接触体73が取り付けられ
ている。可動軸72の上方突出部には操作用ハンドル7
4の基部が取り付けられ、操作用ハンドル74の操作に
より可動軸72および接触体73が上下動されるように
なっている。各一方の支持軸69の内方の基端部にはス
トッパ75が取り付けられ、各他方の支持軸69の内方
の基端部にはストッパ兼用の操作用ハンドル76の基部
が取り付けられている。そして、操作用ハンドル76の
操作により支持軸69を軸支部67、68に対して摺動
させることができ、これに伴い、ポテンショメータ7
1、接触体73等を水平方向で摺動体50の外側方へ突
出するように前進させ、若しくは摺動体50間に納める
ように後退させることができる。
【0031】底板56の中間部上には高さ・偏位測定回
路ユニット77が取り付けられ、高さ・偏位測定回路ユ
ニット77には投光用と受光用のファイバセンサ65と
66の制御回路、ポテンショメータ61、71の制御回
路、ポテンショメータ61、受光用ファイバセンサ6
6、ポテンショメータ71からの出力をもとに架線4の
高さ・偏位を演算する演算回路等が納められている。底
板56上には高さ・偏位測定回路ユニット77の側方に
おいて液晶ディスプレイ78が取り付けられ、高さ・偏
位測定回路ユニット77からの出力をもとに架線4の高
さおよび偏位をディジタル表示することができる。
【0032】支持台58の中間部の支持梁79上に取り
付けられた支持部材80には巻胴81が回転可能に軸支
され、巻胴81に板状のばね82が繰り出し可能に巻き
取られ、ばね82の先端部が補助板60に連結されてい
る。そして、ばね82の巻き取り力により補助板60、
案内軸57および案内軸57の上端に取り付けられてい
る底板56に支持された摺動体50、ポテンショメータ
61、投光用と受光用のファイバセンサ65と66、ポ
テンショメータ71、接触体73、高さ・偏位回路ユニ
ット77、液晶ディスプレイ78等の測定ユニット83
が上方へ付勢されるようになっている(図11の実線参
照)。これとは逆に測定ユニット83、案内軸57、補
助板60がばね82の巻き取り力に抗して強制的に下降
されるようになっている(図2、図3、図5、図6およ
び図11の鎖線参照)。そして、測定ユニット83の下
降位置で、底板56と支持台58の上端部に取り付けら
れた離脱可能な係合部材84、85が係合されることに
より、ばね82が繰り出された状態に保持され、測定ユ
ニット83が下降位置に保持され、上昇が規制される。
【0033】上記軌陸式作業車3における支持台47の
後側中心部には筒状のケース86が取り付け部材87に
より垂直方向で固定状態に取り付けられている。ケース
86内には昇降用の油圧シリンダ88のチューブ89が
固定され、油圧シリンダ88のピストンロッド90がケ
ース86の上面によりシールされた状態で突出され、こ
のピストンロッド90の先端部に取り付け部材91によ
り支持台58の上端部が固定状態に取り付けられてい
る。そして、油圧シリンダ88のピストンロッド90を
伸ばすことにより、支持台58、測定ユニット83等の
測定装置1の全体が上昇され、油圧シリンダ88のピス
トンロッド90を縮めることにより、支持台58、測定
ユニット83等の測定装置1の全体が下降されるように
なっている。
【0034】このように測定装置1が軌陸式作業車3に
搭載された状態で、上記のように油圧シリンダ88のピ
ストンロッド90を伸ばすことにより、測定装置1の全
体を上昇させることができ、更に、係合部材84、85
を離脱させることにより、ばね82の巻き取り力により
測定ユニット83を上昇させ、摺動体50の摺板52を
架線4に接触させることができる。そして、軌陸式作業
車3のレール2a、若しくは2b上での低速走行に伴
い、架線4の高さの変化に対応して摺動体50をばね8
2により接触した状態に維持するように追従させること
ができる。このとき、摺動体50が架線4を押し上げな
いような状態で架線4の高さの変化に対応して追従し得
るように設定されている。また、上記のように操作用ハ
ンドル76の操作により支持軸69を軸支部67、68
に対して摺動させ、ポテンショメータ71、接触体73
等を摺動体50の外側方へ突出させる際、ストッパ75
およびストッパ兼用の操作ハンドル76の基部が軸支部
68に当接し、支持軸69等の移動が規制された状態
で、ポテンショメータ71、接触体73の中心部がレー
ル2a間、若しくはレール2b間の中心より900m
m、すなわち、渡り線箇所における分岐側の架線4の直
下に位置し得るように設定されている。
【0035】なお、伸縮機構46、油圧シリンダ88の
動作については作業台48上で制御することができるよ
うに設定するのが好ましい。
【0036】以上の構成について、以下、その動作と共
に更に詳細に説明する。タイヤ付車輪13a、13bの
駆動により道路上を走行して作業現場に近い踏切りに進
入し、転車装置17がレール2a間、若しくはレール2
b間の中央部になった位置で停止する。その後、転車装
置17の駆動により軌陸式作業車3等を上昇させ、人力
によりほぼ90度回転させ、あらかじめ、標準軌、若し
くは狭軌の間隔に対応させてある前後左右の軌道走行用
車輪14、若しくは15がレール2a、若しくは2b位
置に一致すると、油圧シリンダ30のピストンロッド3
1を伸ばすことにより、軌道走行用車輪14、15を下
降させて軌道走行用車輪14、若しくは15をレール2
a、若しくは2bに載せるとともに、後側左右の内外の
タイヤ付車輪13a、若しくは13bをレール2a、若
しくは2bに載せる。この状態で後側左右のタイヤ付車
輪13a、13bを駆動させることにより、軌陸式作業
車3をこれに搭載されている測定装置1と共に所望の測
定現場まで走行して停止する。
【0037】そして、まず、伸縮機構46を作動させて
図1、図3に鎖線で示すように、支持台47、作業台4
8を上昇させ、必要に応じて作業台48を旋回させる。
次に、係合部材84、85を離脱させ、ばね82の巻き
取り力により図11に実線で示すように、補助板60、
案内軸57、測定ユニット83を上昇させる。次に、油
圧シリンダ88のピストンロッド90を伸ばし、図1、
図3に鎖線で示すように、測定装置1の全体を所望の高
さに上昇させ、摺動体50の摺板52を架線4にこの架
線4を押し上げないように接触させる。次に、後側左右
のタイヤ付車輪13a、13bを低速駆動させることに
より、軌陸式作業車3をこれに搭載されている測定装置
1と共にレール2a、若しくは2bに沿って低速で走行
させ、この間、架線4の高さおよび偏位を測定する。
【0038】すなわち、架線4に摺動体50がばね82
により追従することにより、摺動体50の高さが変化
し、ポテンショメータ61が摺動体50と一体的に昇降
する。これに伴い、先端が定位置の腕部材63に連結さ
れているワイヤ62がポテンショメータ61に対して繰
り出され、若しくは巻き取られる。このワイヤ62の移
動量をポテンショメータ61により電気信号に変えて高
さ・偏位測定回路ユニット77に送出する。高さ・偏位
測定回路ユニット77の演算回路は、レール2a、若し
くは2bから腕部材63までの高さデータが既知であ
り、ポテンショメータ61から摺動体50の摺板52の
上面までの高さデータが既知であるので、これらの既知
の高さデータに対し、ポテンショメータ61から送出さ
れる電気信号、すなわち、腕部材63からポテンショメ
ータ61までの高さデータを加算することにより、架線
4の高さを連続的に測定することができ、この測定結果
を液晶ディスプレイ78にディジタル表示することがで
きる。
【0039】一方、投光用ファイバセンサ65から投光
し、架線4からの反射光を受光用ファイバセンサ66に
より受光し、そのデータを高さ・偏位測定回路ユニット
77の演算回路に送出し、架線4の位置を演算する。上
記のように投光用ファイバセンサ65と受光用ファイバ
センサ66は、例えば、20mm間隔で多数配列してお
り、架線4は平面において斜め方向にジグザグ状に配置
されているため、投光用ファイバセンサ65と受光用フ
ァイバセンサ66が架線4の存在しない位置関係となる
場合もあるが、上記のように軌陸式作業車3および測定
装置1の全体が低速度で走行することにより、投光用フ
ァイバセンサ65と受光用ファイバセンサ66が直ちに
架線4位置に対応するので、直前の投光用ファイバセン
サ65と受光用ファイバセンサ66により測定したデー
タをホールドすることにより、架線4の延長方向の位置
を測定し、この測定結果を液晶ディスプレイ78に表示
し、架線4の偏位の有無を調べることができる。
【0040】そして、これらの測定結果に基づき、作業
台48上で作業者が架線4の修正作業を行うことができ
る。なお、軌陸式作業車3を前進させながら、若しくは
後退させながら上記測定作業を行うことができるが、上
記偏位測定においては、前進時と後退時とで測定データ
が起点に対して逆向きに変化するため、高さ・偏位測定
回路ユニット77の演算回路で変換すればよい。
【0041】また、渡り線箇所においては、上記のよう
に測定ユニット83を上昇させた状態で、まず、上記の
ように操作用ハンドル76の操作により支持軸69を軸
支部67、68に対してストッパ75および操作用ハン
ドル76が軸支部68に当接するまで摺動させ、ポテン
ショメータ71、接触体73等を摺動体50の側方に突
出させる。次に、上記のように操作用ハンドル74の操
作により可動軸72および接触体73を上昇させる。こ
のとき、本線側のレール2a間、若しくはレール2b間
の中心に対して分岐線側の架線4が900mmの位置と
なっておれば、接触体73が架線4の下側に当接する。
当接しなければ、測定位置がずれているので、軌陸式作
業車3および測定装置1の全体をレール2a、若しくは
2bに沿って少し移動させることにより、接触体73を
架線4の下側に当接させることができる。そして、ポテ
ンショメータ71からこのときの可動軸72の移動量に
対応する電気信号を高さ・偏位測定回路ユニット77の
演算回路に送出する。演算回路において本線側の架線4
の高さについては上記のようにして測定することができ
るので、これらのデータをもとに本線側の架線4と分岐
線側の架線4との高低差を演算し、この高低差の測定結
果を液晶ディスプレイ78に表示することができる。こ
の測定結果に基づき、作業台48上で作業者が架線4の
修正作業を行うことができる。
【0042】作業終了後、操作用ハンドル74の操作に
より可動軸72および接触体73を下降させ、操作用ハ
ンドル76の操作により支持軸69を軸支部67、68
に対して摺動させてポテンショメータ71、接触体73
等を摺動体50間に収納するように後退させる。次に、
補助板60、案内軸57、測定ユニット83をばね82
の巻き取り力に抗して下降させ、係合部材84、85を
係合して下降位置に保持する。次に、油圧シリンダ88
のピストンロッド90を縮めて測定装置1の全体を下降
させる。次に、伸縮機構46を作動させて図2、図3に
実線で示すように、支持台47、作業台48を下降させ
る。次に、上記と同様に、軌陸式作業車3等を作業現場
に近い踏切りまで走行させ、転車装置17の駆動により
軌陸式作業車3等を支えた状態で油圧シリンダ30のピ
ストンロッド31を縮めることにより、軌道走行式車輪
14、15を上昇させ、軌陸式作業車3等をほぼ90度
回転させる。続いて、転車装置17の駆動により軌陸式
作業車3等を下降させて前後左右のタイヤ付車輪12、
13、13bを着地させることにより、道路上を走行さ
せることができる。
【0043】なお、上記実施形態においては、油圧シリ
ンダ88のケース86を軌陸式作業車3における支持台
47の後側中心部に取り付けているが、このほか、例え
ば、基台45の梁部材44の後側中心部に取り付けても
よい。このほか、本発明は、その基本的技術思想を逸脱
しない範囲で種々設計変更することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軌
陸式作業車を所望の踏切で道路からレールに載せて走行
させ、所望の測定位置で支持台を昇降装置により上昇さ
せ、摺動体を弾性体により架線に追従し得るように接触
させ、高さ測定手段によりレールからの架線の高さを測
定し、偏位測定手段によりレール間の中心からの架線の
偏位を測定することができ、また、渡り線箇所におい
て、高低差測定手段により隣接する架線同士の高低差を
測定することができる。このように、軌陸式作業車に備
えた測定手段により架線の高さ・偏位を測定するように
しているので、正確な測定位置に迅速に移動し、しか
も、軌陸式作業車上で測定作業を行うことができる。し
たがって、架線の高さおよび偏位の測定作業を確実に、
かつ効率的に、しかも、安全に行うことができる。ま
た、軌陸式作業車に測定装置を備えているので、直ちに
架線の修正作業に対応することができる。したがって、
架線の修正作業を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による軌陸式作業車用架
線高さ・偏位測定装置を示す側面図である。
【図2】同架線高さ・偏位測定装置を示す平面図であ
る。
【図3】同架線高さ・偏位測定装置を示す背面図であ
る。
【図4】同架線高さ・偏位測定装置を搭載した軌陸式作
業車における軌道走行用車輪部分を示す拡大背面図であ
る。
【図5】同架線高さ・偏位測定装置を示す要部の拡大側
面図である。
【図6】同架線高さ・偏位測定装置を示す要部の拡大背
面図である。
【図7】同架線高さ・偏位測定装置における測定ユニッ
ト部分の要部を示す拡大側面図である。
【図8】同架線高さ・偏位測定装置における測定ユニッ
ト部分の右半部の要部を示す拡大平面図である。
【図9】同架線高さ・偏位測定装置における測定ユニッ
ト部分の右半部の要部を示す拡大背面図である。
【図10】同架線高さ・偏位測定装置を示し、図8のA
−A線に沿う断面図である。
【図11】同架線高さ・偏位測定装置を示す要部の動作
説明図である。
【符号の説明】
1 軌陸式作業車用架線高さ・偏位測定装置 2 レール 3 軌陸式作業車 4 架線 11 作業用台車 12 タイヤ付車輪 13 タイヤ付車輪 14 軌道走行用車輪 15 軌道走行用車輪 17 転写装置 41 昇降式作業装置 45 基台 46 伸縮機構 47 支持台 48 作業台 50 摺動台 58 支持台 61 ポテンショメータ 62 ワイヤ(線条) 65 投光用ファイバセンサ 66 受光用ファイバセンサ 71 ポテンショメータ 72 可動軸 73 接触体 74 操作用ハンドル 77 高さ・偏位測定回路ユニット 78 液晶ディスプレイ 82 ばね 83 測定ユニット 88 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−38611(JP,A) 特開 平8−334322(JP,A) 特開 平6−281417(JP,A) 実開 昭55−92531(JP,U) 特公 昭31−5931(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 5/00 - 5/30 B60F 1/04 G01B 11/00 G01B 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架線に接触した状態で摺動し得る摺動体
    と、この摺動体を昇降可能に支持する支持台と、上記摺
    動体が上記架線に接触している状態で上記架線の高さを
    測定するための高さ測定手段と、レール間の中心からの
    上記架線の偏位を測定する偏位測定手段と、上記摺動体
    に対して進退可能に設けられ、渡り線箇所における側方
    のレール側の架線と上記高さ測定手段により測定する架
    線との高低差を測定する高低差測定手段と、上記支持台
    を道路の走行と軌道の走行が可能な軌陸式作業車に対し
    て昇降させる昇降装置と、上記摺動体を上記支持台の上
    方へ付勢し、上記架線の下側に当接した状態で上記架線
    に対して追従させる弾性体とを備えた軌陸式作業車用架
    線高さ・偏位測定装置。
  2. 【請求項2】 高さ測定手段、偏位測定手段、高低差測
    定手段による測定値に基づき架線の高さ、架線の偏位、
    渡り線箇所における架線の高低差を演算する演算手段
    と、この演算手段による演算結果を表示する表示手段と
    を備えた請求項1記載の軌陸式作業車用架線高さ・偏位
    測定装置。
  3. 【請求項3】 高さ測定手段が、軌陸式作業車の固定位
    置に一端を連結した線条と、摺動体と一体的に昇降さ
    れ、上記線条を繰り出し可能で常時巻き取る方向に付勢
    し、上記線条の移動長さに対応して電気信号を出力する
    センサ部とを備えた請求項1または2記載の軌陸式作業
    車用架線高さ・偏位測定装置。
  4. 【請求項4】 偏位測定手段が、摺動体に沿うように所
    望間隔ごとに列設された架線に対する多数組の投光手段
    および受光手段を備え、上記受光手段による受光量の変
    化により架線の有無を検出するように構成された請求項
    1ないし3のいずれかに記載の軌陸式作業車用架線高さ
    ・偏位測定装置。
  5. 【請求項5】 高低差測定手段が、側方のレール側の架
    線の下側に接触し得る接触体と、この接触体の下側に突
    設された棒状体と、この棒状体を上下動可能に支持し、
    この棒状体の移動長さに対応して電気信号を出力するセ
    ンサ部と、上記棒状体および接触体を上下動させるため
    の操作用ハンドルとを備え、上記センサ部が摺動体の両
    側に進退可能に設けられた支持部材の先端部に取り付け
    られた請求項1ないし4のいずれかに記載の軌陸式作業
    車用架線高さ・偏位測定装置。
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