JPH07315765A - 物品取出し装置 - Google Patents
物品取出し装置Info
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- JPH07315765A JPH07315765A JP9041694A JP9041694A JPH07315765A JP H07315765 A JPH07315765 A JP H07315765A JP 9041694 A JP9041694 A JP 9041694A JP 9041694 A JP9041694 A JP 9041694A JP H07315765 A JPH07315765 A JP H07315765A
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- Japan
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- article
- vehicle
- swivel
- crane
- hoisting
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- Pending
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】例えば中古車のオークション会場等で1人の作
業者で車を自由にピックアップして容易に取り出すこと
ができるようにする。 【構成】多数配列された車2の列に沿って走行する走行
クレーン1に設けられた横行巻上げ装置5により巻き上
げ巻き下しされる車把持装置7を備え、この車把持装置
7の本体フレーム8に、車幅方向左右に互いに接近離間
するように移動する2つのキャリッジ9を設け、各キャ
リッジ9の前後位置から先端に車を左右から支持可能な
旋回爪13を有する吊上げアーム11,12をそれぞれ
垂設し、一方の吊上げアーム11を車長さ方向に沿って
前後に揺動可能に構成し、キャリッジ9に移動により左
右の旋回爪13による車幅間隔を調整できるようにし、
吊上げアーム11の揺動により前後の旋回爪13による
タイヤ間隔を調整できるようにする。
業者で車を自由にピックアップして容易に取り出すこと
ができるようにする。 【構成】多数配列された車2の列に沿って走行する走行
クレーン1に設けられた横行巻上げ装置5により巻き上
げ巻き下しされる車把持装置7を備え、この車把持装置
7の本体フレーム8に、車幅方向左右に互いに接近離間
するように移動する2つのキャリッジ9を設け、各キャ
リッジ9の前後位置から先端に車を左右から支持可能な
旋回爪13を有する吊上げアーム11,12をそれぞれ
垂設し、一方の吊上げアーム11を車長さ方向に沿って
前後に揺動可能に構成し、キャリッジ9に移動により左
右の旋回爪13による車幅間隔を調整できるようにし、
吊上げアーム11の揺動により前後の旋回爪13による
タイヤ間隔を調整できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば中古車のオークシ
ョン会場などにおいて、縦横に並んだ車のうち、せり落
した車をピッキングして迅速に取り出すことができる車
ピッキング装置などに適用できる物品取出し装置に関す
る。
ョン会場などにおいて、縦横に並んだ車のうち、せり落
した車をピッキングして迅速に取り出すことができる車
ピッキング装置などに適用できる物品取出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、中古車のオークション会場などで
は、図15に示すように、縦横に車を並べて展示してい
る場合、取り出したい車の前方または後方に位置する車
を一時別の場所に移動させる必要があった。例えば図1
4においての車を取り出した場合、〜の車を順次
前方に移動させた後、の車を前方へ搬出するか、また
は,の車をバック走行で順次後方に移動させた後、
の車を後方へ搬出するかの2通りの手順で行ってい
た。
は、図15に示すように、縦横に車を並べて展示してい
る場合、取り出したい車の前方または後方に位置する車
を一時別の場所に移動させる必要があった。例えば図1
4においての車を取り出した場合、〜の車を順次
前方に移動させた後、の車を前方へ搬出するか、また
は,の車をバック走行で順次後方に移動させた後、
の車を後方へ搬出するかの2通りの手順で行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の手
順では、取り出したい車を前方または後方の別の場所に
一時的に移動させる必要があり、更に車を取り出した
後、退避させていた車を元の位置に戻す作業が生じてい
た。このため、車の取出しに時間がかかるともに作業者
も多数必要としていた。更に車を移動させるとき、隣り
の車との接触トラブルが発生したり、車の移動、戻り作
業が錯綜し危険でもあった。
順では、取り出したい車を前方または後方の別の場所に
一時的に移動させる必要があり、更に車を取り出した
後、退避させていた車を元の位置に戻す作業が生じてい
た。このため、車の取出しに時間がかかるともに作業者
も多数必要としていた。更に車を移動させるとき、隣り
の車との接触トラブルが発生したり、車の移動、戻り作
業が錯綜し危険でもあった。
【0004】本発明はかかる問題を解決するもので、1
人の作業者による迅速な取り出しが可能な自動車などの
物品取出し装置を提供することを目的とする。
人の作業者による迅速な取り出しが可能な自動車などの
物品取出し装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の物品取出し装置は、配列された物品列に沿
って走行可能でかつ上部に巻上げ装置を有する門型のク
レーン装置と、前記巻上げ装置により巻き上げ巻き下し
される物品把持装置を備え、前記物品把持装置は、水平
方向で旋回可能でかつ物品を物品幅方向両側から支持可
能な少なくとも2対の旋回爪と、前記旋回爪の物品幅方
向の間隔を調整する手段と、前記旋回爪の物品長さ方向
の間隔を調整する手段とを有する構成にしたものであ
る。
に、本発明の物品取出し装置は、配列された物品列に沿
って走行可能でかつ上部に巻上げ装置を有する門型のク
レーン装置と、前記巻上げ装置により巻き上げ巻き下し
される物品把持装置を備え、前記物品把持装置は、水平
方向で旋回可能でかつ物品を物品幅方向両側から支持可
能な少なくとも2対の旋回爪と、前記旋回爪の物品幅方
向の間隔を調整する手段と、前記旋回爪の物品長さ方向
の間隔を調整する手段とを有する構成にしたものであ
る。
【0006】また、本発明の物品取出し装置は、複数列
配列された物品列に沿って走行可能でかつ物品列を跨い
だ両側クレーン脚部の中間の少なくとも1箇所に補助脚
部を有する門型のクレーン装置と、前記クレーン装置の
上部にクレーン装置の走行方向と交直する方向に設けら
れた横行用レール上を走行可能な横行巻上げ装置と、前
記横行巻上げ装置により巻上げ巻下しされる物品把持装
置とを備え、前記物品把持装置は、水平方向で旋回可能
でかつ物品を物品幅方向両側から支持可能な少なくとも
2対の旋回爪と、前記旋回爪の物品幅方向の間隔を調整
する手段と、前記旋回爪の物品長さ方向の間隔を調整す
る手段とを有する構成にしたものである。
配列された物品列に沿って走行可能でかつ物品列を跨い
だ両側クレーン脚部の中間の少なくとも1箇所に補助脚
部を有する門型のクレーン装置と、前記クレーン装置の
上部にクレーン装置の走行方向と交直する方向に設けら
れた横行用レール上を走行可能な横行巻上げ装置と、前
記横行巻上げ装置により巻上げ巻下しされる物品把持装
置とを備え、前記物品把持装置は、水平方向で旋回可能
でかつ物品を物品幅方向両側から支持可能な少なくとも
2対の旋回爪と、前記旋回爪の物品幅方向の間隔を調整
する手段と、前記旋回爪の物品長さ方向の間隔を調整す
る手段とを有する構成にしたものである。
【0007】また旋回爪の物品幅方向の間隔を調整する
手段は、物品の把持装置の本体フレームに左右2つのキ
ャリッジを物品幅方向に互いに接近離間可能に設け、各
キャリッジの物品長さ方向の前後位置から、下端に旋回
爪を設けた吊上げアームをそれぞれ少なくとも2本づつ
懸垂して設けたものであり、さらに旋回爪の物品長さ方
向の間隔を調整する手段は、各キャリッジから垂設され
た吊上げアームのうちの端部の吊上げアームに揺動歯車
を固定し、この揺動歯車の円弧状歯部に噛合するラック
を設け、このラックを上下動させることにより前記揺動
歯車を介して前記吊上げアームを支点を中心に物品長さ
方向に揺動させるように構成したものである。
手段は、物品の把持装置の本体フレームに左右2つのキ
ャリッジを物品幅方向に互いに接近離間可能に設け、各
キャリッジの物品長さ方向の前後位置から、下端に旋回
爪を設けた吊上げアームをそれぞれ少なくとも2本づつ
懸垂して設けたものであり、さらに旋回爪の物品長さ方
向の間隔を調整する手段は、各キャリッジから垂設され
た吊上げアームのうちの端部の吊上げアームに揺動歯車
を固定し、この揺動歯車の円弧状歯部に噛合するラック
を設け、このラックを上下動させることにより前記揺動
歯車を介して前記吊上げアームを支点を中心に物品長さ
方向に揺動させるように構成したものである。
【0008】さらに、物品長さ方向前後の吊上げアーム
間に介装したシリンダ装置により旋回爪の物品長さ方向
の間隔を調整するようにしたものであり、さらには吊上
げアームを平行リンクで構成したものである。また、旋
回爪の上面を円弧状に構成したものである。
間に介装したシリンダ装置により旋回爪の物品長さ方向
の間隔を調整するようにしたものであり、さらには吊上
げアームを平行リンクで構成したものである。また、旋
回爪の上面を円弧状に構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成により、クレーン装置を取り出したい
物品の上方の位置にまでもっていき、クレーン装置の巻
上げ装置により物品把持装置を下降させて、旋回爪を物
品の幅方向両側に位置させ、旋回爪を物品を支持する位
置に旋回させ、その後物品把持装置を上昇させることに
より、取り出したい物品のみを迅速に搬出することがで
きる。
物品の上方の位置にまでもっていき、クレーン装置の巻
上げ装置により物品把持装置を下降させて、旋回爪を物
品の幅方向両側に位置させ、旋回爪を物品を支持する位
置に旋回させ、その後物品把持装置を上昇させることに
より、取り出したい物品のみを迅速に搬出することがで
きる。
【0010】また、物品列を跨いだ両側クレーン脚部の
中間の少なくとも1箇所に補助脚部を設けたことによ
り、脚部間の長さは補助脚部のない場合に比べて短かく
なり、脚部間に架け渡す主フレームの寸法も、それだけ
小さくできるため、軽量化が可能となるとともに、主フ
レームの撓みも少なくなり、主フレームに取り付けた横
行用レール上を走行する横行巻上げ装置の横行時の振れ
も少なくなり、滑らかな横行が可能となるので横行巻上
げ装置を使っての物品の側方への搬出は迅速に行える。
中間の少なくとも1箇所に補助脚部を設けたことによ
り、脚部間の長さは補助脚部のない場合に比べて短かく
なり、脚部間に架け渡す主フレームの寸法も、それだけ
小さくできるため、軽量化が可能となるとともに、主フ
レームの撓みも少なくなり、主フレームに取り付けた横
行用レール上を走行する横行巻上げ装置の横行時の振れ
も少なくなり、滑らかな横行が可能となるので横行巻上
げ装置を使っての物品の側方への搬出は迅速に行える。
【0011】このとき、物品把持装置の本体フレームに
設けた左右2つのキャリッジを物品幅方向の左右に互い
に接近離間させると、各キャリッジから垂設された吊上
げアームの先端に設けた旋回爪の物品幅方向の間隔、た
とえば、物品として自動車に適用した場合は車幅間隔を
調整することができ、またラックを上下動させることに
より揺動歯車を介して吊上げアームを物品長さ方向に揺
動させて吊上げアーム先端の旋回爪の物品長さ方向の間
隔、たとえば自動車に適用した場合はタイヤ間隔を調整
することができ、これにより車種により異なる車幅間隔
やタイヤ間隔に容易に適合させることができ、中古車の
オークション会場などには特に有効に適用できる。
設けた左右2つのキャリッジを物品幅方向の左右に互い
に接近離間させると、各キャリッジから垂設された吊上
げアームの先端に設けた旋回爪の物品幅方向の間隔、た
とえば、物品として自動車に適用した場合は車幅間隔を
調整することができ、またラックを上下動させることに
より揺動歯車を介して吊上げアームを物品長さ方向に揺
動させて吊上げアーム先端の旋回爪の物品長さ方向の間
隔、たとえば自動車に適用した場合はタイヤ間隔を調整
することができ、これにより車種により異なる車幅間隔
やタイヤ間隔に容易に適合させることができ、中古車の
オークション会場などには特に有効に適用できる。
【0012】また、物品長さ方向前後の吊上げアーム間
にシリンダ装置を介装して、旋回爪の物品長さ方向の間
隔を調整するようにすると、簡単な構成で、たとえば各
種自動車においてタイヤ間隔が相違していても、直ちに
これに対応することができる。このとき旋回爪の上面を
円弧状にしておけば、吊上げアームがどのような揺動位
置にあっても、安定よく車を吊上げることができる。さ
らに吊上げアームを平行リンクに構成すれば、旋回爪の
上面は平面でもよく、これにより安定した車の保持が可
能となる。
にシリンダ装置を介装して、旋回爪の物品長さ方向の間
隔を調整するようにすると、簡単な構成で、たとえば各
種自動車においてタイヤ間隔が相違していても、直ちに
これに対応することができる。このとき旋回爪の上面を
円弧状にしておけば、吊上げアームがどのような揺動位
置にあっても、安定よく車を吊上げることができる。さ
らに吊上げアームを平行リンクに構成すれば、旋回爪の
上面は平面でもよく、これにより安定した車の保持が可
能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例の物品取出し装置の
概略正面図、図2は同物品取出し装置の概略側面図であ
り、物品の一例として自動車を用い、これに適用した車
ピッキング装置を示している。この車ピッキング装置の
特徴は、取り出したい車を上方からピッキングして取り
出す方法を採用しており、図14に示すように、取り出
したい車を上方に′のように吊り上げ、取出し位置
に搬出する。
する。図1は本発明の第1の実施例の物品取出し装置の
概略正面図、図2は同物品取出し装置の概略側面図であ
り、物品の一例として自動車を用い、これに適用した車
ピッキング装置を示している。この車ピッキング装置の
特徴は、取り出したい車を上方からピッキングして取り
出す方法を採用しており、図14に示すように、取り出
したい車を上方に′のように吊り上げ、取出し位置
に搬出する。
【0014】図1、図2において、1は門型の走行クレ
ーンであり、図15のような、縦横に車2が複数列並べ
られている展示場などの両側に沿って敷設された走行用
レール3の間に跨って配設され、門型構造の脚部に設け
られた走行車輪4が走行用レール3に案内されて移動す
ることにより、クレーン長さ方向と直交する前後方向に
走行できる。5は走行クレーン1のクレーン長さ方向に
配設された横行用レール6上を左右方向に移動する横行
巻上げ装置であり、車2をピッキングするための車把持
装置7を巻き上げ巻き下し可能に懸垂している。車把持
装置7は把持装置本体フレーム8に搭載されてクレーン
長さ方向すなわち車幅方向Aで互いに接近離間する左右
方向に移動可能な左右2つのキャリッジ9と、それぞれ
のキャリッジ9のクレーン長さ方向に直交する方向すな
わち車長さ方向Bの前後位置からそれぞれ2本づつ垂設
され、かつそれぞれのキャリッジ9から垂設された前後
2本のうち、図2に示すように、例えば前輪側のもの
(11で示す)がキャリッジ9に車幅方向Aに平行な支
持ピン10を介して枢支されて車長さ方向Bに沿って揺
動可能であり、後輪側のもの(12で示す)がキャリッ
ジ9に固定されている吊上げアーム11,12と、それ
ぞれの吊上げアーム11,12の下端に車長さ方向Bに
沿う位置と車幅方向Aに沿う位置とに旋回して車2を下
方から支持可能な旋回爪13とを備えている。
ーンであり、図15のような、縦横に車2が複数列並べ
られている展示場などの両側に沿って敷設された走行用
レール3の間に跨って配設され、門型構造の脚部に設け
られた走行車輪4が走行用レール3に案内されて移動す
ることにより、クレーン長さ方向と直交する前後方向に
走行できる。5は走行クレーン1のクレーン長さ方向に
配設された横行用レール6上を左右方向に移動する横行
巻上げ装置であり、車2をピッキングするための車把持
装置7を巻き上げ巻き下し可能に懸垂している。車把持
装置7は把持装置本体フレーム8に搭載されてクレーン
長さ方向すなわち車幅方向Aで互いに接近離間する左右
方向に移動可能な左右2つのキャリッジ9と、それぞれ
のキャリッジ9のクレーン長さ方向に直交する方向すな
わち車長さ方向Bの前後位置からそれぞれ2本づつ垂設
され、かつそれぞれのキャリッジ9から垂設された前後
2本のうち、図2に示すように、例えば前輪側のもの
(11で示す)がキャリッジ9に車幅方向Aに平行な支
持ピン10を介して枢支されて車長さ方向Bに沿って揺
動可能であり、後輪側のもの(12で示す)がキャリッ
ジ9に固定されている吊上げアーム11,12と、それ
ぞれの吊上げアーム11,12の下端に車長さ方向Bに
沿う位置と車幅方向Aに沿う位置とに旋回して車2を下
方から支持可能な旋回爪13とを備えている。
【0015】この構成により、左右のキャリッジ9を把
持装置本体フレーム8上で車幅方向Aに接近離間させ、
キャリッジ9間の間隔を変更することにより、車種によ
り異なる車幅間隔を調整することができ、また、前輪側
の吊上げアーム11を支持ピン10を中心に前後に揺動
させ、前後2つの旋回爪13間の間隔を変更することに
より、車種により異なるタイヤ間隔に合うように調整す
ることができる。
持装置本体フレーム8上で車幅方向Aに接近離間させ、
キャリッジ9間の間隔を変更することにより、車種によ
り異なる車幅間隔を調整することができ、また、前輪側
の吊上げアーム11を支持ピン10を中心に前後に揺動
させ、前後2つの旋回爪13間の間隔を変更することに
より、車種により異なるタイヤ間隔に合うように調整す
ることができる。
【0016】図3〜図5は車把持装置7をさらに詳細に
説明するための側面図、平面図および一部切欠斜視図で
ある。図3〜図5において、キャリッジ9は車長さ方向
Bに長く構成され、各キャリッジ9の車長さ方向Bの前
後端からそれぞれ摺動板14が把持装置本体フレーム8
の上方に向って延設され、この摺動板14が把持装置本
体フレーム8に設けられた摺動板押えガイド15とガイ
ドブッシュ16の間で支持されることにより、キャリッ
ジ9は把持装置本体フレーム8に保持されるとともに車
幅方向Aに沿った左右方向に移動可能である。そして、
把持装置本体フレーム8と各キャリッジ9間にわたって
車幅間隔調整用ウォームジャッキ17が介装され、ウォ
ームジャッキ駆動モータ18が車幅間隔調整用ウォーム
ジャッキ17を伸縮動作させることにより、各キャリッ
ジ9を互に接近離間する左右方向に移動させることがで
きる。また、支持ピン10により揺動可能に支持された
前輪側の吊上げアーム11には、支持ピン10を中心に
回動しかつ先端に円弧状歯部19を有する揺動歯車20
が固定して設けられ、揺動歯車20の先端の円弧状歯部
19はキャリッジ9に上下動可能に設けられたラック2
1に噛み合っており、このラック21を上下動させるこ
とにより、揺動歯車20は支持ピン10を中心に回動
し、つれて吊上げアーム11も支持ピン10を中心に車
長さ方向Bに沿って揺動可能である。そして、各キャリ
ッジ9上にはタイヤ間隔調整用ウォームジャッキ22が
設けられ、このタイヤ間隔調整用ウォームジャッキ22
の可動側はラック21と接続ピン23で接続され、ウォ
ームジャッキ駆動モータ24がタイヤ間隔調整用ウォー
ムジャッキ22を伸縮動作させることにより、ラック2
1、揺動歯車20を介して吊上げアーム11を車長さ方
向Bに沿った前後方向に揺動させることができる。
説明するための側面図、平面図および一部切欠斜視図で
ある。図3〜図5において、キャリッジ9は車長さ方向
Bに長く構成され、各キャリッジ9の車長さ方向Bの前
後端からそれぞれ摺動板14が把持装置本体フレーム8
の上方に向って延設され、この摺動板14が把持装置本
体フレーム8に設けられた摺動板押えガイド15とガイ
ドブッシュ16の間で支持されることにより、キャリッ
ジ9は把持装置本体フレーム8に保持されるとともに車
幅方向Aに沿った左右方向に移動可能である。そして、
把持装置本体フレーム8と各キャリッジ9間にわたって
車幅間隔調整用ウォームジャッキ17が介装され、ウォ
ームジャッキ駆動モータ18が車幅間隔調整用ウォーム
ジャッキ17を伸縮動作させることにより、各キャリッ
ジ9を互に接近離間する左右方向に移動させることがで
きる。また、支持ピン10により揺動可能に支持された
前輪側の吊上げアーム11には、支持ピン10を中心に
回動しかつ先端に円弧状歯部19を有する揺動歯車20
が固定して設けられ、揺動歯車20の先端の円弧状歯部
19はキャリッジ9に上下動可能に設けられたラック2
1に噛み合っており、このラック21を上下動させるこ
とにより、揺動歯車20は支持ピン10を中心に回動
し、つれて吊上げアーム11も支持ピン10を中心に車
長さ方向Bに沿って揺動可能である。そして、各キャリ
ッジ9上にはタイヤ間隔調整用ウォームジャッキ22が
設けられ、このタイヤ間隔調整用ウォームジャッキ22
の可動側はラック21と接続ピン23で接続され、ウォ
ームジャッキ駆動モータ24がタイヤ間隔調整用ウォー
ムジャッキ22を伸縮動作させることにより、ラック2
1、揺動歯車20を介して吊上げアーム11を車長さ方
向Bに沿った前後方向に揺動させることができる。
【0017】次に上記構造の車ピッキング装置の動作に
ついて説明する。まず走行クレーン1を走行用レール3
に沿って移動させ、かつ横行巻上げ装置5を横行用レー
ル6に沿って移動させ、車把持装置7を取り出したい車
2の上方位置にもってくる。次にウォームジャッキ駆動
モータ18、車幅間隔調整用ウォームジャッキ17を用
いて、各キャリッジ9を接近離間する左右方向に移動さ
せて、左右のキャリッジ9の吊上げアーム11,12の
間隔を取り出したい車2に合わせ、さらにウォームジャ
ッキ駆動モータ24、タイヤ間隔調整用ウォームジャッ
キ22を用いて前輪側の吊上げアーム11を前後に揺動
させて、前後の吊上げアーム11と12の下端の間隔を
取り出したい車2のタイヤ間隔に合わせる。そして、吊
上げアーム11,12の旋回爪13を適宜の駆動モータ
で車長さ方向Bに沿う位置にしておき、横行巻上げ装置
5により車把持装置7を下降させる。吊上げアーム1
1,12の旋回爪13が車体より低くなった時点で車把
持装置7を停止させ、旋回爪13を旋回して車体底面の
下側に回動させ、その後に車把持装置7を上昇させて車
2をピッキングし、図1に示す取出し位置25に搬出す
る。このとき、旋回爪13は、図6に示すように、上面
を円弧状に形成し、さらにその上にゴム等の緩衝材26
を被覆しておけば、取出し操作で車を傷つけることはな
いとともに、吊上げアーム11を揺動させたときでも、
固定側の吊上げアーム12とによる支持レベルはほとん
ど変わらないようにすることができ、安定した支持動作
を期待できる。
ついて説明する。まず走行クレーン1を走行用レール3
に沿って移動させ、かつ横行巻上げ装置5を横行用レー
ル6に沿って移動させ、車把持装置7を取り出したい車
2の上方位置にもってくる。次にウォームジャッキ駆動
モータ18、車幅間隔調整用ウォームジャッキ17を用
いて、各キャリッジ9を接近離間する左右方向に移動さ
せて、左右のキャリッジ9の吊上げアーム11,12の
間隔を取り出したい車2に合わせ、さらにウォームジャ
ッキ駆動モータ24、タイヤ間隔調整用ウォームジャッ
キ22を用いて前輪側の吊上げアーム11を前後に揺動
させて、前後の吊上げアーム11と12の下端の間隔を
取り出したい車2のタイヤ間隔に合わせる。そして、吊
上げアーム11,12の旋回爪13を適宜の駆動モータ
で車長さ方向Bに沿う位置にしておき、横行巻上げ装置
5により車把持装置7を下降させる。吊上げアーム1
1,12の旋回爪13が車体より低くなった時点で車把
持装置7を停止させ、旋回爪13を旋回して車体底面の
下側に回動させ、その後に車把持装置7を上昇させて車
2をピッキングし、図1に示す取出し位置25に搬出す
る。このとき、旋回爪13は、図6に示すように、上面
を円弧状に形成し、さらにその上にゴム等の緩衝材26
を被覆しておけば、取出し操作で車を傷つけることはな
いとともに、吊上げアーム11を揺動させたときでも、
固定側の吊上げアーム12とによる支持レベルはほとん
ど変わらないようにすることができ、安定した支持動作
を期待できる。
【0018】図7は本発明の第2の実施例の物品取出し
装置である車ピッキング装置における車把持装置を説明
するための側面図である。図7において、吊上げアーム
31,32は共に支持ピン33,34を介してキャリッ
ジ9に取り付けられており、この吊上げアーム31,3
2には例えば油圧シリンダ35が介装されていて、油圧
シリンダ35の伸縮動作により吊上げアーム31,32
の先端の旋回爪13はその前後間の間隔を変更可能であ
る。これにより簡単な構成により、タイヤ間隔を変える
ことができる。但し油圧シリンダには適宜のストッパー
が必要である。また油圧シリンダはターンバック等の伸
縮機構に代えることができる。
装置である車ピッキング装置における車把持装置を説明
するための側面図である。図7において、吊上げアーム
31,32は共に支持ピン33,34を介してキャリッ
ジ9に取り付けられており、この吊上げアーム31,3
2には例えば油圧シリンダ35が介装されていて、油圧
シリンダ35の伸縮動作により吊上げアーム31,32
の先端の旋回爪13はその前後間の間隔を変更可能であ
る。これにより簡単な構成により、タイヤ間隔を変える
ことができる。但し油圧シリンダには適宜のストッパー
が必要である。また油圧シリンダはターンバック等の伸
縮機構に代えることができる。
【0019】図8は本発明の第3の実施例の物品取出し
装置である車ピッキング装置における車把持装置を説明
するための側面図である。図8において、吊上げアーム
36,37はそれぞれ2本の平行リンクからなり、それ
ぞれの平行リンク吊上げアーム36,37は共に支持ピ
ン38,39を介してキャリッジ9に取り付けられてお
り、平行リンク吊上げアーム36,37の対向する側の
リンク同志には例えば油圧シリンダ40が介装されてい
て、油圧シリンダ40の伸縮動作により、平行リンク吊
上げアーム36,37の先端の旋回爪13はその前後間
の間隔を変更可能である。このとき、水平リンク機構に
より旋回爪13の姿勢を変えることなく、タイヤ間隔を
変えることができる。したがって、旋回爪13の上面は
平面でもよく、搬送時の車を安定にできる。但し油圧シ
リンダには適宜のストッパーが必要である。また油圧シ
リンダはターンバックル等の伸縮機構に代えることがで
きる。
装置である車ピッキング装置における車把持装置を説明
するための側面図である。図8において、吊上げアーム
36,37はそれぞれ2本の平行リンクからなり、それ
ぞれの平行リンク吊上げアーム36,37は共に支持ピ
ン38,39を介してキャリッジ9に取り付けられてお
り、平行リンク吊上げアーム36,37の対向する側の
リンク同志には例えば油圧シリンダ40が介装されてい
て、油圧シリンダ40の伸縮動作により、平行リンク吊
上げアーム36,37の先端の旋回爪13はその前後間
の間隔を変更可能である。このとき、水平リンク機構に
より旋回爪13の姿勢を変えることなく、タイヤ間隔を
変えることができる。したがって、旋回爪13の上面は
平面でもよく、搬送時の車を安定にできる。但し油圧シ
リンダには適宜のストッパーが必要である。また油圧シ
リンダはターンバックル等の伸縮機構に代えることがで
きる。
【0020】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。図9は本発明の第4の実施例の物品取出し装置であ
る車ピッキング装置の概略正面図、図10は同車ピッキ
ング装置の概略側面図、図11は同車ピッキング装置の
概略斜視図である。第4の実施例における車ピッキング
装置の特徴は、第1の実施例の走行クレーンとは異な
り、縦一列の車列にだけ跨って走行可能な走行台車クレ
ーンで構成されている点である。
る。図9は本発明の第4の実施例の物品取出し装置であ
る車ピッキング装置の概略正面図、図10は同車ピッキ
ング装置の概略側面図、図11は同車ピッキング装置の
概略斜視図である。第4の実施例における車ピッキング
装置の特徴は、第1の実施例の走行クレーンとは異な
り、縦一列の車列にだけ跨って走行可能な走行台車クレ
ーンで構成されている点である。
【0021】図9〜図11において、41は門型の走行
台車クレーンであり、縦横に車2が複数列並べられてい
る展示場において、縦一列の車列にだけ跨って走行可能
で、その門型構造の脚部に設けられた走行車輪42は縦
一列の車列間に配設されたガイド溝43内を幅方向ガイ
ド輪44に案内されて走行できるようになっている。巻
上げ装置45は走行台車41の天井部に固定して設けら
れ、この巻上げ装置45に車把持装置7が巻き上げ巻き
下し可能に懸垂されている。この車把持装置7の構造は
第1の実施例と同じであるので、詳細な説明は省略す
る。さらに走行台車クレーン41はガイド溝43を離れ
ると、運転室46からの操縦により、自由な走行が可能
である。
台車クレーンであり、縦横に車2が複数列並べられてい
る展示場において、縦一列の車列にだけ跨って走行可能
で、その門型構造の脚部に設けられた走行車輪42は縦
一列の車列間に配設されたガイド溝43内を幅方向ガイ
ド輪44に案内されて走行できるようになっている。巻
上げ装置45は走行台車41の天井部に固定して設けら
れ、この巻上げ装置45に車把持装置7が巻き上げ巻き
下し可能に懸垂されている。この車把持装置7の構造は
第1の実施例と同じであるので、詳細な説明は省略す
る。さらに走行台車クレーン41はガイド溝43を離れ
ると、運転室46からの操縦により、自由な走行が可能
である。
【0022】この構成により、車を取り出すために、走
行台車クレーン41をすべての縦列に対して適応させる
ことができ、コンパクトな車ピッキング装置を得ること
ができる。また運転室46はピッキング動作の邪魔にな
らないように走行台車クレーン41の上部に設置するの
で、取り出したい車の確認が容易となり、素早い取出し
動作を期待できる。
行台車クレーン41をすべての縦列に対して適応させる
ことができ、コンパクトな車ピッキング装置を得ること
ができる。また運転室46はピッキング動作の邪魔にな
らないように走行台車クレーン41の上部に設置するの
で、取り出したい車の確認が容易となり、素早い取出し
動作を期待できる。
【0023】さらに、本発明の第5の実施例について説
明する。図12は本発明の第5の実施例の物品取出し装
置である車ピッキング装置の概略正面図、第13図は同
車ピッキング装置の概略斜視図である。第5の実施例に
おける車ピッキング装置の特徴は、第1の実施例の走行
クレーンとは異なり、さらに多数の車列が配列された一
群の車列群に跨って走行する長尺の走行クレーンにおい
て、両側のクレーン脚部の中間に補助脚部を設けて構成
されている点である。
明する。図12は本発明の第5の実施例の物品取出し装
置である車ピッキング装置の概略正面図、第13図は同
車ピッキング装置の概略斜視図である。第5の実施例に
おける車ピッキング装置の特徴は、第1の実施例の走行
クレーンとは異なり、さらに多数の車列が配列された一
群の車列群に跨って走行する長尺の走行クレーンにおい
て、両側のクレーン脚部の中間に補助脚部を設けて構成
されている点である。
【0024】図12、図13において、51は多数の車
列が配列された一群の車列群に跨って走行する長尺の走
行クレーンであり、その両側のクレーン脚部52間の中
間に補助脚部53が設けられており、この多数の車列群
の間に車列に沿った通路が形成されて、車取出し用通路
54に構成され、補助脚部53はこの車取出し用通路5
4の脇に沿って走行する構造になっている。このとき、
脚部間の長さは補助脚部54のない場合に比べて短かく
なり、脚部間に架け渡される主クレーム55の寸法も、
それだけ小さくできるため、軽量化が可能となる。しか
も、主フレーム55の撓みも少なくなり、主フレーム5
5に取り付けた横行用レール56上を走行する横行巻上
げ装置57の横行時の振れも少なくなり、滑らかな横行
が可能となる。横行巻上げ装置57に巻上げ巻下し自在
に懸垂された車把持装置58によりピッキングされた車
は車取出し用通路54に搬出され、展示場外に取り出さ
れる。ここで、車把持装置58は第1の実施例の車把持
装置と同じであるので、その詳細な説明は省略する。ま
た、この車把持装置58を、第2および第3の実施例で
説明した車把持装置により構成することもできる。59
は脚部間に架け渡された操作用デッキで、装置の保守点
検および監視用のためのものである。
列が配列された一群の車列群に跨って走行する長尺の走
行クレーンであり、その両側のクレーン脚部52間の中
間に補助脚部53が設けられており、この多数の車列群
の間に車列に沿った通路が形成されて、車取出し用通路
54に構成され、補助脚部53はこの車取出し用通路5
4の脇に沿って走行する構造になっている。このとき、
脚部間の長さは補助脚部54のない場合に比べて短かく
なり、脚部間に架け渡される主クレーム55の寸法も、
それだけ小さくできるため、軽量化が可能となる。しか
も、主フレーム55の撓みも少なくなり、主フレーム5
5に取り付けた横行用レール56上を走行する横行巻上
げ装置57の横行時の振れも少なくなり、滑らかな横行
が可能となる。横行巻上げ装置57に巻上げ巻下し自在
に懸垂された車把持装置58によりピッキングされた車
は車取出し用通路54に搬出され、展示場外に取り出さ
れる。ここで、車把持装置58は第1の実施例の車把持
装置と同じであるので、その詳細な説明は省略する。ま
た、この車把持装置58を、第2および第3の実施例で
説明した車把持装置により構成することもできる。59
は脚部間に架け渡された操作用デッキで、装置の保守点
検および監視用のためのものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縦横に多
数配列された物品のうち、取り出したい物品を1人の作
業者により迅速に取り出すことが可能であり、しかも他
の物品との接触トラブルも解消でき、安全な作業が実施
できる。
数配列された物品のうち、取り出したい物品を1人の作
業者により迅速に取り出すことが可能であり、しかも他
の物品との接触トラブルも解消でき、安全な作業が実施
できる。
【図1】本発明の第1の実施例の物品取出し装置を示す
概略正面図である。
概略正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の物品取出し装置を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の物品取出し装置におけ
る車把持装置の詳細を説明するための側面図である。
る車把持装置の詳細を説明するための側面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の物品取出し装置におけ
る車把持装置の詳細を説明するための平面図である。
る車把持装置の詳細を説明するための平面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の物品取出し装置におけ
る車把持装置の詳細を説明するための一部切欠斜視図で
ある。
る車把持装置の詳細を説明するための一部切欠斜視図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施例の物品取出し装置におけ
る旋回爪の断面図である。
る旋回爪の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の物品取出し装置におけ
る車把持装置を説明するための側面図である。
る車把持装置を説明するための側面図である。
【図8】本発明の第3の実施例の物品取出し装置におけ
る車把持装置を説明するための側面図である。
る車把持装置を説明するための側面図である。
【図9】本発明の第4の実施例の物品取出し装置を示す
概略正面図である。
概略正面図である。
【図10】本発明の第4の実施例の物品取出し装置を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図11】本発明の第4の実施例の物品取出し装置を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図12】本発明の第5の実施例の物品取出し装置を示す
概略正面図である。
概略正面図である。
【図13】本発明の第5の実施例の物品取出し装置を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図14】物品取出し装置による取出し方法を説明する図
である。
である。
【図15】物品の配列状態を説明する図である。
1 走行クレーン 2 車 5 横行巻上げ装置 7 車把持装置 8 把持装置本体フレーム 9 キャリッジ 11,12 吊上げアーム 13 旋回爪 14 摺動板 15 摺動板押えガイド 17 車幅間隔調整用ウォームジャッキ 18 ウォームジャッキ駆動モータ 20 揺動歯車 21 ラック 22 タイヤ間隔調整用ウォームジャッキ 24 ウォームジャッキ駆動モータ 31,32 吊上げアーム 36,37 平行リング吊上げアーム 41 走行台車クレーン 43 ガイド溝 45 巻上げ装置 51 走行クレーン 52 クレーン脚部 53 補助脚部 54 車取出し用通路 55 主フレーム 56 横行用レール 57 横行巻上げ装置
Claims (6)
- 【請求項1】 配列された物品列に沿って走行可能でか
つ上部に巻上げ装置を有する門型のクレーン装置と、前
記巻上げ装置により巻き上げ巻き下しされる物品把持装
置とを備え、前記物品把持装置は、水平方向で旋回可能
でかつ物品を物品幅方向両側から支持可能な少なくとも
2対の旋回爪と、前記旋回爪の物品幅方向の間隔を調整
する手段と、前記旋回爪の物品長さ方向の間隔を調整す
る手段とを有することを特徴とする物品取出し装置。 - 【請求項2】 複数列配列された物品列に沿って走行可
能でかつ物品列を跨いだ両側クレーン脚部の中間の少な
くとも1箇所に補助脚部を有する門型のクレーン装置
と、前記クレーン装置の上部にクレーン装置の走行方向
と交直する方向に設けられた横行用レール上を走行可能
な横行巻上げ装置と、前記横行巻上げ装置により巻上げ
巻下しされる物品把持装置とを備え、前記物品把持装置
は、水平方向で旋回可能でかつ物品を物品幅方向両側か
ら支持可能な少なくとも2対の旋回爪と、前記旋回爪の
物品幅方向の間隔を調整する手段と、前記旋回爪の物品
長さ方向の間隔を調整する手段とを有することを特徴と
する物品取出し装置。 - 【請求項3】 旋回爪の物品幅方向の間隔を調整する手
段は、物品把持装置の本体フレームに物品幅方向に互い
に接近離間可能に設けた左右2つのキャリッジと、各キ
ャリッジの物品長さ方向の前後位置からそれぞれ少なく
とも2本づつ垂設され、下端に旋回爪を設けた吊上げア
ームとからなり、旋回爪の物品長さ方向の間隔を調整す
る手段は、各キャリッジから垂設された吊上げアームの
うちの端部の吊上げアームに固定された揺動歯車と、こ
の揺動歯車の円弧状歯部に噛合し上下動することにより
前記揺動歯車を介して前記吊上げアームを支点を中心に
物品長さ方向に揺動させることが可能なラックとからな
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の物品
取出し装置。 - 【請求項4】 旋回爪の物品長さ方向の間隔を調整する
手段は、物品長さ方向前後の吊上げアーム間に介装した
シリンダ装置からなることを特徴とする請求項3記載の
物品取出し装置。 - 【請求項5】 吊上げアームを平行リンクを用いて構成
したことを特徴とする請求項4記載の物品取出し装置。 - 【請求項6】 旋回爪の上面を円弧状に構成したことを
特徴とする請求項3または請求項4記載の物品取出し装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041694A JPH07315765A (ja) | 1994-03-31 | 1994-04-28 | 物品取出し装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225694 | 1994-03-31 | ||
JP6-62256 | 1994-03-31 | ||
JP9041694A JPH07315765A (ja) | 1994-03-31 | 1994-04-28 | 物品取出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315765A true JPH07315765A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=26403322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9041694A Pending JPH07315765A (ja) | 1994-03-31 | 1994-04-28 | 物品取出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07315765A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105236273A (zh) * | 2015-10-10 | 2016-01-13 | 广西大学 | 轮式汽车吊装机 |
CN109650262A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-04-19 | 程睿 | 一种便于私家车运输搬运装置 |
CN113060652A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-07-02 | 广东博智林机器人有限公司 | 工件吊装设备 |
CN114671353A (zh) * | 2021-07-12 | 2022-06-28 | 中联重科股份有限公司 | 工件合装方法、合装件安装系统和工程机械装配线 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9041694A patent/JPH07315765A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105236273A (zh) * | 2015-10-10 | 2016-01-13 | 广西大学 | 轮式汽车吊装机 |
CN109650262A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-04-19 | 程睿 | 一种便于私家车运输搬运装置 |
CN113060652A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-07-02 | 广东博智林机器人有限公司 | 工件吊装设备 |
CN113060652B (zh) * | 2021-03-17 | 2022-04-12 | 广东博智林机器人有限公司 | 工件吊装设备 |
CN114671353A (zh) * | 2021-07-12 | 2022-06-28 | 中联重科股份有限公司 | 工件合装方法、合装件安装系统和工程机械装配线 |
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