JP2885453B2 - ビリルビン影響を回避したリパーゼ活性測定用試薬組成物 - Google Patents

ビリルビン影響を回避したリパーゼ活性測定用試薬組成物

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JP2885453B2 JP2137490A JP2137490A JP2885453B2 JP 2885453 B2 JP2885453 B2 JP 2885453B2 JP 2137490 A JP2137490 A JP 2137490A JP 2137490 A JP2137490 A JP 2137490A JP 2885453 B2 JP2885453 B2 JP 2885453B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、血清中のリパーゼ活性を測定する臨床診断
用試薬組成物であり、主に膵疾患の診断または治療効果
の判定等に利用する際、測定系のビリルビンの影響を回
避した、基質として1,2−ジグリセリドを用いてなるリ
パーゼ活性測定用試薬組成物に関する。
<従来の技術> 従来、生体成分の測定系における生成物である過酸化
水素を定量する方法は、エマーソン・トリンダー法が一
般的に用いられているが、この方法は酸化カップリング
反応において、還元性物質,中でも血清中に高濃度に存
在する可能性のあるビリルビンの反応系への影響が問題
となっており、ビリルビンの影響を回避する公知技術と
して、生体成分として例えば、尿酸,コレステロール,
トリグリセリドの測定系にフェロシアン化物イオンを含
有せしめた試薬組成物の報告がある(特開昭55−138656
号、特開昭56−155852号、特開昭59−28664号)。しか
しながら、上記の過酸化水素定量系におけるフェロシア
ン化物イオンによるビリルビン影響の回避効果が不充分
であることから、さらにフェロシアン化物イオンとアル
ブミンを共存せしめることによりビリルビンの影響を相
乗的に回避する方法が報告され(特開昭60−228963
号)、さらに過酸化水素定量系に鉄錯体を添加したビリ
ルビン影響の回避方法の報告(特開平1−109260号)が
ある。
<発明が解決しようとする問題点> 上述のように、過酸化水素定量系を含む生体内成分で
ある例えば尿酸,コレステロール,トリグリセリド等の
測定系にビリルビン影響回避の目的でフェロシアン化物
イオンや鉄錯体を添加することが知られているものの、
その効果が不充分であることからさらに過酸化水素定量
系のビリルビン影響回避の効果を改善するに当たっては
アルブミンの共存が必要であることが知られているが、
本発明のように、生体内の主に膵疾患の診断等に有用で
ある1,2−ジグリセリド,非イオン性界面活性剤,モノ
グリセリドリパーゼ,グリセロールキナーゼ,グリセロ
リン酸オキシダーゼ等に基づくリパーゼ活性測定の目的
において、さらにこの測定系の中へビリルビン影響を回
避するための手段を組み込んだリパーゼ活性測定用の試
薬組成物は未だ報告されていない。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは、リパーゼ活性測定用試薬系において、
まず天然または合成基質である1,2−ジグリセリドが非
イオン性界面活性剤を用いることにより水に可溶化し、
得られる組成物が安定に長期間保存でき、かつ水可溶化
の形態であるために分光学的な測定方法にも使用でき、
再現性の良好なリパーゼ活性測定用としての基質組成物
であることを見出し(特開昭59−91898号)、さらに1,2
−ジグリセリドの分解物であるモノグリセリドからグリ
セロールへの分解反応が律速である点を解消して迅速な
測定をする目的で、モノグリセリドに特に強く作用する
モノグリセリドリパーゼを見出した(特開昭63−245672
号)。次いで本発明に至っては、基質である1,2−ジグ
リセリドにこれら非イオン性界面活性剤,モノグリセリ
ドリパーゼやグリセロールキナーゼ,グリセロリン酸オ
キシダーゼ,水素供与体とそのカプラー,パーオキシダ
ーゼ等を添加せしめ、さらに測定系における過酸化水素
定量系でのビリルビン影響を回避するために鉄錯体であ
る例えばフェロシアン化物イオンやエチレンジアミン四
酢酸鉄(EDTA−Fe)イオンを添加した組成物を作製する
ことにより、アルブミンの共存によるビリルビン影響回
避の改善効果を何ら必要とすることなく、この鉄錯体に
より測定系における生体内ビリルビン影響を良好に回避
することを可能とした有用なリパーゼ活性測定用試薬組
成物(以下、本発明組成物ということがある)を見出し
た。
本発明は以上の知見に基づいて完成されたものであ
り、少なくとも1,2−ジグリセリド,モノグリセリドリ
パーゼ,非イオン性界面活性剤,グリセロールキナー
ゼ,グリセロリン酸オキシダーゼ,水素供与体とそのカ
プラー,パーオキシダーゼ,鉄錯体を含有するリパーゼ
活性測定用試薬組成物を提供するものであり、その目的
はリパーゼ活性系におけるビリルビン影響を効率良く回
避せしめる組成物を提供することである。
すなわち本発明の測定系の概略は次のとうりである。
まず測定対象成分である検体中のリパーゼは、非イオン
性界面活性剤により水に可溶化され種々の点で好ましい
状態の天然または合成基質である1,2−ジグリセリドに
作用してモノグリセリドを遊離し、これをモノグリセリ
ドに特に強く作用するモノグリセリドリパーゼにより迅
速にグリセロールと脂肪酸に分離し、このグリセロール
をグリセロールキナーゼでリン酸化し、さらにグリセロ
リン酸からグリセロリン酸オキシダーゼの作用により過
酸化水素を生成する。このようにして生成された過酸化
水素を水素供与体とそのカプラーである例えばフェノー
ル類またはアニリン誘導体と4−アミノアンチピリン、
及びパーオキシダーゼを用いて比色定量するが、この反
応系において生体成分中のビリルビンの影響のために正
確な測定が行われないことを回避する目的で、鉄錯体で
あるフェロシアン化物イオン等あるいはEDTA−Feイオン
等を含有せしめたリパーゼ活性測定用試薬を提供するも
のである。
以下に、本発明は試薬組成物を構成する物質とその使
用濃度について詳細に説明する。
まず、本発明に用いる鉄錯体として、フェロシアン化
物イオンを用いるのが好ましく、例えばフェロシアン化
ナトリウム、またはフェロシアン化カリウムのようなア
ルカリ金属塩、並びにフェロシアン化物イオンを含有ま
たは放出することのできるその他の塩等のフェシアン化
物イオン源が挙げられる。またその他の鉄錯体として、
例えばEDTA−Feイオンについては、EDTA−Feナトリウム
やEDTA−FeカリウムのようなEDTA−Feイオンを含有また
は放出することができるその他の塩等のEDTA−Feイオン
源が挙げられる。またその他にもニトリロ三酢酸,エチ
レンジアミン二酢酸,エチレンジアミン二プロピロン
酸,ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸,ジアミ
ノプロパン四酢酸,グリコールエーテルジアミン四酢
酸,ヒドロキシエチルイミノ二酢酸,イミノ二酢酸,ニ
トリロ二酢酸プロピオン酸,エチレンジアミンスルホン
酸,グリコン酸エチレンジアミン,ジヒドロキシエチル
グリシン,トランス−シクロヘキサンジアミン四酢酸等
の鉄錯体を挙げることができ、またこれらの例示した化
合物に限らず、鉄と錯体を形成しうるものであれば本発
明に有効に用いることができる。
尚、本発明に用いる鉄錯体として特に好ましいフェロ
シアン化物イオンを用いる場合の濃度は、1nmole/ml未
満であるとビリルビン影響を完全に回避することができ
ず、また15nmol/mlを越える濃度であると試薬ブランク
値が上昇するために正誤差の原因となり試薬性能を損な
い測定感度が低下するので、これらの好ましい使用濃度
は1nmole/ml〜15nmole/mlの範囲となる。同様に鉄錯体
としてEDTA−Feイオン等を用いる場合の濃度は、10nmol
e/ml〜250nmole/mlの範囲である。
次に、本発明に用いる基質である1,2−ジグリセリド
としては、下記一般式〔I〕 (ただし、R1およびR2は同一または異なって炭素数12以
上の高級脂肪酸基を示す)で表される天然または合成の
化合物である。
一般式〔I〕で表される化合物のR1およびR2における
高級脂肪酸基としての構成因子である高級脂肪酸は炭素
数12以上の高級脂肪酸であればよく、例えば、ラウリン
酸(C12:0)、トリデシレン酸(C13:0)、ミリスチン
酸(C14:0)、ペンタデシレン酸(C15:0)、パルミチ
ン酸(C16:0)、マーガリン酸(C17:0)、ステアリン
酸(C18:0)、ノナデシレン酸(C19:0)、アラキン酸
(C20:0)、ベヘニン酸(C21:0)、リグノセリン(C
22:0)等の飽和高級脂肪酸やパルミトオレイン酸(C
16:1)、9−オクタデセン酸(C18:1;オレイン酸)、
11−オクタデセン酸(C18:1;バクセン酸)、1,2−オ
クタデセン酸(C18:1)、9−アイコセン酸
(C20:1)、11−ドコセン酸(C22:1)、13−ドコセン
酸(C22:1;エルカ酸)、リノール酸(C18:2)、リノ
レン酸(C18:3)、11,14−エイコサジエン酸
(C20:2)、8,11,14−エイコサトリエン酸
(C20:3)、5,8,11,14−エイコサトラエン酸
(C20:4;アラキドン酸)等の不飽和高級脂肪酸が挙げ
られる。このR1およびR2の構成因子である高級脂肪酸に
おいては、不飽和高級脂肪酸となすことにより得られる
組成物の透明度がよく、好ましいもので炭素数16以上の
不飽和高級脂肪酸を構成因子とする1,2−ジグリセリド
が好ましい。従って、また1,2−ジグリセリドにおいて
そのR1またはR2のいずれか一方が不飽和高級脂肪酸,他
方が飽和高級脂肪酸の残基である化合物であってもよ
く、さらにR1,R2がラジール基であってもよい。特に好
ましくはR1が不飽和高級脂肪酸(C16:1,C18:1,C20:1,C
22:1,C18:2,C18:3,C20:2,C20:3,C20:4)残基、R2が飽和
高級脂肪酸(C12:0,C14:0,C16:0,C18:0,C20:0)残基ま
たは不飽和高級脂肪酸(C16:1,C18:1,C20:1,C22:1,C
18:2,C18:3,C20:2,C20:3,C20:4)残基である1,2−ジグ
リセリドであり、例えば、1−パルミトオレオイル−2
−ラウロイル−グリセロール、1−パルミトオレオイル
−2−パルミトイル−グリセロール、1−オレオイル−
2−パルミトイル−グリセロール、1−リノレオイル−
2−ラウロイル−グリセロール、1−リノレオイル−2
−ミリストイル−グリセロール−1−リノレオイル−2
−パルミトイル−グリセロール、1−リノレオイル−ス
テアロイル−グリセロール、1−リノレノイル−ラウロ
イル−グリセロール、1−リノレノイル−2−ミリスト
イル−グリセロール、1−リノレノイル−2−パルミト
イル−グリセロール、1−リノレノイル−2−ステアロ
イル−グリセロール、1−(11,14−エイコセノイル)
−2−ミリストイル−グリセロール、1−(11,14−エ
イコセノイル)−2−パルミトイル−グリセロール、1
−(8,11,14,17−エイコサテトラエノイル)−2−ラウ
ロイル−グリセロール、1−(8,11,14,17−エイコサテ
トラエノイル)−2−パルミトイル−グリセロール、1,
2−ジリノレオイル−グリセロール、1,2−ジパルミトイ
ル−グリセロール、1,2−ジリノレノイル−グリセロー
ル等が挙げられる。また、簡便な1,2−ジグリセリドを
得るに当たっては、ホスホリパーゼCとレシチンとの反
応によって生成される1,2−ジグリセリド、ホスファチ
ジン酸ホスファターゼとホスファチジン酸との反応によ
って生成される1,2−ジグリセリド、ホスホリパーゼD,
ホスファチジン酸ホスファターゼとレシチンとの反応に
よって生成される1,2−ジグリセリドを用いてもよい。
さらに、これらの1,2−ジグリセリドは単離、精製する
ことなく反応前のホスホリパーゼCとレシチンからなる
含有物、ホスファチジン酸ホスファターゼとホスファチ
ジン酸からなる含有物、ホスホリパーゼD,ホスファチジ
酸ホスファターゼとレシチンからなる含有物を1,2−ジ
グリセリドの代わりに用いてもよい。
以上例示した基質である1,2−ジグリセリドの本発明
組成物への含有量は、0.3mM〜1.0mMの範囲で使用するの
が好ましい。
次に、本発明組成物に用いる界面活性剤としては、例
えばポリオキシエチレン(POE)樹脂アルコールエーテ
ルとしては、例えば花王アトラス社製のEMULGEN106(PO
Eラウリルアルコールエーテル:HLB10.5),EMULGEN108
(POEラウリルアルコールエーテル:HLB12.1),EMULGEN2
20(POEセチルアルコールエーテル:HLB14.2),EMULGEN4
08(POEオレイルアルコールエーテル:HLB10.0),Brij35
(poe(23)ラウリルアルコールエーテル:HLB16.9),Br
ij78(POE(20)アテアリルアルコールエーテル:HLB15.
3),Brij98(POE120)オレイルアルコールエーテル:HLB
15.3),EMULGEN340(POEステアリルエーテル:HLB17.
3)、共栄社油脂社製のノニオライトAL−11(POEラウリ
ルエーテル:HLB14.0),ノニオライトAO−20(POEオレ
イルエーテル:HLB15.4)、日光ケミカルズ社製のNIKKOL
BB−20(POEベヘニルエーテル:HLB17.0),NIKKOL BL−
9EX,NIKKOL BO−10TX,NIKKOL BC15TX,NIKKOL BH5、日本
エマルジョン社製のエマレックスBA10(POEブチルアル
コールエーテル:HLB16.9),エマレックスBA15(POEブ
チルアルコールエーテル:HLB18.7),エマレックス130
(POEセチルアルコールエーテル:HLB16.0),エマレッ
クス100(POEセチルアルコールエーテル:HLB14.5),エ
マレックス550(POEオレイルアルコールエーテル:HLB1
8.2),エマレックス700(POEラウリルアルコールエー
テル:HLB16.7)、日本油脂社製のノニオンE−213(POE
オレイルアルコールエーテル:HLB13.6),ノニオンE−
220(POEオレイルアルコールエーテル:HLB15.3),ノニ
オンP−225(POEセチルアルコールエーテル:HLB16.
4),ノニオンS−215(POEステアリルアルコールエー
テル:HLB14.2),ノニオンT−208.5(POEトリデシルア
ルコールエーテル:HLB13.0)、ライオン油脂社製リポノ
ックスOCS(POEアルキルエーテル:HLB15.0),リポノッ
クスLCR(POEアルキルエーテル:HLB16.2),リポノック
スO(POEアルキルエーテル;HLB14.3)等が使用でき
る。
アルコールエーテルとしては、例えば旭電化工業社製
のAdekatol(アデカトール)SO−120(第2級直鎖アル
コールエトキシレート:HLB12.0),アデカトールSO−14
5(第2級直鎖アルコールエトキシレート:HLB14.5),
アデカトールLO−9(第1級直鎖アルコールエトキシレ
ート:HLB13.0),アデカトールLO−12(第1級直鎖アル
コールエトキシレート:HLB14.0),アデカトールLO−15
(第1級アルコールエトキシレート:15.0),アデカト
ールNP−720(ノニルフェノールエトキシレート:HLB14.
0),アデカトールNP−695(ノニルフェノールエトキシ
レート:HLB13.0)等が使用できる。
POEアルキルアリールエーテルとしては、例えば花王
アトラス社製のEMULGEN810(POEオクチルフェニールエ
ーテル:HLB13.1),EMULGEN911(POEエノルフェニールエ
ーテル:HLB13.7),EMULGEN930(POEノニルフェニールエ
ーテル:HLB15.1),EMULGEN950(POEノニルフェニールエ
ーテル:HLB18.2)、共栄社油脂社製のノニオライトPO−
9(POEオクチルフェニールエーテル:HLB13.2),ノニ
オライトPA−15(POEアルキルフェニールエーテル:HLB1
4.3)、日本エマルジョン社製のエマレックスNP−15(P
OEアルキルフェノールエーテル:HLB13.2),エマレック
スOP−25(POEアルキルフェノールエーテル:HLB15.
8)、日本油脂社製のノニオンNS−215(POEノニルフェ
ノールエーテル:HLB15.0),ノニオンNS−220(POEノニ
ルフェノールエーテル:HLB16.0),ノニオンHS−220(P
OEノニルフェノールエーテル:HLB16.2)、ライオン油脂
社製のリポノックスNCM(POEアルキルフェノールエーテ
ル:HLB14.5),リポノックスNCN(POEアルキルフェノー
ルエーテル:HLB14.8),リポノックスNCO(POEアルキル
フェノールエーテル:HLB15.0)、シエル社製のNonidet
−40(POEアルキルアリールエーテル)、ロームアンド
ハス社製のTtritonX−100(poeアルキルアリールエーテ
ル)、日光ケミカルズ社製のNIKKOL NP−18TX,NIKKOL N
P−20,NIKKOL OP−40等が使用できる。
POE脂肪酸エステルとしては、例えば花王アトラス社
製のEMANON1112(POEモノラウレート:HLB13.7),EMANON
4115(POEモノオレイト:HLB13.4),Myrj45(POE(8)
ステアレート:HLB11.1),Myri52(POE(40)ステアレー
ト:HLB16.9),Myri53(POE(50)ステアレート:HLB17.
9)、共栄社油脂社製のノニオライトS−100(POEステ
アレート:HLB15.6),ノニオライトT−40(POEトール
油脂肪酸エステル:HLB11.5)、日本エマルジョン社製の
エマレックス202(POEオレート:HLB15.1),エマレック
ス203(POEオレート:HLB17.6),エマレックス800(POE
モノラウレート:HLB15.8),ノニオンP−10(POEモノ
パルミテート:HLB15.7),ノニオンS−10(POEモノス
テアート:HLB15.2),ノニオンS−40(POEモノステア
レート:HLB18.2)、日光ケミカルズ社製のMYL−10,MYO
−10等が使用できる。
POEソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば花王
アトラス社製のEMASOL1130(POEソルビタンモノラウレ
ート:HLB16.3),EMASOL3130(POEソルビタンモノステア
レート:HLB14.9),Tween20(POE(20)ソルビタンモノ
ラウレート:HLB16.7),Tween40(POE(20)ソルビタン
モノパルミテート:HLB15.6),Tween80(POE(20)ソル
ビタンモノオレイト:HLB15.0)、共栄社油脂社製のノニ
オライトTWL−20(POE(20)ソルビタンモノラウレー
ト:HLB16.2),ノニオライトTWS−13(POE(13)ソルビ
タンモノステアレート:HLB12.5)、第一工業製薬社製の
SOLGEN TW20(POEソルビタンモノラウレート:HLB16.
7),SOLGEN TW80(POEソルビタンモノオレート:HLB15.
0)、日光ケミカルズ社製のNIKKOL TSDL−2020L(POEソ
ルビタンオリーブ脂肪酸:HLB16.5),NIKKOL TL−10,NIK
KOL TO−106、日本エマルジョン社製のエマレックスET
−2000(POEソルビタンラウリレート:HLB16.6)、日本
油脂社製のノニオンLT−221(POEソルビタンラウリレー
ト:HLB16.7),ノニオンST221(POEソルビタンステアレ
ート:HLB14.9),ノニオンOT−221(POEソルビタンオレ
ート:HLB15.0)、東邦化学工業社製のSorbon T−20(PO
Eソルビタンモノラウレート:HLB16.7),Sorbon T−40
(POEソルビタンモノパルミテート:HLB15.7),Sorbon T
−80(POEソルビタンモノオレート:HLB15.0)等が使用
できる。
POEソルビトール脂肪酸エステルとしては、例えば花
王アトラス社製のAtlox1045A(POEソルビトールオレイ
トラウレート:HLB13.2),Atlox1196(POEソルビトール
オレイト:HLB11.4),G−1045(POEソルビタールラウレ
ート:HLB11.5),G−1441(POEソルビトールラノリン誘
導体:HLB14)、日光ケミカルズ社製のNIKKOL TSOL−102
0L(POEソルビトールオリーブ脂肪酸エステル;HLB16.
0),NIKKOL GL−1等が使用できる。
POEヒマシ油誘導体やPOE硬化ヒマシ油誘導体として
は、例えば花王アトラス社製のG−1288(ヒマシ油酸化
エチレン付加物:HLB16.0),G−1295(POE硬化ヒマシ油
酸化エチレン付加物:HLB17.5),G−1292(硬化ヒマシ油
酸化エチレン付加物:HLB10.8)、日光ケミカルズ社製の
NIKKOL CO−60TX(POE(60)ヒマシ油:HLB14.1)等が使
用できる。
POEグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば日光
ケミカルズ社製のNIKKOL TGSO215(POEグリセリン植物
油脂肪酸エステル:HLB14.0),NIKKOLTGSO220(POEグリ
セリン植物油脂肪酸エステル:HLB15.5),NIKKOL TDSOL
−2010(POEジグリセリンオリーブ油:HLB12.5)が使用
できる。
POEラウリン誘導体としては、例えば花王アトラス社
製のG−1790,G−1795、日光ケミカルズ社製のBWA−5
等が使用できる。
POEアルキルチオエーテル,POEプロピレングリコール
モノ脂肪酸エステル等のPOE系非イオン性界面活性剤,
ポリオキシプロピレンブロックとPOEブロックを有する
ブロック系非イオン性界面活性剤としては、例えば旭電
化工業社製のPluronic(プルロニック)L121,プルロニ
ック(Pluronic)L122等が使用できる。
その他にもソルビタン,マンニトール,ソルビトー
ル,ショ糖等の炭素数6以上の多価アルコールと、天然
油脂であるラウリン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,
イソステアリン酸等の脂肪酸炭素数12以上の高級脂肪酸
とのエステルである多価アルコール系非イオン性界面活
性剤等が使用できる。
これらの非イオン性界面活性剤は、特に1,2−ジグリ
セリドとPOEアルキルアリールエーテル系界面活性剤や
アルコールエトキシレート系界面活性剤またはブロック
形界面活性剤との組合せが好ましく、本発明にこれら非
イオン性界面活性剤を用いることにより、基質である1,
2−ジグリセリドを水に可溶化せしめることから、安定
に長期間保存でき、かつ水可溶化の形態であるために分
光学的な測定方法に有効に使用でき、再現性の良好なリ
パーゼ活性測定用試薬組成物を提供できる。
以上例示した非イオン性界面活性剤は、通常HLB10程
度以上、好ましくはHLB11程度以上のものを用いること
が好ましく、二種以上の非イオン性界面活性剤を併用し
てHLB10程度以上に調製して用いてもよい。さらに、本
発明組成物への含有量は、0.05%〜0.2%の範囲で使用
するのが好ましい。
次に、本発明で用いるモノグリセリドリパーゼは、基
質として1,2−ジグリセリドから分解されたモノグリセ
リドに対して強く作用しうる酵素であれば何れでもよ
く、特に好ましくはバチルス ステアロサーモフィラス
H−165(FERM BP−1673)由来のモノグリセリドリパー
ゼ(特開昭63−245672号)を用いればよい。さらに、本
発明組成物への含有量は、04U/ml〜2.5U/mlの範囲で使
用するのが好ましい。
次に、本発明に用いるグリセロキナーゼは、例えばマ
グネシウムイオン共存下、グリセロールとアデノシン三
リン酸(ATP)に作用し、グリセロリン酸とADPを生成す
る酵素であり、例えばストレプトマイセス属,キャンジ
ダ属,バチルス属に由来するもの等がある。これらの本
発明組成物への含有量としては、0.05U/ml〜3U/mlの範
囲で使用するのが好ましい。
次に、本発明に用いるグリセロリン酸オキシダーゼ
は、酵素存在下、グリセロリン酸に作用し、ジヒドロキ
シアセトンリン酸と過酸化水素を生成する酵素であり、
例えば、ストレプトコッカス属,ペディオコッカス属,
アエロコッカス属に由来するもの等である。これらの本
発明組成物への含有量としては、15U/ml〜150U/mlの範
囲で使用するのが好ましい。
次に、本発明に用いるパーオキシダーゼは、過酸化水
素と色原体に作用し、酸化カップリングを起こし、発色
物質と水を生成する酵素であり、例えば、ホースラディ
ッシュに由来するもの等がある。これらの本発明組成物
への含有量としては、0.25U/ml〜3U/mlの範囲で使用す
るのが好ましい。
次に、本発明に用いる水素供与体としては、そのカプ
ラーとともに色原体としてパーオキシダーゼと過酸化水
素の共存下酸化カップリングを起こし、発色物質に変換
するものであればよく、例えばフェノール類として例え
ばフェノール、2,4−ジクロロフェノール、3,5ジクロロ
−2−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、p−ヒドロキシ
ベンゾエート等、また例えばアニリン誘導体として例え
ばN−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロ
ピル)−m−トルイジン(TOOS)、N−エチル−N−
(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アニリン、N
−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピ
ル)−m−アニシジン、N−(2−ヒドロキシ−3−ス
ルホプロピル)−3,5−ジメトキシアニリン等が好まし
い。これら水素供与体として例示したフェノール類また
はアニリン誘導体の本発明組成物への含有量としては、
0.02%〜0.1%の範囲で使用するのが好ましい。
次に、本発明に用いる水素供与体に対するカプラーと
しては、好ましくは水素供与体としてフェノール類また
はアニリン誘導体を用いる場合の組み合わせとして4−
アミノインチピリンであり、その他3−メチル−2−ベ
ンゾチアゾリンヒドラジン、ジアミノアンチピリン、1
−(p−ジエチルアミノ−フェニル)−2,3−ジエチル
−4−アミノ−ピラゾン−5、1−(p−アミノ−フェ
ニル)−2,3−ジメチル−4−アミノ−ピラゾロン−
5、1−(p−アセトアミノ−フェニル)−2,3−ジエ
チル−4−アミノ−ピラゾロン−5等を使用することが
でき、これらの本発明組成物への含有量としては、0.01
%〜0.1%の範囲で使用するのが好ましい。
その他、リパーゼの活性を安定かつ感度良く測定せし
めるための添加物として、必要に応じ、酵素、活性化
剤、保存剤、安定化剤等を適宜用いることが好ましく、
例えば塩化カルシウムを組成物全量に対し0.5mM〜4mM、
塩化マグネシウムを0.5mM〜4mM、塩化アンモニウムを0.
5mM〜60mM、コリパーゼを5U/ml〜75U/ml、デオキシコー
ル酸を6mM〜15mM、ATPを0.05mM〜1mM等を適宜用いれば
よい。
以上、本発明組成物を用いたリパーゼ活性測定への使
用にあたっては、上述した本発明組成物を構成する物質
を組成として1mlの試薬とし、これを検体を含む被検液
に通常5〜20μを用い、全体量を50μ〜1000μと
した後、好ましくは37℃で1〜10分間反応せしめ、吸光
度を測定すればよい。
さらに、本発明の組成物は、リパーゼ活性を測定する
に当り、1液で用いても、あるいは2液以上の組成に分
けて用いても適用が可能であるが、2液に分けて測定す
るのがより好ましく、また2液以上に分けて測定する場
合、発色前液あるいは発色時液ならいずれの液に鉄錯体
を添加してもよい。尚、本発明組成物は1液で用いる場
合その系はpH8〜9であり特に好ましくはpH8.2である。
次いで、本発明の実施例を挙げて詳しく述べるが、本
発明は何らこれらによって限定されるものではない。
<実施例> 実施例1 フェロシアン化カリウムの添加濃度によるビリルビン影
響回避への効果 上記第一試薬にフェロシアン化カリウム(和光純薬社
製)の濃度が0〜30nmole/mlとなるように調製した。
上記の第一試薬300μに検体(A),(B)をそれ
ぞれ5μ加え、37℃で5分間反応せしめた後、第二試
薬100μを加え第一試薬と第二試薬の混合比率を3:1と
し、さらに37℃で反応せしめ、546nmの波長(日立7050
自動分析機)で3分目から5分目までの1分間当りの吸
光度変化を測定し、リパーゼ活性を求めた。
その結果、ビリルビン無添加の検体(A)の場合第1
図に示すとうり、フェロシアン化カリウムを添加するこ
とにより多少測定感度が変動するが、フェロシアン化カ
リウムの添加濃度による影響はみられなかった。
これに対しビリルビン添加の検体(B)の場合は、第
2図に示すとうり、フェロシアン化カリウム無添加の場
合には測定値に負の影響を与えているが、0.5nmole/ml
以上のフェロシアン化カリウムの添加によって負誤差は
改善され、特に1nmole/ml以上のフェロシアン化カリウ
ムの添加により良好に改善された。このように、フェロ
シアン化カリウムの添加が少量ではリパーゼ活性測定に
対して充分な改善効果がみられず、多量すぎると測定値
に変化はないが、ブランク値が上昇したため、好ましい
フェロシアン化合物イオンの添加濃度は、1nmole/ml〜1
5nmole/mlであった。
実施例2 フェロシアン化カリウムの添加有無のそれぞれの系での
ビリルビン影響回避に対する効果 〔試薬〕 実施例1と同様の第一試薬,第二試薬を用い、フェロ
シアン化カリウムを無添加の場合と、第一試薬へフェロ
シアン化カリウムを最終濃度が5nmole/mlとなるように
添加した場合とに各試薬を調製した。
〔検体〕
ビリルビン添加血清(血清:ビリルビン=9:1) ビリルビン濃度は0〜20mg/dlに調製(ビリルビン:
“干渉チェックA"(国際試薬社製)) 上記の試薬および検体を用い、実施例1と同様の測定
法にてリパーゼ活性測定を行った。その結果を、フェロ
シアン化カリウム無添加の場合を…○…○…、5nmole/m
lの添加の場合を−●−●−とし、第3図に示した。こ
の結果から、フェロシアン化カリウム無添加の場合は、
検体中のビリルビン濃度を増加していくと測定値への負
の影響は大きくなったが、測定系にフェロシアン化カリ
ウムを5nmole/ml添加させた場合は、ビリルビンの負影
響が回避され、測定値も回復した。
実施例3 ビリルビン影響回避に対するフェロシアン化カリウムと
アルブミンの相互作用 〔試薬〕 実施例1と同様の第一試薬,第二試薬を用い、第一試
薬にフェロシアン化カリウムおよびアルブミンを下記の
濃度になるように調製した。
(A)フェロシアン化カリウム 無添加 アルブミン 無添加 (B)フェロシアン化カリウム 5nmole/ml アルブミン 無添加 (C)フェロシアン化カリウム 5nmole/ml アルブミン 0.27% 〔検体〕 実施例2と同様の検体を用いた。
上記の試薬および検体を用い、実施例1と同様の測定
法にてリパーゼ活性測定を行った。その結果、試薬
(A)の場合を…○…○…、試薬(B)の場合を−●−
●−、試薬(C)の場合を−○−○−とし、第4図に示
した。この結果から、アルブミンの添加によるビリルビ
ン影響回避の効果に差はみうけられず、アルブミンとフ
ェロシアン化カリウムとの間に相互作用はみられなかっ
た。
実施例4 鉄錯体(EDTA−Fe)の添加によるビリルビン影響回避に
対する効果 〔試薬〕 実施例1と同様の第一試薬,第二試薬を用い、鉄錯体
としてEDTA−Fe(和光純薬社製)を無添加の場合と、第
一試薬へEDTA−Feを最終濃度が100nmole/mlとなるよう
に添加した場合の各試薬を調製した。
〔検体〕
検体は、実施例1と同様の検体を用いた。
上記の試薬および検体を用い、リパーゼ活性測定を行
った。
その結果、各々におけるリパーゼ活性は第1表に示す
とうりであった。
この結果から、鉄錯体の添加によるビリルビン影響回
避の効果は、測定値が100%は回復しないものの、フェ
ロシアン化物イオンを添加した場合と同様の効果が認め
られた。すなわち、鉄錯体の濃度が増加すると、ブラン
ク値の上昇,測定感度の低下等があるので、添加濃度
は、10nmole/ml〜250nmole/mlが好ましいと認められ
た。
<発明の効果> 上記の通り、本発明は、基質として1,2−ジグリセリ
ド,非イオン性界面活性剤,モノグリセリドリパーゼ,
グリセロールキナーゼ,グリセロリン酸オキシダーゼ,
水素供与体とそのカプラー,パーオキシダーゼ,鉄錯体
等を含有するリパーゼ活性測定用試薬組成物であり、測
定系におけるビリルビン影響を回避するために鉄錯体で
ある例えばフェロシアン化物イオンまたはEDTA−Feイオ
ンを添加することにより、アルブミンの共存によるビリ
ルビン影響回避の効果改善を何ら必要とすることなく、
この鉄錯体により測定系における生体内ビリルビン影響
を良好に回避することを可能とした有用なリパーゼ活性
測定用試薬組成物を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1でのビリルリン無添加検体におけるフ
ェロシアン化カリウム添加によるビリルビン影響回避効
果を示し、第2図は同様に実施例1でのビルリビン添加
検体におけるフェロシアン化カリウム添加による効果を
示す。第3図は実施例2でのフェロシアン化カリウムの
添加有無による効果を示し、第4図は実施例3でのビリ
ルビン影響回避に対するフェロシアン化カリウムとアル
ブミンの相互作用を示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1,2−ジグリセリド,非イオン
    性界面活性剤,モノグリセリドリパーゼ,グリセロール
    キナーゼ,グリセロリン酸オキシダーゼ,水素供与体と
    そのカプラー,パーオキシダーゼ,鉄錯体を含有するこ
    とを特徴とするリパーゼ活性測定用試薬組成物。
  2. 【請求項2】鉄錯体として、フェロシアン化物イオンを
    1nmole/ml〜15nmole/ml含有する請求項第1項記載の試
    薬組成物。
  3. 【請求項3】鉄錯体として、エチレンジアミン四酢酸鉄
    イオンを10nmole/ml〜250nmol/ml含有する請求項第1項
    記載の試薬組成物。
  4. 【請求項4】水素供与体とそのカプラーが、フェノール
    類またはアニリン誘導体と4−アミノアンチピリンの組
    み合わせである請求項第1項記載の試薬組成物。
  5. 【請求項5】少なくとも組成物全量に対し1,2−ジグリ
    セリドの含量が0.3mM〜1.0mM、非イオン性界面活性剤の
    含量が0.05%〜0.2%、モノグリセリドリパーゼの含量
    が0.4U/ml〜2.5U/ml、グリセロールキナーゼの含量が0.
    05U/ml〜3U/ml、グリセロリン酸オキシダーゼの含量
    が15U/ml〜150U/ml、フェノール類またはアニリン誘導
    体の含量が0.02%〜0.1%、4−アミノアンチピリンの
    含量が0.01%〜0.1%、パーオキシダーゼの含量が0.25U
    /ml〜3U/mlである請求項第1項記載の試薬組成物。
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