JPS61104798A - 脂質測定用酵素含有組成物 - Google Patents
脂質測定用酵素含有組成物Info
- Publication number
- JPS61104798A JPS61104798A JP22517684A JP22517684A JPS61104798A JP S61104798 A JPS61104798 A JP S61104798A JP 22517684 A JP22517684 A JP 22517684A JP 22517684 A JP22517684 A JP 22517684A JP S61104798 A JPS61104798 A JP S61104798A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enzyme
- surfactant
- cholesterol
- containing composition
- lipoprotein lipase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、リボプロティンリパーゼ及び/又はコレステ
ロ−μエステラーゼを含む酵素類と界面活性剤を含む酵
素含有組成物に関する。更に詳しくは、生体成分中の遊
離コレステロール測定又は遊離グリセロ−/I/l−消
去する中性脂肪測定に際し。
ロ−μエステラーゼを含む酵素類と界面活性剤を含む酵
素含有組成物に関する。更に詳しくは、生体成分中の遊
離コレステロール測定又は遊離グリセロ−/I/l−消
去する中性脂肪測定に際し。
誤差のない正確な測定を可能とする酵素含有組成物に関
するものである。
するものである。
(従来の技術〕
Vングμマpチ方式金採用している自動分析機の場合1
反応容器は1回目の反応及び測定を終了後、水で洗浄さ
れ、再び2回目の反応に使用されるものである。大半の
分析項目では、この水洗によって1回目の反応液はきれ
いに洗い落され、2回目の反応に影響を及ぼすことはな
い。しかし、例えば総コレステロール測定後に遊離コV
スデローNt−測定する場合、大きな正誤差音生ずるこ
とが既に報告されている(特開昭58−41357号公
報、特開昭58−67197号公報)。この正誤差をな
くすための従来技術として、遊離コレステロール測定法
において脂質分解酵素の1つであるコレステロールエス
テラーゼの活性を阻害スるオレイン酸ナトリウム、バル
ミチン酸ナトリウム等の脂肪酸アルカリ金属塩を分析用
試薬に共存させる方法がある(特開昭58−41357
号公報)。
反応容器は1回目の反応及び測定を終了後、水で洗浄さ
れ、再び2回目の反応に使用されるものである。大半の
分析項目では、この水洗によって1回目の反応液はきれ
いに洗い落され、2回目の反応に影響を及ぼすことはな
い。しかし、例えば総コレステロール測定後に遊離コV
スデローNt−測定する場合、大きな正誤差音生ずるこ
とが既に報告されている(特開昭58−41357号公
報、特開昭58−67197号公報)。この正誤差をな
くすための従来技術として、遊離コレステロール測定法
において脂質分解酵素の1つであるコレステロールエス
テラーゼの活性を阻害スるオレイン酸ナトリウム、バル
ミチン酸ナトリウム等の脂肪酸アルカリ金属塩を分析用
試薬に共存させる方法がある(特開昭58−41357
号公報)。
他の従来技術として遊離型コレステロール測定試薬にコ
レステロールエステラーゼ狙害剤である界面活性剤トリ
トンX−405或いはフッ化ナトリウム、ヨウド酢酸を
共存させる方法がある(特開昭58−67197号公報
)。
レステロールエステラーゼ狙害剤である界面活性剤トリ
トンX−405或いはフッ化ナトリウム、ヨウド酢酸を
共存させる方法がある(特開昭58−67197号公報
)。
(発明の解決しようとする問題点)
本発明者らは、更に遊離コレステロールの他の項目につ
いて検討した結果、遊離グリセロールを消去する中性脂
肪の測定においても同様の酵素のキャリーオーバー現象
がみられ、この場合質の誤差を与えることが判明し九。
いて検討した結果、遊離グリセロールを消去する中性脂
肪の測定においても同様の酵素のキャリーオーバー現象
がみられ、この場合質の誤差を与えることが判明し九。
そこで、これらの分析誤差全解消を測るため従来技術の
検討を行った。
検討を行った。
すなわち、脂肪酸アルカリ金属塩を添加すると充分な吸
着阻害が見られなかった。一方、界面活性剤トリトンX
−405に添加すると脂肪酸アルカリ金属塩よ′りrg
L着現象はすぐれるが、目的とするトリグリセリド、ド
を測定する場合質誤差を生ずる結果となった。
着阻害が見られなかった。一方、界面活性剤トリトンX
−405に添加すると脂肪酸アルカリ金属塩よ′りrg
L着現象はすぐれるが、目的とするトリグリセリド、ド
を測定する場合質誤差を生ずる結果となった。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、吸着現象による分析誤差の解をを計るた
めに、さらに鋭意検討を重ねた結果、測定系の活性値に
悪影響を及ぼさないで、しかも合成樹脂製反応容器への
吸Hを阻止する。即ち誤差のない正確な測定値が得られ
る点で、従来技術よシ極めて効果的な特殊構造を有する
界面活性剤?含む脂質測定用の酵素含有組成物を見い出
し、本発明に至った。
めに、さらに鋭意検討を重ねた結果、測定系の活性値に
悪影響を及ぼさないで、しかも合成樹脂製反応容器への
吸Hを阻止する。即ち誤差のない正確な測定値が得られ
る点で、従来技術よシ極めて効果的な特殊構造を有する
界面活性剤?含む脂質測定用の酵素含有組成物を見い出
し、本発明に至った。
すなわち本発明はリポプロティンリパーゼ及び/又ハコ
レステロ、−ルエステラーゼと下記一般式で表わされる
界面活性剤の少なくとも一種を含有する酵素含有組成物
である。
レステロ、−ルエステラーゼと下記一般式で表わされる
界面活性剤の少なくとも一種を含有する酵素含有組成物
である。
(B)m
(式中SA=水素原子又は炭素原子数1〜8の脂肪族基
、指環族基又は芳香族基、Bニアリール基又はアラルキ
ル基、−0(RO)n−:ポリエチレングリコール残基
又はポリエチレンオキシド・ポリプ四ピレンオキVド・
ブロック共重合体残基、n : 2〜60、j : 0
〜4. m :1〜5且つ!十m=1゛〜5t−示す。
、指環族基又は芳香族基、Bニアリール基又はアラルキ
ル基、−0(RO)n−:ポリエチレングリコール残基
又はポリエチレンオキシド・ポリプ四ピレンオキVド・
ブロック共重合体残基、n : 2〜60、j : 0
〜4. m :1〜5且つ!十m=1゛〜5t−示す。
)
本発明に使用されるリボプロティンリパーゼ及ヒ/又ハ
コレスチロールエステラーゼとバ一般に遊離コレステロ
ール又はトリグリセリド測定に用いる酵素である。
コレスチロールエステラーゼとバ一般に遊離コレステロ
ール又はトリグリセリド測定に用いる酵素である。
本発明の酵素含有組成物は他の酵素又は発色剤等を含ん
でいてもよい。例えば中性脂肪を酵素法で測定する際に
使用される種々の酵素及び試薬として、少なくともリポ
プロティンリパーゼを含み。
でいてもよい。例えば中性脂肪を酵素法で測定する際に
使用される種々の酵素及び試薬として、少なくともリポ
プロティンリパーゼを含み。
更にはグリセロキナーゼ、グリセロリン酸オキンダーゼ
、ベルオキVダーゼ、グリセロール脱水素酵素、ジアホ
ラーゼ等の酵素類、マグネシウム。
、ベルオキVダーゼ、グリセロール脱水素酵素、ジアホ
ラーゼ等の酵素類、マグネシウム。
鉄等の金属イオン、4−アミノアンチピリン(4AA)
、N−エチル−N(2−ヒドロキシ3−スルホプロピ/
L/ ) −m−アニシジン(ESPAS)等の発色基
質類、アデノクン5′−トリホスフエイト(ATP)、
ニコチンアミドアデノシンヌクVオチド(NAD)等の
補酵素類、リン酸、グツドバッファー等緩衝液等が含ま
れるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
、N−エチル−N(2−ヒドロキシ3−スルホプロピ/
L/ ) −m−アニシジン(ESPAS)等の発色基
質類、アデノクン5′−トリホスフエイト(ATP)、
ニコチンアミドアデノシンヌクVオチド(NAD)等の
補酵素類、リン酸、グツドバッファー等緩衝液等が含ま
れるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
更に、場合によっては難溶性の脂x’を可溶化するため
のツイーン20(ポリエチレングリコールンpビタンエ
ステル〕のような通常使用される界面活性剤も含ま・れ
る。
のツイーン20(ポリエチレングリコールンpビタンエ
ステル〕のような通常使用される界面活性剤も含ま・れ
る。
ここで使用されるリポプロティンリパーゼはその起源を
限定されるものではなく、例えばシュードモナス属、ム
コー/I/属、ストレプトマイセス属。
限定されるものではなく、例えばシュードモナス属、ム
コー/I/属、ストレプトマイセス属。
セラチア属、エアロモナス属、バチpス属、クロモバク
テリウム属等に属する微生物で、生産され゛るものt−
含む@ 次ニコレステロールエステラーゼを含む酵素類とは酵素
法で総コVステロール或いは遊離コレステロ−1vt−
測定する酵素及び試薬類全含み、例えばコレステロール
エステヲーゼ、コレステロールォキンダーゼ、パーオキ
シダーゼ、4−アミノアンチピリン、リン酸バッファー
、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロ
ピル)−m−)yイジン等がちシ、これらに限定される
ものではない。更にコレステロールエステラーゼの起源
、製造法及び精製法には特に限定されるものではない。
テリウム属等に属する微生物で、生産され゛るものt−
含む@ 次ニコレステロールエステラーゼを含む酵素類とは酵素
法で総コVステロール或いは遊離コレステロ−1vt−
測定する酵素及び試薬類全含み、例えばコレステロール
エステヲーゼ、コレステロールォキンダーゼ、パーオキ
シダーゼ、4−アミノアンチピリン、リン酸バッファー
、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロ
ピル)−m−)yイジン等がちシ、これらに限定される
ものではない。更にコレステロールエステラーゼの起源
、製造法及び精製法には特に限定されるものではない。
本発明に用いる界面活性剤としては、下記一般式で表わ
される化合物である。
される化合物である。
(B)m
(式中s Ah B@ R* J* m@ nは前述の
通シ。)核置換基AおよびBとしては次のものが挙げら
れる。
通シ。)核置換基AおよびBとしては次のものが挙げら
れる。
A:脂肪族基・・・炭素原子数1〜18の7μキル基。
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ベンチ/L
/、ヘキシ/L/、ヘプチ/L/、オクチル。
/、ヘキシ/L/、ヘプチ/L/、オクチル。
イソオクチμ、ノニμ、デシ/L/、ドグシル。
ミリスチル、パルミチ/L/、ステアリル、オレイルな
ど。
ど。
脂e 族M・・・シクロペンチル、シクロヘキV/し、
シクロヘプチ/I/、 Vクロオクチル、デカリルな
ど。
シクロヘプチ/I/、 Vクロオクチル、デカリルな
ど。
芳i族基・・・フエニA/、ペンシル、ナフチル、アン
トラシル、フエナントリpなど。
トラシル、フエナントリpなど。
Bニアリール・・・フェニル、ナフチ、11/、アント
ラシル、フエナントリルなど。
ラシル、フエナントリルなど。
アラルキル・・・ベンジル、β−フェニルエfA/。
下記一般式(I[)で示される基など。
(式中、R:炭素原子数1〜18のアルキル、m= 1
〜3 、 n = 1〜60 )本発明で用いる界面
活性剤としては、例えばポリオキンエチレン−〇−フェ
ニルフェノールエーテ/L/、ポリオキシエチレン−2
−フ二二/l/−4−オクチルフェニールエーテル、ポ
リオキシエチレン4,5.6−ドリベンジA/2−フエ
二μフェノールエーテμ、ポリオキシエチレン2−スチ
リルフェノールエーテ/L/、ポリオキシエチレン2,
5−ジフエニlレー4−ノ二〜フェニールエーテル、ポ
リオキシエチレン2−ナフチ/L/4−イソオクチμフ
ェノールエーテル、ポリオキシエチレン4−オクチル2
−ナフチルフェノール等があるが、これらに限定される
ものではない。これらのノニオン界面活性剤のHLB
(親水性、疎水性のバランス値)は、特に限定するもの
ではないが、特に好ましい範囲はHLB9〜17である
。しかし、それ以外の範囲でも他の界面活性剤との組合
せで十分なる効果が得られる。
〜3 、 n = 1〜60 )本発明で用いる界面
活性剤としては、例えばポリオキンエチレン−〇−フェ
ニルフェノールエーテ/L/、ポリオキシエチレン−2
−フ二二/l/−4−オクチルフェニールエーテル、ポ
リオキシエチレン4,5.6−ドリベンジA/2−フエ
二μフェノールエーテμ、ポリオキシエチレン2−スチ
リルフェノールエーテ/L/、ポリオキシエチレン2,
5−ジフエニlレー4−ノ二〜フェニールエーテル、ポ
リオキシエチレン2−ナフチ/L/4−イソオクチμフ
ェノールエーテル、ポリオキシエチレン4−オクチル2
−ナフチルフェノール等があるが、これらに限定される
ものではない。これらのノニオン界面活性剤のHLB
(親水性、疎水性のバランス値)は、特に限定するもの
ではないが、特に好ましい範囲はHLB9〜17である
。しかし、それ以外の範囲でも他の界面活性剤との組合
せで十分なる効果が得られる。
該界面活性剤の添加濃度は水性組成物中0.01W/V
%〜10%で、好ましくは0.1W/V%〜3W/V%
である。又、リポプロティンリパーゼ又はコレステロ−
〜エステラーゼ等の酵素の最終仕上げ時に添加する場合
は乾性組成中の該酵累重址に対して0.1〜1000倍
が好ましい範囲であるが、&加力法によって大きく異な
るため、この範囲に限定するものではない。
%〜10%で、好ましくは0.1W/V%〜3W/V%
である。又、リポプロティンリパーゼ又はコレステロ−
〜エステラーゼ等の酵素の最終仕上げ時に添加する場合
は乾性組成中の該酵累重址に対して0.1〜1000倍
が好ましい範囲であるが、&加力法によって大きく異な
るため、この範囲に限定するものではない。
界面活、性剤の配合方法としては脂質測定用の水性組成
物に添加する方法と或いはリポプロティンリパーゼ又は
コレステロールエステラーゼ等の製造の最終段階である
凍結乾燥前の酵素液に添加する方法がある。
物に添加する方法と或いはリポプロティンリパーゼ又は
コレステロールエステラーゼ等の製造の最終段階である
凍結乾燥前の酵素液に添加する方法がある。
(実施例°)
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1
透明なメタクリル酸相1f1t−反応容器とする、多項
目選択機能をもつシングルマルチ方式の生化学自動分析
機を用いて、グリセロール消去系の中性脂肪を測定した
。この装置の測定条件は1反応容器が間歇的に”移送さ
れ、その停止時に第1の場所でサンプラーから血清試料
f 10 mlへ加し、第2の場所で300*lO第1
表に示した第1試薬t−添加して、所定時間反応させて
遊離グリセロ−/I/を消去し、第3の場所で、第2試
薬を添加して、脂質の氷解反応及び発色系へ導く酵素反
応を行わせ。
目選択機能をもつシングルマルチ方式の生化学自動分析
機を用いて、グリセロール消去系の中性脂肪を測定した
。この装置の測定条件は1反応容器が間歇的に”移送さ
れ、その停止時に第1の場所でサンプラーから血清試料
f 10 mlへ加し、第2の場所で300*lO第1
表に示した第1試薬t−添加して、所定時間反応させて
遊離グリセロ−/I/を消去し、第3の場所で、第2試
薬を添加して、脂質の氷解反応及び発色系へ導く酵素反
応を行わせ。
第4の場所で、該反応容器に光を照射して1反応液の吸
光度を測定して第1回目の測定を終了した。
光度を測定して第1回目の測定を終了した。
反応終了後1反応容器内の反応液は廃棄され、水洗され
第1の場所に戻って第2回目の測定に使用し九。ここで
、同一検体で同一反応容器を用いて。
第1の場所に戻って第2回目の測定に使用し九。ここで
、同一検体で同一反応容器を用いて。
吸光度を測定し、中性脂肪の標準溶液から、その含有量
を算出した。界面活性剤としてポリオキシエチレン4−
ノニ/I/−2−フエニ〃フェノールエーテA/l−用
いた本発明の酵素含有組成物を第1表に示す。又、比較
のため、無添加系、ツイーン20及び前述の特開昭58
−67197号公報に記載されるトリトンX−405添
加系も実施し、それらの結果を第2表に示した。
を算出した。界面活性剤としてポリオキシエチレン4−
ノニ/I/−2−フエニ〃フェノールエーテA/l−用
いた本発明の酵素含有組成物を第1表に示す。又、比較
のため、無添加系、ツイーン20及び前述の特開昭58
−67197号公報に記載されるトリトンX−405添
加系も実施し、それらの結果を第2表に示した。
第1表 本発明の酵素含有組成物
■無添加系:本発明第2試薬のポリオキシエチレン4−
ノニ/L/2−フェノールエーテ/I/を抜く。
ノニ/L/2−フェノールエーテ/I/を抜く。
■ツイーン20系:本発明第2試薬のポリオキシエチレ
シ4−ノニ1v2−フエ二〜フ ェノールエーテルの代わりにツイー ン20(ポリオキノエチレンソルビ タンモノラウレートエーテルHLB 16.9 ) t−0,2W/V%使用した。
シ4−ノニ1v2−フエ二〜フ ェノールエーテルの代わりにツイー ン20(ポリオキノエチレンソルビ タンモノラウレートエーテルHLB 16.9 ) t−0,2W/V%使用した。
O)!7 トンX−405系:本発明第2試薬のポリオ
キシエチレン4−ノニ/I/2−フェニルフェノールエ
ーテルの代わシニ。
キシエチレン4−ノニ/I/2−フェニルフェノールエ
ーテルの代わシニ。
トリトンX−405(ポリエチソン
グリコールオクチルフェノールエ−
?/L’HLB17.9)を0.2W/Vl使用した・
第 2 表
第2表から明らかな如く、本発明の酵素含有組成物では
酵素活性(即ち、中性脂肪測定値)の低下は全く与られ
ず、しかも第2回の測定値も第1回測定値と全く変らず
、負誤差を与える対照の何れよシも著しく優れた酵素含
有組成物であることが認められた。
酵素活性(即ち、中性脂肪測定値)の低下は全く与られ
ず、しかも第2回の測定値も第1回測定値と全く変らず
、負誤差を与える対照の何れよシも著しく優れた酵素含
有組成物であることが認められた。
実施例2
アクリル酸系反応容器にリポプロティンリパーゼ(LP
L)3U/get含む50mMグツド緩衝液(p H7
,0ン’ftO,5ml添加し、更に本発明で使用のポ
リオキシエチレンノニルフェニル0.2W/V%或いは
ポリオキVエチレンベンジ〜フェノールエーテ/L’0
.2W/V%を該溶液に加えて、37℃×10分間水浴
中で加温後、排液しsLmlの蒸留水で3回洗浄した。
L)3U/get含む50mMグツド緩衝液(p H7
,0ン’ftO,5ml添加し、更に本発明で使用のポ
リオキシエチレンノニルフェニル0.2W/V%或いは
ポリオキVエチレンベンジ〜フェノールエーテ/L’0
.2W/V%を該溶液に加えて、37℃×10分間水浴
中で加温後、排液しsLmlの蒸留水で3回洗浄した。
次いで、リパーゼキットS(大日本製薬)t−用いて1
反応容器に吸着されているLPL活性をOD412nm
の吸光度変化(ΔOD412 )で測定した。その結果
を第3表に示すO 対照として、界面活性剤無添加系、実施例1で使用した
特開昭58−67117号公報に記載されるフッ化ナト
リウム、及び特開昭58−41357号公報に記載され
るオレイン酸ナトリウムの場合も実施し念。
反応容器に吸着されているLPL活性をOD412nm
の吸光度変化(ΔOD412 )で測定した。その結果
を第3表に示すO 対照として、界面活性剤無添加系、実施例1で使用した
特開昭58−67117号公報に記載されるフッ化ナト
リウム、及び特開昭58−41357号公報に記載され
るオレイン酸ナトリウムの場合も実施し念。
第 3 表
第3表よ)本発明に添加し九界面活性剤は、対照の何れ
の界面活性剤よシも該反応容器へのLPL吸着活性が認
められなかった。すなわち、本発明による酵素含有組成
物はL P Lllit−阻止する極めて効果的な組成
物であることが確認された。
の界面活性剤よシも該反応容器へのLPL吸着活性が認
められなかった。すなわち、本発明による酵素含有組成
物はL P Lllit−阻止する極めて効果的な組成
物であることが確認された。
実施例3
実施例1と同様の自動分析後月いて、コレステロ−pエ
ステラーゼ、コレステロールオキシターゼ、ジエチルア
ニリン、4−アミノアンチピリン及びペルオキシダーゼ
を含むリン酸緩衝液を用いて、総コVスデロー/I/全
測定し、水洗後、同じアクリル系反応容器を用いて、第
4表に示す本発明の酵素含有組成物を用いてプール血清
中の遊離コレステロ−/vt−測定し九。
ステラーゼ、コレステロールオキシターゼ、ジエチルア
ニリン、4−アミノアンチピリン及びペルオキシダーゼ
を含むリン酸緩衝液を用いて、総コVスデロー/I/全
測定し、水洗後、同じアクリル系反応容器を用いて、第
4表に示す本発明の酵素含有組成物を用いてプール血清
中の遊離コレステロ−/vt−測定し九。
第 4 表
又、対照として、ポリオキシエチレンスチリルフェノー
ルエーテルの代わシに無添加系及びポリオキシエチレン
ラウリpエーテA/(HLB13.O)を同濃度含む組
成物も実施した。遊離コレステロールの測定結果は、新
しい反応容器を用いた遊離コレステロールの測定値53
11F/dJであシ1本発明による酵素含有組成物では
、54”P/dJであり、殆んど同じ測定値が得られた
のに対し、対照テストの測定値は、夫々163Mq/d
J、154H1/dl と大きな正誤差となった。即ち
、本発明の該酵素含有組成物の測定値は正確であること
が確認された。
ルエーテルの代わシに無添加系及びポリオキシエチレン
ラウリpエーテA/(HLB13.O)を同濃度含む組
成物も実施した。遊離コレステロールの測定結果は、新
しい反応容器を用いた遊離コレステロールの測定値53
11F/dJであシ1本発明による酵素含有組成物では
、54”P/dJであり、殆んど同じ測定値が得られた
のに対し、対照テストの測定値は、夫々163Mq/d
J、154H1/dl と大きな正誤差となった。即ち
、本発明の該酵素含有組成物の測定値は正確であること
が確認された。
実施例4
シュウトモナス属に属する微生物よシ得られたリポプロ
ティンリパーゼを塩析及びカフムクロマトグラフイー等
の精製手段を用いて精製した。
ティンリパーゼを塩析及びカフムクロマトグラフイー等
の精製手段を用いて精製した。
該酵素液2500U/gJに対し、ポリオキシエチレン
−〇−フェニルフェノールエーテルt−5W/Vチ混合
し、更にデキストラン0.2W/V%、乳糖10W/V
チ添加した後に凍結乾燥を行ない仕上シの良好な粉状該
酵素含有組成物を得た。
−〇−フェニルフェノールエーテルt−5W/Vチ混合
し、更にデキストラン0.2W/V%、乳糖10W/V
チ添加した後に凍結乾燥を行ない仕上シの良好な粉状該
酵素含有組成物を得た。
次いで、実施例1の試薬2のポリオキシエチレン−4−
ノニ1v−2−フェニルフェノーμエーテルとリポプロ
ティンリパーゼの代わシにリボプロト上行なった。その
結果、遊離グリセロ−〜消去系中性脂肪測定値への負誤
差のないことが確認され°た。
ノニ1v−2−フェニルフェノーμエーテルとリポプロ
ティンリパーゼの代わシにリボプロト上行なった。その
結果、遊離グリセロ−〜消去系中性脂肪測定値への負誤
差のないことが確認され°た。
(発明の効果)
本発明のリポプロティンリパーゼ又はコレステロールエ
ステラーゼと特定の界面活性剤t−含む酵素含有組成物
上用いることによって1合成樹脂性反応容器への酵素類
の吸着を阻止し、誤差のない中性脂肪測定(グリセロー
ル消去系)、遊離コレステローp測定が可能となった。
ステラーゼと特定の界面活性剤t−含む酵素含有組成物
上用いることによって1合成樹脂性反応容器への酵素類
の吸着を阻止し、誤差のない中性脂肪測定(グリセロー
ル消去系)、遊離コレステローp測定が可能となった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 リポプロテインリパーゼ及び/又はコレステロールエス
テラーゼと下記一般式で表わされる界面活性剤を含有す
る酵素含有組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、A:水素原子又は炭素原子数1〜18の脂肪族
基、脂環族基又は芳香族基、B:アリール基又はアラル
キル基、−O(RO)n−:ポリエチレングリコール残
基又はポリエチレンオキシド・ポリプロピレンオキシド
・ブロック共重合体残基、n:2〜60、l:0〜4、
m:1〜5且つl+m=1〜5を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22517684A JPS61104798A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 脂質測定用酵素含有組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22517684A JPS61104798A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 脂質測定用酵素含有組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104798A true JPS61104798A (ja) | 1986-05-23 |
JPH0549279B2 JPH0549279B2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=16825143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22517684A Granted JPS61104798A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 脂質測定用酵素含有組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61104798A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013157642A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2015-12-21 | デンカ生研株式会社 | 低密度リポ蛋白以外のリポ蛋白中のトリグリセリドの消去方法 |
JP2019117196A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-18 | 東洋紡株式会社 | 測定誤差の低減方法 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP22517684A patent/JPS61104798A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013157642A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2015-12-21 | デンカ生研株式会社 | 低密度リポ蛋白以外のリポ蛋白中のトリグリセリドの消去方法 |
JP2019117196A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-18 | 東洋紡株式会社 | 測定誤差の低減方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549279B2 (ja) | 1993-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2344055C (en) | Method for fractional determination of cholesterol in lipoproteins and a reagent therefor | |
EP0699767B1 (en) | Method of determining cholesterol in high-density lipoprotein | |
US4892815A (en) | Process and reagent for the specific determination of the cholesterol of the HDL fraction | |
FI83975B (fi) | Foerfarande och reagens foer specifik bestaemning av hdl-kolesterolhalt i serum. | |
EP1813680B1 (en) | Compositions for lipase activity determination and method of determining activity | |
EP1132482B1 (en) | Method and reagent for determination of cholesterol in remnant-like lipoprotein particles | |
JP4547095B2 (ja) | 生体試料成分の測定方法 | |
EP1288306B1 (en) | Method of analyzing components in biological samples | |
CA2589459C (en) | Method of measuring cholesterol in remnant-like lipoproteins | |
EP0636247B1 (en) | Method and composition for reducing the effects of endogenous alkaline phosphatase | |
US4503146A (en) | Method for eliminating turbidity in a biological fluid and reagent therefor | |
EP1148142B1 (en) | Method for quantitating triglyceride in lipoprotein | |
EP0463755A1 (en) | Stable aqueous NADH reagent and kit | |
US6114134A (en) | Method for assaying biological specimens for substances contained in the components thereof and reagent to be used in this method | |
JPS61104798A (ja) | 脂質測定用酵素含有組成物 | |
JP2885453B2 (ja) | ビリルビン影響を回避したリパーゼ活性測定用試薬組成物 | |
US4816411A (en) | Method for eliminating turbidity in a biological fluid and reagent therefor | |
JPH01304898A (ja) | 生物試料液の濁りを除去するための試薬 | |
JPH1084997A (ja) | Ldl−コレステロールの測定法 | |
JP2922278B2 (ja) | 成分分析用試薬組成物 | |
JPH0970299A (ja) | 液状濃縮生化学試薬 | |
JP2003274996A (ja) | 夾雑物質による影響回避方法 | |
JPH0671437B2 (ja) | マグネシウムイオン定量用試薬 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |