JP2885329B2 - 画像記録用着色組成物及び熱転写画像記録材 - Google Patents

画像記録用着色組成物及び熱転写画像記録材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録方式の画像
記録における画像記録、或はその製造に使用される着
色組成物に関する。更に詳しくは、本発明は、顔料及び
樹脂を含有する熱転写画像記録材の感熱転写層における
顔料が優れた各種堅牢性及び透明性、鮮明性等を有し且
つ非常に微細な粒子径を有する黄色モノアゾ顔料組成物
である画像記録用着色組成物を提供するものである。
【0002】
【従来技術】従来、フルカラー又はモノカラーの熱転写
記録方式による画像記録に使用される黄色や、混色の緑
色、黄味の赤色、橙色或いは黒色の記録に使用される
黄色色素としては、黄色の油溶性染料、分散性染料、ジ
スアゾ系黄色アゾ顔料及び通常のモノアゾ系黄色顔料が
使用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、油溶
性染料や分散性染料は、樹脂媒体を着色する場合に溶解
的に着色することが出来る為、着色力は高いが、耐光
性、耐溶剤性、耐薬品性等の堅牢度に劣るという問題が
ある。又、ジスアゾ系黄色アゾ顔料及び通常のモノアゾ
系黄色顔料も耐熱性等の堅牢性が不十分であり、不透明
性、くすみ等をもたらした。従って、本発明の目的は、
堅牢性を含めた諸性能に優れた熱転写記録方式の画像記
録材の製造に使用される画像記録用着色組成物及びこれ
を用いた熱転写画像記録材を提供することである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によつて達成される。即ち、本発明は、色素及び樹脂を
含む画像記録用着色組成物において、画像記録方式が熱
転写記録方式であり、色素が、下記の式(I)で表わさ
れるもののうちの特定の構造の芳香族アミノ化合物をジ
アゾ成分としてジアゾ化して、下記の式(II)で表わ
されるもののうちのある特定の構造のアセトアセトアミ
ド化合物をカップリング成分としてカップリングするに
際して、ジアゾ成分及びカップリング成分の合計モル量
の0.1〜10モル%が、下記の式(I)で表わされる
が、上記の特定の芳香族アミノ化合物とは異なる置換基
を有する芳香族アミノ化合物、下記の一般式(III)
で表される芳香族アミノ化合物及び下記の式(II)で
表わされるが、上記の特定のアセトアセトアミド化合物
とは異なる置換基を有するアセトアセトアミド化合物か
ら選ばれた少なくとも1種の化合物に置き換えて得られ
る黄色モノアゾ顔料組成物であることを特徴とする画像
記録用着色組成物である。
【0005】 (但し、上記式中のX1 、X2 、X3 、Y1 、Y2 及び
3 は、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数
1〜3のフルオロアルキル基、炭素数1〜3のアルコキ
シル基、ハロゲン原子、ニトロ基、スルホ基又はそのア
ルカリ土類金属塩又は長鎖脂肪族アミン塩、N−フェニ
ルアミノスルホニル基、カルボキシル基又はそのアルカ
リ土類金属塩又は長鎖脂肪族アミン塩、カルボアミド
基、N−フェニルカルバモイル基、ウレイレン基、イミ
ノジカルボニル基又はカルボン酸エステル基である。)
【0006】
【作用】本発明者らは、前記の従来の熱転写記録の欠
陥を解決し、呈色性に優れ、諸堅牢性及び経済性を満足
させ得る黄色顔料の開発について種々研究した結果、特
定の黄色モノアゾ顔料が特定の製造方法をとることによ
り、従来の塗料やプラスチック着色等の用途に使用され
ている顔料に比べ粒子径を小さくし、且つ耐熱性を向上
させることにより、色相の鮮明性、冴え、透明性等に優
れた性質を発揮することが出来、又、諸物性も満足する
ことが出来、これを熱転写方式の画像記録の着色剤と
して使用することにより優れた画像記録が得られるこ
とを見出し本発明を完成した。即ち、従来、アゾ顔料を
塗料、プラスチック、合成繊維の着色等に使用しようと
する場合には、色の隠蔽性や呈色性等を重視する為、ア
ゾ顔料の平均粒子径を大きく調整してその変化率を小さ
くすることで耐熱性を上げるているが、それでは画像記
録剤用の着色剤としては色相の鮮明性、透明性及び冴え
が欠けてしまう。画像記録は、フルカラーで使用され
たり、オバーヘツドプロジェクターに使用されたりして
いるので、色相の鮮明性、冴え、更には透明性を有して
いることが望まれている。
【0007】熱転写画像記録材の感熱転写層の製造に当
たっては、顔料と樹脂等を凡そ100〜150℃位の温
度で加熱混練することが多く、その様な加熱条件で顔料
の粒子が成長したり、結晶が変化したりすることで色調
が変わったり、色がくすんだり、色濃度が低下したり、
色が不透明になったりすることが多い。本発明において
は、目的のアゾ顔料を合成するに当たり、それと色や物
性は類似しているが、構造の異なるアゾ顔料化合物を同
時に合成することで、生成した顔料粒子が混晶乃至は微
結晶混合物或は局部的な無定形物の混在といった様な状
態となって結晶成長抑制の効果をもたらし、その結果、
上記で述べた様な加熱条件下での耐熱性を向上させる様
になったものと考えられる。従って、上記のアゾ顔料組
成物を用いて得た画像記録により、色相の鮮明な、冴
え、透明性を損なわない優れた画像が得られた。
【0008】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用し、主として
本発明を特徴づける特定の黄色モノアゾ顔料組成物と
は、その製造方法が、下記の式() で表わされるもの
のうちの特定の構造の芳香族アミノ化合物をジアゾ成分
としてジアゾ化して、下記の式(II)で表わされるも
ののうちの特定の構造のアセトアセトアミド化合物をカ
ップリング成分としてカップリングするに際して、ジア
ゾ成分及びカップリング成分の合計モル量の0.1〜1
0モル%が、下記の式( I ) で表わされるが、上記の特
定の芳香族アミノ化合物とは異なる置換基を有する芳香
族アミノ化合物、下記の一般式(III)で表される芳
香族アミノ化合物及び下記の式(II)で表わされる
が、上記の特定のアセトアセトアミド化合物とは異なる
置換基を有するアセトアセトアミド化合物から選ばれた
化合物に置き換えて使用して得られるもであり、又、必
要に応じて生成した顔料組成物を更にロジン類或は公知
の処理剤で処理することによって得られる。
【0009】 (但し、上記式中のX1 、X2 、X3 、Y1 、Y2 及び
3 は前記定義の通りである。)
【0010】上記のシアゾ化反応及びカップリング反応
は常法に従って為される。上述の特定の黄色顔料につい
て更に具体的に述べると、該顔料としては、ジアゾ成分
としての構造式( I )及び(III) のアミノ化合物
は、その置換基が下記表1に示され、構造式(II)の
カツプリング成分は、その置換基が下記表2に示される
夫々の中間体化合物をカップリングさせて得たモノアゾ
顔料が挙げられる。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】それらの代表的なモノアゾ顔料の例として
は下記の如きものが挙げられる。 2−メトキシ−4
−ニトロアニリンをジアゾ化してアセトアセト−2−メ
トキシアニライドとカップリングさせて得た黄色アゾ顔
料 2−ニトロ−4−クロルアニリンをジアゾ化してア
セトアセト−2−メチル−4−クロルアニライドとカッ
プリングさせて得た黄色アゾ顔料 2−ニトロ−4−クロルアニリンをジアゾ化してア
セトアセト−2−クロルアニライドとカップリングさせ
て得た黄色アゾ顔料 4−アミノフタルイミドをジアゾ化してアセトアセ
ト−2,4−ジメチルアニライドとカップリングさせて
得た黄色アゾ顔料 2−トリフルオロメチルアニリンをジアゾ化してN
−(2−オキソ−5−ベンゾイミダゾリニル)アセトア
セトアミドとカップリングさせて得た黄色アゾ顔料等で
ある。又、前記した如く上記の顔料のジアゾ成分の一部
を置き換えて使用される一般式(V)で表される芳香族
アミノ化合物としては、例えば、2−アミノナフタレン
−1−スルホン酸等が挙げられる。
【0014】本発明に使用される黄色アゾ顔料組成物の
製造について、上記の顔料であるC.I.ピグメント
イエロー74を例に挙げて具体的に述べると、ジアゾ成
分としては2−メトキシ−4−ニトロアニリンのほかの
芳香族アミノ化合物を、カップリング成分としてはアセ
トアセト−2−メトキシアニライドのほかのアセトアセ
トアミド化合物をそれらの一方か双方を混合して使用す
る。好ましいアミノ化合物としては、例えば、2−ニト
ロ−4−メチルアニリン、2−メチル−5−ニトロアニ
リン、2−ニトロ−4−クロルアニリン、2−アミノ−
5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アミノ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸等が挙げられる。
【0015】好ましいアセトアセトアミド化合物として
は、例えば、2−カルボキシ−アセトアセトアニライ
ド、4−(アセトアセチルアミノ)フタルイミド、5−
(アセトアセチルアミノ)ベンズイミダゾロン、4−
(アセトアセチルアミノ)安息香酸ブチルエステル等が
挙げられる。スルホン酸の場合は更にカップリング反応
後にアルカリ土類金属塩やアミン塩等にすることも出来
る。ジアゾ成分及びカツプリング成分の混合される比率
は、該顔料の使用される条件が厳しい条件であるほど多
く使用されて効果をもたらすものであるが、顔料として
の性能の関係もあり、ジアゾ成分とカップリング成分の
合計モル量の0.1〜10モル%、好ましくは3〜8モ
ル%である。
【0016】カップリング反応後に生成物の結晶を整え
たり、粒子の形状や粒子径を所望の範囲に整えたりする
等の後処理は、必要に応じて通常の方法と同様に行なわ
れる。モノアゾ顔料を塗料或いはプラスチック、合成繊
維の着色等の用途に使用する場合には一般に耐熱性を上
げる為の、アゾ顔料の平均粒子径を大きくする、例え
ば、約0.4〜1.0μmの大きさにするのが一般的で
ある。しかし、これを画像記録の着色剤として、特に
色相の鮮明性及び透明性、冴えが要求されるフルカラー
記録剤の着色剤として使用する場合には、分散した時の
モノアゾ顔料の平均粒子径は、0.2μm以下、好まし
くは0.15μm以下になる様に調整することが好まし
い。以上に示した特定の黄色モノアゾ顔料組成物は、
転写記録方式の画像記録用の着色剤として耐光性、耐
熱性、耐薬品性、耐水性等の諸堅牢性に優れた性質を示
した。
【0017】本発明において使用される樹脂は、顔料の
分散媒体であるとともに、実際に記録材の感熱転写層の
形成に使用されたときは、支持体への顔料の固着剤とし
て作用するものである。この様な目的で使用される樹脂
としては、従来から熱転写インクリボン及びフィルム
して熱転写画像記録に通常使用されているいずれの樹
脂であってもよい。例えば、スチレン−メタクリレート
系共重合体樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等が
挙げられる。又、必要に応じて従来公知の添加剤、例え
ば、ポリエチレンワックス、カルナバワックス等の天然
ワックス、ポリエチレンパウダー、ポリテトラフルオロ
エチレンパウダー等の滑剤等が使用される。
【0018】熱転写材は、通常、公知の耐熱性支持体、
例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ル、ポリカーボネート、ナイロン等のプラスチックフィ
ルム、硫酸紙、コンデンサー紙等に上記の着色剤組成物
を、溶融状態、溶液状態、或はエマルジョン状態で塗布
して感熱転写層を形成することで製造される。通常、感
熱転写層の固形分中の顔料の含有割合は2重量%〜20
重量%、好ま しくは4重量%〜15重量%程度であり、
樹脂の含有割合は30〜80重量%程度、滑剤の含有割
合は5〜50重量%程度である。
【0019】、本発明の画像記録用着色組成物には高
濃度着色組成物も含まれる。その目的は、顔料を高濃度
に含み、予め充分に練肉して分散させたり、調色を行な
っておくことにより、後の工程を容易にする為のもので
あり、粗粒、粗粉、微粉、シート状、小塊状等の固体
状、或はペースト状又は液状のいずれの形状にても使用
される。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは重量基準である。
実施例12−メトキシ−4−ニトロ−アニリン154.
5部とp−トルイジン−m−スルホン酸15.0部とを
水1,300部及び35%塩酸290部の混合物中に加
えて攪拌し、それから0℃に冷却し、亜硝酸ソーダ80
部を加えてジアゾ化する。 別に2−メトキシアセトアセ
トアニライド217.0部を水5,000部中に加え、
水酸化ナトリウム48部と共に溶かし、次いで酢酸19
6部と水196部との混合液を添加することによって析
出させてカップリング成分の懸濁液を得る。澄明になっ
たジアゾ溶液をよく撹拌しながら、15℃において1時
間30分〜2時間以内に上記のカップリング成分の酢酸
酸性懸濁液に流下し添加する。カップリングが終わった
後にロジン38部と塩化カルシウム13部を用いて顔料
処理を施し、濾過、水洗、乾燥、粉砕し、424部の黄
色顔料組成物を得た。得られた顔料組成物を加熱混練し
て分散させたときの平均粒子径は、およそ0.15μm
以下であり、色相は鮮明な黄色を示した。
【0021】上記で得た黄色顔料組成物10部を、エス
テルワックス41部、パラフィン系ワックス41部、ス
チレン−メタクリル系共重合樹脂5部及びシリカ3部を
バインダーとして常法に従い、ポリエチレンフイルムに
塗布し、黄色熱転写記録用インクフイルムとした。これ
をフルカラー熱転写複写機にて複写し、鮮明な黄色複写
画像を得た。この画像は、耐光性等の諸物性に優れた堅
牢性を示した。又、オーバーヘッドプロジェクター用の
ポリエステルシートに複写すると、透明な画像が得ら
れ、スクリーンに鮮明な画像を示した。
【0022】又、銅フタロシアニンブルー顔料、ジメチ
ルキナクリドン顔料、カーボンブラック顔料を用いて上
記と同様にして、各々、シアン色、マゼンタ色及びブラ
ック色の熱転写インクフイルムとし、上記で得たイエロ
ー熱転写インクフイルムと共に、四色フルカラー複写を
行い、鮮明なフルカラー複写画像を得た。更に、オーバ
ーヘッドプロジェクター用のポリエステルシートに複写
し、スクリーンに透明なフルカラー映像を映すフルカラ
ー画像を得た。
【0023】
【効果】熱転写記録方式の画像記録材に使用する本発明
の画像記録用着色組成物は、その色素成分として特定の
黄色モノアゾ顔料組成物を使用しているものであるが、
この黄色モノアゾ顔料組成物が、高い着色力、鮮明性、
冴え、透明性を有するものであり、耐光性、耐熱性、耐
薬品性、耐水性等の諸堅牢性に優れている為、着色物の
製造の工程においても安定に製造することが出来、又、
画像記録用着色組成物として使用される際にも鮮明で
冴えた、透明感の高い画像を安定して記録することが出
来る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 17/00 B41M 5/26 (56)参考文献 特開 昭56−166252(JP,A) 特開 昭55−84360(JP,A) 特開 昭58−84873(JP,A) 特開 昭54−7430(JP,A) 英国特許1460967(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 11/00 - 13/00 C09D 17/00 C09B 67/00 - 67/54

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色素及び樹脂を含む画像記録用着色組成
    物において、画像記録方式が熱転写記録方式であり、
    素が、下記の式()で表わされるもののうちのある特
    定の構造の芳香族アミノ化合物をジアゾ成分としてジア
    ゾ化して、下記の式(II)で表わされるもののうちの
    特定の構造のアセトアセトアミド化合物をカップリング
    成分としてカップリングするに際して、ジアゾ成分及び
    カップリング成分の合計モル量の0.1〜10モル%
    が、下記の式(I)で表わされるが、上記の特定の芳香
    族アミノ化合物とは異なる置換基を有する芳香族アミノ
    化合物、下記の一般式(III)で表される芳香族アミ
    ノ化合物及び下記の式(II)で表わされるが、上記の
    特定のアセトアセトアミド化合物とは異なる置換基を有
    するアセトアセトアミド化合物から選ばれた少なくとも
    1種の化合物に置き換えて得られる黄色モノアゾ顔料組
    成物であることを特徴とする画像記録用着色組成物。 (但し、上記式中のX1 、X2 、X3 、Y1 、Y2 及び
    3 は、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数
    1〜3のフルオロアルキル基、炭素数1〜3のアルコキ
    シル基、ハロゲン原子、ニトロ基、スルホ基又はそのア
    ルカリ土類金属塩又は長鎖脂肪族アミン塩、N−フェニ
    ルアミノスルホニル基、カルボキシル基又はそのアルカ
    リ土類金属塩又は長鎖脂肪族アミン塩、カルボアミド
    基、N−フェニルカルバモイル基、ウレイレン基、イミ
    ノジカルボニル基又はカルボン酸エステル基である。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録用着色組成物
    を基材に塗布してなることを特徴とする熱転写画像記録
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