JP2883581B2 - サニタリー製品製造設備 - Google Patents

サニタリー製品製造設備

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    • A61F2013/15813Plant, e.g. involving several steps with modular lines

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサニタリー製品製造
備に関する。なお、本明細書において、サニタリー用
品とは、生理用品、パンティライナーなど表面材と裏面
材の間に体液を吸収する吸収体を挟んだ用品をいう。ま
た、サニタリー用品をフィルム包装し市販できる製品と
なった状態のものをサニタリー製品という。
【0002】ところで、本発明者は、包装袋からパンテ
ィライナーを取り出すのが容易であり、衛生的で、製造
コストが低廉なサニタリー製品として、図7のものを提
供している。同図に示すサニタリー製品Aは、サニタリ
ー用品1と包装フィルム2からなっている。サニタリー
用品1そのものは、市販の生理用品やパンティライナー
と特に変わるところはなく、表面材4、吸収体5、裏面
材6がその順に重ね合わされ周縁部がエンボス加工7さ
れた状態で接着されている。また、裏面材6の裏面には
接着剤を部分的に塗布した接着剤層3が形成されてい
る。包装フィルム2は、例えば、PEフィルムにシリコ
ーンをコーティングしたものであり、外装袋を構成する
ものである。そして、包装フィルム2は、その幅W2が
サニタリー用品1の幅W1より広いものが使用され、サ
ニタリー用品1の裏面材6に重ね合わされた状態で接着
される。この包装フィルム2およびサニタリー用品1を
長手方向に沿って3つ折りにすると、包装フィルム2の
幅W2はサニタリー用品1の幅W1より広いため、幅方
向の両端縁は包装フィルム2のみが重なり合った状態と
なる。そして、両端縁をヒートシール8すると、包装フ
ィルム2がサニタリー用品1の外装袋を構成したサニタ
リー製品Aが作成される。このサニタリー用品1を使用
するには、包装フィルム2の一端縁2aを引っ張って、
両端縁のヒートシール部8を剥がせば、サニタリー用品
1が取り出されて直ちに使用することができる。
【0003】上記図7のサニタリー用品は、いわゆるレ
ギュラータイプであるが、図7のサニタリー用品1の中
央部の両側にそれぞれフラップを形成し、そのフラップ
に接着剤を塗布したものもあり、このタイプを、いわゆ
るウイングタイプという。このウイングタイプは、パン
ティの股部にフラップを巻き付けて接着して使用するも
のである。そして、このウイングタイプも図7(B)、
(C)のように、三つ折りし、包装フィルム2で包装し
て使用される。
【0004】本発明は上記のごとき包装形態のサニタリ
ー製品の製造設備に関する。
【0005】
【従来の技術】図6は従来のサニタリー製品の製造ライ
ンを示している。100 はサニタリー用品製造機で、吸収
体5の原反ロール5Rから吸収体シートを取り込み、裏
面材6の原反ロール6Rから裏面材シートを取り込み、
表面材4の原反ロール4Rから表面材シートをそれぞれ
取り込んで、三つに重ね必要な形状にカットしてサニタ
リー用品1を製造する。110 は包装機で、包装フィルム
2の原反ロール2Rから帯状の包装フィルム2の供給を
受け、これに製造機100 で製造したサニタリー用品1を
載せ、包装フィルム2と共に三つ折りにし、ライン方向
の前後をヒートシールしてサニタリー製品Aを製造する
ようにしている。
【0006】ところで、上記包装機110 で用いられる包
装フィルムの原反ロール2Rは、フィルム専門工場で製
造したものをロールで購入して、サニタリー製品製造業
者の上記製造ラインを設置した工場で使用している。
【0007】その理由は、サニタリー製品の包装フィル
ムの内表面には、剥離性処理をしなければならないこと
による。つまり、サニタリー用品1の裏面には使用時に
下着に貼り付けるための図7に示す接着剤3を塗布する
が、この接着剤3と包装フィルム2とが強力に接着して
は使用できないため、使用時には簡単に剥がれるように
する必要がある。この必要性を満たす処理が前記剥離性
処理であり、具体的にはシリコーンを包装フィルム2の
内表面に塗布することにより行なっている。そして、こ
のシリコーン塗布は、シリコーンをフィルムに塗布した
後、ヒーターあるいは炉内を通過させるか、熱風を吹き
かけて加熱し、さらに紫外線によりUVキュアーするこ
とにより乾燥させなければならない。しかるに、この乾
燥工程は、一般的にいってライン長が15m〜20mが必要
であって、ライン長が相当長く、専用の処理工場でない
とコストや設備面で実用的でないと認識されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、包装フィ
ルム2はシリコーン塗布済みの原反ロール2Rの状態で
買ってきて使用するので、これには材料費の外にシリコ
ーン塗布加工費が相当含まれており、コストが高くな
り、またシリコーン塗布も大量生産する場合は、ライン
速度を非常に高速にしなければならないのであるが、高
速時のタイミング合せは現実的には不可能に近く、その
ため部分塗布を採用できず全面塗布が行われている。そ
して、このシリコーン全面塗布によって、後工程での熱
シールだけでシールすることが困難になり、シール工程
の途中で冷却工程が必要となったり、シリコーンの使用
量が必要以上に大量になるという問題がある。
【0009】また、サニタリー用品1のうちウイングタ
イプについては、つぎのような問題がある。すなわち包
装フィルム2と共に三つ折りしたとき接着剤3と包装フ
ィルム2とが強力に接着して使用時に包装フィルム2か
ら剥がせないようになるのを防止するため、剥離紙を用
い、その剥離紙を包装フィルム2に接着するための工程
が必要となる。したがって、つぎに示すように、非常に
多くの工程を必要としている。
【0010】図8は上記のウイングタイプのサニタリー
製品の製造工程を示しており、は帯状の包装フィルム
2の一部を示しており、このような包装フィルム2を走
行させながら、のようにホットメルト接着剤11を所々
に塗布していく。は剥離紙12にホットメルト接着剤13
を塗布する工程であり、で前記剥離紙12をカットして
前記包装フィルム2に貼付する。で前記剥離紙12の上
にウイングタイプサニタリー用品1Bを載せる。では、
包装フィルム2上のサニタリー用品1Bを載せた部分の横
に接着剤15を塗布し、でその上に剥離紙16をカットし
て載せる。そして、で包装フィルム2とサニタリー用
品1Bを一緒に三つ折りして包み込む。最後にのように
熱シール(符号8参照)しカットするとサニタリー製品
Aとして完成する。上記のごとく、、で剥離紙12、
16を載せ、、で剥離紙を接着するために接着剤11、
15を塗布しなければならないので製造工程が多くなり、
コストが高くなる。
【0011】本発明は上記事情に鑑み、包装フィルムの
コストを低減し、ウイングタイプサニタリー製品の製造
工程を削減しうるサニタリー製品製造設備を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のサニタリー製
品製造設備は、サニタリー製品を製造するサニタリー用
品製造機と、シリコーンを塗布する前の帯状フィルムを
巻取った原反ロールから帯状ィルムを繰り出しながら、
該帯状フィルムの必要個所にシリコーンを部分塗布し、
乾燥させ、シリコーン塗布済みフィルムを供給するシリ
コーン塗布機と、前記サニタリー用品製造機で製造され
たサニタリー用品を、前記シリコーン塗布機から供給さ
れたシリコーンを部分的に塗布したフィルムで包装する
サニタリー用品包装機とからなり、前記シリコーン塗布
機が、原反ロールからフィルムの供給を受ける入側に設
置したシリコーン塗布部と、シリコーン塗布済みのフィ
ルムを送り出す出側に設置した乾燥部とからなり、前記
シリコーン塗布部が、シリコーン塗布液パンと、該パン
に漬けられた版胴と、該版胴に対向しフィルムを挟む圧
胴と、前記版胴に接触させたドクターとからなり、前
乾燥部が、フィルムのパスライン下面に設置されたフィ
ルターと、該フィルターの下方に設置されたUVランプ
と、前記フィルター上を通過するフィルムに熱風を当て
る位置に置かれた熱風送風機とからなることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係わる
サニタリー製品製造設備の概略平面図、図2は同サニタ
リー製品製造設備の側面図、図3はシリコーン塗布機の
側面図である。図1〜2において、100 はサニタリー用
品製造機、110 はサニタリー用品包装機、120 は製品ス
トッカーであり、これらは直列的に接続されている。
【0014】サニタリー用品製造機100 は、つぎのよう
に作用する。5R、5Rは吸収体の原反ロールであり、常に
いずれか一方のロールから吸収体シートがカット部20に
送られ、例えばつづみ形の形状にカットされ、続いて重
合部21に送られる。6R、6Rは裏面材6の原反ロールであ
り、常にいずれか一方のロールから裏面材シートが繰り
出され、前記重合部21へ送られる。重合部21では、裏面
材シートにカットされた吸収体5を載せる。4R、4Rは表
面材4の原反ロールで、常にいずれか一方のロールから
表面材シートが繰り出され、プレス部22に送られ、前記
吸収体5の上面に重ねられる。ついでシール部23でヒー
トシールされ、用品カット部24でカットされる。ここま
でで、サニタリー用品1が作成される。
【0015】40は本発明の特徴であるシリコーン塗布機
であり、この詳細は後述するが、シリコーンを部分塗布
した包装フィルムシート2Sが方向転換バー26で案内され
て重合部25の手前に供給される。そして、包装フィルム
シート2Sはサニタリー用品1が載せられた状態で、折り
畳み部30により三つ折りされ、熱シール部31で両端縁を
ヒートシールされ、カット部32でカットされ、サニタリ
ー製品Aが完成する。このサニタリー製品Aは計量機33
でカウントされて、ストッカー120 に貯えられる。以上
のごとき、製造設備において、重要なのは、シリコーン
塗布機40である。
【0016】つぎに、シリコーン塗布機40の詳細を図3
に基づき説明する。同図において、35はハウジングであ
り、図中右側には未塗工フィルム2Sの入口36があり、図
中左側には塗工済みフィルム2Sの出口37が設けられてい
る。前記入口36に近接して、未塗工フィルムの原反ロー
ル2rを2本掛ける架台38が設けられており、いずれか一
方のロール2rの尾端が通る時に別のロール2rの先端を接
続する公知の接続器39が設けられている。ハウジング35
の内部における入側には、シリコーン塗布部45が設置さ
れている。
【0017】このシリコーン塗布部45は、シリコーン塗
布液パン41と、この塗布液パン41に漬けられた版胴42
と、この版胴42に対向しフィルム2Sを挟む圧胴43と、前
記版胴42に接触させた余分なシリコーン液をかき落とす
ドクター44とから構成されている。フィルムシート2S
は、版胴42と圧胴43の間を通るときに版胴42からシリコ
ーン液を転写されるのである。
【0018】上記の構成は、公知のグラビア印刷機と基
本構造が同じであり、版胴42と圧胴43はギヤトレーン等
の機械的手段によって同期回転するようになっており、
したがってシリコーン液のフィルムシート2Sに対する塗
布位置がズレないという特徴がある。よって高速回転さ
せても、必らず、同じパターンでシリコーンを部分塗布
することができる。
【0019】ハウジング35の出側には乾燥部50が設けら
れている。乾燥部50は、フィルムシート2Sのパスライン
下面に設置されたフィルター51と、このフィルター51の
下方に設置されたUVランプ52と、前記フィルター51の
上面を通過するフィルムシート2Sに熱風を当てる熱風送
風機53とから構成されている。熱風送風機53は、送風機
54と送風ダクト55と排出ダクト56を有している。前記フ
ィルター51は石英ガラス製のものが、熱による割れが発
生しないので好ましく、その上面には乾燥ボックス57が
設けられている。UVランプ52はUV硬化させるための
公知の装置である。
【0020】この乾燥部50において、シリコーンを部分
塗布されたフィルムシート2Sはフィルター51上を通過中
に、UV効果と熱風によって急速乾燥される。よって高
速走行させても乾燥不良がでることはない。
【0021】以上のごとく、本発明のシリコーン塗布機
40によれば、未塗工の原反ロール2rを用いても、それか
ら繰り出すフィルムシート2Sに、必要な個所にのみ部分
塗布を行え、しかも高速で塗布乾燥が行えるので、つぎ
のような利点がある。
【0022】すなわち、原反ロール2rとしては、シリコ
ーン塗布前のものを購入して使用できるので、シリコー
ン塗布加工費が不用であって、コストが低くなり、ま
た、高速時のタイミング合せが確実であるので部分塗布
が可能である。そして、このシリコーン部分塗布によっ
て、後工程での熱シールだけでシールすることが可能と
なり、シール工程の途中で冷却工程が不要となり、シリ
コーンの使用量が少量ですむという利点が生じる。
【0023】つぎに、本実施形態の製造設備によるサニ
タリー製品の製造工程を説明する。図4はレギュラータ
イプのサニタリー用品の製造工程を示す説明図である。
包装フィルム2のフィルムシート2Sには、シリコーンが
部分的に塗布され、同一パターンでシリコーン塗布部2C
が形成されていく。この塗布工程はシリコーン塗布機40
で行われる。このシリコーン塗布を完了したフィルムシ
ート2Sは、図1中の方向転換バー26で製造機ライン方向
に方向転換され、製造機100 の重合部25へ供給される。
製造機100 において、塗布ガン27によりシリコーン塗布
部2Cの上部の一部にホットメルト接着剤3が塗布され、
用品カット部24でカットされたサニタリー用品1が載せ
られ、重合部25で前記サニタリー用品1がフィルムシー
ト2S上に接着剤3により仮接着される。その後、包装機
110 の折り畳み部30において、サニタリー用品1を包装
フィルムシート2Sと共に三つ折りにして、熱シール部31
で熱シールし、仮止めテープ9を貼付して、カット部32
でヒートシール部8をカットし、フィルム包装されたサ
ニタリー製品Aを完成する。
【0024】上記のごとく、シリコーンを部分塗布して
いるため、シリコーンの使用量が少なくてすむ。また、
ヒートシール部8のシール工程はシリコーンを塗布して
いない部分で行うことができ、この場合、熱を加えるだ
けでヒートシールできるので、ヒートシール工程に冷却
工程を組合せるような複雑な工程を用いなくともよい。
よって、本発明によれば相当に低コスト化することがで
きる。
【0025】図5はウイングタイプのサニタリー用品の
製造工程を示す説明図である。包装フィルム2のフィル
ムシート2Sには、シリコーンが部分的に塗布され、同一
パターンでシリコーン塗布部2c、2dが形成されていく。
この塗布工程はシリコーン塗布機40で行われる。なお、
シリコーン塗布部2cはフィルム内面側であるのに対しシ
リコーン塗布部2dはフィルム表面側であって、裏表同時
にシリコーンを塗布することになる。この場合、フィル
ム2Sの一側縁を公知の折り畳みバーで折り畳んでシリコ
ーン塗布機40の塗布部45を通し、その後でフィルム2Sを
開けばよい。つづいてシリコーン塗布部2cの上部の一部
にホットメルト接着剤3が塗布され、ウイングタイプの
サニタリー用品1Bが載せられ、接着剤3によりフィルム
シート2S上に仮接着される。ウイングタイプのサニタリ
ー用品1Bのフラップ17上にはパンティに仮接着するため
の接着剤18が製造機100 において塗布するか、あるい
は、三つ折りする前に先に塗布したシリコーン塗布部2d
上に接着剤18' を塗布する。この接着剤18' はフィルム
2Sを三つ折りしたときサニタリー用品1Bのフラップ17上
に折り返されてフラップ17上に転写される。ついで、サ
ニタリー用品1Bを包装フィルムシート2Sと共に三つ折り
にして、熱シールし、仮止めテープ9を貼付して、ヒー
トシール部8をカットし、フィルム包装されたサニタリ
ー製品Aを完成する。
【0026】このウイングタイプのサニタリー製品の製
造の場合も、上記のごとく、シリコーンを部分塗布して
いるため、シリコーンの使用量が少なくてすむ。また、
ヒートシール部8のシール工程はシリコーンを塗布して
いない部分で行うことができ、この場合、熱を加えるだ
けでヒートシールできるので、ヒートシール工程に冷却
工程を組合せるような複雑な工程を用いなくともよい。
よって、本発明によれば相当に低コスト化することがで
きる。
【0027】また、剥離紙を用いなくてもよくなるの
で、原価が低減し、製造・包装工程も簡単になり、総じ
て低コスト化できるという利点がある。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、包装フィルム
にシリコーンを部分塗布し、シリコーン使用量を削減
し、シリコーン未塗工の原反ロールを使用して原価を低
減し、ヒートシール工程を簡単にし、剥離紙の使用を無
くして、サニタリー製品の製造コストを低減できる。
た、シリコーン塗布部が、機械的に同期にフィルムの送
りとシリコーンの塗布を行うので、高速で部分塗布を正
確に行うことができる。さらに、フィルムに塗布したシ
リコーンを熱風とUVキュアーとで乾燥させるので、高
速乾燥が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるサニタリー製品製
造設備の概略平面図である。
【図2】同サニタリー製品製造設備の側面図である。
【図3】シリコーン塗布機の側面図である。
【図4】レギュラータイプのサニタリー用品の製造工程
を示す説明図である。
【図5】ウイングタイプのサニタリー用品の製造工程を
示す説明図である。
【図6】従来のサニタリー製品の製造ラインの説明図で
ある。
【図7】サニタリー製品の説明図であって、(A)図は
展開図、(B)図は断面図、(C)図は斜視図である。
【図8】ウイングタイプのサニタリー製品の従来の製造
工程の説明図である。
【符号の説明】
1 サニタリー用品 2 包装フィルム 3 接着剤 4 表面材 5 吸収体 6 裏面材 7 エンボス加工 8 ヒートシール部 100 サニタリー用品製造機 110 サニタリー用品包装機 30 折り畳み部 40 シリコーン塗布機 41 シリコーン塗布液パン 42 版胴 43 圧胴 44 ドクター 45 シリコーン塗布部 50 乾燥部 51 フィルター 52 UVランプ 53 熱風送風機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サニタリー用品を製造するサニタリー用品
    製造機と、 シリコーンを塗布する前の帯状フィルムを巻取った原反
    ロールから包装フィルムを繰り出しながら、該包装フィ
    ルムの必要個所にシリコーンを部分塗布し、乾燥させ、
    シリコーン塗布済みフィルムを供給するシリコーン塗布
    機と、 前記サニタリー用品製造機で製造されたサニタリー用品
    を、前記シリコーン塗布機から供給されたシリコーンを
    部分的に塗布したフィルムで包装するサニタリー用品包
    装機とからなり、 前記シリコーン塗布機が、 原反ロールからフィルムの供
    給を受ける入側に設置したシリコーン塗布部と、シリコ
    ーン塗布済みのフィルムを送り出す出側に設置した乾燥
    部とからなり、 前記シリコーン塗布部が、シリコーン塗布液パンと、該
    パンに漬けられた版胴と、該版胴に対向しフィルムを挟
    む圧胴と、前記版胴に接触させたドクターとからなり、 記乾燥部が、フィルムのパスライン下面に設置された
    フィルターと、該フィルターの下方に設置されたUVラ
    ンプと、前記フィルター上を通過するフィルムに熱風を
    当てる位置に置かれた熱風送風機とからなることを特徴
    とするサニタリー製品製造設備。
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