JP2882665B2 - ラミネート紙および離型紙の製造法 - Google Patents

ラミネート紙および離型紙の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は紙表面にポリビニルアルコール系樹脂からな
る層を有する水分散性のラミネート紙、水分散性の離型
紙、水分散性の感圧粘着テープ用離型紙の製造法に関す
る。
B.従来の技術 従来、ポリビニルアルコール等の水溶性樹脂を水溶液
の状態で紙に塗布した後、乾燥することにより、再湿接
着テープとして使用したり、紙のバリヤー性とかインク
の浸透性をコントロールすることが行なわれていた。し
かし、紙にポリビニアルコール等の水溶性樹脂を水溶性
の状態で塗布することにより、紙のバリヤー性とかイン
クの浸透性をコントロールする方法は、紙の空隙率が大
きく、浸透性が大きい紙の場合には、バリヤー性被膜が
形成されにくく、また湿潤時の強度が小さい紙、特に水
分散性の紙の場合には、良好な紙を安定に製造すること
ができない。さらに、水溶性樹脂を水溶液の状態で塗布
した場合には、その水分を蒸発させるためのエネルギー
コストがかかることも問題となる。
また、紙のサイジングにおいて、疎水性のサイジング
剤を著しく減少させて、親水性のサイジング剤を用いて
抄造することにより、吸水膨潤後、水流の撹拌作用によ
り崩壊分散する性質を有する紙の製造も従来から行なわ
れてきている。しかし、水分散性を有する紙にインクや
溶液などの浸透防止性とかバリヤー性を付与した製品を
安定に生産する方法は未だに見出だされていない。
従来、紙にバリヤー性を付与するためには、ポリエチ
レン等の溶融押出ラミネートが行なわれている。しか
し、ポリエチレンと紙とは接着性が小さいため、300℃
前後のポリエチレンの酸化反応をともなうような高温で
押出する必要があり、作業性および条件コントロールと
もに難しく、また得られたラミネート紙は水に分散しな
い物となる。
また、水分散性を有する紙の片方の面に超微粒子の水
をスプレーする方法(たとえば、超音波による振動スプ
レー)、または含水アルコール液を少量塗布して紙の形
状を傷つけることなく表面を湿潤させた後、水溶性ポリ
マーフイルムを圧着し、さらに必要に応じて加熱する方
法も提案されている(実公昭57−52089号)。しかし、
この方法は手法が煩雑であり、かつ水溶性ポリマーフイ
ルムを圧着して、さらに必要に応じて加熱する際に、し
わになりやすく、ある程度の水を塗布するために、湿潤
時の強度が低下するため有効な方法とは言えない。
また、本発明者等は、水溶性あるいは水分散性とホツ
トメルト性を兼ね備えたポリビニルアルコール系樹脂を
紙に対して溶融押出ラミネートする方法を用いれば、水
を使う事なく、効率的に紙と樹脂の積層物を生産するこ
とができ、その積層物が良好なバリヤー性とかインクや
溶剤などの浸透防止性を有することを見い出だし、特許
出願(特願平1−9265号)を行なっている。さらに、ポ
リビニルアルコール系樹脂の融点が可塑剤の添加によっ
て低下することを利用して、特殊な溶解、混練および脱
泡機構を持った押出機を用いて、紙に対して溶融押出ラ
ミネートする方法も用いられている。しかし、通常の重
合、けん化方法で得られたポリビニルアルコール系樹脂
を使用して紙に対して溶融押出ラミネートする場合、押
出ダイからニツプロールと冷却ロールの間までの部分
で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウエ
ブの横幅が収縮するいわゆるネツキング現象が顕著に発
生し、ウエブの両端のいわゆるミミ部分をカツトオフし
た上で紙にラミネートする必要があり、改善が望まれて
いた。
さらに従来の離型紙としては、実用新案第1,496,276
号によると、水分散性の紙に水溶性ポリマーのフイルム
を貼合せ、該水溶性ポリマーフイルムの表面上に離型剤
層を塗工形成することに得られる水分散性の感圧粘着テ
ープ用離型紙が提案されている。
従来の離型紙は、水分散性の紙と水溶性ポリマーフイ
ルムとを貼合せる方法、すなわち水分散性の紙表面に水
または含水アルコールに溶解した水性接着剤をスプレー
するか塗布した後、または水または含水アルコールを単
独でスプレーするか塗布した後に、水溶性ポリマーフイ
ルムを圧着し貼合わせることにより得られる。従来の離
型紙は、塗布された接着剤で接着されるか、水溶性ポリ
マーフイルムが水分子により溶解し、水分散性の紙と接
着するわけであるが、この時水分散性の紙表面に糊液ま
たは水分子が存在することが必要である。つまり水分散
性の紙表面に糊液、水または含水アルコールをスプレー
または塗布した場合、糊液、水または含水アルコールが
紙中に浸透せず、紙面上に残存するようにしなければな
らない。このため、従来の水分散性の紙の製造において
は、若干のサイズ剤を使用しなければならなかった。し
たがって従来の離型紙の場合には、サイズ剤を使用する
ために紙の水分散性を阻害したり、水分存在下で貼合さ
れたシートは水分乾燥時に著しいカールが発生したり、
また過剰の水分が付着するとブロツキングを起こし、そ
の後の加工に於いて著しい支障をきたすという問題点が
あった。
さらに従来の離型紙、特に生理用ナプキンに使用され
る感圧粘着テープ用離型紙の場合には、使用済みの生理
用ナプキン処理の簡便性の上から水洗トイレに廃棄でき
るものが要望されていた。また同様の理由により、他の
感圧粘着テープ用離型紙においても水洗トイレに廃棄で
きるものが望まれていた。
また、再生可能な感圧粘着テープ用離型紙としては、
グラシン紙に離型処理した離型紙および上質紙にポリエ
チレン膜またはポリビニルアルコール膜などのアンダー
コート処理し、その上に離型処理した離型紙などが知ら
れている。
しかし、従来の感圧粘着テープ用離型紙は水に不溶の
ため、古紙原料として再生できず、すべて焼却されてお
り、古紙原料として再生するために水分散性のものが望
まれていた。
C.発明が解決しようとする課題 本発明は、上記の問題点の全くないポリビニルアルコ
ール系樹脂からなる層を有する水分散性のラミネート
紙、水分散性の離型紙、水分散性の感圧粘着テープ用離
型紙の製造法を提供することにある。
D.課題を解決するための手段 本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、可塑剤の添加、
けん化度の低下、あるいは他のモノマー成分と共重合に
より、融点を低下させた重量平均分子量(w)と数平
均分子量(n)の比(wn)が2.8以上のポリビニ
ルアルコール系樹脂を紙に対して溶融押出ラミネートす
ることにより、上記の問題点の全くないポリビニルアル
コール系樹脂からなる層(I)を有する水分散性のラミ
ネート紙を見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明のポリビニルアルコール系樹脂とは、ポリビニ
ルアルコールの加水分解あるいはアルコリシスにより製
造される。
本発明におけるポリビニルエステルとはビニルエステ
ルの単独重合体、種類が異なるビニルエステル相互の共
重合体、およびビニルエステルと他のエチレン性モノマ
ーとの共重合体が含まれる。ビニルエステルとしては炭
素数1〜25の脂肪酸のビニルエステルが好ましく、炭素
数1〜20の脂肪酸のビニルエステルがさらに好ましく、
そのなかでもポリ酢酸ビニルが特に好ましい。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、溶
融押出製膜する際に、押出ダイから冷却ロールの間まで
の部分で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂
のウエブの横幅が収縮するいわゆるネツキング現象が起
きにくいポリビニルアルコール系樹脂でなければならな
い。このような特性をポリビニルアルコール系樹脂に付
与するためには、ポリビニルアルコール系統樹脂の重合
度分布が広くなることが必要であり、その効果を発揮す
る重合度分布としては重量平均分子量(w)と数平均
分子量(n)の比(wn)が2.8以上、好ましくは
3.0以上、さらに好ましくは3.3以上である。
一般に市販されている重合度4000以下のポリビニルア
ルコール系樹脂は、それが溶液重合方法で得られた物で
あれ、けん濁重合またはエマルジヨン重合で得られた物
であれ、そのwnは2.8未満となり、2.8を越えるこ
とがない。
このように重合度分布が狭いポリビニルアルコール系
樹脂を使用すると、押出ダイから紙と接触するまでの部
分で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウ
エブの横幅が収縮するいわゆるネツキング現象が顕著に
発生し、ウエブの両端のいわゆるミミ部分をカツトオフ
しなければならない範囲が大きくなり、そのための製品
ロスが大きく、効果的な生産方法とは言い難くなる。そ
れに対して、本発明のwnが2.8以上ポリビニルア
ルコール系樹脂の場合には、溶融押出時にネツキング現
象が起きにくい。
本発明でいうような重合度分布が広いポリビニルアル
コール系樹脂の製造法としては、予め異なる重合度とな
るように別々に重合したポリビニルエステルをブレンド
した後にけん化する方法、予め異なる重合度となるよう
に別々に重合したポリビニルエステルを別々にけん化し
た後にブレンドする方法、ポリビニルエステルを複数の
重合槽を用いた多段式連続重合において、後段の重合槽
中のポリビニルエステル溶液を前段の重合槽に一部フイ
ードバツクし、得られたポリビニルエステルをけん化す
る方法等があげられる。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、溶
融押出製膜するため、その溶融特性が溶融押出製膜しや
すいものである事が必要である。その観点から、より適
したポリビニルアルコール系樹脂の範囲としては、その
溶融粘度から分子中のポリビニルアルコール部分が全体
の20〜90モル%であり、さらに好ましくは40〜80モル%
であり、かつ、その粘度平均重合度が50以上4000以下で
あり、さらに好ましくは50以上2000以下であり、100以
上1000以下が特により好ましい。
本発明で使用できる可塑剤としては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、分子量1000以下のポリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、プロピレングリコール等のグリ
コール類、グリセリン、1,3−ブタンジオール、2,3−ブ
タンジオール等のジオール類、トリメチロールプロパ
ン、ジグリセリン、3−メチル−1,3,5−ペンタントリ
オール、少量(20%以下)の水等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
これらの可塑剤のうち、特に好ましいものとして、グ
リセリン、エチレングリコール等が挙げられる。
これらの可塑剤の添加量としては、ポリビニルアルコ
ール系樹脂100部に対して50部以下、好ましくは30部以
下、さらに好ましくは15部以下である。
これらの可塑剤の添加効果を挙げると、たとえばけん
化度が90モル%で融点が200℃であり融点製膜が困難な
ポリビニルアルコールでもグリセリンをポリビニルアル
コール100部に対し20部添加すると、その融点が180℃以
下となり、溶融製膜できるようになる。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、他
のモノマーと共重合を行なつても良く、また、連鎖移動
剤を使用してポリマー末端を修飾したものも使用でき
る。ビニルエステルと共重合するエチレン性モノマーと
してはビニルエステルと共重合可能なものであれば特に
制限はなく、例えば、エチレン、プロピレン、n−ブテ
ン、イソブテン、1−ヘキサデセン等のα−オレフイン
類、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等
のハロゲン含有単量体、(メタ)アクリル酸、フマル
酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸等のカルボン酸含有単量体およびその塩、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリ
ル酸エステル類、フマル酸ジメチル、イタコン酸ジメチ
ル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノメチル、クロ
トン酸ジメチル等のエステル類、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ラ
ウリルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等の
ビニルエーテル類、ビニルスルホン酸、アリルスルホン
酸、メタアリルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量
体およびその塩、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド、N−t−ブトキシ(メタ)アクリルア
ミド、N−t−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−
ビニルピロリドン等のアミド基含有の単量体、ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリルアミド等のアミノ基含有
の単量体、(メタ)アクリルアミド−プロピル−トリメ
チルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム塩含有
の単量体、ビニルヒドロキシシラン、(メタ)アクリル
酸3−トリメトキシシリルプロピル等のシリル基含有の
単量体、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコー
ル、イソプロペニルアルコール等の水酸基含有の単量
体、アリルアセテート、ジメチルアリルアセテート、イ
ソプロペニルアセテート等のアセチル基含有の単量体等
があげられる。
また、これらの共重合成分のなかでも、イタコン酸、
無水マレイン酸等のカルボン酸含有単量体およびその
塩、アリルスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量体お
よびその塩、(メタ)アクリルアミド−プロピル−トリ
メチルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム塩含
有の単量体、N−ビニルピロリドン等は樹脂の水分散性
を向上させる意味でも特に好ましい。
共重合の効果を挙げると、たとえばN−ビチルピロリ
ドンを10モル%共重合したポリビニルアルコール系樹脂
は、ポリ酢酸ビニル部分のけん化度が99モル%でもその
融点が180℃以下となり、可塑剤を添加しなくとも溶融
製膜できるようになる。
本発明のポリビニルアルコール系樹脂を紙に溶融押出
ラミネートを行なう場合、紙との接着力が大きいのでポ
リエチレンを用いた時のような高温は必要なく、高くと
も200℃前後の押出温度にて溶融押出ラミネートを行な
うことが出来る。
本発明で使用する溶融押出ラミネート機は、ラミネー
トされる樹脂を1軸あるいは2軸以上の複数のスクリュ
ーを有する押出機にTダイを取りつけ、押出機中で溶融
させた樹脂をTダイよりウエブとして押出し、ニツプロ
ールと冷却ロールの間で紙と圧着し、ラミネート物を製
造する装置である。
Tダイの幅、形状およびTダイから冷却ロールまでの
エアーギヤツプについては特に限定されるものではな
い。
本発明で使用されるポリビニルアルコール系樹脂の形
状としては、ペレツト、チツプ、フレークおよび粉砕さ
れた粒子状等が挙げられるが、溶融押出ラミネート機に
仕込む際に噛み込み不良等のトラブルが生じなければ、
これらの形状以外のものを使用しても問題とはならな
い。
また、本発明に使用するポリビニルアルコール系樹脂
には、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、
着色剤、熱安定化剤等を加えることも出来る。
また、他の高分子化合物も、本発明の作用効果が阻害
されない程度にブレンドすることができる。
本発明においてラミネートされる紙としては、水分散
性の紙であれば特に制限はない。
水分散性の紙とは、疎水性のサイズ剤を著しく減少さ
せ、親水性のサイズ剤を用いて抄造した紙または無サイ
ズ紙で、吸水膨潤後水流の撹拌作用により崩壊分散する
性質を有する紙のことである。水分散性の紙に本発明の
ポリビニルアルコール系樹脂をラミネートした場合に
は、得られたラミネート紙はインクや溶剤などの浸透防
止性とがバリヤー性を有し、かつ水分散性を有し、水流
の撹拌作用により崩壊分散するものが得られる。この場
合には女性の生理用品、紙おむつ、水分散性の刷版用紙
および水分散性の包装紙などに有用である。
次に本発明の水分散性の離型紙について説明する。
本発明の水分散性の離型紙としては、紙表面にポリビ
ニルアルコール系樹脂からなる層(I)を有し、さらに
層(I)の上に離型層(II)を有する水分散性の離型紙
である。さらに、本発明の離型紙は紙の両方の表面に層
(I)および層(II)を有する両面離型紙も含まれる。
本発明に用いる紙は、水分散性を向上するために、叩
解度8〜60°SR、好適には15〜30°SRのものが好まし
い。紙のパルプ配合については特に制限はなく、すべて
のパルプが単独または混合して使用でき、好適にはL材
30〜100%、N材0〜70%である。本発明に用いる紙は
サイズ剤を実質的に使用しないで抄造した紙、好ましく
は全く使用しないで抄造した紙で、厚さ0.03〜0.15mm、
吸水膨潤後は水流の撹拌により容易に分散する性質を有
することが必要である。
ポリビニルアルコール系樹脂としては熱溶融性である
ことが好ましく、溶融押出ラミネート時のネツキング性
の点で、wnが2.8以上であることが必要であり、
前記の水分散性ラミネート紙の欄で説明したものが使用
される。層(I)の厚さとしては特に制限はないが、水
分散性を考慮すると、0.005〜0.2mmが好ましく、0.01〜
0.05mmがより好ましい。離型層(II)としては離型性を
有するポリジメチルシロキサンなどのシリコーン樹脂、
ポリオレフイン樹脂、アルキツド樹脂およびフツ素樹脂
等が挙げられる。層(II)の厚さとしては特に制限はな
いが、0.1〜5.0g/m2が好ましい。
次に、本発明の離型紙の製造法について説明する。
本発明の離型紙の製造法は熱溶融性ポリビニルアルコ
ール系樹脂をエクストルーダーなどにより押出し、紙に
直接貼合わせることにより得られる。好ましくは、前記
のラミネート紙の製造法の欄で説明した条件が用いられ
る。
本発明は、熱溶融性ポリビニルアルコールを熱溶融
し、エクストルーダーなどにより、薄膜状に押出して、
水分散性を有する紙表面に張合わせる方法であり、水を
一切必要としないので、水の紙表面への歩留まり向上の
ためのサイズ剤使用による分散性の低下とか、水分の乾
燥時における紙のカールなどが一切起こらない画期的な
方法である。
紙表面にポリビニルアルコール系樹脂からなる層
(I)をラミネートした後に、溶剤系またはエマルジヨ
ン系の離型剤をスプレーまたは塗布により塗工する。塗
布方法としては、ダイレクストグラビア、オフセツトグ
ラビア、バーコート、ロールコートおよびエヤーナイフ
などが挙げられる。
本発明の離型紙は、水分散性を有する生理用ナプキン
などの感圧粘着テープ用離型紙および水分散性を有する
再生可能な感圧粘着テープなどに好適に用いられる。
E.実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるもので
はない。
本実施例中で部とは重量部を意味し、重合度とは完全
けん化ポリビニルアルコールとしたポリビニルアルコー
ル系樹脂水溶液の極限粘度を測定することによって得ら
れた粘度平均重合度を意味し、wnとはポリビニル
アルコール系樹脂を再酢化し、得られたポリ酢酸ビニル
についてゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーを用
いて測定した値を意味する。
実施例1 それぞれ別個に重合された重合度300、wn=2.7
のポリ酢酸ビニル80部と重合度1700、wn=2.7の
ポリ酢酸ビニル20部をメタノール溶液で混合した後、ア
ルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の60モル%を
けん化した後、乾燥し、重合度600、wn=3.6のポ
リビニルアルコール系樹脂を得た。
得られたポリビニルアルコール系樹脂をダイリツプ幅
360mmのTダイを取りつけたスクリユー径40mmの1軸押
出機の供給口に供給し、第1ゾーン100℃、第2ゾーン1
60℃、第3ゾーン200℃、ダイ200℃の温度条件でスクリ
ユー回転数80rpmで押出し、予め準備した水分散性を有
する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネー
トした。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得ら
れたラミネート紙の幅は340mmであり、著しくネツキン
グ現象は発生しなかつた。また得られたラミネート紙の
紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラ
ミネート紙の水分散性も良好であった。
比較例1 wn=2.7のポリ酢酸ビニルをけん化、乾燥し、
重合度600、wn=2.7、けん化度61モル%のポリビ
ニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニルアル
コール系樹脂を実施例1と同様の方法で予め準備した水
分散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押
出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時、著しいネツキング現象が発生
し、得られたラミネート紙の幅が280mmとなつたため、
厚みの均等な良好なラミネート紙を得るためにはウエブ
の両端のいわゆるミミ部分を大きくカツトオフした上で
紙にラミネートする必要があり、そのための製品ロスが
大きくなつた。
実施例2 それぞれ別個に重合された、重合300、wn=2.7
のポリ酢酸ビニル87部と重合度1700、wn=2.7の
ポリ酢酸ビニル13部をメタノール溶液で混合した後、ア
ルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の60モル%を
けん化した後、乾燥し、重合度500、wn=3.3、け
ん化度60モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。
得られたポリビニルアルコール系樹脂を実施例1と同
様の方法で予め準備した水分散性を有する紙に速度40m/
min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得ら
れたラミネート紙の幅は330mmあり、著しいネツキング
現象は発生しなかつた。また得られたラミネート紙の紙
とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラミ
ネート紙の水分散性も良好であつた。
実施例3 それぞれ別個に重合された0.4モル%アリルスルホン
酸ソーダを共重合した重合度300、wn=2.7のポリ
酢酸ビニル87部と0.4モル%のアリルスルホン酸ソーダ
を共重合した重合度1700、wn=2.7のポリ酢酸ビ
ニル13部をメタノール溶液で混合した後、けん化、乾燥
し、重合度500、wn=3.3、けん化度62モル%のポ
リビニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニル
アルコール系樹脂を実施例1と同様の方法で予め準備し
た水分散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで溶
融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得ら
れたラミネート紙の幅は330mmあり、著しいネツキング
現象は発生しなかつた。また得られたラミネート紙の紙
とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラミ
ネート紙の水分散性も良好であつた。
実施例4 N−ビニルピロリドンを4モル%共重合したポリ酢酸
ビニルにアルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の
82モル%をけん化した後、乾燥して、得られた重合度50
0、wn=2.7のポリビニルアルコール系樹脂80部
と、それと別個に重合されたN−ビニルピロリドンを4
モル%共重合したポリ酢酸ビニルにアルカリ触媒を投入
してその酢酸ビニル部分の86モル%をけん化した後、乾
燥して、得られた重合度1700、wn=2.7のポリビ
ニルアルコール系樹脂20部を混合して重合度940、w
n=3.1、けん化度83モル%のポリビニルアルコール系
樹脂を得た。
このポリビニルアルコール系樹脂100部に対し、グリ
セリン7部を可塑剤として加えた組成物をダイリツプ幅
550mmのTダイを取りつけたスクリユー径40mmの1軸押
出機の供給口に供給し、第1ゾーン130℃、第2ゾーン1
80℃、第3ゾーン180℃、ダイ180℃の温度条件でスクリ
ユー回転数80rpmで押出し、エアーギヤツプ6cmを経由し
て予め準備した実施例1と同様の水分散性を有する紙に
速度30m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融相押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得
られたラミネート紙の幅は500mmあり、著しいネツキン
グ現象は発生しなかつた。また得られたラミネート紙の
紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラ
ミネート紙の水分散性も良好であつた。
比較例2 wn=2.7のポリ酢酸ビニルをけん化、乾燥し、
重合度600、wn=2.7、けん化度62モル%のポリビ
ニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニルアル
コール系樹脂を実施例4と同様の方法で予め準備した水
分散性を有する紙に速度30m/min、樹脂厚20μで溶融押
出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時、得られたラミネート紙の幅が
450mmとなり、著しいネツキング現象が発生したため、
良好なラミネート紙を得るためにはウエブの両端のいわ
ゆるミミ部分を大きくカツトオフした上で紙にラミネー
トする必要があり、そのための製品ロスが大きくなつ
た。
実施例5 それぞれ別個に重合した重合度200、wn=2.6の
ポリ酢酸ビニル86部と重合度4000、wn=2.6のポ
リ酢酸ビニル14部をメタノール溶液で混合した後、アル
カリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の60モル%をけ
ん化した後、乾燥し、重合度500、wn=8、けん
化度55モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。得
られたポリビニルアルコール系樹脂をダイリツプ幅360m
mのTダイを取りつけたスクリユー径40mmの1軸押し出
し機の供給口に供給し、第1ゾーン100℃、第2ゾーン1
60℃、第3ゾーン200℃、ダイ200℃の温度条件でスクリ
ユー回転数80rpmで押し出し、エアーギヤツプ6cmを経由
して予め準備した実施例1と同様の水分散性を有する紙
に速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネートし
た。
溶融押出ラミネートした運転時の運転状況は良好であ
り、得られたラミネート紙の幅は345mmあり、著しいネ
ツキング現象は発生しなかつた。また得られたラミネー
ト紙の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力お
よびラミネート紙の水分散性も良好であつた。
比較例3 一般に剥離紙用に用いられているエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(三菱油化(株)製の三菱ポリエチEVA V401
S)を実施例1と同様の方法で予め準備した水分散性を
有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネ
ートした。溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であ
り、著しいネツキング現象は発生しなかつた。また得ら
れたラミネート紙の紙とポリビニルアルコール系樹脂層
との接着力も良好であつた。しかし、ラミネート紙は水
分散性の性質を有さなかつた。
実施例1〜5、比較例1〜3における溶融押出ラミネ
ート時のネツキング性および得られたラミネート紙の水
分散性についてまとめた結果を表1に示す。
1)ネツキング性 ○:製膜されたフイルムの幅がダイリツプ幅の90%より
広い。
△:製膜されたフイルムの幅がダイリツプ幅の90%未満
80%以上である。
×:製膜されたフイルムの幅がダイリツプ幅の80%より
狭い。
2)水分散性 室温の水1にラミネート紙10cm2を投入し、室温下
で撹拌し、ラミネート物の分散状態をチエツクし、以下
の基準で判断した。
○:水に投入後2分未満に分散する。
△:水に投入後2分〜10分で分散する。
×:水に投入後10分以上たつても分散しない。
実施例6 原紙として、パルプ配合がLBKP 90%、NBKP 10%で叩
解度20°SRのものを用いて、サイズ剤無添加にて抄造
し、米坪量40g/m2の原紙を得た。次に、重合度600、w
n=3.6、けん化度68モル%のポリビニルアルコール
系樹脂を実施例1と同様の条件で、Tダイより熱溶融押
出し、原紙上にラミネートした。得られた樹脂厚は20μ
であつた。
次に、樹脂ラミネート紙のポリビニルアルコール系樹
脂表面に、信越化学工業(株)製のシリコーン樹脂KS−
772のトルエン溶液をエアーナイフコーターにて塗布
し、熱硬化させ、離型紙を得た。シリコーン樹脂の塗布
量は、1.0g/m2であつた。
上記の方法により得られた剥離紙のシリコーン面にア
クリル系粘着剤(東洋インキ製BPS−5127、塗布量25g/m
2)を塗布し、上質紙を貼合せ、1日後に、測定幅25m
m、剥離速度300mm/minの条件下で180°剥離を行つたと
ころ、剥離強度は141g/25mmであつた。
次に、実施例1と同様の方法により剥離紙の水への分
散状態を測定した。その結果を表2に示す。
比較例4 原紙として、パルプ配合がLBKP 90%、NBKP 10%で叩
解度20°SRのものを用いて、サイズ剤添加した原紙にポ
リビニルアルコール樹脂(重合度550、けん化度98.5モ
ル%、wn=2.7)を10g/m2塗布した以外は実施例
6と同様の方法により、剥離紙を得た。得られた剥離紙
について実施例6と同様の方法により剥離強度を測定し
たところ、140g/25mmであつた。次に実施例6と同様の
方法により、剥離紙の水への分散状態を測定した。その
結果を表2に示す。
1)水分散性:表1と同様の方法でテストした。
記号の意味も表1と同じ。
F.発明の効果 本発明によれば、ポリビニルアルコール系樹脂を溶融
押出ラミネートする際のネツキング現象を小さく抑える
ことが可能で、その結果カツトオフされるミミ部分を少
なくしたり、もしくはカツトオフすることなく、紙表面
に集中的にポリビニルアルコール系樹脂からなる層を有
するインクの浸透防止性およびバリヤー性等の優れたポ
リビニルアルコール系樹脂ラミネート紙が得られる。
本発明の水分散性のラミネート紙は、従来のラミネー
ト紙と比較して、インクの浸透防止性、バリヤー性、延
展性、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着性が
著しく優れており、水分散性のラミネート紙として工業
的価値が極めて高いものである。
本発明のラミネート紙の具体的な用途としては、水分
散性の印刷物用紙、水分散性の紙構造物、水分散性の包
装紙および水分散性の熱転写紙等が挙げられる。
また本発明の離型紙は水分散性が良好であり、水洗ト
イレに廃棄可能な生理用ナプキンなどの感圧接着用離型
紙および古紙用原料として再生可能な感圧接着用離型紙
として有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙の片方の表面にポリビニルアルコール系樹脂
層(I)および離型層(II)を有する離型紙の断面を示
す。 第2図は紙の両方の表面にポリビニルアルコール系樹脂
層(I)および離型層(II)を有する離型紙の断面を示
す。 1:水分散性の紙 2:ポリビニルアルコール系樹脂層(I) 3:離型層(II)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 弘年 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社ク ラレ内 (72)発明者 丸山 均 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社ク ラレ内 審査官 真々田 忠博 (56)参考文献 特開 平2−14100(JP,A) 特開 昭48−91181(JP,A) 特開 平3−260200(JP,A) 実公 昭57−52089(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 27/00,1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量平均分子量(w)と数平均分子量
    (n)の比(w/n)が2.8以上のポリビニルアル
    コール系樹脂を紙に溶融押出しラミネートすることを特
    徴とする水分散性のラミネート紙の製造法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のポリビニルアルコール系樹
    脂を紙に溶融押出しラミネートし、さらにその上に離型
    層を設けることを特徴とする水分散性の離型紙の製造
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のポリビニルアルコール系樹
    脂を紙の両面に溶融押出しラミネートし、さらにその両
    面上に離型層を設けることを特徴とする水分散性の離型
    紙の製造法。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の離型紙が感熱粘着
    テープ用離型紙である感熱粘着テープ用離型紙の製造
    法。
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