JP2880917B2 - 扉用反り矯正金具 - Google Patents

扉用反り矯正金具

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JP2880917B2
JP2880917B2 JP25881494A JP25881494A JP2880917B2 JP 2880917 B2 JP2880917 B2 JP 2880917B2 JP 25881494 A JP25881494 A JP 25881494A JP 25881494 A JP25881494 A JP 25881494A JP 2880917 B2 JP2880917 B2 JP 2880917B2
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TOYO PURAIUTSUDO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扉の反りを矯正する金具
に関する。
【0002】
【従来の技術】木製の長尺の扉にあっては温度や湿度の
変化、表面材と裏面材の材質の違い等に起因して反りが
発生し、開きにくくなったり、動きが悪くなることがあ
る。この種の反りを矯正する金具の一形式として、扉の
長手方向に沿って溝を形成し、溝の両端に窪みを形成
し、各窪みにアンカーを埋設して固定し、一端にネジを
有するロッドを溝に埋設して他端を一方のアンカーに回
転可能に連結し、他方のアンカーにナットを回転可能に
組付け、該ナットにロッドのネジ部を螺合した金具が知
られている。かかる構成において、ナットを回転させる
とロッドがナットに対して進退し、両アンカーの間隔が
変化するので、扉の反りを矯正できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の金具のように、ロッドの一端側に設けたナットを操作
してロッドの他端を進退させる構成によれば、ナットを
操作するときロッドの全長に比例する負荷がナットに加
わるので、ナットの動きが重くなり操作性が悪い。
た、ロッドを溝に埋設しているので、ロッドと扉の間隔
が小さい。そのため、所要の曲げモーメントを扉に作用
させるために必要なロッドの進退量が大きく、ロッドの
回転操作量が大きくならざるを得ない。本発明はかかる
問題点に鑑み、操作が容易な扉用反り矯正金具を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る扉用反り矯
正金具は、一端に右ネジを形成し、他端に該右ネジとピ
ッチの等しい左ネジを形成し、かつほぼ中央にナットを
一体に設けたシャフトと、一対の軸受部材と、前記右ネ
ジが螺合するネジ穴を有する右ネジ用アンカー及び前記
左ネジが螺合するネジ穴を有する左ネジ用アンカーを備
え、前記シャフトに前記ナットの両側から前記各軸受部
材を嵌合し、前記シャフトの右ネジに前記右ネジ用アン
カーを螺合し、前記シャフトの左ネジに前記左ネジ用ア
ンカーを螺合し、かつ前記両軸受部材と両アンカーを扉
に固着して前記シャフトを扉の面の外側に回転可能に組
付けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】上記した構成において、ナットを
左に回すと両アンカーがシャフトに対し相対的に前進
し、右に回すと相対的に後退し、それに伴って両アンカ
ーの間隔が変化するので、扉の反りが矯正される。しか
して、本発明によれば、ナットをシャフトのほぼ中央に
設けたので、ナットをシャフトの一端に設けた場合に比
べナットを回すために要する力がほぼ半分となる。ま
た、右ネジと左ネジのピッチか等しいので、両アンカー
が等量に進退する。従って、ナットの回転操作量も半分
で済むので、反りの矯正操作が簡単、容易になる。さら
に、シャフトを扉に埋設するのではなくて、扉の外側に
組付けたので、シ ャフトと扉の間隔がシャフトを埋設し
た場合に比べて大きくなる。そのため、所要の曲げモー
メントを扉に作用させるために必要なシャフトの回転操
作量を少なくでき、操作がより一層容易になる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に基づき説明するに、図
1には本発明の一実施例に係る扉用反り矯正金具10が
示されている。当該矯正金具10は下駄箱の長尺扉11
の反りを矯正するためのものであってシャフト12、一
対の軸受ブラケット13,13、一対のアンカー14、
一対のエンシドキャップ15及びセンターキャップ16
を備えている。図2に詳細に図示するように、シャフト
12の一端には右ネジ12aが形成され、他端にはピッ
チの等しい左ネジ12bが形成されている。また、シャ
フト12にはナット17が嵌合され、図3に示すように
スプリングピン18にてシャフト12の中央に位置する
ように固着されている。各軸受ブラケット13は筒構造
を有し、一側にフランジ13aが連設され、フランジ1
3aには通孔13bが形成されている。各アンカー14
は軸受ブラケット13とほぼ同じ断面形状を有し、フラ
ンジ14aに通孔14bが形成されている。また、一方
のアンカー14にはシャフト12の右ネジ12aが螺合
するネジ穴14cが形成され、他方のアンカー14には
シャフト12の左ネジ12bが螺合するネジ穴14cが
形成されている。エンドキャップ15は突起15aを有
し、該突起15aをアンカー14のネジ穴14cに着脱
可能に嵌合したとき、アンカー14の端面を覆い隠すよ
うに所要形状が与えられている。センターキャップ16
はナット17を覆い隠すためのもので、軸受ブラケット
13に着脱可能に嵌合するようにブラケット13の断面
形状に近似する断面形状が与えられている。当該矯正金
具10は以上の構成要素から成り、シャフト12にナッ
ト17の両側から各軸受ブラケット13を回転可能に嵌
合し、シャフト13の右ネジ12aに一方のアンカー1
4を螺合し、シャフト12の左ネジ12bに他方のアン
カー14を螺合し、両軸受ブラケット13と両アンカー
14を扉11の裏面の端に長手方向に沿って配置し、通
孔13b,14bにビスを通して扉11に固着し、シャ
フト12及びアンカー14を扉の面の外側に組付ける。
【0007】図1に二点鎖線で示すように、扉11が裏
側(反り矯正金具10側)に反った場合、センターキャ
ップ16を外し、スパナでナット17を左に回すとシャ
フト12が回転し、両アンカー14がシャフト12に対
し相対的に前進するので、扉11が表側へ反り返り、そ
の結果、扉11は真っ直ぐに矯正される。一方、扉11
が表側に反った場合、ナット17を右に回せば、両アン
カー14がシャフト12に対し相対的に後退するので、
扉11が裏側へ反り返って真っ直ぐに矯正される。しか
して、本実施例によれば、ナット17をシャフト12の
中央に設けたので、ナット17をシャフト12の一端に
設けた場合に比べナット17を回すために要する力が半
分となる。また、右ネジ12aと左ネジ12bのピッチ
が等しいので、ナット17を回したとき両アンカー14
が等量に進退する。従って、ナット17の回転量も半分
で済むため、扉11の反りを簡単、容易に矯正できる。
さらに、本実施例によれば、筒構造を有する軸受ブラケ
ット13を用いてシャフト12を扉11に組付けている
ので、従来の反り矯正金具のように扉11に溝や窪みを
加工する必要がない。このため、既製の扉にも簡単に取
付けるとができる。また、断面形状がほぼ同じブラケッ
ト13とアンカー14によってシャフト12を覆い隠す
ので、金具10の外観形状が簡素になる。このため、扉
11を開いたとき金具10が下駄箱の外観に表れても下
駄箱の美観が損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用反り矯正金具を
示す斜視図である。
【図2】 同矯正金具を構成するシャフトを示す斜視図
である。
【図3】 図1の3−3線から切断した断面図である。
【図4】 図1の4−4線から切断した断面図である。
【図5】 図1の5−5線から切断した断面図である。
【符号の説明】
10…扉用反り矯正金具、11…扉、12…シャフト、
12a…右ネジ、12b…左ネジ、13…軸受ブラケッ
ト、13a…フランジ、13b…通孔、14…アンカ
ー、14a…フランジ、14b…通孔、15…エンドキ
ャップ、15a…突起、16…センターキャップ、17
…ナット、18…スプリングピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に右ネジを形成し、他端に該右ネジ
    とピッチの等しい左ネジを形成し、かつほぼ中央にナッ
    トを一体に設けたシャフトと、一対の軸受部材と、前記
    右ネジが螺合するネジ穴を有する右ネジ用アンカー及び
    前記左ネジが螺合するネジ穴を有する左ネジ用アンカー
    を備え、前記シャフトに前記ナットの両側から前記各軸
    受部材を嵌合し、前記シャフトの右ネジに前記右ネジ用
    アンカーを螺合し、前記シャフトの左ネジに前記左ネジ
    用アンカーを螺合し、かつ前記両軸受部材と両アンカー
    を扉に固着して前記シャフトを扉の面の外側に回転可能
    に組付けたことを特徴とする扉用反り矯正金具。
JP25881494A 1994-09-27 1994-09-27 扉用反り矯正金具 Expired - Lifetime JP2880917B2 (ja)

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