JP2880588B2 - 多機能電話機システム - Google Patents

多機能電話機システム

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JP2880588B2
JP2880588B2 JP3179272A JP17927291A JP2880588B2 JP 2880588 B2 JP2880588 B2 JP 2880588B2 JP 3179272 A JP3179272 A JP 3179272A JP 17927291 A JP17927291 A JP 17927291A JP 2880588 B2 JP2880588 B2 JP 2880588B2
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telephone
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call
unit
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正晴 出村
達郎 川上
潤二 中川
和志 岡田
昌 柿本
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続された
電話機と、この電話機に接続されたドアホン本体と、前
記電話機に接続された電気錠とからなり、前記電話機
に、前記ドアホン本体との間で通話を行うためのドアホ
ン回路と、前記電気錠の施錠及び解錠を行う電気錠操作
ボタンとが設けられた多機能電話機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電話機の多機能化の要請に伴い、
ドアホン本体と玄関の電気錠とを電気的に接続した多機
能電話機が提供されている。
【0003】このような多機能電話機における電気錠の
操作は、従来、在宅時には電話機本体のボタン操作で、
また帰宅時には鍵等による錠操作でそれぞれ解錠が行え
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た操作だけでは不十分な場合があり、例えば鍵を忘れて
帰宅した場合には、宅内に入れないといった不具合が残
されていた。
【0005】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、鍵を忘れて帰宅した場合でも、宅外か
らの電話とドアホン操作とを組み合わせることによって
解錠を可能とした多機能電話機システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の多機能電話機は、電話回線に接続された電
話機と、この電話機に接続されたドアホン本体と、前記
電話機に接続された電気錠とからなり、前記電話機に、
前記ドアホン本体との間で通話を行うためのドアホン回
路と、前記電気錠の施錠及び解錠を行う電気錠操作ボタ
ンとが設けられたシステム構成であって、前記電話機
に、前記ドアホン本体からの呼出信号を検知するととも
に、その検知した呼出信号の連続した到来時間を計測
し、その計測時間が所定時間を経過したときには制御信
号を出力する呼出信号計測部と、前記電話回線を利用し
リモート操作によって入力される前記電気錠の解錠を
示す信号に基づいて解錠モード信号を出力するリモート
操作部と、このリモート操作部からの解錠モード信号と
前記呼出信号計測部からの制御信号とを入力とし、前記
リモート操作部からの解錠モード信号によって解錠モー
ドに設定されているときに、前記呼出信号計測部から制
御信号が入力されたとき、前記電気錠の解錠操作を行う
電気錠操作部とを備えた構成とする。
【0007】また、前記呼出信号計測部は、前記ドアホ
ン本体からの呼出信号を検知するとともに、その検知回
数を計測し、一定時間内にその計測回数が所定回数とな
ったときには制御信号を出力する構成とする。
【0008】
【作用】この多機能電話機システムの使用者は、まず外
出先の電話機から自宅の電話機に電話をかけ、リモート
操作を行って電気錠の解錠を示す信号を入力する。リモ
ート操作部では、この使用者によって入力された電気錠
の解錠を示す信号に基づいて、電気錠操作部に解錠モー
ド信号を出力する。
【0009】その後、この多機能電話機システムの使用
者は、自宅に戻って玄関のドアホン本体の呼出ボタンを
操作する。呼出信号計測部では、この呼出ボタン操作に
よる呼出信号を検知するとともに、その検知した呼出信
号の連続した到来時間を計測し、その計測時間が所定時
間を経過したときには、電気錠操作部に制御信号を出力
する。
【0010】電気錠操作部では、リモート操作部からの
解錠モード信号によって解錠モードに設定されていると
きに、呼出信号計測部から制御信号が入力されたとき、
電気錠の解錠操作を行う。
【0011】これにより、本多機能電話機システムの使
用者は、鍵を忘れて帰宅した場合でも、上記操作を行う
ことによって解錠が可能となり、宅内に入ることができ
るものである。また、本多機能電話機システムは、外出
先からの電話による入力と、玄関に設置されたドアホン
本体の呼出ボタンの所定の操作による入力とによって電
気錠を解錠する構成としている。つまり、操作する対象
が外出先の電話機と玄関に設置されたドアホン本体とい
う別々の場所に設置された別個の機器であるので、第三
者に解錠方法を容易に察知されることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明の多機能電話機システムの
電気的構成を示すブロック図である。
【0014】本発明の多機能電話機システムは、大別す
ると電話回線4に接続された電話機本体1と、この電話
機本体1に接続されたドアホン本体2と、電話機本体1
に接続された電気錠3とで構成されている。
【0015】電話回線4には、電話機本体1内の電話部
11が接続されており、電話部11とリモート操作部1
2とは双方向性の接続となっている。また、リモート操
作部12の出力は、電気錠操作部18に導かれている。
【0016】電話部11は、2線−4線変換等を行うス
ピーチネットワーク回路、着信検出回路、ダイヤル回
路、保留回路等を備えている。リモート操作部12は、
電話回線4を通じて送られてくる電気錠3の解錠を示す
信号に基づいて、解錠モード信号を出力するブロックで
ある。
【0017】また、電話機本体1に内蔵されたドアホン
回路13には、送話増幅器14及び受話増幅器15を介
してドアホン本体2が双方向性に接続されているととも
に、ドアホン本体2の出力は、呼出信号検出部16に接
続されている。また、呼出信号検出部16の出力は、呼
出信号計測部17に接続されており、呼出信号計測部1
7の出力は、電気錠操作部18に導かれている。
【0018】呼出信号検出部16は、ドアホン本体2の
呼出ボタン21の操作による呼出信号を検出するブロッ
クである。呼出信号計測部17は、呼出信号検出部16
によって検出された呼出信号の連続した到来時間を計測
するもので、その計測時間が所定時間(この時間は予め
設定されていてもよく、また使用者自身によって任意に
登録、変更可能であってもよい)を経過したときには制
御信号を出力するブロックである。
【0019】また、電気錠操作部18は、アンド回路1
81とオア回路182とからなり、アンド回路181の
各入力に、リモート操作部12の出力と呼出信号計測部
17の出力とがそれぞれ導かれており、アンド回路18
1の出力がオア回路182の一方の入力に導かれてい
る。また、オア回路182の他方の入力には、電話機本
体1に設けられた電気錠操作ボタン19の出力が導かれ
ており、オア回路182の出力は、電気錠3に導かれた
構成となっている。
【0020】次に、上記構成の多機能電話機システムに
おける電気錠3の解錠動作を、鍵を忘れて帰宅した場合
について説明する。
【0021】ただし、この電気錠3は、従来と同様電気
錠操作ボタン19による宅内からの施錠操作及び解錠操
作が可能である。
【0022】この多機能電話機システムの使用者が、外
出先で自宅の鍵を忘れたことに気付くと、まず外出先の
電話機から自宅の電話機に電話をかけ、リモート操作を
行って電気錠の解錠を示す信号を入力する。この解錠を
示す信号は、電話回線4を通じて電話部11において受
信され、リモート操作部12に送られる。
【0023】リモート操作部12では、この使用者によ
って入力された解錠を示す信号に基づいて、電気錠操作
部18に解錠モード信号(本実施例では、Hレベルの信
号である)を出力する。この解錠モード信号は、使用者
が帰宅後に電話機本体1の図示しない解除ボタンを操作
することにより、その出力を停止するようになってい
る。
【0024】その後、この多機能電話機システムの使用
者は、自宅に戻って玄関に設置されたドアホン本体2の
呼出ボタン21を所定時間以上押し続ける操作を行う。
これにより、ドアホン本体2から電話機本体1に対し
て、呼出ボタン21が押され続けている間中呼出信号が
出力され、ドアホン回路13の図示しないスピーカから
呼出音が送出される。また、この呼出信号は、呼出信号
検出部16によって検出され、呼出信号計測部17に与
えられる。
【0025】呼出信号計測部17では、入力された呼出
信号の連続した到来時間を計測し、その計測時間が所定
時間(例えば、5秒等)を経過したときには、電気錠操
作部18に制御信号(本実施例では、Hレベルの信号で
ある)を出力する。
【0026】電気錠操作部18は、リモート操作部12
からの解錠モード信号によってアンド回路181の一方
の入力がHレベルに保たれており、この状態において呼
出信号計測部17からHレベルの制御信号が入力される
と、その出力に現れるHレベルの信号がオア回路182
を介して電気錠3に出力される。
【0027】電気錠3は、この電気錠操作部18から出
力されるHレベルの解錠信号に基づいて電気錠3の解錠
動作を行う。
【0028】以上の操作を行うことにより、この多機能
電話機システムの使用者は、鍵を忘れて帰宅した場合で
も解錠が可能となり、宅内に入ることができるものであ
る。
【0029】なお、上記実施例では、呼出信号計測部1
7は、入力された呼出信号の連続した到来時間を計測す
るように構成しているが、呼出信号の検知回数を計測す
るように構成することが可能である。すなわち、一定時
間(例えば10秒等)内に呼出ボタン21が押された回
数が所定回数(例えば5回等)となったとき、電気錠操
作部18にHレベルの制御信号を出力するように構成す
ることが可能である。
【0030】また、上記実施例では、リモート操作部1
2から出力される解錠モード信号は、使用者が帰宅後に
電話機本体1の図示しない解除ボタンを操作することに
より、その出力を停止するように構成しているが、リモ
ート操作部12内にタイマー等を内蔵させ、このタイマ
ーによって一定時間(例えば、電話回線4から電気錠の
解錠を示す信号が入力されてから30分)をカウントし
たときには、解錠モード信号の出力を停止して、解錠モ
ードを自動的に解除するように構成することが可能であ
る。このようにすると、帰宅後の使用者が解錠モードの
解除を忘れてしまった場合でも、一定時間経過後に解錠
モードが自動的に解除されるので、その後の他人による
ドアホン本体2の操作によって電気錠3が偶然に解錠さ
れてしまうといった不測の事態の発生が確実に防止され
るものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の多機能電話機システムは、電話
回線からのリモート操作によって電気錠操作部が解錠モ
ードに設定されるとともに、その後のドアホン本体から
の呼出信号に基づいて、電気錠操作部から電気錠に解錠
信号が出力されるように構成したので、鍵を忘れて帰宅
した使用者は、宅外からの電話による解錠を示す信号の
入力後、玄関に設置されたドアホン本体の呼出ボタンの
所定の操作を行うことによって、鍵を忘れた場合でも錠
を開けて宅内に入ることができる。また、本発明の多機
能電話機システムは、外出先からの電話機による入力
と、玄関に設置されたドアホン本体の呼出ボタンの所定
の操作による入力とによって電気錠を解錠する構成とし
ている。つまり、操作する対象が外出先の電話機と玄関
に設置されたドアホン本体という別々の場所に設置され
た別個の機器であるので、第三者に解錠方法を容易に察
知されることがないといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能電話機システムの電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電話機本体 2 ドアホン本体 3 電気錠 4 電話回線 12 リモート操作部 13 ドアホン回路 16 呼出信号検出部 17 呼出信号計測部 18 電気錠操作部 19 電気錠操作ボタン
フロントページの続き (72)発明者 岡田 和志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 柿本 昌 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−89981(JP,A) 特開 昭62−179262(JP,A) 特開 平3−40650(JP,A) 実開 昭62−178646(JP,U) 実開 昭63−185342(JP,U) 実開 平2−138950(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された電話機と、この電
    話機に接続されたドアホン本体と、前記電話機に接続さ
    れた電気錠とからなり、前記電話機に、前記ドアホン本
    体との間で通話を行うためのドアホン回路と、前記電気
    錠の施錠及び解錠を行う電気錠操作ボタンとが設けられ
    た多機能電話機システムにおいて、 前記電話機に、 前記ドアホン本体からの呼出信号を検知するとともに、
    その検知した呼出信号の連続した到来時間を計測し、そ
    の計測時間が所定時間を経過したときには制御信号を出
    力する呼出信号計測部と、 前記電話回線を利用したリモート操作によって入力され
    る前記電気錠の解錠を示す信号に基づいて解錠モード信
    号を出力するリモート操作部と、 このリモート操作部からの解錠モード信号と前記呼出信
    号計測部からの制御信号とを入力とし、前記リモート操
    作部からの解錠モード信号によって解錠モードに設定さ
    れているときに、前記呼出信号計測部から制御信号が入
    力されたとき、前記電気錠の解錠操作を行う電気錠操作
    部とを備えたことを特徴とする多機能電話機システム。
  2. 【請求項2】 前記呼出信号計測部は、前記ドアホン本
    体からの呼出信号を検知するとともに、その検知回数を
    計測し、一定時間内にその計測回数が所定回数となった
    ときには制御信号を出力するものである請求項1に記載
    の多機能電話機システム。
JP3179272A 1991-07-19 1991-07-19 多機能電話機システム Expired - Lifetime JP2880588B2 (ja)

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JPH0530225A JPH0530225A (ja) 1993-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0489981A (ja) * 1990-07-31 1992-03-24 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 扉の解錠方法

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JPH0530225A (ja) 1993-02-05

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